JPH05265954A - コンピュータシステム - Google Patents
コンピュータシステムInfo
- Publication number
- JPH05265954A JPH05265954A JP4093539A JP9353992A JPH05265954A JP H05265954 A JPH05265954 A JP H05265954A JP 4093539 A JP4093539 A JP 4093539A JP 9353992 A JP9353992 A JP 9353992A JP H05265954 A JPH05265954 A JP H05265954A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- server
- computer system
- communication
- process server
- terminal device
- Prior art date
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- Computer And Data Communications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 応答性を損なうことなく、利用負荷に応じて
コンピュータシステムの構成を自由に変更できるように
する。 【構成】 利用者が端末装置1にサービス開始要求を入
力すると、高速ディジタル回線網2はこのサービス開始
要求をあらかじめ定められた通信サーバ3に送信する。
通信サーバ3はプロセスサーバ6の負荷状況をメッセー
ジ搬送LAN4を介して参照し負荷が軽いプロセスサー
バ6にサービス開始要求を渡す。プロセスサーバ6は端
末装置1との間の会話を可能にするためのセッションを
開設した後に端末装置1からのサービス要求に対する応
用プログラムを起動する。データベースサーバ8はプロ
セスサーバ6上で動作する応用プログラムから出される
ファイル入出力要求を処理する。
コンピュータシステムの構成を自由に変更できるように
する。 【構成】 利用者が端末装置1にサービス開始要求を入
力すると、高速ディジタル回線網2はこのサービス開始
要求をあらかじめ定められた通信サーバ3に送信する。
通信サーバ3はプロセスサーバ6の負荷状況をメッセー
ジ搬送LAN4を介して参照し負荷が軽いプロセスサー
バ6にサービス開始要求を渡す。プロセスサーバ6は端
末装置1との間の会話を可能にするためのセッションを
開設した後に端末装置1からのサービス要求に対する応
用プログラムを起動する。データベースサーバ8はプロ
セスサーバ6上で動作する応用プログラムから出される
ファイル入出力要求を処理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータシステム
に関し、特に多くの端末装置を持つオンライン処理シス
テムを搭載することが可能なコンピュータシステムに関
する。
に関し、特に多くの端末装置を持つオンライン処理シス
テムを搭載することが可能なコンピュータシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコンピュータシステム
は、図2に示すように、1台のメインフレームコンピュ
ータ22が複数の端末装置20をオンライン21でつな
ぎ、複数の外部記憶装置23を持つ単一のコンピュータ
システム(以下、メインフレーム型コンピュータシステ
ムという)であるか、または、図3に示すように、複数
のパーソナルコンピュータおよびワークステーション
(図3上ではPC/WS24と表示されている)をつな
げたLAN(Local Area Network)
25同士を通信サーバ26を用いて水平接続したコンピ
ュータシステム(以下、LAN接続型コンピュータシス
テムという)であるかである。
は、図2に示すように、1台のメインフレームコンピュ
ータ22が複数の端末装置20をオンライン21でつな
ぎ、複数の外部記憶装置23を持つ単一のコンピュータ
システム(以下、メインフレーム型コンピュータシステ
ムという)であるか、または、図3に示すように、複数
のパーソナルコンピュータおよびワークステーション
(図3上ではPC/WS24と表示されている)をつな
げたLAN(Local Area Network)
25同士を通信サーバ26を用いて水平接続したコンピ
ュータシステム(以下、LAN接続型コンピュータシス
テムという)であるかである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコン
ピュータシステムでは、多くの端末装置を持つオンライ
ン処理システムを搭載することに関して、以下の欠点が
ある。
ピュータシステムでは、多くの端末装置を持つオンライ
ン処理システムを搭載することに関して、以下の欠点が
ある。
【0004】(1)メインフーレム型コンピュータシス
