JPS63291000A - 放射性汚染機器の除染方法 - Google Patents
放射性汚染機器の除染方法Info
- Publication number
- JPS63291000A JPS63291000A JP12601987A JP12601987A JPS63291000A JP S63291000 A JPS63291000 A JP S63291000A JP 12601987 A JP12601987 A JP 12601987A JP 12601987 A JP12601987 A JP 12601987A JP S63291000 A JPS63291000 A JP S63291000A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nitric acid
- cleaning
- decontamination
- electrolytic
- stage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 27
- 238000005202 decontamination Methods 0.000 title claims description 25
- 230000003588 decontaminative effect Effects 0.000 title description 19
- HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M Sodium hydroxide Chemical compound [OH-].[Na+] HEMHJVSKTPXQMS-UHFFFAOYSA-M 0.000 claims abstract description 38
- GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N Nitric acid Chemical compound O[N+]([O-])=O GRYLNZFGIOXLOG-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims abstract description 20
- 229910017604 nitric acid Inorganic materials 0.000 claims abstract description 20
- VWDWKYIASSYTQR-UHFFFAOYSA-N sodium nitrate Chemical compound [Na+].[O-][N+]([O-])=O VWDWKYIASSYTQR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 20
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000010802 sludge Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 11
- 235000010344 sodium nitrate Nutrition 0.000 claims abstract description 10
- 239000004317 sodium nitrate Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 claims description 11
- 238000005406 washing Methods 0.000 abstract description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-M hydroxide Chemical compound [OH-] XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-M 0.000 abstract description 5
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 abstract description 5
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 238000004090 dissolution Methods 0.000 abstract description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 238000012958 reprocessing Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 239000003758 nuclear fuel Substances 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N Hydrogen peroxide Chemical compound OO MHAJPDPJQMAIIY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N Phosphoric acid Chemical compound OP(O)(O)=O NBIIXXVUZAFLBC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 2
- 238000009390 chemical decontamination Methods 0.000 description 2
- 238000005253 cladding Methods 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 2
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 2
