JPH0526923U - ワーク端部用ストツパ装置 - Google Patents

ワーク端部用ストツパ装置

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JPH0526923U
JPH0526923U JP8387191U JP8387191U JPH0526923U JP H0526923 U JPH0526923 U JP H0526923U JP 8387191 U JP8387191 U JP 8387191U JP 8387191 U JP8387191 U JP 8387191U JP H0526923 U JPH0526923 U JP H0526923U
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JP
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work
stopper
transmission member
winding transmission
end portion
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JP8387191U
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恵介 増田
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 車輛のシャシフレームの如き重量の大きなワ
ークをストッパに当接させて位置決めしながら所定の位
置に載置するとき、該ストッパとワーク端部との擦れを
防止してワーク端部の擦れによる傷の発生を皆無とし、
メッキ、塗装等の防錆処理膜の傷つきを防止してワーク
の商品価値の低下を防止する。 【構成】 ベルト案内部材2に巻き掛けられて上下方向
に走行自在とされた巻掛伝動部材3をストッパとして用
い、ワーク10を巻掛伝動部材に当接させて該巻掛伝動
部材と共に上下方向に移動させることによりワーク端部
との間に滑りを生じさせないように構成したことを特徴
としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ワーク端部用ストッパ装置に係り、特に例えば車輛のシャシフレー ムの如き重量の大きなワークをストッパに当接させて位置決めしながら所定の位 置に載置するとき、該ストッパとワーク端部との擦れを防止してワーク端部の擦 れによる傷の発生を皆無とすることができるワーク端部用ストッパ装置に関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のワーク端部用ストッパは、搬送経路の所定位置に固定されてい て、ワークを該ストッパに当接させて位置決めする固定式のものが一般に使用さ れている。しかし、該従来の固定式ストッパを使用すると、単にストッパと直角 方向からワークを移動させて位置決めする場合には特に問題は無いが、例えば車 輛のシャシフレームの如き重量の大きなワーク端部をストッパに当接させて位置 決めしながら下降させて所定の位置に載置するとき等にはストッパとワーク端部 とが擦れてワークに傷が付いてしまうという欠点があった。また極端な場合には 、これによってワークに施されたメッキ、塗装等の防錆処理膜が傷付けられて剥 離し、ワークの商品価値を相当低下させてしまうおそれがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本考案は,上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって、その 目的とするところは、ベルト案内部材に巻き掛けられて上下方向に走行自在とさ れた巻掛伝動部材をストッパとして、ワーク端部を巻掛伝動部材に当接させて該 巻掛伝動部材と共に上下方向に移動させ、該ワーク端部とストッパとの間に滑り を生じさせないようにすることにより、ワーク端部とストッパとの擦れを防止す ることであり、またこれによってワークの擦れによる傷付きを皆無としてメッキ 、塗装等の防錆処理膜の傷付きを防止し、ワークの商品価値の低下を防止するこ とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
要するに本考案は、両端にガイドローラが回動自在に装着され搬送経路の所定 位置に垂直方向に固定されたベルト案内部材と、前記ガイドローラに巻き掛けら れワーク端部が当接して上下方向に移動するとき該ワーク端部と共に前記ベルト 案内部材により案内されながら上下方向に走行して該ワーク端部との間に滑りを 生じさせないように構成された巻掛伝動部材とを備えたことを特徴とするもので ある。
【0005】
【実施例】
以下本考案を図面に示す実施例に基いて説明する。図1から図3において、本 考案に係るワーク端部用ストッパ装置1は、ベルト案内部材2と、巻掛伝動部材 3とを備えている。
【0006】 ベルト案内部材2は、巻掛伝動部材3を案内しながら走行させるためのもので あって、断面形状略H形(図2参照)のナイロン等の樹脂で製作された部材4と 、該部材4の両端4a、4bにねじ5によって固定された保持板6に回動自在に 装着されたガイドローラ8とから構成され、一対の該ベルト案内部材2が平行に 連結バー9により連結固定されている。
