JPH05271010A - メルカプトニコチン酸誘導体を基にした除草剤および殺植物線虫剤 - Google Patents

メルカプトニコチン酸誘導体を基にした除草剤および殺植物線虫剤

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JPH05271010A
JPH05271010A JP5015839A JP1583993A JPH05271010A JP H05271010 A JPH05271010 A JP H05271010A JP 5015839 A JP5015839 A JP 5015839A JP 1583993 A JP1583993 A JP 1583993A JP H05271010 A JPH05271010 A JP H05271010A
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formula
spp
alkyl
halogenoalkyl
plant
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JP5015839A
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Peter Dr Jeschke
ペーター・イエシユケ
Werner Dr Lindner
ベルナー・リンドナー
Gerhard Dr Bonse
ゲルハルト・ボンゼ
Hans-Joachim Dr Santel
ハンス−ヨアヒム・ザンテル
Klaus Dr Luerssen
クラウス・リユルセン
Robert R Dr Schmidt
ロベルト・アール・シユミツト
Juergen Hartwig
ユルゲン・ハルトビヒ
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Bayer AG
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • A01N43/40Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式(I) (例えば、 ) のメルカプトニコチン酸誘導体類を含有してなる除草剤
もしくは殺植物線虫剤。 【効果】 この除草剤もしくは殺植物線虫剤は雑草類お
よび植物寄生性線虫類に対して強力な活性を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、除草剤および殺植物線虫剤(pla
nt-nematicides)としてのメルカプトニコチン酸誘導体
類の使用に関するものである。
【0002】殺体内寄生虫剤としてのある種の置換され
た2−メルカプトニコチン酸誘導体類が、未公告の以前
の特許出願の主題である(ドイツ特許出願4,032,1
47参照)。しかしながら、除草剤または殺植物線虫剤
としてのこれらの化合物の使用に関しては何も示されて
いない。
【0003】一般式(I)
【0004】
【化2】
【0005】[式中、nは数0、1、2または3を表
し、R1は水素、ハロゲン、アルキル、ハロゲノアルキ
ル、または任意にハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキ
ル、ハロゲノアルキル、アルコキシ、ハロゲノアルコキ
シ、アルキルチオ、ハロゲノアルキルチオ、アルキルス
ルホニル、ハロゲノアルキルスルホニル、アリール、ア
リールオキシもしくはアリールチオにより置換されてい
てもよいフェニルを表し、R2はアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、シクロアルキル、アリールまたはアラ
ルキルからなる系からの基を表し、R3はハロゲン、シ
アノ、ニトロ、またはアルキル、ハロゲノアルキル、ア
ルコキシ、ハロゲノアルコキシ、アルキルチオ、ハロゲ
ノアルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲノアルキ
ルスルホニル、アリール、アリールオキシもしくはアリ
ールチオからなる系からの基を表し、そしてR4はアル
キルを表す]のメルカプトニコチン酸誘導体類が雑草類
に対しておよび植物寄生性線虫類に対して強力な活性を
有していることを今見いだした。
【0006】式(I)は本発明に従い使用されるメルカ
プトニコチン酸誘導体類の一般的定義を与えるものであ
る。
【0007】nが数0、1または2を表し、R1が水
素、弗素、塩素、臭素、C1−C4-アルキル、C1−C4-
ハロゲノアルキル、または任意に弗素、塩素、臭素、シ
アノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-ハロゲノ
アルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-ハロゲノア
ルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノ
アルキルチオ、C1−C4-アルキルスルホニル、C1−C
4-ハロゲノアルキルスルホニル、フェニル、フェノキシ
もしくはフェニルチオにより置換されていてもよいフェ
ニルを表し、R2がC1−C10‐アルキル、C2−C10
アルケニル、C2−C10‐アルキニルおよびC5−C6
シクロアルキルからなる系からの基、またはそれぞれが
任意にモノ−置換もしくはポリ置換されていてもよいフ
ェニルもしくはフェニル−C1−C3‐アルキルを表し、
ここで適当なフェニル置換基は弗素、塩素、臭素、シア
ノ、ニトロ、C1−C10‐アルキル、C1−C10‐アルコ
キシ、それぞれが11個までの同一もしくは異なるハロ
ゲン原子を有するC1−C5‐ハロゲノアルキルおよびC
1−C5‐ハロゲノアルコキシ、並びにフェノキシであ
り、R3が弗素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、または
1−C4-アルキル、C1−C4-ハロゲノアルキル、C1
−C4-アルコキシ、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、C1
−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキルチ
オ、C1−C4-アルキルスルホニル、C1−C4-ハロゲノ
アルキルスルホニルもしくはフェニルからなる系からの
基を表し、そしてR4がC1−C4-アルキルを表す式
(I)の化合物が本発明に従い好適に使用される。
【0008】式(I)の化合物の定義において挙げられ
ている開環炭化水素基、例えばアルキル、アルケニルお
よびアルキニル、は各場合とも直鎖もしくは分枝鎖状で
ある。
【0009】特に、nが数0、1または2を表し、R1
が水素、塩素、メチル、エチル、フェニル、クロロフェ
ニル、メトキシフェニル、トリフルオロメトキシフェニ
ル、メチルチオフェニル、トリフルオロメチルチオフェ
ニル、メチルスルホニルフェニル、トリフルオロメチル
スルホニルフェニルまたはメチルフェニルを表し、R2
がメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、セカンダリー−ブチル、ターシャリー−ブ
チル、ペンチル、アリル、クロトニル、プロパルギル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、フルオロ
フェニル、クロロフェニル、ブロモフェニル、メチルフ
ェニル、ノニルフェニル、トリフルオロメチルフェニ
ル、メトキシフェニル、ニトロフェニル、ベンジル、フ
ルオロベンジル、クロロベンジル、ブロモベンジル、メ
チルベンジル、ターシャリー−ブチルベンジル、トリフ
ルオロメチルベンジル、ニトロベンジル、フェノキシベ
