JPH05266461A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

Info

Publication number
JPH05266461A
JPH05266461A JP4063420A JP6342092A JPH05266461A JP H05266461 A JPH05266461 A JP H05266461A JP 4063420 A JP4063420 A JP 4063420A JP 6342092 A JP6342092 A JP 6342092A JP H05266461 A JPH05266461 A JP H05266461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic recording
layer
recording layer
dimensional carbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4063420A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuichi Nagashiro
和一 長城
Kinya Eguchi
欣也 江口
Motoo Akagi
元男 赤城
Masayuki Katsumoto
正之 勝本
Yoshio Nakagawa
宣雄 中川
Ryoichi Sudo
亮一 須藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4063420A priority Critical patent/JPH05266461A/ja
Publication of JPH05266461A publication Critical patent/JPH05266461A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compounds Of Iron (AREA)
  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)
  • Lubricants (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁性塗料をキャリアに塗布することによって
つくられている磁気記録媒体あるいは連続磁性薄膜をキ
ャリアに形成することによってつくられている磁気記録
媒体において、磁気記録層の機械的強さを改善して、耐
久性を向上させることにある。 【構成】 磁気記録媒体を構成する磁性塗料にラグビボ
−ル状の三次元炭素分子C70あるいはサッカボ−ル状
の三次元炭素分子C60を含有させて、磁気記録層の機
械的強さを潤滑作用および電磁変換特性のすぐれた三次
元炭素分子によってたかめて、耐久性を向上させている
とともに、ヘッドからとりだれる信号の信号雑音比を向
上させている。また、磁性塗料における磁性粉をこれら
の三次元炭素分子によって覆って、磁気記録層の耐久性
およびヘッドからとりだれる信号の信号雑音比を向上さ
せている。そして、連続磁性薄膜からなる磁気記録層に
前記三次元炭素分子を含有する潤滑層を形成させて、磁
気記録媒体表面の潤滑作用をたかめ、耐久性を向上させ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はハ−ドデイスク、フロ
ッピ−デイスク、磁気テ−プ、磁気カ−ド、磁気ドラム
などの形態をもつ磁気記録媒体に関している。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体において、磁気記録がおこ
なわれる磁気記録層は、一般に、磁性粉、バインダ、添
加剤などからなる磁性塗料をディスク、テ−プ、ドラム
などの形態をもつ非磁性のキャリアに塗布し、熱処理、
表面加工などをおこなうことによって製造されている。
【0003】磁気記録層は磁気特性、機械特性、加工性
などにすぐれていることが要求されている。とくに、高
密度磁気デイスク用の場合には、磁気記録層の厚みが
0.5μm程度で十分な機械的強さをもつことが要求さ
れ、、さらに、磁気ヘッドがデイスクと接触し、デイス
クの回転にともなって流体力学的に浮上する、CSS
(コンタクト・スタ−ト・ストップ)形の磁気デイスク
装置では、磁気記録層にたいしてより一層苛酷な機械的
強さ、衝撃抵抗性などが要求されている。
【0004】従来、これらの要求に答えるため、磁気記
録層を構成するバインダに溶融アルミナ、単結晶アルミ
ナ、研磨用アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロムなどのバ
インダ硬度より高い硬度をもつ非磁性固体物質の粒子を
補強材として加えることが、たとえば特公昭57−51
171号公報などにおいて提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の非磁性固体物質の粒子を補強材として採用している磁
気記録媒体は、機械的強さにたいするある程度の要求を
満足させてはいても、いまだ十分な耐久性を得られてお
らず、機械的強さを高めるために、非磁性固体粒子の量
を増加させると、逆に、磁気ヘッドに傷がつき、ヘッド