テムでは、多岐に渡る機能を集中処理することになるた
め、オペレーティングシステムやその上で動作するオン
ライン処理システムのような応用プログラムが複雑かつ
肥大化したものになるので、メンテナンスが困難にな
る。
テムでは、多岐に渡る機能を集中処理することになるた
め、オペレーティングシステムやその上で動作するオン
ライン処理システムのような応用プログラムが複雑かつ
肥大化したものになるので、メンテナンスが困難にな
る。
【0005】(2)利用負荷の増大に応じるためには、
さらに大型のコンピュータに置き換えるしかなく、負荷
調整が困難である。
さらに大型のコンピュータに置き換えるしかなく、負荷
調整が困難である。
【0006】(3)LAN接続型コンピュータシステム
では、多くのトランザクションを集中的に処理しなけれ
ばならないオンライン処理システムにとって、応答性に
問題がある。
では、多くのトランザクションを集中的に処理しなけれ
ばならないオンライン処理システムにとって、応答性に
問題がある。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、従来の
メインフレーム型コンピュータシステムが得意としてき
た大規模オンライン処理システムの応答性を損なうこと
なく、オンライン処理システムの負荷に応じて自由にオ
ンライン処理システムの構成を変更できるコンピュータ
システムを提供することにある。
メインフレーム型コンピュータシステムが得意としてき
た大規模オンライン処理システムの応答性を損なうこと
なく、オンライン処理システムの負荷に応じて自由にオ
ンライン処理システムの構成を変更できるコンピュータ
システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のコンピュータシ
ステムは、利用者からのサービス要求を送出する端末装
置と、前記端末装置からのサービス要求を後記プロセス
サーバに割り当る通信サーバと、前記端末装置からのサ
ービス要求に応じた処理を行うプロセスサーバと、前記
プロセスサーバから出される外部記憶装置上のファイル
への入出力要求を制御するデータベースサーバと、前記
通信サーバ,前記プロセスサーバおよび前記データベー
スサーバを監視して制御する監視装置と、前記端末装置
と前記通信サーバとの間を接続する高速ディジタル回線
網と、前記通信サーバと前記プロセスサーバとの間で送
受信されるメッセージの通信路となるメッセージ搬送L
ANと、前記プロセスサーバと前記データベースサーバ
との間で送受信されるデータの通信路となるデータ搬送
LANとを有する。
ステムは、利用者からのサービス要求を送出する端末装
置と、前記端末装置からのサービス要求を後記プロセス
サーバに割り当る通信サーバと、前記端末装置からのサ
ービス要求に応じた処理を行うプロセスサーバと、前記
プロセスサーバから出される外部記憶装置上のファイル
への入出力要求を制御するデータベースサーバと、前記
通信サーバ,前記プロセスサーバおよび前記データベー
スサーバを監視して制御する監視装置と、前記端末装置
と前記通信サーバとの間を接続する高速ディジタル回線
網と、前記通信サーバと前記プロセスサーバとの間で送
受信されるメッセージの通信路となるメッセージ搬送L
ANと、前記プロセスサーバと前記データベースサーバ
との間で送受信されるデータの通信路となるデータ搬送
LANとを有する。
【0009】
【作用】本発明のコンピュータシステムでは、端末装置
が利用者からのサービス要求を送出し、通信サーバが端
末装置からのサービス要求をプロセスサーバに割り当
て、プロセスサーバが端末装置からのサービス要求に応
じた処理を行い、データベースサーバがプロセスサーバ
から出される外部記憶装置上のファイルへの入出力要求
を制御し、監視装置が通信サーバ,プロセスサーバおよ
びデータベースサーバを監視して制御し、高速ディジタ
ル回線網が端末装置と通信サーバとの間を接続し、メッ
セージ搬送LANが通信サーバとプロセスサーバとの間
で送受信されるメッセージの通信路となり、データ搬送
LANがプロセスサーバとデータベースサーバとの間で
送受信されるデータの通信路となる。
が利用者からのサービス要求を送出し、通信サーバが端
末装置からのサービス要求をプロセスサーバに割り当
て、プロセスサーバが端末装置からのサービス要求に応
じた処理を行い、データベースサーバがプロセスサーバ
から出される外部記憶装置上のファイルへの入出力要求
を制御し、監視装置が通信サーバ,プロセスサーバおよ
びデータベースサーバを監視して制御し、高速ディジタ
ル回線網が端末装置と通信サーバとの間を接続し、メッ
セージ搬送LANが通信サーバとプロセスサーバとの間
で送受信されるメッセージの通信路となり、データ搬送
LANがプロセスサーバとデータベースサーバとの間で
送受信されるデータの通信路となる。
【0010】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0011】図1は、本発明の一実施例に係るコンピュ
