JPH05271205A - 2−(テトラゾール−5−イル)−1,1’−ビフェニル誘導体、その製造法および合成中間体としての使用 - Google Patents

2−(テトラゾール−5−イル)−1,1’−ビフェニル誘導体、その製造法および合成中間体としての使用

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JPH05271205A
JPH05271205A JP4348558A JP34855892A JPH05271205A JP H05271205 A JPH05271205 A JP H05271205A JP 4348558 A JP4348558 A JP 4348558A JP 34855892 A JP34855892 A JP 34855892A JP H05271205 A JPH05271205 A JP H05271205A
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Marc Daumas
マルク・ドマ
Christian Hoornaert
クリスチャン・ホールネールト
Isaac Chekroun
イザック・シェクルン
Manuel Bedoya-Zurita
マヌエル・ベドヤ−スリタ
Jose Ruiz-Montes
ホセ・ルイス−モンテス
Greciet Helene
エレーヌ・グレシー
Guy Rossey
ギ・ロシー
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Synthelabo SA
Original Assignee
Synthelabo SA
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D257/00Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D257/02Heterocyclic compounds containing rings having four nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
    • C07D257/04Five-membered rings

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】一般式(I): [Xはジブロモメチル基、ホルミル基、(C1−4)ア
ルキル基、式:CH(ORで表される基、または
式:CH(OH)ORで表される基を表す(ここにR
は水素原子または(C1−3)アルキル基を表し、C
H(ORにおいてはその(C1−3)アルキル基
は1,3−ジオキソランまたは1,3−ジオキサン環を
形成するものであってもよい)、Yは水素原子、1,1
−ジメチルエチル基、トリフェニルメチル基などを示
す]で表される化合物およびその製造法。 【効果】上記化合物は2′−(テトラゾール−5−イ
ル)−1,1′−ビフェニル−4−メチレニル基で置換
された種々の複素環誘導体を製造する際の合成中間体と
して有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は2-(テトラゾール-5-イル)-1,
1'-ビフェニル誘導体およびその製造法に関する。
【0002】本発明の化合物は次式(I)で表される。
【化12】 [式中、Xはジブロモメチル基、ホルミル基、(C1-4)ア
ルキル基、式:CH(OR5)2で表される基、または式:
CH(OH)OR5で表される基を表す(ここにR5は水素
原子または(C1-3)アルキル基を表し、CH(OR5)2
おいてはその(C1-3)アルキル基は1,3-ジオキソラン
または1,3-ジオキサン環を形成するものであってもよ
い)。Yは水素原子、1,1-ジメチルエチル基、トリフ
ェニルメチル基、トリメチルスタニル基、トリブチルス
タニル基、(1,1-ジメチルエチル)ジメチルシリル基、
(1,1-ジメチルエチル)ジフェニルシリル基、2-シア
ノエチル基、または式:CH2OR6で表される基(ここ
にR6はメチル、フェニルメチル、1,1-ジメチルエチ
ル、2,2,2-トリクロロエチル、ベンジルオキシカル
ボニル、または2,2,2-トリクロロエチルオキシカル
ボニル基を表す)を表す。ただし、Yはテトラゾール環
の1位または2位に位置するものとする。]
【0003】次式(1)で表される1,1'-ビフェニル-4
-カルボキシアルデヒド誘導体は、欧州特許出願EP0
449699で言及されている。
【化13】 [Zはシアノ基、ニトロ基、またはアルコキシカルボニ
ル基を表す]
【0004】本発明の化合物は、有機化学の分野でよく
知られている様々な方法に従って製造することができ
る。例えば式(Ib)で表されるアルデヒドは、置換基Y
の性質によって下記反応式1のいずれかの反応経路に従
って合成することができる。
【化14】
【0005】第1の方法では、式(II)で表される誘導体
を、例えば硝酸アンモニウムセリウムまたは過マンガン
酸カリウムなどの酸化剤で処理する。この方法の使用例
はSynthesis,1989,293およびCan.J.Chem.,1976,54,411
に認められる。Yが水素原子またはSnR3(ここにRは
(C1-6)アルキル基、フェニル基、シクロヘキシル基、
トリフェニルメチル基、2-シアノエチル基、または
(4-ニトロフェニル)メチル基を表す)である式(II)の
誘導体は欧州特許EP021969に記述されている。
【0006】第2の方法では、式(II)で表される誘導体
を、例えば四塩化炭素などの溶媒中、過酸化ベンゾイル
やα,α'-アゾイソブチロニトリルなどの開始剤の存在
下、還流温度でN-ブロモスクシンイミドと反応させる
ことによって、式(Ia)で表される誘導体に変換する。
式(Ia)で表される誘導体を式(Ib)で表されるアルデ
ヒドに変換する。この変換は、ピリジン、ヒドロキシル
アミン、ヒドラジンまたはモルホリンなどのアミンと反
応させて加水分解するか、あるいは有機または無機の塩
基または酸で触媒される加水分解によるか、あるいは銀
塩によって触媒される加水分解によるか、あるいは脂肪
族ジオールまた脂肪族アルコール中での加溶媒分解によ
って行うことができる。このような種類の変換の例はJ.