ンジルまたはフェニルエチルを表し、R3が弗素、塩
素、臭素、ニトロ、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、メチルスルホ
ニル、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルス
ルホニルまたはフェニルを表し、そしてR4がメチルを
表す式(I)の化合物が本発明に従い使用される。
【0010】本発明に従う使用される式(I)のメルカ
プトニコチン酸誘導体類の製造は、未公告の以前の特許
出願中に記されている(ドイツ特許出願4,032,14
7参照)。
【0011】式(I)の化合物は、例えば、(a)一般
式(II)
【0012】
【化3】
【0013】[式中、R1およびR2は上記の意味を有し
ており、そしてX1はハロゲン、特に塩素、を表す]の
メルカプトニコチン酸ハライド類を、0℃−100℃の
間の温度において、適宜例えばトリエチルアミンまたは
エチルジイソプロピルアミンの如き酸受容体の存在下
で、そして適宜例えば塩化メチレン、テトラヒドロフラ
ンまたはトルエンの如き希釈剤の存在下で、一般式(II
I)
【0014】
【化4】
【0015】[式中、n、R3およびR4は上記の意味を
有している]のアミノ化合物と反応させ、そして生成物
を一般的方法(製造実施例参照)により処理する時、或
いは(b)一般式(IV)
【0016】
【化5】
【0017】[式中、n、R1、R3およびR4は上記の
意味を有しており、そしてX2はハロゲン、特に塩素、
を表す]のハロゲン化されたニコチンアミド類を、0℃
−100℃の間の温度において、適宜例えば水酸化ナト
リウムまたは水酸化カリウムの如き酸受容体の存在下
で、そして適宜例えばテトラヒドロフランの如き希釈剤
の存在下で、一般式(V)
【0018】
【化6】M−S−R2 (V) [式中、R2は上記の意味を有しており、そしてMは水
素またはアルカリ金属、特にナトリウムもしくはカリウ
ム、を表す]のメルカプト化合物と反応させ、そして生
成物を一般的方法(製造実施例参照)により処理する時
に、得られる。
【0019】本発明に従い使用される式(I)の化合物
は少なくとも1個の非対称的に置換された炭素原子を含
有しており、従って種々のエナンチオマー形で存在する
ことができる。本発明は可能な各異性体類およびこれら
の異性体類の混合物にも関するものである。
【0020】式(I)の活性化合物は農業、林業、貯蔵
製品および材料の保護において、そして衛生分野におい
て遭遇する動物性有害生物類、好適には節足動物および
線虫類、の防除用に使用できる。それらは通常の敏感性
および抵抗性の種並びに全てのまたはある成長段階に対
して活性である。
【0021】上記した有害生物には、次のものが包含さ
れる:等脚目(Isopoda)のもの、例えばオニスカス・ア
セルス(Oniscus asellus)、オカダンゴムシ(Armadil
lidium vulgare)およびポルセリオ・スカバー(Porcel
lio scabar);倍脚綱(Diplopoda)のもの、例えば、ブ
ラニウルス・グツトラタス(Blaniulusguttulatus);チ
ロポダ目(Chilopoda)のもの、例えば、ゲオフイルス・
カルポフアグス(Geophilus carpohagus)およびスカチ
ゲラ(Scutigera spp.);シムフイラ目(Symphyla)のも
の、例えばスカチゲレラ・イマキユラタ(Scutigerella
immaculata);シミ目(Thysanura)のもの、例えばレプ
シマ・サツカリナ(Lepisma saccharina);トビムシ目
(Collembola)のもの、例えばオニチウルス・アルマツ
ス(Onychiurus armatus);直翅目(Orthoptera)のも
の、例えばブラツタ・オリエンタリス(Blatta orient
alis)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、ロ
イコフアエ・マデラエ(Leucophaea maderae)、チヤバ
ネ・ゴキブリ(Blattella germanica)、アチータ・ド
メスチクス(Acheta domesticus)、ケラ(Gryllotalpa
spp.)、トノサマバツタ(Locusta migratoria migr
atorioides)、メラノプルス・ジフエレンチアリス(Mel
anoplus differentialis)およびシストセルカ・グレガ
リア(Schistocerca gregaria);ハサミムシ目(Dermap
tere)のもの、例えばホルフイキユラ・アウリクラリア
(Forficula auricularia);シロアリ目(Isoptera)のも
の、例えばレチキユリテルメス(Reticulitermes sp
p.);シラミ目(Anoplura)のもの、例えばフイロクセラ
・バスタリクス(Phylloxeravastatrix)、ペンフイグス
(Pemphigus spp.)およびヒトジラミ(Pediculushuman
us corporis)、ケモノジラミ(Haematopinus spp.)お
よびケモノホソジラミ(Linognathus spp.);ハジラミ目
(Mallophaga)のもの、例えばケモノハジラミ(Trichod
ectes spp.)およびダマリネア(Damalinea spp.);ア
ザミウマ目(Thysanoptera)のもの、例えばクリバネア
ザミウマ(Hercinothrips femoralis)およびネギアザ
ミウマ(Thrips tabaci);半翅目(Heteroptera)のも
の、例えばチヤイロカメムシ(Eurygaster spp.)、ジ
スデルクス・インテルメジウス(Dysdercus intermedi
us)、ピエスマ・クワドラタ(Piesma quadrata)、ナン
キンムシ(Cimex lectularius)、ロドニウス・プロリ
クス(Rhodnius prolixus)およびトリアトマ(Triatom
a spp.);同翅目(Homoptera)のもの、例えばアレウロ
デス・ブラシカエ(Aleurodes brassicae)、ワタコナ
ジラミ(Bemisia tabaci)、トリアレウロデス・バポラ
リオルム(Trialeurodes vaporariorum)、ワタアブラ
ムシ(Aphis gossypii)、ダイコンアブラムシ(Brevic
oryne brassicae)、クリプトミズス・リビス(Cryptom
yzus ribis)、アフィス・フアバエ(Aphis fabae)、
ドラリス・ポミ(Doralis pomi)、リンゴワタムシ(Er
iosoma lanigerum)、モモコフキアブラムシ(Hyalopte
rus arundinis)、ムギヒゲナガアブラムシ(Macrosiph
um avenae)、コブアブラムシ(Myzus spp.)、ホツプ
イボアブラムシ(Phorodon humuli)、ムギクビレアブ
ラムシ(Rhopalosiphum padi)、ヒメヨコバイ(Empoas
ca spp.)、ユースセリス・ビロバツス(Euscelis bil
obatus)、ツマグロヨコバイ(Nephotettix cincticep
s)、ミズキカタカイガラムシ(Lecanium corni)、オリ
ーブカタカイガラムシ(Saissetia oleae)、ヒメトビ
ウンカ(Laodelphax striatellus)、トビイロウンカ
(Nilaparvata lugens)、アカマルカイガラムシ(Aoni
diella aurantii)、シロマルカイガラムシ(Aspidiotu
s hederae)、シユードコツカス(Pseudococcus spp.)
