JPH0526437A - 強制通風式給湯器の燃焼制御装置 - Google Patents

強制通風式給湯器の燃焼制御装置

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JPH0526437A
JPH0526437A JP20488891A JP20488891A JPH0526437A JP H0526437 A JPH0526437 A JP H0526437A JP 20488891 A JP20488891 A JP 20488891A JP 20488891 A JP20488891 A JP 20488891A JP H0526437 A JPH0526437 A JP H0526437A
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ignition time
slow ignition
temperature
main burner
hot water
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JP20488891A
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Yutaka Aoki
豊 青木
Yoshio Suzuki
義生 鈴木
Shigesue Abe
重季 阿部
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Paloma Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確実な着火のために必要な緩点火時間中に出
湯温度が低下しまたは上昇して一時的に冷たい水または
あつい湯が出るという不都合を、メインバーナが温まっ
ているときには防止する。 【構成】 メインバーナ20への点火時には開閉電磁弁
23を開きかつ給湯量や出湯設定温度などとは無関係に
比例電磁弁24の開度を所定の値として所定の緩点火時
間だけ点火に最適な量のガスを前記メインバーナ20に
供給すると共に点火栓26を作動させる強制通風式給湯
器の燃焼制御装置において、開閉電磁弁23が閉じてか
ら所定の判定時間経過後あるいはメインバーナ20付近
の温度が所定の判定温度よりも低い場合には前記緩点火
時間を所定の第1緩点火時間に設定し、同判定時間経過
前あるいは同判定温度よりも高い場合には前記緩点火時
間を前記第1緩点火時間よりも短い所定の第2緩点火時
間に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メインバーナへの着火
を確実に行うために緩点火シーケンスを行うようにした
強制通風式給湯器の燃焼制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】強制通風式給湯器においては、着火に最
適なガス量及び通風量はある範囲内に限られているの
で、点火時には比例電磁弁をある範囲内の所定の緩点火
開度にすると共にファンもこれに応じた回転数として最
適なガス量及び通風量により着火を行い、メインバーナ
の全面に火移りして燃焼が安定してから、出湯設定温度
及び出湯量に応じたガス量及び通風量で給湯器を作動さ
せる通常燃焼状態としている。そしてこのように燃焼が
安定するまでにはある程度の時間を必要とするので、メ
インバーナに確実に着火させて通常燃焼状態に移行させ
るには緩点火時間をあまり短くすることはできなかっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの緩点
火時間中はガス量が所定の一定値であるので設定された
温度及び量の出湯に必要な熱量に対して少なかったり多
かったりし、このため出湯温度が大幅に低下したり上昇
したりし、特にシャワーを間欠的に使用する場合などに
はその都度一時的に冷たい水が出たり、あつい湯が出た
りするので、使用者に著しい不快感を与える。本発明
は、メインバーナが温まっているときはメインバーナに
着火し全面に火移りして燃焼が安定するまでの時間が短
くなることに着目して、このような問題を解決すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
る強制通風式給湯器の燃焼制御装置は、図1に示すよう
に、熱交換器15を通る給水を加熱するメインバーナ2
0へのガス供給管21に設けた比例電磁弁24及び開閉
電磁弁23と、前記メインバーナ20からのガスに点火
する点火栓26と、前記メインバーナへの点火時には前
記開閉電磁弁23を開きかつ給湯量や出湯設定温度など
とは無関係に前記比例電磁弁24の開度を所定の値とし
て所定の緩点火時間だけ点火に最適な量のガスを前記メ
インバーナ20に供給すると共に前記点火栓26を作動
させる制御手段1を備えた強制通風式給湯器の燃焼制御
装置において、前記開閉電磁弁23が閉じると同時に作
動を開始する判定タイマ3と、この判定タイマが予め定
められた判定時間を経過した後には前記緩点火時間を所
定の第1緩点火時間に設定すると共にそれ以前には同緩
点火時間を前記第1緩点火時間よりも短い所定の第2緩
点火時間に設定する緩点火時間切換手段2を備えたこと
を特徴とするものである。
【0005】また、本発明による強制通風式給湯器の燃
焼制御装置は、図2に示すように、判定タイマ3の代わ
りにメインバーナ20またはその付近の温度を検出する
温度センサ36を備え、緩点火時間切換手段2は、温度
センサ36の検出温度が予め定められた判定温度よりも
低い場合には前記緩点火時間を所定の第1緩点火時間に
設定すると共に同判定温度よりも高い場合には前記緩点
火時間を前記第1緩点火時間よりも短い所定の第2緩点
