JPH05272496A - 送風ファン取付装置 - Google Patents

送風ファン取付装置

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JPH05272496A
JPH05272496A JP7073092A JP7073092A JPH05272496A JP H05272496 A JPH05272496 A JP H05272496A JP 7073092 A JP7073092 A JP 7073092A JP 7073092 A JP7073092 A JP 7073092A JP H05272496 A JPH05272496 A JP H05272496A
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JP
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blower fan
drive shaft
fan
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JP7073092A
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Michio Kurihara
道雄 栗原
Toshihiko Miyake
利彦 三宅
Toshihiko Aihara
敏彦 相原
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
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Matsushita Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風ファン取付装置において、送風ファンの
着脱作業を容易にするとともに、その作業を長期間にわ
たってくり返してつづけても、確実に送風ファンの着脱
ができるようにする。 【構成】 駆動軸2の係合溝5に係合して送風ファン6
の抜止めをなす二股状のばね部材15の対向2辺15
a、15bの自由端側を外側に折曲し、かつ基端部15
c側に折り返し、その先端に設けたばね係合部16a、
16bを送風ファン6に設けた係合部17a、17bに
回動自在に係合するとともに、その基端部15c側を送
風ファン6に設けたプッシュレバー12の押圧操作に連
動して中心側へ移動自在に設け、プッシュレバー12を
押圧操作することにより、ばね部材15の両先端のばね
係合部16a、16bが回動して係合溝5に係合する部
分が拡開し、係合溝5から外れるようにした構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動軸に着脱自在に装
着される送風ファンの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば換気扇等に用いられる送風ファ
ンは汚れやすいので、近年その清掃作業を行う際、送風
ファンを駆動軸から容易に着脱することができる送風フ
ァン取付装置が求められている。
【0003】従来のこの種の送風ファン取付装置とし
て、たとえば実公平3−41115号公報に示すような
構成のものが提供されていた。
【0004】以下、その構成について図3および図4を
参照しながら説明する。図に示すように、電動機101
の駆動軸102に回転伝達用のピン103と環状の係合
溝104とを設ける一方、送風ファン105に、駆動軸
102の係合溝104と係合する二股状のばね部材10
6を図示上下方向に移動自在に設け、このばね部材10
6の対向2辺106a、106bの基端部に操作部材1
07を設けるとともに、対向2辺106a、106bの
先端部と摺接するテーパ面108a、108bを有した
拡開用凸部108を設け、そして、送風ファン105の
ボス部109を駆動軸102に挿入すると、駆動軸10
2の先端のテーパ部102aによってばね部材106が
拡開され、さらに送風ファン105を押し込むと、ばね
部材106は、駆動軸102の係合溝104に嵌り込
み、自己の弾性復元力により縮小して係合し、送風ファ
ン105は抜止めされ、また、操作部材107を図示下
方向に押圧操作すると、ばね部材106の両先端部が拡
開用凸部108のテーパ面108a、108b上を摺動
して拡開し、ばね部材106が駆動軸102の係合溝1
04から外れ出ることによって、駆動軸102から送風
ファン105を取り外すというものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の送風
ファン取付装置では、駆動軸102から送風ファン10
6を取り外す際、操作部材107を押圧操作し、ばね部
