JPH0526474Y2 - - Google Patents

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JPH0526474Y2
JPH0526474Y2 JP1986084565U JP8456586U JPH0526474Y2 JP H0526474 Y2 JPH0526474 Y2 JP H0526474Y2 JP 1986084565 U JP1986084565 U JP 1986084565U JP 8456586 U JP8456586 U JP 8456586U JP H0526474 Y2 JPH0526474 Y2 JP H0526474Y2
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peripheral wall
wall
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exhaust duct
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、穀粒内に張込んだ穀粒に対し熱風を
送給して乾燥させる穀粒通風乾燥機において、熱
風の排風路の終端側に組付ける送風機の取付装置
についての改良に関する。
[従来の技術] 上述の穀粒通風乾燥機に取付けられる送風機
は、従前にあつては、機体の後面側に機内の排風
路の終端と接続連通して装設される排風ダクト
に、送風機の取付穴を形設して、そこに送風機の
ケーシングを組付けることで組付けるようにして
いる。
[考案が解決しようとする課題] この手段は、送風機のケーシングを排風ダクト
に組付けることで、送風機の取付け固定が完了す
ることになつて、送風機の組付作業を簡単化でき
るが、取付けた送風機の位置が固定されることか
ら、穀粒通風乾燥機を設置する建屋の構造、特に
排風機から排出される穀粒通風乾燥機の機内の穀
粒から奪つた水分を多量に含む排風が、穀粒乾燥
機の乾燥風の取入口に再び流れ込むのをさけるた
め、この送風機から排出される排風を、建屋の窓
から建屋の外に導くようにする際、穀粒通風乾燥
機を設置する建屋の構造の差異に基づく窓の位置
の相違により、送風機の吐風口から排出される排
風を建屋の窓から外部に導くのが困難になる欠点
がある。
このことから、穀粒通風乾燥機を建屋内に設置
したときに、穀粒通風乾燥機の機体に組付けられ
た送風機を、それの吐風口が建屋の窓に正しく対
向する姿勢となるように変更調節するため、機体
の後面側に装設される排風ダクトに、軸線方向を
排風ダクトの後壁面に対して傾斜させた円筒状の
取付台を、その後壁面に対しみそすり運動するよ
うに取付けておいて、これに送風機のケーシング
を組付け、取付台を排風ダクトに対し旋回させる
ことで、送風機の吐風口の傾斜方向が上下左右に
方向を変えていくようにする手段が、例えば実公
昭59−19274号公報により提起されている。しか
し、この手段は、送風機の吐風口の開口方向を、
上方または下方などの所定の方向に向かわせたと
き、その方向における傾斜角度を調節することが
出来ず、また、このことから送風機の吐風口の開
口方向、即ち、送風機のケーシングの軸線方向
を、排風ダクトの後壁と直交するように調節する
ことが出来ず、送風機をそれの取付高さ位置にお
いて真直ぐ後方に吐風させることが望まれる場合
に対処できない問題がある。
また、送風機の吐風口の開口方向を自在に変更
させるための手段として、実開昭53−27071号公
報にあるよう、送風機のケーシングを、伸縮およ
び彎曲が自在のアコーデオン式の筒体の先端部に
接続して、その筒体の基端側を穀粒通風乾燥機の
機体に固定装着することで、この筒体の撓曲によ
り送風機の吐風口の開口方向を自在に変更させる
手段がある。しかし、この手段は、送風機の位置
を固定するのに、別に支持装置を必要とし、さら
に、この支持装置に送風機のケーシングまたは筒
体の先端部を組付け固定する作業が必要となつ
て、送風機の組付け固定を面倒にする問題があ
る。
本考案は、従来手段に生じているこれらの問題
を解消せしめるためになされたものであつて、穀
粒通風乾燥機の機体の後面に装設される排風ダク
トに組付け固定する送風機を、それの吐風口の開
口方向が、上下左右の所望の方向に傾斜する状態
となるよう切換変更が可能で、かつ、その送風機
の吐風口の開口方向の、所望の方向における傾斜
角度の調整が自在に行なえるようにする新たな手
段を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そして、本考案においては、この目的を達成す
るための手段として、穀粒通風乾燥機の機体の後
面側に、その機体内部の排風路に連通するよう装
設する排風ダクトを、上下左右の四周を囲う四角
な筒状の周壁と後面側を塞ぐ後壁とで、前面側が
開放する四角な箱状に形成するとともに、それの
筒状の周壁を後面視において上下左右の各辺の長
さが等しくなる略正方形に形成して、それの周壁
の後面視における四周の各辺が交互に上辺となる
状態に変換自在に組付け、その排風ダクトの後壁
に送風機のケーシングを接続する組付穴を形設す
るとともに、その後壁を、後面視における一辺を
