JPH05269270A - 刺しゅう模様位置表示装置 - Google Patents

刺しゅう模様位置表示装置

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JPH05269270A
JPH05269270A JP9733192A JP9733192A JPH05269270A JP H05269270 A JPH05269270 A JP H05269270A JP 9733192 A JP9733192 A JP 9733192A JP 9733192 A JP9733192 A JP 9733192A JP H05269270 A JPH05269270 A JP H05269270A
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JP
Japan
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sewing
pattern
embroidery
display
sewing machine
Prior art date
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Application number
JP9733192A
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English (en)
Inventor
Akiyoshi Sasano
章嘉 笹野
Shinichi Fukada
伸一 深田
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Janome Corp
Original Assignee
Janome Sewing Machine Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刺しゅうミシンの刺しゅう模様縫いの縫い方
向基準下線及び開始線を予め刺しゅう布上に照射して、
ミシンの使い勝手を向上させること。 【構成】 刺しゅう機能付きミシンAにおいて、複数の
縫い模様から所望の縫い模様を選択するために外部操作
可能な模様選択手段1を設けること。ミシン腕部Bの内
部に設けた表示光源15より下方のミシンのベッド表面
Dに向けて照射して刺しゅう模様の縫い方向基準下線
及び刺しゅう模様縫いの開始線を表示する布上表示装
置DPを設けること。これら線表示の任意のデータを記
憶する演算データ記憶手段と、そのデータに基づいて刺
しゅう模様縫いする縫目形成手段とを設けてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、刺しゅうミシンの刺し
ゅう模様の縫い方向基準下線及び刺しゅう模様縫いの開
始線を同時に表わす刺しゅう模様位置表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ミシン前面のパネル部で所望
の縫い模様の選択ができる選択装置と縫い模様の形象表
示ができる表示装置を備え、選択した模様を直接表示装
置で確認しながら模様選択ができたり、縫い操作に関す
る情報のメッセージを表示装置で確認しながら縫い動作
ができるミシンが一般に知られている。
【0003】一方、加工布のどの位置に刺しゅう模様縫
いをするのかは、実際には経験と手加減等によってお
り、刺しゅう模様の開始位置を知るためには、実際に針
を降ろし、その位置を確認している現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
刺しゅう枠内に、所望の刺しゅう模様を縫う場合に、簡
単に所望の位置に刺しゅう模様を行うことが望まれてい
る。特に、刺しゅう模様縫い作業を連続して行う場合等
には、その都度位置合わせすることは極めて面倒である
ばかりでなく、刺しゅう作業能率が低下する等の欠点が
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、その発明
を、刺しゅう機能付きミシンにおいて、複数の縫い模様
から所望の縫い模様を選択するために外部操作可能な模
様選択手段と、ミシン腕部の内部に設けた表示光源より
下方のミシンのベッド表面に向けて照射して刺しゅう模
様の縫い方向基準下線及び刺しゅう模様縫いの開始線を
表示する布上表示装置と、これら線表示の任意のデータ
を記憶する演算データ記憶手段と、そのデータに基づい
て刺しゅう模様縫いする縫目形成手段とを設けてなる刺
しゅう模様位置表示装置としたことにより、針落としが
