JPH05273500A - 回折格子パターンを有するディスプレイ - Google Patents

回折格子パターンを有するディスプレイ

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JPH05273500A
JPH05273500A JP6876792A JP6876792A JPH05273500A JP H05273500 A JPH05273500 A JP H05273500A JP 6876792 A JP6876792 A JP 6876792A JP 6876792 A JP6876792 A JP 6876792A JP H05273500 A JPH05273500 A JP H05273500A
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diffraction grating
pattern
light
grating pattern
light scattering
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Toshitaka Toda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、回折格子パターンを有するディスプ
レイにおいて、より一層高度な偽造防止効果を持たせる
と共に、ディスプレイとしての可視性の向上、ならびに
デザインの自由度の増加を実現することができ、かつ回
折によって見える画像と光の散乱によって見える画像と
の正確な位置合わせを行なうことが可能でしかも作製工
程が少ないことを最も主要な目的としている。 【構成】本発明は、平面状の基板の表面に、凹凸で形成
された回折格子パターンと、凹凸で形成されて光を散乱
する光散乱パターンとの組み合わせにより構成されてい
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子ビーム露光装置を
用いて微小な回折格子(グレーティング)をドット毎に
2次元平面に配置することにより形成される回折格子パ
ターンを有するディスプレイに係り、特により一層高度
な偽造防止効果を持たせると共に、ディスプレイとして
の可視性の向上、ならびにデザインの自由度の増加を実
現することができ、かつ回折によって見える画像と光の
散乱によって見える画像との正確な位置合わせが可能で
しかも作製工程が少ない回折格子パターンを有するディ
スプレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】2光束干渉による回折格子パターンを有
するディスプレイは、本出願人によって、例えば“特願
昭63−222478号”により提案されている。この
回折格子パターンを有するディスプレイは、2光束干渉
による干渉縞を、そのピッチ、方向、および光強度を変
化させて、感光性フィルムに次々に露光するものであ
る。
【0003】すなわち、より具体的には、回折格子パタ
ーンが複数の微小なドットに分割され、各ドットのピッ
チ、回折格子の空間周波数、各ドットの並び方が所望に
変化していて、ドットに形成された回折格子の方向が各
ドット毎に変化しているものである。
【0004】図12は従来の回折格子パターンの一例を
示す平面図、図13は従来の回折格子パターンを有する
ディスプレイの一例を示す拡大断面斜視図、図14は従
来の回折格子パターンを有するディスプレイにおける入
射光に対する回折光、反射光の様子を示す概要図であ
る。
【0005】ところで、このような回折格子パターンを
有するディスプレイでは、回折格子パターンのみである
ことから、観察条件の制約が非常に多い。すなわち、回
折格子パターンのみで構成されているため、観察に用い
る光源の位置と回折格子パターンによって回折角度が限
定され、その方向以外での観察は不可能である。
【0006】また、同様に回折格子パターンのみで構成
されていると、光源からの光が回折されて、そのまま観
察者の瞳に入るため、反射の光を見るようなきらきらと
した印象を与える画像しか表現することができない。
【0007】さらに、回折格子パターンの上に印刷等の
処理を施す場合、別工程で回折格子パターンの上に印刷
を施す等しているため、作製工程が増え、しかも回折格
子パターンによる画像と印刷等との位置合わせを行なう