回動軸線として前後に自在に回動するよう前記周
壁の後面視における一辺に連結軸を介して連結
し、かつ、排風ダクトの周壁を平面視において前
記連結軸を設けた側の前後の突出長さが長くその
反対側の突出長さが短い台形に形成し、前記後壁
には、前述連結軸を設けた辺縁を除く周縁に周壁
にラツプして摺接する補助周壁を装設し、この周
壁と補助周壁との重合部位に、所望の重合深さに
閉じ合わせるセツトボルトおよび長孔を設けてな
る穀粒通風乾燥機における送風機の取付装置を提
起するものである。
[実施例] 次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図は本考案手段を実施せる穀粒通風乾燥機
Aの縦段側面図、第2図は同上穀粒通風乾燥機A
の縦段正面図で、同図において、1は穀粒通風乾
燥機Aの機体、bはその機体1の後面側に設けた
排風ダクト、2はその排風ダクトbに組付け固定
した送風機を示す。
また、10はその機体1の内部に装設せる穀
槽、11は通気性の隔壁で形成した穀槽10の床
板、12は穀槽10内に穀粒を張込むよう機体1
の前面側に立設せる昇降機(バケツトエレベータ
ー)、13は穀槽10内に張込んだ穀粒に対し供
給する熱風を生成する熱風生成装置(バーナー装
置)、14はその熱風生成装置13の取付台を兼
ねて機体1の前面に装設せる熱風供給ダクト、1
5は前記熱風生成装置13で生成された熱風を誘
導するように通気性の隔壁16で風胴状に形成し
て穀槽10内の底部に装設せる導風路、17,1
7はその導風路15から吹出されて穀粒の流下路
a,aを横切つた熱風(排風)を誘導するよう穀
槽10の床板11の下方に形成した排風路、18
は、穀槽10の底に設けた流出口10aの下方に
装設せる穀粒搬出用の下部コンベア、19は前述
の排風路17,17と前記機体1の後面に装設せ
る排風ダクトbとを連通させるよう機体1の後面
側の機壁に開設した連通口である。
排風ダクトbは、第3図に示している如く、上
下左右の四周を囲む四角な筒状の周壁30と、後
面側を塞ぐ後壁31とで、前面側が開放する四角
な箱状をなす形状に形成してある。そして、それ
の四周を囲う四角な筒状の周壁30は、後面視に
おいて正方形をなすよう、上下左右の各壁面の長
さ寸法Lが等しくしてある。しかし、この周壁3
0の前後方向における突出長さは、左右において
長短に差異をもたせている。即ち、第3図におい
て周壁30の左面側の部分は前後の突出長さHを
長く、右面側の部分は前後の突出長さhを短くし
てあつて、これにより、平面視においては、左右
の両辺が長短になる台形をなすようにしてある。
そして、この四角な筒状の周壁30の後面側に
設けた後壁31は、送風機2の円筒状に形成して
あるケーシング20の基端部を接続せしめて取付
けるための取付穴32が形設してあり、その取付
穴32の周縁にはケーシング20の基端部に装設
せる取付鍔21を接合して止着するためのボルト
穴33…が形設してある。
そして、また、この後壁31は、前述した前後
の突出長さHを長くした周壁30の左面側の部分
の後縁に沿う上下方向の辺縁31aに設けた連結
軸34により、その辺縁31aを回動軸線として
前後に自在に回動するよう該排風ダクトbの周壁
30の前記左面側の部分の後縁に連結している。
さらに、この後壁31には、それの前記連結軸3
4を設けた辺縁31aを除いた周縁に、前記周壁
30とラツプして摺接する補助周壁31bが装設
してあり、その補助周壁31bと前記周壁30と
の重合部位は、セツトボルト35と長孔36とに
より、所望の重合深さにおいて一体に閉じ合わさ
れている。
なお、37…は排風ダクトbの基端部に設けた
組付用の接合鍔で、それぞれ同形に形成してあつ
て、排風ダクトbを、第3図の状態から順次90度
づつ旋回させたとき、その各状態において該接合
鍔37…が機体1の後面に装設してある取付座に
対応して、セツトボルトをボルト穴38…に挿通
して螺じ込むことで組付けていけるようになつて
いる。
このように構成せる実施例装置は次のように作
用する。
排風ダクトbに送風機2を取付けた状態におい
て、その排風ダクトbを、それの後壁31の連結
軸34を設けた辺縁31aが、右側または左側ま
たは上側または下側となるように、所望の姿勢と
して機体1の後面に組付けることで、第4図、第
5図、第6図、第7図の如く、送風機2の吐風口
2aの開口方向が、左・右・上・下の各方向にそ
れぞれ傾斜した状態となる。そして、それらの各
状態において、セツトボルト35の締付けを解放
して後壁31を連結軸34中心に前後に回動させ
れば、送風機2の吐風口2aの開口方向の傾斜角
度が、それぞれの状態において変更調節されるよ
うになる。そして、後壁31が機体1の後面に対
して平行するよう傾斜角度を緩くすることで、送
風機2の吐風口2aの開口方向は、略真直ぐ後方
に向かう状態となる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案による穀粒通風乾燥
機における送風機の取付装置は、穀粒通風乾燥機
Aの機体1の後面側に、その機体1内部の排風路
17に連通するよう装設する排風ダクトbを、上
下左右の四周を囲う四角な筒状の周壁30と後面