寿命を短くさせるばかりか、ヘッドによって取り出され
た信号の信号雑音比、つまり、s/nも低下させる。
【0006】本発明の目的は、耐久性にすぐれかつ信号
雑音比のすぐれた、磁性塗料を塗布することによってつ
くられている磁気記録媒体を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、耐久性にすぐれた、
連続磁性薄膜をもつ磁気記録媒体を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】はじめの目的を達成する
ために、本発明は、磁気記録層、保護層および潤滑層が
非磁性材からなるキャリアに形成され、磁気記録層が磁
性粉、バインダ、添加剤などからなる磁性塗料をキャリ
アに塗布することによって形成されている磁気記録媒体
において、磁気記録層がサッカボ−ル状の三次元炭素分
子C60あるいはラグビボ−ル状の三次元炭素分子C7
0を含有させられている。
【0009】さらに、はじめの目的を達成するために、
本発明は、磁気記録層、保護層および潤滑層が非磁性材
からなるキャリアに形成され、磁気記録層が磁性粉、バ
インダ、添加剤などからなる磁性塗料をキャリアに塗布
することによって形成されている磁気記録媒体におい
て、磁気記録層における磁性粉がサッカボ−ル状の三次
元炭素分子C60あるいはラグビボ−ル状の三次元炭素
分子C70によって表面を覆われている。
【0010】つぎの目的達成するために、本発明は、磁
気記録層、保護層および潤滑層が非磁性材からなるキャ
リアに形成され、磁気記録層が強磁性金属あるいはその
合金の連続薄膜によって構成されている磁気記録媒体に
おいて、潤滑層がサッカボ−ル状の三次元炭素分子C6
0あるいはラグビボ−ル状の三次元炭素分子C70から
なっている。
【0011】これらの磁気記録媒体おいて、含有させら
れている三次炭素元分子にたいして他の三次元分子が不
純物として含まれていても、得られる効果に本質的影響
をもたないので、たとえば三次元炭素分子C60に三次
元炭素分子C70を含んでいても、三次元炭素分子C7
0にかわり、あるいは、三次元炭素分子C70といっし
ょに、C64、C72、C74、C76、C78、C8
0、C82、C84、C86、C90、C92、C9
4、C90などが存在してもよい。
【0012】
【作用】サッカボ−ル状の三次元炭素分子C60あるい
はラグビボ−ル状の三次元炭素分子C70を含有してい
る磁性塗料をキャリアに塗布することによって形成され
ている磁気記録媒体では、三次元炭素分子が磁気記録層
にたいする補強材として機能して、磁気記録層の機械的
強さをたかめているばかりか、三次元炭素分子自体が数
μm程度ときわめて小さく、磁気記録層の表面性状を均
一にしかつ磁気記録層の表面粗さを改善しており、しか
も、三次元炭素分子の分子構造からくる潤滑作用がヘッ
ドとの接触を円滑にしているため、磁気記録媒体の耐久
性がいちじるしく向上する。そして、三次元炭素分子
は、アルミナ粒子などのような非磁性固体粒子に比較し
てして電磁変換特性がすぐれているため、ヘッドから取
り出される信号の信号雑音比も向上する。
【0013】また、サッカボ−ル状の三次元炭素分子C
60あるいはラグビボ−ル状の三次元炭素分子C70に
よって磁性粉の表面を覆っている磁気記録媒体は、ヘッ
ドとの接触が三次元炭素分子の分子構造からくる潤滑作
用によって円滑になるため、磁気記録媒体の耐久性もい
ちじるしく向上し、しかも、ヘッドから取り出される信
号の信号雑音比も三次元炭素分子がアルミナ粒子などの
ような非磁性固体粒子に比較して電磁変換特性がすぐれ
ているため向上する。
【0014】さらに、連続磁性薄膜にサッカボ−ル状の
三次元炭素分子C60あるいはラグビボ−ル状の三次元
炭素分子C70からなる潤滑層を形成されている磁気記
録媒体では、三次元炭素分子自体のサイズが数μm程度
ときわめて小さく、潤滑層の表面性状を均一なものとさ
せ、しかも、三次元炭素分子の分子構造からくる潤滑作
用によって潤滑層とヘッドとの接触も円滑になるため、
耐久性が向上する。
【0015】
【実施例】本発明の磁気記録媒体の実施例は、以下に、
図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の磁気記録媒体の一実施例の
断面を示している。この磁気記録媒体は、磁気ディスク
装置における磁気ディスクであって、キャリア10、キ
ャリアの表面に形成された表面処理層11、表面処理層
の上に形成された磁気記録層12、それに、磁気記録層
の上に形成された潤滑層13を具備している。
【0017】キャリア10およびキャリアの表面に形成
された表面処理層11は公知の磁気ディスクによるそれ
とおなじである。が、本発明による磁気記録媒体におい
て、磁気記録層12は、磁性粉、バインダ、添加剤など
に加えて、三次元炭素分子を含有している。磁気記録層
12は、このような材料からなる磁性塗料を、キャリア
10にある表面処理層12に塗布することによって形成
されている。
【0018】これらのうち、磁性粉20はγ−Fe
23、Co−γ−Fe23、Cr23、Baフェライ
ト、金属粉、Fe34などである。バインダ21は熱可
塑性樹脂、熱硬化性樹脂あるいはこれらの混合物など
で、たとえば、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
