JP4197432B2 - 家屋図面作成装置及び作成方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを使用して家屋の平面図を作成するための装置及び方法に関し、特に、家屋の出窓及びそこに取り付けられる建具の平面断面図を作成するための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
固定資産税(市町村)、不動産取得税(都道府県)等の計算の際に、家屋の平面断面図(以下に、単に「平面図」という。)を使用して家屋の評価計算がなされる。従来、コンピュータを使用して家屋の評価計算を行うための家屋の平面図を作成する装置が知られている。
【0003】
近年、家屋の居間や食堂には数多くの出窓が設けられるようになった。出窓の形状は様々であるが、外壁と建具によって構成されている。建具は窓ガラス、サッシ等を含む窓の部分である。一般に、出窓がある家屋の場合には、出窓がない家屋に比べて、作図作業が複雑となり、作図時間が長くなる。
【0004】
図8Aを参照して、従来の技術による6面出窓の外壁の作図方法を説明する。出窓を作図する部屋の外壁800上に、出窓の両端となる位置Pa、Pbが与えられ、更に、出窓の奥行tが与えられている。出窓の幅dとする。外壁800に平行に且つ外壁800より出窓の奥行tに相当する位置に補助線801を引く。出窓の一方の端点Paを通り外壁800に垂直な補助線802を引く。出窓の両端点Pa、Pbの中点を通り外壁800に垂直な補助線803を引く。補助線801と補助線803の交点をPmとする。出窓の両端点Pa、Pbと交点Pmの3点を通る円の補助線804を引き、その中心をOとする。
【0005】
出窓の両端点Pa、Pbの間の弧の中心角をθとする。中心角θを出窓の面数6によって等分するように、弧PaPm上に点Pc、Pdを設け、弧PmPb上に点Pe、Pfを設ける。PaとPcを繋いだ線805、PcとPdを繋いだ線806、PdとPmを繋いだ線807、PmとPeを繋いだ線808、PeとPfを繋いだ線809、PfとPbを繋いだ線810が6面出窓の外壁となる。
【0006】
図8B及び図8Cを参照して従来の技術による6面出窓の建具の作図方法を説明する。図8Bは、図8Aにて説明した6面出窓の外壁の6面805、806、807、808、809、810を示す。ここでは、面805に建具811を作図する。建具811は両端点y、zと中心点xを有する。建具811の幅yzは、面805の幅PaPcより小さい。
【0007】
面805の両端点Pa、Pcの中点P1を求める。この中点P1から建具811の幅yzの半分yz/2の長さの線分を、両端点Pa、Pcの方向にそれぞれ引く。この直線yxzが建具811となる。
【0008】
図9を参照して従来の技術による台形出窓の外壁の作図方法を説明する。部屋の外壁800上に、出窓の両端の位置Pa、Pbが与えられ、更に、出窓の奥行tとギャップgが与えられている。外壁800に平行に且つ外壁800より出窓の奥行tに相当する位置に補助線801を引く。次に、出窓の両端Pa、Pbを通り外壁800に垂直な補助線802、821を引き、この補助線に平行に且つギャップgに相当する間隔にて更に補助線822、823を引く。補助線801と補助線822の交点をPjとし、補助線801と補助線823の交点をPkとする。PaとPjを繋いだ線824、PjとPkを繋いだ線825、PkとPbを繋いだ線826が台形出窓の外壁となる。台形出窓の建具の作図方法は、6面出窓の建具の作図方法と同様である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上述の作図方法では、出窓の外壁の作図及び建具の位置決めのために補助線を利用する。補助線を使用しないと出窓の頂点の位置及び建具の位置が不正確になり、完成した図面が不正確になる。補助線を作成する操作は手間がかかり、作図時間が長くなる。
【0010】
近年、出窓のデザインが多様化し、台形型ばかりでなく、多面型も採用されている。出窓の形状が複雑になると補助線が多くなる。図面作成者は、補助線の種類、位置及び方向を考えなければならず、入力操作が難しくなる。
【0011】
また、上述の作図方法では、出窓の外壁と建具を別個に作図する。従って、入力項目や操作の切り替えが多くなり、入力操作を誤り易く効率が上がらない。