ことが非常に困難である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
回折格子パターンを有するディスプレイにおいては、回
折格子パターンのみで構成されていることから、観察条
件の制約が非常に多い、きらきらとした印象を与える画
像の表現しかできない、作製工程が増える、回折格子パ
ターンによる画像と印刷等との位置合わせが困難という
問題があった。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決するた
めに成されたもので、その目的は回折格子パターンを有
するディスプレイにおいて、より一層高度な偽造防止効
果を持たせると共に、ディスプレイとしての可視性の向
上、ならびにデザインの自由度の増加を実現することが
でき、かつ回折によって見える画像と光の散乱によって
見える画像との正確な位置合わせを行なうことが可能で
しかも作製工程が少ない回折格子パターンを有するディ
スプレイを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の回折格子パターンを有するディスプレイ
は、平面状の基板の表面に、凹凸で形成された回折格子
パターンと、凹凸で形成されて光を散乱する光散乱パタ
ーンとの組み合わせにより構成されている。
【0011】ここで、特に上記回折格子パターンにより
機械読み取り用の信号を記録し、光散乱パターンにより
画像を表現するようにしている。
【0012】また、上記光散乱パターンとしては、乱数
を用いて作成したパターンとしている。
【0013】さらに、上記光散乱パターンとしては、そ
の密度変化により画像の濃淡を表現するようにしてい
る。
【0014】一方、上記回折格子パターンと光散乱パタ
ーンとが、互いに異なる画像を表現するようにしてい
る。
【0015】また、上記回折格子パターンと光散乱パタ
ーンとが、全て同じ深さの凹凸で形成されている。
【0016】さらに、上記回折格子パターンおよび光散
乱パターンの表面に、周波数フィルター機能を有する層
を設けるようにしている。
【0017】また、上記回折格子パターンと光散乱パタ
ーンとが、空間的に分離して形成されている。
【0018】さらに、上記回折格子パターンと光散乱パ
ターンとが、空間的に同一位置に形成されている。
【0019】
【作用】従って、本発明の回折格子パターンを有するデ
ィスプレイにおいては、平面状の基板の表面に、凹凸で
形成された回折格子パターンと、凹凸で形成されて光を
散乱する光散乱パターンとの組み合わせにより構成され
ていることにより、より一層偽造防止効果を高め、ディ
スプレイの可視性を向上させ、デザインの自由度を増や
し、作製工程は増やさないようにすることができる。
【0020】また、どちらのパターンも表面の凹凸で形
成されていることにより、工程を増やさずに、同一の工
程で回折格子パターンと光散乱パターンとを同時に作成
することが可能となり、したがって光の回折によって観
察できる画像と、光の散乱によって観察できる画像との
正確な位置合わせも可能となる。
【0021】一方、回折格子による回折光を機械に読み
取らせることにより、ディスプレイの中に種々のデータ
を隠しておくことが可能である。これにより、偽造防止
効果がより一層高まるばかりでなく、光読み取り式の様
々なデータの利用を考えることができる。
【0022】また、光散乱パターンとしては、乱数を用
いて作成したパターンとすることにより、コンピュータ
を用いて簡便に光を散乱するパターンを作成することが
できる。
【0023】さらに、光散乱パターンの密度を変化させ
ることにより、観察時の散乱光強度を変化させることが
できるため、階調を持った画像の表現が光散乱パターン
のみで可能である。また、回折格子パターンと同一部分
に光散乱パターンがある場合には、回折格子によって回
折される光の強度にも影響を与え、回折光の強弱を制御
することもできる、すなわち回折光による階調表現もで
きる。
【0024】一方、上記回折格子パターンと光散乱パタ
ーンとが、互いに異なる画像を表現することにより、散
乱光はどの位置からでも観察でき、回折光はあらかじめ
決められた位置からのみ観察できるため、散乱光によっ
て観察される画像と回折光によって観察できる画像とを
組み合わせて、より効果のあるディスプレイを得ること
ができる。
【0025】また、上記回折格子パターンと光散乱パタ
ーンとが、全て同じ深さの凹凸で形成されていることに
