JPH0526743A - 力またはモーメント測定装置用の力伝達部材 - Google Patents
力またはモーメント測定装置用の力伝達部材Info
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- JPH0526743A JPH0526743A JP3322445A JP32244591A JPH0526743A JP H0526743 A JPH0526743 A JP H0526743A JP 3322445 A JP3322445 A JP 3322445A JP 32244591 A JP32244591 A JP 32244591A JP H0526743 A JPH0526743 A JP H0526743A
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- measuring device
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- force measuring
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L3/00—Measuring torque, work, mechanical power, or mechanical efficiency, in general
- G01L3/02—Rotary-transmission dynamometers
- G01L3/14—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft
- G01L3/1478—Rotary-transmission dynamometers wherein the torque-transmitting element is other than a torsionally-flexible shaft involving hinged levers
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L1/00—Measuring force or stress, in general
- G01L1/20—Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress
- G01L1/22—Measuring force or stress, in general by measuring variations in ohmic resistance of solid materials or of electrically-conductive fluids; by making use of electrokinetic cells, i.e. liquid-containing cells wherein an electrical potential is produced or varied upon the application of stress using resistance strain gauges
- G01L1/2206—Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports
- G01L1/2231—Special supports with preselected places to mount the resistance strain gauges; Mounting of supports the supports being disc- or ring-shaped, adapted for measuring a force along a single direction
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
- G01L1/00—Measuring force or stress, in general
- G01L1/26—Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with the measurement of force, e.g. for preventing influence of transverse components of force, for preventing overload
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
- Telescopes (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 横方向に加わった力を補償することができる
力伝達部材を提供すること。 【構成】 力またはモーメント測定装置用の力伝達部材
は、ほとんど圧縮しないエラストマー材のブロック14
を備えて、前記ブロック内またはエラストマー材に密着
させて設けられている少なくとも1つの力または圧力セ
ンサ30へ力を伝達できるようにしており、前記ブロッ
ク14は、軸方向の力測定方向には変形可能であるが、
それにほぼ直交する横断面方向にはほとんど伸展できな
い外装体で密着状に包囲されている。
力伝達部材を提供すること。 【構成】 力またはモーメント測定装置用の力伝達部材
は、ほとんど圧縮しないエラストマー材のブロック14
を備えて、前記ブロック内またはエラストマー材に密着
させて設けられている少なくとも1つの力または圧力セ
ンサ30へ力を伝達できるようにしており、前記ブロッ
ク14は、軸方向の力測定方向には変形可能であるが、
それにほぼ直交する横断面方向にはほとんど伸展できな
い外装体で密着状に包囲されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、力またはモーメント測
定装置用の伝達部材、その装置及びそれを製造する方法
に関するものである。
定装置用の伝達部材、その装置及びそれを製造する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】力測定装置には、荷重加入部材またはベ
ース部の許容誤差または温度膨張によって、また荷重の
変動または風スコール等による横方向影響によって力測
定装置が大きく影響されて所望の垂直力方向から外れる
という問題が多くの場合に見られる。
ース部の許容誤差または温度膨張によって、また荷重の
変動または風スコール等による横方向影響によって力測
定装置が大きく影響されて所望の垂直力方向から外れる
という問題が多くの場合に見られる。
【0003】例えば図32は、力測定装置110及び対
応の支持体74によってベース部72上に支持された貯
蔵所70を示している。力測定装置110は、貯蔵所7
0の横方向フランジ78を介して荷重を受けている。貯
蔵所70への充填の度合いに応じて、力測定装置110
の面平行を変化させるフランジ78の屈曲が発生する。
温度膨張によって、力測定装置110の中央軸線間の距
離が力加入側と支持側とで大きく異なる。強い横風は貯
蔵所70を水平軸線回りに傾斜させるため、力測定装置
110の面平行に対して通常の変動に加えてさらなる影
響を与える。さらに、垂直軸線回りのねじれも排除が困
難である。従って、力測定装置の測定精度に影響しない
程度の必要な移動自由度を確保してそれの破壊を招かな
いようにしながら、特定の測定を行わなければならな
い。
応の支持体74によってベース部72上に支持された貯
蔵所70を示している。力測定装置110は、貯蔵所7
0の横方向フランジ78を介して荷重を受けている。貯
蔵所70への充填の度合いに応じて、力測定装置110
の面平行を変化させるフランジ78の屈曲が発生する。
温度膨張によって、力測定装置110の中央軸線間の距
離が力加入側と支持側とで大きく異なる。強い横風は貯
蔵所70を水平軸線回りに傾斜させるため、力測定装置
110の面平行に対して通常の変動に加えてさらなる影
響を与える。さらに、垂直軸線回りのねじれも排除が困
難である。従って、力測定装置の測定精度に影響しない
程度の必要な移動自由度を確保してそれの破壊を招かな
いようにしながら、特定の測定を行わなければならな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主要目的は、
上記影響に左右されない力伝達部材を提供することであ
る。さらに、構造が簡単で製造が容易であり、測定精度
が比較的高い力測定装置を提供することである。また、
それを直立位置へ戻すための復帰力を発生させることが
できる一方、部材を追加しないで必要な自由度を確保で
きるようにする必要がある。
上記影響に左右されない力伝達部材を提供することであ
る。さらに、構造が簡単で製造が容易であり、測定精度
が比較的高い力測定装置を提供することである。また、
それを直立位置へ戻すための復帰力を発生させることが
できる一方、部材を追加しないで必要な自由度を確保で
きるようにする必要がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の力伝達
部材は、ほとんど圧縮しないエラストマー材のブロック
を設けて、エラストマー材に密着させて設けられている
少なくとも1つの力または圧力センサ手段へ力を伝達で
きるようにしており、また軸方向の力測定方向には変形
可能であるがそれにほぼ直交する横断面方向にはほとん
ど伸縮できない外装手段でブロックを密着状に包囲して
いる。
部材は、ほとんど圧縮しないエラストマー材のブロック
を設けて、エラストマー材に密着させて設けられている
少なくとも1つの力または圧力センサ手段へ力を伝達で
きるようにしており、また軸方向の力測定方向には変形
可能であるがそれにほぼ直交する横断面方向にはほとん
ど伸縮できない外装手段でブロックを密着状に包囲して
いる。
【0006】本発明の別の特徴によれば、力及び/また
はモーメント測定装置は、ほとんど圧縮しないエラスト
マー材のブロックと、軸方向の力測定方向には変形可能
であるがそれにほぼ直交する横断面方向にはほとんど伸
縮できない、ブロックを密着状に包囲している外装手段
と、ブロックの一方の端面と係合する力加入手段と、ブ
ロックの他方の端面と係合する支持手段と、エラストマ
ー材に密着させて配置された少なくとも1つの圧力セン
サ手段とを有している。エラストマー材のための横断面
方向に伸縮しない外装体は、一方では半径方向の伸縮を
防止しており、さもなければヒステリシスが生じて測定
結果が非線形になる。他方では、連結または係合部材に
おける相当に大きい許容誤差を補償できる融通性が与え
られる。実際には、測定結果に悪影響を与えないで回転
及び水平方向に弾性的であって水平軸線回りの傾斜また
は垂直軸線回りのねじれに耐えることができる一方、垂
直方向には強い剛性で作用する測定ゴム/金属部材が提
供されている。
はモーメント測定装置は、ほとんど圧縮しないエラスト
マー材のブロックと、軸方向の力測定方向には変形可能
であるがそれにほぼ直交する横断面方向にはほとんど伸
縮できない、ブロックを密着状に包囲している外装手段
と、ブロックの一方の端面と係合する力加入手段と、ブ
ロックの他方の端面と係合する支持手段と、エラストマ
ー材に密着させて配置された少なくとも1つの圧力セン
サ手段とを有している。エラストマー材のための横断面
方向に伸縮しない外装体は、一方では半径方向の伸縮を
防止しており、さもなければヒステリシスが生じて測定
結果が非線形になる。他方では、連結または係合部材に
おける相当に大きい許容誤差を補償できる融通性が与え
られる。実際には、測定結果に悪影響を与えないで回転
及び水平方向に弾性的であって水平軸線回りの傾斜また
は垂直軸線回りのねじれに耐えることができる一方、垂
直方向には強い剛性で作用する測定ゴム/金属部材が提
供されている。
【0007】エラストマー材を用いた結果、剛性に応じ
た非常に高い固有振動数で大きな振動減衰を得ることが
できる。本発明の力測定装置及び製造方法のさらなる特
徴及び利点は、添付の図面を参照した以下の説明から明
らかになるであろう。
た非常に高い固有振動数で大きな振動減衰を得ることが
できる。本発明の力測定装置及び製造方法のさらなる特
徴及び利点は、添付の図面を参照した以下の説明から明
らかになるであろう。
【0008】
【実施例】横断面方向に伸縮しないエラストマー材用の
外装体は、図1〜12に示されているコルセット形か、
または図13〜25に示されているように横断面方向に
伸縮しないジャケット形によって達成できる。最初に、
コルセットを用いた実施例について本発明を詳細に説明
する。次にジャケットを用いた実施例について簡単に説
明するが、それらの実施例では、差異があると特記しな
い限り、構造、機能、効果及び製造がコルセットを用い
た実施例と同じである。
外装体は、図1〜12に示されているコルセット形か、
または図13〜25に示されているように横断面方向に
伸縮しないジャケット形によって達成できる。最初に、
コルセットを用いた実施例について本発明を詳細に説明
する。次にジャケットを用いた実施例について簡単に説
明するが、それらの実施例では、差異があると特記しな
い限り、構造、機能、効果及び製造がコルセットを用い
た実施例と同じである。
【0009】図1に示されている力測定装置10は、上
下のプレート12、16を有しており、その間には、横
断面が所望形状の、好ましくは円形または矩形のブロッ
ク14にしたエラストマー材からなる力伝達部材が配置
されている。本発明によれば、この好ましくは円筒形の
ブロック14の周囲が、横断面方向にほぼ伸縮しない素
材からなるコルセットによって保持されている。本実施
例では、コイルばね18が全体または部分的に埋め込ま
れて固定的に接着されているため、それがエラストマー
材全体をほぼ包囲している。
下のプレート12、16を有しており、その間には、横
断面が所望形状の、好ましくは円形または矩形のブロッ
ク14にしたエラストマー材からなる力伝達部材が配置
されている。本発明によれば、この好ましくは円筒形の
ブロック14の周囲が、横断面方向にほぼ伸縮しない素
材からなるコルセットによって保持されている。本実施
例では、コイルばね18が全体または部分的に埋め込ま
れて固定的に接着されているため、それがエラストマー
材全体をほぼ包囲している。
【0010】上プレート12は、参照番号20の位置で
貯蔵所、橋または台ばかり等の力加入部材に取り付けら
れ、下プレート16はベース24上に載せられて、22
の位置でそれにねじで留め付けられている。下プレート
16に中央開口26が形成されており、その中に圧力セ
ンサ30が挿入されており、ブロック14のエラストマ
ー材と直接的に接触している。図1に示されているよう
に、特に好適な実施例では圧力センサ30の代表例は、
厚膜抵抗器からなるブリッジ回路のような対応の圧力変
換素子を下表面に設けたセラミックポット形センサであ
る(米国特許第4,984,468号及び米国S.N.