本発明の目的は、出窓の外壁及び建具の作図のための入力操作を最小限にし、効率的な家屋図形データ入力が可能な装置及び方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、家屋図面作成装置は、家屋の出窓の形状情報と位置情報を含む出窓情報の入力処理を行うための出窓情報入力処理部と、該出窓情報に基づいて家屋の平面図上に出窓を作図するための出窓作図処理部と、上記出窓が作図された家屋の平面図を修正するための図面修正処理部と、を含む。
【0013】
本発明によると、家屋図面作成方法は、家屋の出窓の形状情報と位置情報を含む出窓情報を取得するための出窓情報取得工程と、該出窓情報に基づいて家屋の平面図上に出窓を作図するための作図工程と、上記出窓が作図された家屋の平面図を修正するための修正工程と、を含む。
【0014】
従って、本発明によると、短時間で且つ簡単な操作にて家屋平面図に出窓を作図することができる。更に、本発明によると、補助線及び補助図形を作成することなく、家屋平面図に出窓を作図することができる。更に、本発明によると、家屋平面図の作成と同時に出窓の外壁及び建具の作図を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明による家屋図面作成装置を含む家屋評価計算処理装置の実施形態を示すブロック図である。
【0016】
家屋評価計算処理装置は、文字、記号、図形等を表示するためのディスプレイ装置2と文字、記号、図形等の入力を行うためのキーボード装置3とディスプレイ装置2の画面に表示された座標にて位置を指示するためのポインティング装置4と後述の各種のプログラムを実行するための中央処理装置10と後述の各種のファイルを記憶するための記憶装置30とを有する。
【0017】
中央処理装置10は、図示のように、平面図作成処理プログラム11と評点付加処理プログラム12と図面解析処理プログラム13と評点数計算処理プログラム14とを有し、これらのプログラムを作動する。記憶装置30は、家屋の出窓情報を格納するための出窓パターンファイル35と家屋図形データ36Aと評点データ36Bを格納するための図面ファイル36と家屋標準評点数を格納するための標準評点マスタファイル37と部分別の評点数計算結果を格納するための評点数計算ファイル38とを含む。
【0018】
出窓パターンファイル35は出窓パターン毎に1つのファイルが設けられてよい。出窓情報は、後に詳細に説明するが、出窓に関する形状情報と配置指示情報を含む。家屋図形データ36Aは家屋の平面図に関するデータを含み、評点データ36Bは部分別の評点データや数量などの属性を含む。
【0019】
本発明による家屋平面図作成装置は、図1の家屋評価計算処理装置の構成のうち、ディスプレイ装置2とキーボード装置3とポインティング装置4と中央処理装置10の平面図作成処理プログラム11と記憶装置30に記憶された出窓パターンファイル35と図面ファイル36に記憶された家屋図形データ36Aとからなる。従って、以下に、図面解析処理プログラム13、評点数計算処理プログラム14、評点データ36B、標準評点マスタファイル37及び評点数計算ファイル38の説明は省略する。
【0020】
図2は、出窓パターンファイル35の概要構造を示す図である。出窓パターンファイル35は出窓情報を含み、出窓情報は形状情報300と配置指示情報310を含む。
【0021】
形状情報300は、台形型、長方形型、n面型などの出窓の形状を指定する出窓タイプ301、出窓の外壁の面数302、出窓の奥行303、通常の建具の幅を示す標準建具幅304、台形出窓や長方形型出窓の正面建具の幅を示す正面建具幅305、建具の高さ306、台形出窓のギャップ307、出窓の両端座標間の距離を示す出窓幅308を含む。建具の高さ306は、家屋平面図を作成するために必要ないが、建具面積を計算するために必要な属性である。
【0022】
配置指示情報310は、出窓の位置を指定する位置指定311と出窓の向きを指定する向き指定312を含む。位置指定311には、座標指定と文字指定がある。
【0023】
座標指定は、例えば、食堂の灯り採り用の出窓のように、食堂のどこに出窓を作るかのパターン化が難しく、ポインティング装置4での座標の指定が必要な場合に用いる。形状情報にて出窓の幅が決まっている場合には、出窓の両端の中点の座標を指定すればよい。出窓の幅が決まっていない場合には、出窓の両端の2点の座標を指定する。出窓の両端の2点の座標を指定すれば、部屋の大きさに適合する出窓を作図することができる。
【0024】