アミド樹脂、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、フェノ
−ル樹脂、ビニル樹脂、セルロ−ス誘導体、アクリル酸
あるいはメタクリル酸の重合体もしくはこれらの共重合
体、ナイロン樹脂、アルキッド樹脂、尿素樹脂、尿素ホ
ルムアルデヒド樹脂あるいはこれらの樹脂の混合物から
なっている。が、これらのうち、エポキシ樹脂、フェノ
−ル樹脂、ビニル樹脂の混合物は、磁気デイスクにおけ
るバインダとしてすぐれている。そして、添加剤22
は、各種の界面活性剤やカップリング剤などの磁性粉の
分散剤、塗膜のレベリング剤、アルミナ粒子などの補強
材、架橋剤、その他の改質剤などである。三次元炭素分
子23は、サッカボ−ル状三次元炭素分子C60あるい
はラグビボ−ル状の三次元炭素分子C70であって、磁
性粉にたいして0.01〜20重量%を含有させられて
いる。潤滑層13はCF3側鎖を含むパ−フルオロアル
キルポリエ−テル、イソシアネ−ト基を含むパ−フルオ
ロアルキルポリエ−テル、フェニ−ル基を含むパ−フル
オロアルキルポリエ−テル、パ−フルオロアルキルアク
リラ−トなどである。
【0019】このような磁気記録層をもつ磁気ディスク
は、三次元炭素分子C60あるいは三次元炭素分子C7
0が補強材として機能し、従来採用されているアルミナ
粒子などの補強材と同様に、磁気記録層12の機械的強
さを増大させるばかりか、アルミナ粒子などに比較し
て、ヘッドから取り出される信号にたいする影響が小さ
いため、ヘッドから取り出された信号の信号雑音比を向
上させることができる。さらに、これらの三次元炭素分
子はサイズが数μm程度と大幅に小さく、磁気記録層1
2の表面性状を均一なものとさせているばかりか、その
分子構造から潤滑作用も大きいため、ヘッドが磁気記録
層12との接触が円滑になり、磁気記録層の耐久性もい
ちじるしく向上する。これらは磁性粉にたいする添加量
を0.01〜20重量%にさせることによってもっとも
発揮される。つぎに磁気記録媒体の具体例を説明する。
【0020】〔具体例1〕磁気記録媒体は、エポキシ樹
脂:160重量部、Co−γ−Fe23:700重量部
および三次元炭素分子C60:1.5重量部をニ−ダ混
練機に投入しかつ混合し、それから、この混合物にシク
ロヘキサノン290重量部を徐々に添加するとともに、
約50kg/cm2 のずり応力を加えて約4時間のニ−
ダ混練をおこない、得られた混練物500重量部をとっ
て3リットルボ−ルミルポットにいれ、さらにシクロヘ
キサノン:625重量部を添加して、ボ−ルミルによっ
て三日間の混練をおこなって磁性粉(Co−γ−Fe2
3)などを分散させ、それから、この混練物にフエノ
−ル樹脂:70重量部、ビニル樹脂:20重量部および
シクロヘキサン:1030重量部を加えて、ふたたび混
練することによって磁性塗料を得て、この磁性塗料をデ
ィスクの形態をもつキャリア10に塗布し、磁気ディス
ク装置の磁気ディスクにおいてなされている配向、熱処
理、表面加工などおこなうことによってキャリア10に
磁気記録層12を形成することによってつくられてい
る。
【0021】この磁気ディスクの表面粗さ、つまり潤滑
層13を形成されていない状態にある磁気記録層12の
表面粗さはRaでもって0.006μmであり、磁気記
録層12にたいする、機械強さの評価としてのアルミナ
摺動子によるピンオンテストの結果は11000回とな
っている。
【0022】〔具体例2〕磁気記録媒体は、具体例1の
磁気記録媒体と同様にしてキャリア10に磁気記録層1
2を形成したあと、磁気記録層12の表面に前述の潤滑
剤を約20nm塗布することによって潤滑層13が形成
されている。この磁気ディスクにおける磁気記録層12
たいするピンオンテストの結果は22000回である。
【0023】〔具体例3〕磁気記録媒体は、添加物とし
て平均粒径0.3μmのアルミナ粒子:5重量部を具体
例1における磁気記録層12を形成する材料に加え、同
様の方法でもって磁性塗料をつくったあと、具体例1と
同様な方法によってキャリア10に磁気記録層12を形
成することによってつくられている。この磁気ディスク
における磁気記録層12にたいするピンオンテストの結
果は14000回である。
【0024】〔具体例4〕磁気記録媒体は、具体例1に
おける磁気記録層12を形成する材料のうち、三次元炭
素分子C60のみを14重量部にさせてニ−ダ混練機に
投入し、具体例1と同様な方法でもって磁性塗料を得
て、この磁性塗料によって具体例1と同様な方法でキャ
リア10に磁気記録層12を形成することによってつく
られている。この磁気ディスクにおける磁気記録層12
の表面粗さはRaでもって0.008μmであり、磁気
記録層12にたいするピンオンテストの結果は1500
0回である。
【0025】〔具体例5〕磁気記録媒体は、具体例1に
おける磁気記録層12を形成する材料のうち、三次元炭
素分子C60を0.1重量部にさせてニ−ダ混練機に投
入し、具体例1と同様の方法でもって磁性塗料を得て、
この磁性塗料によって具体例1と同様な方法でもってキ
ャリア10に磁気記録層12を形成することによってつ
くられている。このようにしてつくられた磁気ディスク
における磁気記録層12の表面粗さはRaでもって0.
