JPH05266772A - リレー電源の負荷低減回路 - Google Patents

リレー電源の負荷低減回路

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JPH05266772A
JPH05266772A JP9375792A JP9375792A JPH05266772A JP H05266772 A JPH05266772 A JP H05266772A JP 9375792 A JP9375792 A JP 9375792A JP 9375792 A JP9375792 A JP 9375792A JP H05266772 A JPH05266772 A JP H05266772A
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JP
Japan
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relay
voltage
circuit
diodes
power supply
Prior art date
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Pending
Application number
JP9375792A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Fujisawa
健一郎 藤沢
Souichirou Uchinuma
創一朗 内沼
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数のリレーを駆動しても消費電力が低くな
るようにする。 【構成】 ライト信号WRを受けたときの制御データD
0、…、Dnに基づいてフリップフロップ10の出力Q
0、…、Qnが決定され、これに対応して個々のリレー
モジュール2のスイッチ回路14が作動される。電源ラ
インに直列のダイオード21、21と、これに並列のト
ランジスタ22を備える電圧制御回路20が設けられ、
タイマ回路30によってライト信号から短時間だけトラ
ンジスタがオンして定格の電圧がリレーに与えられる。
その後はダイオードの順方向電圧分低くされた電圧が与
えられ、オンしたリレーが状態保持するだけの低い保持
電流が流れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数のリレー駆動回路
に電源を供給するモジュールなどに好適な、リレー駆動
用の電源の負荷低減回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種リレー駆動回路への電源の供給と
しては、図3に示されるようなものがある。 制御板1
に装着された多数のリレーモジュール2に対して、フリ
ップフロップ10が設けられ、データバス11を通じ
て、図示しないコントローラからの制御データD0、D
1、…、Dnがフリップフロップに入力する。コントロ
ーラからはさらにライト信号WRもフリップフロップ1
0に入力している。 フリップフロップ10の出力Q
0、Q1、…、Qnはそれぞれリレーモジュール2の端
子と各別に接続されたスイッチ回路14に入力する。
リレーモジュール2とスイッチ回路14を含めてリレー
駆動回路が形成される。そしてリレーモジュールのコモ
ン端子4が電源回路5に接続されている。 ライト信号
WRが,例えば0.5Sec(秒)のサイクルタイミン
グで入力する毎に、そのときの制御データD0、D1、
…、Dnに基づいて出力Q0、Q1、…、Qnが決定さ
れ、これに対応してスイッチ回路14の所定のものが作
動し、それに接続されたリレーモジュールが通電され駆
動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、各リレーモジ
ュールのリレーコイル抵抗をR、電源電圧をEとする
と、リレーモジュールがオンされたときに当該リレーモ
ジュールに流れる駆動電流ID は、 ID =E/R で表され、5V電源を用いるリレーモジュールでは、略
ID =40mAのものが多い。 ところで、制御板には
図示のように多数のリレーモジュールが装着され、標準
化された基板を用いるときには16個程度のリレーモジ
ュールが取り付けられる。したがって、リレーのために
最大40×16=640mAが要求され、その他付随す
るIC部への電力も必要である。 一方、併せて電源回
路もモジュールとして制御板上に設けられる場合が多
い。このような電源回路の容量は0.6A程度であるか
ら、上記リレーモジュール分だけですでにその容量を上
回ることになり、このままの駆動状態を続行すれば電源
に過負荷となるとともに、リレー作動の信頼性を損なう
ことにもなる。 このため、リレーで消費される電力は
できるだけ低いほうが電源回路に余裕を生み、多数のリ
レーモジュールを信頼性高く制御することができるよう
になる。したがって、本発明は一般に入手される標準的
な定格のリレーを用いながら、その消費電力が小さく抑
えられるリレー電源の負荷低減回路を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】ここでリレーの作動状態
を検討してみると、リレーをオフ状態からオンにするた
めに例えば上記例で駆動電流ID =40mAを要すると
しても、オンしたリレーをオン状態のまま保持するに要
する保持電流IH は、駆動電流ID よりも小さくて充分
である。このため、上記特性を用いて本発明は、制御信
号に基づいてリレーをオンオフさせるリレー駆動回路に
おいて、リレーに与える電圧を前記リレーが状態変化し
てオンするに充分な第1の電圧と、この第1の電圧より
低くリレーがオン状態を保持するに必要な第2の電圧と
の間で切り替え可能の電圧制御回路と、制御信号からの
所定時間経過を計時するタイマ回路とを備え、電圧制御
回路は制御信号からの前記所定時間だけ第1の電圧をリ
レーに与え、その後は第2の電圧をリレーに与えるよう
にするものとした。
【0005】
【作用】電圧制御回路とタイマ回路をもって、リレーを
オンさせる際の短時間のみ、リレーが状態変化してオン
するに充分な第1の電圧をリレーに与え、リレーがオン
した後は、低い第2の電圧を与えるようにしたから、第
2の電圧が与えられている間小さな保持電流しか流れ
ず、電源の負担が軽くなって消費電力が低減される。電
源回路の発熱も抑えられる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す。 フリップフ
ロップ10にデータバス11を通じてコントローラから
の制御データD0、D1、…、Dnが入力する。フリッ
プフロップのQ0、Q1、…、Qnはそれぞれリレーモ
ジュール2の端子と各別に接続されたスイッチ回路14