必要なく、極めて簡単に開始点を含む縫い方向基準下線
を表示することができる。
【0006】すなわち、その適宜の刺しゅう模様を選択
すると同時に、刺しゅう枠における刺しゅう模様の開始
点を含む縫い方向基準下線を表示させ、縫い方向基準を
把握するうことでき、使い勝手を大幅に向上したミシン
を使用者に提供でき、前記課題を解決し、その目的を達
成したものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図12に基
づいて説明する。図4の刺しゅう機能付きミシンAに
は、刺しゅう縫いのみ可能な刺しゅうミシン並びに通常
縫い及び刺しゅう縫いが可能な複合刺しゅうミシンが含
まれる。
【0008】図1は刺しゅう機能付きミシンAの構成を
示すブロック図であり、符号1は模様選択手段であっ
て、予め定められた複数の模様を選択するもので、刺し
ゅう機能付きミシンAの前面に操作可能に配置されてい
る。その構成は、タッチスイッチを配設したタッチパネ
ル1aにて選択された模様が、表示装置2に表示可能に
構成されている。
【0009】模様縫いデータ記憶手段3は、模様の縫目
形成のための制御データを複数記憶するもので、一般的
なROMまたは外部記憶手段である。模様表示データ記
憶手段4は、縫目形成データに対応する複数模様を前記
表示装置2に表示するための表示データを記憶するもの
であって、ROMまたは外部記憶手段に前述の縫目形成
データと共に記憶されるのが好ましい。
【0010】システムプログラム記憶手段5は、前述の
模様選択のための表示及び選択、ミシン駆動に伴い、模
様データを用いて、後述する各種制御モータを制御する
ためのシステムプログラムを記憶している。選択模様記
憶手段6は、模様選択手段1で選択された模様の情報を
記憶するものであって、RAMで構成されている。
【0011】また、上軸位相検出センサ7は、ミシン上
軸に固着され、スリットを有する円板と該円板のスリッ
トに対応する位置に配置されて構成されている。
【0012】ミシン駆動用の駆動モータ8は、駆動モー
タ制御回路9を介して中央演算装置10に接続されてい
る。符号11及び12は針と加工布とをX,Y相対移動
させるためのX方向制御ステッピングモータ,Y方向制
御ステッピングモータであって、ステッピングモータ制
御回路13を介して前記中央演算装置10に接続されて
いる。これらのモータ駆動機構は、刺しゅう縫いのみ可
能な刺しゅうミシンとしての刺しゅう機能付きミシンA
に備えられている。また、前記X方向制御ステッピング
モータ11と、Y方向制御ステッピングモータ12に替
えての切替駆動モータ,送り調節モータとのモータ駆動
機構は、前記複合刺しゅうミシンなる刺しゅう機能付き
ミシンAに備えられている。
【0013】前記駆動モータ制御回路9及びステッピン
グモータ制御回路13に基づいて、上下動する針とこれ
と協動する針糸捕捉手段とで構成されるものを「縫目形
成手段」という。
【0014】X,Y位置検出手段14は、この実施例で
は、機械の原点から所定移動距離に設定された、初期位
置を基準位置とし、この基準位置から移動するために回
転されるステッピングモータの回転量をカウントするこ
とで位置の特定を行うものである。この明細書でいう
「機械の原点」とは、刺しゅう枠E駆動用のX方向制御
1テッピングモータ11がある回転角回転しても刺しゅ
う枠Eを静止状態を保持している初期位置をいう。
【0015】DPは布上表示装置であって、図5に示す
ように、布上に形成される刺しゅう模様の縫い方向基準
下線及び刺しゅう模様縫いの開始線を表示するため
に配置されたレーザ光照射体等の表示光源15にて構成
されている。該表示光源15には表示光源回路16と、
位置を調節する調節回路17が設けられている。前記布
上表示装置DPは、刺しゅう機能付きミシンAのミシン
腕部Bの内部に収納され、その表示光源15にてベッド
表面D上に、刺しゅう模様の縫い方向基準下線及び刺
しゅう模様縫いの開始線が照射可能に構成されてい
る。ミシン腕部B端の顎部C内には前記布上表示装置D
Pは設けない。
【0016】また、布上表示装置DPにおいて、図6に
示すように、表示光源15がレーザ光を使用しない場合
には、液晶表示体等の光透過型表示装置18が使用さ
れ、該光透過型表示装置18の手前側に配置されたレン
ズ等の集光装置19とその調節回路17とで構成されて
いる。その集光装置19には、コンデンサレンズ19
a,結像レンズ19bが設けられている。また、必要に
応じて、平面状マイクロレンズ19cが使用されること
もある。
【0017】また、布上表示装置DPによって、縫い方
向基準下線と縫い方向基準上線(図9及び図10参