005μmであり、磁気記録層12にたいするピンオン
テストの結果は7000回である。
【0026】〔具体例6〕磁気記録媒体は、具体例1に
おける磁気記録層12を形成する材料のうち、三次元炭
素分子C70を1.5重量部にして、ニ−ダ混練機に投
入し、具体例1と同様の方法でもって磁気塗料を得て、
この磁性塗料によって具体例1と同様な方法でもってキ
ャリア10に磁気記録層12を形成することによってつ
くられている。このようにしてつくられた磁気ディスク
における磁気記録層12の表面粗さはRaでもって0.
006μmであり、磁気記録層12にたいするピンオン
テストの結果は9000回である。
【0027】これらの具体例は、表面粗さがRaでもっ
て0.038μm、機械強さの評価としてのアルミナ摺
動子によるピンオンテスト結果が800回である従来の
磁気ディスクと比較したときに、本発明による磁気記録
媒体の耐久性がはるかにすぐれていることあきらにして
いる。そして、電磁変換特性として信号雑音比は、従来
の磁気ディスクの磁気記録媒体におけるそれと比較し
て、具体例1の磁気記録媒体において約25%、具体例
4において20%、具体例5において25%づつそれぞ
れ向上している。具体例3における磁気記録媒体の信号
雑音比は具体例1のそれに比較して約8%低下している
が、ピンオンテストの結果は前述のように逆に約30%
増大している。そして、三次元炭素分子がラグビボ−ル
状三次元炭素分子C70の場合も、耐久性が具体例6に
あるように向上しているばかりか、電磁変換特性として
信号雑音比も従来の磁気ディスクにくらべて約30%向
上している。
【0028】また、このような磁性塗料をキャリアに塗
布することによってつくられている磁気記録媒体におい
て、磁気記録層を構成する磁性粉がサッカボ−ル状の三
次元炭素分子C60あるいはラグビボ−ル状の三次元炭
素分子C70によって表面を覆うようにしても、すぐれ
た耐久性および電磁変換特性を具備させることができ
る。
【0029】〔具体例7〕この磁気記録媒体は、Co−
γ−Fe23:150重量部および三次元炭素分子C7
0:1.5重量部をトルエン:300重量部に溶解し、
得られた液状物を冷却管付フラスコにいれて1時間かく
拌して磁性粉末を得たあと、この磁性粉末:700重量
部をエポキシ樹脂:160重量部といっしょにニ−ダ混
練機に投入しかつ混練をおこない、それから、得られた
混練物にシクロヘキサノン:290重量部を徐々に添加
しかつ約50kg/cm2 のずり応力を加えて混練を約
四時間おこない、得られた混練物:500重量部を3リ
ットルボ−ルミルのポットにいれ、シクロヘキサノン:
625重量部を添加して、ボ−ルミルによって三日間の
混練をおこなって磁性粉などを分散させ、それから、こ
の混練物にフエノ−ル樹脂:70重量部、ビニル樹脂:
20重量部およびシクロヘキサン:1030重量部を加
えて磁性塗料を得て、この磁性塗料を磁気ディスク装置
の磁気ディスクを構成するキャリアに塗布して、この種
のディスクにおいてなされている配向、熱処理、表面加
工などをおこなうことによってつくられている。この磁
気ディスクにおける磁気記録層12の表面の粗さはRa
において0.005μmであり、ピンオンテストの結果
は9000回である。
【0030】〔具体例8〕磁気記録媒体は、Co−γ−
Fe23:150重量部と三次元炭素分子C70:1.
