JP2002007320A - リモート制御システム - Google Patents

リモート制御システム

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JP2002007320A
JP2002007320A JP2000187921A JP2000187921A JP2002007320A JP 2002007320 A JP2002007320 A JP 2002007320A JP 2000187921 A JP2000187921 A JP 2000187921A JP 2000187921 A JP2000187921 A JP 2000187921A JP 2002007320 A JP2002007320 A JP 2002007320A
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interface
remote
computer
control system
serial bus
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JP2000187921A
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Daisuke Sato
大輔 佐藤
Mineo Nishimaki
峰雄 西牧
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 3台のコンピュータ1が遮音壁で囲まれ
た装置室2に収納されている。リモートインタフェース
3とコンピュータ1とは、IEEE1394シリアルバ
スケーブル4により相互に接続されている。各コンピュ
ータは、互いにシリアルバスケーブル4により相互にデ
ジチェーン接続されている。リモートインタフェース3
には、インタフェースボックス5が設けられ、シリアル
バスケーブル4に接続されている。インタフェースボッ
クス5には、キーボード6、ディスプレイ7、マウス
8、プリンタ9が接続されている。 【効果】 1本のケーブルを延長するだけで、1台ある
いは複数台のコンピュータを快適にリモートインタフェ
ース3により遠隔操作することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを、
コンピュータ本体から離れた場所で制御するためのリモ
ート制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの操作性を向上させる等の
目的で、コンピュータ本体とマンマシンインタフェース
とを切り離して、コンピュータを遠隔制御するシステム
が、各種開発されている(特開平第8−237768号
公報、特開平第8−235093号公報、特開平第10
−187306号公報、特開平第10−207809号
公報、特開平第11−31028号公報、特開平第9−
510523号公報、特開平第10−222448号公
報、特開2000−66777号公報、特開2000−
66821号公報、特開2000−20169号公
報)。これらは、接続切り換え用の切り換えスイッチや
中継器を使用したり、有線LAN、無線等を使用して、
コンピュータ本体から離れた場所にマンマシンインタフ
ェースを置くことを可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。
【0004】上記のような従来のシステムのうち、切り
換えスイッチや中継器を挿入したケーブル用いてキーボ
ードやモニタ等をコンピュータから遠い場所に配置する
ものは、たくさんのインタフェースケーブルを引き回す
必要があり、配線が複雑で工事も取り扱いも不便になる
という問題がある。
【0005】また、LAN(ローカルエリアネットワー
ク)ケーブルを介して複数のコンピュータを接続し、相
互に他のコンピュータを制御するシステムは、マンマシ
ンインタフェース側にコンピュータが必ず必要になり通
信速度が遅いとか、システム設定が容易でないという問
題がある。
【0006】また、コンピュータ側とマンマシンインタ
フェース側にそれぞれ無線器を接続して、コードレス式
で遠隔操作を実現したものは、微弱な電波を利用するこ
とから隔壁を隔てた操作は困難という問題がある。
【0007】このほかにはUSBポートを用いた接続も
あるが、プロトコル変換用のソフトウエアが必要になり
汎用性が無いという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。
【0009】〈構成1〉互いにデジチェーン接続された
コンピュータ群と、これらのコンピュータのいずれかと
