JPH05272868A - 粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機 - Google Patents

粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機

Info

Publication number
JPH05272868A
JPH05272868A JP34127991A JP34127991A JPH05272868A JP H05272868 A JPH05272868 A JP H05272868A JP 34127991 A JP34127991 A JP 34127991A JP 34127991 A JP34127991 A JP 34127991A JP H05272868 A JPH05272868 A JP H05272868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
screw conveyor
heating
casing
cooling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34127991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Tabata
善徳 田畑
Shoji Koizumi
昭二 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON KANSOUKI KK
Original Assignee
NIPPON KANSOUKI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON KANSOUKI KK filed Critical NIPPON KANSOUKI KK
Priority to JP34127991A priority Critical patent/JPH05272868A/ja
Publication of JPH05272868A publication Critical patent/JPH05272868A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Screw Conveyors (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】設置面積を減少できる。 【構成】加熱機として使用する場合には、加熱媒体を中
空スクリユーコンベア軸1内に流す一方、中空ジヤケッ
ト2内にも流し、スクリユーコンベア軸とスクリユー羽
根7とを回転し、加熱すべき粉粒体をケーシング3の下
端部内へ投入し、回転中のスクリユー羽7によりケーシ
ング内を上方へ搬送して、中空スクリユーコンベア軸1
内及び中空ジヤケツト2内を流れる加熱媒体により加熱
し、ケーシング3の上端部に達したときに、粉粒体排出
口5からケーシング3外へ排出する。この場合乾燥機ま
たは焼成機が不要になる。冷却機として使用する場合は
加熱媒体にかわって冷却媒体を使用して粉粒体を冷却す
る。この場合、従来の自然冷却を行う長尺の横型スクリ
ユーコンベアが不要になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉粒体のスクリユー式
加熱兼冷却機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の粉粒体の加熱・冷却装置を図3、
図4に示した。先ず図3の加熱・冷却装置を説明する
と、aが粉粒体、bが同粉粒体aを加熱、乾燥する乾燥
機(または焼成機)を示している。この乾燥機(または
焼成機)bから出てくる粉粒体aの温度は、100〜3
50℃程度あり、この粉粒体aをバケツトコンベアcに
より下方→上方へ搬送し、次いで冷却機dへ落下、導入
して、40〜60℃程度に冷却していた。
【0003】次に図4に示す加熱・冷却装置を説明する
と、aが粉粒体、bが同粉粒体aを加熱、乾燥する乾燥
機(または焼成機)、eが横型スクリユーコンベアで、
同横型スクリユーコンベアeは、スクリユーコンベア羽
根e1 と、同スクリユーコンベア羽根e1 を回転可能に
支持する中実のスクリユーコンベア軸e2 と、上記スク
リユーコンベア羽根e1 を取り囲むケーシングe3 とに
より構成されており、乾燥機(または焼成機)bから出
てくる温度100〜350℃程度の粉粒体aを横型スク
リユーコンベアeへ導入して、同横型スクリユーコンベ
アeにより横方向に搬送するときに、粉粒体aを自然冷
却するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記図3に示す従来の