材106の先端部を拡開用凸部108のテーパ面108
a、108bに押し付けながら、下方に摺動させて、ば
ね部材106を拡開変形させているので、その操作力
は、ばね部材106自身の弾発力と拡開用凸部108の
テーパ面108a、108bを摺動する接触抵抗とが加
わった強い力が必要となり、駆動軸102から送風ファ
ン105を取り外しにくいという課題があった。また、
その操作を長期間にわたってくり返しつづけると、拡開
用凸部108のテーパ面108a、108bが磨耗し、
ばね部材106の拡開変形量が減少し、ばね部材106
が係合溝104から外れなくなり駆動軸102から送風
ファン106を取り外すことができなくなるという課題
があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、操作
部材の押圧操作力を減少させ、送風ファンの着脱作業を
より容易にするとともに、その作業を長期間にわたって
くり返しつづけても、確実に送風ファンを着脱すること
のできる送風ファン取付装置を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電動機等の駆動軸に設けた回転伝達用の凸
部と、前記駆動軸の外周部に設けた係合溝と、前記駆動
軸に嵌合するボス部を中心に有した送風ファンの前記ボ
ス部の先端に設けられ前記駆動軸の凸部に係合する凹部
と、前記送風ファンに設けられ前記駆動軸の係合溝に係
合して前記送風ファンの抜止めをなす二股状のばね部材
と、前記送風ファンに設けられその中心方向に向かって
押圧操作される操作部材とを備え、前記ばね部材はその
対向2辺の自由端側を外側に折曲し、かつ基端部側に折
り返し、その先端に設けたばね係合部を前記送風ファン
に設けた係合部に回動自在に係合するとともに、前記基
端部が前記操作部材の押圧操作に連動して移動するよう
に設けられてなる送風ファン取付装置の構成としたもの
である。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、送風ファンを駆
動軸から取り外す場合は、操作部材を送風ファンの中心
方向に押圧操作すると、この操作と連動してばね部材
は、その基端部が送風ファンの中心方向に向かって移動
するが、先端が送風ファンの係合部に係合しているの
で、対向2辺の部分が外側へ拡開して駆動軸の係合溝か
ら外れ、簡単に送風ファンを取り外すことができること
となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図1および
図2を参照しながら説明する。
【0010】図に示すように、電動機1の駆動軸2に
は、その途中に回転伝達用の凸部であるピン3が径方向
に貫通するように圧入されている。また、駆動軸2の先
端部4は先細状のテーパ面4aに形成され、このテーパ
面4a近傍の外周部には、これを一周する環状の係合溝
5が設けられている。そして、駆動軸2には、後述する
送風ファン6が着脱自在に装着される。この送風ファン
6は、円筒状の羽根基部7の外周囲に羽根板8を放射状
に突設するとともに、その中央部に円筒状のボス部9を
一体に形成し、このボス部9に軸方向に貫通する嵌合孔
10を有している。そして、ボス部9の先端側には、ピ
ン3に係合する凹部である割り溝11が形成されてい
る。また、羽根基部7の側端部の外周部近傍には、操作
部材であるプッシュレバー12が、羽根基部7に設けら
れたスライド係合部13によって羽根基部7の外周部側
から中心方向に移動自在に設けられている。そして、プ
ッシュレバー12は、前記中心方向端部に係合孔14を
有しており、この係合孔14に、ばね線により基端部1
5cから二股状に延びるように形成されたばね部材15
の基端部15cが係合され、ばね部材15はプッシュレ
バー12の押圧操作に連動して中心側へ移動自在に設け
られている。また、このばね部材15は、その対向2辺
15a、15bを駆動軸2の係合溝5に係合させるとと
もに、それぞれの自由端側を駆動軸2の係合溝5に係合
する部分より外側に折曲し、かつ基端部15c側に折り
返しており、その先端にばね係合部16a、16bを有
している。そして、ばね係合部16a、16bは、羽根
基部7に設けられた係合部17a、17bによって回動
自在に係合されている。18はばね部材15を案内する
案内リブであり、羽根基部7に一体に設けられている。
一方、羽根基部7の側端部には、プッシュレバー12
や、ばね部材15等を覆うボスカバー19が装着されて
いる。
【0011】上記のように構成された送風ファン取付装
置において、駆動軸2に送風ファン6を着脱する作業を
以下に説明する。
【0012】まず、駆動軸2に送風ファン6を取り付け
る場合は、ボス部9の嵌合孔10に駆動軸2を挿入す
る。この挿入過程で羽根基部7を回してボス部9先端の