シリアルバスケーブルを介して接続されたリモートイン
タフェースとから成り、上記リモートインタフェース
は、少なくとも、データ入出力制御用マンマシンインタ
フェースを含むことを特徴とするリモート制御システ
ム。
【0010】この例は、コンピュータ群と1台のリモー
トインタフェースとが1本のシリアルバスケーブルを介
して接続される。1本のシリアルバスケーブルを配線す
るだけで、リモートインタフェースにより複数台のコン
ピュータが制御できるという効果がある。コンピュータ
は、演算処理を実行する本体のみであってもよいし、キ
ーボードやディスプレイを備えた通常のパーソナルコン
ピュータやワークステーションであってもよい。リモー
トインタフェースは、データ入出力制御用マンマシンイ
ンタフェースを備える。データ入出力用マンマシンイン
タフェースとは、キーボードやディスプレイやその他、
コンピュータを人間が制御するために必要な任意のイン
タフェースである。マンマシンインタフェースの種類は
任意である。コンピュータ群はデジチェーン接続されて
おり、リモートインタフェースはそのいずれかを選択し
て直接制御できる。シリアルバスケーブルは、制御用の
データを双方向に高速転送できるIEEE1394イン
タフェースケーブルのようなものが好ましい。
【0011】〈構成2〉コンピュータと、このコンピュ
ータとシリアルバスケーブルを介して接続されたリモー
トインタフェース群とから成り、上記リモートインタフ
ェース群は互いにデジチェーン接続され、各リモートイ
ンタフェースは、それぞれ、データ入出力制御用マンマ
シンインタフェースを含むことを特徴とするリモート制
御システム。
【0012】この例は、1台のコンピュータを複数台の
リモートインタフェースにより制御する。基本的な制御
は構成1と同様である。複数のオペレータが1台のコン
ピュータを別個独立に、あるいは同時に利用する場合に
適する。
【0013】〈構成3〉互いにデジチェーン接続された
コンピュータ群と、これらのコンピュータのいずれか
と、シリアルバスケーブルを介して接続されたリモート
インタフェース群とから成り、上記リモートインタフェ
ース群は互いにデジチェーン接続され、各リモートイン
タフェースは、それぞれ、データ入出力制御用マンマシ
ンインタフェースを含むことを特徴とするリモート制御
システム。
【0014】このケースは、複数台のコンピュータを複
数台のリモートインタフェースにより制御する。コンピ
ュータの数もリモートインタフェースの数も自由であ
る。両方の数が同一である必要も無い。どのリモートイ
ンタフェースでどのコンピュータを制御しても構わな
い。
【0015】〈構成4〉構成1乃至3のいずれかに記載
のリモート制御システムにおいて、上記コンピュータ
は、上記リモートインタフェースと遮音隔壁を隔てて配
置されることを特徴とするリモート制御システム。
【0016】コンピュータ本体は、冷却用ファンや内蔵
ハードディスク等による騒音を発する。このシステムで
は、コンピュータ本体の音を遮断する遮音隔壁で隔てら
れた場所で、オペレータがコンピュータを制御できる。
遮音の程度は任意である。不完全でも、ある程度効果が
あればよい。
【0017】〈構成5〉構成1乃至3のいずれかに記載
のリモート制御システムにおいて、上記コンピュータ
は、上記リモートインタフェースと除埃隔壁を隔てて配
置されることを特徴とするリモート制御システム。
【0018】いわゆるクリーンルームの内部でコンピュ
ータを制御する場合に、埃等の発生源となるコンピュー
タ本体をクリーンルーム外に配置することができる。除
埃隔壁とはクリーンルームを囲う隔壁や、クリーンルー
ム内部に設けたコンピュータを収容するための部屋を囲
う隔壁である。
【0019】〈構成6〉構成1乃至3のいずれかに記載
のリモート制御システムにおいて、上記シリアルバスケ
ーブルは、IEEE1394インタフェースケーブルで
あることを特徴とするリモート制御システム。
【0020】高速シリアルバスインタフェースであっ
て、デジチェーン接続可能なものとして、IEEE13
94インタフェースが最も適する。
【0021】〈構成7〉構成1または3に記載のリモー
ト制御システムにおいて、上記リモートインタフェース
は、上記コンピュータ群に含まれるいずれかのコンピュ
ータを制御対象に選択するノード選択部を備えることを
特徴とするリモート制御システム。
【0022】リモートインタフェースは、複数のコンピ
ュータのうちのいずれかを自由に選択して制御できるよ
うに、ノード選択部を備える。ノード選択部は、リモー
トインタフェースから送信される制御データの送信先を
指定する機能を持つものであればよい。
