JPH0527062Y2 - - Google Patents

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JPH0527062Y2
JPH0527062Y2 JP1987098811U JP9881187U JPH0527062Y2 JP H0527062 Y2 JPH0527062 Y2 JP H0527062Y2 JP 1987098811 U JP1987098811 U JP 1987098811U JP 9881187 U JP9881187 U JP 9881187U JP H0527062 Y2 JPH0527062 Y2 JP H0527062Y2
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JP
Japan
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handle
rack
moving
operation panel
movable
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JP1987098811U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、保管庫や書架等の代替品としてオフ
イスや図書館などで広く使用される移動ラツク装
置に関するものである。
[従来の技術] この種の移動ラツク装置として、床に敷設した
レール上に複数の移動ラツクを厚み方向に移動で
きるように載設したものが知られている。そし
て、それらの移動ラツクを相互に密着させた状態
で所要の移動代が残るように、レール長さに対す
る移動ラツクの厚み寸法や台数を設定しておき、
所望の移動ラツクとそれに隣接する移動ラツクと
の間に人の出入りが可能な隙間を選択的に形成す
ることにより、その移動ラツクを適宜使用するこ
とができるようになつている。
ところで、このような移動ラツク装置において
は、前記各移動ラツクをモータ等の動力により移
動させ得るようにしたものもあるが、比較的小規
模な装置では、各移動ラツクの操作面パネルに、
ハンドルを設けておき、そのハンドルを回転操作
して車輪を人力で駆動することにより移動ラツク
を移動させるようにしたハンドルラツク式のもの
や、前記操作面パネルに取手を突設しておき、そ
の取手に手を掛けてその移動ラツクを直接移動さ
せるようにした手動ラツク式のものが一般化して
いる。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、前述のハンドルラツク式のものは、
各移動ラツクに書物その他を満載した状態でも、
そのハンドルを不具合なく回転操作し得る程度に
減速してあるため、移動ラツクを空あるいはそれ
に近い状態で移動させる場合には、その移動を迅
速に行うことが難しいという問題がある。一方、
前述した手動ラツク式のものは、積載量が少ない
場合には移動ラツクを迅速に移動させることが可
能であるが、積載量が多い場合にはその移動に大
きな力を必要とする。また、手動ラツク式のもの
は、伝動機構が内蔵されていないため、各移動ラ
ツクに停止位置でロツクする機能を付与するのが
難しいという問題もある。
本考案は、移動ラツクに、取手とハンドルを共
に設けるようにするだけでなく、その取手とハン
ドルとの干渉、あるいは、隣設する移動ラツクの
ハンドル同士の干渉を招くことなしに、取手とハ
ンドルを最適な位置に配置できるようにし、それ
によつて以上のような問題点をことごとく解消す
ることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、以上のような目的を達成するため
に、次のような構成を採用したものである。
すなわち、本考案に係る移動ラツク装置は、レ
ール上に複数の移動ラツクを相互に接離可能に載
設してなる移動ラツク装置であつて、前記移動ラ
ツクの操作面パネルの略中央部に突出状態で回転
操作可能に設けられた車輪駆動用のハンドルと、
前記操作面パネルの両側部に設けられ外側方およ
び前方に開口する凹陥状の取手とを具備してな
り、前記操作面パネルの横幅寸法を前記ハンドル
の回転直径以上に設定するとともに、そのハンド
ルと前記取手とを略同一高さ位置に配設している
ことを特徴とする。
[作用] このような構成のものであれば、積載量の多い
場合には、ハンドルを回転操作することにより、
積載量が少ない場合には、取手に手を掛けて直接
付勢することにより、それぞれ移動ラツクを移動
させることができる。しかして、このようにして
使用すれば、過大な力が必要になつたり、迅速な
移動ができずもどかしい思いをすることなしに、
常時、移動ラツクを円滑に移動させることができ
る。
また、ハンドルを突出状態にするとともに、取
手を凹陥状のものにしているため、このハンドル