- YGDVXSDNEFDTGV-UHFFFAOYSA-N 2-[6-[bis(carboxymethyl)amino]hexyl-(carboxymethyl)amino]acetic acid Chemical compound OC(=O)CN(CC(O)=O)CCCCCCN(CC(O)=O)CC(O)=O YGDVXSDNEFDTGV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- KCXVZYZYPLLWCC-UHFFFAOYSA-N EDTA Chemical compound OC(=O)CN(CC(O)=O)CCN(CC(O)=O)CC(O)=O KCXVZYZYPLLWCC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910002651 NO3 Inorganic materials 0.000 description 1
- NHNBFGGVMKEFGY-UHFFFAOYSA-N Nitrate Chemical compound [O-][N+]([O-])=O NHNBFGGVMKEFGY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- PMZURENOXWZQFD-UHFFFAOYSA-L Sodium Sulfate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]S([O-])(=O)=O PMZURENOXWZQFD-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 description 1
- 229910000147 aluminium phosphate Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002738 chelating agent Substances 0.000 description 1
- 229910017052 cobalt Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010941 cobalt Substances 0.000 description 1
- GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N cobalt atom Chemical compound [Co] GUTLYIVDDKVIGB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010828 elution Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 150000004679 hydroxides Chemical class 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- IIPYXGDZVMZOAP-UHFFFAOYSA-N lithium nitrate Chemical compound [Li+].[O-][N+]([O-])=O IIPYXGDZVMZOAP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 150000002823 nitrates Chemical class 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000012286 potassium permanganate Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 239000000941 radioactive substance Substances 0.000 description 1
- 239000002265 redox agent Substances 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 229910052938 sodium sulfate Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000011152 sodium sulphate Nutrition 0.000 description 1
- 239000002915 spent fuel radioactive waste Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的コ
(産業上の利用分野)
本発明は核燃料再処理施設等の硝酸雰囲気中で放射性核
種により汚染された機器の除染方法に係る。
種により汚染された機器の除染方法に係る。
(従来の技術)
核燃料再処理施設においては、使用済み核燃料のは溶解
は硝酸を使用してなされる。このため、施設内の配管の
多くは硝酸に対して耐食性のあるステンレス鋼管とされ
ている。また、再処理施設において除染の対象となる主
要な放射性物質は、U=PuおよびFP等である。而し
て、U、Puはα放射体である。また、FPはβ/γ放
射体であり、その核種はZnからTbまで広く分布して
いる。
は硝酸を使用してなされる。このため、施設内の配管の
多くは硝酸に対して耐食性のあるステンレス鋼管とされ
ている。また、再処理施設において除染の対象となる主
要な放射性物質は、U=PuおよびFP等である。而し
て、U、Puはα放射体である。また、FPはβ/γ放
射体であり、その核種はZnからTbまで広く分布して
いる。
このことは、中性の高純度水質で、クラッド中のコバル
トが主な放射性核種となる原子力発電所内とは大きく異
なる状態である。
トが主な放射性核種となる原子力発電所内とは大きく異
なる状態である。
従来再処理施設内の機器の除染は、化学薬品を使用した
化学除染によってなされている。この化学除染では、硝
酸−苛性ソーダの組合せ、この硝酸−苛性ソーダの組合
せに酸化還元剤として過酸化水素、過マンガン酸カリウ