文字指定は、家屋図形データに含まれる文字を指定することによって、その文字の部屋を構成する外壁を探し出窓の位置を自動で指定する場合に用いる。家屋図形データについては後に説明する。例えば、「居間の正面」を指定すると、居間という部屋文字が見つけ出され、居間の外壁が自動的に検出され、家屋の「正面」を示す文字から居間の正面の外壁に出窓の位置が特定される。また、出窓は庭の方向を向く場合もあるため、「居間の庭側」という指定を用意し、「庭」と言う文字を事前に記入し、居間の庭側の方向に出窓を自動的に配置するようにしてもよい。
【0025】
出窓の向き指定312には、オペレータ、即ち図面作成者の入力による入力指定と自動判定がある。入力指定は出窓の突き出す方向をポインティング装置4やキーボード装置3で指定する場合に用いる。入力指定には、出窓の方向点の指定と出窓の向きの指定がある。出窓の方向点を指定する場合には、外壁の外側となる方向の1点を指定することによって、家屋の外向き方向を判断する。出窓の向きを指定する場合には、例えば、「図面の上向き」、「図面の下向き」、「図面の左向き」又は「図面の右向き」を指定する。
【0026】
自動判定は図面の外周の外向きに突き出すように出窓の向きを自動的に決める場合に用いる。自動判定では、部屋の外壁を表わす閉図形を利用し、閉図形の内側と外側を自動的に検出する。内側と外側が検出されると、内側から外側へ向かうベクトルによって出窓の向きが特定される。閉図形の内側と外側を検出する方法として、例えば、出窓の両端座標間から左右に仮座標を2点作成し、閉図形の外側の点を検出する方法がある。
【0027】
出窓は家屋の外壁より外側に突出するので、先ず、家屋の外壁のみを作図し、自動判定を使用して出窓を配置する。しかし、増築家屋の家屋評価の場合には、増改築部分のみを評価するために、増改築された部分のみを作図すればよい。この場合には、自動判定にて用いる閉図形がない。従って、自動判定が指定されていてもオペレータに出窓の方向の入力を求めるような処理を追加してもよい。
【0028】
本例の配置指示方法によると、位置指定311や向き指定312の入力値を変更するだけで、出窓の位置及び向きを容易に変更することができる。従って、将来的な配置指定方法の変更にも対応が可能である。
【0029】
出窓パターンファイル35は、居間や食堂などの部屋ごとに分類され、各部屋に対して施工希望又は実績が多い出窓のファイルが用意されている。出窓は、住宅の居間に設けられる場合が多い。従って、居間用の出窓パターンファイル35を作成してよい。例えば、比較的頻繁に採用される居間用の出窓情報をデフォルト値として設定しておいてよい。
【0030】
図3は、図面ファイル36に格納されている家屋図形データ36Aの概要を示す図である。図3Aに示すように、家屋図形データ36Aは、レイヤの概念を持ち、外壁レイヤ401、間仕切レイヤ402、建具レイヤ403、文字レイヤ404等、評価部分毎にレイヤ番号が付されている。家屋図形データ36Aには、家屋平面図を構成する線分データ、折線データ、文字データなどがそれぞれのレコード形式で格納されている。
【0031】
図3Bに示す線分レコードは、家屋平面図の各図形に対してシステムで一意に付与される要素番号405、線分を表す図形ID406、レイヤ番号407、線分の始点座標408及び終点座標409を含む。
【0032】
図3Cに示す折線レコードは、要素番号410、折線を表す図形ID411、レイヤ番号412、構成点数413、構成点数分の座標データ414〜416を含む。
【0033】
また、図3Dに示す文字レコードは、要素番号417、文字を表す図形ID418、レイヤ番号419、文字を配置する基準点座標420、文字数421、文字数分の文字コード422〜424を含む。
外壁及び間仕切は線分レコード及び、又は折線レコードで構成されている。建具は線分レコード、文字は文字レコードで構成されている。
【0034】
図4は、図1に示す平面図作成処理プログラム11の内容を示すブロック図である。平面図作成処理プログラム11は、出窓情報入力処理121と出窓作成処理122と作成済み図面修正処理123と、を有し、更に、処理に付随して出窓情報入力画面124、出窓パターン選択画面125、出窓作成後画面126、修正処理完了画面127を表示する機能を備えている。出窓作成後画面126及び修正処理完了画面127では家屋図面及び出窓等は座標表示される。
【0035】