と取手とを略同一の高さ位置に配設しても、相互
に干渉することがない。また、操作面パネルの横
幅寸法をハンドルの回転直径以上に設定している
ので、隣設する移動ラツクのハンドルを同時に操
作しても、それらハンドル同士は衝突するおそれ
もない。そのため、ハンドルと取手の両方を最も
手動操作し易い高さ位置に無理なく配設すること
ができることになる。
また、取手は、外側方および前方に開口する凹
陥状をなしているので、その開口寸法を適切に設
定しておきさえすれば、該取手を操作面パネルの
両側部に設けても操作中に指をつめるような不具
合を招くこともない。そして、隣設する移動ラツ
クの境界部分で取手が会合することになるため、
手を掛け易く、また、操作面パネルの前面に見苦
しく突出することがなくなるので、外観的にも優
れたものとなる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
床1に敷設した平行なレール2上に、複数の移
動ラツク3を平行状態で相互に接離可能に載設し
ている。
移動ラツク3は、第1図および第2図に示すよ
うに、移動方向両面を開口した書架として利用し
得る形態をなしており、複数の柱4の上下端に天
板5および底板6を連設するとともに、その中間
高さ位置に複数の棚板7を架設してなる箱状のも
のである。そして、これら各移動ラツク3の正面
側には、該移動ラツク3の底部に軸着された車輪
8を駆動させるハンドル9と、取手10とを設け
た操作面パネル11を配置してある。
ハンドル9は、第1図に示すように、操作面パ
ネル11の左右方向中央部に突出状態で設けられ
たもので、例えば、チエーンやスプロケツト、お
よび回転軸等の組合わせによつて構成された伝動
機構12を介して、前記レール2上を走行する車
輪8の車軸に接続されているとともに、その伝動
経路の途中には、前記車輪8をロツクするための
ロツク機構等(図示せず)が介設されている。伝
動機構12は、ハンドル9を無理なく回転操作さ
せ得る程度の減速機能を有している。ロツク機構
は、所望の移動ラツク3を移動させて、それに隣
接する移動ラツク3との間に人の出入り可能な隙
間Sを形成した際に、移動ラツク3が移動するの
を防止するためのもので,例えば、前記伝動機構
12に関連して設ける操作レバー等によつて、車
軸やスプロケツト等の回転をロツクし得るように
構成されている。しかして、前記操作面パネル1
1の横幅寸法は、第1図あるいは第2図から明ら
かなように、前記ハンドル9の回転直径以上の値
に設定されており、隣設するハンドル9同士が衝
突しないようにしてある。
前記取手10は、手を掛けて直接的に移動ラツ
ク3を移動させる際に利用するためのもので、第
3図に平断面で示すように、外側方および前方に
開口する凹陥状に形成してあり、ハンドル9と略
同じ高さに位置させて操作面パネル11の両側縁
の角部に設けてある。
前記レール2は、移動ラツク3間に人の出入り
する隙間Sを形成し得る寸法を有して、床1面上
に敷設されたもので、移動ラツク3の移動方向に
平行に配置されているとともに、それぞれのレー
ル2の両側にはスロープ2aが配設されている。
このような構成からなる移動ラツク装置であれ
ば、書物等の積載量が多く、手で直接に所望の移
動ラツク3、あるいはこれに従動させられる他の
移動ラツク3をも同時に移動し難い場合には、操
作面パネル11に設けられたハンドル9の操作に
よつて、所望の移動ラツク3を移動させれば、こ
れに従動させられる他の移動ラツク3をも同時に
無理なく移動させることができる。
一方、書物等の積載量が少ない場合には、凹陥
状の取手10に手を掛けて直接に移動ラツク3を
移動させれば、速やかに所望の移動ラツク3、お
よびこれに従動させられる他の移動ラツク3をも
同時に移動させて、人の出入り出来る隙間Sを形
成することができる。
そして、上記いずれの場合にも隙間Sの形成後
は、伝動機構12に関連して設けられたロツク機
構によつて、車輪8の回転を停止させることがで
きるので、移動ラツク3の自走あるいは偶発的に
復帰移動させられることがなく、事故の発生が確
実に防止できる。
また、ハンドル9を突出状態にするとともに、
取手10を凹陥状のものにしているため、このハ
ンドル9と取手10とを略同一の高さ位置に配設
しても、相互に干渉することがない。また、操作
面パネル11の横幅寸法のハンドル9の回転直径
以上に設定しているので、隣設する移動ラツク3
のハンドル9を同時に操作しても、それらハンド
ル9同士が衝突するおそれもない。そのため、ハ
ンドル9と取手10の両方を最も手動操作し易い
高さ位置に無理なく配設することができることに
なる。
また、取手10は、外側方および前方に開口す
る凹陥状をなしているので、その開口寸法を適切
に設定しておきさえすれば、該取手10を操作面
パネル11の両側部に設けても操作中に指をつめ
るような不具合を招くこともない。