【0007】 巻掛伝動部材3は、ワーク10の端部10aを当接させて上下方向に移動させ るためのものであって、裏面11aの中央に突起部11bが形成されたナイロン 等の樹脂で製作されたエレメント部材11が多数個円環状に連結されて構成され ており、突起部11bを部材4の凹陥部4aに嵌合させた状態でガイドローラ8 に巻き掛けられ、該ガイドローラを回転させながら矢印A方向に走行するように なっている。そしてワーク端部用ストッパ装置1は、搬送経路の所定位置に垂直 方向に固定されていて、矢印B方向に搬送されるワーク10を巻掛伝動部材3に 当接させて位置決めするように構成されている。
【0008】 本考案は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図 3において、車輛のシャシフレームの如き重量の大きなワーク10をホイスト1 2により吊り上げ、矢印B方向に搬送する。そしてワーク10を所定位置に垂直 方向に固定されているワーク端部用ストッパ装置1の巻掛伝動部材3に当接させ ることにより水平方向の位置決めを行い、次いで矢印C方向に下降させて所定位 置に載置するが、ワーク10を下降させる際、巻掛伝動部材3はワーク10の下 降に伴なって該ワークと共に同一速度で矢印A方向に走行するので、ワーク10 とワーク端部用ストッパ装置1との間に相対運動、即ち滑りがなく、これら両部 材が擦れることはなく、従ってワーク10が傷付くことがない。
【0009】 ストッパ装置との擦れによるワーク10の傷は、ワーク10の重量が大きけれ ば大きいほど顕著となるので、車輛のシャシフレームの如き重量の大きなワーク 10に本装置を使用するとその効果は更に顕著に現れ、搬送による傷をほとんど 生じさせることなくワーク10を所定の位置に下降させて載置することができる 。
【0010】 なお、上記実施例においては、巻掛伝動部材は円環状に連結されて構成された 多数個のエレメント部材として説明したが、巻掛伝動部材は円環状に連結されて 構成された多数個のエレメント部材に限定されるものではなく、ゴム等の弾性材 料で製作されたベルト等であってもよい。
【0011】
【考案の効果】
本考案は、上記のようにベルト案内部材に巻き掛けられて上下方向に走行自在 とされた巻掛伝動部材をストッパとして、ワーク端部を巻掛伝動部材に当接させ て該巻掛伝動部材と共に上下方向に移動させるようにしたので、該ワーク端部と ストッパとの間に滑りを生じさせないため、ワーク端部とストッパとの擦れを防 止することかできる効果があり、またこの結果ワークの擦れによる傷付きを皆無 としてメッキ、塗装等の防錆処理膜の傷付きを防止し、ワークの商品価値の低下 を防止し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ワーク端部用ストッパ装置の斜視図である。
【図2】ワーク端部用ストッパ装置の図1におけるII
−II矢視横断面図である。
【図3】ワーク端部用ストッパ装置の作用を示す部分正
面図である。
【符号の説明】
1 ワーク端部用ストッパ装置 2 ベルト案内部材 3 巻掛伝動部材 8 ガイドローラ 10a ワーク端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項】 両端にガイドローラが回動自在に装着され
    搬送経路の所定位置に垂直方向に固定されたベルト案内
    部材と、前記ガイドローラに巻き掛けられワーク端部が
    当接して上下方向に移動するとき該ワーク端部と共に前
    記ベルト案内部材により案内されながら上下方向に走行
    して該ワーク端部との間に滑りを生じさせないように構
    成された巻掛伝動部材とを備えたことを特徴とするワー
    ク端部用ストッパ装置。
JP1991083871U 1991-09-17 1991-09-17 ワーク端部用ストッパ装置 Expired - Lifetime JP2600006Y2 (ja)

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JPH0526923U true JPH0526923U (ja) 1993-04-06
JP2600006Y2 JP2600006Y2 (ja) 1999-09-27

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53584A (en) * 1976-06-25 1978-01-06 Toshiba Corp Balustrade for escalator or like

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53584A (en) * 1976-06-25 1978-01-06 Toshiba Corp Balustrade for escalator or like

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JP2600006Y2 (ja) 1999-09-27

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