粉粒体の加熱・冷却装置では、乾燥機(または焼成機)
bとバケツトコンベアcと冷却機dとを横方向に配列す
る必要があって、設置面積が増大する。前記図4に示す
従来の粉粒体の加熱・冷却装置機では、乾燥機(または
焼成機)bから出てくる温度100〜350℃程度の粉
粒体aを横型スクリユーコンベアeへ導入して、同横型
スクリユーコンベアeにより横方向に搬送するときに、
粉粒体aを所定温度まで自然冷却するので、横型スクリ
ユーコンベアeを長尺化する(搬送距離を長くする)必
要があって、この場合にも、設置面積が増大するという
問題があった。
【0005】本発明は前記の問題点に鑑み提案するもの
であり、その目的とする処は、設置面積を減少できるス
クリユー式加熱兼冷却機を提供しようとする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機は、
粉粒体を搬送する竪型のスクリユーコンベアを有し、同
竪型のスクリユーコンベアを、スクリユーコンベア羽根
と、これを回転可能に支持するスクリユーコンベア軸
と、上記スクリユーコンベア羽根を取り囲むケーシング
とにより構成し、上記スクリユーコンベア軸を中空にす
るとともに、上記ケーシングの周りに中空のジヤツトを
取付け、これらスクリユーコンベア軸及びジヤケツトの
一端部に加熱媒体及び冷却媒体のうち一方の媒体を導入
する媒体入口を、これらスクリユーコンベア軸及びジヤ
ケツトの他端部に加熱媒体及び冷却媒体のうち一方の媒
体を排出する媒体出口を、それぞれ設けている。
【0007】
【作用】本発明の粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機は
前記のように構成されており、 (1)加熱機として使用する場合には、加熱媒体を中空
スクリユーコンベア軸内に流す一方、加熱媒体を中空ジ
ヤケツト内に流し、スクリユーコンベア軸とスクリユー
羽根とを回転し、加熱すべき粉粒体をケーシングの下端
部内へ投入し、回転中のスクリユー羽根によりケーシン
グ内を上方へ搬送して、この粉粒体を中空スクリユーコ
ンベア軸内及び中空ジヤケツト内を流れる加熱媒体によ
り加熱し、ケーシングの上端部に達したときに、粉粒体
排出口からケーシング外へ排出する。この場合、従来の
乾燥機(または焼成機)が不要になる。 (2)また冷却機として使用する場合には、冷却媒体を
中空スクリユーコンベア軸内に流す一方、冷却媒体を中
空ジヤケツト内に流し、スクリユーコンベア軸とスクリ
ユー羽根とを回転し、乾燥機等から排出される冷却すべ
き粉粒体をケーシングの下端部内へ投入し、回転中のス
クリユー羽根によりケーシング内を上方へ搬送して、こ
の粉粒体をスクリユーコンベア軸内及びジヤケツト内を
流れる冷却媒体により冷却し、ケーシングの上端部に達
したときに、粉粒体排出口からケーシング外へ排出す
る。この場合、従来の自然冷却を行う長尺の横型スクリ
ユーコンベアが不要になる
【0008】
【実施例】次に本発明の粉粒体のスクリユー式加熱兼冷
却機を図1に示す一実施例により説明すると、1が竪型
のスクリユーコンベアの中空スクリユーコンベア軸、7
が同スクリユーコンベア軸1に取付けたスクリユー羽
根、3が同スクリユー羽根7を取り囲むケーシング、2
が同ケーシング3の外周部に取付けた中空ジヤケツト
で、上記スクリユーコンベア軸1が同ケーシング3内に
回転可能に支持されている。
【0009】10が上記中空スクリユーコンベア軸1の
一端部(上端部)に回転シール8を介して取付けた媒体
入口、11が同中空スクリユーコンベア軸1の他端部
(下端部)に回転シール9を介して取付けた媒体出口、
12が上記中空ジヤケツト2の一端部(上端部)に取付
けた媒体入口、13が同中空ジヤケツト2の他端部(下
端部)に取付けた媒体出口である。
【0010】4が上記ケーシング3の他端部(下端部)
に取付けた粉粒体投入ホツパ、5が上記ケーシング3の
一端部(上端部)に取付けた粉粒体排出口、6が同粉粒
体排出口5に設けた空気抜き、14が上記スクリユーコ
ンベア軸1の回転駆動用モータである。次に前記図1に
示す粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機の作用を具体的
に説明する。 (1)本スクリユー式加熱兼冷却機を加熱機として使用
する場合には、加熱媒体を媒体入口10→回転シール8
→中空スクリユーコンベア軸1内→回転シール9→媒体
出口11に流す一方、加熱媒体を媒体入口12→中空ジ
ヤケツト2内→媒体出口13に流す。
【0011】このとき、回転駆動用モータ14を起動
し、その回転をスクリユーコンベア軸1に伝えて、同ス
クリユーコンベア軸1とスクリユー羽根7とを回転する
