JPH05270515A - 線材コイル梱包用梱包資材供給方法およびその装置 - Google Patents
線材コイル梱包用梱包資材供給方法およびその装置Info
- Publication number
- JPH05270515A JPH05270515A JP6762392A JP6762392A JPH05270515A JP H05270515 A JPH05270515 A JP H05270515A JP 6762392 A JP6762392 A JP 6762392A JP 6762392 A JP6762392 A JP 6762392A JP H05270515 A JPH05270515 A JP H05270515A
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- Japan
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- packing material
- wire rod
- rod coil
- wire coil
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、線材コイルの全面を被覆する梱包
作業を自動で行う装置への資材の供給方法及び装置を提
供する。 【構成】 あらかじめロール状に巻き付けられた梱包用
シートを載置し開梱可能なストック架台と、そのシート
先端を把持し梱包に必要な長さにまで引き出す資材搬送
装置と、引き出された帯状の梱包用資材を所定の長さに
切断可能なカッティング装置を梱包装置の前段に配置す
る事で、ライン後面の梱包装置に、梱包用シートを必要
な大きさで供給が可能である。又、シートをロールで搬
入できる為、設備の縮小化をも図る。
作業を自動で行う装置への資材の供給方法及び装置を提
供する。 【構成】 あらかじめロール状に巻き付けられた梱包用
シートを載置し開梱可能なストック架台と、そのシート
先端を把持し梱包に必要な長さにまで引き出す資材搬送
装置と、引き出された帯状の梱包用資材を所定の長さに
切断可能なカッティング装置を梱包装置の前段に配置す
る事で、ライン後面の梱包装置に、梱包用シートを必要
な大きさで供給が可能である。又、シートをロールで搬
入できる為、設備の縮小化をも図る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は線材コイル梱包用梱包資
材供給方法およびその装置に関するものである。
材供給方法およびその装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】線材は熱間圧延そのままの状態でコイル
状に巻き取られ結束し輸送されていたが、近年、製品の
高級化志向により輸送中の表面疵や錆などが問題視され
るようになり、梱包が必要になってきた。コイル状に巻
き取られた線材コイルの梱包方法としては、開昭５２−
１１２４８８号公報に開示されている、線材コイル等の
環状体などに帯状包装材料（包帯）をゲートル巻き状に
巻き付けて包装する方法や、実開平２−１０８８０７号
公報に開示されているように、開袋機により開袋された
袋状の梱包資材内にコイルを挿入して線材コイルの表面
及び端面を被覆する装置の梱包材料供給方法として、あ
らかじめ袋状に資材を加工しそれを所定形状に折り畳ん
だものを一枚ずつ取り出し、開袋機に供給するものが知
られている。
状に巻き取られ結束し輸送されていたが、近年、製品の
高級化志向により輸送中の表面疵や錆などが問題視され
るようになり、梱包が必要になってきた。コイル状に巻
き取られた線材コイルの梱包方法としては、開昭５２−
１１２４８８号公報に開示されている、線材コイル等の
環状体などに帯状包装材料（包帯）をゲートル巻き状に
巻き付けて包装する方法や、実開平２−１０８８０７号
公報に開示されているように、開袋機により開袋された
袋状の梱包資材内にコイルを挿入して線材コイルの表面
及び端面を被覆する装置の梱包材料供給方法として、あ
らかじめ袋状に資材を加工しそれを所定形状に折り畳ん
だものを一枚ずつ取り出し、開袋機に供給するものが知
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】特開昭５２−９０３８
２号公報に開示された方法では、帯状包装材料（包帯）
をゲートル状に巻き付けるため帯状梱包材料の消費量が
多く、梱包材料の供給を頻繁に行う必要があり非能率的
であった。実開平２−１０８８０７号公報に開示されて
いる方法では、開袋した資材のなかに線材コイルを挿入
する必要上から、線材梱包前に線材コイル寸法より大き
な袋状の梱包資材を準備しなければならず、資材コスト
の増加、梱包風袋もルーズとなる、また線材コイルの挿
入ハンドリング機構が必要となり装置が複雑化、設備費
増加の問題点があった。このような、問題点を解決する
ために、本発明者は先に特願平３−１７８５２０号で線
材コイル梱包装置を発明した。