07/648,804を参照されたい)。センサの内部
もエラストマー材が充填されている。しかし、環状ギャ
ップ及び底部空間を形成できるようにしてピストンを挿
入して、ピストンをエラストマー材で包囲してもよい。
圧力センサ30の下方では、例えばカバープレート28
上に電子センサ回路34(増幅器、コンバータ)を取り
付けることができるが、これは36で示されているよう
に開口26の側壁に取り付けてもよく、このセンサ回路
は半径方向通路32を通るケーブル(図示せず)によっ
て評価または表示装置(図示せず)に接続される。
貯蔵所、橋または台ばかり等の力加入部材に取り付けら
れ、下プレート16はベース24上に載せられて、22
の位置でそれにねじで留め付けられている。下プレート
16に中央開口26が形成されており、その中に圧力セ
ンサ30が挿入されており、ブロック14のエラストマ
ー材と直接的に接触している。図1に示されているよう
に、特に好適な実施例では圧力センサ30の代表例は、
厚膜抵抗器からなるブリッジ回路のような対応の圧力変
換素子を下表面に設けたセラミックポット形センサであ
る(米国特許第4,984,468号及び米国S.N.
07/648,804を参照されたい)。センサの内部
もエラストマー材が充填されている。しかし、環状ギャ
ップ及び底部空間を形成できるようにしてピストンを挿
入して、ピストンをエラストマー材で包囲してもよい。
圧力センサ30の下方では、例えばカバープレート28
上に電子センサ回路34(増幅器、コンバータ)を取り
付けることができるが、これは36で示されているよう
に開口26の側壁に取り付けてもよく、このセンサ回路
は半径方向通路32を通るケーブル(図示せず)によっ
て評価または表示装置(図示せず)に接続される。
【0011】図2は、水平方向の力が加えられた時に圧
力測定装置10が反応して水平軸線回りに傾斜する様子
をわかりやすく示している。中心軸線のずれ、力加入部
材の許容誤差、または垂直軸線回りのねじれによっても
同様な影響が生じるであろう。コイルばね18の軸方向
弾性によって、ブロック14は軸方向に非対称的変形が
可能である一方、ばね18によってブロック14の側方
押し曲げが防止される。このように、水平方向の可撓性
や傾斜及びねじれ方向の可撓性を与えながら、垂直方向
には相当な剛性を得ることができる。さらに、ブロック
14及びコイルばね18の弾性によって復帰力すなわち
対抗力が加えられて、プレート12を通常位置へ、すな
わちプレート16と軸方向に整合してそれと面平行にな
る位置へ移動させようとする。
力測定装置10が反応して水平軸線回りに傾斜する様子
をわかりやすく示している。中心軸線のずれ、力加入部
材の許容誤差、または垂直軸線回りのねじれによっても
同様な影響が生じるであろう。コイルばね18の軸方向
弾性によって、ブロック14は軸方向に非対称的変形が
可能である一方、ばね18によってブロック14の側方
押し曲げが防止される。このように、水平方向の可撓性
や傾斜及びねじれ方向の可撓性を与えながら、垂直方向
には相当な剛性を得ることができる。さらに、ブロック
14及びコイルばね18の弾性によって復帰力すなわち
対抗力が加えられて、プレート12を通常位置へ、すな
わちプレート16と軸方向に整合してそれと面平行にな
る位置へ移動させようとする。
【0012】図3は、図1及び2の実施例に変更を加え
た力測定装置41の実施例を示している。詳しく説明す
ると、変更はコルセットの構造に関するものである。コ
イルばね18が、互いに小間隔をおいてブロック14内
に積み重ねて配置された多数の平板リング46に変更さ
れている。ここで、コルセットの特殊な構造及びそれを
ブロック14に埋め込むことについてさらに詳細に説明
する。まず、コルセットは、少なくとも大部分がエラス
トマー材内へ固定的接着状態で埋め込まれ、これは好ま
しくは金属製のコルセットをエラストマー材内へ固定的
接着状態に加硫することによって達成され、加硫前に金
属を対応の下塗り剤または他の湿潤手段で被覆すること
によって固定的接着が得られることに注意されたい。こ
のように固定接着することによって、コルセットが力伝
達時に押し曲げられてエラストマー剤から飛び出すこと
がなくなる。従って、一定の永久的横断面を備えたピス
トン/シリンダ構造が得られる。
た力測定装置41の実施例を示している。詳しく説明す
ると、変更はコルセットの構造に関するものである。コ
イルばね18が、互いに小間隔をおいてブロック14内
に積み重ねて配置された多数の平板リング46に変更さ
れている。ここで、コルセットの特殊な構造及びそれを
ブロック14に埋め込むことについてさらに詳細に説明
する。まず、コルセットは、少なくとも大部分がエラス
トマー材内へ固定的接着状態で埋め込まれ、これは好ま
しくは金属製のコルセットをエラストマー材内へ固定的
接着状態に加硫することによって達成され、加硫前に金
属を対応の下塗り剤または他の湿潤手段で被覆すること
によって固定的接着が得られることに注意されたい。こ
のように固定接着することによって、コルセットが力伝
達時に押し曲げられてエラストマー剤から飛び出すこと
がなくなる。従って、一定の永久的横断面を備えたピス
トン/シリンダ構造が得られる。
【0013】さらに重要な点として、ばねの巻線または
リングに隣接してエラストマー材が充填されているスロ
ットの形状寸法がある。これらのスロットが長くて幅が
狭いほど、力伝達部材の剛性が高くなる。このように、
図1の実施例の剛性及び荷重は、コイルばね18のワイ
ヤ断面を図3に示されている実施例のコルセットのよう
に矩形の断面に変更することによって増加させることが
できる。製造上の理由から、リング46の外端部をくし
形支持部内に維持することが必要または有効であり、エ
ラストマー材ブロック14内へのリングの埋め込みが不
完全になるが、本発明の目的に対しては十分である。
リングに隣接してエラストマー材が充填されているスロ
ットの形状寸法がある。これらのスロットが長くて幅が
狭いほど、力伝達部材の剛性が高くなる。このように、
図1の実施例の剛性及び荷重は、コイルばね18のワイ
ヤ断面を図3に示されている実施例のコルセットのよう
に矩形の断面に変更することによって増加させることが
できる。製造上の理由から、リング46の外端部をくし
形支持部内に維持することが必要または有効であり、エ
ラストマー材ブロック14内へのリングの埋め込みが不
完全になるが、本発明の目的に対しては十分である。
【0014】図3に示されているように、全ての実施例
には力加入部材、すなわち上プレート12と力受け取り
部材、すなわち下プレート16との間の相互移動に対し
て制限手段を設けることができる。図3に示されている
実施例の制限手段は、管形の下側周方向高さ及び側部制
限ストッパ33を有しており、その上側内向きフランジ
の上端面が同時に垂直方向過大荷重に対するストッパと
して機能する。相手部材として、それと組み合わされる
ように上側高さ及び側部移動ストッパ35がプレート1
2の下側に取り付けられており、一定の側方遊び(及び
ある程度のねじれ移動)及びプレート12の上向き移動
に対する一定の遊びが与えられるように相互配置されて
いる。
には力加入部材、すなわち上プレート12と力受け取り
部材、すなわち下プレート16との間の相互移動に対し
て制限手段を設けることができる。図3に示されている
実施例の制限手段は、管形の下側周方向高さ及び側部制
限ストッパ33を有しており、その上側内向きフランジ
の上端面が同時に垂直方向過大荷重に対するストッパと
して機能する。相手部材として、それと組み合わされる
ように上側高さ及び側部移動ストッパ35がプレート1
2の下側に取り付けられており、一定の側方遊び(及び
ある程度のねじれ移動)及びプレート12の上向き移動
に対する一定の遊びが与えられるように相互配置されて
いる。
【0015】上記実施例に対比して、上プレート12は
省略できることに注意されたい。この事実は、用途の融
通性を示すものである。ブロック14の上側には、所望
のユニットまたは装置をブロック14の上表面を覆うよ
うに設置することができる。好ましくは、このユニット
または装置の下側に対してブロック14の上表面の加硫
を行う。
省略できることに注意されたい。この事実は、用途の融
通性を示すものである。ブロック14の上側には、所望
のユニットまたは装置をブロック14の上表面を覆うよ
うに設置することができる。好ましくは、このユニット
または装置の下側に対してブロック14の上表面の加硫
を行う。
【0016】図4の実施例では、コイルばね18が同心
的であるが互いにずらした2列のリング48に変更され
ており、これらのリングはほぼ管形の構造で互いの間隔
が狭くなっているため、図1及び2の実施例と同様に必
要な可撓性が得られる。図4に示されているように、本
発明のコルセットは上及び/または下プレート12及び
16に取り付けられている。あるいは、または付け加え
て、ブロック14は上下プレート12、16の接触面に
固定的に接着されており、これは適当な下塗り剤処理後
に加硫を実施することによって達成される。リング48
の重合配置によって、スロットの長さ、及びそれによっ
て固有剛度が非常に大きくなり、ブロック14のエラス
トマー材の事実上完全な把持が得られるため、非常に高
い荷重が可能になる。
的であるが互いにずらした2列のリング48に変更され
ており、これらのリングはほぼ管形の構造で互いの間隔
が狭くなっているため、図1及び2の実施例と同様に必