に入力する。そしてリレーモジュールのコモン端子4が
電源回路5に接続されている。
【0007】高電位(H)から低電位(L)へのライト
信号WRが、コントローラからの制御信号として0.5
Secのサイクルタイミングでフリップフロップ10に
入力する。 フリップフロップでは、ライト信号WRが
入力する毎に、これをトリガとしてそのときの制御デー
タD0、D1、…、Dnに基づいて出力Q0、Q1、
…、Qnが決定され、これに対応して個々のスイッチ回
路14が作動される。なお、12はクリア端子である。
以上の構成は従来のものと同様である。
【0008】リレーモジュール2のコモン端子4と電源
回路5を結ぶ電源ライン上には、タイマ回路30と接続
された電圧制御回路20が設けられており、フリップフ
ロップ10に入るコントローラからのライト信号WR
が、制御信号として併せてタイマ回路30に入力するよ
うになっている。
【0009】電圧制御回路20は、電源ラインに直列に
設けられたダイオード21、21と、エミッタEとコレ
クタCがダイオード21、21の両端に接続されたトラ
ンジスタ22を備え、トランジスタのベースB−エミッ
タE間に抵抗R1が、ベースB−コレクタC間にコンデ
ンサC1が設けられている。これら抵抗、コンデンサ
は、電位差確保、サージ吸収のために設けられる。タイ
マ回路30はその端子ST にライト信号WRを受け、コ
ンデンサC2および抵抗R2で決定される時定数に基づ
いて、所定時間幅のHパルスを端子QT から出力する。
端子QT からの出力信号はインバータ32および抵抗R
3を経て電圧制御回路トランジスタ22のベースBに入
力される。
【0010】図2を参照して、いま時刻T0 でライト信
号WRがフリップフロップ10に入ると、同時にライト
信号WRを受けたタイマ回路30がHパルスを出力し、
これによりトランジスタ22がオンする。 このオンし
ている間は、電源回路5の電圧5Vがトランジスタ22
を経由して第1の電圧としてそのままリレーモジュール
2に与えられる。すなわち、フリップフロップ10の出
力によって作動するスイッチ回路14によりいずれかの
リレーモジュールがオフからオンへ駆動される際には、
定格の電圧がコモン端子4に与えられることになる。
【0011】次に、所定時間経過しT1 でタイマ回路3
0からのHパルスが消滅すると、トランジスタ22がオ
フする。トランジスタがオフした状態において、リレー
モジュール2への電源はダイオード21、21を通して
供給され、リレーモジュールに与えられる電圧は定格の
電源電圧からダイオードの順方向電圧分だけ低下された
第2の電圧となる。 ダイオード21、21の順方向電
圧がそれぞれ略1Vであるから、定格電圧5Vのときダ
イオード2個分低下されるとリレーコモン端子4には3
Vが与えられることになる。
【0012】上記所定時間は、ライト信号WRのサイク
ルタイミング内の短時間となるよう設定され、これを5
0mSecとすると、ライト信号の0.5Secサイク
ルタイミングの内0.45Secの間は、オンされたリ
レーモジュールの状態保持のため3Vが供給される。こ
の結果リレーを流れる保持電流が低減される。
【0013】以上のように、本実施例はリレーの特性を
利用し、これをオンさせるときには定格の電圧を与えて
充分な駆動電流が流れるようにする一方、タイマ回路を
用いてその時間をできるだけ短く限定し、オンした後の
比較的長時間は定格よりも小さい電圧を与えて、駆動電
流よりも低い、オン状態を保つに必要なだけの保持電流
が流れるようにしたから、電源の負担が軽減される。こ
れにより、電源回路の発熱や、リレー駆動回路の消費電
力が大きく低減される。
【0014】なお、図示実施例ではダイオードが2個用
いられているが、リレーに必要な保持電流の大きさによ
って、ダイオード個数をこれより増減し、低減する電圧
値を得ることができる。また、電圧を低減するのにダイ
オードを使用したが、これに限定されることなく、抵抗
を用いて、切り替えるようにすることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は電圧制御回路と
タイマをもって、リレーをオンさせる際の短時間のみ、
オンさせるに充分な駆動電流が流れるようにし、リレー
がオンした後は、駆動電流よりも低い保持電流が流れる
ようにしたから、電源の負担が軽くなって消費電力が低
減される。あわせて電源回路の発熱も抑えられ、またリ
レー作動の信頼性も向上するという利点がある。 した
がって、とくに制御板などにモジュールとして多数装着
されたリレーを1つの電源で駆動するような場合に適用
して効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路図である。
【図2】実施例の動作を説明するタイムチャートであ
る。
【図3】従来例を示す図である。
【符号の説明】
2 リレーモジュール(リレー) 4 コモン端子 5 電源回路 10 フリップフロップ 11 データバス 14 スイッチ回路 20 電圧制御回路 21 ダイオード 22 トランジスタ 30 タイマ回路 32 インバータ R1、R2、R3 抵抗 C1、C2 コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号に基づいてリレーをオンオフさ
    せるリレー駆動回路において、前記リレーに与える電圧
    を前記リレーが状態変化してオンするに充分な第1の電
    圧と、該第1の電圧より低く前記リレーがオン状態を保
    持するに必要な第2の電圧との間で切り替え可能の電圧
    制御回路と、前記制御信号からの所定時間経過を計時す
    るタイマ回路とを備え、前記電圧制御回路は制御信号か
    らの前記所定時間だけ前記第1の電圧を前記リレーに与
    え、その後は前記第2の電圧を前記リレーに与えるよう
    にしたことを特徴とするリレー電源の負荷低減回路。
JP9375792A 1992-03-19 1992-03-19 リレー電源の負荷低減回路 Pending JPH05266772A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0840342A2 (en) * 1996-11-05 1998-05-06 Harness System Technologies Research, Ltd. Relay drive circuit
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CN104064403A (zh) * 2013-03-22 2014-09-24 海洋王(东莞)照明科技有限公司 一种降低继电器功耗的控制电路

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