先ず、出窓情報入力処理121の概要を説明する。出窓情報入力処理121では、家屋の出窓情報をオペレータとの間の対話によって取得する。出窓情報入力処理121が実行されると、ディスプレイ装置2には出窓情報入力画面124が表示され、オペレータが入力するための出窓情報の項目が表示される。オペレータによる出窓情報の入力が終了すると、出窓情報は出窓パターンファイル35に格納され、記憶装置30に蓄積される。こうして出窓パターンファイルが生成される。
【0036】
次に、出窓作成処理122の概要を説明する。出窓作成処理122によって、家屋平面図に出窓の外壁及び建具を作図する。出窓作成処理122が実行されると、ディスプレイ装置2には出窓パターン選択画面125が表示され、複数の出窓パターンファイルのリストが表示される。オペレータ、即ち、図面作成者は、出窓パターンファイルのリストから所望の出窓パターンファイル35を選択する。中央処理装置10は、選択された出窓パターンファイル35に格納されている出窓の形状情報300及び配置指示情報310を読み出す。読み出された出窓の形状情報300及び配置指示情報310に基づいて、家屋平面図に出窓の外壁及び建具を作図する。
【0037】
出窓の外壁及び建具の作図は、家屋の平面図の作成と同時に実行されてよいが、予め作成された家屋平面図に出窓の外壁及び建具を作図してもよい。ここでは予め作成された家屋平面図に出窓の外壁及び建具を作成する場合を説明する。
【0038】
中央処理装置10は、図面ファイル36の家屋図形データ36Aから家屋平面図を読み出し、配置指示情報310の位置指定311を読み取る。
出窓の位置の特定方法として、上述のように、座標指定と文字指定がある。座標指定の場合には、オペレータによる座標の入力を求める。例えば、位置指定311が出窓の両端の位置指定の場合には、オペレータに出窓の両端の位置の入力を求める。
【0039】
文字指定の場合は、「居間の正面」が自動的に見つけられるように、予め部屋文字指定「居間」と位置文字指定「正面」を行う。家屋図形データ36Aから、「居間」の文字レコード(図3A)を検出し、基準点座標420から一番近い線分レコード(図3B)を抽出して居間を取り囲む図形を抽出する。同様に、家屋図形データ36Aから、「正面」の文字レコード(図3A)を検出し、外壁レイヤ401の線分レコード(図3B)の中で一番近い外壁を抽出し、正面とする。居間を取り囲む図形の中で正面又は正面と平行な居間の外壁の1つを選定し、そこに出窓を配置する。
【0040】
位置文字指定として「正面」の代わりに、入口を示す文字などを任意に指定し文字から図形に対する方向で正面を変更するようにすることも可能である。また正面は、予め決めた家屋の描く方向の規則(下が正面等)によって特定してもよい。
【0041】
出窓の位置が特定されると、出窓の向きが特定される。中央処理装置10は、配置指示情報310の向き指定312を読み取る。こうして出窓の位置と向きが特定されると、出窓の外壁データと建具データが計算され、図面ファイル36の家屋図形データ36Aに格納される。
【0042】
作成済み図面修正処理123の概要を説明する。部屋の外壁を描いた後に出窓を作図すると、出窓の両端の間に不要な外壁や建具などの線分が残る。このような場合に作成済み図面修正処理123を起動し、不要な線分等を削除する。
【0043】
作成済み図面修正処理123が実行されると、ディスプレイ装置2には図示しない作成済み図面の選択画面が表示される。オペレータが作成済み図面のリストより所望の作成済み図面を選択すると、中央処理装置10は、図面ファイル36の家屋図形データ36Aから、選択された家屋平面図を読み出す。ディスプレイ装置2には出窓作成後画面126が表示され、図示のように、作成された出窓の外壁及び建具を含む家屋図形データが座標と共に表示される。図面ファイル36から家屋図形データ36Aを抽出し、出窓の両端座標間に作成されている不要な外壁及び建具を削除する。修正処理完了画面127には、出窓の両端の間の不要な外壁及び建具が削除された家屋図形データが座標と共に表示される。
【0044】
本例では、平面図作成処理プログラム11が実行されるとディスプレイ装置2には、出窓情報入力処理121と出窓作成処理122と作成済み図面修正処理123の3つの処理のリストが表示される。オペレータが、所望の処理を選択すると、選択された処理が実行される。
【0045】
