JPH0526718Y2 - - Google Patents

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JPH0526718Y2
JPH0526718Y2 JP1987069034U JP6903487U JPH0526718Y2 JP H0526718 Y2 JPH0526718 Y2 JP H0526718Y2 JP 1987069034 U JP1987069034 U JP 1987069034U JP 6903487 U JP6903487 U JP 6903487U JP H0526718 Y2 JPH0526718 Y2 JP H0526718Y2
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door
main body
operation panel
wave shielding
radio wave
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JP1987069034U
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  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ドア側に設けた操作パネルと本体側
に設けた制御部とをリード線を介して電気的に接
続するようにした電子レンジに関するものであ
る。
〔従来技術〕
従来の電子レンジに置いては、機器のコンパク
ト化又は外観上の問題から操作パネルをドア側に
設け、この操作パネルと本体側に設けた制御部と
をリード線を介して電気的に接続するようにして
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記構造のものにあつてはリード線の配線の仕
方に問題があり、リード線が外部に露出すると体
裁が悪く、又リード線も長く必要となり、かとい
つてドアに形成したチヨーク構造内を貫通させる
場合には上記リード線にマイクロ波のノイズが入
つて電気的誤動作を生じるという欠点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、第1図に示すように操作パネルをド
アに組み込むと共に、該操作パネルと本体側に設
けた制御部とをリード線を介して電気的に接続す
るようにした電子レンジに於いて、上記操作パネ
ルからのリード線をドアのチヨーク構造内を挿通
して本体側に導出するようになすと共に、該チヨ
ーク構造内には上記リード線を電波より保護する
電波遮蔽部材を設けている。
〔作用〕
本考案によれば、操作パネルからのリード線を
ドアのチヨーク構造内を貫通させることで電気的
接続が最短距離で良く、従つてリード線が短かく
てよいと共に、チヨーク構造内に於いても電波遮
蔽部材によつてリード線への電波を遮蔽するため
に本体側に設けた制御部にノイズが入らず、電気
的誤動作を生じることがない。
〔実施例〕
1はマイクロ波加熱を行なうためにマグネトロ
ンや制御部を備えた電子レンジ本体(以下本体と
称す)にして、その前面開口部には開閉自在なド
ア2が設けられている。
ドア2は第3図に示す如く金属板にて形成され
るドアパネル3と該ドアパネル3の前面を被覆す
るドアフレーム4とからなつて居り、上記ドアパ
ネル3の内面周囲には電波漏れを防止するための
チヨーク部5が形成されると共に、その一側部下
方には金属板からなるドアヒンジAが取り付けら
れ、このドアヒンジAに本体1側より突出する今
一つのドアヒンジBの突出ピン6が挿通されるよ
うになつている。上記ドアヒンジAはドアパネル
3の壁面とで電波が入り込まない電波遮蔽空間7
を形成し、該電波遮蔽空間7の一部に後述するリ
ード線の挿通孔8を形成している。本実施例に於
いては上記電波遮蔽空間7を形成するにあたつて
ドアヒンジAを利用しているが、別部材であつて
も良く、電波遮蔽を行なえるものであればどのよ
うなものであつても良い。
又、上記ドアフレーム4はその一部にキーシー
ト9を設けた操作パネル10を装着して居り、該
操作パネル10から導出されたリード線11はド
アフレーム4とドアパネル3との間を通して挿通
孔8より電波遮蔽空間7内を貫通し、上記本体1
側の制御部と電気的に接続される。
従つて、上記構成によれば、操作パネル10か
らのリード線11はチヨーク部5内に設けられた
電波遮蔽空間7を通して本体1側の制御部に接続
されるから最短距離を通して電気的接続が行なえ
ること勿論、チヨーク部5内に流入する電波の影
響を受けることがないので電気的誤動作を生じる
ことがない。又、上記実施例のように電波遮蔽部
をドアヒンジAで兼ねることにより構造が簡単と
なり、又ドアの開閉操作によつてリード線11が
捩れることもない。
〔効果〕
本考案は、以上の如く構成されるものであるか
ら、リード線が外部に露出することがなく外観的
に優れたものとなる他、最短距離で電気的接続が
行なえるのでリード線が短かくて済み、また、チ
ヨーク構造内をリード線が貫通しても電波遮蔽部
材により形成されたヒンジで電波を遮蔽している
のでノイズが入ることはなく、電気的誤動作を生
じることがない。
そして、電波遮蔽部材で形成されたヒンジとド
アの壁面とで形成した電波遮蔽空間を介してリー
ド線を通して本体側へ導出しているので、リード
線を電波から保護する部材を別途必要とせず、簡
単な構成とすることができ、しかも、ドアの開閉
操作によりリード線が捩れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電子レンジの一部切欠側面図、
第2図は同上電子レンジの正面図、第3図は同上
電子レンジのドア部分の縦断面図、第4図はドア
パネルの一部切欠背面図を示す。 1……本体、2……ドア、3……ドアパネル、
4……ドアフレーム、5……チヨーク部、A……
ドアヒンジ(電波遮蔽部材)、7……電波遮蔽空
間、8……挿通孔、10……操作パネル、11…
…リード線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 操作パネルをドアに組み込むと共に、該操作パ
    ネルと本体側に設けた制御部とをリード線を介し
    て電気的に接続するようにした電子レンジに於い
    て、 上記ドアを開閉自在に本体に取り付けるヒンジ
    を電波遮蔽部材により形成し、 上記操作パネルからのリード線をドアのチヨー
    ク構造内を挿通させると共に、該ヒンジとドアの
    壁面とで形成した電波遮蔽空間を通して本体側に
    導出したことを特徴とする電子レンジ。
JP1987069034U 1987-05-07 1987-05-07 Expired - Lifetime JPH0526718Y2 (ja)

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JP1987069034U JPH0526718Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JP1987069034U JPH0526718Y2 (ja) 1987-05-07 1987-05-07

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JPS63178099U JPS63178099U (ja) 1988-11-17
JPH0526718Y2 true JPH0526718Y2 (ja) 1993-07-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4637188B2 (ja) * 2008-01-30 2011-02-23 シャープ株式会社 加熱調理器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63259329A (ja) * 1987-04-14 1988-10-26 Sanyo Electric Co Ltd 電子レンジ

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JPS63259329A (ja) * 1987-04-14 1988-10-26 Sanyo Electric Co Ltd 電子レンジ

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