割り溝11がピン3と合致するようにして押し込むと、
割り溝11がピン3に嵌合して係合状態となり、これに
よって駆動軸2の回転が送風ファン6に伝達されるよう
になるとともに、ばね部材15の対向2辺15a、15
bが駆動軸2先端のテーパ面4aにより押し拡げられつ
つ駆動軸2の外周面を摺動する。そして、ばね部材15
が係合溝5に遭遇すると、その対向2辺15a、15b
自身の弾性力により縮小する方向に復元し、係合溝5に
嵌り込んでこれに係合し、送風ファン6が駆動軸2に抜
止め状態となる。
【0013】また、駆動軸2から送風ファン6を取り外
す場合には、プッシュレバー12を送風ファン6の中心
方向へ押圧操作すると、図1の2点鎖線で示すように、
プッシュレバー12に係合したばね部材15の基端部1
5cが連動して中心方向へ移動するとともに、その先端
のばね係合部16a、16bが、それぞれの係合部17
a、17bを支点にして図示矢印Bの方向へ回動し、ば
ね部材15の係合溝5に係合する部分が自身の弾性力に
抗して拡開変形して駆動軸2の係合溝5から外れ出る。
そして、ばね部材15が係合溝5から外れ出ると同時
に、送風ファン6を電動機1と反対方向に抜き出すこと
によって外すことができる。このあと、プッシュレバー
12の押圧を解けば、ばね部材15自身の弾性復元力に
よって先端のばね係合部16a、16bが、それぞれの
係合部17a、17bを支点にして図示矢印Cの方向へ
回動し、基端部15cが図示上方へ移動しつつ、ばね部
材15の係合溝5に係合する部分が縮小し元の状態に戻
る。
【0014】このように、本発明の送風ファン取付装置
によれば駆動軸2から送風ファン6を取り外す場合のプ
ッシュレバー12の押圧操作力は、従来のように、ばね
部材の先端部をテーパ面に沿って摺動させ、ばね部材を
拡開変形させるように、ばね部材自身の弾発力に接触抵
抗が加わることなく、ばね部材15自身を拡開変形させ
るだけの小さな力で行うことができるとともに、その作
業を長期間にわたってくり返してつづけても、ばね部材
15の先端部が摺動するテーパ面が存在しないので、ば
ね部材15の拡開変形量が減少することがなく、確実な
着脱を行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればプッシュレバーの押圧操作力を減少させ、送
風ファンの着脱作業を容易にするとともに、その作業を
長期間にわたってくり返しつづけても、確実に送風ファ
ンを着脱することのできる送風ファン取付装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の送風ファン取付装置の正面
【図2】同側面断面図
【図3】従来の送風ファン取付装置の背面図
【図4】同側面断面図
【符号の説明】
1 電動機 2 駆動軸 3 ピン 5 係合溝 6 送風ファン 9 ボス部 11 割り溝 12 プッシュレバー 15 ばね部材 15a、15b 対向2辺 15c 基端部 16a ばね係合部 16b ばね係合部 17a 係合部 17b 係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機等の駆動軸に設けた回転伝達用の凸
    部と、前記駆動軸の外周部に設けた係合溝と、前記駆動
    軸に嵌合するボス部を中心に有した送風ファンの前記ボ
    ス部の先端に設けられ前記駆動軸の凸部に係合する凹部
    と、前記送風ファンに設けられ前記駆動軸の係合溝に係
    合して前記送風ファンの抜止めをなす二股状のばね部材
    と、前記送風ファンに設けられその中心方向に向かって
    押圧操作される操作部材とを備え、前記ばね部材はその
    対向2辺の自由端側を外側に折曲し、かつ基端部側に折
    り返し、その先端に設けたばね係合部を前記送風ファン
    に設けた係合部に回動自在に係合するとともに、前記基
    端部が前記操作部材の押圧操作に連動して移動するよう
    に設けられてなる送風ファン取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113202815A (zh) * 2021-06-09 2021-08-03 安徽信息工程学院 一种主机用的叶片可拆卸散热风扇
CN114901952A (zh) * 2020-02-06 2022-08-12 Abb瑞士股份有限公司 风扇、同步电机和生产风扇的方法

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CN114901952A (zh) * 2020-02-06 2022-08-12 Abb瑞士股份有限公司 风扇、同步电机和生产风扇的方法
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