より、電子ビーム露光装置やイオンビーム露光装置等の
微細加工能力のある装置を用いて、直接回折格子やラン
ダムパターンを直接描画することによって、容易に作製
することができる。
【0026】さらに、上記回折格子パターンおよび光散
乱パターンの表面に、周波数フィルター機能を有する層
を設けることにより、回折格子パターン+光散乱パター
ン面に到達する光の周波数を限定するため、両パターン
で形成されている画像を、その限定された色で観察する
ことができる。
【0027】すなわち、周波数フィルターの機能を弱い
ものとして形成した場合、例えば、薄い色のついた樹脂
の層を回折格子パターン+光散乱パターンの上に設けた
時には、回折格子パターンによる画像の再生にはあまり
影響を及ぼさないが、光散乱パターンによる画像は、そ
の樹脂の色に染まって見える(白色光を入射した場合、
回折光は各波長で分光して観察者の目に入るため、各波
長の光毎に別々に認識されるが、散乱光は入射光をその
まま散乱するため、ある波長だけ散乱する光が少なくな
ると、白色のバランスが崩れて色づいて認識される)。
【0028】また、回折格子パターンと光散乱パターン
とが、空間的に分離して形成されていることにより、観
察時の回折格子パターンによる回折光強度に影響を与え
ずに、光散乱パターンによる画像の表現をすることがで
きる。
【0029】さらに、回折格子パターンと光散乱パター
ンとが、空間的に同一位置に形成されていることによ
り、回折格子パターンの回折光強度を、光散乱パターン
の密度を変えることで制御することができる、あるいは
同一位置から回折光の方向に散乱光を取捨することがで
きる。
【0030】さらにまた、複製時には、よく知られてい
るエンボス法を用いることができ、回折格子パターンと
光散乱パターンとが凹凸で形成されているために、ただ
1回のエンボスによって両パターンを形成することがで
き、しかも両パターンの位置ずれ等は全く起こらない。
【0031】
【実施例】まず、本発明の考え方について説明する。
【0032】光が回折格子に入射することによって、あ
らかじめ決められた方向に回折光を生じる。この現象に
より、回折格子パターンで形成されている画像は、回折
光の方向に観察者がいる場合、この観察者によって認識
されるが、それ以外の方向では認識されない(見えな
い)。一方、光散乱パターンで形成されている画像は、
あらゆる方向に光を散乱するので、観察者は常にこれを
観察することができる。
【0033】すなわち、本発明においては、あらゆる方
向から観察可能な画像と、あらかじめ決められた方向か
らのみ観察可能な画像とが、同一平面状基板上に表面の
凹凸形状で形成されていることが重要であり、これによ
り、より一層偽造防止効果を高め、可視性を向上し、デ
ザインの自由度を増やし、かつ作製工程は増やさないよ
うにするものである。
【0034】以下、上記のような考え方に基づく本発明
の一実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
【0035】図1は、本発明による回折格子パターンの
構成例を示す平面図、図2の(a)(b)は本発明によ
る回折格子パターンを有するディスプレイの構成例を示
す拡大断面斜視図である。
【0036】すなわち、本発明による回折格子パターン
を有するディスプレイは、図示のように、平面状の基板
1の表面に、凹凸で形成された回折格子パターン2と、
凹凸で形成されて光を散乱する光散乱パターン3との組
み合わせにより構成されている。
【0037】ここで、回折格子パターン2により機械読
み取り用の信号を記録し、光散乱パターン3により画像
を表現するようにしている。
【0038】次に、上記回折格子パターンを有するディ
スプレイの作製方法の一例について、図3および図4を
用いて説明する。なお、ここでは、電子ビーム露光装置
を用いてディスプレイを作製する場合について述べる。
【0039】まず、図3において、電子ビーム露光装置
は、電子銃50、アライメント52、プランカー54、
コンデンサーレンズ56、スティグメータ58、ディフ
レクター60、対物レンズ62、X−Yステージ20か
らなる。X−Yステージ20上には、EBレジストを塗
布した乾板14が載置されている。プランカー54、デ
ィフレクター60、およびX−Yステージ20は、コン
トロールインターフェース64を介して、コンピュータ
66に接続されている。電子銃50から照射された電子