【0023】〈構成8〉構成7に記載のリモート制御シ
ステムにおいて、上記シリアルバスケーブルは、IEE
E1394インタフェースケーブルであることを特徴と
するリモート制御システム。
【0024】IEEE1394インタフェースを利用す
る場合には、各コンピュータにそれぞれユニークなID
(識別子)が付けられるから、ノード選択部はそのID
を指定する機能を持つものであればよい。
【0025】〈構成9〉コンピュータと、このコンピュ
ータとシリアルバスケーブルを介して接続されたリモー
トインタフェース群とから成り、上記リモートインタフ
ェースは、複数のデータ入出力制御用マンマシンインタ
フェース群を接続し、上記シリアルバスケーブルといず
れかのマンマシンインタフェースを選択して接続するノ
ード選択部を備えたインタフェースボックススを有する
ことを特徴とするリモート制御システム。
【0026】インタフェースボックスが複数のデータ入
出力制御用マンマシンインタフェース群を内蔵すること
により、スター状にリモートインタフェースを接続した
状態が実現する。
【0027】〈構成10〉コンピュータ群と、このコン
ピュータ群とシリアルバスケーブルを介して接続される
リモートインタフェースと、上記コンピュータ群の複数
のインタフェースを接続し、上記シリアルバスケーブル
と上記いずれかのコンピュータのインタフェースを選択
して接続するノード選択部を備えたインタフェースボッ
クスとを有することを特徴とするリモート制御システ
ム。
【0028】インタフェースボックスが複数のデータ入
出力制御用マンマシンインタフェース群を内蔵すること
により、スター状にリモートインタフェースを接続した
状態が実現する。
【0029】〈構成11〉構成9または10に記載のリ
モート制御システムにおいて、上記コンピュータは、上
記リモートインタフェースと遮音隔壁を隔てて配置され
ることを特徴とするリモート制御システム。
【0030】以下、構成4、5、6と対応させた。
【0031】〈構成12〉構成9または10にに記載の
リモート制御システムにおいて、上記コンピュータは、
上記リモートインタフェースと除埃隔壁を隔てて配置さ
れることを特徴とするリモート制御システム。
【0032】〈構成13〉構成9または10に記載のリ
モート制御システムにおいて、上記シリアルバスケーブ
ルは、IEEE1394インタフェースケーブルである
ことを特徴とするリモート制御システム。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は、本発明のリモート制御シ
ステムの具体例を示す斜視図である。この図では、3台
のコンピュータ1が、遮音壁で囲まれた装置室2に収納
されている。本発明のシステムは、このようなコンピュ
ータ群を、コンピュータ群から離れた位置で制御する。
リモートインタフェース3は、コンピュータ1を制御す
るオペレータ等が操作するためのマンマシンインタフェ
ースを備えたものである。このリモートインタフェース
3とコンピュータ1とは、シリアルバスケーブル4によ
り相互に接続されている。この例ではこのシリアルバス
ケーブル4には、国際標準化されているIEEE139
4(Institute of Electrical and Electronic Enginee
rs)シリアルインタフェースを採用した。
【0034】図のように、各コンピュータは、互いにシ
リアルバスケーブル4により相互にデジチェーン接続さ
れている。一方、リモートインタフェース3には、イン
タフェースボックス5が設けられている。このインタフ
ェースボックス5は、上記シリアルバスケーブル4に接
続されている。インタフェースボックス5には、キーボ
ード6、ディスプレイ7、マウス8、プリンタ9が接続
されている。
【0035】図の装置室2には、3台のコンピュータ1
を収容したが、コンピュータ1は1台でも複数台でもよ
い。リモート制御のみが目的なら,各コンピュータはど
こにどのように設置してもよい。図に示したコンピュー
タ1は、いずれも、キーボードやディスプレイを接続し
ないパーソナルコンピュータ本体である。なお、これら
のコンピュータ1は、本体のみでなくキーボード等が接
続されているものでもよい。リモートインタフェース3
は、図のように2組設けた。しかし、リモートインタフ
ェース3も、1組でも複数組でも構わない。複数組の場
合には、図のように、リモートインタフェース同士をイ
ンタフェースボックス5を利用してデジチェーン接続す
る。
【0036】図2の(a)はコンピュータ側に設けられ
ているインタフェースのブロック図、(b)はコンピュ
ータ内部のブロック図である。図のように、このPC側
インタフェース20は、バスライン11に接続されたC