ータシステムを示すブロック図である。本実施例のコン
ピュータシステムは、複数の端末装置1と、高速ディジ
タル回線網2と、複数の通信サーバ3と、メッセージ搬
送LAN4と、監視装置5と、複数のプロセスサーバ6
と、データ搬送LAN7と、複数のデータベースサーバ
8と、複数の外部記憶装置9とから構成されている。
ータシステムを示すブロック図である。本実施例のコン
ピュータシステムは、複数の端末装置1と、高速ディジ
タル回線網2と、複数の通信サーバ3と、メッセージ搬
送LAN4と、監視装置5と、複数のプロセスサーバ6
と、データ搬送LAN7と、複数のデータベースサーバ
8と、複数の外部記憶装置9とから構成されている。
【0012】端末装置1は、高速ディジタル回線網2に
接続され、UNIX(米国AT&T社の商標)オペレー
ティングシステムが動作するパソコンおよびワークステ
ーション,Xサーバが動作するX端末装置またはインテ
リジェント機能を保有しないダム端末装置からなる。
接続され、UNIX(米国AT&T社の商標)オペレー
ティングシステムが動作するパソコンおよびワークステ
ーション,Xサーバが動作するX端末装置またはインテ
リジェント機能を保有しないダム端末装置からなる。
【0013】高速ディジタル回線網2は、端末装置1と
通信サーバ3とを接続する。なお、この回線スピード
は、64kbps程度である。
通信サーバ3とを接続する。なお、この回線スピード
は、64kbps程度である。
【0014】通信サーバ3は、UNIXオペレーティン
グシステムが動作する高性能ワークステーション上に実
装され、端末装置1からのサービス要求をプロセスサー
バ6に割り当る役割を持ち、この役割の中には、端末装
置1の接続/切断制御,メッセージの送受信制御,セキ
ュリティ制御およびメッセージロギング制御がある。な
お、通信サーバ3に内蔵されている記憶装置には、UN
IXオペレーティングシステム,通信サーバ機能を実現
するプログラム,端末装置の定義情報およびプロセスサ
ーバの定義情報が格納されている。
グシステムが動作する高性能ワークステーション上に実
装され、端末装置1からのサービス要求をプロセスサー
バ6に割り当る役割を持ち、この役割の中には、端末装
置1の接続/切断制御,メッセージの送受信制御,セキ
ュリティ制御およびメッセージロギング制御がある。な
お、通信サーバ3に内蔵されている記憶装置には、UN
IXオペレーティングシステム,通信サーバ機能を実現
するプログラム,端末装置の定義情報およびプロセスサ
ーバの定義情報が格納されている。
【0015】メッセージ搬送LAN4は、通信サーバ3
とプロセスサーバ6との間で送受信されるメッセージの
通信路である。なお、この搬送能力は、100Mbps
程度である。
とプロセスサーバ6との間で送受信されるメッセージの
通信路である。なお、この搬送能力は、100Mbps
程度である。
【0016】監視装置5は、UNIXオペレーティング
システムが動作する高性能ワークステーション上に実装
され、通信サーバ3,プロセスサーバ6およびデータベ
ースサーバ8(以下、単にサーバという)を監視し制御
する。すなわち、監視装置5は、負荷に応じてサーバの
追加接続,不要サーバの切断ならびにこれらのサーバの
動作に必要なプログラムおよび定義情報の維持を行う機
能を有する。なお、監視装置5に内蔵する記憶装置に
は、UNIXオペレーティングシステム,監視装置5と
しての機能を実現するためのプログラムおよびサーバに
関する定義情報が格納されている。
システムが動作する高性能ワークステーション上に実装
され、通信サーバ3,プロセスサーバ6およびデータベ
ースサーバ8(以下、単にサーバという)を監視し制御
する。すなわち、監視装置5は、負荷に応じてサーバの
追加接続,不要サーバの切断ならびにこれらのサーバの
動作に必要なプログラムおよび定義情報の維持を行う機
能を有する。なお、監視装置5に内蔵する記憶装置に
は、UNIXオペレーティングシステム,監視装置5と
しての機能を実現するためのプログラムおよびサーバに
関する定義情報が格納されている。
【0017】プロセスサーバ6は、UNIXオペレーテ
ィングシステムが動作する高性能ワークステーション上
に実装され、端末装置1からのサービス要求に対応した
処理を行う。なお、プロセスサーバ6に内蔵された記憶
装置には、UNIXオペレーティングシステム,プロセ
スサーバとしての機能を実現するためのプログラム,利
用頻度が高いサービス要求に対応する応用プログラムお
よびデータベースサーバ8の定義情報が格納されてい
る。
ィングシステムが動作する高性能ワークステーション上
に実装され、端末装置1からのサービス要求に対応した
処理を行う。なお、プロセスサーバ6に内蔵された記憶
装置には、UNIXオペレーティングシステム,プロセ
スサーバとしての機能を実現するためのプログラム,利
用頻度が高いサービス要求に対応する応用プログラムお