ビームは、コンピュータ66に制御されて、乾板14を
走査するようになっている。。
【0040】また、図4は、X−Yステージ20上に載
置された乾板14を示している。すなわち、電子銃50
から発射された電子ビームは、ドットを単位として、回
折格子パターン2と光散乱パターン3とを描画する。X
−Yステージ20を移動させることにより、次々とドッ
ト毎に回折格子パターン2と光散乱パターン3とを描画
する。
【0041】次に、1枚の画像と1種類の機械読み取り
用コードを基に、本実施例の回折格子パターンを有する
ディスプレイを作製する手順について述べる。
【0042】まず、スキャナー等の画像読み取り装置を
用いて、画像をコンピュータ66に入力し、画像データ
として保存する(データA)。続いて、スキャナー等の
画像読み取り装置を用いるか、あるいはコンピュータ6
6内で計算して、機械読み取り用のコードを生成し、画
像データに変換し、コンピュータ66内の画像データ
(データB)として保存する。ここで、データAは光散
乱パターンを、データBは回折格子パターンを、それぞ
れ用いて本実施例のディスプレイを作製することにす
る。
【0043】次に、データA、Bのそれぞれについて、
乾板14上での領域の指定、使用する回折格子パターン
の諸条件(空間周波数、方向)、画像データの階調に対
応する光散乱パターンの密度等を入力する。
【0044】次に、以上のようにして準備されたデータ
を基に、電子ビームの制御を行なう。
【0045】始めに、データAのデータの1つ(もとの
画像の1ドットにあたる)を、コンピュータ66のメモ
リ上に読み出し、その階調に対応する密度を求める。そ
して、この密度の値にしたがうランダムなパターンを、
乾板14上の対応する位置に、電子ビーム露光装置を制
御して露光を行なう。
【0046】1つのデータについて終われば、次のデー
タについて同様の処理を行ない、データがなくなるまで
繰り返す。
【0047】このようにして、データAの全データの露
光が終了したら、次にデータBのデータを1つ、コンピ
ュータ66のメモリ上に読み出す。そして、この値にし
たがい、あらかじめ入力したデータを参照して、回折格
子の空間周波数、方向を決める。この空間周波数、方向
の回折格子を、乾板14上の対応する位置に、電子ビー
ム露光装置を制御して露光を行なう。これも、データが
なくなるまで同様の処理を繰り返す。
【0048】なお、ここでは、データAとデータBを順
次露光する方法を述べたが、露光する位置に対応するデ
ータAのデータとデータBのデータを同時に読み出して
露光を行なうようにしてもよい。
【0049】このようにして、全データの露光が終了し
たら、乾板14を現像することにより、例えば図5に示
すような回折格子パターンを有するディスプレイが得ら
れる。また、これを原版として、よく知られているエン
ボス法により複製することが可能である。
【0050】次に、以上のように構成された本実施例の
回折格子パターンを有するディスプレイにおいては、平
面状の基板1の表面に、凹凸で形成された回折格子パタ
ーン2と、凹凸で形成されて光を散乱する光散乱パター
ン3との組み合わせにより構成されていることにより、
より一層偽造防止効果を高め、ディスプレイの可視性を
向上させ、デザインの自由度を増やし、作製工程は増や
さないようにすることができる。
【0051】すなわち、図6に示すように、光が回折格
子に入射することによって、あらかじめ決められた方向
に回折光を生じる。この現象により、回折格子パターン
2で形成されている画像は、回折光の方向に観察者がい
る場合、この観察者によって認識されるが、それ以外の
方向では認識されない(見えない)。一方、光散乱パタ
ーン3で形成されている画像は、あらゆる方向に光を散
乱するので、観察者は常にこれを観察することができ
る。
【0052】よって、あらゆる方向から観察可能な画像
と、あらかじめ決められた方向からのみ観察可能な画像
とが、同一平面状の基板1上に表面の凹凸形状で形成さ
れていることにより、より一層偽造防止効果を高め、可
視性を向上し、デザインの自由度を増やし、かつ作製工
程は増やさないようにすることができる。
【0053】また、どちらのパターンも表面の凹凸で形
成されていることにより、工程を増やさずに、同一の工
程で回折格子パターンと光散乱パターンとを同時に作成
することが可能となり、したがって光の回折によって観
