JPH0526717Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0526717Y2 JPH0526717Y2 JP1986092744U JP9274486U JPH0526717Y2 JP H0526717 Y2 JPH0526717 Y2 JP H0526717Y2 JP 1986092744 U JP1986092744 U JP 1986092744U JP 9274486 U JP9274486 U JP 9274486U JP H0526717 Y2 JPH0526717 Y2 JP H0526717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- microwave oven
- recesses
- radio wave
- radio waves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 230000003670 easy-to-clean Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本案は電子レンジのドアーとその対抗壁面にお
ける電子レンジの電波漏洩防止装置に関する。
ける電子レンジの電波漏洩防止装置に関する。
(ロ) 従来の技術
従来技術には、電波漏洩防止装置としてチヨー
ク機構（特公昭49−5693号公報参照）が周知であ
るが、斯るチヨーク機構は、加熱室の開口外周に
沿つた方と直角な方向へ進む電波が漏れないよう
につくられているため、ドアーと加熱室前面板と
の隙間を斜め方向に向かう電波はチヨーク機構で
抑制できず漏洩している。そのためドアーのチヨ
ーク機構の外方に電波吸収体などを設けてこれら
の漏れ電波を防止していた。
ク機構（特公昭49−5693号公報参照）が周知であ
るが、斯るチヨーク機構は、加熱室の開口外周に
沿つた方と直角な方向へ進む電波が漏れないよう
につくられているため、ドアーと加熱室前面板と
の隙間を斜め方向に向かう電波はチヨーク機構で
抑制できず漏洩している。そのためドアーのチヨ
ーク機構の外方に電波吸収体などを設けてこれら
の漏れ電波を防止していた。
又、特公昭52−7585号公報のように、ドアー又
はその対向壁面にスリツトを設けたものがある
が、このツリツトの加工やスリツトへの食品カス
のつまりなどがあり望ましくない。
はその対向壁面にスリツトを設けたものがある
が、このツリツトの加工やスリツトへの食品カス
のつまりなどがあり望ましくない。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点
本案は、前述せるドアーと対向壁面との間隙を
斜めに進行する電波の漏洩を、簡単な構造により
防止するものである。
斜めに進行する電波の漏洩を、簡単な構造により
防止するものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段
本案は、チヨーク機構を有する電子レンジのド
アー又はその対抗壁面において、その接触面部に
は、所定間隔毎に凹所を設け、その各凹所間の寸
法、及び前記ドアーの外周に沿つた前記各凹所の
幅を夫々、使用電波の波長の1/4にしたことを特
徴とする。
アー又はその対抗壁面において、その接触面部に
は、所定間隔毎に凹所を設け、その各凹所間の寸
法、及び前記ドアーの外周に沿つた前記各凹所の
幅を夫々、使用電波の波長の1/4にしたことを特
徴とする。
(ホ) 作用
この様な凹部を設けることによつて、ドアとそ
の対向壁面との間隙を斜めに進行する電波の漏洩
を顕著に抑制できる。
の対向壁面との間隙を斜めに進行する電波の漏洩
を顕著に抑制できる。
(ヘ) 実施例
第１図乃至第３図は本考案の一実施例の電子レ
ンジを示す。
ンジを示す。
１は電子レンジ本体にして、フレーム２にはド
アー３が蝶着され、該ドアーは加熱室４の前面板
５と対抗している。６はコントロールパネルを示
す。このドアー３は閉成時、加熱室４の前面板５
と当接し、加熱室４に供給される電波の漏洩を防
止する。即ちドアー３はチヨーク機構７を有して
いて、電波の漏洩を防止する。更に、このドアー
３と前面板５との当接部のいずれか、本実施例で
は、ドアー３側の当接部３′に連続的に凹所８が
設けられている。斯る凹所８の互いの離間寸法t1
はλ／４（λ：使用電波の波長）であると共に、
ドアー３の外周に沿つた各凹所８の幅t2もλ／４
である。そして、凹部８の周囲には加熱室４から
の熱風などが漏れないように、当り部９，１０が
設けられている。１１はチヨーク誘電体で、チヨ
ーク開口部を閉塞している。１２はパンチング板
である。本実施例では、このパンチング板１２
が、ドアー本体３のチヨーク溝７に延在せしめら
れ、その延在部が前記当接部３′となつている。
アー３が蝶着され、該ドアーは加熱室４の前面板
５と対抗している。６はコントロールパネルを示
す。このドアー３は閉成時、加熱室４の前面板５
と当接し、加熱室４に供給される電波の漏洩を防
止する。即ちドアー３はチヨーク機構７を有して
いて、電波の漏洩を防止する。更に、このドアー
３と前面板５との当接部のいずれか、本実施例で
は、ドアー３側の当接部３′に連続的に凹所８が
設けられている。斯る凹所８の互いの離間寸法t1
はλ／４（λ：使用電波の波長）であると共に、
ドアー３の外周に沿つた各凹所８の幅t2もλ／４
である。そして、凹部８の周囲には加熱室４から
の熱風などが漏れないように、当り部９，１０が
設けられている。１１はチヨーク誘電体で、チヨ