5重量部とをトルエン:300重量部に溶解し、得られ
た液状物を冷却管付のフラスコにいれて一時間かく拌し
て磁性粉末を得て、この磁性粉末:700重量部をエポ
キシ樹脂:160重量部といっしょにニ−ダ混練機に投
入しかつ混練をおこない、それから、得られた混練物に
シクロヘキサノン:290重量部を徐々に添加しかつ約
50kg/cm2 のずり応力をくわえてニ−ダ混練を四
時間おこない、それから、得られた混練物:500重量
部を3リットルボ−ルミルのポットにいれ、さらにシク
ロヘキサノン:625重量部を添加して、ボ−ルミルに
よって三日間の混練をおこなって磁性粉末などを分散さ
せ、それから、この混練物にフェノ−ル樹脂:70重量
部、ビニ−ル樹脂:20重量部およびシクロヘキサノ
ン:1030重量部を加えて磁性塗料を得て、この磁性
塗料を磁気ディスク装置の磁気ディスクを構成するキャ
リア110に塗布して、この種のディスクにおいてなさ
れている配向、熱処理、表面加工などをおこなうことに
よってつくられている。この磁気ディスクにおける磁気
記録層12の表面の粗さはRaにおいて0.006μm
であり、ピンオンテストの結果は7000回である。
【0031】これらの具体例は、磁気塗料を塗布するこ
とによってつくられている従来の磁気ディスクにおける
表面粗さが、前述のように、Raでもって0.038μ
mであるのにたいして、それぞれ0.005μmおよび
0.006μmとはるかに小さくなっており、機械的強
さを評価するピンオンテストの結果も従来の磁気ディス
クにおける800回とくらべて一桁以上向上している。
また、ヘッドから取り出される信号の信号雑音比は、従
来の磁気ディスクのそれとくらべて、それぞれが30%
および25%向上している。
【0032】図2は、連続磁性薄膜からなる磁気記録層
をもつ、磁気ディスク本発明による磁気記録媒体を示し
ている。この磁気ディスクは、従来のこの種の磁気ディ
スクと同様に、非磁性材からなるキャリア110、キャ
リアに形成された非磁性の平滑面114、平滑面上の非
磁性金属の下地層115、この下地層の上に形成された
磁気記録層112、磁気記録層の上に形成された保護層
116、それに保護層に上にある潤滑層113を具備し
ている。
【0033】磁気記録層112は鉄、コバルト、ニッケ
ル、タンタル、白金あるいはこれらの合金からなる強磁
性の金屬薄膜を真空蒸着、スパッタリング、メッキなど
の方法でもってキャリア110の表面に形成することに
よって、たとえばCo−P、Co−Ni−Cr、Co−
Cr−Ta、Co−Pt−Cr、Co−Pt−Bなどを
無電解メッキ法やスパッタリング法などによって形成さ
れ、保護層116は磁気記録層112の表面に、アモル
ファスカ−ボン、グラッシ−カ−ボンなどの炭素系、S
iO2などの酸化物系、Si34などの窒化物系、BN
などのほう化物系などの無機系の保護層116をスパッ
タリング法、プラズマ重合法、塗布法などによって形成
されている。しかし、この磁気記録媒体において、潤滑
層113は、サッカボ−ル状の三次元炭素分子C60あ
るいはラグビボ−ル状の三次元炭素分子C70からなっ
ていて、これらの三次元炭素分子のみを保護層116の
表面に付着させることによって、あるいは、三次元炭素
分子C60あるいは三次元炭素分子C70とフッ素系潤
滑剤であるパ−フルオロアルキルポリエ−テルやシリコ
−ンオイルなどとの混合物を保護層116に塗布するこ
とによって形成されている。
【0034】このような潤滑層をもつ磁気ディスクで
は、三次元炭素分子自体のサイズが数μm程度ときわめ
て小さいため、潤滑層の表面性状が均一になり、しか
も、潤滑層とヘッドとの接触が三次元炭素分子の分子構
造からくる潤滑作用によって円滑になるため、磁性記録
媒体の耐久性が向上する。具体例を説明する。
【0035】〔具体例9〕磁気記録媒体は、アルミ合金
からなるディスクの形態をもつキャリア110の表面に
非磁性のNi−P合金層を30μmの厚さまで無電解メ
ッキし、このメッキ層を20μmの厚さまで境面研磨す
るとともに、テクスチャリング処理をおこなったあと、
この表面処理層の表面にCo−Cr−Taをスパッタリ
ングによって厚さ50nmの磁性金属薄膜からなる磁気
記録層112を形成し、さらに、磁気記録層112にア
モルファスカ−ボンをスパッタリングすることによって
炭素系の保護層116を形成し、それから、この炭素系
保護層の表面に三次元炭素分子C60を付着させること
によってつくられている。保護層への三次元炭素分子C
60の付着は、いわゆるデップ塗布法によっておこなわ
れている、具体的には三次元炭素分子C60:1重量%
を含むベンゼン溶液をあらかじめ準備し、この溶液に保
護層116を形成されているキャリア110を浸したあ
と、引き上げることによっておこなわれている。この磁
気デイスクは、試験用磁気ディスク装置に組み、コンタ
ク・スタ−ト・ストップを20000回おこなっても、
ディスクおよびヘッドに摺動痕がつかず、摩耗粉も発生