要な可撓性が得られる。図4に示されているように、本
発明のコルセットは上及び/または下プレート12及び
16に取り付けられている。あるいは、または付け加え
て、ブロック14は上下プレート12、16の接触面に
固定的に接着されており、これは適当な下塗り剤処理後
に加硫を実施することによって達成される。リング48
の重合配置によって、スロットの長さ、及びそれによっ
て固有剛度が非常に大きくなり、ブロック14のエラス
トマー材の事実上完全な把持が得られるため、非常に高
い荷重が可能になる。
【0017】上記実施例では圧力センサとしてセラミッ
クポットセンサが用いられているが、所望の他の圧力セ
ンサを用いて、それに対応した開口26を形成すること
ができる。コルセットのその他の実施例も実現可能であ
り、例えば金属、ガラス、炭素または合成材からなる非
伸縮性繊維形ウェブでブロック14を密着状に取り囲む
か、対応の補強を行ったホース形を用いてもよい。特に
強い力に対してはプレート12及び16を金属製にする
一方、小さい力の場合にはセラミックまたは他の形状不
変素材製のものを用いることができる。例えば、開口2
6には米国S.N.07/648,804に記載されて
いる力測定プラグを取り付けることができるが、圧力セ
ンサは、開口26を閉鎖しているダイアフラムまたは他
の受圧部材の底側に取り付けることもできる。
クポットセンサが用いられているが、所望の他の圧力セ
ンサを用いて、それに対応した開口26を形成すること
ができる。コルセットのその他の実施例も実現可能であ
り、例えば金属、ガラス、炭素または合成材からなる非
伸縮性繊維形ウェブでブロック14を密着状に取り囲む
か、対応の補強を行ったホース形を用いてもよい。特に
強い力に対してはプレート12及び16を金属製にする
一方、小さい力の場合にはセラミックまたは他の形状不
変素材製のものを用いることができる。例えば、開口2
6には米国S.N.07/648,804に記載されて
いる力測定プラグを取り付けることができるが、圧力セ
ンサは、開口26を閉鎖しているダイアフラムまたは他
の受圧部材の底側に取り付けることもできる。
【0018】図5〜9は、圧力センサ30をブロック1
4に埋め込んだ本発明の力測定装置の実施例を示してい
る。すなわち、図5に示されている力測定装置81で
は、永久的形状のリング部材82によってカバープレー
ト83及び圧力センサ30が支持され、ブロック14内
に埋め込まれており、この場合もエラストマー材が接触
面に固定接着している。図1の管32に対応する管84
が、ブロック14内に埋め込まれたリング85によって
支持されて、ブロック14から突出している。リング8
5は上下リング46間に配置されているので、ブロック
14の弾性が維持される。図5の実施例では、上下プレ
ート12、16が共に省略されており、この力測定装置
81は図6に示されているように2つの部材間に所望通
りに設置できることに注意されたい。2つの取り付け部
材は、例えば力測定装置81の横断面に対応した凹部8
9を設けたプレート87及び88である。用途例とし
て、機械の支持部90をベース部91上に取り付ける場
合がある。
4に埋め込んだ本発明の力測定装置の実施例を示してい
る。すなわち、図5に示されている力測定装置81で
は、永久的形状のリング部材82によってカバープレー
ト83及び圧力センサ30が支持され、ブロック14内
に埋め込まれており、この場合もエラストマー材が接触
面に固定接着している。図1の管32に対応する管84
が、ブロック14内に埋め込まれたリング85によって
支持されて、ブロック14から突出している。リング8
5は上下リング46間に配置されているので、ブロック
14の弾性が維持される。図5の実施例では、上下プレ
ート12、16が共に省略されており、この力測定装置
81は図6に示されているように2つの部材間に所望通
りに設置できることに注意されたい。2つの取り付け部
材は、例えば力測定装置81の横断面に対応した凹部8
9を設けたプレート87及び88である。用途例とし
て、機械の支持部90をベース部91上に取り付ける場
合がある。
【0019】図7の実施例の力測定装置92は、図5の
実施例に変更を加えたものであって、上及び/または下
端面が例えばそれぞれ金属製の薄板93及び/または9
4で覆われており、その薄板はブロック14に固定され
ている。この実施例の変更例が図8に示されており、プ
レート93及び/または94がブロック14内に埋め込
まれている。図9は、図5〜8の実施例のさらなる変更
例であって、リング85の代わりに金属、セラミックま
たは合成材等の形状不変素材製のプレート95がブロッ
ク14内に埋め込まれており、このプレート95には円
周方向に分散させて開口96が設けられており、開口に
エラストマー材が充填されているので、プレート95の
上下のブロック14のエラストマー材が直接的圧力伝達
状態にある。
実施例に変更を加えたものであって、上及び/または下
端面が例えばそれぞれ金属製の薄板93及び/または9
4で覆われており、その薄板はブロック14に固定され
ている。この実施例の変更例が図8に示されており、プ
レート93及び/または94がブロック14内に埋め込
まれている。図9は、図5〜8の実施例のさらなる変更
例であって、リング85の代わりに金属、セラミックま
たは合成材等の形状不変素材製のプレート95がブロッ
ク14内に埋め込まれており、このプレート95には円
周方向に分散させて開口96が設けられており、開口に
エラストマー材が充填されているので、プレート95の
上下のブロック14のエラストマー材が直接的圧力伝達
状態にある。
【0020】図10は、特に衝撃荷重が大きく、プレー
ト16に対するプレート12の傾斜が大きい場合に用い
られるさならる変更例である。例えば、図7の力測定装
置92が用いられ、プレート12及び16間に上下の中
間クッション99が挟み込まれている。エラストマーク
ッション99の各表面も、プレート12、16及び9
3、94の接触面に固定的に接着している。さらに好ま
しい変更例として、プレート93、94を省略して、ク
ッション99をエラストマーブロック14と一体化させ
てもよい。これらの実施例では、力測定装置を組み込ん
だゴム/金属部材が得られ、それらの部材によって支持
されている装置に作用する力、モーメント、振動等を測
定しようとする時はいつも、支持部または中間部材とし
て使用できる。
ト16に対するプレート12の傾斜が大きい場合に用い
られるさならる変更例である。例えば、図7の力測定装
置92が用いられ、プレート12及び16間に上下の中
間クッション99が挟み込まれている。エラストマーク
ッション99の各表面も、プレート12、16及び9
3、94の接触面に固定的に接着している。さらに好ま
しい変更例として、プレート93、94を省略して、ク
ッション99をエラストマーブロック14と一体化させ
てもよい。これらの実施例では、力測定装置を組み込ん
だゴム/金属部材が得られ、それらの部材によって支持
されている装置に作用する力、モーメント、振動等を測
定しようとする時はいつも、支持部または中間部材とし
て使用できる。
【0021】図11に示されているさらなる実施例は、
原理的には上記実施例の特徴を用いている構造のリング
形力測定装置50を示している。この力測定装置50で
は、上下のプレート52及び56にそれぞれ中央開口6
6、68が設けられており、これらにヘッド64付きの
プランジャ62が挿通されている。この場合、エラスト
マー材製のブロック54はリング形に形成されており、
外周面及び内周面が、それぞれ外側及び内側コイルばね
58によって規制されている。下プレート56には幾つ
かの開口26が等間隔に設けられており、その中にやは
り圧力センサ30が挿入されている。不均一な圧力が加
えられた時、それぞれの圧力センサ30で異なった圧力
が検出され、これらの圧力を組み合わせることによって
合力が決定される(米国S.N.07/648,804
を参照)。1つの圧力センサ30だけを用いる場合、好
ましくは圧力センサ30に近接して設けられた環状溝1
26内に低粘性または液体伝達媒体を充填することによ
って、均一な圧力分布及び完全な圧力伝達が得られるよ
うにする(米国S.N.07/648,259を参
照)。この特徴は、力伝達部材の剛性または弾性に影響
を与える。図12の実施例では、図11の構造に対して
図9の実施例に従った変更が加えられており、プレート
97はプレート95に対応しており、1つまたは幾つか
の円周方向に分散配置された圧力センサ30が対応の開
口に挿入されており、その他の開口96にはエラストマ
ー材が充填されている。
原理的には上記実施例の特徴を用いている構造のリング
形力測定装置50を示している。この力測定装置50で
は、上下のプレート52及び56にそれぞれ中央開口6
6、68が設けられており、これらにヘッド64付きの
プランジャ62が挿通されている。この場合、エラスト
マー材製のブロック54はリング形に形成されており、
外周面及び内周面が、それぞれ外側及び内側コイルばね
58によって規制されている。下プレート56には幾つ
かの開口26が等間隔に設けられており、その中にやは
り圧力センサ30が挿入されている。不均一な圧力が加
えられた時、それぞれの圧力センサ30で異なった圧力
が検出され、これらの圧力を組み合わせることによって
合力が決定される(米国S.N.07/648,804