２号公報に開示された方法では、帯状包装材料（包帯）
をゲートル状に巻き付けるため帯状梱包材料の消費量が
多く、梱包材料の供給を頻繁に行う必要があり非能率的
であった。実開平２−１０８８０７号公報に開示されて
いる方法では、開袋した資材のなかに線材コイルを挿入
する必要上から、線材梱包前に線材コイル寸法より大き
な袋状の梱包資材を準備しなければならず、資材コスト
の増加、梱包風袋もルーズとなる、また線材コイルの挿
入ハンドリング機構が必要となり装置が複雑化、設備費
増加の問題点があった。このような、問題点を解決する
ために、本発明者は先に特願平３−１７８５２０号で線
材コイル梱包装置を発明した。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記特願平３
−１７８５２０号の改良に関するものであって、その要
旨は、（１）複数の帯状のシートを重ねてロール状に巻
き付けた梱包用資材を開梱し所定の長さに切断して線材
コイル梱包装置に供給することを特徴とする線材コイル
梱包用梱包資材供給方法、（２）帯状の布と帯状の紙を
一対とし前もってロール状に巻き付けておき線材コイル
の梱包に必要な長さにカットし供給することを特徴とす
る前記（１）記載の線材コイル梱包用梱包資材供給方
法、（３）ロール状に巻き付けられた梱包用資材を載置
可能かつ開梱可能なストック架台と、梱包用資材先端を
把持し搬送することが可能な資材搬送装置と、所定の巻
き付け長さで該資材をカットするカッティング装置を線
材コイル梱包装置の前段に配置したことを特徴とする線
材コイル梱包用梱包資材供給装置である。
−１７８５２０号の改良に関するものであって、その要
旨は、（１）複数の帯状のシートを重ねてロール状に巻
き付けた梱包用資材を開梱し所定の長さに切断して線材
コイル梱包装置に供給することを特徴とする線材コイル
梱包用梱包資材供給方法、（２）帯状の布と帯状の紙を
一対とし前もってロール状に巻き付けておき線材コイル
の梱包に必要な長さにカットし供給することを特徴とす
る前記（１）記載の線材コイル梱包用梱包資材供給方
法、（３）ロール状に巻き付けられた梱包用資材を載置
可能かつ開梱可能なストック架台と、梱包用資材先端を
把持し搬送することが可能な資材搬送装置と、所定の巻
き付け長さで該資材をカットするカッティング装置を線
材コイル梱包装置の前段に配置したことを特徴とする線
材コイル梱包用梱包資材供給装置である。
【０００５】作用及び実施例 以下図面に基づいて本発明を説明する。図１は本発明の
装置を例示する平面図であり、図２はその正面図、図３
は側面図である。本発明装置は、図１〜図２に示すよう
に、ロール状に巻き付けられた梱包用資材１を軸１Ａを
介して載置可能かつ回動させることにより開梱可能なス
トック架台２と、該資材１の先端を把持し既設のコイル
梱包装置５の位置まで搬送する事が可能な資材搬送装置
３と、所定の巻き付け長さで資材をカットするカッティ
ング装置４を線材コイル梱包装置５の前段に配置する。
装置を例示する平面図であり、図２はその正面図、図３
は側面図である。本発明装置は、図１〜図２に示すよう
に、ロール状に巻き付けられた梱包用資材１を軸１Ａを
介して載置可能かつ回動させることにより開梱可能なス
トック架台２と、該資材１の先端を把持し既設のコイル
梱包装置５の位置まで搬送する事が可能な資材搬送装置
３と、所定の巻き付け長さで資材をカットするカッティ
ング装置４を線材コイル梱包装置５の前段に配置する。
【０００６】ロール状に巻き付けられた梱包用資材１の
開梱側に設けられた資材カッティング装置４により、大
きさにバラツキのある線材コイルの梱包に必要な長さに
てカットし線材コイル梱包に適した長さの資材を供給す
るものである。ロール状に巻き付けられた梱包容用資材
１を載置したまま資材の張力を一定保ちに回転させる事
が可能なストック架台２とその駆動装置２Ａを配置し、
ロール状に巻き付けられた梱包用資材１の軸方向に直交
する側方へ資材搬送装置３を設ける。資材搬送装置３
は、ロール状に巻き付けられた梱包用資材１の両端先端
部を把持でき、ラインセンターＣ方向に設けられた資材
搬送用レール３Ｂ上を資材搬送用駆動モータ３Ａにより
走行する。
開梱側に設けられた資材カッティング装置４により、大
きさにバラツキのある線材コイルの梱包に必要な長さに
てカットし線材コイル梱包に適した長さの資材を供給す
るものである。ロール状に巻き付けられた梱包容用資材
１を載置したまま資材の張力を一定保ちに回転させる事
が可能なストック架台２とその駆動装置２Ａを配置し、
ロール状に巻き付けられた梱包用資材１の軸方向に直交
する側方へ資材搬送装置３を設ける。資材搬送装置３
は、ロール状に巻き付けられた梱包用資材１の両端先端
部を把持でき、ラインセンターＣ方向に設けられた資材
搬送用レール３Ｂ上を資材搬送用駆動モータ３Ａにより
走行する。
【０００７】資材搬送装置３により梱包に必要な長さま
で引き出された梱包資材は、資材カッティング装置４に
