JPH0526820Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0526820Y2
JPH0526820Y2 JP1985190495U JP19049585U JPH0526820Y2 JP H0526820 Y2 JPH0526820 Y2 JP H0526820Y2 JP 1985190495 U JP1985190495 U JP 1985190495U JP 19049585 U JP19049585 U JP 19049585U JP H0526820 Y2 JPH0526820 Y2 JP H0526820Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
common
pass filter
low
input terminals
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985190495U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6298333U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985190495U priority Critical patent/JPH0526820Y2/ja
Publication of JPS6298333U publication Critical patent/JPS6298333U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0526820Y2 publication Critical patent/JPH0526820Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、米国の衛星放送受信機のアンテナス
イツチ回路のように、複数の入力端子に入力した
複数の高周波信号の中から所定の信号を切換スイ
ツチで選択して出力端子から出力するとともに、
この出力端子に供給された直流電源を複数の入力
端子のそれぞれに供給する高周波スイツチ回路に
関するものである。
[従来の技術] 米国における衛星放送受信システムでは、チヤ
ンネル1,3,5…の信号は垂直偏波で送信さ
れ、チネンネル2,4,6…の信号は水平偏波で
送信されてくるので、第3図に示すように、第1
のパラボラアンテナ1で受信された3.7〜4.2GHz
の垂直偏波信号は第1ダウンコンバータ2で430
〜930MHzの中間周波信号に変換され、第1接続
ケーブル3を介して衛星放送受信機4のアンテナ
スイツチ回路としての高周波スイツチ回路5の第
1入力端子に入力し、第2パラボラアンテナ6で
受信された3.7〜4.2GHzの水平偏波信号は第2ダ
ウンコンバータ7で430〜930MHzの中間周波信号
に変換され、第2接続ケーブル8を介して高周波
スイツチ回路5の第2入力端子に入力する。この
高周波スイツチ回路5内の切換スイツチは、衛星
放送受信機4からの制御信号で切換制御され、第
1と第2の入力端子に入力した中間周波信号のい
ずれか一方が選択され出力端子を介して衛星放送
受信機4のチユーナ回路へ出力される。
一方、衛星放送受信機4からそのチユーナ回路
を介して高周波スイツチ回路5の出力端子へ直流
電源が供給され、この直流電源は、第1、第2入
力端子を経、第1、第2接続ケーブル3,8を介
して第1、第2ダウンコバータ2,7に供給され
る。
上述のような高周波スイツチ回路5は、従来つ
ぎのように構成されていた。
すなわち第1、第2入力端子はそれぞれ個別の
ハイパスフイルタを介して切換スイツチの切換端
子に接続され、この切換スイツチの可動片側の共
通端子は出力端子に接続され、さらに切換スイツ
チの共通端子は共通線路を経たのち、分岐し個別
のローパスフイルタを介して第1、第2入力端子
に接続して構成されていた。
[考案が解決しようとする問題点] 上述のように、従来の高周波スイツチ回路で
は、第1、第2入力端子間に挿入された2つの個
別のローパスフイルタで、第1、第2入力端子間
における高周波信号のアイソレーシヨンと、第1
および第2入力端子と出力端子間における高周波
信号のアイソレーシヨンとをとつていたので、こ
のアイソレーシヨンが十分でなく、選択された側
の高周波信号に選択されない側の高周波信号が混
入し易いという問題点があつた。
本考案は上述の問題点に鑑みなされたもので、
第1、第2入力端子間における高周波信号のアイ
ソレーシヨンの効率と、第1および第2入力端子
と出力端子間における高周波信号のアイソレーシ
ヨンの効率が極めてよい高周波スイツチ回路を得
ることを目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案による高周波スイツチ回路は、複数の入
力端子のそれぞれを個別のハイパスフイルタを介