を参照)。1つの圧力センサ30だけを用いる場合、好
ましくは圧力センサ30に近接して設けられた環状溝1
26内に低粘性または液体伝達媒体を充填することによ
って、均一な圧力分布及び完全な圧力伝達が得られるよ
うにする(米国S.N.07/648,259を参
照)。この特徴は、力伝達部材の剛性または弾性に影響
を与える。図12の実施例では、図11の構造に対して
図9の実施例に従った変更が加えられており、プレート
97はプレート95に対応しており、1つまたは幾つか
の円周方向に分散配置された圧力センサ30が対応の開
口に挿入されており、その他の開口96にはエラストマ
ー材が充填されている。
【0022】以上に力測定装置の個々の実施例の変更例
を説明してきたが、様々な用途に合わせてそれぞれの特
徴を他の力測定装置と組み合わせて用いることができ
る。本発明の力測定装置を製造する場合、例えば最初に
プレート12、16または52、56を準備してから、
圧力センサ30を開口26に挿入する。次に、コルセッ
ト、例えば潤滑剤で処理したコイルばね18をブロック
14または54用の型枠に入れて、エラストマー材用の
好ましくは液状の調合混合物を流し込み、射出、圧縮等
の方法で型に充填してから、使用した開始素材に応じて
硬化、結合、加硫等でエラストマー材を固化させる。必
要に応じて、硬化中またはその後でプレート16または
56に熱を加えることによって、プレート16または5
6に対するエラストマー材の加硫を達成または促進す
る。ブロック14の型成形または流し込みを行う代わり
に、ブロック14を事前形成ロッドから切削してもよ
い。流し込みまたは事前形成中、泡が発生しないように
注意しなければならない(例えば米国特許第4,75
4,653号を参照)。エラストマー材の硬化後、また
は好ましくは充填後に上プレート12または52を所定
位置にセットする。あるいは、エラストマー材の充填前
にプレート12または52をセットしておき、充填材に
よって押し出される空気を除去するための開口をプレー
トに設けてもよい。エラストマー材として合成材を使用
する場合、200に達するショア硬さが得られるよう
に、混合比によってそれの硬さを変化させることができ
る。ここで、本発明のブロック14すなわち力伝達部材
が所望の状況で使用される、特に測定素子への圧力伝達
に使用される時、最初に述べた影響を排除する必要があ
ることに注意されたい。
を説明してきたが、様々な用途に合わせてそれぞれの特
徴を他の力測定装置と組み合わせて用いることができ
る。本発明の力測定装置を製造する場合、例えば最初に
プレート12、16または52、56を準備してから、
圧力センサ30を開口26に挿入する。次に、コルセッ
ト、例えば潤滑剤で処理したコイルばね18をブロック
14または54用の型枠に入れて、エラストマー材用の
好ましくは液状の調合混合物を流し込み、射出、圧縮等
の方法で型に充填してから、使用した開始素材に応じて
硬化、結合、加硫等でエラストマー材を固化させる。必
要に応じて、硬化中またはその後でプレート16または
56に熱を加えることによって、プレート16または5
6に対するエラストマー材の加硫を達成または促進す
る。ブロック14の型成形または流し込みを行う代わり
に、ブロック14を事前形成ロッドから切削してもよ
い。流し込みまたは事前形成中、泡が発生しないように
注意しなければならない(例えば米国特許第4,75
4,653号を参照)。エラストマー材の硬化後、また
は好ましくは充填後に上プレート12または52を所定
位置にセットする。あるいは、エラストマー材の充填前
にプレート12または52をセットしておき、充填材に
よって押し出される空気を除去するための開口をプレー
トに設けてもよい。エラストマー材として合成材を使用
する場合、200に達するショア硬さが得られるよう
に、混合比によってそれの硬さを変化させることができ
る。ここで、本発明のブロック14すなわち力伝達部材
が所望の状況で使用される、特に測定素子への圧力伝達
に使用される時、最初に述べた影響を排除する必要があ
ることに注意されたい。
【0023】以上に説明した実施例は主要な性質を示し
ている。本発明の特徴、すなわちコルセットに封入され
たエラストマーブロックを力伝達に使用することは、様
々な力測定装置に利用でき、例えば米国特許第4,64
4,805号、第4,754,653号、第4,86
4,874号及び第4,864,874号に詳細に記載
されている。好適なセラミック圧力センサは、EP0,
333,091、米国特許第4,984,468号及び
米国S.N.07/648,259にさらに詳細に開示
されている。特定の実施例として、台ばかり等の平板形
力測定装置がある(米国特許第4,644,805号を
参照)。この場合、2つの比較的大きい平行平面板の間
に挟まれたエラストマー層に多数の圧力センサが埋め込
まれており、エラストマー層の外周をコルセットで包囲
して、エラストマー材が押し出されないようにしてい
る。
ている。本発明の特徴、すなわちコルセットに封入され
たエラストマーブロックを力伝達に使用することは、様
々な力測定装置に利用でき、例えば米国特許第4,64
4,805号、第4,754,653号、第4,86
4,874号及び第4,864,874号に詳細に記載
されている。好適なセラミック圧力センサは、EP0,
333,091、米国特許第4,984,468号及び
米国S.N.07/648,259にさらに詳細に開示
されている。特定の実施例として、台ばかり等の平板形
力測定装置がある(米国特許第4,644,805号を
参照)。この場合、2つの比較的大きい平行平面板の間
に挟まれたエラストマー層に多数の圧力センサが埋め込
まれており、エラストマー層の外周をコルセットで包囲
して、エラストマー材が押し出されないようにしてい
る。
【0024】次に、コルセットをジャケットに置き換え
た様々な実施例について説明する。図13は図1に対応
した力測定装置110を示しており、上下のプレート1
2、16を備え、ブロック114にしたエラストマー材
製の力伝達部材がその間に配置されており、ブロック1
14は外周がジャケット、例えばベローズ118で包囲
されており、このジャケットは横断面方向にはほとんど
伸縮しないが、それ以外の全ての方向に弾性を示す素材
製である。図14は、図13の実施例にわずかな変更を
加えた力測定装置110を示している。すなわち、プレ
ート12に代えて、狭い環状ギャップ148を形成しな
がら内側プレート149を包囲しているリング142が
用いられている。環状ギャップ148にはエラストマー
材が充填されて、接触面に固定的に接着しているため、
プレート149をリング142に連結している。リング
142は下プレート16に対して静止固定関係にある。
環状ギャップ148内のエラストマー材によって内側プ
レート149が垂直方向に案内され、偶発的な横力の大
部分を除くことができ、わずかな残留横力は力伝達部
材、すなわちブロック114によって補償することがで
きる。
た様々な実施例について説明する。図13は図1に対応
した力測定装置110を示しており、上下のプレート1
2、16を備え、ブロック114にしたエラストマー材
製の力伝達部材がその間に配置されており、ブロック1
14は外周がジャケット、例えばベローズ118で包囲
されており、このジャケットは横断面方向にはほとんど
伸縮しないが、それ以外の全ての方向に弾性を示す素材
製である。図14は、図13の実施例にわずかな変更を
加えた力測定装置110を示している。すなわち、プレ
ート12に代えて、狭い環状ギャップ148を形成しな
がら内側プレート149を包囲しているリング142が
用いられている。環状ギャップ148にはエラストマー
材が充填されて、接触面に固定的に接着しているため、
プレート149をリング142に連結している。リング
142は下プレート16に対して静止固定関係にある。
環状ギャップ148内のエラストマー材によって内側プ
レート149が垂直方向に案内され、偶発的な横力の大
部分を除くことができ、わずかな残留横力は力伝達部
材、すなわちブロック114によって補償することがで
きる。
【0025】図15は、下プレート16に対するカバー
プレート141の横方向移動が、下プレート16に固着
されたリング143によって制限されるようにした実施
例を示している。リング143に中央開口137が設け
られており、その中にピストン139が大きい遊びを持
たせて挿入されており、そのピストンの下端面はブロッ
ク114及びベローズ118に結合しており、またピス
トンはカバープレート141の底側に形成されている。
図16は、ベローズ118をさらなるエラストマー材1
44で包囲し、エラストマー材144を取り囲むリング
145の内側表面にそれを固定的に接着することによっ
て、ベローズ118内に封入されているブロック114
を外側から弾性支持するようにした変更実施例を示して
いる。上プレート12(図13)はカバープレート14
2に代わっており、その下側にはベローズ118の平均
直径位置に対応した円周のピストン130が形成されて
いる。ブロック114及びピストン130の係合端面
は、ブロック114のエラストマー材と接触しているプ
レート12及び16の他の全ての金属表面と同様に、互
いに固定的に結合している。図13の実施例の下プレー
ト16は、図16の実施例では同様に突出ピストン14
7を設けた底プレート146に代わっており、ピストン
147の外径はベローズ118の平均直径に一致してい