照)、或いは刺しゅう模様縫いを開始する開始線と終
了線(図11及び図12参照)が照射される実施例も
ある。
【0018】X方向手動操作キー20,Y方向手動操作
キー21により指示された位置に対応して、表示データ
が刺しゅう枠E内の布上に表示可能となっている。その
X方向手動操作キー20,Y方向手動操作キー21とを
総称して「変更位置入力手段PI」という。
【0019】布上への表示を指示する布上表示キー22
が操作されると、刺しゅう枠Eは、設定されている針の
下方の縫い開始位置から、距離Lだけ移動したミシン腕
部Bに設けられた布上表示装置DPの表示光源15に対
応する表示位置に移動する。その布上表示装置DPから
縫い方向基準下線及び開始線の表示は、縫製位置に
おける針の位置に対応する位置に設定されている。すな
わち、開始位置は針の直下でなくとも、刺しゅう枠E上
でも、該刺しゅう枠Eの開始線の位置と針下方位置と
が密接に対応するように構成されている。
【0020】また、図7,図9及び図11のように、通
常の大きさの刺しゅう模様にした場合にも、図8,図1
0及び図12に示すように、拡大した刺しゅう模様にし
た場合にも、何れも、その刺しゅう模様は目視はできず
(刺しゅう模様の鎖線及び点線はその位置であろう想像
位置を表す)、縫い方向基準下線及び開始線等が刺
しゅう布上に照射されるものである。
【0021】表示色設定装置CRは、布の色或いは明る
さ検出手段23と、表示色決定のシステムプログラム記
憶手段24と、表示色データ記憶手段25とから構成さ
れている。その布の色或いは明るさ検出手段23は布の
色或いは明るさを検出する検出手段であって、CCDな
どの撮像素子と色の判別手段で構成されている。表示色
決定のシステムプログラム記憶手段24は、前記布の色
或いは明るさ検出手段25にて検出した色の反対色を指
示するためのプログラムを記憶しており、反対色につい
ての情報は、表示色データを多数記憶した表示色データ
記憶手段25から読み出して、前記表示光源15に出力
するようになっている。
【0022】布の色或いは明るさ検出手段23はモノク
ロの検出手段でもよく、この場合、検出明度と基準明度
(白から黒までの明度)とから色相の異なる2色を指定
して、順次、光透過型表示装置18に表示し、所望の方
を模様選択手段1に配置した色指定キー1bを操作して
指示することであってもよい。また、場合によっては、
黒に近い明度でも照射色可能な所定の表示色として設け
ることもある。その表示色設定装置CRを設けないこと
もある。また、別途設ける表示色選択手段26により所
望の色を投影することもある。
【0023】特に、布の色或いは明るさ等に対応して、
適宜の表示色選択手段26にて表示色を選択して、極め
て見易い色を投影することもある。また、前記表示光源
15の光源色を、刺しゅう模様縫いする布地色を検出し
てこれに対応するような色を自動検出してこれを投影す
ることもある。この場合にも、極めて見易い色を投影で
きる。
【0024】図形変更選択キー27は、適宜の拡大・縮
小(相似形)、均等割付、横拡大・縮小、縦拡大・縮小
を選択するキーである。この図形変更選択キー27を選
択した場合には、それら複数の図形形態が表示装置2に
表示され、さらに、倍率値1cを適宜選択してその表示
装置2に表示される。このように演算倍率して変更デー
タとして表示データ、縫いデータの基準値とし、演算表
示データ記憶手段28及び演算縫いデータ記憶手段29
に記憶される。該演算縫いデータ記憶手段29は模様縫
いデータ記憶手段3に記憶されたデータの変更及び変形
入力に基づいて、演算された縫いデータを記憶するもの
である。前記演算表示データ記憶手段28と演算縫いデ
ータ記憶手段29とを総称して「演算データ記憶手段」
という。30は確定キー、31は調節を初期状態に戻す
ためのクリアキー、32は始動キー、33は速度調節キ
ーである。
【0025】次に本発明の動作を図2に示すフローチャ
ート図を参照して説明する。S1で模様選択されると、
S2,S3で模様表示データ記憶手段4から表示データ
を読み出して、表示装置2に表示し、選択された模様の
縫いデータは選択模様記憶手段6に記憶する。
【0026】続いて布上表示キー22が操作されると、
布を保持した刺しゅう枠Eがミシン腕部Bの中間に配置
された布上表示装置DPに対応する位置の初期設定位置
に移動されると共に、布の色或いは明るさ検出手段23
が作動して布の色を読み取り、その反対色データを決定
する。S8〜S9では、読み出された表示色データと、
模様表示データ中の布上データを読み出して表示光源1
5のレーザ光を点燈して布上に刺しゅう模様の縫い方向