していない。
【0036】〔具体例10〕磁気記録媒体は、アルミ合
金からなるディスクの形態をもつキャリア110の表面
に非磁性のNi−P合金を30μmの厚さまで無電解メ
ッキし、このメッキ層を20μmの厚さまで境面研磨す
るとともに、テクスチャリング処理をおこなったあと、
この表面処理層の表面にCo−Cr−Taをスパッタリ
ングすることによって厚さ50nmの磁性金属薄膜から
なる磁気記録層112を形成し、さらに、この磁気記録
層アモルファスカ−ボンをスパッタリングすることによ
って炭素系の保護層116を磁気記録層の表面に形成し
たあと、保護層116の表面に三次元炭素分子C60を
付着させ、それから、三次元炭素分子C60からなる層
の表面に潤滑剤としてフェニ−ル基を含むパ−フルオロ
アルキルポリエ−テルを厚さ10nm塗布することによ
ってつくられている。保護層116にたいする三次元炭
素分子C60の付着はいわゆるディップ法によっておこ
なわれている。具体的には、三次元炭素分子C60を1
重量%含むベンゼン溶液をあらかじめ準備しておき、こ
の溶液に磁気記録層112を形成されているキャリア1
10を侵漬したあと、引き上げることによっておこなわ
れている。この磁気デイスクは、試験用磁気ディスク装
置に組み込み、コンタク・スタ−ト・ストップを300
00回おこなわせても、摺動痕がディスクおよびヘッド
につかず、摩耗粉も発生していない。
【0037】〔具体例11〕磁気記録媒体は、アルミ合
金からなるディスクの形態をもつキャリア110の表面
に非磁性のNi−P合金を30μmの厚さまで無電解メ
ッキし、このメッキ層を20μmの厚さまで境面研磨す
るとともに、テクスチャリング処理をおこなったあと、
この表面処理層の表面にCo−Cr−Taをスパッタリ
ングによって厚さ50nmの磁性金属薄膜からなる磁気
記録層112を形成し、さらに、磁気記録層にアモルフ
ァスカ−ボンをスパッタリングすることによって炭素系
の保護層116を磁気記録層の表面に形成したあと、保
護層116の表面に三次元炭素分子C60および潤滑剤
を付着させることによってつくられている。三次元炭素
分子C60および潤滑剤の付着は、三次元炭素分子C6
0:1重量部、パ−フルオロアルキルポリエ−テル:3
重量部おとびフレオンTF:96重量部を充分混合し、
この混合液を保護層116の表面に滴下し、三次元炭素
分子C60および潤滑剤をスピナ−塗布法によって同時
に保護層に塗布することによってなされている。この磁
気デイスクは、試験用磁気ディスク装置に組み込み、コ
ンタク・スタ−ト・ストップを25000回おこなって
も、摺動痕がディスクおよびヘッドにつかず、摩耗粉も
発生していない。
【0038】〔具体例12〕磁気記録媒体は、アルミ合
金からなるディスクの形態をもつキャリア110の表面
に非磁性のNi−P合金を30μmの厚さまで無電解メ
ッキし、このメッキ層を20μmの厚さまで境面研磨す
るとともに、テクスチャリング処理をおこない、それか
ら、この表面処理層の表面にCo−Cr−Taをスパッ
タリングすることによって厚さ50nmの磁性金属薄膜
からなる磁気記録層112を形成し、さらに、この磁気
記録層にアモルファスカ−ボンをスパッタリングするこ
とによって炭素系の保護層116を形成したあと、この
保護層の表面に三次元炭素分子C70を付着させ、それ
から、この保護層の表面に潤滑剤としてフェニ−ル基を
含むパ−フルオロアルキルポリエ−テルを厚さ10nm
塗布することによってつくられている。保護層116に
たいする三次元炭素分子C70の付着はいわゆるディッ
プ塗布法によっておこなわれている。具体的には、三次
元炭素分子C70を1重量%含むベンゼン溶液をあらか
じめ準備し、この溶液に保護層116を形成されている
キャリア110を侵漬したあと、引き上げることによっ
ておこなわれている。この磁気デイスクは、試験用磁気
ディスク装置に組み込んでコンタク・スタ−ト・ストッ
プを20000回おこなっても、摺動痕がディスク自体
やヘッドにつかず、摩耗粉も発生していない。
【0039】これらの具体例にたいして、従来の連続磁
性薄膜を磁気記録層とする磁気記録媒体では、摩擦係数
も0.6と大きく上昇しており、コンタクト・スタ−ト
・スットプを10000回おこなうと、摺動痕がディス
ク表面に発生する。これらの具体例は、はるかに多くの
コンタクト・スタ−ト・スットプをおこなっても、媒体
やヘッドに摺動痕がつかず、摩耗粉も発生しないので、
はるかにすぐれた耐久性をもっている。
【0040】以上はキャリアがディスクの場合、つま
り、磁気ディスク装置における磁気ディスクについて説
明したが、磁気テ−プにおいても、三次元炭素分子C6
0あるいは三次元炭素分子C70を磁気記録層に含有さ
せることによって、耐久性をいちじるしく向上させるこ
とができる。
【0041】〔具体例13〕この磁性記録媒体は、Ba
フェライト磁性粉:12.8重量部、酢酸ビニル:4.