る。この実施例の利点は、ベローズ118が外側から支
持されているため、それに伴って横力が補償されるの
で、大きい力が加えられても伝達することができること
である。
プレート141の横方向移動が、下プレート16に固着
されたリング143によって制限されるようにした実施
例を示している。リング143に中央開口137が設け
られており、その中にピストン139が大きい遊びを持
たせて挿入されており、そのピストンの下端面はブロッ
ク114及びベローズ118に結合しており、またピス
トンはカバープレート141の底側に形成されている。
図16は、ベローズ118をさらなるエラストマー材1
44で包囲し、エラストマー材144を取り囲むリング
145の内側表面にそれを固定的に接着することによっ
て、ベローズ118内に封入されているブロック114
を外側から弾性支持するようにした変更実施例を示して
いる。上プレート12(図13)はカバープレート14
2に代わっており、その下側にはベローズ118の平均
直径位置に対応した円周のピストン130が形成されて
いる。ブロック114及びピストン130の係合端面
は、ブロック114のエラストマー材と接触しているプ
レート12及び16の他の全ての金属表面と同様に、互
いに固定的に結合している。図13の実施例の下プレー
ト16は、図16の実施例では同様に突出ピストン14
7を設けた底プレート146に代わっており、ピストン
147の外径はベローズ118の平均直径に一致してい
る。この実施例の利点は、ベローズ118が外側から支
持されているため、それに伴って横力が補償されるの
で、大きい力が加えられても伝達することができること
である。
【0026】図17、18及び19は、図13〜16の
実施例に変更を加えた実施例140、150及び153
を示している。変更は、ジャケットの形に関するもので
ある。多数の膨出部分を設けたベローズ118の代わり
に、1つの膨出部だけを設けたジャケット148(図1
7)または湾曲した特に円形の外形のジャケット151
(図18)が用いられている。図19のさらなる変更実
施例では、カバープレート12を省略し、ジャケット1
54がカバープレート12の機能(図16)を再現でき
る形状になっている。上記実施例ではジャケットは両端
部が開放したほぼ円筒形をしているが、図19の実施例
のジャケット154は上端部側が閉鎖している。例えば
丸みを付けた円形のリム155を設けた中央凹部158
に力加入部材156を挿入するようにしてもよい。下縁
部157は溶接、接着、ねじ留め等の適当な方法で円周
方向に下プレート16に取り付けられている。これらの
固定方法は、他の実施例にも同様に用いることができ
る。
実施例に変更を加えた実施例140、150及び153
を示している。変更は、ジャケットの形に関するもので
ある。多数の膨出部分を設けたベローズ118の代わり
に、1つの膨出部だけを設けたジャケット148(図1
7)または湾曲した特に円形の外形のジャケット151
(図18)が用いられている。図19のさらなる変更実
施例では、カバープレート12を省略し、ジャケット1
54がカバープレート12の機能(図16)を再現でき
る形状になっている。上記実施例ではジャケットは両端
部が開放したほぼ円筒形をしているが、図19の実施例
のジャケット154は上端部側が閉鎖している。例えば
丸みを付けた円形のリム155を設けた中央凹部158
に力加入部材156を挿入するようにしてもよい。下縁
部157は溶接、接着、ねじ留め等の適当な方法で円周
方向に下プレート16に取り付けられている。これらの
固定方法は、他の実施例にも同様に用いることができ
る。
【0027】ここで、ジャケットの特徴及びブロック1
14へのそれの接続について詳細に説明する。前述した
ように、ベローズ118またはジャケット148、15
1、154は横断面方向には伸縮しないが、好ましくは
それ以外の全ての方向には弾性を備えているように設計
する必要がある。使用する素材は、金属、非伸縮性繊維
または合成材からなるウェブ、または適当なインサート
によって補強されたホース等である。ブロック114の
エラストマー材は、ベローズまたはジャケットの表面に
固定的に接着する必要があり、好ましくはそれに加硫す
るようにする。天然またはシリコーンゴム等のエラスト
マー材は、下プレート16上に載置してそれに取り付け
た後のベローズまたはジャケットに真空状態か、米国特
許第4,644,805号に記載されているような泡除
去方法によってほぼ泡のない状態で充填される。その結
果、一定の永久的横断面を備えたピストン/シリンダ構
造が得られる。
14へのそれの接続について詳細に説明する。前述した
ように、ベローズ118またはジャケット148、15
1、154は横断面方向には伸縮しないが、好ましくは
それ以外の全ての方向には弾性を備えているように設計
する必要がある。使用する素材は、金属、非伸縮性繊維
または合成材からなるウェブ、または適当なインサート
によって補強されたホース等である。ブロック114の
エラストマー材は、ベローズまたはジャケットの表面に
固定的に接着する必要があり、好ましくはそれに加硫す
るようにする。天然またはシリコーンゴム等のエラスト
マー材は、下プレート16上に載置してそれに取り付け
た後のベローズまたはジャケットに真空状態か、米国特
許第4,644,805号に記載されているような泡除
去方法によってほぼ泡のない状態で充填される。その結
果、一定の永久的横断面を備えたピストン/シリンダ構
造が得られる。
【0028】図20は、図11の力測定装置50に類似
したリング形力測定装置160を用いた本発明のさらな
る実施例を示している。エラストマー材のブロック16
4は、この場合にはリング形に形成されており、その外
周面及び内周面は内側及び外側ジャケットリング17
7、178によって、または図13、17または18に
示されている別のジャケットによって規制されている。
ベローズ186を用いている図21の装置185は、図
7の装置に対応している。図22に示されている本発明
の力測定装置190の実施例では、図5及び6と同様に
圧力センサ30がエラストマー材のブロック184に埋
め込まれており、リング85がエラストマーブロック1
84の下部分内に配置され、1つのベローズ196だけ
がその中に埋め込まれている。
したリング形力測定装置160を用いた本発明のさらな
る実施例を示している。エラストマー材のブロック16
4は、この場合にはリング形に形成されており、その外
周面及び内周面は内側及び外側ジャケットリング17
7、178によって、または図13、17または18に
示されている別のジャケットによって規制されている。
ベローズ186を用いている図21の装置185は、図
7の装置に対応している。図22に示されている本発明
の力測定装置190の実施例では、図5及び6と同様に
圧力センサ30がエラストマー材のブロック184に埋
め込まれており、リング85がエラストマーブロック1
84の下部分内に配置され、1つのベローズ196だけ
がその中に埋め込まれている。
【0029】図23〜25は、本発明のさらなる変更実
施例を示しており、この実施例は小型で、特に平板状の
独立形すなわち自立形の力測定装置に関するものであ
る。図23は、側方突出リム207で溶接、接着、成型
またはリベット留め等の適当な方法で互いに連結された
2つの半割シェル202及び206の間にエラストマー
材の平板状ブロック204を封入した力測定装置200
を示している。平面図では、ディスクは円形でもよい
が、その他の所望の形状にすることもできる。(このこ
とは、上記の圧力伝達部材の全ての実施例について言え
る。)やはり、圧力センサ30がブロック204に埋め
込まれている。この実施例の利点は、使用が簡単で、製
造が廉価なことである。圧力センサ30を埋め込んだブ
ロック204の周囲に半割シェル202、206を取り
付け、半割シェルをリム207に沿って円周方向に互い
に押し付けて連結する。使用する際は、平板状の装置を
平面支持部の上に載せれば測定の準備ができる。それ
は、質量を測定したいどのような物体の下側にも容易に
セットすることができる。
施例を示しており、この実施例は小型で、特に平板状の
独立形すなわち自立形の力測定装置に関するものであ
る。図23は、側方突出リム207で溶接、接着、成型
またはリベット留め等の適当な方法で互いに連結された
2つの半割シェル202及び206の間にエラストマー
材の平板状ブロック204を封入した力測定装置200
を示している。平面図では、ディスクは円形でもよい
が、その他の所望の形状にすることもできる。(このこ
とは、上記の圧力伝達部材の全ての実施例について言え
る。)やはり、圧力センサ30がブロック204に埋め
込まれている。この実施例の利点は、使用が簡単で、製
造が廉価なことである。圧力センサ30を埋め込んだブ
ロック204の周囲に半割シェル202、206を取り
付け、半割シェルをリム207に沿って円周方向に互い
に押し付けて連結する。使用する際は、平板状の装置を
平面支持部の上に載せれば測定の準備ができる。それ
は、質量を測定したいどのような物体の下側にも容易に
セットすることができる。
【0030】図24に示されている変更実施例の力測定
装置210は、リング形であって、リング形のエラスト
マーブロック214が、外側リム217及び内側リム2
19で互いに連結された対応形状の半割シェル212、
216によって包囲されている。内側リム219は中央