およびキジラミ(Psylla spp.);鱗翅目(Lepidoptera)
のもの、例えばワタアカミムシ(Pectinophora gossyp
iella)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniariu
s)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brumat
a)、リソコレチス・ブランカルデラ(Lithocolletisbla
ncardella)、ヒポノミユウタ・パデラ(Hyponomeuta p
adella)、コナガ(Plutella maculipennis)、ウメケム
シ(Malacosoma neustria)、クワノキンムケシ(Eupro
ctis chrysorrhoea)、マイマイガ(Lymantria sp
p.)、ブツカラトリツクス・スルベリエラ(Bucculatrix
thurberiella)、ミカンハモグリガ(Phyllocnistis
citrella)、ヤガ(Agrotis spp.)、ユークソア(Euxoa
spp.)、フエルチア(Feltia spp.)、エアリアス・イ
ンスラナ(Earias insulana)、ヘリオチス(Heliothis
spp.)、ヒロイチモジヨトウ(Spodoptera exigua)、
ヨトウムシ(Mamestra brassicae)、パノリス・フラメ
ア(Panolis flammea)、ハスモンヨトウ(Prodenia l
itura)、シロナヨトウ(Spodoptera spp.)、トリコプ
ルシア・ニ(Trichoplusia ni)、カルポカプサ・ポモ
ネラ(Carpocapsa pomonella)、アオムシ(Pieris sp
p.)、ニカメイチユウ(Chils spp.)、アワノメイガ(P
yrausta nubilalis)、スジコナマダラメイガ(Ephesti
a kuehniella)、ハチミツガ(Galleria mellonell
a)、テイネオラ・ビセリエラ(Tineola bisselliell
a)、テイネア・ペリオネラ(Tinea pellionella)、ホ
フマノフイラ・シユードスプレテラ(Hofmannophila p
seudospretella)、カコエシア・ポダナ(Cacoecia pod
ana)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、コリ
ストネウラ・フミフエラナ(Choristoneura fumiferan
a)、クリシア・アンビグエラ(Clysia ambiguella)、
チヤハマキ(Homona magnanima)およびトルトリクス・
ビリダナ(Tortrix viridana);鞘翅目(Coleoptera)の
もの、例えばアノビウム・プンクタツム(Anobium pun
ctatum)、コナナガシンクイムシ(Rhizopertha domini
ca)、アカノセリデス・オブテクツス(Acanthoscelides
obtectus)、インゲンマメゾウムシ(Acanthoscelides
obtectus)、ヒロトルペス・バジユルス(Hylotrupes
bajulus)、アゲラスチカ・アルニ(Agelastica aln
i)、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa
decemlineata)、フエドン・コクレアリアエ(Phaedon
cochleariae)、ジアブロチカ(Diabrotica spp.)、プシ
リオデス・クリソセフアラ(Psylliodes chrysocephal
a)、ニジユウヤホシテントウ(Epilachna varivesti
s)、アトマリア(Atomaria spp.)、ノコギリヒラタム
シ(Oryzaephilus surinamensis)、ハナゾウムシ(Ant
honomus spp.)、コクゾウムシ(Sitophilus spp.)、
オチオリンクス・スルカツス(Otiorrhychus sulcatu
s)、バシヨウゾウムシ(Cosmopolites sordidus)、シ
ユートリンクス・アシミリス(Ceuthorrhynchus assim
illis)、ヒペラ・ポスチカ(Hypera postica)、カツオ
ブシムシ(Dermestes spp.)、トロゴデルマ(Trogoder
ma spp.)、アントレヌス(Anthrenus spp.)、アタゲヌ
ス(Attagenus spp.)、ヒラタキクイムシ(Lyctus sp
p.)、メリゲテス・アエネウス(Meligethes aeneus)、
ヒヨウホンムシ(Ptinus spp.)、ニプツス・ホロレウ
カス(Niptus hololeucus)、セマルヒヨウホンムシ(G
ibbium psylloides)、コクヌストモドキ(Tribolium
spp.)、チヤイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio mol
itor)、コメツキムシ(Agriotes spp.)、コノデルス
(Conoderus spp.)、メロロンサ・メロロンサ(Melolon
tha melolontha)、アムフイマロン・ソルスチチアリス
(Amphimallon solstitialis)およびコステリトラ・ゼ
アランジカ(Costelytra zealandica);膜翅目(Hymeno
ptera)のもの、例えばマツハバチ(Diprion spp.)、ホ
プロカムパ(Hoplocampa spp.)、ラシウス(Lasius s
pp.)、イエヒメアリ(Monomoriumpharaonis)およびスズ
メバチ(Vespa spp.);双翅目(Diptera)のもの、例え
ばヤブカ(Aedes spp.)、ハマダラカ(Anopheles sp
p.)、イエカ(Culex spp.)、キイロシヨウジヨウバエ
(Drosophila melanogaster)、イエバエ(Musca sp
p.)、ヒメイエバエ(Fannia spp.)、クロバエ・エリス
ロセフアラ(Calliphoro erythrocephala)、キンバエ
(Lucilia spp.)、オビキンバエ(Chrysomya spp.)、
クテレブラ(Cuterebra spp.)、ウマバエ(Gastrophil
us spp.)、ヒツポボスカ(Hyppobosca spp.)、サシバ