基準下線及び刺しゅう模様縫いの開始線を表示す
る。縫い方向基準下線及び刺しゅう模様縫いの開始線
を変更しない場合は、確定キー30を操作することで
初期位置が設定される。
【0027】ここで、縫い方向基準下線或いは開始線
を変更する場合においては、S10にて、X方向手動
操作キー20,Y方向手動操作キー21をそれぞれ操作
して操作信号を出力する。該信号に対してX方向制御ス
テッピングモータ11、Y方向制御ステッピングモータ
12を駆動して、表示の縫いの縫い方向基準下線及び
縫いの開始線に布枠を移動して、所望の位置におい
て、確定キー30が操作されると、S11にて、指示が
終了したと判別し、初期設定位置からの移動量を変更デ
ータとして、表示データ,縫いデータの基準値として演
算表示データ記憶手段28及び演算縫いデータ記憶手段
29に記憶する。このようなデータ記憶によって、新た
な縫い方向基準下線及び開始線も決定される。
【0028】この状態から再びX方向制御ステッピング
モータ11,Y方向制御ステッピングモータ12が移動
した分復帰駆動されて開始位置に戻ることにより、変更
入力した縫い方向基準下線及び開始線が布上に表示
される。
【0029】このようにして変更終了後、S12にて、
始動キー32が操作されると、刺しゅう枠Eは表示位置
から、針に対応する刺位置の初期設定の位置に駆動され
て、縫い方向基準下線或いは開始線の位置を変更し
た場合は、その位置まで縫目形成することなく刺しゅう
枠Eのみ移送し、縫い方向基準下線或いは開始線の
位置から上軸位相検出センサ7に同期して読み出された
縫いデータに従って、変更された刺しゅう縫目を形成す
る(S13参照)。
【0030】また、図3に示すように、図形変更する場
合には、S101において、図形変更選択キー27を適
宜選択して、S102の適宜の拡大・縮小(相似形で図
8及び図10参照)、S103の均等割付、S104の
横拡大・縮小、S105の縦拡大・縮小をモード選択
し、ここにおいて、倍率値1cを適宜選択してその表示
装置2に表示し、確定キー32を押して、縫い方向基準
下線或いは開始線を布上に表示させ、そして登録さ
れた変形図形データに基づき刺しゅう縫目を形成する。
【0031】また、図8の鎖線に示すように、開始線
を変えて、この位置より刺しゅう模様縫いを終了する終
了線に移動させるときには、終了線の入力指示表示
が前記表示装置2に表示されると共に、指示が終了した
と判別し、初期設定位置からの移動量を変更データとし
て、表示データ,縫いデータの基準値として演算表示デ
ータ記憶手段28及び演算縫いデータ記憶手段29に記
憶される。これらのデータにて開始線を照射した位置
より終了線に変わる。
【0032】このようにして変更終了後、始動キー32
が操作されると、刺しゅう枠Eは表示位置から、針に対
応する刺位置の初期設定の位置に駆動されて、開始線
の位置を変更した場合は、その位置まで縫目形成するこ
となく刺しゅう枠Eのみ移送し、開始線の位置から上
軸位置検出センサ7に同期して読み出された縫いデータ
に従って、変更された刺しゅう縫目を形成する。
【0033】また、図9及び図10に示すように、開始
線を、刺しゅう模様の縫い方向基準上線を変えて、
該縫い方向基準上線と前記縫い方向基準下線との2
本にて、その刺しゅう縫いの高さを及びその刺しゅう縫
い方向の確認を予めできる。また、図9及び図10に示
すように、前記縫い方向基準下線を終了線に変え、
該終了線と前記開始線との2本にて、その刺しゅう
縫いの開始,終了の位置を確認を予めできる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明においては、刺しゅう機
能付きミシンAにおいて、複数の縫い模様から所望の縫
い模様を選択するために外部操作可能な模様選択手段1
と、ミシン腕部Bの内部に設けた表示光源15より下方
のミシンのベッド表面Dに向けて照射して刺しゅう模様
の縫い方向基準下線及び刺しゅう模様縫いの開始線
の線表示する布上表示装置DPと、線表示の任意のデー
タを記憶する演算データ記憶手段と、そのデータに基づ
いて刺しゅう模様縫いする縫目形成手段とを設けてなる
刺しゅう模様位置表示装置としたことにより、針落とし
が必要なく、刺しゅうの目安となる,刺しゅう模様の縫
い方向基準下線及び刺しゅう模様縫いの開始線を予
め把握することができる。すなわち、その適宜の刺しゅ
う模様を選択すると同時に、刺しゅう枠Eを所定位置に
て、刺しゅう模様の縫い方向基準下線及び刺しゅう模
様縫いの開始線を刺しゅう枠Eの布上に表示ができ、
使い勝手を大幅に向上したミシンを提供できる。