LabelledComp.,1972,8,397;Syn.Comm.,1987,17,1695;
Org.Synth.,1954,34,82;Tetrahedron Lett.,1984,25,3
099に認められる。
【0007】有機化学の分野で充分に確立した技術(例
えばT.W.Greene,“Protective Groups in Organic Synt
hesis",1981,ウィリー-インターサイエンスに記述され
ている技術)を用いることにより、式(Ib)で表される
化合物のアルデヒド官能基を例えば脂肪族アセタールや
脂環式アセタール(特に1,3-ジオキソランまたは1,
3-ジオキサン)の形態で保護して、式(Ic)で表される
化合物を得ることができる。
【0008】米国特許第5039814号は、有機リチ
ウム化合物から類似の誘導体を製造する方法であって、
触媒存在下での金属転移反応(トランスメタレーション)
の中間工程を含む方法について記述している。
【0009】下記反応式2に示すもう1つの本発明方法
は、触媒の存在下でアリール-アリール直接カップリン
グを行うことを可能にするものである。
【化15】
【0010】Xがジブロモメチル基でない式(I)の化合
物については、Mがアルミニウム、ホウ素、カドミウ
ム、銅、マグネシウムおよび亜鉛からなる群から選択さ
れる式(2)で表される化合物と、Yが上記と同意義であ
り、かつ、Zが臭素原子またはヨウ素原子を表す式(3)
の化合物のカップリングを、触媒量のパラジウムまたは
活性化ニッケルの存在下で、必要であればグリニャール
試薬または水素化アルミニウムを用いて行う。
【0011】式(Ib)で表される化合物は、YがCH
(OR5)2またはCH(OH)OR5を表す式(I)の化合物
(ここにR5は水素原子または(C1-3)アルキル基を表
し、CH(OR5)2においてはその(C1-3)アルキル基は
1,3-ジオキソランまたは1,3-ジオキサン環を形成す
るものであってもよい)の加水分解によって得ることが
できる。
【0012】出発化合物は市販されているか、文献に記
述されているか、あるいはそこに記述されている方法も
しくは当業者に公知の方法によって製造することができ
る。
【0013】例えば式(3)の化合物は、Z.Grzonkaら,J.
Chem.Soc.,Perkin Trans.II,1979,12,1670-1674に記述
されている方法に従って製造される。
【0014】以下、実施例により本発明を例示する。種
々の分析により化合物の構造を確認した。
【0015】実施例15-(4'-ジブロモメチル-1,
1'-ビフェニル-2-イル)-2-トリフェニルメチル-2H
-テトラゾール 1.1 5-(4'-メチル-1,1'-ビフェニル-2-イル)-
2-トリフェニルメチル-2H-テトラゾール第1法 無水テトラヒドロフラン4ml中のマグネシウム0.36
0gを、還流冷却器と滴下ロートを装着した二口丸底フ
ラスコに入れる。次に、1-ブロモ-4-メチルベンゼン
2g(11.7ミリモル)の無水テトラヒドロフラン(15m
l)溶液を穏やかな還流下で滴下する。この混合物を室温
で1時間撹拌した後、1M濃度の塩化亜鉛-エチルエーテ
ル溶液11.7mlを0℃で加える。この混合物を室温で
30分間放置する。
【0016】別の丸底フラスコ中で、無水テトラヒドロ
フラン10mlに溶解したジクロロビス(トリフェニルホ
スフィン)ニッケル(II)0.190gを3M濃度のメチルマ
グネシウムクロリド-テトラヒドロフラン溶液0.15ml
で処理することによってニッケル錯体を調製する。次に
5-(2-ヨードフェニル)-2-トリフェニルメチル-2H-
テトラゾール3g(5.83ミリモル)の無水テトラヒドロ
フラン(15ml)溶液を加える。この混合物を室温で15
分間撹拌し、上で得た亜鉛誘導体を移送針を用いて加え
る。この混合物を室温で1時間撹拌する。次に水20ml
を加え、その混合物を酢酸エチル150mlで抽出し、そ
の抽出物を塩化ナトリウム飽和溶液20mlで洗浄し、硫
酸マグネシウムで乾燥する。