よびデータベースサーバ8の定義情報が格納されてい
る。
【0018】データ搬送LAN7は、プロセスサーバ6
とデータベースサーバ8との間で送受信されるデータの
通信路となる。なお、この搬送能力は、1Gbps程度
である。
とデータベースサーバ8との間で送受信されるデータの
通信路となる。なお、この搬送能力は、1Gbps程度
である。
【0019】データベースサーバ8は、UNIXオペレ
ーティングシステムが動作する高性能ワークステーショ
ン上に実装され、プロセスサーバ6から出される外部記
憶装置9上の各種ファイルへの入出力要求を集中的に制
御するという役割を持ち、この役割の中には、データに
対するセキュリティ制御,同時入出力要求に対する共有
/排他制御,データの入出力制御および更新ロギング制
御がある。なお、データベースサーバ8に内蔵された記
憶装置には、UNIXオペレーティングシステム,デー
タベースサーバとしての機能を実現するためのプログラ
ムおよびデータベースサーバ8に接続された外部記憶装
置9に関する定義情報が格納されている。
ーティングシステムが動作する高性能ワークステーショ
ン上に実装され、プロセスサーバ6から出される外部記
憶装置9上の各種ファイルへの入出力要求を集中的に制
御するという役割を持ち、この役割の中には、データに
対するセキュリティ制御,同時入出力要求に対する共有
/排他制御,データの入出力制御および更新ロギング制
御がある。なお、データベースサーバ8に内蔵された記
憶装置には、UNIXオペレーティングシステム,デー
タベースサーバとしての機能を実現するためのプログラ
ムおよびデータベースサーバ8に接続された外部記憶装
置9に関する定義情報が格納されている。
【0020】外部記憶装置9は、1台のデータベースサ
ーバ8につき複数台接続することが可能であり、コンピ
ュータシステム全体で共用されるデータおよびプログラ
ムをファイルという形で格納し、データベースサーバ8
とはチャンネル結合している。
ーバ8につき複数台接続することが可能であり、コンピ
ュータシステム全体で共用されるデータおよびプログラ
ムをファイルという形で格納し、データベースサーバ8
とはチャンネル結合している。
【0021】次に、このように構成された本実施例のコ
ンピュータシステムの動作について説明する。
ンピュータシステムの動作について説明する。
【0022】端末装置1は、コンピュータシステムの利
用者からのサービス開始要求を高速ディジタル回線網2
を介してあらかじめ定められた通信サーバ3に送る。
用者からのサービス開始要求を高速ディジタル回線網2
を介してあらかじめ定められた通信サーバ3に送る。
【0023】通信サーバ3は、メッセージ搬送LAN4
を介して各プロセスサーバ6の負荷状況(例えば、多重
サービス度)を問い合わせ、負荷の軽いプロセスサーバ
6に接続要求を出す。
を介して各プロセスサーバ6の負荷状況(例えば、多重
サービス度)を問い合わせ、負荷の軽いプロセスサーバ
6に接続要求を出す。
【0024】このとき、監視装置5は、端末装置1から
の通信サーバ3に対する同時サービス要求に対して、通
信サーバ3が処理し得る端末装置1の台数であるか否か
を監視している。
の通信サーバ3に対する同時サービス要求に対して、通
信サーバ3が処理し得る端末装置1の台数であるか否か
を監視している。
【0025】プロセスサーバ6は、通信サーバ3からの
接続要求を受信した後、通信サーバ3を介して端末装置
1との間の会話を可能にするためにセッション開設を行
う。
接続要求を受信した後、通信サーバ3を介して端末装置
1との間の会話を可能にするためにセッション開設を行
う。
【0026】セッション開設がなされると、利用者は、
端末装置1からプロセスサーバ6に対して個別のサービ
ス要求を行う。
端末装置1からプロセスサーバ6に対して個別のサービ
ス要求を行う。
【0027】プロセスサーバ6は、端末装置1からのサ
ービス要求に対応する応用プログラムの起動をかける。
この場合、まず最初に、プロセスサーバ6は、内蔵する
外部記憶装置に格納されたこのサービス要求に対応する
応用プログラムの起動をかける。もし、この応用プログ
ラムが見つからない場合には、続いて、プロセスサーバ
6は、外部記憶装置9に格納されているこの応用プログ
ラムをデータ搬送LAN7を介してロードし、応用プロ
グラムの起動をかける。
ービス要求に対応する応用プログラムの起動をかける。
この場合、まず最初に、プロセスサーバ6は、内蔵する
外部記憶装置に格納されたこのサービス要求に対応する
応用プログラムの起動をかける。もし、この応用プログ
ラムが見つからない場合には、続いて、プロセスサーバ
6は、外部記憶装置9に格納されているこの応用プログ
ラムをデータ搬送LAN7を介してロードし、応用プロ
グラムの起動をかける。
【0028】データベースサーバ8は、プロセスサーバ
6上で動作する応用プログラムから出されるファイル入
出力要求を集中処理する。
6上で動作する応用プログラムから出されるファイル入