して切換スイツチの切換端子に接続し、前記切換
スイツチの可動片側の共通端子を出力端子に接続
し、前記共通端子を共通線路を経たのち分岐し個
別のローパスフイルタを介して前記複数の入力端
子のそれぞれに接続し、出力端子から直流電源を
供給することにより前記ローパスフイルタと入力
端子を介して、ダウンコンバータに電源を供給す
る高周波スイツチ回路において、前記共通線路に
コイルを挿入し、分布容量を形成するため、前記
切換スイツチのシールド板と一体に形成されたシ
ールド体を前記コイルに臨設するとともに受信機
本体のシヤーシに接続し、前記コイルとシールド
体とで共通のローパスフイルタを形成してなるも
のである。
[作用] 入力端子間における高周波信号のアイソレーシ
ヨンは、入力端子間に挿入された2つの個別のロ
ーパスフイルタと共通のローパスフイルタとの組
合わせでなされるので、良好なアイソレーシヨン
効率を得ることができる。複数の入力端子のそれ
ぞれと出力端子との間における高周波信号のアイ
ソレーシヨンは、対応する個別のローパスフイル
タと共通のローパスフイルとの組合わせでなされ
るので、良好なアイソレーシヨン効率を得ること
ができる。
[実施例] 第1図および第2図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は高周波スイツチ回路5の電気回
路図である。前記高周波スイツチ回路5におい
て、11,12および13はそれぞれ接続ケーブ
ルを接続する衛星放送受信用コネクタからなる第
1、第2入力端子および出力端子で、これらの端
子11,12,13の接地側は接地線14,1
4,14によつて相互に接続されている。前記第
1、第2入力端子11,12の非接地側は、それ
ぞれコンデンサからなる個別のハイパスフイルタ
としての第1、第2ハイパスフイルタ(以下単に
第1、第2HPFと略記する)15,16を介して
切換スイツチ17の第1、第2切換端子18,1
9に接続されている。前記第1、第2入力端子1
1,12の非接地側の間には、コイルL1,L2
よびコンデンサC1からなる個別のローパスフイ
ルタとしての第1ローパスフイルタ(以下単に第
1LPFと略記する)20とコイルL3,L4およびコ
ンデンサC2からなる個別のローパスフイルタと
しての第2のローパスフイルタ(以下単に第
2LPFと略記する)21との直列回路が挿入され
ている。
前記第1、第2LPF20,21の結合点22は
共通線路23に挿入されたコイル24を介して前
記切換スイツチ17の可動片25側の共通端子2
6に接続されている。前記コイル24には、シー
ルド体29が臨設されている。前記シールド体2
9は前記共通線路23およびコイル24に対して
分布容量を形成し、前記コイル24と組み合わせ
て共通のローパスフイルタとしての第3ローパス
フイルタ(以下単に第3LPFと略記する)が構成
される。前記シールド体29の一側は前記切換ス
イツチ17用のシールド板30に接続され、他側
は前記接地線14に接続されている。
前記シールド体29およびシールド板30は、
具体的に第2図に示すように、所定形状に打抜か
れた1枚の導電性薄板を折曲加工することによつ
て形成される。すなわち、前記シールド体29
は、内部に前記第3LPF28のコイル24を収納
するために背面と底面を開口した箱形形状に折曲
加工して形成され、底面側には突片31,31が
突設されている。前記シールド体29の背面側
は、前記衛星放送受信機4の接地シヤーシに接続
される。前記シールド板30には貫通孔32〜3
2と下面側に切り起された切起し片33〜33と
が形成され、前記貫通孔32〜32は、前記シー
ルド板30の上面側に設けられる前記切換スイツ
チ17の端子を絶縁状態で貫通せしめるものであ
る。前記シールド体29の突片31,31と前記
シールド板30の切起し片33〜33とは、前記
シールド体29およびシールド板30の下面側に
設けられるプリント配線板の対応する挿入孔を貫
通したのち、このプリント配線板の下面に印設さ
れた接地パターンに半田付け接続されるものであ
る。
つぎに前記実施例の作用を説明する。
第1、第2入力端子11,12には、それぞれ
第1、第2パラボラアンテナ1,6で受信された
垂直偏波と水平波の高周波信号が第1、第2ダウ
ンコンバータ2,7を介して送られている。ま
た、出力端子13には衛星放送受信機4のチユー
ナ回路側から直流電源が供給されている。第1、
第2入力端子11,12間には、直接接続された
第1、第2LPF20,21と、これらのLPF2
0,21の結合点22に結合された第3LPF28
とが挿入されているので、第1、第2入力端子1
1,12にそれぞれ入力している垂直偏波と水平
偏波の高周波信号は、前記第1、第2、第3LPF
20,21,28の作用によつて大きく減衰せし
められ、他方の入力端子12,11にそれぞれ現
われない。さらに、出力端子13に供給された直
流電源は、第1図中一点鎖線矢印Aで示すよう
