JPH05272993A - 測定データのベースライン決定方法 - Google Patents

測定データのベースライン決定方法

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JPH05272993A
JPH05272993A JP4097191A JP9719192A JPH05272993A JP H05272993 A JPH05272993 A JP H05272993A JP 4097191 A JP4097191 A JP 4097191A JP 9719192 A JP9719192 A JP 9719192A JP H05272993 A JPH05272993 A JP H05272993A
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JP
Japan
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baseline
template
measurement
point
measurement data
Prior art date
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Pending
Application number
JP4097191A
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English (en)
Inventor
Kazuya Shinya
和也 新屋
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Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
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Priority to US08/028,930 priority patent/US5442574A/en
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F18/00Pattern recognition
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F2218/02Preprocessing

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クロマトグラム等の測定データのベースライ
ン平坦化の手法を提供する。 【構成】 測定結果の生データのグラフCに対して、上
に凸な弧状のテンプレートTを下から接触させ、その接
触状態を保つようにして平行移動させながら、移動する
テンプレート(形紙)の包絡線Bとしてベースラインを
決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は測定出力を縦軸にとっ
て、横軸方向に連続記録できる場合において、測定出力
のベースラインを決定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】クロマトグラフにより得られるクロマト
グラムとか分光分析における吸光度スペクトルのよう
に、縦軸に測定出力をとり、時間とか波長等の変数を横
軸にとって測定出力を連続的に記録できる場合に、定量
的な分析をするためには、測定出力のピークはベースラ
イン上に乗っているので、図1に示すような測定記録C
で各ピークP1,P2等の見掛上の高さからベースライ
ンレベルを引算して真の高さH1,H2を求める必要が
ある。このため生の測定データからベースラインを決定
する必要があって、従来はベースライン決定のため次の
ような方法が用いられていた。
【0003】即ち例えば生の測定データから測定出力の
立上り立下りの勾配が予め設定したレベルを超える点を
検索することによって測定出力のピークを検出し、各ピ
ークで上記した測定出力の勾配が所定レベルを超える点
より前或いは後に、これも予め設定した所定幅だけ隔た
った点をピークの始点および終点として、ピークの始
点,終点を結ぶ直線をベースラインとする。これは一例
であるが他の方法でも、要するにピークの始点と終点を
検索して、両点を適当なカーブで結んでベースラインと
するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のベースライン決
定方法は測定データからピークを検索し、ピークの始点
と終点を求めてベースラインを決定しているので、ピー
ク検出,ピーク始点,終点の決定のため、予め測定出力
の変化の勾配の基準値とか、ピーク始点,終点を決める
ための基準値等、ベースライン決定操作に必要なパラメ
ータをオペレータが適当に決める必要がある。しかしこ
れらのパラメータは生の測定出力をグラフ表示しても、
そのグラフから直観的に適当値を選定することができな
いので、ベースライン決定の動作そのものは自動化され
ていても、その動作に必要なパラメータを設定する段階
にオペレータは困難性を感じている。本発明はベースラ
イン決定動作のパラメータをより直観的に設定できるよ
うにして、オペレータの負担を軽減しようとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上下および左右に平行移
動可能な上向きに凸な弧状のテンプレート(型紙)を測
定出力の生データのグラフに下から接触させながら平行
移動させたときの上記テンプレートの弧形の包絡線とし
てベースラインを決定するようにした。
【0006】
【作用】ベースラインはゆるやかなカーブを画いてい
て、その勾配の変化幅はせまいものである。従って適当
な弓形を考えると、その弓形の弧の何れかの点の勾配が
ベースラインの任意の点の勾配と等しくなっているよう
にすることができる。即ちその弓形の弧がベースライン
上の全ての点の勾配を含んでいる。またこの弧の曲率を
ベースラインの上に凸な部分の最大曲率と等しくしてお
くと、上記した弓形はベースラインのどの点とも下方か
ら接触させることができる。このような弓形はベースラ
イン上に乗っているピークの中まで入り込めないから、
弓形の移動による包絡線は真のベースラインと殆ど一致
している。こゝで重要なことは、上述した弓形を決定す
る方法である。測定出力をグラフ表示した場合、直観的
にフリーハンドでベースラインを画くことは実際上容易
であり、問題はこのフリーハンドで画かれたベースライ
ンの数値化が容易でないと云うことである。つまり測定
記録をグラフ表示すれば、ピーク検出のための測定記録
の勾配を幾らに設定すればよいかは容易に分からなくて
も、ベースラインは容易に画けると云うことは、直観的
に認識できるベースラインの形に合わせて適当な弓形を
決めることも直観的に容易にできると云うことである。
例えばR定規から適当なものを選んで測定記録のカーブ
に当ててみることで容易に適当な弓形を決定することが
できる。弓形の決定が直観的に容易にできれば、この弓
形を上述ししたような条件で移動させて包絡線を決定す
る動作を自動化するプログラムは容易に作れるから、本
発明方法の自動化は容易である。