エ(Stomoxys spp.)、ヒツジバエ(Oestrus spp.)、
ウシバエ(Hypoderma spp.)、アブ(Tabanus spp.)、
タニア(Tannia spp.)、ケバエ(Bibio hortulanu
s)、オスシネラ・フリト(Oscinella frit)、クロキン
バエ(Phorbia spp.)、アカザモグリハナバエ(Pegomy
ia hyoscyami)、セラチチス・キヤピタータ(Ceratiti
s capitata)、ミバエオレアエ(Dacus oleae)および
ガガンボ・パルドーサ(Tipula paludosa);ノミ目(Si
phonaptera)のもの、例えばケオプスネズミノミ(Xenop
sylla cheopis)およびナガノミ(Ceratopyllus spp.);
蜘形網(Arachnida)のもの、例えばスコルピオ・マウル
ス(Scorpio maurus)およびラトロデクタス・マクタン
ス(Latrodectus mactans);ダニ目(Acarina)のもの、
例えばアシブトコナダニ(Acarus siro)、ヒメダニ(A
rgas spp.)、カズキダニ(Ornithodoros spp.)、ワク
モ(Dermanyssus gallinae)、エリオフイエス・リビス
(Eriophyes ribis)、ミカンサビダニ(Phyllocoptrut
a oleivora)、オウシマダニ(Boophilus spp.)、コイ
タマダニ(Rhipicephalus spp.)、アンブリオマ(Ambl
yomma spp.)、イボマダニ(Hyalommaspp.)、マダニ(I
xodes spp.)、キユウセンヒゼンダニ(Psoroptes sp
p.)、シヨクヒヒゼンダニ(Chorioptes spp.)、ヒゼン
ダニ(Sarcoptes spp.)、ホコリダニ(Tarsonemus sp
p.)、クローバハダニ(Bryobia praetiosa)、ミカンリ
ンゴハダニ(Panonychus spp.)およびナミハダニ(Tet
ranychus spp.)。
【0022】植物寄生性線虫類には次のものが包含され
る:ネグサレセンチユウ(Pratylenchus spp.)、ラドホ
ルス・シミリス(Radopholus similis)、ナミクキセン
チユウ(Ditulenchus dipsaci)、ミカンネセンチユウ
(Tylenchulus semipenetrans)、シストセンチユウ(H
eterodera spp.)、ネコブセンチユウ(Meloidogynesp
p.)、アフエレンコシデス(Aphelenchoides spp.)、ロ
ンギドルス(Longidorus spp.)、クシフイネマ(Xiphi
nema spp.)およびトリコドルス(Trichodorusspp.)。
【0023】植物寄生性線虫類に対する式(I)の化合
物の活性を特筆すべきである。さらに、それらは植物に
有害な昆虫類に対しても顕著に活性である。
【0024】式(I)の活性化合物は、落葉剤、乾燥
剤、広葉樹の破壊剤および、特に殺雑草剤として使用す
ることができる。雑草とは、最も広い意味において、植
物を望まない場所に成長するすべての植物であると理解
すべきである。本発明に従う物質は、本質的に使用量に
依存して完全除草剤または選択的除草剤として作用す
る。
【0025】本発明に従う化合物は、例えば、次の植物
に関連して使用することができる:次の属の双子葉雑草 :カラシ属(Sinapis)、マメグンバ
イナズナ属(Leipidium)、ヤエムグラ属(Galium)、ハ
コベ属(Stellaria)、シカギク属(Matricaria)、カミ
ツレモドキ属(Anthemis)、ガリンソガ属(Galinsog
a)、アカザ属(Chenopodium)、イラクサ属(Urtica)、キ
オン属(Senecio)、ヒユ属(Amaranthus)、スベリヒユ属
(Portulaca)、オナモミ属(Xanthium)、ヒルガオ属(C
onvolvulus)、サツマイモ属(Ipomoea)、タデ属(Polyg
onum)、セスバニア属(Sesbania)、ブタクサ属(Ambros
ia)、アザミ属(Cirsium)、ヒレアザミ属(Carduus)、
ノゲシ属(Sonchus)、ナス属(Solanum)、イヌガラシ属
(Rorippa)、キカシグサ属(Rotala)、アゼナ属(Linder
nia)、ラミウム属(Lamium)、クワガタソウ属(Veronic
a)、イチビ属(Abutilon)、エメクス属(Emex)、チヨウ
センアサガオ属(Datura)、スミレ属(Viola)、チシマ
オドリコ属(Galeopsis)、ケシ属(Papaver)、センタウ
レア属(Centaurea)、トリフォリウム属(Trifolium)、
ラヌンクルス属(Ranunculus)およびタラキサクム属(T
araxacum)。
【0026】次の属の双子葉栽培植物:ワタ属(Gossypi
um)、ダイズ属(Glycine)、フダンソウ属(Beta)、ニン
ジン属(Daucus)、インゲンマメ属(Phaseolus)、エンド
ウ属(Pisum)、ナス属(Solanum)、アマ属(Linum)、サ
ツマイモ属(Ipomoea)、ソラマメ属(Vicia)、タバコ属
(Nicotiana)、トマト属(Lycopersicon)、ラツカセイ
属(Arachis)、アブラナ属(Brassica)、アキノノゲシ
属(Lactuca)、キユウリ属(Cucumis)およびウリ属(Cu
curbita)。
【0027】次の属の単子葉雑草:ヒエ属(Echinochlo
a)、エノコログサ属(Setaria)、キビ属(Panicum)、メ
ヒシバ属(Digitaria)、アワガリエ属(Phleum)、スズ
メノカタビラ属(Poa)、ウシノケグサ属(Festuca)、オ
ヒシバ属(Eleusine)、ブラキアリア属(Brachiaria)、
ドクムギ属(Lolium)、スズメノチヤヒキ属(Bromus)、
カラスムギ属(Avena)、カヤツリグサ属(Cyperus)、モ
ロコシ属(Sorghum)、カモジグサ属(Agropyron)、シノ
ドン属(Cynodon)、ミズアオイ属(Monochoria)、テン
ツキ属(Fimbristylis)、オモダカ属(Sagittaria)、ハ
リイ属(Eleocharis)、ホタルイ属(Scirpus)、パスパ
ルム属(Paspalum)、カモノハシ属(Ischaemum)、スフ
