JPH05264800A - 電子線照射装置 - Google Patents
電子線照射装置Info
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- JPH05264800A JPH05264800A JP4108354A JP10835492A JPH05264800A JP H05264800 A JPH05264800 A JP H05264800A JP 4108354 A JP4108354 A JP 4108354A JP 10835492 A JP10835492 A JP 10835492A JP H05264800 A JPH05264800 A JP H05264800A
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- Japan
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- cooling
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 42
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Abstract
により電子の利用効率が低下するのを回避することを目
的とする。 【構成】 冷却桟の長さ方向に沿う中央部の高さが最小
となるように、冷却桟の高さを設定する。冷却桟に垂直
に放射される電子に対して角度をもって照射される電子
のうち、冷却桟に衝突する電子の量が少なくなり、これ
によって電子の利用効率が高くなる。
Description
る。
ャンバー内にフィラメントを配置し、これから放出され
る電子を、窓箔を通して大気中に取り出すように構成さ
れている。その際窓箔で発生する熱を除却するために冷
却桟を設けている。
真空チャンバー、2はその内部に設置されているフィラ
メント、3はその周囲を囲むシールド電極、4は窓枠
で、方形状に構成されてあり、その向かう合う長縁部5
にまたがって複数の冷却桟6が設けられてある。長縁部
5にはその長手方向に沿って水冷ダクト7が形成されて
ある。8は窓箔、9は窓箔8を窓枠4の周縁に対して抑
えつけてこれを支持する抑え枠である。図では各部分を
離して示してあるが、実際は互いに気密に取り付けられ
てある。
は、窓箔8を透過して大気中に放出され、その際窓箔8
に発生した熱は、冷却桟6から水冷ダクト7によって冷
却されている長縁部5に伝導され、ここで除却される。
真空チャンバー1内は真空に引かれているので、窓箔8
の中間は、図3に示すように冷却桟6に押しつけられて
支持され、かつ隣合う冷却桟6間の窓箔部分は、真空チ
ャンバー1内に引き込まれるようになる。
1内に向かい合う縁)11は、図4に示すように平坦と
されていた。そしてこの冷却桟6の高さHは、窓箔8が
冷却桟6を押しつける力と、冷却桟6が水冷ダクト7に
伝える熱量により決定されるようにしてあり、現状の設
計ではその両方の量が最大となる高さに設定されてい
る。
子10は、図1に示すように全てが冷却桟6に対して垂
直に加速されて放出されるわけではなく、図3に示すよ
うにその垂直方向に対してある角度をもって加速されて
くる電子12もある。このような電子11は冷却桟6が
ある高さをもっているため、冷却桟6に衝突することが
あり、このように衝突した電子は大気中には取り出され
ない。
の影になる領域Mに向かう電子は大気中に取り出される
ことはないし、その影にならない領域Nに向かう電子は
大気中に取り出される。このように大気中に取り出され
ない電子が存在することは、電子の利用効率が低下する
ことになり、好ましいものではない。
し、かつこれを冷却するのに使用される冷却桟を設けた
場合、その冷却桟の存在による電子の利用効率の低下を
可及的に回避することを目的とする。
間にまたがって設けられる冷却桟の高さを、その長さ方
向に沿う中央部で最小となるように形成したことを特徴
とする。
は、その中央付近で最大となることが知られている。こ
のことはその中央部では冷却桟に衝突する電子ビームの
量が少ないことを意味する。したがってこの中央部での
冷却桟による窓箔の冷却量は少なくてよいことになるの
で、この中央部における冷却桟の高さは低くてもよいこ
とになる。
ることにより、電子ビームがある角度をもって照射され
た場合でも、冷却桟に衝突する電子ビームの量は減少
し、その利用効率は高くなる。
る。本発明にしたがい、冷却桟6の長さ方向に沿う中央
部が最小の高さとなるように構成する。その最小の高さ
はその長手方向に沿う中央部における電子ビームの分布
密度に応じ、その電子ビームによる窓箔8からの熱の伝
導に足る最小限度の高さに、および窓箔8から受ける力
に耐える最小の強度が維持できるに足る高さに設定すれ
ばよい。
図3の右側半分に示すように、冷却桟6の影になる領域
M′は、領域Mに比較して狭くなり、影にならない領域
N′は、領域Nに比較して広くなる。これによって大気
中に取り出される電子ビームの量は多くなり、それだけ
電子の利用効率は高くなる。
の密度は高いので、その部分における領域M′が広くな
ることにより、電子の利用効率は更に高くなるようにな
る。
却桟の長さ方向に沿う中央部が最小の高さとなるように
形成したことによって、冷却桟による窓箔の冷却効果を
あまり損なうことなく、電子ビームの利用効率を高める
ことができる効果を奏する。
却桟と電子ビームとの関係を示す側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 真空チャンバー内に配置されたフィラメ
ントから放射される電子を、窓枠に周縁が支持されてい
る窓箔を介して大気中に取り出すようにした電子線照射
装置において、前記窓枠の長縁部間にまたがって、前記
窓箔の中間を支持しかつ冷却するための冷却桟を設ける
とともに、前記冷却桟の高さを、その長さ方向に沿う中
央部で最小となるように形成してなる電子線照射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4108354A JP2836366B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電子線照射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4108354A JP2836366B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電子線照射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05264800A true JPH05264800A (ja) | 1993-10-12 |
JP2836366B2 JP2836366B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=14482596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4108354A Expired - Lifetime JP2836366B2 (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電子線照射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2836366B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP4108354A patent/JP2836366B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2836366B2 (ja) | 1998-12-14 |
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Legal Events
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