【0017】得られた生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにかけ、酢酸エチル/ヘキサン(1/4)混
合液で溶出させることにより精製する。
【0018】2.2gの生成物が白色固体として得られ
る。融点:161〜162℃,収率:78.8%
【0019】第2法 5-(2-ヨードフェニル)-2-トリフェニルメチル-2H-
テトラゾール 1g(1.9ミリモル)、パラ-トルエンボロ
ン酸0.29g(2.13ミリモル)、(ジベンジリデンアセ
トン)パラジウム 60mg、トリフェニルホスフィン 1
10mg、2M炭酸ナトリウム溶液2ml、およびトルエン
20mlを、還流冷却器を装着した二口丸底フラスコに順
次導入する。この混合物を16時間100℃に保つ。冷
却と分離の後、水層を酢酸エチル150mlで抽出し、有
機層を合し、水20mlおよび塩化ナトリウム飽和溶液2
0mlで順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒
を留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにかけ、酢酸エチル/ヘキサン(1/4)混合液で溶
出させることにより精製する。
【0020】0.69gの生成物が白色固体として得られ
る。融点:161〜162℃,収率:74.1%
【0021】第3法 無水テトラヒドロフラン4ml中のマグネシウム0.36
0gを、還流冷却器と滴下ロートを装着した二口丸底フ
ラスコに入れる。次に、1-ブロモ-4-メチルベンゼン
2g(11.7ミリモル)の無水テトラヒドロフラン(10m
l)溶液を穏やかな還流下で滴下する。この混合物を室温
で1時間撹拌する。
【0022】別の丸底フラスコ中で、無水テトラヒドロ
フラン10mlに溶解したジクロロビス(トリフェニルホ
スフィン)パラジウム(II)0.2gを1M濃度の水素化ジイ
ソブチルアルミニウム-ヘキサン溶液0.6mlで処理する
ことにより、パラジウム錯体を調製する。この溶液に、
5-(2-ヨードフェニル)-2-トリフェニルメチル-2H-
テトラゾール3g(5.8ミリモル)の無水テトラヒドロフ
ラン(15ml)溶液を加える。この混合物を室温で15分
間撹拌し、上で得たマグネシウム誘導体を移送針を用い
て添加する。この混合物を室温で1時間撹拌する。次に
水15mlを加え、その混合物を酢酸エチル100mlで抽
出し、その抽出物を塩化ナトリウム飽和溶液20mlで洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。
【0023】得られた生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにかけ、酢酸エチル/ヘキサン(1/4)混
合液で溶出させることにより精製する。
【0024】1.6gの生成物が白色固体として得られ
る。融点:161〜162℃,収率57.3%
【0025】1.2 5-(4'-ジブロモメチル-1,1'-
ビフェニル-2-イル)-2-トリフェニルメチル-2H-テ
トラゾール 上で得た化合物5g(10.5ミリモル)を四塩化炭素60
mlに溶解する。N-ブロモスクシンイミド4.1g(23ミ
リモル)とα,α'-アゾビスイソブチロニトリル50mg
(0.304ミリモル)を加えた後、その混合物を2時間
還流する。その混合物を放置冷却し、濾過する。濾液を
留去し、その残渣をエーテルでトリチュレートする。所
期の化合物5.97gが白色粉末として得られる。以降、
この化合物をさらに精製することなく使用する。収率:
89%,融点:176℃
【0026】実施例25-(4'-ジブロモメチル-1,
1'-ビフェニル-2-イル)-2-(1,1-ジメチルエチル)-
2H-テトラゾール 2.1 5-(4'-メチル-1,1'-ビフェニル-2-イル)-
2-(1,1-ジメチルエチル)-2H-テトラゾール 5-(4'-メチル-1,1'-ビフェニル-2-イル)-1H-テ
トラゾール2.3g(8.8ミリモル)をトリフルオロ酢酸
10mlに溶解し、塩化メチレン2mlに溶解したtert-ブ
タノール1.3g(18ミリモル)および95%リン酸0.
