JPH0527092A - 放射性金属廃棄物の除染方法 - Google Patents
放射性金属廃棄物の除染方法Info
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- JPH0527092A JPH0527092A JP3202586A JP20258691A JPH0527092A JP H0527092 A JPH0527092 A JP H0527092A JP 3202586 A JP3202586 A JP 3202586A JP 20258691 A JP20258691 A JP 20258691A JP H0527092 A JPH0527092 A JP H0527092A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 超音波洗浄が困難な部位を有する放射性金属
廃棄物の付着汚染に対して、汚染スラッジを除去する放
射性金属廃棄物の除染方法を提供すること。 【構成】 （Ａ）に示すように電解槽３における中性塩
電解液２を用いた電解汚染後に放射性金属廃棄物１の表
面に水酸化物スラッジ１０が付着する。（Ｂ）に示すよ
うにこの水酸化物スラッジ１０が付着した放射性金属廃
棄物１を洗浄槽７において、シュウ酸、ギ酸、クエン酸
の有機酸のうちの少なくとも１種を含む洗浄液６中に浸
漬し、８０℃以下の温度条件で洗浄する。この操作によ
って、放射性金属廃棄物１の表面に付着した水酸化物ス
ラッジ１０が溶解し、除染される。
廃棄物の付着汚染に対して、汚染スラッジを除去する放
射性金属廃棄物の除染方法を提供すること。 【構成】 （Ａ）に示すように電解槽３における中性塩
電解液２を用いた電解汚染後に放射性金属廃棄物１の表
面に水酸化物スラッジ１０が付着する。（Ｂ）に示すよ
うにこの水酸化物スラッジ１０が付着した放射性金属廃
棄物１を洗浄槽７において、シュウ酸、ギ酸、クエン酸
の有機酸のうちの少なくとも１種を含む洗浄液６中に浸
漬し、８０℃以下の温度条件で洗浄する。この操作によ
って、放射性金属廃棄物１の表面に付着した水酸化物ス
ラッジ１０が溶解し、除染される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、放射性物質で汚染され
た放射性金属廃棄物の除染方法に係り、特に金属廃棄物
の形状が管状である放射性金属廃棄物に好適な除染方法
に関する。
た放射性金属廃棄物の除染方法に係り、特に金属廃棄物
の形状が管状である放射性金属廃棄物に好適な除染方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】放射性金属廃棄物は、主として配管、バ
ルブ等からなる廃材であり、従来、この種の廃棄物は細
かく切断する等の方法でドラム管等の容器に入れサイト
内に保管貯蔵されている。しかし、その数は年々増加
し、その保管場所の確保が大きな問題になっている。
ルブ等からなる廃材であり、従来、この種の廃棄物は細
かく切断する等の方法でドラム管等の容器に入れサイト
内に保管貯蔵されている。しかし、その数は年々増加
し、その保管場所の確保が大きな問題になっている。
【０００３】この種の廃棄物においては、表面の酸化皮
膜層（クラッド）に大半の放射性物質が存在している
が、これらの除去方法として、ブラスト除染法や化学除
染法、さらには電解除染法が提案されており、その除染
能力の点で電解除染法が最も有望視されている。電解除
染方法は、リン酸、硫酸などの強酸電解液を用いる方法
及び硫酸ナトリウムなどの中性塩電解液を用いる方法と
に大別されるが、これらのうち強酸を用いる方法では電
解液中に金属イオンが蓄積してくると、液が劣化し、そ
の都度、液を更新しなくてはならず、液全体が二次廃棄
物となり、除染減容効果が小さいという欠点がある。
膜層（クラッド）に大半の放射性物質が存在している
が、これらの除去方法として、ブラスト除染法や化学除
染法、さらには電解除染法が提案されており、その除染
能力の点で電解除染法が最も有望視されている。電解除
染方法は、リン酸、硫酸などの強酸電解液を用いる方法
及び硫酸ナトリウムなどの中性塩電解液を用いる方法と
に大別されるが、これらのうち強酸を用いる方法では電
解液中に金属イオンが蓄積してくると、液が劣化し、そ
の都度、液を更新しなくてはならず、液全体が二次廃棄