ムのようなもの、またはEDTA (ヘキサメチレンジ
アミン4酢酸)のようなキレート剤を混合して使用して
いる[文献;石線等監修「原子力施設における除染技術
」(株)テクロプロジエク1〜、P327)コ。
化学除染によってなされている。この化学除染では、硝
酸−苛性ソーダの組合せ、この硝酸−苛性ソーダの組合
せに酸化還元剤として過酸化水素、過マンガン酸カリウ
ムのようなもの、またはEDTA (ヘキサメチレンジ
アミン4酢酸)のようなキレート剤を混合して使用して
いる[文献;石線等監修「原子力施設における除染技術
」(株)テクロプロジエク1〜、P327)コ。
この除染は機器の放射線レベルを低下させ、作業員の保
守、点検作業時の被曝量を低減させることを目的として
なされるものである。
守、点検作業時の被曝量を低減させることを目的として
なされるものである。
(発明が解決しようとする問題点)
上記除染方法は、機器母材表面に堆積しクラッドの形態
となった放射性核種を薬剤により溶解除去するものであ
るが、完全に溶解除去することは実際上困難であり、ま
た放射性核種が母材中に浸透している場合にはバックグ
ラウンドレベルまでの除染も困難である。
となった放射性核種を薬剤により溶解除去するものであ
るが、完全に溶解除去することは実際上困難であり、ま
た放射性核種が母材中に浸透している場合にはバックグ
ラウンドレベルまでの除染も困難である。
原子力発電所の場合には、バックグラウンドレベルまで
除染し得る強力な除染技術として、電解除染技術が知ら
れている[前記文献、P4−29]。
除染し得る強力な除染技術として、電解除染技術が知ら
れている[前記文献、P4−29]。
前記電解除染技術においては、電解液として燐酸や硫酸
または硫酸ナトリウムを使用するため、硝酸塩化合物を
主として取り扱う核燃料再処理施設の機器の除染に適用
した場合には、使用後の電解液を処理する新たな設備が
必要となる。
または硫酸ナトリウムを使用するため、硝酸塩化合物を
主として取り扱う核燃料再処理施設の機器の除染に適用
した場合には、使用後の電解液を処理する新たな設備が
必要となる。
本発明は上記の事情に基づきなされたもので、使用後の
電解液の処理設備を設ける必要がなく、機器の除染方法
を得ることを目的としている。
電解液の処理設備を設ける必要がなく、機器の除染方法
を得ることを目的としている。
[発明の構成]
す1−リウムによる第]−の洗浄工程と、硝酸による第
2の洗浄工程と、硝酸ナトリウムを電解液とした電解除
染工程とを順に施すことを特徴とする。
2の洗浄工程と、硝酸ナトリウムを電解液とした電解除
染工程とを順に施すことを特徴とする。
さらに、前記電解除染工程の電解液を、それに先立つ各
洗浄工程の洗浄廃液を混合し、混合により生じたスラッ
ジを除去して生成させたことを特徴とする。
洗浄工程の洗浄廃液を混合し、混合により生じたスラッ
ジを除去して生成させたことを特徴とする。
おいては、第1、第2の洗浄工程により化学洗浄を施し
、放射線汚染機器の表面の除染を行う。また、電解除染
を施すことにより機器母材中への放射性核種が侵入によ
る汚染を、ハックグラウンド=3− レベルまで除染する。
、放射線汚染機器の表面の除染を行う。また、電解除染
を施すことにより機器母材中への放射性核種が侵入によ
る汚染を、ハックグラウンド=3− レベルまで除染する。
第1、第2の洗浄工程の洗浄廃液を混合して電解除染工
程の電解液を生成させれば、最終的に発生する除染廃液
の量を低減させることができる。
程の電解液を生成させれば、最終的に発生する除染廃液
の量を低減させることができる。
(実施例)
第1図は本発明一実施例の工程図である。この図におい
て、1は水酸化ナトリウムにより洗浄する水酸化ナトリ
ウム洗浄工程で、この工程においては硝酸液中で堆積し
た核種元素に対し、PH変化により溶解を促進する。本
工程は、FP核種がZnからTbまで広く分布しており
、各金属により溶解特性が異なることに対応するもので
ある。
て、1は水酸化ナトリウムにより洗浄する水酸化ナトリ
ウム洗浄工程で、この工程においては硝酸液中で堆積し
た核種元素に対し、PH変化により溶解を促進する。本
工程は、FP核種がZnからTbまで広く分布しており
、各金属により溶解特性が異なることに対応するもので
ある。
2は前記工程を経過した被除染体を硝酸により洗浄する
硝酸洗浄工程である。被除染体の汚染レベルが低い場合
には本工程までで除染を完了することができる。
硝酸洗浄工程である。被除染体の汚染レベルが低い場合
には本工程までで除染を完了することができる。
3は水酸化ナトリウムによる水酸化ナトリウム洗浄工程
1の水酸化ナトリウムと硝酸による硝酸洗浄工程2の硝
酸とを混合して、電解液を生成させる混合工程である。
1の水酸化ナトリウムと硝酸による硝酸洗浄工程2の硝
酸とを混合して、電解液を生成させる混合工程である。
この工程においては、混合により硝酸ナトリウムが生成
し、液が中性になったことにより、硝酸、水酸化ナトリ
ウムに溶解していた放射性金属核種の大部分は水酸化物
として沈澱する。沈澱した水酸化物はスラッジとして分
離することができる。
し、液が中性になったことにより、硝酸、水酸化ナトリ
ウムに溶解していた放射性金属核種の大部分は水酸化物
として沈澱する。沈澱した水酸化物はスラッジとして分
離することができる。
4はこのスラッジの分離工程であり、スラッジが分離さ
れた液は電解液、硝酸ナトリウム溶液となる。
れた液は電解液、硝酸ナトリウム溶液となる。
5は水洗工程であり、硝酸洗浄工程2を経過した被除染
体を水洗を施す工程である。この工程は、必須のもので
はなく、被除染体が大型で電解除染に先立ち解体を必要
とする場合にのみ施される。
体を水洗を施す工程である。この工程は、必須のもので
はなく、被除染体が大型で電解除染に先立ち解体を必要
とする場合にのみ施される。
6は電解除染工程であり、分離工程4でスラッジを分離
された電解液の供給を受け、被除染体の電解除染を行う
。この電解除染は硝酸す1〜リウムを電解液とし、被除
染体を陽極として直流電流を印加し、被除染体母材の電
