JPH05267992A - フイルタ回路 - Google Patents

フイルタ回路

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JPH05267992A
JPH05267992A JP9206192A JP9206192A JPH05267992A JP H05267992 A JPH05267992 A JP H05267992A JP 9206192 A JP9206192 A JP 9206192A JP 9206192 A JP9206192 A JP 9206192A JP H05267992 A JPH05267992 A JP H05267992A
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JP9206192A
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Eiji Iwata
英次 岩田
Takao Yamazaki
孝雄 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、例えばサンプリングレートコンバー
タ等のフイルタ回路に関し、低い動作周波数で、かつ配
線量を低減する。 【構成】本発明は、データ変換部で入力系列をビツトシ
リアルのデータに変換した後、並列的に内積演算処理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図8〜図10) 発明が解決しようとする課題(図8〜図10) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例 (1)実施例の原理(図1) (2)第1の実施例(図2〜図4) (3)第2の実施例(図5) (4)第3の実施例(図6) (5)第4の実施例(図7) (6)他の実施例 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はフイルタ回路に関し、例
えばサンプリングレートコンバータに適用し得る。
【0003】
【従来の技術】従来、マルチレートデイジタル信号処理
を適用したサンプリングレートコンバータにおいては、
オーバーサンプリングした後間引きすることにより、入
力データのサンプリング周波数を変換するようになされ
ている。
【0004】すなわちサンプリングレートをL/M倍に
変換する場合、変換前のサンプリング周波数をfS とお
くと、変換後のサンプリング周波数fSNは、次式
【数1】 で表すことができる。以下このようにサンプリングレー
トをL/M倍に変換する処理をM:L変換と呼ぶ。この
M:L変換において、サンプリングレートコンバータ
は、サンプリング周波数fs の入力系列x(n)をL倍
にオーバーサンプリングした後、1/M倍に間引きす
る。
【0005】このときM及びLの関係が、次式
【数2】 の関係に保持されているとき、アツプコンバージヨン
(補間)と呼び、次式
【数3】 の関係に保持されているとき、ダウンコンバージヨン
(間引き)と呼ぶ。
【0006】このM:L変換は、入力系列x(n)をオ
ーバーサンプリングして入力系列x(n)間に値0のサ
ンプルを介挿した後、ローパスフイルタを介して所定の
出力系列を得、この出力系列を1/M倍に間引きして形
成され、このローパスフイルタをレートコンバータフイ
ルタと呼ぶ。M:L変換において、このレートコンバー
タフイルタのN個のフイルタ係数は、N/L個のサブフ
イルタ係数を有するL個のサブフイルタに分割して考え
ることができる。
【0007】具体的には、図8に示すように、従来のサ
ンプリングレートコンバータ1においては、直列接続さ
れたN−1個の遅延レジスタ(T)2A〜2N−1(動
作周波数fS でなる)の一端に入力系列x(n)を与
え、これにより入力系列x(n)から連続するN個の入
力データを抽出する。サンプリングレートコンバータ1
は、この抽出した入力データを動作周波数変換用レジス
タ(T' )4A〜4N(動作周波数fSNでなる)でラチ
ツし、動作周波数変換用レジスタ4A〜4Nの出力デー
タをビツトパラレル入力の内積演算器(記号×で表す)
6A〜6Nに出力する。
【0008】内積演算器6A〜6Nは、動作周波数が周
波数fSNに設定され、それぞれL組のサブフイルタ係数
8A〜8Nを切り換えて内積を演算する。これにより内
積演算器6A〜6Nは、内積結果を加算器10で加算し
て、出力系列y(m)を出力するようになされ、これに
よりサンプリングレートコンバータ1においては、入力
系列x(n)をサンプリング周波数の異なる出力系列y
(m)に変換し得るようになされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところでサンプリング
レートコンバータ1においては、図9に示すように、
k、k+1、k+2サンプルで連続するサンプリング周
波数fS の入力系列x(n)に対して(図9(A))、
1回の内積演算を、次式
【数4】 の期間TP で処理する必要がある(図9(B))。なお
この場合、サブフイルタの数を3個とし、入力系列x
(n)の語長を6ビツトとする。従つてこの場合、内積
演算に充分な処理時間を確保することができる。
【0010】ところがこの方式では、動作周波数変換用
レジスタ4A〜4N及び内積演算器6A〜6N間のデー
タバスと、内積演算器6A〜6N内部の配線とがビツト
パラレルになるため、それぞれ入力信号語長分だけバス
を形成する必要があつた。このため必要な配線量が増大
し、その分全体構成が複雑化する問題があつた。
【0011】この問題を解決する1つの方法として、内
積演算器の入力をビツトシリアルにする方法が考えられ
る。すなわち図10に示すように、サンプリングレート
コンバータ20においては、入力系列x(n)をデータ
変換部22に与え、ここでビツトシリアルのデータに変
換する。
【0012】このデータ変換部22は、直列接続された
遅延レジスタの一端に入力系列x(n)を与え、各遅延
レジスタの出力データ及び初段の入力データをパラレル
シリアル変換して出力することにより、入力系列x
(n)を動作周波数fSNでビツトシリアルのデータに変
換する。サンプリングレートコンバータ20において
は、サブフイルタ毎に独立したリードオンリメモリ(R
OM)24A〜24Lと、アキユムレータ28、30、
32とを用いて内積演算器を形成する。
【0013】すなわちサンプリングレートコンバータ2
0は、データ変換部22の出力データでリードオンリメ
モリ24A〜24Lをアクセスし、このリードオンリメ
モリ24A〜24Lの出力データをレジスタ(REG)
26を介して加算回路28に与える。ここでリードオン
リメモリ24A〜24Lにおいては、入力語長1の場合
の全ビツト・パターン(2N )に対応する内積演算結果
が格納されるようになされ、全入力サンプルの入力値を
LSBから順にMSBまで1ビツトずつアドレスとして
入力するようになされている。
【0014】従つて、フイルタのタツプ数をNとする
と、リードオンリメモリ24A〜24LのアドレスはN
ビツトとなり、リードオンリメモリ24A〜24Lの出
力データをアキユムレータ28、30、32でLSBか
らMSBまで順次重み付け加算することにより、内積演
算結果を得ることができる。このためサンプリングレー
トコンバータ20は、この加算回路28の出力データを
レジスタ(REG)30を介して出力すると共に、割り
算回路(記号×1/2で表す)32で1/2に割り算し
て加算回路28に帰還し、これによりレジスタ30を介
して出力系列y(m)を出力する。
【0015】なおこの場合、サンプリングレートコンバ
ータ20においては、リードオンリメモリ24A〜24
Lと、アキユムレータ28、30、32とで内積演算器
を形成する代わりに、種々の構成方法が考えられる。と
ころがこの方法の場合、リードオンリメモリ24A〜2
4Lのアクセスと、アキユムレータ28、30、32の
演算処理は、何も、次式
【数5】 で表される期間TS の間に完了する必要がある(図9
(C))。
【0016】すなわちリードオンリメモリ24A〜24
Lのアクセス時間をTROM 、アキユムレータ28、3
0、32の演算時間をTACC とおくと、次式
【数6】
【数7】 の関係に保持する必要がある。すなわちリードオンリメ
モリ24A〜24L及びアキユムレータ28、30、3
2は、サンプリング周波数fSNのn倍の周波数で動作す
る必要があり、実用的に未だ不充分な問題があつた。
【0017】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、低い動作周波数で、かつ配線量を低減することがで
きるフイルタ回路を提案しようとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め第1の発明においては、順次連続して入力するビツト
パラレルの入力データx(n)について、現サンプル及
びその直前のn−1サンプルの入力データx(n)を、
ビツト単位でパラレルシリアル変換してビツトシリアル
データを出力するデータ変換回路22と、ビツトシリア
ルデータを並列的に処理する複数系列の内積演算器42
A、42B、……、42Lとを備えるようにする。
【0019】さらに第2の発明においては、入力データ
x(n)のサンプリング周波数を変換して出力するフイ
ルタ回路40において、順次連続して入力するビツトパ
ラレルの入力データx(n)について、現サンプル及び