[考案の効果] 本考案では、移動ラツクの操作面パネルに車輪
駆動用のハンドルと、凹陥状の取手とを相互に干
渉させることなく操作に最適な位置に設け、移動
ラツクを機械操作若しくは手操作によつて選択的
に移動させ得るようにしている。その結果、楽な
姿勢で、しかも書物等の積載状態に応じて、円滑
に移動ラツクを移動させることのできる移動ラツ
ク装置を提供できる。すなわち、従来の移動ラツ
クは倉庫等に配設されるのが通常であり、その取
手は操作面パネルから無造作に突出させておくの
が常識であつたが、本考案では、かかる常識に反
して取手を凹陥状のものにして操作面パネルの両
側部に配設し、その操作面パネルの横幅寸法にも
一定の制限を加えるようにしているので、ハンド
ルと取手との干渉やハンドル同士の干渉を完全に
無くすことができ、どのような操作を行う場合に
も、適切な高さ位置に配置されたハンドルまたは
取手を操作して移動ラツクを円滑に移動させるこ
とができるものである。また、取手を前記のよう
な開口形状のものにしておけば、安全性を確保し
つつ外観を良好なものにすることができ、オフイ
スなどに配置しても違和感のない優れた形態のも
のにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は移動
ラツク装置全体を示す概略的な斜視図、第2図は
移動ラツクの一部を示す正面図、第3図は第2図
の−線における平断面図である。 2……レール、3……移動ラツク、8……車
輪、9……車輪駆動用のハンドル、10……取
手、11……操作面パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール上に複数の移動ラツクを相互に接離可能
    に載設してなる移動ラツク装置であつて、前記移
    動ラツクの操作面パネルの略中央部に突出状態で
    回転操作可能に設けられた車輪駆動用のハンドル
    と、前記操作面パネルの両側部に設けられ外側方
    および前方に開口する凹陥状の取手とを具備して
    なり、前記操作面パネルの横幅寸法を前記ハンド
    ルの回転直径以上に設定するとともに、そのハン
    ドルと前記取手とを略同一高さ位置に配設してい
    ることを特徴とする移動ラツク装置。
JP1987098811U 1987-06-27 1987-06-27 Expired - Lifetime JPH0527062Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987098811U JPH0527062Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987098811U JPH0527062Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

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Publication Number Publication Date
JPS644127U JPS644127U (ja) 1989-01-11
JPH0527062Y2 true JPH0527062Y2 (ja) 1993-07-09

Family

ID=31325404

Family Applications (1)

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JP1987098811U Expired - Lifetime JPH0527062Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5509710B2 (ja) * 2009-07-27 2014-06-04 ダイキン工業株式会社 空気調和機

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144554A (ja) * 1974-05-14 1975-11-20
JPS54111967A (en) * 1978-02-20 1979-09-01 Kimio Arai Moving bookshelf

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144554A (ja) * 1974-05-14 1975-11-20
JPS54111967A (en) * 1978-02-20 1979-09-01 Kimio Arai Moving bookshelf

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JPS644127U (ja) 1989-01-11

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