一方、加熱すべき粉粒体を粉粒体投入ホツパ4からケー
シング3の下端部内へ投入し、回転中のスクリユー羽根
7によりケーシング3内を上方へ搬送して、この粉粒体
を中空スクリユーコンベア軸1内及び中空ジヤケツト2
内を流れる加熱媒体により加熱し、ケーシング3の上端
部に達したときに、粉粒体排出口5からケーシング3外
へ排出する。
【0012】この場合、上記竪型のスクリユーコンベア
が図3に示す乾燥機(または焼成機)とバケツトコンベ
アとを兼ね、乾燥機(または焼成機)が不要になって、
設置面積が減少する。 (2)本スクリユー式加熱兼冷却機を冷却機として使用
する場合には、冷却媒体を媒体入口10→回転シール8
→中空のスクリユーコンベア軸1内→回転シール9→媒
体出口11に流す一方、冷却媒体を媒体入口12→中空
のジヤケツト2内→媒体出口13に流す。
【0013】このとき、回転駆動用モータ14を起動
し、その回転をスクリユーコンベア軸1に伝えて、同ス
クリユーコンベア軸1とスクリユー羽根7とを回転する
一方、乾燥機(または焼成機)(図2の15参照)から
排出される冷却すべき粉粒体を粉粒体投入ホツパ4から
ケーシング3の下端部内へ投入し、回転中のスクリユー
羽根7によりケーシング3内を上方へ搬送して、この粉
粒体をスクリユーコンベア軸1内及びジヤケツト2内を
流れる冷却媒体により冷却し、ケーシング3の上端部に
達したときに、粉粒体排出口5からケーシング3外へ排
出する。
【0014】この場合、上記竪型のスクリユーコンベア
が図4に示す長尺の横型スクリユーコンベア(自然冷却
を行う横型スクリユーコンベア)が不要になって、設置
面積が減少する。
【0015】
【発明の効果】本発明の粉粒体のスクリユー式加熱兼冷
却機は前記のように(1)加熱機として使用する場合に
は、加熱媒体を中空スクリユーコンベア軸内に流す一
方、加熱媒体を中空ジヤケツト内に流し、スクリユーコ
ンベア軸とスクリユー羽根とを回転し、加熱すべき粉粒
体をケーシングの下端部内へ投入し、回転中のスクリユ
ー羽根によりケーシング内を上方へ搬送して、この粉粒
体を中空スクリユーコンベア軸内及び中空ジヤケツト内
を流れる加熱媒体により加熱し、ケーシングの上端部に
達したときに、粉粒体排出口からケーシング外へ排出す
る。この場合、従来の乾燥機(または焼成機)が不要に
なる。(2)また冷却機として使用する場合には、冷却
媒体を中空スクリユーコンベア軸内に流す一方、冷却媒
体を中空ジヤケツト内に流し、スクリユーコンベア軸と
スクリユー羽根とを回転し、乾燥機等から排出される冷
却すべき粉粒体をケーシングの下端部内へ投入し、回転
中のスクリユー羽根によりケーシング内を上方へ搬送し
て、この粉粒体をスクリユーコンベア軸内及びジヤケツ
ト内を流れる冷却媒体により冷却し、ケーシングの上端
部に達したときに、粉粒体排出口からケーシング外へ排
出する。この場合、従来の自然冷却を行う長尺の横型ス
クリユーコンベアが不要になるので、上記何れの場合に
も、設置面積を減少できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機の
一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】同スクリユー式加熱兼冷却機を冷却機として使
用する場合の側面図である。
【図3】従来の粉粒体の加熱・冷却装置の一例を示す側
面図である。
【図4】従来の粉粒体の加熱・冷却装置の他の例を示す
側面図である。
【符号の説明】
1 中空スクリユーコンベア軸 2 中空ジヤケツト 3 ケーシング 4 粉粒体投入ホツパ 5 粉粒体排出口 6 空気抜き 7 スクリユー羽根 8 回転シール 9 回転シール 10 媒体入口 11 媒体出口 12 媒体入口 13 媒体出口 14 回転駆動用モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を搬送する竪型のスクリユーコン
    ベアを有し、同竪型のスクリユーコンベアを、スクリユ
    ーコンベア羽根と、これを回転可能に支持するスクリユ
    ーコンベア軸と、上記スクリユーコンベア羽根を取り囲
    むケーシングとにより構成し、上記スクリユーコンベア
    軸を中空にするとともに、上記ケーシングの周りに中空
    のジヤツトを取付け、これらスクリユーコンベア軸及び
    ジヤケツトの一端部に加熱媒体及び冷却媒体のうち一方
    の媒体を導入する媒体入口を、これらスクリユーコンベ
    ア軸及びジヤケツトの他端部に加熱媒体及び冷却媒体の
    うち一方の媒体を排出する媒体出口を、それぞれ設けた
    ことを特徴とする粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機。