86g(8.8ミリモル)を加える。この混合物を室温で5
時間撹拌する。この反応混合物を氷冷水120ml中に注
ぎ、塩化メチレン80mlで2回抽出する。有機層を炭酸
水素ナトリウム飽和溶液50mlで洗浄する。有機層を硫
酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去することによ
り、所期の化合物2.82gが油状物として得られ、この
油状物は固化する。以降、この粗生成物をそのまま使用
する。エタノール/水混合液からの結晶化により、上記
生成物が白色粉末として得られる。定量的収率。融点:
93〜95℃
【0027】2.2 5-(4'-ジブロモメチル-1,1'-
ビフェニル-2-イル)-2-(1,1-ジメチルエチル)-2H
-テトラゾール 実施例1.2に従い、上で得た化合物2.2g(7.5ミリ
モル)から油状物を得、これをシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにかけて、塩化メチレン/シクロヘキサン
混合液で溶出させる。精製した油状物をペンタンでトリ
チュレートし、所期の化合物1.57gを白色粉末として
得る。収率:46%,融点:92〜94℃
【0028】実施例32'-(2-トリフェニルメチル-
2H-テトラゾール-5-イル)-1,1'-ビフェニル-4-カ
ルボキシアルデヒド 上記(1.2)で得た化合物5.4g(7.2ミリモル)を、ア
セトニトリル100mlとジメチルホルムアミド10mlを
含む混合物中に懸濁する。炭酸銀4.18g(15ミリモ
ル)を加え、その混合物を7時間加熱還流する。その混
合物を塩化メチレン100mlで希釈し、沈殿物を瀘過す
る。溶媒を留去する。粗生成物を塩化メチレン150ml
中に取り出し、0.5M炭酸カリウム溶液各50mlで2
回、水50mlで1回、0.1N塩酸50mlで1回、最後
に水50mlで1回洗浄する。有機層を硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を留去する。得られた油状物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーにかけ、塩化メチレン/シ
クロヘキサン勾配で溶出させる。無色のゴム状物が得ら
れ、これをエーテルでトリチュレートする。所期の化合
物1.4gが白色粉末として得られる。収率:40%,融
点:157〜158℃。
【0029】実施例42'-[2'-(1,1-ジメチルエチ
ル)-2H-テトラゾール-5-イル]-1,1'-ビフェニル-
4-カルボキシアルデヒド 上記(2.2)で得た化合物1.2g(2.7ミリモル)から、
実施例3に記述した方法に従って所期の化合物0.8gを
油状物として得る。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにかけ、塩化メチレンで溶出させる。精製した
油状物をペンタンでトリチュレートし、0.59gの生成
物を白色粉末として得る。エタノール/水混合液からの
再結晶後、生成物が白色結晶として得られる。収率:7
2%,融点:64〜67℃
【0030】この化合物は、上記(2.2)で得た化合物
0.05g(0.11ミリモル)をメタノール10ml中で1
8時間加熱還流することによっても得ることができる。
溶媒を留去した後、生成物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーにかけ、酢酸エチル/ヘキサン(1/4)混合
液で溶出させる。所期の化合物0.02gが得られる。収
率:50%
【0031】実施例55-(4'-ジメトキシメチル-1,
1'-ビフェニル-2-イル)-2-トリフェニルメチル-2H
-テトラゾール 無水テトラヒドロフラン4ml中のマグネシウム0.28
5gを、還流冷却器と滴下ロートを装着した二口丸底フ
ラスコに入れる。次に、1-ブロモ-4-(ジメトキシメチ
ル)ベンゼン2g(8.6ミリモル)の無水テトラヒドロフ
ラン(10ml)溶液を穏やかな還流下で滴下する。この混
合物を室温で1時間撹拌した後、1M濃度の塩化亜鉛-エ
チルエーテル溶液11.6mlを0℃で加える。この混合
物を室温で30分間放置する。別の丸底フラスコ中で、
無水テトラヒドロフラン10mlに溶解したジクロロビス
(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)0.205gを