て切断される。資材カッティング装置４は、該梱包用資
材１の軸１Ａと平行にラインセンター方向に設置するも
のとし、カッター７の両側にピンチロール６を設置す
る。梱包に必要な大きさにカットされた梱包用資材１は
線材コイル梱包装置５の方向へ搬出、供給される。本発
明は、線材コイルを一枚の梱包用資材で梱包する際の資
材供給に使用できる。
で引き出された梱包資材は、資材カッティング装置４に
て切断される。資材カッティング装置４は、該梱包用資
材１の軸１Ａと平行にラインセンター方向に設置するも
のとし、カッター７の両側にピンチロール６を設置す
る。梱包に必要な大きさにカットされた梱包用資材１は
線材コイル梱包装置５の方向へ搬出、供給される。本発
明は、線材コイルを一枚の梱包用資材で梱包する際の資
材供給に使用できる。
【０００８】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば線材
コイルを一枚のシートで被覆する作業の際の、梱包用資
材の供給を自動化することができ、省力化の面で有利で
あるばかりでなく、作業の安全にもつながり、さらには
線材コイルの外周、端面、内周のすべての被覆が必要最
小限の梱包用資材で行え、また梱包用資材をロール状に
コンパクト化することにより搬送およびストックの際、
スペースを小さく出来るという顕著な効果を奏する。
コイルを一枚のシートで被覆する作業の際の、梱包用資
材の供給を自動化することができ、省力化の面で有利で
あるばかりでなく、作業の安全にもつながり、さらには
線材コイルの外周、端面、内周のすべての被覆が必要最
小限の梱包用資材で行え、また梱包用資材をロール状に
コンパクト化することにより搬送およびストックの際、
スペースを小さく出来るという顕著な効果を奏する。
【図１】本発明を例示する平面図、
【図２】本発明を例示する正面図、
【図３】本発明を例示する側面図を示している。
【符号の説明】 １ 梱包用資材 ２ ストック架台 ２Ａ ロール開梱駆動装置 ３ 資材搬送装置 ３Ａ 資材搬送用駆動モータ ３Ｂ 資材搬送用レール ４ カッティング装置 ５ 線材コイル梱包装置 ６ ピンチロール ７ カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 幸男 千葉県君津市人見1421−５ (72)発明者 木村 真人 千葉県君津市君津１番地 新日本製鐵株式 会社君津製鐵所内
Claims (3)
- 【請求項１】 シートをロール状に巻き付けた梱包用資
材を開梱し所定の長さに切断して線材コイル梱包装置に
供給することを特徴とする線材コイル梱包用梱包資材供
給方法。 - 【請求項２】 帯状の布と帯状の紙を一対とし前もって
ロール状に巻き付けておき、線材コイルの梱包に必要な
長さにカットし供給することを特徴とする請求項１記載
の線材コイル梱包用梱包資材供給方法。 - 【請求項３】 ロール状に巻き付けられた梱包用資材を
載置可能かつ開梱可能なストック架台と、該梱包用資材
先端を把持し搬送する事が可能な資材搬送装置と、所定
の巻き付け長さで該資材をカットするカッティング装置
を線材コイル梱包装置の前段に配置したことを特徴とす
る線材コイル梱包用梱包資材供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6762392A JPH05270515A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 線材コイル梱包用梱包資材供給方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6762392A JPH05270515A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 線材コイル梱包用梱包資材供給方法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05270515A true JPH05270515A (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=13350293
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6762392A Withdrawn JPH05270515A (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 線材コイル梱包用梱包資材供給方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05270515A (ja) |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP6762392A patent/JPH05270515A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |