JPH05266885A - 鉛蓄電池の電槽化成装置 - Google Patents
鉛蓄電池の電槽化成装置Info
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- JPH05266885A JPH05266885A JP4059960A JP5996092A JPH05266885A JP H05266885 A JPH05266885 A JP H05266885A JP 4059960 A JP4059960 A JP 4059960A JP 5996092 A JP5996092 A JP 5996092A JP H05266885 A JPH05266885 A JP H05266885A
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- Japan
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- rack
- water tank
- batteries
- battery
- water
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 重量物電池の集合体を出し入れするラックシ
ステムのなかで、水冷を可能にする具体的な手段を開発
し充電の温度管理と設備の設置効率の改善を実現する鉛
蓄電池の電槽化成装置を提供することを目的とする。 【構成】 複数のラック30と複数個の電池3を収納す
る水槽1と水槽1を搬送して所定のラック30に収納す
る搬送装置9を有し、ラック30上で水槽1と接合し充
電中の電池を冷却する冷却水を給排水機構を備え、その
冷却水の給排水は基本的にラック30上で行われる電槽
化成装置を開発した。さらにこの工程の中でラック充電
を一層安全及び効果的に果たす手段として、水槽1に収
納される複数の未化成充電電池3について通電用の一括
配線端子部19を備える構成と水素ガスや酸霧吸引用の
一括誘導配管部18を形成する構成を有し、ラック30
側にもこれら一括配線端子部19や一括誘導配管部18
と接合する配線や配管を設ける構成としたものである。
ステムのなかで、水冷を可能にする具体的な手段を開発
し充電の温度管理と設備の設置効率の改善を実現する鉛
蓄電池の電槽化成装置を提供することを目的とする。 【構成】 複数のラック30と複数個の電池3を収納す
る水槽1と水槽1を搬送して所定のラック30に収納す
る搬送装置9を有し、ラック30上で水槽1と接合し充
電中の電池を冷却する冷却水を給排水機構を備え、その
冷却水の給排水は基本的にラック30上で行われる電槽
化成装置を開発した。さらにこの工程の中でラック充電
を一層安全及び効果的に果たす手段として、水槽1に収
納される複数の未化成充電電池3について通電用の一括
配線端子部19を備える構成と水素ガスや酸霧吸引用の
一括誘導配管部18を形成する構成を有し、ラック30
側にもこれら一括配線端子部19や一括誘導配管部18
と接合する配線や配管を設ける構成としたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉛蓄電池の電槽化成装置
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】鉛蓄電池にとって化成充電工程は化学反
応を伴う最後の仕上げ工程であり性能を左右する重要な
工程である。また鉛蓄電池の化成充電工程は他の極板製
造工程や電池組み立て工程と比較し、設備投資費用が膨
大で生産効率が低いため、いかに生産性を向上させるこ
とが出来るかが鉛蓄電池を製造する上で大きな課題とな
っている。そのような中、この工程では充電中の効率を
高め性能を確保するために、一般にある程度の温度以下
に電解液の温度をセットし水で冷却しながら充電する方
法が最も多くとられている。ところがこの方法は水槽の
設置という装置の必要性と発熱の原因となる化成充電電
流を大きくできず、充電の必要な時間が長いという特殊
性から設備の利用効率が極めて低い工程でもある。そこ
で従来は利用効率を高める目的でラックを構成し、パレ
ットに乗せられた電池群をラックに運び充電する立体的
な充電設備が考案された。しかし立体ラック設備の中で
重い冷却水の入った水槽を形成し、その中で電池を乗せ
た重量物のパレットが揺れる水を乗せたまま出入りする
機構を実現するのには物理的に困難があった。そこで従
来では充電中の液の温度を制御する必要性を満たすため
に、自然風冷却や強制風冷却としたり注入する電解液を
冷却して用いたりして、充電電流を小さくすることによ
る充電時間の増加と温度管理の難しさの矛盾を回避しよ
うと努力されてきた。
応を伴う最後の仕上げ工程であり性能を左右する重要な
工程である。また鉛蓄電池の化成充電工程は他の極板製
造工程や電池組み立て工程と比較し、設備投資費用が膨
大で生産効率が低いため、いかに生産性を向上させるこ
とが出来るかが鉛蓄電池を製造する上で大きな課題とな
っている。そのような中、この工程では充電中の効率を
高め性能を確保するために、一般にある程度の温度以下
に電解液の温度をセットし水で冷却しながら充電する方
法が最も多くとられている。ところがこの方法は水槽の
設置という装置の必要性と発熱の原因となる化成充電電
流を大きくできず、充電の必要な時間が長いという特殊
性から設備の利用効率が極めて低い工程でもある。そこ
で従来は利用効率を高める目的でラックを構成し、パレ
ットに乗せられた電池群をラックに運び充電する立体的
な充電設備が考案された。しかし立体ラック設備の中で
重い冷却水の入った水槽を形成し、その中で電池を乗せ
た重量物のパレットが揺れる水を乗せたまま出入りする
機構を実現するのには物理的に困難があった。そこで従
来では充電中の液の温度を制御する必要性を満たすため
に、自然風冷却や強制風冷却としたり注入する電解液を
冷却して用いたりして、充電電流を小さくすることによ
る充電時間の増加と温度管理の難しさの矛盾を回避しよ
うと努力されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら充電時間
の短縮効果と充電設備の利用効率は依然低く、やはり水
冷効果にははるかにおよばないのが現実であって、ラッ
ク充電方式で水冷充電が実現されることが長い間の産業
界の課題であった。さらに充電中の爆発性水素ガスや腐
食や電気的リークの原因となる硫酸霧の排出処理の困難
さや液槽間の充電用電池間配線の困難さも手伝って、水
冷式ラック充電方式はなかなか実現しにくい実態でもあ
った。本発明はこのような課題を解決するもので重量物
電池の集合体を出し入れするラックシステムの中で水冷
を可能にする具体的な手段を開発し、高生産性と省スペ
ースによる設備利用効率を向上した鉛蓄電池の電槽化成
装置を提供することを目的とする。
の短縮効果と充電設備の利用効率は依然低く、やはり水
冷効果にははるかにおよばないのが現実であって、ラッ
ク充電方式で水冷充電が実現されることが長い間の産業
界の課題であった。さらに充電中の爆発性水素ガスや腐
食や電気的リークの原因となる硫酸霧の排出処理の困難
さや液槽間の充電用電池間配線の困難さも手伝って、水
冷式ラック充電方式はなかなか実現しにくい実態でもあ
った。本発明はこのような課題を解決するもので重量物
電池の集合体を出し入れするラックシステムの中で水冷
を可能にする具体的な手段を開発し、高生産性と省スペ
ースによる設備利用効率を向上した鉛蓄電池の電槽化成
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の鉛蓄電池の電槽化成装置は、複数のラックと、
複数の電池を収納する水槽と、前記水槽を搬送して所定
のラックに収納する搬送装置と、前記ラック上で前記水
槽と接合し充電中の電池を冷却する冷却水を給排水する
機構とを備え、前記冷却水の給排水を基本的にラック上
で行なうものである。さらに、水槽に収納される複数の
未化成電池の通電用配線の一括配線端子部と、水素ガス
と酸霧の排気の一括誘導配管接合部と、ラック側にも前
記一括配線端子との接合部と、前記一括誘導配管接合部
との接合部を設ける構成を有するものである。
本発明の鉛蓄電池の電槽化成装置は、複数のラックと、
複数の電池を収納する水槽と、前記水槽を搬送して所定
のラックに収納する搬送装置と、前記ラック上で前記水
槽と接合し充電中の電池を冷却する冷却水を給排水する
機構とを備え、前記冷却水の給排水を基本的にラック上
で行なうものである。さらに、水槽に収納される複数の
未化成電池の通電用配線の一括配線端子部と、水素ガス
と酸霧の排気の一括誘導配管接合部と、ラック側にも前
記一括配線端子との接合部と、前記一括誘導配管接合部
との接合部を設ける構成を有するものである。
【0005】
【作用】この構成により、冷却水の扱いを重量物の電池
の搬送工程から分離することによって不安定で重い水を
運ぶという無駄を無くし、搬送するものを電池の中の電
解液以外は固形化し揺れによる液体のこぼれやそれに伴
う漏電や腐食などの危険を無くし、機械的扱いを容易に
している。さらには冷却水の量や温度の管理はラックシ
ステム全体の一括管理とともに、各ラック充電槽の充電
進行に合わせた管理が可能となる。また通電配線端子を
一括集合してラックに備えた電源側の端子に簡易に接合
する機構は、どのような高い場所の接合に対しても電池
を水槽に収納する安全な場所で完了することと、電池を
冷却水が実質的にからの水槽内に設置するため配線を揺
れる水で濡らすことがなく実施できる。そして水槽自体
がそれに付随させる治具や装置を用いて安全な場所で電
池の排気機構を集合し一括排気しているので、配線端子
と同様にラックにセットするだけで簡単に爆発や酸霧か
らの危険を避けることができる。さらには充電のガス発
生量は充電の進行状態に従って特に末期に多くなるの
で、充電開始時間をずらせば充電進行に合わせた排気量
の調節をすることによって余分な設備の運転費用も削減
できる。このような効果は基本的に扱いにくい冷却水の
扱いを充電前後の電池集合体の搬送工程から分離するこ
とによって極めて容易となったものである。
の搬送工程から分離することによって不安定で重い水を
運ぶという無駄を無くし、搬送するものを電池の中の電
解液以外は固形化し揺れによる液体のこぼれやそれに伴
う漏電や腐食などの危険を無くし、機械的扱いを容易に
している。さらには冷却水の量や温度の管理はラックシ
ステム全体の一括管理とともに、各ラック充電槽の充電
進行に合わせた管理が可能となる。また通電配線端子を
一括集合してラックに備えた電源側の端子に簡易に接合
する機構は、どのような高い場所の接合に対しても電池
を水槽に収納する安全な場所で完了することと、電池を
冷却水が実質的にからの水槽内に設置するため配線を揺
れる水で濡らすことがなく実施できる。そして水槽自体
がそれに付随させる治具や装置を用いて安全な場所で電
池の排気機構を集合し一括排気しているので、配線端子
と同様にラックにセットするだけで簡単に爆発や酸霧か
らの危険を避けることができる。さらには充電のガス発
生量は充電の進行状態に従って特に末期に多くなるの
で、充電開始時間をずらせば充電進行に合わせた排気量
の調節をすることによって余分な設備の運転費用も削減
できる。このような効果は基本的に扱いにくい冷却水の
扱いを充電前後の電池集合体の搬送工程から分離するこ
とによって極めて容易となったものである。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例の鉛蓄電池の電槽化成
装置について図面を参照して説明する。
装置について図面を参照して説明する。
【0007】図2において、希硫酸が注液された電池3
を電池配置用ロボット2を用いて冷却水の入っていない
水槽1内の所定の位置に電池を配置する。なお、4は電
池端子部、5は電池液口部である。次に図3において、
電池3が配置された水槽1と通電用の一括配線端子部1
9と酸霧吸引用の一括誘導配管部18が取り付けられた
接続用治具6の接続状態を示す。ここで6は接続用治
具、7は通電用接続端子、8は酸霧吸引用フードであ
る。次いで図4において、水槽搬送用の搬送装置を示
す。9は搬送装置、10は搬送装置9に取り付けられて
いるリフター、1は接続用治具6が取り付けられた水槽
であり、この搬送装置9は搬送装置9自体とリフター1
0により前後,左右,上下のいずれの方向にも水槽1を
移動させることができ、これにより複数の多段ラックの
任意の位置に水槽1をセットすることができる。次いで
図1において、接続用治具6が取り付けられた水槽1は
ラック棚12にセットされると、接続用治具6側の酸霧
吸引用の一括誘導配管部18とラック支柱13側の酸霧
吸引用一括誘導配管部20は接合部22にて接合され
る。また接続用治具6側の通電用の一括配線端子部19
とラック支柱13側の通電用一括配線部21は接合部2
3にて同様に接合される。電池冷却用の冷却水は冷却水
供給口15より水槽1内に供給され、化成が終了すると
その冷却水は冷却水排水口16より冷却水排水受け口1
7へ排水される。なお、13はラック支柱、14は酸霧
吸引用ダクト本管である。
を電池配置用ロボット2を用いて冷却水の入っていない
水槽1内の所定の位置に電池を配置する。なお、4は電
池端子部、5は電池液口部である。次に図3において、
電池3が配置された水槽1と通電用の一括配線端子部1
9と酸霧吸引用の一括誘導配管部18が取り付けられた
接続用治具6の接続状態を示す。ここで6は接続用治
具、7は通電用接続端子、8は酸霧吸引用フードであ
る。次いで図4において、水槽搬送用の搬送装置を示
す。9は搬送装置、10は搬送装置9に取り付けられて
いるリフター、1は接続用治具6が取り付けられた水槽
であり、この搬送装置9は搬送装置9自体とリフター1
0により前後,左右,上下のいずれの方向にも水槽1を
移動させることができ、これにより複数の多段ラックの
任意の位置に水槽1をセットすることができる。次いで
図1において、接続用治具6が取り付けられた水槽1は
ラック棚12にセットされると、接続用治具6側の酸霧
吸引用の一括誘導配管部18とラック支柱13側の酸霧
吸引用一括誘導配管部20は接合部22にて接合され
る。また接続用治具6側の通電用の一括配線端子部19
とラック支柱13側の通電用一括配線部21は接合部2
3にて同様に接合される。電池冷却用の冷却水は冷却水
供給口15より水槽1内に供給され、化成が終了すると
その冷却水は冷却水排水口16より冷却水排水受け口1
7へ排水される。なお、13はラック支柱、14は酸霧
吸引用ダクト本管である。
【0008】次に図5の工程図を用いて本電槽化成装置
の動作を説明する。初めに電池3内部に希硫酸を一定量
注液し、電池3を水槽1まで搬送移動し化成中の電池3
を冷却する冷却水が実質的にからの水槽1内に設置す
る。次いでその水槽1に通電用接続端子7と酸霧吸引用
フード8が取り付けられた接続用治具6をセットしたの
ち、水槽1を化成用ラックへ搬送移動し任意の棚に水槽
1をセットする。その後水槽1内へ冷却水を供給し一定
量になったことを確認後任意の充電電流と時間とで化成
を行なう。そして化成が終了したのち水槽1から冷却水
を排水し、ラックから水槽1を取り出しさらに水槽1か
ら通電用端子7などが取り付けられた接続用治具6を取
り外し、その後電池3の電解液面などを調整するライン
に電池を搬送移動する。
の動作を説明する。初めに電池3内部に希硫酸を一定量
注液し、電池3を水槽1まで搬送移動し化成中の電池3
を冷却する冷却水が実質的にからの水槽1内に設置す
る。次いでその水槽1に通電用接続端子7と酸霧吸引用
フード8が取り付けられた接続用治具6をセットしたの
ち、水槽1を化成用ラックへ搬送移動し任意の棚に水槽
1をセットする。その後水槽1内へ冷却水を供給し一定
量になったことを確認後任意の充電電流と時間とで化成
を行なう。そして化成が終了したのち水槽1から冷却水
を排水し、ラックから水槽1を取り出しさらに水槽1か
ら通電用端子7などが取り付けられた接続用治具6を取
り外し、その後電池3の電解液面などを調整するライン
に電池を搬送移動する。
【0009】これにより、冷却水の扱いを重量物の電池
の搬送工程から分離することによって不安定で重い冷却
水を運ぶという無駄を無くし、揺れによる冷却水のこぼ
れやそれに伴う漏電や腐食などの危険を無くし、機械的
扱いを容易にしている。さらに冷却水の量や温度の管理
はラックシステム全体の一括管理とともに、各ラック充
電槽の充電進行に合わせた管理が可能となる。また通電
用接続端子を一括集合してラックに備えた電源側の端子
に簡易に接合する機構は、どのような高い場所の接合に
対しても電池を水槽に収納する安全な場所で完了するこ
とと、電池を実質的にからの水槽内に設置するため、配
線を揺れる水で濡らすことなく実施できる。そして水槽
自体がそれに付随させる治具や装置を用いて安全な場所
で電池の排気機構を集合し一括排気しているので、配線
端子と同様にラックにセットするだけで簡単に爆発や酸
霧からの危険を避けることができる。さらには充電のガ
ス発生量は充電の進行に合わせた排気量の調節をするこ
とによって余分な設備の運転費用を削減できる。
の搬送工程から分離することによって不安定で重い冷却
水を運ぶという無駄を無くし、揺れによる冷却水のこぼ
れやそれに伴う漏電や腐食などの危険を無くし、機械的
扱いを容易にしている。さらに冷却水の量や温度の管理
はラックシステム全体の一括管理とともに、各ラック充
電槽の充電進行に合わせた管理が可能となる。また通電
用接続端子を一括集合してラックに備えた電源側の端子
に簡易に接合する機構は、どのような高い場所の接合に
対しても電池を水槽に収納する安全な場所で完了するこ
とと、電池を実質的にからの水槽内に設置するため、配
線を揺れる水で濡らすことなく実施できる。そして水槽
自体がそれに付随させる治具や装置を用いて安全な場所
で電池の排気機構を集合し一括排気しているので、配線
端子と同様にラックにセットするだけで簡単に爆発や酸
霧からの危険を避けることができる。さらには充電のガ
ス発生量は充電の進行に合わせた排気量の調節をするこ
とによって余分な設備の運転費用を削減できる。
【0010】
【発明の効果】以上の実施例の説明により明らかなよう
に本発明の一実施例の電槽化成装置によれば、従来の空
冷ラック方式での生産性の低下と水冷方式でのスペース
効率の低下を改善するものであり、高生産性と省スペー
スによる設備投資効率の向上を合わせ持つ、鉛蓄電池の
電槽化成装置を提供するものである。
に本発明の一実施例の電槽化成装置によれば、従来の空
冷ラック方式での生産性の低下と水冷方式でのスペース
効率の低下を改善するものであり、高生産性と省スペー
スによる設備投資効率の向上を合わせ持つ、鉛蓄電池の
電槽化成装置を提供するものである。
【図1】本発明の一実施例の電槽化成装置にラックに水
槽がセットされた状態を示す略図
槽がセットされた状態を示す略図
【図2】同冷却水がからの水槽に電池を配置した状態を
示す略図
示す略図
【図3】同電池が配置された水槽と通電用接続端子と酸
霧吸引用フードが取り付けられた接続用治具の接続状態
を示す略図
霧吸引用フードが取り付けられた接続用治具の接続状態
を示す略図
【図4】同リフターに水槽を搭載した搬送装置の状態を
示す略図
示す略図
【図5】同電槽化成の工程図
1 水槽 3 電池 4 電池端子部 5 電池液口部 6 搬送装置 18 一括誘導配管部 19 一括配線端子
フロントページの続き (72)発明者 大羽 敬郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のラックと、複数の電池を収納する
水槽と、前記水槽を搬送して所定のラックに収納する搬
送装置と、前記ラック上で前記水槽と接合し充電中の電
池を冷却する冷却水を給排水する機構とを備え、前記冷
却水の給排水を基本的にラック上で行なう鉛蓄電池の電
槽化成装置。 - 【請求項2】 水槽に収納される複数の未化成電池の通
電用の一括配線端子部と、水素ガスと酸霧の吸引用の一
括誘導配管部と、ラック側にも前記一括配線端子部との
接合部と、前記一括誘導配管部との接合部を設けた構成
を有する請求項1記載の鉛蓄電池の電槽化成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04059960A JP3106667B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 鉛蓄電池の電槽化成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04059960A JP3106667B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 鉛蓄電池の電槽化成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05266885A true JPH05266885A (ja) | 1993-10-15 |
JP3106667B2 JP3106667B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=13128239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04059960A Expired - Fee Related JP3106667B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | 鉛蓄電池の電槽化成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3106667B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102437381A (zh) * | 2011-12-08 | 2012-05-02 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种蓄电池用内化成降温水槽 |