開口218を残している。この実施例では、幾つかの圧
力センサ30を円周方向に、好ましくは等間隔に分散し
て配置してもよい。あるいは、液体または低粘性材のリ
ングをブロック214内に配置して正確な圧力伝達が得
られるようにする場合、使用する圧力センサ30を1つ
だけにしてもよい。
装置210は、リング形であって、リング形のエラスト
マーブロック214が、外側リム217及び内側リム2
19で互いに連結された対応形状の半割シェル212、
216によって包囲されている。内側リム219は中央
開口218を残している。この実施例では、幾つかの圧
力センサ30を円周方向に、好ましくは等間隔に分散し
て配置してもよい。あるいは、液体または低粘性材のリ
ングをブロック214内に配置して正確な圧力伝達が得
られるようにする場合、使用する圧力センサ30を1つ
だけにしてもよい。
【0031】図25は、ジャケット222によって包囲
されたエラストマー材の帯形またはテープ形ブロック2
24を用いたテープ形実施例の力測定装置220を示し
ている。幾つかの圧力センサ30を装置に沿って、好ま
しくは互いに等間隔に分散配置してもよい。そのような
テープ形力測定装置220は、移動方向に垂直に地中に
設置して、例えば自動車のアクスル荷重を測定できるよ
うにすることができる。適当な弾性及び感度を持たせれ
ば、そのようなテープ状の力測定装置220は、それを
降下させた貯蔵所または他の大型容器内でレベルインデ
ィケータとして機能することができる。その他の実施例
のジャケットも実現可能であり、例えば金属、ガラス、
炭素または合成材製でブロック214を密着状に包囲す
る非伸縮性繊維のウェブや、適当な補強を施したホース
形のものがある。
されたエラストマー材の帯形またはテープ形ブロック2
24を用いたテープ形実施例の力測定装置220を示し
ている。幾つかの圧力センサ30を装置に沿って、好ま
しくは互いに等間隔に分散配置してもよい。そのような
テープ形力測定装置220は、移動方向に垂直に地中に
設置して、例えば自動車のアクスル荷重を測定できるよ
うにすることができる。適当な弾性及び感度を持たせれ
ば、そのようなテープ状の力測定装置220は、それを
降下させた貯蔵所または他の大型容器内でレベルインデ
ィケータとして機能することができる。その他の実施例
のジャケットも実現可能であり、例えば金属、ガラス、
炭素または合成材製でブロック214を密着状に包囲す
る非伸縮性繊維のウェブや、適当な補強を施したホース
形のものがある。
【0032】図26は、力測定ユニット250の実施例
を示しており、本発明の原理を利用して多次元の力測定
をうまく実施する方法を説明している。詳細に説明する
と、例えば二次元測定を行うため、中央に好ましくは四
角錐ピラミッド形の凹部を設けて、2つの向き合った傾
斜表面253の各々に例えば図21または22に示され
ているような力測定装置254を取り付けたベース部2
52が設けられている。必ずしもそれに限定されないが
好ましくは対称配置された傾斜表面253は、互いに対
して所望角度、しかし好ましくは約90゜をなすように
配置されている。力加入は、力測定装置254の上表面
と係合した屋根形表面255を設けた力加入部材258
を介して実施される。表面255は、測定しようとする
力成分の方向ベクトルに直交する方向に延在している。
この実施例では、それらは互いに対して90゜をなして
いる。力加入部材258は、例えば三角プリズム形に形
成されており、上向きになった底表面に凹部259が設
けられ、表面255に対して45゜の角度をなすその水
平底部に力加入半球部材257が取り付けられる。力の
矢印で示されているように、力加入半球部材257に加
えられた力は、2つの力測定装置254に分散されるた
め、その量だけでなく、その方向も決定することができ
る。二次元配置によって、ベクトルが力測定装置254
の中心軸線260を含む平面上を通っている力または力
成分が測定される。2つの力測定装置254は対称配置
する必要はない。さらに、四角錐ピラミッド形の凹部2
59に代えて、三角形横断面にして、3つの力測定装置
254を互いに120゜ずつ離して配置すれば、三次元
測定に容易に発展させることができることは理解される
であろう。
を示しており、本発明の原理を利用して多次元の力測定
をうまく実施する方法を説明している。詳細に説明する
と、例えば二次元測定を行うため、中央に好ましくは四
角錐ピラミッド形の凹部を設けて、2つの向き合った傾
斜表面253の各々に例えば図21または22に示され
ているような力測定装置254を取り付けたベース部2
52が設けられている。必ずしもそれに限定されないが
好ましくは対称配置された傾斜表面253は、互いに対
して所望角度、しかし好ましくは約90゜をなすように
配置されている。力加入は、力測定装置254の上表面
と係合した屋根形表面255を設けた力加入部材258
を介して実施される。表面255は、測定しようとする
力成分の方向ベクトルに直交する方向に延在している。
この実施例では、それらは互いに対して90゜をなして
いる。力加入部材258は、例えば三角プリズム形に形
成されており、上向きになった底表面に凹部259が設
けられ、表面255に対して45゜の角度をなすその水
平底部に力加入半球部材257が取り付けられる。力の
矢印で示されているように、力加入半球部材257に加
えられた力は、2つの力測定装置254に分散されるた
め、その量だけでなく、その方向も決定することができ
る。二次元配置によって、ベクトルが力測定装置254
の中心軸線260を含む平面上を通っている力または力
成分が測定される。2つの力測定装置254は対称配置
する必要はない。さらに、四角錐ピラミッド形の凹部2
59に代えて、三角形横断面にして、3つの力測定装置
254を互いに120゜ずつ離して配置すれば、三次元
測定に容易に発展させることができることは理解される
であろう。
【0033】図27は、三次元力測定ユニットの変更例
を示しており、ベース部261の壁に3つの力測定装置
254を互いに垂直に取り付けて、互いに垂直であるそ
れらの中心軸線260が力加入点257で交差するよう
にしており、対応の測定装置254の対応のプレート1
2に対応の端面271で係合している力加入部材270
に任意方向の力が作用する。このようにして、二次元力
測定ユニットに関連して前述した場合と同じ状況が得ら
れる。本発明によれば、例えば図26の力測定装置で
は、力測定装置254の中心長手方向軸線の交点である
点Mに作用するモーメントまたはモーメント成分が測定
される。力加入部材258を各力測定装置254の力加
入側から交点Mまで延出した構造またはロッドに代えた
構造にしてもよい。評価装置で適当な計算を行う場合、
力またはモーメント加入点は他の所望位置に設けること
ができる。
を示しており、ベース部261の壁に3つの力測定装置
254を互いに垂直に取り付けて、互いに垂直であるそ
れらの中心軸線260が力加入点257で交差するよう
にしており、対応の測定装置254の対応のプレート1
2に対応の端面271で係合している力加入部材270
に任意方向の力が作用する。このようにして、二次元力
測定ユニットに関連して前述した場合と同じ状況が得ら
れる。本発明によれば、例えば図26の力測定装置で
は、力測定装置254の中心長手方向軸線の交点である
点Mに作用するモーメントまたはモーメント成分が測定
される。力加入部材258を各力測定装置254の力加
入側から交点Mまで延出した構造またはロッドに代えた
構造にしてもよい。評価装置で適当な計算を行う場合、
力またはモーメント加入点は他の所望位置に設けること
ができる。
【0034】これに関連して、次に図28〜31を参照
しながら、1つまたは2つのアームレバーを用いたモー
メント測定の原理を説明する。図28に示されている力
測定装置300は、上記のいずれの実施例のものでもよ
いが、一例として図1の力測定装置とする。非対称的荷
重に無関係に、ブロック14(図1)の容積重心が存在
しており、この重心302は仮想回転支点として作用
し、ほとんど位置が変化しないことが、そのような力測
定装置300の重要な特徴である。その結果、モーメン
トの腕すなわち離設された力加入点から中心302まで
の距離が一定であるから、モーメントを正確に決定する
ことができる。図29及び30は、モーメント決定ユニ
ットの主要部をそれぞれ立面図及び平面図で示してい
る。秤の竿のように中心が力測定装置300上に回動可
能に支持されているバー304が、一方側で(図29の
左側で)少なくとも1つのさらなる力測定装置300
に、好ましくは時計回り方向に力加入点から等間隔の位
置に互いに離して設けられた2つの力測定装置に当接し
ており、力Fがバー304の右アーム(図29)に対し
て力加入点306に上から垂直方向に加えられている。
バー304は垂直面上で屈曲しているため、力測定装置
300の中心302及び好ましくは力加入点306が同
一(水平)面上に設けられている。前述したように、全
ての力測定装置300の中心302は位置が変わらない
ため、モーメントの腕a及びbは一定であるから、中央
の力測定装置300で力Fの量が測定されるのに対し
て、外側の力測定装置300では力Fのために中央の力
測定装置300の中心302回りに作用するモーメント
が正確に測定される。この場合、中央の力測定装置30
0の中心302が、加えられたモーメントに対する仮想
回転支点として機能する。