解溶出を行う。なお、この工程は放射性核種が被除染体
の母材中にまで浸透している被除染体を、放射線がバッ
クグラウンドレベル以下となるまで除染する場合にのみ
必要となる。この工程においては、被除染体母材ととも
にその内部にまで浸透している放射性核種が溶出し、除
染が行われる。電解液中に溶出した金属は中性塩中であ
るため、水酸化物となり沈澱しスラッジを形成する。
された電解液の供給を受け、被除染体の電解除染を行う
。この電解除染は硝酸す1〜リウムを電解液とし、被除
染体を陽極として直流電流を印加し、被除染体母材の電
解溶出を行う。なお、この工程は放射性核種が被除染体
の母材中にまで浸透している被除染体を、放射線がバッ
クグラウンドレベル以下となるまで除染する場合にのみ
必要となる。この工程においては、被除染体母材ととも
にその内部にまで浸透している放射性核種が溶出し、除
染が行われる。電解液中に溶出した金属は中性塩中であ
るため、水酸化物となり沈澱しスラッジを形成する。
また、電解液にはプル1〜ニウム等の超ウラン元素等の
有用元素の回収を目的として添加剤を加えることができ
る[文献; E 、 r4.Child etal
Electrochemical Deconta
mination of 5tajn]、esss
teel Usjng a Ba5ic E]
ectrolyte、Nucl、5oci、38.US
A (1981)]。図中7で示すのは添加剤の添加工
程を示している。
有用元素の回収を目的として添加剤を加えることができ
る[文献; E 、 r4.Child etal
Electrochemical Deconta
mination of 5tajn]、esss
teel Usjng a Ba5ic E]
ectrolyte、Nucl、5oci、38.US
A (1981)]。図中7で示すのは添加剤の添加工
程を示している。
電解除染工程6を経過した被除染体は、水洗工程8にお
いて水洗され一般廃棄物として廃棄処分される。9は処
分工程を示す。
いて水洗され一般廃棄物として廃棄処分される。9は処
分工程を示す。
さらに、分離工程4のスラッジ、電解除染工程6のスラ
ッジは、配管10により固化処理工程11に送られここ
で固化される。
ッジは、配管10により固化処理工程11に送られここ
で固化される。
第2図にステンレス鋼片を模擬片とし、硝酸ナトリウム
溶液を電解液として電解した場合の電解特性を示す。こ
の図において、横軸は電解液濃度(wt%)、左側の縦
軸は電流密度(A、/cJ)、右側の縦軸は電流効率(
%)をそれぞれ示している。また、図中Oは電流密度、
△は電流効率それぞれの測定値を示している。
溶液を電解液として電解した場合の電解特性を示す。こ
の図において、横軸は電解液濃度(wt%)、左側の縦
軸は電流密度(A、/cJ)、右側の縦軸は電流効率(
%)をそれぞれ示している。また、図中Oは電流密度、
△は電流効率それぞれの測定値を示している。
この試験は4dのステンレス鋼片を電極間距離5m、印
加電圧15Vで電解することによりなされた。電流密度
はファラデーの式から研磨量と比例関係にあるので、第
2図から硝酸す1−リウムの濃度40wt%までは濃度
が高い方が大きな研磨速度が得られることがわかる。
加電圧15Vで電解することによりなされた。電流密度
はファラデーの式から研磨量と比例関係にあるので、第
2図から硝酸す1−リウムの濃度40wt%までは濃度
が高い方が大きな研磨速度が得られることがわかる。
[発明の効果]
本発明の除染方法においては、
(1)核燃料再処理に際して発生する廃棄物である硝酸
ナトリウムを使用して電解除染を行うことができるので
、従来の電解除染を適用した場合のように使用済み電解
液の処理設備を特設する必要はなく、コスト的に有利で
ある。
ナトリウムを使用して電解除染を行うことができるので
、従来の電解除染を適用した場合のように使用済み電解
液の処理設備を特設する必要はなく、コスト的に有利で
ある。
(2)また、汚染の程度によっては洗浄による除染、電
解除染までを含む強力除染を選択して実施することがで
きる。
解除染までを含む強力除染を選択して実施することがで
きる。
(3)汚染源である放射性核種を水酸化物スラッジの形
で回収できるので、同化処理を施すこともスラッジ中の
有用元素を回収することもできる。
で回収できるので、同化処理を施すこともスラッジ中の
有用元素を回収することもできる。
(4)洗浄工程の廃液から電解液を生成させるので、最
終的に発生する除染廃液量が低減される。
終的に発生する除染廃液量が低減される。
(5)電解液である硝酸すトリウムは高濃度で高い電解
特性を示すので、洗浄廃液を混合して生成させた硝酸ナ
トリウムを、電解除染工程に連続的に供給し、電解液の
放射能レベルが高くなるまで使用することができるから
、除染により発生する2次廃棄物量を低減させることが
できる。
特性を示すので、洗浄廃液を混合して生成させた硝酸ナ
トリウムを、電解除染工程に連続的に供給し、電解液の
放射能レベルが高くなるまで使用することができるから
、除染により発生する2次廃棄物量を低減させることが
できる。
第1図は本発明一実施例の工程図、第2図は本発明の基
本原理を実験した結果を示す線図である。 1・・・・・水酸化ナトリウム洗浄工程 2・・・・・
硝酸洗浄工程 3・・・・混合工程 4・・・・・・分
離工程 5.8・・・・・水洗に程 6・・・・電解除
染工程 7 ・・・添加工程 9・・・・・・処分工程
1o・・・・・・配管 11・・・固化処理工程
本原理を実験した結果を示す線図である。 1・・・・・水酸化ナトリウム洗浄工程 2・・・・・
硝酸洗浄工程 3・・・・混合工程 4・・・・・・分
離工程 5.8・・・・・水洗に程 6・・・・電解除
染工程 7 ・・・添加工程 9・・・・・・処分工程
1o・・・・・・配管 11・・・固化処理工程
Claims (2)
- (1)水酸化ナトリウムによる第1の洗浄工程と、硝酸
による第2の洗浄工程と、硝酸ナトリウムを電解液とし
た電解除染工程とを順に施すことを特徴とする放射性汚