エノクレア属(Sphenoclea)、ダクチロクテニウム属(D
actyloctenium)、ヌカボ属(Agrostis)、スズメノテツ
ポウ属(Alopecurus)およびアペラ属(Apera)。
【0028】次の属の単子葉栽培植物:イネ属(Oryz
a)、トウモロコシ属(Zea)、コムギ属(Triticum)、オ
オムギ属(Hordeum)、カラスムギ属(Avena)、ライムギ
属(Secale)、モロコシ属(Sorghum)、キビ属(Panicu
m)、サトウキビ属(Saccharum)、アナナス属(Anana
s)、クサスギカズラ属(Asparagus)およびネギ属(Alli
um)。しかしながら、本発明に従う活性化合物の使用は
これらの属に何ら限定されるものではなく、同じ方法で
他の植物にも及ぶ。
【0029】式(I)の化合物は、濃度に依存して、例
えば工業地域および鉄道線路上、樹木が存在するかある
いは存在しない道路および広場上の雑草の完全防除に適
している。同等に、該化合物は多年生栽培植物、例えば
造林、装飾樹木、果樹園、ブドウ園、柑橘類の木立、ク
ルミの果樹園、バナナの植林、コーヒーの植林、茶の植
林、ゴムの木の植林、油ヤシの植林、カカオの植林、小
果樹の植え付けおよびホツプの栽培植物の中の雑草の完
全防除に、そして一年生栽培植物中の雑草の選択的防除
に使用することができる。
【0030】式(I)の化合物は、単子葉作物類、例え
ば小麦、トウモロコシおよび稲、中の単子葉および双子
葉雑草の選択的防除用に特に適している。
【0031】該活性化合物は普通の調合物、例えば、溶
液、乳液、水和剤、懸濁剤、粉末、粉剤、塗布剤、可溶
性粉末、顆粒、懸濁−乳液濃厚剤、活性化合物を含浸さ
せた天然および合成物質、並びに重合体物質中の極く細
かいカプセルに変えることができる。
【0032】これらの組成物は既知の方法で、例えば活
性化合物を伸展剤、すなわち液体溶媒および/または固
体の担体と随時表面活性剤、すなわち乳化剤および/ま
たは分散剤および/または発泡剤と混合することによ
り、製造される。
【0033】また伸展剤として水を用いる場合、例えば
補助溶媒として有機溶媒を用いることもできる。液体溶
媒としては、主に、芳香族類、例えばキシレン、トルエ
ンもしくはアルキルナフタレン類、塩素化された芳香族
類および塩素化された脂肪族炭化水素類、例えばクロロ
ベンゼン類、クロロエチレン類もしくは塩化メチレン、
脂肪族炭化水素類、例えばシクロヘキサン、またはパラ
フイン類、例えば石油留分、鉱油および植物油、アルコ
ール類、例えばブタノールもしくはグリコール並びにそ
れらのエーテル類およびエステル類、ケトン類、例えば
アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンもしくはシクロヘキサノン、強い有極性溶媒、例えば
ジメチルホルムアミドおよびジメチルスルホキシド、並
びに水が適している。
【0034】固体の担体としては、粉砕した天然鉱物、
例えばカオリン、クレイ、タルク、チヨーク、石英、ア
タパルジヤイト、モントモリロナイト、またはケイソウ
土並びに粉砕した合成鉱物、例えば高度分散性ケイ酸、
アルミナおよびシリケートが適しており、粒剤に対する
固体の担体として、粉砕し且つ分別した天然岩、例えば
方解石、大理石、軽石、海泡石および白雲石並びに無機
および有機のひきわり合成顆粒および有機物質の顆粒例
えばおがくず、やしがら、トウモロコシ穂軸およびタバ
コ茎が適している;乳化剤および/または発泡剤として
非イオン性および陰イオン性乳化剤、例えばポリオキシ
エチレン脂肪酸エステル類、ポリオキシエチレン脂肪族
アルコールエーテル類、例えばアルキルアリールポリグ
リコールエーテル類、アルキルスルホネート類、アルキ
ルスルフエート類、アリールスルホネート類並びにアル
ブミン加水分解生成物が適しており、分散剤として、例
えばリグニンスルフアイト廃液およびメチルセルロース
が適している。
【0035】接着剤、例えばカルボキシメチルセルロー
ス、並びに粉状、粒状またはラテツクス状の天然および
合成重合体、例えばアラビアゴム、ポリビニルアルコー
ルおよびポリビニルアセテート、並びに天然燐脂質、例
えばセフアリン類およびレシチン類、および合成燐脂質
を調合物中で用いることができる。さらに添加物は鉱油
および植物油であることができる。
【0036】着色剤、例えば無機顔料、例えば酸化鉄、
酸化チタンおよびプルシアンブルー、並びに有機染料、
例えばアリザリン染料および金属フタロシアニン染料、
および微量の栄養剤、例えば鉄、マンガン、ホウ素、
銅、コバルト、モリブテンおよび亜鉛の塩、を用いるこ
とができる。
【0037】調合物は一般に0.1−95重量%の間
の、好ましくは0.5−90重量%の間の、活性化合物
を含有している。
【0038】雑草類の防除用には、本発明に従う活性化
合物はそのままで或いはそれらの組成物の形態におい
て、既知の除草剤との混合物として用いることもでき、
仕上げた調合物または槽混合が可能である。
【0039】混合物用に適している除草剤は既知の除草
剤、例えばアニリド類、例えばジフルフェニカンおよび
プロパニル、アリールカルボン酸類、例えばジクロロピ
コリン酸、ジカンバおよびピクロラム、アリールオキシ
アルカン酸類、例えば2,4D、2,4DB、2,4D
P、フルオキシピル、MCPA、MCPPおよびトリク
ロピル、アリールオキシ−フェノキシ−アルカン酸エス
テル類、例えばジクロフォップ−メチル、フェノキサプ
ロップ−エチル、フルアジフォップ−ブチル、ハロキシ
フォップ−メチルおよびキザロフォップ−エチル、アジ
ノン類、例えばクロリダゾンおよびノルフルラゾン、カ
ルバメート類、例えばクロロプロファム、デスメジファ
ム、フェンメジファムおよびプロファム、クロロアセト
アニリド類、例えばアラクロル、アセトクロル、ブタク
ロル、メタザクロル、メトラクロル、プレチラクロルお
よびプロパクロル、ジニトロアニリン類、例えばオリザ
リン、ペンジメタリンおよびトリフルラリン、ジフェニ
ルエーテル類、例えばアシフルオルフェン、ビフェノッ
クス、フルオログリコフェン、フォメサフェン、ハロサ
フェン、ラクトフェンおよびオキシフルオルフェン、尿
素類、例えばクロルトルロン、ジウロン、フルオメツロ
ン、イソプロツロン、リヌロンおよびメタベンズチアズ
ロン、ヒドロキシアミン類、例えばアロキシジム、クレ
トジム、シクロキシジム、セトキシジムおよびトラルコ