PU12、ROM13(Read Only Memory)、RAM1
4(Random Access Memory)、キーボードインタフェー
ス15、マウスインタフェース16、シリアルインタフ
ェース17、パラレルインタフェース18、ビデオイン
タフェース19、IDEインタフェース22、IEEE
1394ポート23とを備える。このPC側インタフェ
ース20は、コンピュータ1と一体化したものでもよい
し、コンピュータに外付けされたものでもよい。
【0037】CPU12は、PC側インタフェース20
を制御するプロセッサである。ROM13(Read Only
Memory)には制御用のプログラムを記憶し、RAM14
(Random Access Memory)は、データ転送時のバッファ
等に使用される。キーボードインタフェース15、マウ
スインタフェース16、シリアルインタフェース17、
パラレルインタフェース18、ビデオインタフェース1
9及びIDEインタフェース22は、コンピュータ1の
外部接続端子と直接接続されるインタフェースで、それ
ぞれキーボード、マウス、シリアルケーブル、パラレル
ケーブル、ビデオ入出力ケーブル、IDEバスケーブル
を接続するための図示しないコネクタ等を備えたもので
ある。
【0038】IEEE1394ポート23は標準的な既
知の構造のものでよい。IEEE1394ポート23は
デジチェーン接続を可能にするため、図のように、2本
のシリアルバスケーブル4を接続できる端子を備える。
これにより、キーボード、マウス、シリアルケーブル、
パラレルケーブル等を通じて入出力される信号が、IE
EE1394ポート23を通じて多重化され送受信され
る。CPU12は、転送信号をRAM14にバッファリ
ングしながらシリアルバスケーブル4と各インタフェー
スとの間の信号転送を制御する。この回路構成や制御技
術は既知のため、さらに詳細な説明は省略する。
【0039】図2(b)に示すように、PC1側にも、
PC側インタフェース20の各ブロックに対応するイン
タフェースが設けられている。即ち、PC1は、インタ
フェースバス111に接続されたキーボードインタフェ
ース115、マウスインタフェース116、シリアルイ
ンタフェース117、パラレルインタフェース118、
ビデオインタフェース119、IDEインタフェース2
2を備える。
【0040】上記インタフェースバス111は、PCI
バスブリッジ123を介してPC1の内部バス121に
接続される。PC1の内部バス121には、PC1本体
を制御するためのCPU112、ROM113(Read O
nly Memory)、RAM114(Random Access Memory)
等が接続されている。以上の構成により、PC1は、シ
リアルバスケーブル4に接続されて遠隔制御される。
【0041】図3は、インタフェースボックスの具体的
な内容を示すブロック図である。図のインタフェースボ
ックス5は、バスライン31に接続されたCPU32、
ROM33(Read Only Memory)、RAM34(Random
Access Memory)、キーボードインタフェース35、マ
ウスインタフェース36、シリアルインタフェース3
7、パラレルインタフェース38、ビデオインタフェー
ス39、ノード選択部42、IEEE1394ポート4
3とを備える。
【0042】インタフェースボックス5の各内部ブロッ
クのうち、図2と同一名称の各ブロックの機能は、図2
に示したPC側インタフェース20の対応するブロック
と同様である。なお、ノード選択部42は、このインタ
フェースボックス5が、どのコンピュータを制御するか
を指定するデータをシリアルバスケーブル4を通じて送
信する機能を持つ。どのコンピュータを制御するかを指
定するデータというのは、例えば、各コンピュータのノ
ードを指定するノードIDである。
【0043】このような構成のインタフェースボックス
5に、図のように、キーボード6やマウス8、プリンタ
9、ディスプレイ7等が接続される。なお、ビデオイン
タフェース39は、ビデオ信号をMPEG(Moving Pic
ture Experts Group)等の信号圧縮技術を利用して高速
転送する機能を持つことが好ましい。映像の伝送時、IE
EE1394インタフェースのとりわけアイソクロナス転送を
用いると即時性が高まって操作の違和感が減るという効
果がある。
【0044】インタフェースボックス5のシリアルイン
タフェース37には、図1に図示していない例えば、モ
デム44等を接続することができる。キーボード6やマ
ウス8プリンタ9、ディスプレイ7等の信号を多重化す
る機能は、図2を用いて説明したPC側インタフェース