物となり、除染減容効果が小さいという欠点がある。
【０００４】これに対し、中性塩電解液を用いる方法で
は電解液中に生成する金属水酸化物スラッジを固液分離
することによって容易に電解液を再使用でき、二次廃棄
物量を少なくできるという特長がある。また、中性塩電
解除染法にあっては、交番電解除染法（特開昭５９−１
５４４００号公報）によってクラッドを効率よく除去可
能であり、除染能力を高めている。
は電解液中に生成する金属水酸化物スラッジを固液分離
することによって容易に電解液を再使用でき、二次廃棄
物量を少なくできるという特長がある。また、中性塩電
解除染法にあっては、交番電解除染法（特開昭５９−１
５４４００号公報）によってクラッドを効率よく除去可
能であり、除染能力を高めている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、中性塩電解液
を用いた電解除染法では、除去した放射性物質が不溶性
の金属水酸化物スラッジ中にとり込まれるが、除染対象
の放射能レベルが高いもの程、また、表面の荒れが激し
いもの程、前記したスラッジが除染面に付着し、このス
ラッジに起因する電解後の金属表面への放射能の残留が
多く認められる。このため、電解除染後には、通常、超
音波発生器、フィルタ等が付設された水洗槽を設け、こ
の水洗槽で最終洗浄を行い、前記の付着した汚染スラッ
ジを除去し、バックグランドレベルまでの除染を達成し
ている。
を用いた電解除染法では、除去した放射性物質が不溶性
の金属水酸化物スラッジ中にとり込まれるが、除染対象
の放射能レベルが高いもの程、また、表面の荒れが激し
いもの程、前記したスラッジが除染面に付着し、このス
ラッジに起因する電解後の金属表面への放射能の残留が
多く認められる。このため、電解除染後には、通常、超
音波発生器、フィルタ等が付設された水洗槽を設け、こ
の水洗槽で最終洗浄を行い、前記の付着した汚染スラッ
ジを除去し、バックグランドレベルまでの除染を達成し
ている。
【０００６】しかし、配管等の中空物の除染対象物にあ
っては、超音波のキャビテーション能力が管の厚みによ
って遮蔽され内面に存在する付着した汚染スラッジの除
去が行われない場合がある。また、攪拌等の単なる揺動
等による水洗だけでは付着した汚染スラッジを除去する
ことは困難である。本発明の目的は、上記した従来の課
題を解決し、超音波洗浄が困難な部分の付着汚染に対し
て、単なる揺動等の洗浄だけで汚染スラッジを除去可能
であり、しかもその後汚染液及び洗浄液の処理が容易な
放射性金属廃棄物の除染方法を提供することにある。
っては、超音波のキャビテーション能力が管の厚みによ
って遮蔽され内面に存在する付着した汚染スラッジの除
去が行われない場合がある。また、攪拌等の単なる揺動
等による水洗だけでは付着した汚染スラッジを除去する
ことは困難である。本発明の目的は、上記した従来の課
題を解決し、超音波洗浄が困難な部分の付着汚染に対し
て、単なる揺動等の洗浄だけで汚染スラッジを除去可能
であり、しかもその後汚染液及び洗浄液の処理が容易な
放射性金属廃棄物の除染方法を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、中性塩電解液
を用いた時に発生する水酸化物スラッジがシュウ酸、ギ
酸、クエン酸等の有機酸に容易に溶解されることを見出
し、電解除染後に前記スラッジが表面に付着した電解除
染後の金属廃棄物を前記有機酸のうち少なくとも１種以
上の薬液を含む洗浄液に浸漬し、８０℃以下の温度状態
で洗浄することにあり、特に望ましくは、金属廃棄物を
洗浄液中で揺動し、あるいは洗浄液を攪拌によって洗浄
することを特徴とする放射性金属廃棄物の除染方法を提
供するものである。
を用いた時に発生する水酸化物スラッジがシュウ酸、ギ
酸、クエン酸等の有機酸に容易に溶解されることを見出
し、電解除染後に前記スラッジが表面に付着した電解除
染後の金属廃棄物を前記有機酸のうち少なくとも１種以
上の薬液を含む洗浄液に浸漬し、８０℃以下の温度状態
で洗浄することにあり、特に望ましくは、金属廃棄物を
洗浄液中で揺動し、あるいは洗浄液を攪拌によって洗浄
することを特徴とする放射性金属廃棄物の除染方法を提
供するものである。
【０００８】
【作用】電解汚染後の金属廃棄物をシュウ酸、ギ酸、ク
エン酸等の有機酸を含む洗浄液により洗浄すると、水酸
化物スラッジが前記有機酸に溶解し、金属廃棄物から水