ーク開口部を閉塞している。１２はパンチング板
である。本実施例では、このパンチング板１２
が、ドアー本体３のチヨーク溝７に延在せしめら
れ、その延在部が前記当接部３′となつている。
ここに本案のものでは前記凹所８が電波漏洩防
止作用をすることの具体的説明を略すが、前記凹
所８はいわゆる多段定在波回路による減衰作用を
もちドアーの外周に沿つた方向への電波伝播を防
止するものである。この理論は特公昭49−39571
号公報に記載されている。従つて、ドアー３と加
熱室前面板５との隙間を斜めに進行する電波は極
めて少なくなる。しかも構造簡単でもある。
止作用をすることの具体的説明を略すが、前記凹
所８はいわゆる多段定在波回路による減衰作用を
もちドアーの外周に沿つた方向への電波伝播を防
止するものである。この理論は特公昭49−39571
号公報に記載されている。従つて、ドアー３と加
熱室前面板５との隙間を斜めに進行する電波は極
めて少なくなる。しかも構造簡単でもある。
第４図は本案の他の実施例を示し、この場合凹
部８の周囲には前述のように当り部９，１０が設
けられていない。
部８の周囲には前述のように当り部９，１０が設
けられていない。
(ト) 考案の効果
本考案によれば、簡単な構造により電波漏洩を
顕著に抑制できるとともに、加熱中、被加熱物が
吹き出してもチヨーク機構内に容易に被加熱物が
進入しないので、清掃も容易となり、常に清潔さ
が保つことができる。
顕著に抑制できるとともに、加熱中、被加熱物が
吹き出してもチヨーク機構内に容易に被加熱物が
進入しないので、清掃も容易となり、常に清潔さ
が保つことができる。
図面は本案実施例の電子レンジを示し、第１図
は斜視図、第２図はドアー閉成状態の要部断面
図、第３図はドアーの一部切欠斜視図、第４図は
他の実施例の一部切欠斜視図である。 ３……ドアー、４……加熱室、７……チヨーク
機構、３′……ドアー側の当接部、８……凹所。
は斜視図、第２図はドアー閉成状態の要部断面
図、第３図はドアーの一部切欠斜視図、第４図は
他の実施例の一部切欠斜視図である。 ３……ドアー、４……加熱室、７……チヨーク
機構、３′……ドアー側の当接部、８……凹所。
Claims (1)
- チヨーク機構を有する電子レンジのドアー又は
その対抗壁面において、その接触面部には、所定
間隔毎に凹所を設け、その各凹所間の寸法、及び
前記ドアーの外周に沿つた前記各凹所の幅を夫々
使用電波の波長の1/4にしたことを特徴とする電
子レンジの電波漏洩防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986092744U JPH0526717Y2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986092744U JPH0526717Y2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63499U JPS63499U (ja) | 1988-01-05 |
| JPH0526717Y2 true JPH0526717Y2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=30954722
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986092744U Expired - Lifetime JPH0526717Y2 (ja) | 1986-06-17 | 1986-06-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526717Y2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5866287A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-20 | 株式会社日立ホームテック | 高周波加熱装置 |
| JPS5923435A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-06 | Toshiba Corp | 鞍型偏向コイル装置 |
| JPS6035195U (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-11 | 三菱重工業株式会社 | 熱間静水圧プレス装置用加熱ヒ−タ |
-
1986
- 1986-06-17 JP JP1986092744U patent/JPH0526717Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5866287A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-20 | 株式会社日立ホームテック | 高周波加熱装置 |
| JPS5923435A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-06 | Toshiba Corp | 鞍型偏向コイル装置 |
| JPS6035195U (ja) * | 1983-08-18 | 1985-03-11 | 三菱重工業株式会社 | 熱間静水圧プレス装置用加熱ヒ−タ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63499U (ja) | 1988-01-05 |
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