側を塞ぐ後壁31とで、前面側が開放する四角な
箱状に形成するとともに、それの筒状の周壁30
を後面視において上下左右の各辺の長さLが等し
くなる略正方形に形成して、それの周壁30の後
面視における四周の各辺が交互に上辺となる状態
に変換自在に組付け、その排風ダクトbの後壁3
1に送風機2のケーシング20を接続する組付穴
32を形設するとともに、その後壁31を、後面
視における一辺31aを回動軸線として前後に自
在に回動するよう前記周壁30の後面視における
一辺に連結軸34を介して連結し、かつ、排風ダ
クトbの周壁30を平面視において前記連結軸3
4を設けた側の前後の突出長さHが長くその反対
側の突出長さhが短い台形に形成し、前記後壁3
1には、前述連結軸34を設けた辺縁31aを除
く周縁に周壁30にラツプして摺接する補助周壁
31bを装設し、この周壁30と補助周壁31b
との重合部位に、所望の重合深さに閉じ合わせる
セツトボルト35および長孔36を設けて構成し
てあるのだから、排風ダクトbを90度づつ旋回さ
せて組付けていくことで、送風機2の吐風口2a
の開口方向が、左右上下の各方向に切換わつてい
くようになり、また、実質的に送風機2の取付台
となる排風ダクトbの後壁31を連結軸34中心
に傾斜回動させることで、前述の排風ダクトbを
組付けるときの90度づつの旋回作動により、上
方・下方・左方・右方のそれぞれの方向に傾斜し
て開放する送風機2の吐風口2aの開口方向の傾
斜角度が、それぞれの状態において、所望に調節
できるようになる。しかも、この排風ダクトbの
後壁31の傾斜角度の調節で送風機2の吐風口2
aの開口方向を、真直ぐ後方にも向けられるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施せる穀粒通風乾燥機の縦
断側面図、第2図は同上の縦断正面図、第3図は
排風ダクトの斜視図、第4図および第5図および
第6図ならびに第7図は作用の説明図である。 図面符号の説明、A……穀粒通風乾燥機、a…
…流下路、b……排風ダクト、H,h……前後長
さ、L……各辺の長さ、1……機体、10……穀
槽、10a……流出口、11……床板、12……
昇降機、13……熱風生成装置、14……熱風供
給ダクト、15……導風路、16……通気性の隔
壁、17……排風路、18……下部コンベア、1
9……連通口、2……送風機、2a……吐風口、
20……ケーシング、21……取付鍔、30……
周壁、31……後壁、31a……竪の辺縁、31
b……周壁、32……取付穴、33……ボルト
穴、34……連結軸、35……セツトボルト、3
6……長孔、37……接合鍔、38……ボルト
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 穀粒通風乾燥機Aの機体1の後面側に、その機
    体1内部の排風路17に連通するよう装設する排
    風ダクトbを、上下左右の四周を囲う四角な筒状
    の周壁30と後面側を塞ぐ後壁31とで、前面側
    が開放する四角な箱状に形成するとともに、それ
    の筒状の周壁30を後面視において上下左右の各
    辺の長さLが等しくなる略正方形に形成して、そ
    れの周壁30の後面視における四周の各辺が交互
    に上辺となる状態に変換自在に組付け、その排風
    ダクトbの後壁31に送風機2のケーシング20
    を接続する組付穴32を形設するとともに、その
    後壁31を、後面視における一辺31aを回動軸
    線として前後に自在に回動するよう前記周壁30
    の後面視における一辺に連結軸34を介して連結
    し、かつ、排風ダクトbの周壁30を平面視にお
    いて前記連結軸34を設けた側の前後の突出長さ
    Hが長くその反対側の突出長さhが短い台形に形
    成し、前記後壁31には、前述連結軸34を設け
    た辺縁31aを除く周縁に周壁30にラツプして
    摺接する補助周壁31bを装設し、この周壁30
    と補助周壁31bとの重合部位に、所望の重合深
    さに閉じ合わせるセツトボルト35および長孔3
    6を設けてなる穀粒通風乾燥機における送風機の
    取付装置。
JP1986084565U 1986-06-03 1986-06-03 Expired - Lifetime JPH0526474Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327071B2 (ja) * 1973-08-01 1978-08-05

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5327071U (ja) * 1976-08-14 1978-03-08
JPS60135553U (ja) * 1984-02-17 1985-09-09 株式会社東芝 換気装置

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JPS5327071B2 (ja) * 1973-08-01 1978-08-05

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