酸化物を除去することができる。洗浄液中の前記有機酸
は、電解酸化により二酸化炭素と水に分解され、後処理
が容易である。
エン酸等の有機酸を含む洗浄液により洗浄すると、水酸
化物スラッジが前記有機酸に溶解し、金属廃棄物から水
酸化物を除去することができる。洗浄液中の前記有機酸
は、電解酸化により二酸化炭素と水に分解され、後処理
が容易である。
【０００９】
【実施例】次に、本発明を図面をもって説明する。図１
は本発明方法を実施する装置の系統図である。図１
（Ａ）に示す装置において、クラッドを有する放射性金
属廃棄物１は硫酸ナトリウム（１０〜２０重量％）等の
中性塩電解液２が満たされた電解槽３に浸漬される。放
射性金属廃棄物１と電極４との間に交番直流電源５から
電流が通電され、電解除染される。交番直流電源５は任
意の電圧・電流に設定可能なものである。また、交番発
生器を備えており、極性を交互に変える交番電解が可能
であり、これによってクラッドは迅速に除去され、ほと
んどの放射能は除染される。
は本発明方法を実施する装置の系統図である。図１
（Ａ）に示す装置において、クラッドを有する放射性金
属廃棄物１は硫酸ナトリウム（１０〜２０重量％）等の
中性塩電解液２が満たされた電解槽３に浸漬される。放
射性金属廃棄物１と電極４との間に交番直流電源５から
電流が通電され、電解除染される。交番直流電源５は任
意の電圧・電流に設定可能なものである。また、交番発
生器を備えており、極性を交互に変える交番電解が可能
であり、これによってクラッドは迅速に除去され、ほと
んどの放射能は除染される。
【００１０】さらに、本除染装置は攪拌ポンプ８を備え
ており、電解液の攪拌が可能な構成となっており、電解
除染に伴って発生する金属水酸化物スラッジ１０は電解
液中に拡散し、懸濁する。このため、クラッドの除去さ
れた放射性金属廃棄物の放射能はほとんど除去されるこ
ととなるが、放射性物質を含んだ微細な（０．４μｍ程
度）スラッジ１０が金属廃棄物表面に付着するため若干
の放射能が残留する。
ており、電解液の攪拌が可能な構成となっており、電解
除染に伴って発生する金属水酸化物スラッジ１０は電解
液中に拡散し、懸濁する。このため、クラッドの除去さ
れた放射性金属廃棄物の放射能はほとんど除去されるこ
ととなるが、放射性物質を含んだ微細な（０．４μｍ程
度）スラッジ１０が金属廃棄物表面に付着するため若干
の放射能が残留する。
【００１１】通常はこの放射性金属廃棄物を超音波洗浄
器等を備えた水洗槽において最終洗浄を行うが、図１に
示したような管状の金属廃棄物１に対しては、超音波の
キャビテーション能力が管外面には作用するものの、管
内面には管の板厚によって遮蔽され、内面に存在する付
着した汚染スラッジの除去が行われない場合がある。そ
こで、本実施例においては、微細なスラッジは有機酸中
に容易に溶解することから、図１（Ｂ）に示すように汚
染スラッジの付着した電解除染後の金属廃棄物１をシュ
ウ酸、ギ酸、クエン酸等の有機酸（０．２〜０．２ｍｏ
ｌ／ｌ）のうち少なくとも１種以上の有機酸を含む洗浄
液６を満たした洗浄槽７内に浸漬し、昇降装置９によっ
て金属廃棄物１を揺動あるいは洗浄液を洗浄液攪拌ポン
プ１１で攪拌することによって金属廃棄物１に付着した
微細な放射性スラッジを迅速に溶解する。その結果、放
射性レベルはバッググランドレベルまで除染される。
器等を備えた水洗槽において最終洗浄を行うが、図１に
示したような管状の金属廃棄物１に対しては、超音波の
キャビテーション能力が管外面には作用するものの、管
内面には管の板厚によって遮蔽され、内面に存在する付
着した汚染スラッジの除去が行われない場合がある。そ
こで、本実施例においては、微細なスラッジは有機酸中
に容易に溶解することから、図１（Ｂ）に示すように汚
染スラッジの付着した電解除染後の金属廃棄物１をシュ
ウ酸、ギ酸、クエン酸等の有機酸（０．２〜０．２ｍｏ
ｌ／ｌ）のうち少なくとも１種以上の有機酸を含む洗浄
液６を満たした洗浄槽７内に浸漬し、昇降装置９によっ
て金属廃棄物１を揺動あるいは洗浄液を洗浄液攪拌ポン
プ１１で攪拌することによって金属廃棄物１に付着した
微細な放射性スラッジを迅速に溶解する。その結果、放
射性レベルはバッググランドレベルまで除染される。
【００１２】洗浄液中の有機酸の濃度は、０．２〜０．
４ｍｏｌ／ｌが望ましい。この理由は、洗浄液中の有機