しながら、1つまたは2つのアームレバーを用いたモー
メント測定の原理を説明する。図28に示されている力
測定装置300は、上記のいずれの実施例のものでもよ
いが、一例として図1の力測定装置とする。非対称的荷
重に無関係に、ブロック14(図1)の容積重心が存在
しており、この重心302は仮想回転支点として作用
し、ほとんど位置が変化しないことが、そのような力測
定装置300の重要な特徴である。その結果、モーメン
トの腕すなわち離設された力加入点から中心302まで
の距離が一定であるから、モーメントを正確に決定する
ことができる。図29及び30は、モーメント決定ユニ
ットの主要部をそれぞれ立面図及び平面図で示してい
る。秤の竿のように中心が力測定装置300上に回動可
能に支持されているバー304が、一方側で(図29の
左側で)少なくとも1つのさらなる力測定装置300
に、好ましくは時計回り方向に力加入点から等間隔の位
置に互いに離して設けられた2つの力測定装置に当接し
ており、力Fがバー304の右アーム(図29)に対し
て力加入点306に上から垂直方向に加えられている。
バー304は垂直面上で屈曲しているため、力測定装置
300の中心302及び好ましくは力加入点306が同
一(水平)面上に設けられている。前述したように、全
ての力測定装置300の中心302は位置が変わらない
ため、モーメントの腕a及びbは一定であるから、中央
の力測定装置300で力Fの量が測定されるのに対し
て、外側の力測定装置300では力Fのために中央の力
測定装置300の中心302回りに作用するモーメント
が正確に測定される。この場合、中央の力測定装置30
0の中心302が、加えられたモーメントに対する仮想
回転支点として機能する。
【0035】バー304の2アーム構造または支持の変
更例として、図29及び30の左側の水平方向に互いに
離れた2つの力測定装置300、特にそれらの中心30
2を仮想回転支点として利用し、中央の力測定装置が中
心302でバー304に作用する力を測定するようにす
れば、1アーム構造になる。a=2bであると仮定する
と、力2Fが測定され、仮想回転点に作用するモーメン
トは2bFすなわちaFである。ここで、仮想回転支点
として利用されているだけの部材は力測定装置として構
成する必要がない、すなわち圧力センサ30(図1)は
完全に省略したり、あるいは回路接続しないようにする
ことができることに注意されたい。図31は、モータ3
08が両側で力測定装置300上に支持されており、そ
れらの中心302間は一定距離Dになっているさらなる
実施例を示している。回転方向がモータの矢印303で
示されている反時計回り方向である場合、右側の力測定
装置300、特にその中心302が仮想回転支点として
機能し、左側の力測定装置300が測定する力にDを掛
けた値が、モータ308のトルクすなわちモーメントで
ある。
更例として、図29及び30の左側の水平方向に互いに
離れた2つの力測定装置300、特にそれらの中心30
2を仮想回転支点として利用し、中央の力測定装置が中
心302でバー304に作用する力を測定するようにす
れば、1アーム構造になる。a=2bであると仮定する
と、力2Fが測定され、仮想回転点に作用するモーメン
トは2bFすなわちaFである。ここで、仮想回転支点
として利用されているだけの部材は力測定装置として構
成する必要がない、すなわち圧力センサ30(図1)は
完全に省略したり、あるいは回路接続しないようにする
ことができることに注意されたい。図31は、モータ3
08が両側で力測定装置300上に支持されており、そ
れらの中心302間は一定距離Dになっているさらなる
実施例を示している。回転方向がモータの矢印303で
示されている反時計回り方向である場合、右側の力測定
装置300、特にその中心302が仮想回転支点として
機能し、左側の力測定装置300が測定する力にDを掛
けた値が、モータ308のトルクすなわちモーメントで
ある。
【0036】そのような多次元力測定ユニットまたはモ
ーメント測定ユニットには、図1に示されている力測定
装置10だけでなく、以上に説明されているいずれの実
施例の力測定装置でも使用できることに注意されたい。
ジャケットの代わりにコルセットを用いた力測定装置、
あるいはその逆のものも使用できることに特に注意され
たい。力の分散が予想される場合、非常に異なった力を
測定する装置254または300は同一にする必要はな
く、測定精度を向上させることができるようにそれぞれ
の力領域に合わせて設計することができる。すなわち、
多次元力測定ユニット250の実施例は、本発明による
力測定装置254等の優れた利点をはっきり示してい
る。力加入部材258のどのような傾斜も、力測定装置
254の弾性的な後退によって容易に補償される。ジャ
ケットを用いた力測定装置の製造は、コルセットを用い
たものと同じである。ベローズまたはジャケット11
8、168等は内側を湿潤剤で前処理し、エラストマー
材用の事前調合された、好ましくは液状の混合物を流し
込み、射出、圧縮等の方法で充填してから、使用した開
始素材に応じて硬化、結合、加硫等でエラストマー材を
固化させる。これは、真空を加えるか、遠心分離法によ
って実施できる。図21及び22の実施例の場合、ベロ
ーズまたはジャケットを挿入した型によって成形され
る。ブロックは個別に成形する代わりに、事前形成ロッ
ドから切削してもよい。
ーメント測定ユニットには、図1に示されている力測定
装置10だけでなく、以上に説明されているいずれの実
施例の力測定装置でも使用できることに注意されたい。
ジャケットの代わりにコルセットを用いた力測定装置、
あるいはその逆のものも使用できることに特に注意され
たい。力の分散が予想される場合、非常に異なった力を
測定する装置254または300は同一にする必要はな
く、測定精度を向上させることができるようにそれぞれ
の力領域に合わせて設計することができる。すなわち、
多次元力測定ユニット250の実施例は、本発明による
力測定装置254等の優れた利点をはっきり示してい
る。力加入部材258のどのような傾斜も、力測定装置
254の弾性的な後退によって容易に補償される。ジャ
ケットを用いた力測定装置の製造は、コルセットを用い
たものと同じである。ベローズまたはジャケット11
8、168等は内側を湿潤剤で前処理し、エラストマー
材用の事前調合された、好ましくは液状の混合物を流し
込み、射出、圧縮等の方法で充填してから、使用した開
始素材に応じて硬化、結合、加硫等でエラストマー材を
固化させる。これは、真空を加えるか、遠心分離法によ
って実施できる。図21及び22の実施例の場合、ベロ
ーズまたはジャケットを挿入した型によって成形され
る。ブロックは個別に成形する代わりに、事前形成ロッ
ドから切削してもよい。
【0037】最後に再び図32を参照すると、本発明に
よる力測定装置を用いることによっていかに優れた利点
が得られるかが以上の説明及び実施例からわかるであろ
う。本発明による力測定装置を用いれば、温度膨張、荷
重による屈曲、風による横力及び/または垂直軸線回り
のねじれ移動の影響を補償することができる。橋、機械
等の高精度の力測定が望まれる他の装置でも同様な支持
体を用いることができる。その場合、プレート12及び
16は、ブロック14の端面が完全に覆われる限り、い
ずれの所望形状にしてもよい。
よる力測定装置を用いることによっていかに優れた利点
が得られるかが以上の説明及び実施例からわかるであろ
う。本発明による力測定装置を用いれば、温度膨張、荷
重による屈曲、風による横力及び/または垂直軸線回り
のねじれ移動の影響を補償することができる。橋、機械
等の高精度の力測定が望まれる他の装置でも同様な支持
体を用いることができる。その場合、プレート12及び
16は、ブロック14の端面が完全に覆われる限り、い
ずれの所望形状にしてもよい。
【図1】本発明の第1実施例による力伝達部材を用いた
力測定装置の縦断面図である。
力測定装置の縦断面図である。
【図2】図1と同様な図であるが、力測定装置に荷重を
加えた状態を示している。
加えた状態を示している。
【図3】及び
【図4】第1実施例の変更例の縦断面図である。
【図5】〜
【図10】圧力センサを埋め込んだ本発明のさらなる実
施例による力測定装置の縦断面図である。
施例による力測定装置の縦断面図である。
【図11】及び
【図12】力伝達部材がリング形構造である本発明のさ
らなる実施例による力測定装置の縦断面図である。
らなる実施例による力測定装置の縦断面図である。
【図13】〜
【図16】本発明のさらなる実施例及びその様々な変更
例による力伝達部材を用いた力測定装置の縦断面図であ
る。
例による力伝達部材を用いた力測定装置の縦断面図であ
る。
【図17】〜
【図19】図16と同様な図であるが、図16の力伝達
部材を変更した実施例を示している。
部材を変更した実施例を示している。
【図20】リング形実施例の縦断面図である。
【図21】ブロック形実施例の縦断面図である。
【図22】例えば図21の力伝達部材を用いた力測定装
置の縦断面図である。
置の縦断面図である。
【図23】〜
【図25】平板状のほぼ自立形力伝達部材を用いた本発
明の実施例による力測定装置を示している。
明の実施例による力測定装置を示している。
【図26】及び
【図27】実施例に従った幾つかの力測定装置を有する
多次元力測定ユニットを示している。
多次元力測定ユニットを示している。
【図28】〜