キシジム、イミダゾリノン類、例えばイマゼタピル、イ
マザメタベンズ、イマザピルおよびイマザクイン、ニト
リル類、例えばブロモキシニル、ジクロベニルおよびイ
オキシニル、オキシアセトアミド類、例えばメフェナセ
ット、スルホニル尿素類、例えばアミドスルフロン、ベ
ンズルフロン−メチル、クロリムロン−エチル、クロル
スルフロン、シノスルフロン、メトスルフロン−メチ
ル、ニコスルフロン、プリミスルフロン、ピラゾスルフ
ロン−エチル、チフェンスルフロン−メチル、トリアス
ルフロンおよびトリベヌロン−メチル、チオカルバメー
ト類、例えばブチレート、シクロエート、ジ−アラー
ト、EPTC、エスプロカルブ、モリネート、プロスル
フォカルブ、チオベンカルブおよびトリ−アラート、ト
リアジン類、例えばアトラジン、シアナジン、シマジ
ン、シメトリン、テルブツリンおよびテルブチラジン、
トリアジノン類、例えばヘキサジノン、メタミトロンお
よびメトリブジン、他のもの、例えばアミノトリアゾー
ル、ベンフレセート、ベンタゾン、シンメチリン、クロ
マゾン、クロピラリド、ジフェンゾクアート、ジチオピ
ル、エトフメセート、フルオロクロリドン、グルフォシ
ネート、グリホセート、イソキサベン、ピリデート、ク
インクロラック、クインメラック、スルホセートおよび
トリジファン。
【0040】他の既知の活性化合物、例えば殺菌・殺カ
ビ剤(fungicides)、殺昆虫剤(insecticides)、殺ダニ剤
(acaricides)、殺線虫剤(nematicides)、小鳥忌避剤、
植物栄養剤および土壌構造改良剤との混合物も可能であ
る。
【0041】活性化合物はそのままで、或いはそれらの
調合物の形態またはそれらからさらに希釈して調製され
た使用形態、例えば調製済(ready-to-use)液剤、懸濁
剤、乳剤、粉剤、塗布剤および粒剤の形態で使用するこ
とができる。それらは普通の方法で、例えば、液剤散布
(watering)、噴霧(spraying)、アトマイジング(atomisi
ng)または粒剤散布(scattering)によって施用される。
【0042】本発明に従う活性化合物は植物の発芽の前
または後に適用することができる。それらは種蒔き前に
土壌中に加えることもできる。
【0043】活性化合物の使用量は実質的な範囲内で変
えることができる。これは本質的に所望する効果の性質
に依存している。一般に、使用量は土壌表面1ヘクター
ル当り10g−10kgの間、好ましくは5g−5kg
の間、である。
【0044】本発明に従う活性化合物の製造および使用
は下記の実施例からわかるであろう。
【0045】
【実施例】使用実施例: 実施例A: 線虫類に対する使用 臨界濃度試験 試験昆虫:グロボデラ・ロストチエンシス(Globodera
rostochiensis) 溶媒: 4重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部
の活性化合物を上記量の溶媒と混合し、上記量の乳化剤
を加え、そして濃厚物を水で希釈して希望する濃度にし
た。
【0046】活性化合物の調合物を試験線虫がたくさん
感染している土壌とよく混合した。調合物中の活性化合
物の濃度は重要ではなく、ppm(=mg/l)で示さ
れている単位容量の土壌当たりの活性化合物の重量だけ
が重要である。処理した土壌を容器中に充填し、ポテト
を植え、そして容器を20℃の温室温度に保った。
【0047】6週間後にポテトの根を嚢胞に関して試験
し、そして活性化合物の活性の程度を%で測定した。感
染が完全に避けられた場合には活性の程度は100%で
あり、そして感染の水準が未処理であるが同等に感染さ
れている土壌中の対照用植物と全く同じ場合には0%で
ある。
【0048】活性化合物、適用割合および結果を下表に
示す。
【0049】
【表1】
【0050】実施例B 除草剤活性に関する発芽前試験 溶媒: 5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部
の活性化合物を上記量の溶媒と混合し、上記量の乳化剤
を加え、そして混合物を水で希釈して希望する濃度にし
た。
【0051】試験植物の種子を普通の土壌中にまき、そ
して24時間後に活性化合物の調合物を液剤散布した。
単位面積当たりの水の量を一定に保つことが簡便であ
る。調合物中の活性化合物の濃度は重要ではなく、単位
面積当たりの活性化合物の量だけが重要である。3週間
後に、植物の被害度を未処理の対照用の発育と比較して
%被害率で評価した。数値は、 0%=活性なし(未処理の対照用と同様) 100%=完全死滅 を示す。
【0052】この試験では、例えば製造実施例70の化
合物により、雑草類に対する強力な活性並びに例えばト
ウモロコシの如き作物植物による良好な耐性が示され
た。
【0053】
【表2】
【0054】実施例C 除草剤活性に関する発芽後試験 溶媒: 5重量部のアセトン 乳化剤:1重量部のアルキルアリールポリグリコールエ
ーテル 活性化合物の適当な調合物を製造するために、1重量部
の活性化合物を上記量の溶媒と混合し、上記量の乳化剤
を加え、そして混合物を水で希釈して希望する濃度にし
た。
【0055】5−15cmの高さの試験植物に活性化合
物の調合物を、単位面積当たり希望する特定量の活性化
合物が適用されるような方法で液剤散布した。噴霧液の
濃度は、1000リットルの水/haの希望する特定量
の活性化合物が適用されるように選択された。3週間後
に、植物の被害度を未処理の対照用の発育と比較して%
被害率で評価した。数値は、 0%=活性なし(未処理の対照用と同様) 100%=完全死滅 を示す。
【0056】この試験では、例えば製造実施例70の化
合物により、雑草類に対する強力な活性並びに例えば小
麦の如き作物植物による良好な耐性が示された。
【0057】
【表3】
【0058】実施例D:移植された水田稲における発芽
前の水表面処理 使用に適している調合物を製造するために、1重量部の
活性化合物を5部のアセトンを用いて溶解させ、次に1
部のベンジルオキシ−ポリグリコールエーテルを乳化剤
として加えた。次にこれを水を用いて希望する濃度にし
た。2−3葉段階の稲を土壌が充填されている容器の中
に移植した。試験植物の種を(1cmの深さに)入れ
た。2日後に、容器に水を3cmの深さまで冠水させ
た。活性化合物の調合物を次に水表面に適用した。4週
間後に、除草剤活性および処理した植物の被害を、それ
らを未処理の植物と比較することにより、視覚的に評価