出力要求を集中処理する。
【0029】このとき、監視装置5は、プロセスサーバ
6からのファイル入出力要求に対して、データベースサ
ーバ8が処理し得るファイル入出力要求の容量であるか
否かを監視している。
6からのファイル入出力要求に対して、データベースサ
ーバ8が処理し得るファイル入出力要求の容量であるか
否かを監視している。
【0030】ここで、本実施例のコンピュータシステム
の処理能力について、式を用いて説明する。
の処理能力について、式を用いて説明する。
【0031】本実施例のコンピュータシステムのレスポ
ンスタイムは、通信サーバ3とプロセスサーバ6との間
のメッセージの送受信時間と、プロセスサーバ6上での
応用プログラムの処理時間と、プロセスサーバ6とデー
タベースサーバ8との間のデータの送受信時間との和と
考えてもよい(それ以外の処理時間は、処理時間が少な
いために無視し得るものである)。
ンスタイムは、通信サーバ3とプロセスサーバ6との間
のメッセージの送受信時間と、プロセスサーバ6上での
応用プログラムの処理時間と、プロセスサーバ6とデー
タベースサーバ8との間のデータの送受信時間との和と
考えてもよい(それ以外の処理時間は、処理時間が少な
いために無視し得るものである)。
【0032】したがって、このコンピュータシステムの
レスポンスタイムの要求を満たすためには、次の不等式
を満たす必要がある。 rtm≧tmo((amn×mpl)/mln+api
n/(pap×npa)+(adbn×dbpl)/d
bln))
レスポンスタイムの要求を満たすためには、次の不等式
を満たす必要がある。 rtm≧tmo((amn×mpl)/mln+api
n/(pap×npa)+(adbn×dbpl)/d
bln))
【0033】ここで、rtmは要求されるレスポンスタ
イムであり、tmoはコンピュータシステムに対して同
時サービス要求をしたときの端末装置1の台数であり、
amnは1回のサービスで行われる通信サーバ3とプロ
セスサーバ6との間の平均メッセージ回数であり、mp
lはメッセージ搬送LAN4上のメッセージパケット長
であり、mlnはメッセージ搬送LAN4の搬送能力で
あり、apinは1回のサービスで消費されるプロセス
サーバ6の処理時間であり、papは1台のプロセスサ
ーバ6の処理能力であり、npaは接続されているプロ
セスサーバ6の台数であり、adbnは1回のサービス
で行われるプロセスサーバ6とデータベースサーバ8と
の間の平均データ送受信回数であり、dbplはデータ
搬送LAN7上のデータパケット長でり、dblnはデ
ータ搬送LAN7の搬送能力である。
イムであり、tmoはコンピュータシステムに対して同
時サービス要求をしたときの端末装置1の台数であり、
amnは1回のサービスで行われる通信サーバ3とプロ
セスサーバ6との間の平均メッセージ回数であり、mp
lはメッセージ搬送LAN4上のメッセージパケット長
であり、mlnはメッセージ搬送LAN4の搬送能力で
あり、apinは1回のサービスで消費されるプロセス
サーバ6の処理時間であり、papは1台のプロセスサ
ーバ6の処理能力であり、npaは接続されているプロ
セスサーバ6の台数であり、adbnは1回のサービス
で行われるプロセスサーバ6とデータベースサーバ8と
の間の平均データ送受信回数であり、dbplはデータ
搬送LAN7上のデータパケット長でり、dblnはデ
ータ搬送LAN7の搬送能力である。
【0034】以上のことから、上記の不等式を満たすパ
ラメータ値を決定してコンピュータシステムに組み込む
ことにより求めるレスポンスタイムを満たすことが可能
となる。
ラメータ値を決定してコンピュータシステムに組み込む
ことにより求めるレスポンスタイムを満たすことが可能
となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高性能ワ
ークステーションクラスのコンピュータを通信サーバ,
プロセスサーバおよびデータベースサーバとして使い分
け、これらを二階層のLANで接続したビルディングブ
ロック型のコンピュータシステムを構築することによ
り、以下のような効果がある。
ークステーションクラスのコンピュータを通信サーバ,
プロセスサーバおよびデータベースサーバとして使い分
け、これらを二階層のLANで接続したビルディングブ
ロック型のコンピュータシステムを構築することによ
り、以下のような効果がある。
【0036】(1)従来のメインフレーム型コンピュー
タシステムのような複雑かつ肥大化したオペレーティン
グシステムやオンライン処理システムのような応用プロ
グラムを複数のプロセスサーバに分散したので、メンテ
ナンスが容易になるとともに、信頼性の高いシステムの
運用も可能となる。
タシステムのような複雑かつ肥大化したオペレーティン
グシステムやオンライン処理システムのような応用プロ
グラムを複数のプロセスサーバに分散したので、メンテ
ナンスが容易になるとともに、信頼性の高いシステムの