その直前のn−1サンプルの入力データx(n)を、ビ
ツト単位でパラレルシリアル変換してビツトシリアルデ
ータを出力するデータ変換回路22と、各位相の出力サ
ンプル値を検出するサブフイルタ毎に、ビツトシリアル
データを並列的に処理する複数系列の内積演算器42
A、42B、……、42Lとを備えるようにする。
【0020】
【作用】順次連続して入力するビツトパラレルの入力デ
ータx(n)について、現サンプル及びその直前のn−
1サンプルの入力データx(n)を、ビツト単位でパラ
レルシリアル変換して処理すれば配線量を低減し得る。
さらにこのとき複数系列の内積演算器42A、42B、
……、42Lで、ビツトシリアルデータを並列的に処理
すれば、その分動作周波数を低減することができる。
【0021】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0022】(1)実施例の原理 図1において、40は全体として本発明によるサンプリ
ングレートコンバータの概念構成を示し、この場合内積
演算器42A〜42Lを並列化する。すなわちサンプリ
ングレートコンバータ40においては、データ変換部2
2で入力系列x(n)をビツトシリアルに変換した後、
並列化された内積演算器42A〜42Lに出力する。
【0023】さらにサンプリングレートコンバータ40
においては、各内積演算器42A〜42Lの出力データ
を選択回路44に出力し、これにより各内積演算器42
A〜42Lの出力データを順次循環的に選択し、出力系
列y(m)を生成する。
【0024】すなわちサンプリングレートコンバータの
配線量を削減するためには、入力系列x(n)をビツト
シリアルに変換して内積演算器に入力すればよい。とこ
ろが単にビツトパラレル入力をビツトシリアル入力に変
換したのでは、内積演算器の動作周波数を高くする必要
がある。
【0025】例えば入力データの語長がnビツトの場
合、ビツトシリアル入力の内積演算器は、ビツトパラレ
ル入力の内積演算器のn倍の動作周波数で動作しなくて
はならない。
【0026】これに対してサンプリングレートコンバー
タ40のように、内積演算器42A〜42Lを並列化し
てビツトシリアルの入力を処理すれば、入力データの語
長がnビツト、内積演算器の並列度がLのとき、ビツト
パラレル入力の内積演算器に対して内積演算器42A〜
42Lは、n/L倍の動作周波数で動作すればよい。従
つてビツトシリアル入力の内積演算器42A〜42L
は、低い動作周波数で動作させることができ、その分簡
易にサンプリングレートコンバータを実現することがで
きる。
【0027】さらにビツトシリアル入力の並列内積演算
器を用いることにより、ビツトパラレル入力の内積演算
器を用いる場合に比して、配線量も大幅に低減すること
ができる。
【0028】(2)第1の実施例 図2に示すように、この実施例においては、サブフイル
タ毎にビツトシリアル入力の内積演算器を形成し、これ
によりサンプリングレートコンバータを形成する。すな
わちサンプリングレートコンバータ50においては、デ
ータ変換部51で入力系列x(n)をビツトシリアルに
変換した後、L個のリードオンリメモリ24A〜24L
に与える。
【0029】ここで図3に示すようにデータ変換部51
は、入力系列x(n)のビツト長さに対応してn−1個
の遅延レジスタ60A〜60n−1(動作周波数fS
なる)を直列接続し、その一端に入力系列x(n)を入
力する。さらにデータ変換部51は、入力系列x(n)
と各遅延レジスタ60A〜60n−1の出力データをパ
ラレルシリアル変換回路(P/S)61A〜61nに与
え、ここでそれぞれ入力データをシリアルデータに変換
し、これにより全体としてビツトシリアルデータを生成
する。
【0030】リードオンリメモリ24A〜24Lは、並
列に配置されたL個のアキユムレータ62A〜62L、
64A〜64L、65A〜65L、66A〜66Lにそ
れぞれ出力データを送出し、これによりサンプリングレ
ートコンバータ50においては、リードオンリメモリ2
4A〜24Lとアキユムレータ62A〜62L、64A
〜64L、65A〜65L、66A〜66Lとで並列に
L個の内積演算器を形成するようになされている。
【0031】すなわちサンプリングレートコンバータ5
0においては、リードオンリメモリ24A〜24Lの出
力データをそれぞれレジスタ68A〜68Lを介して加
算回路62A〜62Lに与え、加算回路62A〜62L
の出力データをレジスタ64A〜64Lを介してレジス
タ65A〜65Lに与える。
【0032】さらにサンプリングレートコンバータ50
は、レジスタ64A〜64Lの出力データを割り算回路
66A〜66Lで1/2に割り算し、その出力データを
加算回路62A〜62Lに帰還する。さらにサンプリン