1M濃度の水素化ジイソブチルアルミニウム-ヘキサン溶
液0.6mlで処理することにより、パラジウム錯体を調
製する。この溶液に、5-(2-ヨードフェニル)-2-トリ
フェニルメチル-2H-テトラゾール3g(5.8ミリモル)
の無水テトラヒドロフラン(15ml)溶液を加える。この
混合物を室温で15分間撹拌し、上で得た亜鉛誘導体を
移送針を用いて添加する。この混合物を室温で1時間撹
拌する。次に水15mlを加え、その混合物を酢酸エチル
100mlで抽出し、抽出物を塩化ナトリウム飽和溶液2
0mlで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。
【0032】得られた生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにかけ、酢酸エチル/ヘキサン(1/4)混
合液で溶出させる。
【0033】2.15gの生成物が白色固体として得られ
る。融点:120〜121℃,収率:68.47%
【0034】実施例65-(4'-ジメトキシメチル-1,
1'-ビフェニル-2-イル)-2-(1,1-ジメチルエチル)-
2H-テトラゾール 無水テトラヒドロフラン4ml中のマグネシウム0.61g
を、還流冷却器と滴下ロートを装着した二口丸底フラス
コに入れる。次に、1-ブロモ-4-(ジメトキシメチル)
ベンゼン4.26g(18.4ミリモル)の無水テトラヒド
ロフラン(15ml)溶液を穏やかな還流下で滴下する。こ
の混合物を室温で1時間撹拌した後、1M濃度の塩化亜
鉛-エチルエーテル溶液22mlを0℃で加える。この混
合物を室温で30分間放置する。
【0035】別の丸底フラスコ中で、無水テトラヒドロ
フラン10mlに溶解したジクロロビス(トリフェニルホ
スフィン)ニッケル(II)0.33gを3M濃度のメチルマグ
ネシウムクロリド-テトラヒドロフラン溶液0.35mlで
処理することによりニッケル錯体を調製する。次に、5
-(2-ヨードフェニル)-2-(1,1-ジメチルエチル)-2
H-テトラゾール3.28g(10ミリモル)の無水テトラ
ヒドロフラン(15ml)溶液を加える。その混合物を室温
で15分間撹拌した後、上で得た亜鉛誘導体を移送針を
用いて添加する。この混合物を室温で1時間撹拌する。
次に水20mlを加え、その混合物を酢酸エチル150ml
で抽出し、抽出物を塩化ナトリウム飽和溶液20mlで洗
浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。
【0036】得られた生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーにかけ、酢酸エチル/ヘキサン(1/4)混
合液で溶出させる。
【0037】2.46gの生成物が白色固体として得られ
る。融点:59〜61℃,収率:69.8%
【0038】実施例72'-(1H-テトラゾール-5-イ
ル)-1,1'-ビフェニル-4-カルボキシアルデヒド 第1法 実施例3で得た化合物0.5g(1ミリモル)をメタノール
20mlに溶解する。酢酸1mlを加え、その混合物を加熱
還流する。溶媒を留去し、その残渣を1N水酸化ナトリ
ウム溶液60ml中に取り出す。水層をエーテル各50ml
で3回抽出する。水層を濾過し、その濾液を濃塩酸でp
H1に酸性化する。沈殿物を瀘過し、水で洗浄する。
0.065gの生成物が白色粉末として得られる。収率:
25%,融点:184〜186℃
【0039】第2法 実施例5で得た化合物28g(52ミリモル)をテトラヒ
ドロフラン200mlと水70mlからなる混合液に溶解す
る。酢酸70mlを加え、その混合物を4時間50℃にす
る。溶媒を留去し、その残渣を1N水酸化ナトリウム溶
液200ml中に取り出す。水層を酢酸エチル各250ml
で3回抽出し、濃塩酸でpH1に酸性化する。沈殿物を
瀘過し、水で洗浄する。
【0040】8.9gの生成物が白色固体として得られ
る。収率:68%,融点:183〜185℃
【0041】本発明化合物は、2'-(テトラゾール-5-
イル)-1,1'-ビフェニル-4-メチレニル基で置換され
た種々の複素環誘導体、例えばそれぞれフランス特許出
願FR91 02031および欧州特許出願EP050
0409に記述されている3-ピラゾロン誘導体および
4-ピリミジノン誘導体などを製造する際に特に有用で
ある。
【0042】この合成を下記反応式3に示す。