【図31】モーメントを決定するため実施例に従った力
測定装置を用いた力測定ユニットを示している。
測定装置を用いた力測定ユニットを示している。
【図32】本発明による力測定装置を用いるための装置
の一例の概略図である。
の一例の概略図である。
10 力測定装置
14 エラストマーブロック
18 コイルばね
30 圧力センサ
Claims (6)
- 【請求項1】 力及び/またはモーメント測定装置用の
力伝達部材であって、ほとんど圧縮しないエラストマー
材製のブロックを備えており、 前記ブロック内またはそのエラストマー材に密着させて
設けられた少なくとも1つの力または圧力センサへ力を
伝達できるように、前記ブロックは密着状に包囲され
て、軸方向の力測定方向には変形可能であるが、それに
ほぼ直交する横断面方向にはほとんど伸縮しないように
したことを特徴とする力伝達部材。 - 【請求項2】 圧力センサがエラストマーのブロック内
に埋め込まれているかそのエラストマーに密着させて設
けられおり、圧力センサは好ましくはブロック内に一体
化されている形状安定性の支持体内に保持され、その支
持体は、各孔にエラストマー材がほぼ充填されている穿
孔プレートである力伝達部材を用いたことを特徴とする
力測定装置。 - 【請求項3】 前述の力伝達部材を設けた力測定装置
が、測定すべき力成分の各方向に対してベース部上に支
持されている一方、各力測定装置の対応の力移入側に
は、共通の力またはモーメント加入部材によって対応の
力成分の対応方向の荷重が加えられていることを特徴と
する多次元力及び/またはモーメント測定ユニット。 - 【請求項4】 力加入点と回転支点との間に好ましくは
一定長さの実際または仮想のレバーアームを設けたモー
メント測定ユニットであって、回転支点として前述の少
なくとも1つの力伝達部材を、必要に応じて圧力センサ
を取り外して使用し、少なくとも1つのさらなる力伝達
部材を用いてレバーアームに作用する力を決定し、力伝
達部材の中心点が仮想回転支点として機能すると共に、
力方向にほぼ直交する同一面上に位置し、力加入点もこ
の平面上に位置するようにしたことを特徴とするモーメ
ント測定ユニット。 - 【請求項5】 力測定装置用の力伝達部材を製造する方
法であって、エラストマー材内で軸方向の力測定方向に
は変形可能であるがそれにほぼ直交する横断面方向には
ほとんど伸縮しない外装体を少なくとも部分的に流し込
み成形し、必要に応じて外装体を型として利用すること
を特徴とする方法。 - 【請求項6】 力伝達部材を設けた力測定装置またはユ
ニットの、自己完備形ユニットとして、または重量を測
定または監視すべき装置、例えば貯蔵所、バンカー、
橋、機械等を支持するため、または2つの平行平面板の
間に挟まれたエラストマー材の中間層内に多数の圧力セ
ンサを分散配置し、前記層を外装体で包囲した平板形台
ばかりとしての使用。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19914102931 DE4102931A1 (de) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | Kraftmessvorrichtung und verfahren zu deren herstellung |
DE4102931.3 | 1991-01-31 | ||
DE19914110356 DE4110356A1 (de) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | Kraftmessvorrichtung und verfahren zu deren herstellung |
DE4110356.4 | 1991-03-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526743A true JPH0526743A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=25900666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3322445A Pending JPH0526743A (ja) | 1991-01-31 | 1991-11-12 | 力またはモーメント測定装置用の力伝達部材 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5291795A (ja) |
EP (1) | EP0496956B1 (ja) |
JP (1) | JPH0526743A (ja) |
AT (1) | ATE147854T1 (ja) |
DE (1) | DE59108490D1 (ja) |
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KR100758072B1 (ko) * | 2003-02-13 | 2007-09-11 | 닛토덴코 가부시키가이샤 | 수분산형 감압성 접착제 조성물 및 감압성 접착제 제품 |
KR101008666B1 (ko) * | 2008-06-24 | 2011-01-17 | 한국전력공사 | 강관주 송전철탑 기초 모멘트 시험 장치 |
JP2016121975A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | ヤマハ株式会社 | 歪み検出センサ素子及び外力検出アレイモジュール |
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US5905212A (en) * | 1997-06-04 | 1999-05-18 | Continental Emsco Company | Load and deflection measurement system for elastomeric bearings |
US6044722A (en) * | 1999-03-29 | 2000-04-04 | Fragnito; Frank A. | Variable torque transmission |
US6694823B2 (en) * | 2000-03-23 | 2004-02-24 | Wisconsin Alumni Research Foundation | Apparatus and method for testing material performance |
DE10247404B4 (de) * | 2002-10-04 | 2007-10-18 | T & T Medilogic Medizintechnik Gmbh | Sensor zum Erfassen von Kräften nach Größe und Richtung und daraus gebildete Druckmessplatte |
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US8327713B2 (en) | 2008-12-03 | 2012-12-11 | Rosemount Inc. | Method and apparatus for pressure measurement using magnetic property |
US7954383B2 (en) * | 2008-12-03 | 2011-06-07 | Rosemount Inc. | Method and apparatus for pressure measurement using fill tube |
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US8132464B2 (en) | 2010-07-12 | 2012-03-13 | Rosemount Inc. | Differential pressure transmitter with complimentary dual absolute pressure sensors |
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WO2019023552A1 (en) | 2017-07-27 | 2019-01-31 | Nextinput, Inc. | PIEZORESISTIVE AND PIEZOELECTRIC FORCE SENSOR ON WAFER AND METHODS OF MANUFACTURING THE SAME |
US11579028B2 (en) | 2017-10-17 | 2023-02-14 | Nextinput, Inc. | Temperature coefficient of offset compensation for force sensor and strain gauge |
WO2019099821A1 (en) * | 2017-11-16 | 2019-05-23 | Nextinput, Inc. | Force attenuator for force sensor |
CN113218753A (zh) * | 2021-04-21 | 2021-08-06 | 北京力优科技有限公司 | 力及力矩复合传感器 |
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