に、第3LPF28を経たのち分岐し、一方は第
1LPF20を介して第1入力端子11に供給さ
れ、他方は第2LPF21を介して第2入力端子1
2に供給され、これらの供給された直流電流源
は、それぞれ第1、第2接続ケーブル3,8を介
して第1、第2ダウンコンバータ2,7に供給さ
れる。
さて、第1図に示すように、切換スイツチ17
の可動片25が第1切換端子18に接続されてい
るときには、第1入力端子に11に入力している
垂直偏波高周波信号が、図中実線矢印Bで示すよ
うに、第1HPF15を経、切換スイツチ17の第
1切換端子18と共通端子26を介して出力端子
13に伝送され、この出力他端子13から衛星放
送放送受信機4のチユーナ回路へ送られる。この
とき、第2入力端子12に入力している水平偏波
高周波信号は、組合わせられた第2、第3LPF2
1,28の作用によつて大きく減衰せしめられる
ので出力端子13に現われない。切換スイツチ1
7の可動片25が第2切換端子19に接続されて
いるときには、第2入力端子12に入力している
水平偏波高周波信号が、図中実線矢印Cで示すよ
うに、第2HPF16を経、切換スイツチ17の第
2切換端子19と共通端子26を介して出力端子
13に伝送され、この出力端子13から衛星放送
受信機4のチユーナ回路へ送られる。このとき、
第1入力端子11に入力している垂直偏波高周波
信号は組合わせられた第1、第3LPF20,28
の作用によつて大きく減衰せしめられるので出力
端子13に現われない。
前記実施例では、共通のローパスフイルタであ
る第3LPFの分布容量を形成するためのシールド
体は、切換スイツチ用のシールド板と一体に形成
されるとともに、衛星放送受信機の接地シヤーシ
に接続された箱形形状のものとしたが、本考案は
これに限るものでなく、共通線路に挿入されたコ
イルに臨設されて分布容量を形成し、このコイル
との組合わせでローパスフイルタを構成するもの
であればよい。
前記実施例では、高周波スイツチ回路は衛星放
送受信機のアンテナ入力回路とし、垂直偏波と水
平偏波の2つの高周波信号を入力するものについ
て説明したが、本考案はこれに限るものでなく、
複数の入力端子のそれぞれを個別のハイパスフイ
ルタを介して切換スイツチの切換端子に接続し、
前記切換スイツチの可動片側の共通端子を出力端
子に接続し、前記共通端子を共通線路を経たのち
に分岐し個別のローパスフイルタを介して前記複
数の入力端子のそれぞれに接続してなる高周波ス
イツチ回路に利用することができる。
[考案の効果] 本考案による高周波スイツチ回路は、上記した
ように、複数の入力端子をそれぞれ個別のローパ
スフイルタを介して結合した結合点と切換スイツ
チの共通端子とを接続する共通線路に、コイルを
挿入するとともに分布容量を形成するためのシー
ルド体を臨設し、このコイルシールド体とで共通
のローパスフイルタを形成するように構成した。
このため、複数の入力端子間における高周波信号
のアイソレーシヨンが従来個別のローパスフイル
タの組合わせだけで行われていたのと比べて、こ
れらの組合わせに、さらに共通のローパフスイル
タが加わつたもので行なわれるので、従来よりき
わめて効率のよいアイソレーシヨンを得ることが
できる。さらに、切換スイツチによつて選択され
ない1つまたは複数の入力端子と出力端子との間
における高周波信号のアイソレーシヨンが、従来
の個別のローパスフイルタだけで行なわれていた
のと比べて、個別のローパスフイルタと共通のロ
ーパスフイルタとを組合わせたものによつて行わ
れるので、従来より極めて効率のよいアイソレー
シヨンを得ることができる。
また、高周波スイツチ回路を衛星放送受信機の
アンテナスイツチ回路とし、共通のローパスフイ
ルタの分布容量を形成するためのシールド体を切
換スイツチ用のシールド板と一体に形成するとと
もに衛星放送受信機の接地シヤーシに接続するよ
うにした場合には、前述の効果の他に回路の構造
および組立が簡単になるという効果を付加するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案による高周波スイ
ツチ回路の一実施例を示すもので、第1図は電気
回路図、第2図は第1図のシールド体およびシー
ルド板の具体例を示す斜視図、第3図は一般的な
衛星放送受信システムを示すブロツク図である。 11,12……入力端子、13……出力端子、
15,16……個別のハイパスフイルタ、17…
…切換スイツチ、18,19……切換端子、2
0,21……個別のローパスフイルタ、23……
共通線路、24……コイル、26……共通端子、
28……共通のローパスフイルタ、29……シー
ルド体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の入力端子のそれぞれを個別のハイパスフ
    イルタを介して切換スイツチの切換端子に接続
    し、前記切換スイツチの可動片側の共通端子を出