20と同様である。これにより、キーボード6等を操作
して、ノード選択部42を制御すれば、任意のコンピュ
ータをシリアルバスケーブル4を通じて制御できる。ま
た、例えば、1つのファンクションキーを繰り返し押す
ことで、サイクリックに制御対象のコンピュータを切り
換えることが可能である。
【0045】図4は、本発明のシステムのバリエーショ
ンを示す簡単なブロック図である。
【0046】ここでは、コンピュータとリモートインタ
フェースの組合せの3通りのバリエーションを説明す
る。
【0047】図4の(a)は、「PC」と表示したコン
ピュータ群と「R」と表示したリモートインタフェース
群とを相互に接続した例を示す。この図のように、コン
ピュータ群もリモートインタフェース群も、任意の組合
せで制御が可能である。例えば、各コンピュータがそれ
ぞれ分散処理を実行しており、その処理の制御や処理結
果の出力を任意のリモートインタフェースから行うよう
な場合に適する接続である。
【0048】図4の(b)では、コンピュータ群と1台
のリモートインタフェースとを相互に接続している。1
台のリモートインタフェースで任意のコンピュータの制
御が可能である。例えば、各コンピュータがそれぞれ別
々の機能を持ち、別々の処理を実行している場合に、そ
の処理の制御や処理結果の出力を1台のリモートインタ
フェースから行うような場合に適する接続である。
【0049】図4(c)は、MPCと表示したIEEE
1394インタフェースを予め備えたコンピュータ60
により、コンピュータ群を制御する例を示す。IEEE
1394インタフェースを予め備えたコンピュータ60
は、図1のリモートインタフェース3と同様の機能を持
つ。従って、このコンピュータ60により上記と同様の
遠隔操作が可能になる。上記いずれの場合にも、シリア
ルバスケーブル1本を延長することで、コンピュータ
を、離れた場所でリモートインタフェースによりコント
ロールすることができる。故に、例えば、図1に示すよ
うに、コンピュータを遮音壁で囲まれた装置室2の内部
に隔離して、騒音や熱をシャットアウトした環境でリモ
ートインタフェースを操作することができる。
【0050】また、例えば、クリーンルームにリモート
インタフェースを置いて、装置室にコンピュータを置く
ことで、コンピュータのフアン等から吹き出す塵埃でク
リーンルームを汚すのを防止できる。このほか、装置室
に鍵をかけて、装置室内部に収容したコンピュータを保
護し、リモートインタフェースからの操作のみを許容す
るといった安全管理も可能である。
【0051】図5にも、他のバリエーションを示した。
【0052】図5の(a)では、1台のコンピュータと
リモートインタフェース群とが接続されている。これ
は、複数台のリモートインタフェースで1台のコンピュ
ータを共用するような場合に適する接続である。図5
(b)は、IEEE1394インタフェースを予め備え
たコンピュータ60を複数台のリモートインタフェース
で共用する例を示す。さらに、図5(c)の例では、新
たな構成のインタフェースボックス50を用いて、シリ
アルバスケーブル4に対して複数人の操作するキーボー
ドやマウス等(図中KM13と表示した)スター状に接
続された例を示す。以上の構成により、例えば複数人の
操作が同時にぶつかる場合においても、IEEE1394規格に
規定されているアービトレーション機能により、各ノー
ドが公平かつ遅滞無くPCにアクセスできる。これによ
り、複数人で1台のPCをほぼ同時に共有することがで
きる。
【0053】図6は、上記インタフェースボックス50
の具体的な内容を示すブロック図である。
【0054】図のインタフェースボックス50は、図3
に示したものと同様に、バスライン31に接続されたC
PU32、ROM33(Read Only Memory)、RAM3
4(Random Access Memory)、キーボードインタフェー
ス35、マウスインタフェース36、シリアルインタフ
ェース37、パラレルインタフェース38、ビデオイン
タフェース39、ノード選択部42、IEEE1394
ポート43とを備える。さらに、複数のリモートインタ
フェースの接続のために、複数組のキーボードインタフ
ェース35X、マウスインタフェース36X、シリアル
インタフェース37X、パラレルインタフェース38X
及びビデオインタフェース39Xを備える。
【0055】上記ノード選択部42は、各インタフェー
スを通じて入出力されるデータに転送元と転送先のノー
ドアドレスを付けての転送を制御するので、あたかも、
3台のリモートインタフェース3が同時に1台のコンピ
ュータを独自に制御しているように動作する。このよう
なシステムは、例えば、1台のリモートインタフェース