しかしながら、平面図作成処理プログラム11が起動されると、先ず、出窓作成処理122が実行され、ディスプレイ装置の画面に出窓パターン選択画面125が表示されてよい。オペレータは、出窓パターン選択画面125に表示された出窓パターンファイルのリストより適当な出窓パターンファイルを選択するが、適当なものがない場合には、出窓情報入力処理121に戻って所望の出窓パターンファイル35を生成してよい。この場合、出窓パターン選択画面125から出窓情報入力画面124を起動し、出窓パターンファイルを生成することができる。生成した出窓パターンファイルを使用して出窓作成処理122が実行される。
【0046】
更に、平面図作成処理プログラム11が起動されると、先ず出窓情報入力処理121が実行され、ディスプレイ装置の画面に出窓情報入力画面124が表示されてよい。オペレータによって出窓情報が入力されると、出窓パターンファイル35が生成されてよいが、出窓パターンファイル35を生成することなく、出窓作成処理122が実行されてよい。又、作成済み図面修正処理123は、出窓作成処理122の直後に連続して実行されてよい。この場合、出窓作成後画面126の表示を省略し、修正処理完了画面127が表示されてよい。
【0047】
図5は、出窓情報入力処理121を表すフローチャートである。本処理によって、出窓パターンファイル35を構築する。まず、ステップS501にて、ディスプレイ装置2に出窓情報入力画面124を表示する。ステップS502にて、オペレータによる出窓情報の入力を受け付ける。出窓情報は、上述のように、出窓の形状情報300及び配置指示情報310を含む。入力値にはデフォルト値を設け、入力操作を簡単化してよい。
【0048】
ステップS503にて、オペレータによる入力が完了したか否かを判定する。入力が完了した場合には、ステップS504に進み、入力した出窓情報を出窓パターンファイルに格納するか否かを判定する。オペレータが、出窓情報を出窓パターンファイルに格納しない旨を入力した場合には、ステップS505にて、出窓情報を入力バッファにて処理し、出窓作成処理S505に進む。
【0049】
ステップS504にて、オペレータが、出窓情報を出窓パターンファイルに格納する旨を入力した場合には、ステップS506にて出窓パターンファイルを開く。ステップS507にて、開いた出窓パターンファイルに出窓情報を格納する。ステップS508にて、出窓パターンファイルを閉じる。
【0050】
図6は、出窓作成処理122を表すフローチャートである。本処理によって、家屋の平面図上に出窓の外壁及び建具を作成する。先ず、ステップS601にて、記憶装置30に登録されている図面ファイル36の一つを読み出し、ステップS602にて記憶装置30に登録されている全ての出窓パターンファイル35を読み出す。ステップS603にて、読み出した全ての出窓パターンファイル35のリストを出窓パターン選択画面125に表示する。
【0051】
ステップS604にて、オペレータによる出窓パターンファイル35の選択指示を受け付ける。ステップS605にて、オペレータによる選択指示がなされたか否かを判定する。オペレータが所定の出窓パターンファイル35を選択した場合には、ステップS606に進む。
【0052】
ステップS606にて、選択された出窓パターンファイル35を開く。ステップS607にて、出窓パターンファイル35に格納された配置指示情報310に基づき、位置指定311と向き指定312の入力が必要か否かを判定する。入力が不要な場合にはステップS610に進み、入力が必要な場合にはステップS608に進む。
【0053】
ステップS608にて、オペレータによる位置指定311と向き指定312の入力を受け付ける。例えば、位置指定311として出窓の両端座標の入力を受け付け、向き指定312として方向点の入力を受け付ける。
【0054】
ステップS609にて、位置指定311と向き指定312が入力されたか否かを判定する。オペレータが、位置指定311と向き指定312を入力したら、ステップS610に進む。
【0055】
ステップS610にて出窓の両端座標を計算する。次に、ステップS611にて、出窓パターンファイル35の形状情報300を参照し、それに基づいて出窓の外壁頂点座標を計算する。ステップS612にて、外壁データを作成し出力バッファにセットする。ステップS613にて、外壁頂点座標から、出窓外壁の建具座標を計算する。ステップS614にて、建具データを作成し、出力バッファにセットする。ステップS615にて、出力バッファの外壁データ及び建具データを図面ファイルに格納し、ステップS616にて、出窓パターンファイル35を閉じ、ステップS617にて、図面ファイル36を閉じる。