察できる画像と、光の散乱によって観察できる画像との
正確な位置合わせも可能となる。
【0054】一方、回折格子パターン2による回折光を
機械に読み取らせることにより、ディスプレイの中に種
々のデータを隠しておくことが可能である。これによ
り、偽造防止効果がより一層高まるばかりでなく、光読
み取り式の様々なデータの利用を考えることができる。
【0055】この場合、本実施例のディスプレイの機械
読み取りとしては、例えば図7に示すような方法により
行なうことができる。すなわち、光散乱パターン3で画
像を表現し、回折格子パターン2で機械読み取り用の画
像(コード、例えばバーコード)を表現する。これは、
通常の白色光下での観察時には、光散乱パターン3によ
る画像しか見えないが、一方あらかじめ決められた角度
からレーザー光等を入射すると、あらかじめ決められた
角度で回折光が回折される。そして、この回折された光
の空間的な強度分布は、回折格子パターン2によって変
化させることができ、これを光検出器10で読み取るこ
とにより、元のコードを再生することができる。
【0056】さらに、複製時には、よく知られているエ
ンボス法を用いることができ、回折格子パターンと光散
乱パターンとが凹凸で形成されているために、ただ1回
のエンボスによって両パターンを形成することができ、
しかも両パターンの位置ずれ等は全く起こらない。
【0057】上述したように、本実施例の回折格子パタ
ーンを有するディスプレイは、平面状の基板1の表面
に、凹凸で形成された回折格子パターン2と、凹凸で形
成されて光を散乱する光散乱パターン3との組み合わせ
により構成されている。
【0058】従って、以下のような種々の効果が得られ
るものである。
【0059】(a)ある方向からのみ観察される回折格
子パターン2と、あらゆる方向から観察される光を散乱
する光散乱パターン3との組み合わせの効果により、さ
らに作製には特殊な装置が必要であるため、より一層高
い偽造防止効果を持たせることが可能となる。
【0060】(b)ディスプレイの可視性を向上させる
ことが可能となる。すなわち、従来のディスプレイで
は、回折される方向でのみ観察できたが、本実施例のデ
ィスプレイでは、光を散乱するパターンによってなる画
像部はあらゆる方向から観察することができる。これ
は、従来のディスプレイでは、観察に用いる光源と観察
者の位置に非常に左右されたが、本実施例のディスプレ
イでは、これらの観察条件に左右されにくく、観察不可
能になる条件が少いという意味を持つ。
【0061】とが可能となる。
【0062】(c)光散乱パターン3の組み合わせによ
り、画像の表現方法を広げることが可能となる。
【0063】(d)回折格子パターン2、光散乱パター
ン3の両者とも、表面の凹凸形状によるものであるた
め、1度のエンボスによって全パターンを複製すること
ができ、極めて簡便かつ精度のよい、安定した大量生産
が可能となる。
【0064】(e)どちらのパターンも表面の凹凸で形
成されており、同一の工程で同時に形成できるため、光
の回折によって観察できる画像と光の散乱によって見え
る画像との正確な位置合わせが可能となる。
【0065】(f)どちらのパターンも表面の凹凸で形
成されており、同一の工程で同時に形成できるため、工
程を増やさず、光の散乱によって見える画像を表現する
ことが可能となる。
【0066】(g)光散乱パターン3としては、乱数を
用いて作成したパターンとすることにより、コンピュー
タを用いて簡便に光を散乱するパターンを作成すること
が可能となる。
【0067】(h)光散乱パターン3の密度を変化させ
ることにより、観察時の散乱光強度を変化させることが
できるため、階調を持った画像の表現が光散乱パターン
3のみで可能である。また、回折格子パターン2と同一
部分に光散乱パターン3がある場合には、回折格子によ
って回折される光の強度にも影響を与え、回折光の強弱
を制御することも可能、すなわち回折光による階調表現
も可能となる。
【0068】(i)回折格子パターン2と光散乱パター
ン3とが、互いに異なる画像を表現することにより、散
乱光はどの位置からでも観察でき、回折光はあらかじめ
決められた位置からのみ観察できるため、散乱光によっ
て観察される画像と回折光によって観察できる画像とを
組み合わせて、より効果のあるディスプレイを得ること
が可能となる。
【0069】(j)回折格子パターン2と光散乱パター
ン3とが、全て同じ深さの凹凸で形成されることによ