グレートコンバータ50は、レジスタ65A〜65Lの
出力データを選択回路59に出力し、ここで選択回路5
9の接点を順次循環的に切り換える。
【0033】これによりサンプリングレートコンバータ
50においては、入力系列x(n)のサンプリング周波
数を変換して選択回路59から出力系列y(m)を送出
するようになされている。
【0034】かくして図10に示す構成と対比した場
合、アキユムレータ62A〜62L、64A〜64L、
65A〜65L、66A〜66Lを並列化するだけの簡
易な構成で、動作速度を低減し得ると共に、配線量を低
減することができる。すなわちデータ変換部51、リー
ドオンリメモリ24A〜24L及びアキユムレータ62
A〜62L、64A〜64L、65A〜65L、66A
〜66Lにおいては、nfSN/Lの周波数で動作すれば
よく、選択回路59においては、周波数fSNでL組の出
力データを循環的に出力すればよい。
【0035】これにより図9に対応して図4に示すよう
に、入力系列x(n)(図4(A))に対して、リード
オンリメモリ24A〜24Lのアクセス時間TROMN、ア
キユムレータ62A〜62L、64A〜64L、65A
〜65L、66A〜66Lの演算時間TACCNにおいて
は、何も、次式
【数8】
【数9】 で示す処理時間で完了すればよく(図4(B))、出力
標本化周波数のn/L倍で動作すればよく、その分動作
速度を低減することができる。
【0036】以上の構成によれば、リードオンリメモリ
回路とアキユムレータで内積演算器を並列に形成し、入
力系列をビツトシリアルに変換してこの内積演算器で演
算処理することにより、配線量を低減し、かつ動作周波
数を低減することができる。
【0037】(3)第2の実施例 ところで図2に示す構成の場合、フイルタのタツプ数N
を大きくすると、リードオンリメモリの容量がその分増
大する。このため図5に示すようにサンプリングレート
コンバータ70においては、タツプを2系統に分割し、
各系統毎にリードオンリメモリ71A〜71L、72A
〜72Lを配置する。
【0038】すなわちサンプリングレートコンバータ7
0においては、データ変換部51の出力データを2系統
に分割し、それぞれリードオンリメモリ71A〜71
L、72A〜72Lに出力する。さらにサンプリングレ
ートコンバータ70は、リードオンリメモリ回路71A
〜71L、72A〜72Lの出力データをそれぞれレジ
スタ73A〜73L、74A〜74Lに出力し、加算回
路75A〜75Lで加算する。
【0039】これによりサンプリングレートコンバータ
70においては、加算回路75A〜75Lの出力データ
をアキユムレータ62A〜62L、64A〜64L、6
5A〜65L、66A〜66Lで演算処理し、小容量の
リードオンリメモリ71A〜71L、72A〜72Lを
使用してL個の内積演算器を形成する。かくしてサブフ
イルタ毎に内積演算器を形成することにより、ビツトシ
リアル入力の内積演算器でも動作周波数を低減し得、ま
た配線量も低減することができる。
【0040】(4)第3の実施例 図6に示すサンプリングレートコンバータ80において
は、並列シリアル乗算器を用いて内積演算器を形成す
る。
【0041】すなわちサンプリングレートコンバータ8
0は、データ変換部51から出力されるビツトシリアル
の出力データを、それぞれビツトシリアル乗算器81A
〜81L、82A〜82L、……、8LA〜8LLに与
え、ビツトシリアル乗算器81A〜81L、82A〜8
2L、……、8LA〜8LLの出力データをビツトシリ
アル加算器90A〜90Lに出力する。ビツトシリアル
乗算器81A〜81L、82A〜82L、……、8LA
〜8LLは、それぞれサブフイルタ係数91A〜91L
を切り換えて乗算処理を実行する。
【0042】ここでビツトシリアル乗算器81A〜81
L、82A〜82L、……、8LA〜8LL及びビツト
シリアル加算器90A〜90Lは、サブフイルタ毎にL
組用意され、これによりビツトシリアル乗算器81A〜
81L、82A〜82L、……、8LA〜8LL及びビ
ツトシリアル加算器90A〜90LでL組の並列内積演
算器を形成するようになされている。
【0043】これによりサンプリングレートコンバータ
80においては、入力系列をビツトシリアルに変換した
後、L個の内積演算器で並列に処理し得、その分配線量
を低減して、全体の動作速度を低減することができる。
【0044】すなわちデータ変換部51、ビツトシリア
ル乗算器81A〜81L、82A〜82L、……、8L
A〜8LL及びビツトシリアル加算器90A〜90L
は、動作周波数nfSN/Lで動作すればよい。さらにサ
ンプリングレートコンバータ80は、ビツトシリアル加
算器90A〜90Lの出力データをシリアルパラレル変
換回路(S/P)92A〜92Lでパラレルデータに変