運用も可能となる。
【0037】(2)コンピュータシステムの利用負荷の
増大に対応して通信サーバ,プロセスサーバおよびデー
タベースサーバの台数を増やすことにより、利用負荷の
増大に対して容易に対応することが可能となる。
増大に対応して通信サーバ,プロセスサーバおよびデー
タベースサーバの台数を増やすことにより、利用負荷の
増大に対して容易に対応することが可能となる。
【0038】(3)通信サーバ,プロセスサーバおよび
データベースサーバのオペレーティングシステムが従来
に比べて小さくてかつ簡潔なものになる。
データベースサーバのオペレーティングシステムが従来
に比べて小さくてかつ簡潔なものになる。
【図1】本発明の一実施例に係るコンピュータシステム
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】従来のメインフレーム型のコンピュータシステ
ムを示す図である。
ムを示す図である。
【図3】従来のLAN接続型のコンピュータシステムを
示す図である。
示す図である。
1 端末装置 2 高速ディジタル回線網 3 通信サーバ 4 メッセージ搬送LAN 5 監視装置 6 プロセスサーバ 7 データ搬送LAN 8 データベースサーバ 9 外部記憶装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】(3)通信サーバ,プロセスサーバおよび
データベースサーバのオペレーティングシステムが従来
に比べて小さくてかつ簡潔なものになる。
データベースサーバのオペレーティングシステムが従来
に比べて小さくてかつ簡潔なものになる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンピュータシステム
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】従来のメインフレーム型のコンピュータシステ
ムを示す図である。
ムを示す図である。
【図3】従来のLAN接続型のコンピュータシステムを
示す図である。
示す図である。
【符号の説明】 1 端末装置 2 高速ディジタル回線網 3 通信サーバ 4 メッセージ搬送LAN 5 監視装置 6 プロセスサーバ 7 データ搬送LAN 8 データベースサーバ 9 外部記憶装置
Claims (1)
- 【請求項1】 利用者からのサービス要求を送出する端
末装置と、 前記端末装置からのサービス要求を後記プロセスサーバ
に割り当る通信サーバと、 前記端末装置からのサービス要求に応じた処理を行うプ
ロセスサーバと、 前記プロセスサーバから出される外部記憶装置上のファ
イルへの入出力要求を制御するデータベースサーバと、 前記通信サーバ,前記プロセスサーバおよび前記データ
ベースサーバを監視して制御する監視装置と、 前記端末装置と前記通信サーバとの間を接続する高速デ
ィジタル回線網と、 前記通信サーバと前記プロセスサーバとの間で送受信さ
れるメッセージの通信路となるメッセージ搬送LAN
と、 前記プロセスサーバと前記データベースサーバとの間で
送受信されるデータの通信路となるデータ搬送LANと
を有することを特徴とするコンピュータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093539A JPH05265954A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | コンピュータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4093539A JPH05265954A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | コンピュータシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05265954A true JPH05265954A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=14085083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4093539A Pending JPH05265954A (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | コンピュータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05265954A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0830529A (ja) * | 1994-07-20 | 1996-02-02 | Fujitsu Ltd | 通信サーバ |
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