    力端子に接続し、前記共通端子を共通線路を経た
    のち分岐し個別のローパスフイルタを介して前記
    複数の入力端子のそれぞれに接続し、出力端子か
    ら直流電源を供給することにより前記ローパスフ
    イルタと入力端子を介して、ダウンコンバータに
    電源を供給する高周波スイツチ回路において、 前記共通線路にコイルを挿入し、 分布容量を形成するため、前記切換スイツチの
    シールド板と一体に形成されたシールド体を前記
    コイルに臨設するとともに受信機本体のシヤーシ
    に接続し、前記コイルとシールド体とで共通のロ
    ーパスフイルタを形成してなることを特徴とする
    高周波スイツチ回路。
JP1985190495U 1985-12-11 1985-12-11 Expired - Lifetime JPH0526820Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985190495U JPH0526820Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985190495U JPH0526820Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6298333U JPS6298333U (ja) 1987-06-23
JPH0526820Y2 true JPH0526820Y2 (ja) 1993-07-07

Family

ID=31143765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985190495U Expired - Lifetime JPH0526820Y2 (ja) 1985-12-11 1985-12-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0526820Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149414A (ja) * 1983-02-15 1984-08-27 Dx Antenna Co Ltd 分岐装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59149414A (ja) * 1983-02-15 1984-08-27 Dx Antenna Co Ltd 分岐装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6298333U (ja) 1987-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4509198A (en) Satellite broadcast signal receiving system
CA2160854A1 (en) Top exit coupler
DE3302876A1 (de) Dipolantenne fuer tragbare funkgeraete
US4527136A (en) Signal coupling apparatus
JPS6342889B2 (ja)
CN1225157C (zh) 一种射频调谐器装置
IE48374B1 (en) A switching matrix for wide band electric transmission signals
JPH0526820Y2 (ja)
EP0152173B1 (en) Switch assembly and circuit
FI80176C (fi) Husfoerdelningsnaet foer enkla och centralantenner.
US4935709A (en) Switchable coupling apparatus for television receiver only installation
CN210897558U (zh) 一种低通介质滤波器
JP4391684B2 (ja) 衛星放送受信機用チューナ回路
US2538497A (en) Antenna connector system
JPH0347348Y2 (ja)
WO1992003887A1 (en) Modular amplifier system for television distribution
JPS6322625Y2 (ja)
EP1367869B1 (en) Radio frequency circuit connection structure
JPH0218627Y2 (ja)
JP3718119B2 (ja) テレビジョン信号送信機
JPH10209899A (ja) 低雑音コンバータ
JP2945387B1 (ja) 電源供給装置
JP3503001B2 (ja) ブースター
JP2689133B2 (ja) 混合分波器
JPH0434568Y2 (ja)