を操作する教師が、他のリモートインタフェースを操作
する何人かの生徒に1台の共通のコンピュータを使用し
て講義をするといった用途に有効である。なお、これと
全く同一の構成のインタフェースボックスによりシリア
ルバスケーブル4に複数のコンピュータをスター状に接
続することができる。
【0056】図7は、本発明のリモート制御システムの
変形例を示す斜視図である。既に説明したように、本発
明によれば、図のリモートインタフェース3を防塵室に
置いて、防塵室とは隔離された装置室2に設置したコン
ピュータ1を遠隔制御できる。この場合、プリンタ9も
防塵室側に設置するのは好ましくない。従って、図のよ
うに、プリンタ9を装置室2に設置して、シリアルバス
ケーブル4を通じて遠隔制御することが可能である。ま
た、騒音防止上の観点からも、図7のような構成を採用
することが好ましい。この図の例では、コンピュータ1
の本体とは別に外付けされたPC側インタフェース27
を使用した。即ち、PC側インタフェースは、コンピュ
ータ本体に組み込んでも、別体に設けてもよい。また、
プリンタ9は装置室2内に設置したインタフェースボッ
クス28に接続されている。このインタフェースボック
ス28の構造は、図1を用いて説明したインタフェース
ボックスと同様である。
【0057】上記の説明では、コンピュータとリモート
インタフェースとを相互に接続した例を説明したが、I
EEE1394シリアルインタフェースに接続できる様
々な機器をシステムに自由に追加してもよい。また、I
EEE1394シリアルインタフェースと同様に、汎用
化されたデジチェーン接続の可能な別のインタフェース
に置き換えても差し支えない。また、リモートインタフ
ェースは、少なくともマンマシンインタフェースに相当
するものを含んでいれば足り、例えば、1台のリモート
インタフェースが、キーボードのみを含むものでも、デ
ィスプレイのみを含むものでもよい。
【0058】
【発明の効果】以上説明した本発明の方法は次のような
効果がある。 1.1本のシリアルバスケーブルを延長するだけで、1
台あるいは複数台のコンピュータを快適に遠隔操作する
ことができる。 2.既存のコンピュータを周辺機器あるいはソフトウエ
アに遠隔制御のための特別な変更を加えることなくほと
んどそのまま使用することができる。 3.単に図2の(a)に示したPC側インタフェース2
0や図3に示したインタフェースボックス5のコネクタ
を接続するような操作だけでよく、ドライバソフト等も
不要なので簡便で汎用性が高い。 4.シリアルバスケーブルを例えば光ケーブル等にすれ
ば、信号の減衰が少なく、中継器無しで遠くから遠隔操
作が可能になる。 5.ビデオ装置など、コンピュータ以外の装置用にもこ
のシリアルバスケーブルやリモートインタフェースを共
用することができる。 6.インタフェースボックス等の構成が簡単で集積回路
化ができるので安価なシステムを組むことができる。 7.コンピュータのオペレーティングシステムの種類や
バージョンに依存しないで自由に遠隔制御ができる。ま
た、設定の面倒なデバイスドライバが不要になるという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリモート制御システムの具体例を示す
斜視図である。
【図2】(a)はコンピュータ側に設けられているイン
タフェースのブロック図、(b)はコンピュータ内部の
ブロック図である。
【図3】インタフェースボックスの具体的な内容を示す
ブロック図である。
【図4】本発明のシステムのバリエーションを示す簡単
なブロック図である。
【図5】本発明のシステムの他のバリエーションを示す
簡単なブロック図である。
【図6】インタフェースボックスの変形例を示すブロッ
ク図である。
【図7】本発明のリモート制御システムの変形例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 装置室 3 リモートインタフェース 4 シリアルバスケーブル 5 インタフェースボックス 6 キーボード 7 ディスプレイ 8 マウス 9 プリンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EB03 FA05 5B077 NN02 5K033 AA02 AA04 BA04 DA11 DB01 DB14 5K048 AA01 AA08 BA01 DA02 DA05 DC04 DC08 EA16 HA01 HA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いにデジチェーン接続されたコンピュ
    ータ群と、これらのコンピュータのいずれかとシリアル