【化16】
【0043】式(I)(XおよびYは上記と同意義である)
で表される化合物を、式(III)で表されるβ-ケトエステ
ル誘導体と縮合させ、有機化学の分野でよく知られてい
る条件下(例えばOrg.React.,1967,15,202に記述されて
いる条件下)で水素添加を行うことにより、式(IV)で表
されるβ-ケトエステル誘導体(とりわけ、フランス特許
出願FR91 02031および欧州特許出願EP05
00409に記述されている誘導体)を製造する。式(VI
I)で表される3-ピラゾロン誘導体または式(VIII)で表
される4-ピリミジノン誘導体を製造するには、フラン
ス特許出願FR91 02031および欧州特許出願E
P0500409に記述されているように、上記化合物
をそれぞれ式(V)で表されるヒドラジン化合物または式
(VI)で表されるアミジン化合物と反応させる。
【0044】式(IV)で表される化合物の合成を以下に例
示する。式(IV)で表される化合物は上記反応式3に従っ
て式(VII)または式(VIII)で表される化合物に変換され
る。
【0045】3-オキソ-2-[[2'-(2-(1,1-ジメチル
エチル)-2H-テトラゾール-5-イル)-1,1'-ビフェニ
ル-4-イル]メチル]ヘプタン酸メチルの合成 実施例4で得た化合物3.6g(12ミリモル)をトルエン
25mlに溶解する。3-オキソヘプタン酸メチル1.96
g(12ミリモル)、酢酸175mg(3ミリモル)およびピ
ペリジン50mg(0.5ミリモル)を加える。この混合物
を共沸分離しながら2時間還流する。5mlの溶媒を除去
し、混合物を5時間再還流する。トルエン5ml中に酢酸
1.2g(20ミリモル)とピペリジン0.35g(4ミリモ
ル)とを含む溶液1mlを加え、その混合物を5時間還流
する。溶媒を留去し、粗反応生成物をエーテル80ml中
に取り出す。この溶液を塩酸40mlで1回、1M炭酸ナ
トリウム40mlで2回、水40mlで1回順次洗浄する。
有機層を硫酸マグネシウムで乾燥する。溶媒を留去した
後、4.9gの生成物が黄色油状物として得られる。得ら
れた油状物をメタノール80ml中に取り出し、パラジウ
ム-活性炭350mgを加え、その混合物をパール装置で
3時間水素化する。触媒を濾去し、溶媒を留去する。粗
反応生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにか
け、酢酸エチルとヘキサンの勾配で溶出させる。3.6g
の淡黄色油状物が得られる。収率:69%1 H NMR(CDCl3,TMSに対するδ値(pp
m)):8.00−7.92(m,1H,芳香族);7.64−7.
43(m,3H,芳香族);7.15(s,4H,芳香族);3.
79(t,1H,7.7Hz,>CH−);3.69(s,3
H,OMe);3.15(d,2H,7.7Hz,CH2-A
r);2.64−2.25(m,2H,CH2-C(O));1.5
9(s,9H,(CH3)3);1.62−1.41(m,2H,C
2);1.36−1.15(m,2H,CH2);0.87(t,
3H,CH3) IR(NaCl,フィルム):1750,1720cm-1
【0046】上記式(III)から式(VIII)までにおいて、
1は直鎖状または分枝鎖状の(C1-7)アルキル基、直鎖
状または分枝鎖状の(C3-9)アルケニル基、またはシク
ロ(C3-7)アルキル(C1-6)アルキル基を表し、R2は水
素原子、直鎖状または分枝鎖状の(C1-7)アルキル基、
直鎖状または分枝鎖状の(C3-9)アルケニル基、直鎖状
または分枝鎖状の(C3-9)アルキニル基、直鎖状または
分枝鎖状の(C1-7)アルコキシ基、シクロ(C3-7)アルキ
ル(C1-3)アルキル基、シクロ(C3-7)アルコキシ基、直
鎖状または分枝鎖状の(C1-7)アルキルチオ基、シクロ
(C3-7)アルキルチオ基、置換基を有してもよいアリー
ル基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、置換基
を有してもよいアリールチオ基、環上に置換基を有して
もよいアリール(C1-3)アルキル基、環上に置換基を有
してもよいアリールオキシ(C1-3)アルキル基、環上に
置換基を有してもよいアリールチオ(C1-3)アルキル
基、または環上に置換基を有してもよい複素アリール
(C1-3)アルキル基を表し、R3は水素原子、直鎖状また