した。0%は活性なしを意味しており、100%は完全
死滅を意味する。
【0059】この試験は、稲中での本発明に従う活性化
合物、特に製造実施例70の化合物、の優れた相容性並
びに雑草類に対する、特にイヌビエ(Echinochloa cru
sgalli)に対する、強力な活性を示している。
【0060】
【表4】
【0061】製造実施例: 実施例1
【0062】
【化7】
【0063】(方法(a))2.5g(13.4ミリモ
ル)の塩化2−メチルチオ−ニコチノイルおよび1.8
g(13.4ミリモル)の(±)−1−(4−メチルフェニ
ル)−エチルアミンを70mlのテトラヒドロフラン中
に加え、そして3.8ml(27.3ミリモル)のトリエ
チルアミンを室温(20℃)において加えた。次に混合
物を反応が完了するまで(約1時間)撹拌しながら還流
させ、そしてバッチを次に水中に注いだ。この方法で沈
澱した土壌を濾別し、そして乾燥した。
【0064】3.8g(理論値の99.2%)の融点が1
12℃の(±)−2−メチルチオ−N−[1−(4−メチル
フェニル)−エチル]−ニコチンアミドが得られた。
【0065】1H NMR(DMSO−d6,δ):1.4
1(d,2H,−CH3;J=7Hz);2.27(s,3
H,芳香族CH3);2.42(s,3H,−SCH3 );
5.06(m,1H,−CH);7.13;7.27(2d,
4H,芳香族);7.18(dd,HB,Py;JHB,HC
4.8Hz;JHB,HA=7.5Hz);7.76(dd,
A,Py;JHA,HB=7.5Hz;JHA,HC=1.7H
z);8.52(dd,HC,Py;JHC,HB=4.8H
z;JHC,HA=1.7Hz);8.83(広いd,1H,
NH;J=8Hz)ppm。
【0066】実施例2
【0067】
【化8】
【0068】(方法(a))2.4g(19.9ミリモ
ル)の(±)−1−フェニルエチルアミンおよび5.3m
l(30.4ミリモル)のN−エチル−ジイソプロピル
アミンを40mlのテトラヒドロフラン中に加え、そし
て4.0g(18.0ミリモル)の塩化5−クロロ−2−
メチルチオ−ニコチノイル(10mlの無水テトラヒド
ロフラン中に溶解されている)を加えた。次に混合物を
還流温度に加熱しそして室温(20℃)でさらに2時間
撹拌し、そしてバッチを次に水中に注いだ。この方法で
沈澱した固体を10mlの0.5N塩酸と共に撹拌し、
濾別し、水で2回洗浄し、そして乾燥した。
【0069】5.1g(理論値の92.4%)の融点が1
72℃の(±)−5−クロロ−2−メチルチオ−N−(1
−フェニルエチル)−ニコチンアミドが得られた。
【0070】1H NMR(CDCl3,δ):1.62
(d,2H,−CH3;J=6.9Hz);2.56(s,3
H,−SCH3 );5.31(m,1H,−CH);6.65
(広い,1H,NH);7.28−7.42(m,5H,芳香
族H);7.81(d,HA,Py;J=1.9Hz);
8.43(d,HB,Py;J=1.9Hz)ppm。
【0071】実施例3
【0072】
【化9】
【0073】6.0g(21.9ミリモル)のS(−)−2
−クロロ−6−メチル−N−(1−フェニルエチル)−ニ
コチンアミドを120mlのテトラヒドロフラン中に加
え、そして1.8g(26.4ミリモル)のメタンチオー
ル酸ナトリウムを加えた。次に混合物を還流させ、そし
て還流温度において反応が完了するまで(約3時間)撹
拌した。次にバッチを水中に注ぎ、この方法で沈澱した
固体を濾別しそして乾燥した。
【0074】5.7g(理論値の91.2%)の融点が7
5−76℃のS(−)−2−メチルチオ−6−メチル−N
−(1−フェニルエチル)−ニコチンアミドが得られた。
【0075】1H NMR(CDCl3,δ):1.61
(d,2H,−CH3;J=6.9Hz);2.51(s,3
H,Py−CH3);2.57(s,3H,−SCH3 );
5.31(m,1H,−CH);6.75(広い,1H,N
H);6.86(d,HA,Py;J=7.8Hz);7.2
4−7.42(m,5H,芳香族H);7.74(d,HB,
Py;J=7.8Hz)ppm。
【0076】製造実施例1−3と同様にして製造できる
他の式(I)の化合物は、下表1に挙げられているもの
である。
【0077】
【化10】
【0078】
【表5】
【0079】
【表6】
【0080】
【表7】
【0081】
【表8】
【0082】
【表9】
【0083】
【表10】
【0084】
【表11】
【0085】
【表12】
【0086】式(II)の出発物質 式(II−1)
【0087】
【化11】
【0088】89.4g(0.39モル)の5−クロロ−
2−プロピルチオ−ニコチン酸を500mlの塩化チオ
ニルで処理し、そして混合物を撹拌しながら15分間還
流させた。反応バッチを次に真空中で濃縮し、そして得
られた固体を分離した。
【0089】96.2g(理論値の98.6%)の塩化5
−クロロ−2−プロピルチオ−ニコチノイルが得られ
た。
【0090】1H NMR(CDCl3,δ):1.05
(t,3H,−CH3;J=7.3Hz);1.72(m,2
H,−CH2−;J=7.3Hz);3.16(t,2H,−
CH3 −;J=7.3Hz);8.45(d,HA,Py;
J=2.4Hz);8.56(d,HB,Py;J=2.4H
z)ppm。
【0091】下表に挙げられている式(II,R1=(5−)
Cl,X1=Cl)の出発化合物も同様にして製造するこ
とができた。
【0092】
【表13】
【0093】式(IV)の出発物質 式(IV−1)
【0094】
【化12】
【0095】3.2g(26.4モル)のS(−)−1−フ
ェニルエチルアミンおよび3.2g(31.6ミリモル)
のトリエチルアミンを50mlの無水塩化メチレン中に
加え、そして5.0g(26.4ミリモル)の塩化2−ク
ロロ−6−メチルニコチノイル(10mlの無水塩化メ
チレン中に溶解されている)を5−10℃において滴々
添加した。次に撹拌を室温で3時間続け、そしてバッチ
全体を真空中で濃縮した。残った残渣を水で洗浄し、エ
タノール/水から再結晶化させ、そして乾燥した。
【0096】6.4g(理論値の88.2%)の融点が1
62−163℃のS(−)−2−クロロ−6−メチル−N
−(1−フェニルエチル)−ニコチンアミドが得られた。
【0097】1H NMR(CDCl3,δ):1.61
(d,2H,−CH3;J=6.9Hz);2.54(s,3
H,Py−CH3 −);5.30(m,1H,−CH);6.