【0056】
尚、出窓パターン選択画面にて、全ての出窓パターンを一度に表示してもよいが、最初に出窓タイプの選択を促し、タイプ選択後該当する出窓パターンのリストを表示してもよい。
【0057】
図7は、作成済み図面修正処理123を表すフローチャートである。本処理によって、家屋平面図の外壁に出窓を重ねて作図した場合に、不要な線分を削除する。先ずステップS701にて、図面ファイル36を開き、ステップS702にて、図面ファイルの家屋図形データ36Aより、出窓の両端座標、即ち、2つの端点1、2を取得する。
【0058】
ステップS703にて、2つの端点の間に存在する家屋図形データの検索を行う。ステップS704にて、検索された家屋図形データのレイヤ番号が外壁又は建具のレイヤ番号であるか否かを判定する。外壁又は建具のレイヤ番号である場合には、ステップS705に進み、更に家屋図形データが線分又は折線であるか否かを判定する。家屋図形データが線分又は折線である場合には、ステップS706に進む。
【0059】
ステップS706にて、線分又は折線をまず一方の端点1で分割する。更に、ステップS707にて、線分又は折線を他方の端点2で分割する。ステップS708にて、端点1と2の間の図形、即ち、線分又は折線を削除する。ステップS709にて、図面ファイルを更新し、ステップS710に進む。
【0060】
ステップS704にて、家屋図形データのレイヤ番号が外壁又は建具のレイヤ番号でない場合、及び、ステップS705にて、家屋図形データが線分又は折線でない場合には、ステップS710に進む。
【0061】
ステップS710にて、抽出図形がまだ存在するか否かを判定する。抽出図形が未だ存在する場合は、ステップS703に戻る。ステップS710にて、抽出図形が終わりであると判定されると、ステップS711に進み、図面ファイルを閉じる。
【0062】
以上のように本例の出窓情報入力処理121、出窓作成処理122、及び作成済み図面修正処理123によると、入力する出窓情報が決定され、出窓の外壁と建具の全てが同時に作図でき、又出窓の作図前に描かれた不要な外壁も同時に削除することが可能となる。
【0063】
【発明の効果】
本発明によると、出窓情報の入力操作を簡素化し又は省略することができるから、短時間で且つ簡単な操作にて家屋平面図に出窓を作図することができる効果がある。
本発明によると、補助線及び補助図形を作成することなく、家屋平面図に出窓を作図することができる効果点がある。
本発明によると、家屋平面図の作成と同時に出窓の外壁及び建具の作図を行うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の家屋図面作成装置を組み込んだ家屋評価計算処理装置の概略構成を示すブロック図である。
【図2】出窓パターンファイルの概要構造を示す図である。
【図3】家屋図形データの概要を示す図である。
【図4】平面図作成処理プログラムの内部構造を示すブロック図である。
【図5】出窓情報入力処理の処理手順の概要を示すフローチャートである。
【図6】出窓作成処理の処理手順の概要を示すフローチャートである。
【図7】作成済み図面修正処理の処理手順の概要を示すフローチャートである。
【図8】従来方式による平面図への6面出窓の外壁及び建具の作図方法の概要を示す図である。
【図9】従来方式による平面図への台形出窓の外壁の作図方法の概要を示す図である。
【符号の説明】
2・・・ディスプレイ装置、3・・・キーボード装置、4・・・ポインティング装置、10・・・中央処理装置、11・・・平面図作成処理プログラム、12・・・評点付加処理プログラム、13・・・図面解析処理プログラム、14・・・評点数計算処理プログラム、30・・・記憶装置、35・・・出窓パターンファイル、36・・・図面ファイル、37・・・標準評点マスタファイル、38・・・評点数計算ファイル
Claims (6)
- 家屋平面図を構成する線分、折線及び文字列のデータを外壁を記録する外壁レイヤ、間仕切りを記録する間仕切りレイヤ、建具を記録する建具レイヤ及び文字列を記録する文字レイヤに分けて格納した家屋図形データを参照して家屋の出窓を作図する機能を備えたコンピュータを用いた家屋図面作成装置において、
出窓の形状の情報と配置方法の情報を含む出窓情報の入力処理を行うための出窓情報入力処理部と、
該出窓情報に基づいて家屋の平面図上に出窓を作図するための出窓作図処理部と、