酸の濃度が０．２ｍｏｌ／ｌよりも低い場合、放射性ス
ラッジを迅速に溶解することが困難となり、一方、０．
４ｍｏｌ／ｌよりも高い濃度としても放射性スラッジの
溶解速度が余り変わらない。また、このときの洗浄液の
温度は８０℃以下の温度条件で、金属廃棄物の揺動また
は、攪拌ポンプによる洗浄液の攪拌によって金属廃棄物
１の表面での洗浄液の流速を０．１ｍ／ｓ以下に設定す
ることで短時間（例えば、１０分以下）の洗浄時間でバ
ックグランドレベルまでの除染が可能となる。
４ｍｏｌ／ｌが望ましい。この理由は、洗浄液中の有機
酸の濃度が０．２ｍｏｌ／ｌよりも低い場合、放射性ス
ラッジを迅速に溶解することが困難となり、一方、０．
４ｍｏｌ／ｌよりも高い濃度としても放射性スラッジの
溶解速度が余り変わらない。また、このときの洗浄液の
温度は８０℃以下の温度条件で、金属廃棄物の揺動また
は、攪拌ポンプによる洗浄液の攪拌によって金属廃棄物
１の表面での洗浄液の流速を０．１ｍ／ｓ以下に設定す
ることで短時間（例えば、１０分以下）の洗浄時間でバ
ックグランドレベルまでの除染が可能となる。
【００１３】なお、本発明において洗浄液の温度を８０
℃以下の条件に限定したのは洗浄液の沸騰防止等の取扱
い上の問題から、また廃棄物表面の洗浄液の流速を０．
１ｍ／ｓ以上と限定したのは０．１ｍ／ｓ以下であると
効果的に除染処理を行うことができないためである。さ
らに、洗浄液として鉱酸の硫酸や塩酸を用いず有機酸を
用いているのはその後の処理方法の難易によるためであ
る。すなわち、有機酸であれば電解酸化によって二酸化
炭素と水に分解可能であるのに対して、鉱酸の場合、使
用済の洗浄液を中和処理する必要があり、二次廃棄物の
増大を招くこととなるためである。
℃以下の条件に限定したのは洗浄液の沸騰防止等の取扱
い上の問題から、また廃棄物表面の洗浄液の流速を０．
１ｍ／ｓ以上と限定したのは０．１ｍ／ｓ以下であると
効果的に除染処理を行うことができないためである。さ
らに、洗浄液として鉱酸の硫酸や塩酸を用いず有機酸を
用いているのはその後の処理方法の難易によるためであ
る。すなわち、有機酸であれば電解酸化によって二酸化
炭素と水に分解可能であるのに対して、鉱酸の場合、使
用済の洗浄液を中和処理する必要があり、二次廃棄物の
増大を招くこととなるためである。
【００１４】実施例１
放射能で汚染された１００Φ，ｓｃｈ８０の配管を１０
Ｗｔ％硫酸ナトリウム電解液で０．３Ａ／ｃｍ2 、３５
℃の電流密度、電解液温度条件により交番電解（−６０
秒、＋６０秒の交番電解）を３０分間実施したところ、
図２の曲線ａに示す様にクラッドはほぼ除去することが
できた。その後、管外面から超音波洗浄（超音波出力密
度：１Ｗ／ｃｍ2 、超音波周波数：２８KHz ）を１０分
間行ったが、図２の曲線ｂに示すように管内面に若干の
放射能が残留しバックグランドレベル（Ｂ・Ｇ）までは
至らなかった。一方、本発明のシュウ酸０．４ｍｏｌ／
ｌ，７０℃の薬液からなる洗浄液中に電解汚染を行った
配管を浸漬し、放射性スラッジを溶解したところ、図２
の曲線ｃに示すように３分間でＢ・Ｇに達した。
Ｗｔ％硫酸ナトリウム電解液で０．３Ａ／ｃｍ2 、３５
℃の電流密度、電解液温度条件により交番電解（−６０
秒、＋６０秒の交番電解）を３０分間実施したところ、
図２の曲線ａに示す様にクラッドはほぼ除去することが
できた。その後、管外面から超音波洗浄（超音波出力密
度：１Ｗ／ｃｍ2 、超音波周波数：２８KHz ）を１０分
間行ったが、図２の曲線ｂに示すように管内面に若干の
放射能が残留しバックグランドレベル（Ｂ・Ｇ）までは
至らなかった。一方、本発明のシュウ酸０．４ｍｏｌ／
ｌ，７０℃の薬液からなる洗浄液中に電解汚染を行った
配管を浸漬し、放射性スラッジを溶解したところ、図２
の曲線ｃに示すように３分間でＢ・Ｇに達した。
【００１５】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれば
内面に汚染が残留した管状等の中空物の金属廃棄物を短
時間でしかも確実に除染することが可能である。
内面に汚染が残留した管状等の中空物の金属廃棄物を短
時間でしかも確実に除染することが可能である。
【図１】本発明の放射性金属廃棄物の除染方法を実施す
るための装置構成図である。
るための装置構成図である。
【図２】本発明の実施例における汚染時間と管内面放射
能量との関係を示すグラフである。