JP2015145785A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-13 | 株式会社コベルコ科研 | 超音波顕微鏡及び超音波検査方法 |
CN105470550A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-04-06 | 芜湖凯尔电气科技有限公司 | 手机电池铝壳预充架 |
EP3159960A1 (de) * | 2015-10-19 | 2017-04-26 | Andreas Christian Bäumler | Vorrichtung zum kühlen und laden von batterien auf paletten |
CN107546428A (zh) * | 2017-09-26 | 2018-01-05 | 浙江宝能电源有限公司 | 一种铅酸蓄电池多工位共用全自动冷却工艺 |
CN114284574A (zh) * | 2021-04-15 | 2022-04-05 | 骆驼集团蓄电池研究院有限公司 | 一种铅酸蓄电池真空化成装置及方法 |
CN116435576A (zh) * | 2023-05-16 | 2023-07-14 | 华宇新能源科技有限公司 | 一种加酸机预冷却水槽 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102154161B1 (ko) * | 2020-07-10 | 2020-09-09 | 김경일 | 자동제어 공냉식 납축전지 충전 시스템 |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP04059960A patent/JP3106667B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102437381A (zh) * | 2011-12-08 | 2012-05-02 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 一种蓄电池用内化成降温水槽 |
JP2015145785A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-13 | 株式会社コベルコ科研 | 超音波顕微鏡及び超音波検査方法 |
EP3159960A1 (de) * | 2015-10-19 | 2017-04-26 | Andreas Christian Bäumler | Vorrichtung zum kühlen und laden von batterien auf paletten |
CN105470550A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-04-06 | 芜湖凯尔电气科技有限公司 | 手机电池铝壳预充架 |
CN107546428A (zh) * | 2017-09-26 | 2018-01-05 | 浙江宝能电源有限公司 | 一种铅酸蓄电池多工位共用全自动冷却工艺 |
CN107546428B (zh) * | 2017-09-26 | 2019-05-07 | 浙江宝能电源有限公司 | 一种铅酸蓄电池多工位共用全自动冷却工艺 |
CN114284574A (zh) * | 2021-04-15 | 2022-04-05 | 骆驼集团蓄电池研究院有限公司 | 一种铅酸蓄电池真空化成装置及方法 |
CN114284574B (zh) * | 2021-04-15 | 2022-08-02 | 骆驼集团蓄电池研究院有限公司 | 一种铅酸蓄电池真空化成装置及方法 |
CN116435576A (zh) * | 2023-05-16 | 2023-07-14 | 华宇新能源科技有限公司 | 一种加酸机预冷却水槽 |
CN116435576B (zh) * | 2023-05-16 | 2023-11-14 | 华宇新能源科技有限公司 | 一种加酸机预冷却水槽 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3106667B2 (ja) | 2000-11-06 |
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