91(広い,1H,NH);7.15(d,HA,Py;J=
7.8Hz);7.27−7.41(m,5H,芳香族
H);8.00(d,HB,Py;J=7.8Hz)pp
m。
【0098】下表に挙げられている式(IVa)の出発化
合物も同様にして製造することができた。
【0099】
【表14】
【0100】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0101】1.少なくとも1種の式(I)
【0102】
【化13】
【0103】[式中、nは数0、1、2または3を表
し、R1は水素、ハロゲン、アルキル、ハロゲノアルキ
ル、または任意にハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキ
ル、ハロゲノアルキル、アルコキシ、ハロゲノアルコキ
シ、アルキルチオ、ハロゲノアルキルチオ、アルキルス
ルホニル、ハロゲノアルキルスルホニル、アリール、ア
リールオキシもしくはアリールチオにより置換されてい
てもよいフェニルを表し、R2はアルキル、アルケニ
ル、アルキニル、シクロアルキル、アリールまたはアラ
ルキルからなる系からの基を表し、R3はハロゲン、シ
アノ、ニトロ、またはアルキル、ハロゲノアルキル、ア
ルコキシ、ハロゲノアルコキシ、アルキルチオ、ハロゲ
ノアルキルチオ、アルキルスルホニル、ハロゲノアルキ
ルスルホニル、アリール、アリールオキシもしくはアリ
ールチオからなる系からの基を表し、そしてR4はアル
キルを表す]のメルカプトニコチン酸誘導体を含有して
いることを特徴とする、除草剤および殺植物線虫剤。
【0104】2.nが数0、1または2を表し、R1
水素、弗素、塩素、臭素、C1−C4-アルキル、C1−C
4-ハロゲノアルキル、または任意に弗素、塩素、臭素、
シアノ、ニトロ、C1−C4-アルキル、C1−C4-ハロゲ
ノアルキル、C1−C4-アルコキシ、C1−C4-ハロゲノ
アルコキシ、C1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲ
ノアルキルチオ、C1−C4-アルキルスルホニル、C1
4-ハロゲノアルキルスルホニル、フェニル、フェノキ
シもしくはフェニルチオにより置換されていてもよいフ
ェニルを表し、R2がC1−C10‐アルキル、C2−C10
‐アルケニル、C2−C10‐アルキニルおよびC5−C6
‐シクロアルキルからなる系からの基、またはそれぞれ
が任意にモノ−置換もしくはポリ置換されていてもよい
フェニルもしくはフェニル−C1−C3‐アルキルを表
し、ここで適当なフェニル置換基は弗素、塩素、臭素、
シアノ、ニトロ、C1−C10‐アルキル、C1−C10‐ア
ルコキシ、それぞれが11個までの同一もしくは異なる
ハロゲン原子を有するC1−C5‐ハロゲノアルキルおよ
びC1−C5‐ハロゲノアルコキシ、並びにフェノキシで
あり、R3が弗素、塩素、臭素、シアノ、ニトロ、また
はC1−C4-アルキル、C1−C4-ハロゲノアルキル、C
1−C4-アルコキシ、C1−C4-ハロゲノアルコキシ、C
1−C4-アルキルチオ、C1−C4-ハロゲノアルキルチ
オ、C1−C4-アルキルスルホニル、C1−C4-ハロゲノ
アルキルスルホニルもしくはフェニルからなる系からの
基を表し、そしてR4がC1−C4-アルキルを表すことを
特徴とする少なくとも1種の上記1の式(I)のメルカ
プトニコチン酸誘導体を含有していることを特徴とす
る、除草剤および殺植物線虫剤。
【0105】3.nが数0、1または2を表し、R1
水素、塩素、メチル、エチル、フェニル、クロロフェニ
ル、メトキシフェニル、トリフルオロメトキシフェニ
ル、メチルチオフェニル、トリフルオロメチルチオフェ
ニル、メチルスルホニルフェニル、トリフルオロメチル
スルホニルフェニルまたはメチルフェニルを表し、R2
がメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、
イソブチル、セカンダリー−ブチル、ターシャリー−ブ
チル、ペンチル、アリル、クロトニル、プロパルギル、
シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、フルオロ
フェニル、クロロフェニル、ブロモフェニル、メチルフ
ェニル、ノニルフェニル、トリフルオロメチルフェニ
ル、メトキシフェニル、ニトロフェニル、ベンジル、フ
ルオロベンジル、クロロベンジル、ブロモベンジル、メ
チルベンジル、ターシャリー−ブチルベンジル、トリフ
ルオロメチルベンジル、ニトロベンジル、フェノキシベ
ンジルまたはフェニルエチルを表し、R3が弗素、塩
素、臭素、ニトロ、メチル、エチル、メトキシ、エトキ
シ、トリフルオロメトキシ、メチルチオ、メチルスルホ
ニル、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルス
ルホニルまたはフェニルを表し、そしてR4がメチルを
表すことを特徴とする少なくとも1種の上記1の式
(I)のメルカプトニコチン酸誘導体を含有しているこ
とを特徴とする、除草剤および殺植物線虫剤。
【0106】4.式(I)のメルカプトニコチン酸誘導
体類を雑草類および/またはそれらの環境に作用させる
ことを特徴とする、雑草類の防除方法。
【0107】5.雑草類を防除するための、式(I)に
従うメルカプトニコチン酸誘導体の使用。
【0108】6.上記1の式(I)のメルカプトニコチ
ン酸誘導体類を伸展剤および/または表面活性物質と混
合することを特徴とする、除草剤および殺植物線虫剤の
製造方法。
【0109】7.上記1の式(I)のメルカプトニコチ
ン酸誘導体類を線虫類および/またはそれらの環境に作
用させることを特徴とする、植物線虫類の防除方法。
【0110】8.植物線虫類を防除するための、式
(I)に従うメルカプトニコチン酸誘導体の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト・ボンゼ ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・ボル フスカウル3 (72)発明者 ハンス−ヨアヒム・ザンテル ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン1・グリユンシユトラーセ9アー (72)発明者 クラウス・リユルセン ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユグ ラートバツハ2・アウグスト−キールスペ ル−シユトラーセ145 (72)発明者 ロベルト・アール・シユミツト ドイツ連邦共和国デー5060ベルギツシユグ ラートバツハ2・イムバルトビンケル110 (72)発明者 ユルゲン・ハルトビヒ ドイツ連邦共和国デー5090レーフエルクー ゼン3・フランツ−エサー−シユトラーセ 44

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種の式(I) 【化1】 [式中、 nは数0、1、2または3を表し、 R1は水素、ハロゲン、アルキル、ハロゲノアルキル、
    または任意にハロゲン、シアノ、ニトロ、アルキル、ハ
    ロゲノアルキル、アルコキシ、ハロゲノアルコキシ、ア
    ルキルチオ、ハロゲノアルキルチオ、アルキルスルホニ
    ル、ハロゲノアルキルスルホニル、アリール、アリール
    オキシもしくはアリールチオにより置換されていてもよ
    いフェニルを表し、 R2はアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアル
    キル、アリールまたはアラルキルからなる系からの基を
    表し、 R3はハロゲン、シアノ、ニトロ、またはアルキル、ハ
    ロゲノアルキル、アルコキシ、ハロゲノアルコキシ、ア
    ルキルチオ、ハロゲノアルキルチオ、アルキルスルホニ
    ル、ハロゲノアルキルスルホニル、アリール、アリール
    オキシもしくはアリールチオからなる系からの基を表
    し、そしてR4はアルキルを表す]のメルカプトニコチ
    ン酸誘導体を含有していることを特徴とする、除草剤お
    よび殺植物線虫剤。
  2. 【請求項2】 式(I)のメルカプトニコチン酸誘導体
    類を雑草類および/またはそれらの環境に作用させるこ
    とを特徴とする、雑草類の防除方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の式(I)のメルカプト
    ニコチン酸誘導体類を伸展剤および/または表面活性物
    質と混合することを特徴とする、除草剤および殺植物線
    虫剤の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の式(I)のメルカプト
    ニコチン酸誘導体類を線虫類および/またはそれらの環
    境に作用させることを特徴とする、植物線虫類の防除方
    法。
JP5015839A 1992-01-09 1993-01-06 メルカプトニコチン酸誘導体を基にした除草剤および殺植物線虫剤 Pending JPH05271010A (ja)

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