り、電子ビーム露光装置やイオンビーム露光装置等の微
細加工能力のある装置を用いて、直接回折格子やランダ
ムパターンを直接描画することによって、容易に作製す
ることが可能となる。
【0070】(k)回折格子パターン2と光散乱パター
ン3とが、空間的に分離して形成されることにより、観
察時の回折格子パターン2による回折光強度に影響を与
えずに、光散乱パターン3による画像の表現をすること
が可能となる。
【0071】(l)回折格子パターン2と光散乱パター
ン3とが、空間的に同一位置に形成されることにより、
回折格子パターン2の回折光強度を、光散乱パターン3
の密度を変えることで制御することが可能、あるいは同
一位置から回折光の方向に散乱光を取捨することが可能
となる。
【0072】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、次のようにしても実施できるものである。
【0073】(a)本発明のディスプレイの作製をより
簡便に実施するには、例えば図8に示すように、周波数
フィルター機能を有する層である、ほぼ透明で、薄く色
の付いた樹脂を材料にして、本発明のディスプレイをエ
ンボスし、このエンボスされた面に、アルミ等の金属を
蒸着して反射層を設け、樹脂の側から観察するようにす
ればよい。
【0074】かかるディスプレイにおいては、有色の透
過層を白色の入射光が透過した際に、ある色だけ選択し
て透過されるので、回折および散乱する光もその選択さ
れた色に限定される(通常、白色の入射光に対して、散
乱光は白色、回折光は虹のように分光されて見える)。
薄い色の層の場合、回折光はほとんど変化がないが、散
乱光は薄い色に染まって見える(白色光を入射した場
合、回折光は各波長で分光して観察者の目に入るため、
各波長の光毎に別々に認識されるが、散乱光は入射光を
そのまま散乱するため、ある波長だけ散乱する光が少な
くなると、白色のバランスが崩れて色づいて認識され
る)。
【0075】すなわち、回折格子パターン2および光散
乱パターン3の表面に、周波数フィルター機能を有する
層(有色の透過層)を設けることにより、回折格子パタ
ーン2+光散乱パターン3面に到達する光の周波数を限
定あるいは減衰するため、両パターンあるいはどちらか
のパターンで形成されている画像を、あらかじめ決めら
れた色で観察することができる。
【0076】(b)上記実施例では、1つの画像と1つ
の機械読み取りコードを基に、本発明のディスプレイを
作製する場合について説明したが、これに限らず画像や
機械読み取りコードは複数でも良く、またどちらが回折
格子パターンであっても構わない。ただし、光散乱パタ
ーンの画像は、同一位置には複数存在できない。
【0077】(c)本発明による回折格子パターンを有
するディスプレイの利用方法としては、種々のものが考
えられるが、その一つとして例えば車のパネルへ搭載し
て使用することが可能である。
【0078】すなわち、例えば図9に示すような回折格
子パターン(例えば、長方形の領域に回折格子パターン
を埋める)と、光散乱パターン(例えば、文字や図形以
外の領域を光散乱パターンで埋める)との組み合わせに
より構成される回折格子パターンを有するディスプレイ
を、図10に示すように、透明なアクリル板等にエンボ
スして形成し、車のメーター類の手前に配設するように
する。
【0079】図11の(a)はこの場合における光散乱
パターンによる画像の表示、図11の(b)はこの場合
における+回折格子パターンによる画像の表示の様子を
それぞれ示したものである。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、平
面状の基板の表面に、凹凸で形成された回折格子パター
ンと、凹凸で形成されて光を散乱する光散乱パターンと
の組み合わせにより構成されているので、回折格子パタ
ーンを有するディスプレイにおいて、より一層高度な偽
造防止効果を持たせると共に、ディスプレイとしての可
視性の向上、ならびにデザインの自由度の増加を実現す
ることができ、かつ回折によって見える画像と光の散乱
によって見える画像との正確な位置合わせを行なうこと
が可能でしかも作製工程が少ない回折格子パターンを有
するディスプレイが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回折格子パターンの一実施例を示
す平面図。
