JPH05267514A - 浸漬冷却構造 - Google Patents

浸漬冷却構造

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Publication number
JPH05267514A
JPH05267514A JP6263192A JP6263192A JPH05267514A JP H05267514 A JPH05267514 A JP H05267514A JP 6263192 A JP6263192 A JP 6263192A JP 6263192 A JP6263192 A JP 6263192A JP H05267514 A JPH05267514 A JP H05267514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
heat
immersion
tank
cooling liquid
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6263192A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Mochizuki
優宏 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浸漬冷却構造に係り、特に基板上に実装された
発熱部品を浸漬冷却液によって冷却する浸漬冷却構造に
関し、浸漬液を用いた冷却において、発熱部品あるいは
基板の交換を行う際に特別な工程を必要としないことを
目的とする。 【構成】外気と密閉された槽7と、該槽7内に発熱部品
2を実装された基板1と、該発熱部品2を浸漬冷却する
冷却液15と、該発熱部品2を冷却することで発生する
気化した当該冷却液15を液化する熱交換器9と、該槽
7内の該冷却液15が該基板1に漏れないよう密閉した
冷却素子14とを設け、該発熱部品2は当該冷却素子1
4に当接されてなるよう構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浸漬冷却構造に係り、特
に基板上に実装された発熱部品を浸漬冷却液によって冷
却する浸漬冷却構造に関するものである。
【0002】近年の大型コンピュータの開発に伴い、そ
の大型コンピュータを動かす基板に実装されるLSI等
の発熱部品のその発熱量も益々増加する傾向にある。従
って、冷却効果が特に優れた浸漬冷却を採用することが
多くなってきた。
【0003】
【従来の技術】従来は、図2に示すように、基板20と
フタ27により外気と密閉された槽23内にフロロカー
バン等の浸漬冷却液30を注入し、この浸漬冷却液30
によって基板20上に実装されたLSI22の冷却を行
う。
【0004】基板20と槽23はフランジ29を介して
シール材21によってシールされており、またフタ27
と槽23は同じくシール材26によってシールされてい
る。そして、フタ27と槽23および基板20は1本の
ボルト28によってそれぞれを締結している。
【0005】外気と密閉された槽23には、この浸漬冷
却液30がLSI22を冷却することで発生する気泡
(気化した浸漬冷却液)を再度液化させるために、フィ
ン等の熱交換器25が設けられており、その熱交換器2
5の中にはパイプ24が設けられ、そのパイプ24の中
には冷却水等の二次冷媒31が図示矢印のように流動し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしなから、従来は
槽内にLSI等の発熱部品が浸漬しているため、即ち、
直接浸漬液が発熱部品に接していたため、発熱部品の交
換あるいは基板ごとの交換時に浸漬液で濡れているた
め、これを拭いたり乾燥したりする工程が必要となり、
槽内の浸漬液を出し入れする工程が必要となる。
【0007】従って、本発明は浸漬液を用いた冷却にお
いて、発熱部品あるいは基板の交換を行う際に特別な工
程を必要としないことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、外気と密閉
された槽7と、該槽7内に発熱部品2を実装された基板
1と、該発熱部品2を浸漬冷却する冷却液15と、該発
熱部品2を冷却することで発生する気化した当該冷却液
15を液化する熱交換器9と、該槽7内の該冷却液15
が該基板1に漏れないよう密閉した冷却素子14とを設
け、該発熱部品2は当該冷却素子14に当接されてなる
ことを特徴とした浸漬冷却構造、によって達成される。
【0009】
【作用】即ち、本発明においては、発熱部品は浸漬冷却
液と冷却素子によって直接接していないため、発熱部品
あるいは基板の交換が発生したとしても、その都度拭
く,乾燥するといった特別な工程が不必要となる。
【0010】発熱部品の冷却を行う場合は、冷却素子を
介して浸漬冷却液と発熱部品との間で伝導冷却され、ま
たその熱を奪うことで発生する気化する浸漬冷却液は熱
交換器によって再度液化される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示す図で
ある。
【0012】図1に示すように、その内部にフロロカー
ボン等の浸漬冷却液15が注入され、その上方にはフタ
11が形成され、このフタ11および後に説明する冷却
素子14により外気と密閉された槽7が形成されてい
る。
【0013】この槽7の下方には、冷却の対象とする発
熱部品2が実装された基板1が設けられるが、この基板
1を槽7に設けるにあたり、冷却素子14と基板1との
隙間を埋めるスペーサ13が設けられる。このスペーサ
13と基板1とはフランジ3を介して形成されている。
そして、このフランジ3,スペーサ13,槽7,フタ1