【0035】さらに、刺しゅう模様縫い作業を連続して
行う場合等には、その都度位置合わせすることはなくな
り、刺しゅう作業能率を極めて良好にできる。
【0036】特に、請求項1の発明の開始線は、実際
の針落とし箇所でその開始点を表示するものでなく、針
落とし箇所よりかなり外れた位置においての刺しゅう枠
Eの布上に開始線を表示する構成であるため、ミシン
の顎部Bにてその照射される光が邪魔されるようなこと
なく常時良好に刺しゅう枠E上に照射させ得る利点があ
る。
【0037】さらに、布上表示装置DPは、ミシン腕部
Bの内部に設けられているため、比較的スペースのある
箇所であり、取付が容易であると共に調整が簡易にで
き、ひいては安価に提供できる。
【0038】次に、請求項2の発明においては、刺しゅ
う模様の縫い方向基準下線と刺しゅう模様の縫い方向
基準上線とを照射可能としたため、その刺しゅうの高
さと方向とを刺しゅう縫いする前に確認でき、使い勝手
を大幅に向上したミシンを提供できる。
【0039】また、請求項3の発明においては、刺しゅ
う模様の開始線と終了線とを照射可能としたため、
その刺しゅうの開始位置と刺しゅう模様縫いの幅を予め
確認でき、使い勝手を大幅に向上できる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロック図
【図2】本発明のフローチャート図
【図3】本発明の別の実施例のフローチャート図
【図4】本発明の斜視図
【図5及び図6】刺しゅう枠への照射状態の略示側面図
【図7乃至図12】刺しゅう布への照射状態での仮想刺
しゅう模様の略示平面図
【符号の説明】
A…刺しゅう機能付きミシン B…ミシン腕部 D…ベッド表面 DP…布上表示装置 1…模様選択手段 15…表示光源 26…表示色選択手段 …縫い方向基準下線 …開始線 …終了線 …縫い方向基準上線

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刺しゅう機能付きミシンにおいて、複数
    の縫い模様から所望の縫い模様を選択するために外部操
    作可能な模様選択手段と、ミシン腕部の内部に設けた表
    示光源より下方のミシンのベッド表面に向けて照射して
    刺しゅう模様の縫い方向基準下線及び刺しゅう模様縫い
    の開始線を表示する布上表示装置と、これら線表示の任
    意のデータを記憶する演算データ記憶手段と、そのデー
    タに基づいて刺しゅう模様縫いする縫目形成手段とを設
    けてなることを特徴とした刺しゅう模様位置表示装置。
  2. 【請求項2】 刺しゅう機能付きミシンにおいて、複数
    の縫い模様から所望の縫い模様を選択するために外部操
    作可能な模様選択手段と、ミシン腕部の内部に設けた表
    示光源より下方のミシンのベッド表面に向けて照射して
    刺しゅう模様の縫い方向基準下線及び縫い方向基準上線
    を表示する布上表示装置と、これら線表示の任意のデー
    タを記憶する演算データ記憶手段と、そのデータに基づ
    いて刺しゅう模様縫いする縫目形成手段とを設けてなる
    ことを特徴とした刺しゅう模様位置表示装置。
  3. 【請求項3】 刺しゅう機能付きミシンにおいて、複数
    の縫い模様から所望の縫い模様を選択するために外部操
    作可能な模様選択手段と、ミシン腕部の内部に設けた表
    示光源より下方のミシンのベッド表面に向けて照射して
    刺しゅう模様の開始線及び終了線を表示する布上表示装
    置と、これら線表示の任意のデータを記憶する演算デー
    タ記憶手段と、そのデータに基づいて刺しゅう模様縫い
    する縫目形成手段とを設けてなることを特徴とした刺し
    ゅう模様位置表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記表示光源の光源
    色を適宜選択可能とした表示色選択手段を設けてなるこ
    とを特徴とした刺しゅう模様位置表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記表示光源の光源
    色を、刺しゅう模様縫いする布地色を検出してこれに対
    応するような色を自動検出して、これを投影可能とした
    ことを特徴とした刺しゅう模様位置表示装置。
JP9733192A 1992-03-25 1992-03-25 刺しゅう模様位置表示装置 Pending JPH05269270A (ja)

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