【0007】
【実施例】測定出力をコンピュータのメモリに取込み、
これをCRTにグラフ表示させる。図2はこの測定結果
を表示したCRTの画面を示す。オペレータはこの画面
を見て適当なテンプレートを作る。具体的には上向きの
弓形TをCRT画面上に表示させる。この弓形Tは放物
線であって、オペレータはその中央の矢の高さAを適当
に設定するだけでよく、弦の長さは固定してあるので、
Aを決めると、抛物線は一つに決まる。オペレータはマ
ウスを使ってこの弓形のテンプレートTをCRT画面上
で移動させ、測定出力のグラフに下方から当ててみて、
測定出力のグラフと交わることなく、グラフ上のどの点
でも接触させ得る弓形の中で、最も高さAの低いものを
選ぶ。もっとも、このような矢Aが最小の弓形を設定す
ると云う操作は格別厳密を要しなくて、Aが高めであっ
ても、即ち曲率が大き過ぎても、最終的に決まるベース
ラインの形は殆ど同じである。このようにしてオペレー
タは弓形のテンプレートを決めた後、コンピュータにベ
ースライン決定動作を始動させる。
【0008】図3は上述したベースライン決定動作のフ
ローチャートである。以下の説明において、Bはベース
ラインの高さで添字i(i=,…n)は測定データの横
軸方向のサンプリング点の順番を表し、Dは生の測定出
力の値で、添字iは上と同じ意味である。Tはテンプレ
ートの下の弦からの高さで添字j(j=−m,…0…
m)はテンプレートの中央位置を0として左右に測定デ
ータの横軸方向のサンプリング間隔と同じ間隔でとった
点の順位を示す。従ってTo=Aであり、弦上の任意の
点jにおけるTjの値は (A−Tj)=Lj2 でj=mにおいて、Tm=Aであるから、 Lm =A 従って L=A/m である。故に Tj=A(1−1/m )j2 で、このTjはAを決めればコンピュータが自動的に算
出している。コンピュータのメモリにはベースラインデ
ータBiを格納するエリヤとベースライン補正された測
定データ(Di−Bi)を格納するエリヤが設けられて
いる。初期化動作でi=0,ベースラインデータのメモ
リエリヤのBo〜Bnの値を実際上あり得ない値例えば
負の大きな値に設定する(イ)。以下i=0からnまで
順に測定データのカーブに下からテンプレートが接する
位置を求め(ロ)、その結果からベースラインデータB
を求め(ハ)、iがnに到達したら、測定データDiか
らベースラインデータBiを引算してそのデータをメモ
リのDiのエリヤに格納(ニ)してベースライン補正動
作を終える。
【0009】テンプレートが測定データのカーブに下か
ら接するときの接点の位置を求める上記(ロ)の動作内
容は次のようなものである。図4に示すように測定デー
タの横軸上の一点iを固定し、テンプレートを水平に移
動させて、テンプレートの中央位置j=0をiの位置に
合わせる。この場合テンプレートは上下に移動させる必
要はない。このような関係で測定データの横軸上の点i
+jにおける生の測定データDi+jからTjを引く
と、これはこの位置における測定出力のカーブとテンプ
レートとの距離である。こゝでjの値を−mからmまで
順に変えてDi+j−Tjが最小値Min(D−T)と
なるj’を検索すると、i+j’の位置が測定出力のカ
ーブとテンプレートとが接する位置である。
【0010】前述(ハ)の動作内容は次のようなもので
ある。上述(ロ)のステップで測定出力の横軸上のiの
位置にあるテンプレートの測定出力カーブと接する点
j’の位置が求まり、そのときのMin(D−T)=D
i+j’−Tj’だけテンプレートを上方へ動かしたと
すると、そのときのテンプレートの上縁の弧は図4点線
Iのように測定出力のカーブとi+j’の点で接する。
これらの動作はi点において行われているが、その前の
i−1の点においてもこれと同様にしてそのときのテン
プレートの位置が決まって、その位置は図4に点線I−
1で示されるようにIの位置より左側にあり、従ってI
の弧形にはI−1の弧形より上に出ている部分がある。
そこで、この上に出ている部分をベースラインとしてメ
モリのベースラインデータのエリヤのi−mからi+m
までのアドレスに書き込む。即ち Bi+j=Tj+M
in(D−T)とメモリのBエリヤに既に入っているデ
ータB’i+jとを比較して、Bi+jの方が大きいと
きのみ、i+jのデータをBi+jに書き替える。この
動作をi=からnまで行えばメモリのBエリヤにはベー
スラインデータが格納されることになる。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、ベースライン補正を行
うに当たって、オペレータは測定データの波形解析のた
めの種々なパラメータを設定する必要がなく、テンプレ
ートを規定するパラメータを設定すればよく、このテン
プレートのパラメータは測定結果のグラフ表示から視覚
的に直観的に決定できるので、波形解析のためのパラメ
ータ設定より容易であり、オペレータの負担が軽減され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の説明図
【図2】本発明方法を実行する装置の表示画面の図
【図3】本発明方法を自動的に行う場合のフローチャー
【図4】上記フローチャートのステップロ,ハの説明図
【符号の説明】
C 測定結果のグラフ B ベースライン T テンプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下および左右に平行移動可能な上向きに凸な弧状のテ
    ンプレートを測定出力の生データの表示カーブの下から
    接触させながら平行移動させたときの上記テンプレート
    の弧形の包絡線としてベースラインを決定することを特
    徴とする測定データのベースライン決定方法。
JP4097191A 1992-03-24 1992-03-24 測定データのベースライン決定方法 Pending JPH05272993A (ja)

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JP4097191A JPH05272993A (ja) 1992-03-24 1992-03-24 測定データのベースライン決定方法
US08/028,930 US5442574A (en) 1992-03-24 1993-03-08 Method and apparatus for determining a base line of a measurement
EP93302152A EP0562800A2 (en) 1992-03-24 1993-03-22 Determining a base line of a measurement curve

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Also Published As

Publication number Publication date
EP0562800A2 (en) 1993-09-29
EP0562800A3 (ja) 1995-02-15
US5442574A (en) 1995-08-15

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