1は1本のボルト12によってそれぞれを締結してい
る。
【0014】この槽7の中には、後に詳細に説明する
が、LSI等の発熱部品2を冷却することで発生する気
泡(気化した浸漬冷却液)を再度液化するためのフィン
等の熱熱交換器21が槽7内のスペース7dに設けられ
ており、更には、その熱交換器9の中にパイプ16を構
成し、そのパイプ16の中に浸漬冷却液15を液化させ
るための冷媒である冷却水等の二次冷媒が図示矢印方向
に流動している。この熱交換器9は槽7に形成された孔
7b,7bによって他の冷却系へと接続されている。
【0015】槽7にスペーサ13を取り付けたことで生
ずる隙間7cにはLSI2と接触する冷却素子14が設
けられ、この冷却素子14はLSI2の実装位置に対応
して槽7に形成された孔部7aから突出し、ベローズ5
およびそのベローズ5と取り付けられたプレート4から
なる。尚、ベローズ5は槽7と取付け用のブロックおよ
びシール材6を介してネジにて締結されている。
【0016】基板1上に実装されたLSI2はこの冷却
素子14のプレート4と当接し、プレート4を介してL
SI2が発する熱が浸漬冷却液15と熱交換される。即
ち、本発明においては冷媒としてフロロカーボン等の浸
漬冷却液を用いるものの、結果的には伝導冷却となる。
【0017】LSI2が発する熱によって浸漬冷却液側
にガス化して気泡が発生し浸漬冷却液の界面に上昇し気
体として槽内のスペース7dに充満する。しかし、この
スペース7dにおいて図1)設けられている熱交換器9
の二次冷媒によって一旦気化したものの再度液化され、
水滴となって浸漬冷却液に戻される。
【0018】このような浸漬冷却液15とLSI2との
熱交換を行い、またガス化した浸漬冷却液を液化するこ
とを繰り返すことで、充分LSIの冷却を行うことがで
き、動作信頼性に優れた装置提供を行うことが可能であ
る。
【0019】更に、プレート4とLSI2との密着を外
すことも容易であり、また直にLSI2に浸漬冷却液1
5が接していないのでLSI2または基板1の交換の必
要が生じた際も、浸漬冷却液を除く(拭く)乾燥させる
等の特別な工程も必要としない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、一
旦組立工程を行った後に発見された実装部品不良、設計
変更、改造等が発生して基板その他を密閉槽から取り外
すような必要が生じても、特別な工程を必要とせずにそ
れを実行することができるので、作業性の面からいって
特に優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す図である。
【図2】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 基板, 2 LSI(発熱部品), 7 槽, 9 フィン(熱交換器), 14 冷却素子, 15 冷却液(浸漬冷却液),

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気と密閉された槽(7)と、 該槽(7)内に発熱部品(2)を実装された基板(1)
    と、 該発熱部品(2)を浸漬冷却する冷却液(15)と、 該発熱部品(2)を冷却することで発生する気化した当
    該冷却液(15)を液化する熱交換器(9)と、 該槽(7)内の該冷却液(15)が該基板(1)に漏れ
    ないよう密閉した冷却素子(14)と、 を設け、 該発熱部品(2)は当該冷却素子(14)に当接されて
    なることを特徴とした浸漬冷却構造。
JP6263192A 1992-03-18 1992-03-18 浸漬冷却構造 Withdrawn JPH05267514A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6263192A JPH05267514A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 浸漬冷却構造

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JP6263192A JPH05267514A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 浸漬冷却構造

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JPH05267514A true JPH05267514A (ja) 1993-10-15

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ID=13205865

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JP6263192A Withdrawn JPH05267514A (ja) 1992-03-18 1992-03-18 浸漬冷却構造

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JP (1) JPH05267514A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020176804A (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 富士通株式会社 液浸槽、及び電子機器
KR20200002523U (ko) * 2019-05-09 2020-11-19 사이언테크 코포레이션 처리액 수용 장치

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518