JP34127991A 1991-12-24 1991-12-24 粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機 Pending JPH05272868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34127991A JPH05272868A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34127991A JPH05272868A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05272868A true JPH05272868A (ja) 1993-10-22

Family

ID=18344827

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34127991A Pending JPH05272868A (ja) 1991-12-24 1991-12-24 粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05272868A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107042999A (zh) * 2017-04-24 2017-08-15 芜湖市海联机械设备有限公司 一种新型双管喂料机
JP2021014927A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 水ing株式会社 乾燥設備及び加熱量制御方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107042999A (zh) * 2017-04-24 2017-08-15 芜湖市海联机械设备有限公司 一种新型双管喂料机
JP2021014927A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 水ing株式会社 乾燥設備及び加熱量制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102389265B1 (ko) 벌크 재료의 냉각
KR100588274B1 (ko) 정백곡류 가공장치
KR20000005149A (ko) 스크류 컨베이어에서의 벌크 재료 열처리 장치 및벌크 재료 건조 방법
SE449656B (sv) Forfaringssett och anordning for kontinuerlig torkning och/eller granulering av massgods
KR20180008783A (ko) 벌크 제품들을 냉각시키기 위한 냉각 디바이스
CN104886247A (zh) 一种低位旋转出粮循环式谷物干燥机
JPH05272868A (ja) 粉粒体のスクリユー式加熱兼冷却機
US5566470A (en) Metering grain unloader for tower dryer
US4597737A (en) Method and apparatus for drying or heat treating granular material
US7261208B2 (en) Method and installation for drying sludge
KR101347938B1 (ko) 고춧가루 및 곡물 건조 장치
JP6993795B2 (ja) 粉砕システム
US3076269A (en) Grain drier-cooler
US4813480A (en) Apparatus for cooling dust or finely granular bulk material
KR100211282B1 (ko) 입자매체용 건조 및 냉각처리장치
CN207973148U (zh) 一种多功能的农业用物料输送机
CN115111848B (zh) 用于阴米自动化生产的降温冷却系统
JP2005003325A (ja) 米粒群用乾燥装置
CN216282525U (zh) 一种面粉预处理设备
CN113443182B (zh) 碳粉灌装机
CN219341011U (zh) 一种聚氨酯密封胶生产用粉料加料装置
CN209362620U (zh) 燕麦胚芽粉生产线
KR200212681Y1 (ko) 곡물의 건조 및 볶음을 위한 진동 이송장치
CN210171918U (zh) 一种具有干燥功能的筛沙机
CN209573181U (zh) 一种饲料冷却塔的进料装置