換した後、選択回路59に出力し、これにより出力系列
y(m)を得ることができる。
【0045】図6に示す構成によれば、並列シリアル乗
算器を用いて内積演算器を形成するようにしても、第1
の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0046】(5)第4の実施例 図7は第4の実施例によるデータ変換部95を示し、図
3に示すパラレルシリアル変換回路61A〜61nを2
段構成のマルチプレクサ(MPX)96A〜96L及び
97A〜97Lに置き換える。
【0047】すなわちデータ変換部95は、入力系列x
(n)と各遅延レジスタ60A〜60n−1の出力デー
タをマルチプレクサ98A〜98nでパラレルシリアル
変換した後、マルチプレクサ96A〜96L、97A〜
97Lで内積演算器に出力するデータを切り換える。
【0048】図7に示すようにデータ変換器を構成して
も、第1の実施例と同様の効果を得ることができる。
【0049】(6)他の実施例 なお上述の実施例においては、本発明をサンプリングレ
ートコンバータに適用した場合について述べたが、本発
明はこれに限らず、内積演算処理を利用した種々のフイ
ルタ回路に広く適用することができる。
【0050】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力系列
をビツトシリアルのデータに変換した後、並列的に内政
演算処理することにより、配線量を低減し、かつ動作周
波数の低いフイルタ回路を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるフイルタ回路の基本的構成を示す
ブロツク図である。
【図2】その第1の実施例を示すブロツク図である。
【図3】そのデータ変換部を示すブロツク図である。
【図4】その動作の説明に供する信号波形図である。
【図5】第2の実施例によるサンプリングレートコンバ
ータを示すブロツク図である。
【図6】その第3の実施例を示すブロツク図である。
【図7】データ変換部の他の実施例を示すブロツク図で
ある。
【図8】従来のサンプリングレートコンバータを示すブ
ロツク図である。
【図9】その動作の説明に供する信号波形図である。
【図10】入力系列をシリアル処理するサンプリングレ
ートコンバータを示すブロツク図である。
【符号の説明】
1、20、40、50、70、80……サンプリングレ
ートコンバータ、22、51……データ変換部、24A
〜24L、71A〜71L、72A〜72L……リード
オンリメモリ、42A〜42L……内積演算器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】順次連続して入力するビツトパラレルの入
    力データについて、現サンプル及びその直前のn−1サ
    ンプルの入力データを、ビツト単位でパラレルシリアル
    変換してビツトシリアルデータを出力するデータ変換回
    路と、 上記ビツトシリアルデータを並列的に処理する複数系列
    の内積演算器とを具えることを特徴とするフイルタ回
    路。
  2. 【請求項2】入力データのサンプリング周波数を変換し
    て出力するフイルタ回路において、 順次連続して入力するビツトパラレルの入力データにつ
    いて、現サンプル及びその直前のn−1サンプルの入力
    データを、ビツト単位でパラレルシリアル変換してビツ
    トシリアルデータを出力するデータ変換回路と、 各位相の出力サンプル値を検出するサブフイルタ毎に、
    上記ビツトシリアルデータを並列的に処理する複数系列
    の内積演算器とを具えることを特徴とするフイルタ回
    路。
JP9206192A 1992-03-18 1992-03-18 フイルタ回路 Pending JPH05267992A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010539593A (ja) * 2007-09-13 2010-12-16 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 重複オペランドを使用したsimdの内積演算

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JP2010539593A (ja) * 2007-09-13 2010-12-16 フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド 重複オペランドを使用したsimdの内積演算

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