    バスケーブルを介して接続されたリモートインタフェー
    スとから成り、 前記リモートインタフェースは、少なくとも、データ入
    出力制御用マンマシンインタフェースを含むことを特徴
    とするリモート制御システム。
  2. 【請求項2】 コンピュータと、 このコンピュータとシリアルバスケーブルを介して接続
    されたリモートインタフェース群とから成り、 前記リモートインタフェース群は互いにデジチェーン接
    続され、各リモートインタフェースは、それぞれ、デー
    タ入出力制御用マンマシンインタフェースを含むことを
    特徴とするリモート制御システム。
  3. 【請求項3】 互いにデジチェーン接続されたコンピュ
    ータ群と、これらのコンピュータのいずれかと、シリア
    ルバスケーブルを介して接続されたリモートインタフェ
    ース群とから成り、 前記リモートインタフェース群は互いにデジチェーン接
    続され、各リモートインタフェースは、それぞれ、デー
    タ入出力制御用マンマシンインタフェースを含むことを
    特徴とするリモート制御システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載のリモ
    ート制御システムにおいて、 前記コンピュータは、前記リモートインタフェースと遮
    音隔壁を隔てて配置されることを特徴とするリモート制
    御システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至3のいずれかに記載のリモ
    ート制御システムにおいて、 前記コンピュータは、前記リモートインタフェースと除
    埃隔壁を隔てて配置されることを特徴とするリモート制
    御システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至3のいずれかに記載のリモ
    ート制御システムにおいて、 前記シリアルバスケーブルは、IEEE1394インタ
    フェースケーブルであることを特徴とするリモート制御
    システム。
  7. 【請求項7】 請求項1または3に記載のリモート制御
    システムにおいて、 前記リモートインタフェースは、前記コンピュータ群に
    含まれるいずれかのコンピュータを制御対象に選択する
    ノード選択部を備えることを特徴とするリモート制御シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のリモート制御システム
    において、 前記シリアルバスケーブルは、IEEE1394インタ
    フェースケーブルであることを特徴とするリモート制御
    システム。
  9. 【請求項9】 コンピュータと、 このコンピュータとシリアルバスケーブルを介して接続
    されたリモートインタフェース群とから成り、 前記リモートインタフェースは、複数のデータ入出力制
    御用マンマシンインタフェース群を接続し、前記シリア
    ルバスケーブルといずれかのマンマシンインタフェース
    を選択して接続するノード選択部を備えたインタフェー
    スボックスを有することを特徴とするリモート制御シス
    テム。
  10. 【請求項10】 コンピュータ群と、 このコンピュータ群とシリアルバスケーブルを介して接
    続されるリモートインタフェースと、 前記コンピュータ群の複数のインタフェースを接続し、
    前記シリアルバスケーブルと前記いずれかのコンピュー
    タのインタフェースを選択して接続するノード選択部を
    備えたインタフェースボックスとを有することを特徴と
    するリモート制御システム。
  11. 【請求項11】 請求項9または10に記載のリモート
    制御システムにおいて、 前記コンピュータは、前記リモートインタフェースと遮
    音隔壁を隔てて配置されることを特徴とするリモート制
    御システム。
  12. 【請求項12】 請求項9または10に記載のリモート
    制御システムにおいて、 前記コンピュータは、前記リモートインタフェースと除
    埃隔壁を隔てて配置されることを特徴とするリモート制
    御システム。
  13. 【請求項13】 請求項9または10に記載のリモート
    制御システムにおいて、 前記シリアルバスケーブルは、IEEE1394インタ
    フェースケーブルであることを特徴とするリモート制御
    システム。
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