は分枝鎖状の(C1-7)アルキル基、直鎖状または分枝鎖
状の(C3-9)アルケニル基、直鎖状または分枝鎖状の(C
3-9)アルキニル基、置換基を有してもよいアリール基、
環上に置換基を有してもよいアリール(C1-3)アルキル
基、環上に置換基を有してもよいアリールオキシ
(C1-3)アルキル基、環上に置換基を有してもよいアリ
ールチオ(C1-3)アルキル基、シクロ(C3-7)アルキル
(C1-3)アルキル基、または環上に置換基を有してもよ
い複素アリール(C1-3)アルキル基を表し、R4はメチル
基、エチル基、1,1-ジメチルエチル基、フェニルメチ
ル基を表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イザック・シェクルン フランス93800エピネー、リュ・デ・ゼコ ンドー25ビス番 (72)発明者 マヌエル・ベドヤ−スリタ フランス75003パリ、リュ・バイイー7番 (72)発明者 ホセ・ルイス−モンテス フランス78200マント・ラ・ジョリ、リ ュ・デュ・ビュー・ピロリ18番 (72)発明者 エレーヌ・グレシー フランス27100バル・ドゥ・レイーユ、ボ ワ・ドゥ・バ16番 (72)発明者 ギ・ロシー フランス78960ボワザン−ル−ブルトノー、 リュ・ポール・ベルレーヌ10番

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [Xはジブロモメチル基、ホルミル基、(C1-4)アルキル
    基、式:CH(OR5)2で表される基、または式:CH
    (OH)OR5で表される基を表す(ここにR5は水素原子
    または(C1-3)アルキル基を表し、CH(OR5)2におい
    てはその(C1-3)アルキル基は1,3-ジオキソランまた
    は1,3-ジオキサン環を形成するものであってもよ
    い)。Yは水素原子、1,1-ジメチルエチル基、トリフ
    ェニルメチル基、トリメチルスタニル基、トリブチルス
    タニル基、(1,1-ジメチルエチル)ジメチルシリル基、
    (1,1-ジメチルエチル)ジフェニルシリル基、2-シア
    ノエチル基、または式:CH2OR6で表される基(ここ
    にR6はメチル、フェニルメチル、1,1-ジメチルエチ
    ル、2,2,2-トリクロロエチル、ベンジルオキシカル
    ボニル、または2,2,2-トリクロロエチルオキシカル
    ボニル基を表す)を表す。ただし、Yはテトラゾール環
    の1位または2位に位置するものとする。]で表される
    化合物。
  2. 【請求項2】 Xがジブロモメチル基、ホルミル基、ジ
    メトキシメチル基、1,3-ジオキソラン-2イル基、ま
    たは1,3-ジオキサン-2-イル基を表し、Yが水素原
    子、1,1-ジメチルエチル基、トリフェニルメチル基、
    またはメトキシメチル基を表す請求項1の化合物。
  3. 【請求項3】 Xがジブロモメチル基またはホルミル基
    を表し、Yが水素原子、1,1-ジメチルエチル基、また
    はトリフェニルメチル基を表す請求項2の化合物。
  4. 【請求項4】 式(Ia): 【化2】 で表される請求項1から請求項3までのいずれかの化合
    物を製造する方法であって、式(II): 【化3】 で表される化合物をフリーラジカル反応条件下でN-ブ
    ロモスクシンイミドと反応させることを特徴とする方
    法。
  5. 【請求項5】 式(Ib): 【化4】 で表される請求項1から請求項3までのいずれかの化合
    物を製造する方法であって、式(Ia): 【化5】 で表される化合物を加水分解反応に付すことを特徴とす
    る方法。
  6. 【請求項6】 式(Ic): 【化6】 で表される請求項1または請求項2の化合物を製造する
    方法であって、式(Ib): 【化7】 で表される化合物のアルデヒド官能基を標準的な条件下
    でアセタール型として保護することを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 Xがジブロモメチル基を表さない式(I)
    で表される請求項1から請求項3までのいずれかの化合
    物を製造する方法であって、式(2): 【化8】 [Xはホルミル基、(C1-4)アルキル基、式:CH(O
    5)2で表される基、または式:CH(OH)OR5で表さ