5重量部、ポリウレタン樹脂:2.5重量部、架橋剤:
1.0重量部、三次元炭素分子C60:0.5重量部、
トルエン:40重量部、それに、MIBK:50重量部
からなる磁性塗料を調合し、この磁性塗料を厚み10μ
mのポリエチレンフイルムの表面に塗布し、厚み2.5
μmの磁気記録層を形成させたあと、磁気テ−プにおい
ておこなわれているカレンダ処理、熱処理などをおこな
い切断加工することによってつくられている。このテ−
プは、記録時間90分のテ−プにして、実機において1
00回の連続走行試験をおこなったところ、出力劣化量
が1dB以下であり、三次元炭素分子C60のかわりに
二酸化珪素:2.5重量部を添加して磁性塗料を同様に
してつくり、ポリエチレンフィルムに塗布することによ
ってつくりあげたテ−プと比較して5dBたかく、しか
も、粉落ちもよりすくなくなっており、さらに、磁性面
層が固定ピンに接触するように、テ−プを固定ピンに巻
き付け、荷重50gでもってピン上にて磁性面を摺動さ
せ、磁性面に傷がつきはじめる摺動回数を計測したとこ
ろ、比較のためのテ−プが100回であるにたいして、
800回に増大しており、磁気記録層の耐久性がかなり
向上している。
【0042】
【発明の効果】請求項1ないし請求項5に記載された発
明によれば、機械的強さのみならず、耐久性、それに、
ヘッドからとりだれる信号の信号雑音比もすぐれた、磁
性塗料をキャリアに塗布することによってつくられてい
る磁気記録媒体を得ることができる。
【0043】請求項6および請求項7に記載された発明
によれば、耐久性のすぐれた連続磁性薄膜を磁気記録層
とする磁気記録媒体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録媒体の一実施例の部分拡大断
面図である。
【図2】本発明の磁気記録媒体の他の実施例の部分拡大
断面図である。
【符号の説明】
10、110…キャリア 11 …表面処理層 12、112…磁気記録層 13、113…潤滑層 116 …保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C01G 49/00 Z C10N 40:18 (72)発明者 勝本 正之 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 中川 宣雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所小田原工場内 (72)発明者 須藤 亮一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録層、保護層および潤滑層が非磁
    性材からなるキャリア上に形成され、磁気記録層が磁性
    粉、バインダ、添加剤などからなる磁性塗料をキャリア
    に塗布することによって形成されている磁気記録媒体に
    おいて、磁気記録層がサッカボ−ル状の三次元炭素分子
    C60を含有していることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. 【請求項2】 磁気記録層、保護層および潤滑層が非磁
    性材からなるキャリア上に形成され、磁気記録層が磁性
    粉、バインダ、添加剤などからなる磁性塗料をキャリア
    に塗布することによって形成されている磁気記録媒体に
    おいて、磁気記録層がラグビボ−ル状の三次元炭素分子
    C70を含有していることを特徴とする磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 三次元炭素分子の添加量が磁性粉にたい
    して0.01〜20重量%からなる請求項1あるいは2
    に記載の磁気記録媒体。
  4. 【請求項4】 磁気記録層、保護層および潤滑層が非磁
    性材からなるキャリアに形成され、磁気記録層が磁性
    粉、バインダ、添加剤などからなる磁性塗料をキャリア
    に塗布することによって形成されている磁気記録媒体に
    おいて、磁気記録層を構成する磁性粉がサッカボ−ル状
    の三次元炭素分子C60によって表面を覆われているこ
    とを特徴とする磁気記録媒体。
  5. 【請求項5】 磁気記録層、保護層および潤滑層が非磁
    性材からなるキャリア上に形成され、磁気記録層が磁性
    粉、バインダ、添加剤などからなる磁性塗料をキャリア
    に塗布することによって形成されている磁気記録媒体に
    おいて、磁気記録層を構成している磁性粉がラグビボ−
    ル状の三次元炭素分子C70によって覆われていること
    を特徴とする磁気記録媒体。
  6. 【請求項6】 磁気記録層、保護層および潤滑層が非磁
    性材からなるキャリアに形成され、磁気記録層が強磁性
    金属あるいはその合金の連続薄膜によって構成されてい
    る磁気記録媒体において、潤滑層がサッカボ−ル状の三