【図2】本発明による回折格子パターンを有するディス
プレイの一実施例を示す拡大断面斜視図。
【図3】同実施例における回折格子パターンを有するデ
ィスプレイの作製方法の一例を説明するための概要図。
【図4】同実施例における回折格子パターンを有するデ
ィスプレイの作製方法の一例を説明するための概要図。
【図5】同実施例の方法により作製された回折格子パタ
ーンを有するディスプレイの一例を示す平面図。
【図6】同実施例における回折格子パターンを有するデ
ィスプレイにおける入射光に対する回折光、反射光の様
子を示す概要図。
【図7】同実施例における回折格子パターンを有するデ
ィスプレイの機械読み取り方法の一例を示す概要図。
【図8】本発明による回折格子パターンを有するディス
プレイの他の実施例を示す概要図。
【図9】本発明による回折格子パターンの他の実施例を
示す概要図。
【図10】本発明による回折格子パターンを有するディ
スプレイを車に搭載した場合の一例を示す概要図。
【図11】同他の実施例における回折格子パターンを有
するディスプレイにおける光散乱パターン+回折格子パ
ターンによる画像の表示の様子を示す概要図。
【図12】従来の回折格子パターンの一例を示す平面
図。
【図13】従来の回折格子パターンを有するディスプレ
イの一例を示す拡大断面斜視図。
【図14】従来の回折格子パターンを有するディスプレ
イにおける入射光に対する回折光、反射光の様子を示す
概要図。
【符号の説明】
1…平面状の基板、2…回折格子パターン、3…光散乱
パターン、10…光検出器、14…乾板、20…X−Y
ステージ、50…電子銃、52…アライメント、54…
プランカー、56…コンデンサーレンズ、58…スティ
グメータ、60…ディフレクター、62…対物レンズ、
64…コントロールインターフェース、66…コンピュ
ータ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状の基板の表面に、凹凸で形成され
    た回折格子パターンと、凹凸で形成されて光を散乱する
    光散乱パターンとの組み合わせにより構成されているこ
    とを特徴とする回折格子パターンを有するディスプレ
    イ。
  2. 【請求項2】 前記回折格子パターンにより機械読み取
    り用の信号を記録し、前記光散乱パターンにより画像を
    表現するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の
    回折格子パターンを有するディスプレイ。
  3. 【請求項3】 前記光散乱パターンとしては、乱数を用
    いて作成したパターンであることを特徴とする請求項1
    に記載の回折格子パターンを有するディスプレイ。
  4. 【請求項4】 前記光散乱パターンとしては、その密度
    変化により画像の濃淡を表現するようにしたことを特徴
    とする請求項1に記載の回折格子パターンを有するディ
    スプレイ。
  5. 【請求項5】 前記回折格子パターンと前記光散乱パタ
    ーンとが、互いに異なる画像を表現するようにしたこと
    を特徴とする請求項1に記載の回折格子パターンを有す
    るディスプレイ。
  6. 【請求項6】 前記回折格子パターンと前記光散乱パタ
    ーンとが、全て同じ深さの凹凸で形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の回折格子パターンを有する
    ディスプレイ。
  7. 【請求項7】 前記回折格子パターンおよび前記光散乱
    パターンの表面に、周波数フィルター機能を有する層を
    設けるようにしたことを特徴とすることを特徴とする請
    求項1に記載の回折格子パターンを有するディスプレ
    イ。
  8. 【請求項8】 前記回折格子パターンと前記光散乱パタ
    ーンとが、空間的に分離して形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の回折格子パターンを有するディ
    スプレイ。
  9. 【請求項9】 前記回折格子パターンと前記光散乱パタ
    ーンとが、空間的に同一位置に形成されていることを特
    徴とする請求項1に記載の回折格子パターンを有するデ
    ィスプレイ。
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