    れる基(ここにR5は水素原子または(C1-3)アルキル基
    を表し、CH(OR5)2においてはその(C1-3)アルキル
    基は1,3-ジオキソランまたは1,3-ジオキサン環を形
    成するものであってもよい)を表し、Mはアルミニウ
    ム、ホウ素、カドミウム、銅、マグネシウム、および亜
    鉛からなる群から選択される金属を表す]で表される化
    合物を、式(3): 【化9】 [Yは水素原子、1,1-ジメチルエチル基、トリフェニ
    ルメチル基、トリメチルスタニル基、(1,1-ジメチル
    エチル)ジメチルシリル基、(1,1-ジメチルエチル)ジ
    フェニルシリル基、2-シアノエチル基、または式:C
    2OR6で表される基(ここにR6はメチル、フェニルメ
    チル、1,1-ジメチルエチル、2,2,2-トリクロロエ
    チル、ベンジルオキシカルボニル、または2,2,2-ト
    リクロロエチルオキシカルボニル基を表す)を表し(ただ
    し、Yはテトラゾール環の1位または2位に位置するも
    のとする)、Zは臭素原子またはヨウ素原子を表す。]で
    表される化合物と、触媒量のパラジウムまたは活性化ニ
    ッケルの存在下で、必要であればグリニャール試薬また
    は水素化アルミニウムと共に反応させることを特徴とす
    る方法。
  8. 【請求項8】 式(Ib): 【化10】 で表される請求項1から請求項3までのいずれかの化合
    物を製造する方法であって、Xが式:CH(OR5)2で表
    される基または式:CH(OH)OR5で表される基(ここ
    にR5は水素原子または(C1-3)アルキル基を表し、CH
    (OR5)2においてはその(C1-3)アルキル基は1,3-ジ
    オキソランまたは1,3-ジオキサン環を形成するもので
    あってもよい)を表す式(I)で表される化合物を加水分
    解反応に付すことを特徴とする方法。
  9. 【請求項9】 下記反応式に記載の式(VII)で表される
    3-ピラゾロン誘導体および式(VIII)で表される4-ピリ
    ミジノン誘導体を製造するにあたり、下記反応式に従っ
    て請求項1から請求項3までのいずれかの化合物を使用
    することを特徴とする方法。 【化11】 [式中、R1は直鎖状または分枝鎖状の(C1-7)アルキル
    基、直鎖状または分枝鎖状の(C3-9)アルケニル基、ま
    たはシクロ(C3-7)アルキル(C1-6)アルキル基を表し、
    2は水素原子、直鎖状または分枝鎖状の(C1-7)アルキ
    ル基、直鎖状または分枝鎖状の(C3-9)アルケニル基、
    直鎖状または分枝鎖状の(C3-9)アルキニル基、直鎖状
    または分枝鎖状の(C1-7)アルコキシ基、シクロ(C3-7)
    アルキル(C1-3)アルキル基、シクロ(C3-7)アルコキシ
    基、直鎖状または分枝鎖状の(C1-7)アルキルチオ基、
    シクロ(C3-7)アルキルチオ基、置換基を有してもよい
    アリール基、置換基を有してもよいアリールオキシ基、
    置換基を有してもよいアリールチオ基、環上に置換基を
    有してもよいアリール(C1-3)アルキル基、環上に置換
    基を有してもよいアリールオキシ(C1-3)アルキル基、
    環上に置換基を有してもよいアリールチオ(C1-3)アル
    キル基、または環上に置換基を有してもよい複素アリー
    ル(C1-3)アルキル基を表し、R3は水素原子、直鎖状ま
    たは分枝鎖状の(C1-7)アルキル基、直鎖状または分枝
    鎖状の(C3-9)アルケニル基、直鎖状または分枝鎖状の
    (C3-9)アルキニル基、置換基を有してもよいアリール
    基、環上に置換基を有してもよいアリール(C1-3)アル
    キル基、環上に置換基を有してもよいアリールオキシ
    (C1-3)アルキル基、環上に置換基を有してもよいアリ
    ールチオ(C1-3)アルキル基、シクロ(C3-7)アルキル
    (C1-3)アルキル基、または環上に置換基を有してもよ
    い複素アリール(C1-3)アルキル基を表し、R4はメチル
    基、エチル基、1,1-ジメチルエチル基、フェニルメチ
    ル基を表す。]
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