前記出窓を家屋の平面図に重ねて作図した場合に不要の線分を除去するための図面修正処理部と、を含む家屋図面作成装置であって、
前記出窓の配置方法の情報は出窓の位置の指定方法の情報と出窓の向きの指定方法の情報を含み、
前記出窓の位置の指定方法の情報は出窓を作図する部屋を指定する文字列と該出窓を作図する部屋のどの面に作図するかを指定する文字列を含む文字列であって、
前記出窓作図処理部は、前記家屋図形データ内の前記出窓を作図する部屋を指定する文字列と同じ文字列に一番近い前記家屋図形データ内の線分を元に前記出窓を作図する部屋を指定する文字列が示す部屋を取り囲む図形を抽出し、該出窓を作図する部屋を指定する文字列が示す部屋を取り囲む図形内の前記外壁レイヤ上の線分の中で、前記家屋図形データ内の前記出窓を作図する部屋のどの面に作図するかを指定する文字列と同じ文字列に一番近い線分上に出窓を作図することを特徴とする家屋図面作成装置。 - 請求項1に記載の家屋図面作成装置において、
前記出窓の向きの指定方法の情報は文字列による向きの指定情報であって、
前記出窓作図処理部は、前記文字列による向きの指定情報が「図面の上向き」の場合は図面の上向きに、「図面の下向き」の場合は図面の下向きに、「図面の左向き」の場合は図面の左向きに、「図面の右向き」の場合は図面の右向きに出窓を作図することを特徴とする家屋図面作成装置。 - 請求項1に記載の家屋図面作成装置において、
前記図面修正処理部は、前記出窓作図処理部により作図された出窓の両端点間の線分に重なる前記家屋図形データ内の既存の家屋図形上の線分又は折線を、前記作図された出窓の両端点の位置で分断し、前記作図された出窓の両端点間に重なる前記家屋図形データ内の前記既存の家屋図形の部分を削除し、前記家屋図形データを更新することを特徴とする家屋図面作成装置。 - 家屋平面図を構成する線分、折線及び文字列のデータを外壁を記録する外壁レイヤ、間仕切りを記録する間仕切りレイヤ、建具を記録する建具レイヤ及び文字列を記録する文字レイヤに分けて格納した家屋図形データを参照して家屋の出窓を作図する機能を備え、入力装置と中央処理装置と記憶装置を有するコンピュータを用いた家屋図面作成方法において、
前記入力装置を介して入力した出窓の形状の情報と配置方法の情報を含む出窓情報の入力処理を行う出窓情報入力処理工程と、
前記中央処理装置によって、該出窓情報に基づいて家屋の平面図上に出窓を作図するための出窓作図処理工程と、
前記中央処理装置によって、前記出窓を家屋の平面図に重ねて作図した場合に不要の線分を除去するための図面修正処理工程と、を含む家屋図面作成方法であって、
前記出窓の配置方法の情報は出窓の位置の指定方法の情報と出窓の向きの指定方法の情報を含み、
前記出窓の位置の指定方法の情報は出窓を作図する部屋を指定する文字列と該出窓を作図する部屋のどの面に作図するかを指定する文字列を含む文字列であって、
前記出窓作図処理工程は、前記家屋図形データ内の前記出窓を作図する部屋を指定する文字列と同じ文字列に一番近い前記家屋図形データ内の線分を元に前記出窓を作図する部屋を指定する文字列が示す部屋を取り囲む図形を抽出し、該出窓を作図する部屋を指定する文字列が示す部屋を取り囲む図形内の前記外壁レイヤ上の線分の中で、前記家屋図形データ内の前記出窓を作図する部屋のどの面に作図するかを指定する文字列と同じ文字列に一番近い線分上に出窓を作図することを特徴とする家屋図面作成方法。 - 請求項4に記載の家屋図面作成方法において、
前記出窓の向きの指定方法の情報は文字列による向きの指定情報であって、
前記出窓作図処理工程は、前記文字列による向きの指定情報が「図面の上向き」の場合は図面の上向きに、「図面の下向き」の場合は図面の下向きに、「図面の左向き」の場合は図面の左向きに、「図面の右向き」の場合は図面の右向きに出窓を作図することを特徴とする家屋図面作成方法。 - 請求項4に記載の家屋図面作成方法において、
前記図面修正処理工程は、前記出窓作図処理工程により作図された出窓の両端点間の線分に重なる前記家屋図形データ内の既存の家屋図形上の線分又は折線を、前記作図された出窓の両端点の位置で分断し、前記作図された出窓の両端点間に重なる前記家屋図形データ内の前記既存の家屋図形の部分を削除し、前記家屋図形データを更新することを特徴とする家屋図面作成方法。
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