能量との関係を示すグラフである。
１…放射性金属廃棄物
２…電解液
３…電解槽
４…電極
５…交番直流電源
６…洗浄液
７…洗浄槽
８…攪拌ポンプ
９…昇降装置
１０…スラッジ
１１…洗浄液攪拌ポンプ
Claims (6)
- 【請求項１】 中性塩電解液を用いた放射性金属廃棄物
の電解除染方法において、電解除染後の金属廃棄物をシ
ュウ酸、ギ酸、クエン酸のうち少なくとも１種以上の有
機酸を含む洗浄液中に浸漬し、８０℃以下の温度条件で
洗浄を行うことを特徴とする放射性金属廃棄物の除染方
法。 - 【請求項２】 前記洗浄液中の有機酸の濃度が０．２〜
０．４ｍｏｌ／ｌになるように調整することを特徴とす
る請求項１の放射性金属廃棄物の除染方法。 - 【請求項３】 前記金属廃棄物と洗浄液とを相対的に移
動して洗浄することを特徴とする請求項１の放射性金属
廃棄物の除染方法。 - 【請求項４】 前記金属廃棄物と洗浄液とを相対的に移
動して洗浄する手段が、洗浄液を攪拌する手段からなる
ことを特徴とする請求項１の放射性金属廃棄物の除染方
法。 - 【請求項５】 前記金属廃棄物と洗浄液とを相対的に移
動して洗浄する手段が、洗浄液中の金属廃棄物を揺動す
る手段からなることを特徴とする請求項１の放射性金属
廃棄物の除染方法。 - 【請求項６】 前記金属廃棄物と洗浄液との相対的な表
面流速が０．１ｍ／ｓ以上を有することを特徴とする請
求項４又は請求項５の放射性金属廃棄物の除染方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202586A JPH0527092A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 放射性金属廃棄物の除染方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3202586A JPH0527092A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 放射性金属廃棄物の除染方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0527092A true JPH0527092A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16459940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3202586A Pending JPH0527092A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-17 | 放射性金属廃棄物の除染方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0527092A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009116869A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-28 | Nec (China) Co Ltd | エンティティ関係マイニング装置および方法 |
| JP2010101762A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Chubu Electric Power Co Inc | 放射性金属廃棄物の除染方法 |
-
1991
- 1991-07-17 JP JP3202586A patent/JPH0527092A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009116869A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-28 | Nec (China) Co Ltd | エンティティ関係マイニング装置および方法 |
| JP2010101762A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Chubu Electric Power Co Inc | 放射性金属廃棄物の除染方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |