JPH05266935A - ケーブル接続用コネクタ - Google Patents

ケーブル接続用コネクタ

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JPH05266935A
JPH05266935A JP3088557A JP8855791A JPH05266935A JP H05266935 A JPH05266935 A JP H05266935A JP 3088557 A JP3088557 A JP 3088557A JP 8855791 A JP8855791 A JP 8855791A JP H05266935 A JPH05266935 A JP H05266935A
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JP
Japan
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cable
connector
groups
terminal
terminals
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3088557A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyonori Nakamura
清憲 中村
Yoshihito Tanaka
義仁 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hirose Electric Co Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Hirose Electric Co Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Hirose Electric Co Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Hirose Electric Co Ltd
Priority to JP3088557A priority Critical patent/JPH05266935A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 電話交換機システムの主配電盤を構成するマ
トリックスプリント基板同士をリンク配線するための複
数のケーブルを該プリント基板側のコネクタに接続する
場合等に使用されるコネクタ関し、コネクタの一方の面
からすべてのケーブルの接続作業を行え、ケーブル接続
のための工数を減少させる。 【構成】 各グループの端子の立ち上がり部を、グルー
プ毎に軸方向に互いに離れた位置に、上部が開放された
状態でハウジング本体の後部に上下二段に位置決め・固
定し、各端子グループA,Bに対応してシート状に平行
配列された二群M,Nのケーブル17,17’各々を立
ち上がり部に設けられたV字型溝に押し込んで各端子と
接続し、更に、ケーブル接続後の上下の端子グループ
A,B間を絶縁・分離するためのセパレータ2を両ケー
ブル群M,Nの間に設置し、更にセパレータ2を被覆・
固定するカバー3をハウジング本体に対して装着とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話交換機システムの
主配電盤(MDF)を構成するマトリックスプリント基
板同士をリンク配線するための複数のケーブルを該プリ
ント基板側のコネクタに接続する場合等に使用されるコ
ネクタの新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のMDFは、図7に示すような形状
の多数のマトリックスプリント基板20を複数のグルー
プに分けて配置して構成されている。そして、各グルー
プのプリント基板の入出力端子間を予め相互にリンク配
線して接続しておき、各グループの任意のプリント基板
の任意のマトリックス差点21にピン22を挿入するこ
とによって一つの導通回路が選択的に形成されるように
なっている。
【0003】各マトリックスプリント基板20の縁部領
域には、リンク配線される多数のケーブルを接続するた
めの多数のピンを具えた雄コネクタ23が固定されてい
る。この雄コネクタ23に嵌合するべき雌コネクタ24
は、図8に示すように、多数のケーブル25を接続する
ために、これを上下の2群M,Nに分けてそれぞれシー
ト状に並列したものを、樹脂成形されたハウジング本体
26内の端子30に接続して固定している。
【0004】雌コネクタ24の構造について、更に詳し
く述べると、樹脂製のセパレータ27の上下両面には、
端子30が、シート状に配列された各ケーブル群M,N
の各ケーブル25のピッチに対応して幅方向に位置決め
・配列されている。各群の端子の立ち上がり部28は、
セパレータ27の表面から外側に突出するように互いに
反対向きに起立している。又、端子先端のばね係合部2
9はハウジング26の前端領域に設けられているピン孔
31に対面し、該ピン孔31を通じて前記雄コネクタ2
3のピンが挿入され、このバネ係合部29と弾発的に嵌
合するようになっている。
【0005】前記立ち上がり部28には、図9に示すよ
うに端が開放されたV字型の溝32が設けられている。
各群M,N内のケーブル25は、その先端が揃うように
切り揃えられて、該先端からやや内側の領域で前記溝3
2内にその開放端を通じて矢印の方向に押し込まれる。
V字型溝32は奥の方が狭くなっているので、押し込ま
れるにつれてケーブル25はその表面の絶縁被覆を溝の
内壁によって切り裂かれ、最も奥に到達した時には、中
心の銅線部分が溝32の内壁に直接接触して端子30に
対して電気的に接続される。
【0006】その後、仕切り板27の両面に対してカバ
ー34,35が取付けられ、立ち上がり部28を被覆す
ると共に、ケーブル25を押さえてその位置を固定す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような構造のコネ
クタに前述のケーブルの接続を行う場合、先ず、シート
状に配列された一方のケーブル群Aを仕切り板27の一
方の面に接続し、これにカバー34を装着した後に、反
対側の面に他方のケーブル群Bを接続する作業を行って
いる。このため、各ケーブル群の接続作業を行う際には
作業面が表側に来るようにハウジング全体をひっくり返
す工程が必要であり、接続のための工数を増加させる一
因ともなっていた。
【0008】本発明はこうした従来技術の問題点を解決
し、コネクタの一方の面からすべてのケーブルの接続作
業を行うことが可能なコネクタ構造を提供し、ケーブル
接続のための工数を減少させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は、樹脂製のコ
ネクタハウジング本体内に、前後端にそれぞればね係合
部と立ち上がり部を具えた複数の端子を二つのグループ
に分けて収容し、両グループの端子をその立ち上がり部
を同方向に上向きに直立させた姿勢で、それぞれ、異な
る高さの平面上に軸方向に平行に整列すると共に、各グ
ループの端子の立ち上がり部を、グループ毎に軸方向に
互いに離れた位置に、上部が開放された状態で前記コネ
クタハウジング本体の後部に上下二段に位置決め・固定
し、前記各端子グループに対応してシート状に平行配列
された二群のケーブルを準備し、各ケーブルを前記立ち
上がり部に設けられたV字型溝に押し込んで各端子と接
続するようになし、更に、ケーブル接続後の上下の端子
グループ間を絶縁・分離するためのセパレータを前記両
ケーブル群の間に設置し、更に該セパレータを被覆・固
定するカバーを前記コネクタハウジング本体に対して装
着したことを特徴とするケーブル接続用コネクタによっ
て達成される。
【0010】
【作用】コネクタハウジング本体の後部に2段に配列さ
れた上下の端子グループの各端子は、いずれも同じ方向
に直立したた立ち上がり部を有している。このコネクタ
にケーブルを接続するには、先ず、下部グループの各端
子のV字型溝に対してケーブルを接続する。そして、セ
パレータを装着して接続箇所を保護すると共に接続され
たケーブルを押さえて位置を固定する。次ぎに、上部グ
ループの各端子とケーブルとを同様にして接続し、これ
にカバーを装着して作業を完了する。
【0011】このように、本発明においてはコネクタハ
ウジング本体の同一面側から上下両グループの端子に対
してケーブルの接続ができるので、作業性が良好とな
り、工数が削減できる。以下、図面に示す好適実施例に
基づいて、本発明を更に詳細に説明する。
【0012】
【実施例】図1は本発明のコネクタの第1実施例の構成
を示す分解斜視図である。このコネクタは、多数の端子
4を整列して収容した樹脂製のコネクタのハウジング本
体1,セパレータ2,及びカバー3とで構成されてい
る。各端子4は、図2に示すように、従来例と同じくそ
の前後にばね係合部5と立ち上がり部6を具え、該立ち
上がり部には上端が開放されたV字型の溝7が設けられ
ているが、前述の例と異なる点は、長さが違う長短2種
類の群A,Bに分かれていることである。
【0013】ハウジング本体1は樹脂成形品であり、前
半部は上下壁1a,1b及び両側壁1cからなる直方体
状の箱型をなし、前壁にはハウジング本体内に収容され
た前記端子4のばね係合部5に対面して多数のピン孔8
が穿孔されている。一方、前記下壁1bは後方に所定の
長さだけ突出して延長部9を形成し、その上方にこれよ
りも短く突出した段部10と共に階段状の後半部を形成
している。
【0014】長い方の端子4は前記延長部9上に所定の
ピッチで配列され、その先端のばね係合部5をハウジン
グ本体1の内部に挿入した状態で位置決めされている。
短い方の端子4’は、段部10上に配列され、同じよう
に先端をハウジング本体内部に挿入されている。即ち、
両群の端子4,4’は、それぞれ高さの異なる延長部9
と段部10の平面上に固定され、その後端の立ち上がり
部6,6’は互いに長さ方向にずれた位置で、上向きに
直立した姿勢でそれぞれ一線上に整列している。以下、
これら2群に分かれた端子4,4’をそれぞれ「下段の
端子群A」及び「上段の端子群B」と称する。
【0015】前記延長部9には、各端子4に対応して複
数のケーブル位置決め用溝11が設けられている。前記
セパレータ2は、ハウジング本体1に装着された下段の
端子群Aとこれに続く溝11の領域を被覆するサイズを
有する樹脂製の板であり、前記溝11に対応するケーブ
ル位置決め用溝12をその上面に具えている。そして、
これがその両側面に設けられている嵌合部13をハウジ
ング本体側のロック用突起14に係合させて装着される
と、その上面が前記段部10の高さと同一平面になり、
上段の端子群Bの立ち上がり部6’の先端はセパレータ
2の上面よりの上に露出するようになっている。
【0016】前記カバー3は、コネクタハウジング1の
後半部を被覆する樹脂製の板であり、その両側面に設け
られている嵌合部15をハウジング本体側のロック用突
起16に係合させて装着されると、前記セパレータ2を
含むハウジング本体の後半部全体がカバーされる。以
下、このような構成の本発明のコネクタを組み立てる手
順について説明する。
【0017】先ず、上下両段の端子群A,Bの各端子に
接続されるべき所定本数のケーブル17,17’を先端
を揃えて、端子の配列ピッチに等しい所定のピッチで平
面状に並列し、その上面を粘着性プラスチックシート1
8で固定したケーブルシートM,Nを準備する。このケ
ーブルシートMをハウジング本体1の後半部に露出して
いる下段の端子群Aの立ち上がり部6のV字型溝7に上
から一挙に押し込み、前述のように絶縁被覆を破ってこ
れに電気的に接続させる。
【0018】そして、セパレータ2を端子群Aとこれに
接続されたケーブルシートMの上に載せてこれを覆い、
ハウジング本体1に装着して固定する。この時、ケーブ
ル17は延長部9の溝11とセパレータ2の下面とに挟
まれて確実に位置決めされる。次ぎにケーブルシートN
を上段の端子群Bに対して前と同様に適用し、両者を電
気的に接続する。そして、その上から前記カバー3を装
着して、これを固定する。この時、ケーブル17’はセ
パレータ2の上面の溝12とカバー3の下面との間に挟
まれて確実に位置決めされる。
【0019】このようにして、図3に示すように、各部
品が互いに一体化された本発明のコネクタが完成する。