    次元炭素分子C60からなっていることを特徴とする磁
    気記録媒体。
  7. 【請求項7】 磁気記録層、保護層および潤滑層が非磁
    性材からなるキャリアに形成され、磁気記録層が強磁性
    金属あるいはその合金の連続薄膜によって構成されてい
    る磁気記録媒体において、潤滑層がラグビボ−ル状の三
    次元炭素分子C70からなっていることを特徴とする磁
    気記録媒体。
JP4063420A 1992-03-19 1992-03-19 磁気記録媒体 Pending JPH05266461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063420A JPH05266461A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 磁気記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4063420A JPH05266461A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 磁気記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05266461A true JPH05266461A (ja) 1993-10-15

Family

ID=13228784

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4063420A Pending JPH05266461A (ja) 1992-03-19 1992-03-19 磁気記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05266461A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644556A (ja) * 1992-03-25 1994-02-18 Nec Corp 磁気記憶体
JPH0867903A (ja) * 1994-08-25 1996-03-12 Artur Fischer Gmbh 互いに内外に係合する金属部分を製造する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0644556A (ja) * 1992-03-25 1994-02-18 Nec Corp 磁気記憶体
JPH0867903A (ja) * 1994-08-25 1996-03-12 Artur Fischer Gmbh 互いに内外に係合する金属部分を製造する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4656089A (en) Magnetic recording medium
KR20000068568A (ko) 자기기록매체 및 이것을 이용한 자기기록 재생장치
EP0179463B1 (en) Magnetic recording medium
JPH05266461A (ja) 磁気記録媒体
JP2867636B2 (ja) 磁気記録媒体
JP2622760B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH0748252B2 (ja) 磁気記録媒体
JP2805374B2 (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP3962962B2 (ja) 磁気記録媒体
JP3353348B2 (ja) 磁気記録媒体
JPH0528460A (ja) 塗布型磁気記録媒体
JP2003082088A (ja) パーフルオロポリエーテル系化合物、該化合物からなる潤滑剤および該潤滑剤を用いた記録媒体
JPH08302283A (ja) 磁気記録媒体
JP2877118B2 (ja) 磁気記録媒体
JP2002092852A (ja) 磁気記録媒体
JPH06111282A (ja) 磁気記録媒体
JPH08194938A (ja) 磁気記録媒体
JPH06349051A (ja) 磁気記録媒体
JPH11265505A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法
JP2003082089A (ja) パーフルオロポリエーテル系化合物、該化合物からなる潤滑剤および該潤滑剤を用いた記録媒体
JPH0464919A (ja) 磁気記録媒体
JPH08203061A (ja) 磁気記録媒体
JP2000011340A (ja) クリーニングテープの製造方法およびクリーニングテープならびにクリーニングディスクの製造方法およびクリーニングディスク
JPS62132227A (ja) 磁気記録媒体
JPH0676264A (ja) 磁気記録媒体