染機器の除染方法。 - (2)前記電解除染工程の電解液を、それに先立つ各洗
浄工程の洗浄廃液を混合し、混合により生じたスラッジ
を除去して生成させたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の放射性汚染機器の除染方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12601987A JPS63291000A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 放射性汚染機器の除染方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12601987A JPS63291000A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 放射性汚染機器の除染方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63291000A true JPS63291000A (ja) | 1988-11-28 |
Family
ID=14924703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12601987A Pending JPS63291000A (ja) | 1987-05-25 | 1987-05-25 | 放射性汚染機器の除染方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63291000A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012505395A (ja) * | 2008-10-13 | 2012-03-01 | コミッサリア ア ロンネルジー アトミック エ オ ゾンネルジー ザルテルナティーフ | 金属表面を除染するための方法および装置 |
-
1987
- 1987-05-25 JP JP12601987A patent/JPS63291000A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012505395A (ja) * | 2008-10-13 | 2012-03-01 | コミッサリア ア ロンネルジー アトミック エ オ ゾンネルジー ザルテルナティーフ | 金属表面を除染するための方法および装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4193853A (en) | Decontaminating metal surfaces | |
EP0682806B1 (en) | Process for the treatment of particulate material | |
JP5933992B2 (ja) | 放射性廃イオン交換樹脂の除染方法 | |
KR900000343B1 (ko) | 방사성오염금속의 제염방법(除染方法) | |
KR20140095266A (ko) | 금속 표면 고착성 방사능 오염 산화막 제거를 위한 무착화성 화학 제염제 및 이를 이용한 화학 제염방법 | |
US5262019A (en) | Decontamination of radioactive metals | |
US20190156962A1 (en) | Electrolytic treatment for nuclear decontamination | |
JP3481746B2 (ja) | 放射能で汚染された金属の除染方法 | |
JPH07280998A (ja) | 遷移金属の汚染除去方法 | |
US5752206A (en) | In-situ decontamination and recovery of metal from process equipment | |
US4657596A (en) | Ceric acid decontamination of nuclear reactors | |
JP4533514B2 (ja) | 放射性廃棄物の処理方法 | |
EP0859671A1 (en) | Method for decontamination of nuclear plant components | |
JP2009036617A (ja) | イオン液体を用いたウランの溶解分離方法、及びそれを用いたウランの回収方法 | |
JPS63291000A (ja) | 放射性汚染機器の除染方法 | |
US5128266A (en) | Method for testing the radioactivity of objects containing metal or concrete | |
CN112176393B (zh) | 一种电化学去污电解液及其制备方法和应用 | |
KR101601201B1 (ko) | 금속 표면 고착성 방사능 오염 산화막 제거를 위한 무착화성 화학 제염제 및 이를 이용한 화학 제염방법 | |
JPH11231097A (ja) | 化学除染方法 | |
Fujita | (Keynote) Pyrochemical Process in Molten Salts for Spent Nuclear Fuel Reprocessing and Radioactive Waste Treatments | |
JP2002333498A (ja) | 放射性物質の除染方法 | |
JPS6020720B2 (ja) | 放射能で汚染された金属材料の除染方法 | |
JP2965751B2 (ja) | 放射性汚染物の除染方法 | |
RU2815544C1 (ru) | Комплексная установка дезактивации твердых радиоактивных отходов | |
JPH08254597A (ja) | アンモニア性窒素および有機物を含有する廃液の処理方法 |