図4は、本発明のコネクタの第2実施例の分解斜視図を
示す。この例では、第1実施例における各端子群A,B
内の各端子4を、一つ置きに千鳥状に前後及び上下に僅
かにずらして2列に配置し、以て配列ピッチを実質的に
小さくして高密度実装を可能にしている。
【0020】このように千鳥状に配置される端子4は、
図5に示すようにその長さが異なると共に、図6に示す
ようにその立ち上がり部6の高さにも互いに差を有し、
配列された場合に立ち上がり部6の先端の高さが揃うよ
うに配慮されている。これによって、ケーブルシート
M,Nとの接続作業が円滑に行われる。
【0021】
【発明の効果】このように、本発明のコネクタによれ
ば、上下2段に分かれて配列された端子群に対するケー
ブルの接続作業を、コネクタの同じ面から実施すること
が可能になり、従来のように作業の途中でコネクタを裏
返す操作が不要となり、組立工数を節減することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコネクタの第1実施例の分解斜視図で
ある。
【図2】第1実施例で使用される端子の形状を示す側面
図である。
【図3】第1実施例のコネクタの側断面図である。
【図4】本発明のコネクタの第2実施例の分解斜視図で
ある。
【図5】第2実施例で使用される端子の形状を示す側面
図である。
【図6】同じく立ち上がり部の高さを示す正面図であ
る。
【図7】本発明のコネクタが適用されるマトリックスプ
リント基板の斜視図である。
【図8】従来のコネクタ構造の側断面図である。
【図9】端子の構造とケーブル接続の原理を示す正面図
である。
【符号の説明】
1…コネクタのハウジング本体 2…セパレータ 3…カバー 4,4’…端子 5…ばね係合部 6…立ち上がり部 7…V字型溝 8…ピン孔 9…延長部 10…段部 11,12…ケーブル位置決め用溝 13…セパレータの嵌合部 14,16…ロック用突起 15…カバーの嵌合部 17,17’…ケーブル 18…プラスチックシート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のコネクタハウジング本体(1)
    内に、前後端にそれぞればね係合部(5)と立ち上がり
    部(6)を具えた複数の端子(4,4’)を二つのグル
    ープ(A,B)に分けて収容し、両グループの端子
    (4,4’)をその立ち上がり部(6)を同方向に上向
    きに直立させた姿勢で、それぞれ、異なる高さの平面上
    に軸方向に平行に整列すると共に、各グループの端子
    (4,4’)の立ち上がり部(6)を、グループ毎に軸
    方向に互いに離れた位置に、上部が開放された状態で前
    記ハウジング本体(1)の後部に上下二段に位置決め・
    固定し、前記各端子グループ(A,B)に対応してシー
    ト状に平行配列された二群(M,N)のケーブル(1
    7,17’)を準備し、各ケーブルを前記立ち上がり部
    (6)に設けられたV字型溝(7)に押し込んで各端子
    (4,4’)と接続するようになし、更に、ケーブル接
    続後の上下の端子グループ(A,B)間を絶縁・分離す
    るためのセパレータ(2)を前記両ケーブル群(M,
    N)の間に設置し、更に該セパレータ(2)を被覆・固
    定するカバー(3)を前記ハウジング本体(1)に対し
    て装着したことを特徴とするケーブル接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 各グループ(A,B)内の端子(4,
    4’)が、一つ置きに千鳥状に前後に位置をずらせて2
    列に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記セパレータ(2)には、接続された
    ケーブル(17’)を位置決めするための溝(12)が
    設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載
    のコネクタ。
JP3088557A 1991-04-19 1991-04-19 ケーブル接続用コネクタ Withdrawn JPH05266935A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3088557A JPH05266935A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ケーブル接続用コネクタ

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JP3088557A JPH05266935A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ケーブル接続用コネクタ

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JPH05266935A true JPH05266935A (ja) 1993-10-15

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ID=13946172

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JP3088557A Withdrawn JPH05266935A (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ケーブル接続用コネクタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019142422A1 (ja) * 2018-01-22 2019-07-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019142422A1 (ja) * 2018-01-22 2019-07-25 株式会社オートネットワーク技術研究所 コネクタ
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Effective date: 19980711