火時間に設定するようにしてもよい。
【0006】
【作用】メインバーナ20への点火時に、制御手段1は
開閉電磁弁23を開き、緩点火時間切換手段2により設
定された所定の緩点火時間だけ比例電磁弁24の開度を
所定値として点火に必要な最適な量のガスをメインバー
ナ20に供給すると共に点火栓26を作動させてメイン
バーナ20からのガスに確実に点火する。開閉電磁弁2
3が閉じ給湯器が作動を停止してから所定の判定時間を
経過してメインバーナ20が冷えているときは、緩点火
時間切換手段2は緩点火時間をメインバーナ20の冷え
ているときの第1緩点火時間に設定し、所定の判定時間
の経過前でメインバーナ20がまだ暖かいときは緩点火
時間を冷えているときよりも短い第2緩点火時間に設定
する。
【0007】また判定タイマ3の代わりに温度センサ3
6を備えたものによれば、メインバーナ20またはその
付近の温度を直接検出してその温度が判定温度より低い
ときは緩点火時間切換手段2は緩点火時間をメインバー
ナ20が冷えているときの第1緩点火時間に設定し、温
度センサ36により検出される温度が判定温度よりも高
ければ緩点火時間をメインバーナ20が冷えているとき
よりも短い第2緩点火時間に設定する。
【0008】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、メイン
バーナが冷えていて燃焼が安定するまでの時間が長いと
きは緩点火時間を長い第1緩点火時間に設定し、メイン
バーナが温まっていて燃焼が安定するまでの時間が短い
ときは第1緩点火時間より短い第2緩点火時間に設定し
ているので、メインバーナが温まっているときは冷えて
いるときよりも短い時間で、出湯設定温度及び出湯量に
応じたガス量及び通風量で給湯器を作動させる通常燃焼
状態とすることができる。これによらシャワーを間欠的
に使用する場合などにはガス量が一定で制御できない緩
点火時間が短縮されるので、一時的に出湯温度が低下し
たり上昇したりする時間が短縮されると共に出湯温度の
低下または上昇も減少し、使用の快適性を高めることが
でき、しかも常に確実な着火を行わせることができる。
【0009】
【実施例】以下に、図3〜図5に示す実施例により、本
発明の説明をする。図3に示すように、強制通風式瞬間
湯沸器の燃焼室を形成するケース10内の下部にはメイ
ンバーナ20が設けられて、ガス供給源側から直列に配
置した元電磁弁22、比例電磁弁24及び開閉電磁弁2
3を有するガス供給管21により燃料ガスが供給され、
またケース10の下側に設けた電動ファン25により燃
焼用空気が供給されている。元電磁弁22及び開閉電磁
弁23は開閉のみを行う電磁弁であり、比例電磁弁24
は制御電流に応じて開度が連続的に変化してメインバー
ナ20へのガス供給量を変化させるものである。またフ
ァン25は連続的に回転速度が変化してガス供給量に応
じた量の燃焼用空気を供給するものである。
【0010】メインバーナ20上方のケース10内に設
けたフィンチューブ形の熱交換器15の入り口側に接続
した給水管16には水流センサ37が設けられ、また出
口側に接続した給湯管17には湯温センサ38及び給湯
栓18が設けられている。給水管16からの給水は、熱
交換器15を通過する際にメインバーナ20により加熱
されて給湯栓18から出湯される。熱交換器15よりも
上方のケース10の上部はフード11を経て排気筒12
に接続され、メインバーナ20のすぐ上方のケース10
内の一側にはメインバーナ20に点火するための点火栓
26が、またこれと反対側にはメインバーナ20の炎の
有無を検出するフレームロッド等の炎センサ35が設け
られている。
【0011】この瞬間湯沸器の作動を制御する電子制御
装置30は中央処理装置(CPU)、読出し専用メモリ
(ROM)、書込み可能メモリ(RAM)及びインター
フェイスよりなり、駆動装置(何れも図示省略)等を介
して図3に示すように、各電磁弁22〜24、ファン2
5、点火栓26を作動させる点火装置27、操作器3
1、炎センサ35、水流センサ37及び湯温センサ38
に接続されている。電子制御装置30のROMには瞬間
湯沸器の作動を制御するために必要な制御プログラム及
び第1・第2緩点火時間、判定時間などの各常数が記憶
されており、RAMにはその都度変化する変数が記憶さ
れる。また、操作器31には瞬間湯沸器の作動に必要な
各種スイッチ、湯温設定装置、各種の表示ランプなどが
設けられている。電子制御装置30のCPUは、制御プ
ログラムに従って、操作器31及び各センサ35〜38
等からの信号を入力して所定の演算を行い、各電磁弁2
2〜24、ファン25、操作器31等への出力を行っ
て、瞬間湯沸器の作動を制御する。
【0012】図4は瞬間湯沸器の作動を制御するための
制御プログラムのフローチャートであり、これにより本
実施例の作動の説明をする。電子制御装置30の電源を
入れ、運転スイッチ(図示省略)により電子制御装置3
0を作動させれば、CPUは元電磁弁22を開き各変数
を0または所定の初期値にセットしての制御プログラム
による制御動作を開始する。
【0013】先ずステップ100においてCPUは水流
センサ37により給水管16を通る水流の有無を検出す
る。給湯栓18が閉で水流が検出されなければ制御動作
は先に進まないが、給湯栓18が開かれて所定の最少量
以上の通水を水流センサ37が検出すればステップ10
1からステップ102に進み、CPUはファン25を作
動させて所定時間のプリパージを行う。プリパージが終
了すればCPUはステップ103で後述の判定タイマ3
がタイムアップ(例えば5分以上経過)しているか否か
判断するが、作動開始直後にはタイムアップにセットさ
れているので、ステップ104でRAMに記憶される緩
点火時間を第1緩点火時間T1にセットし、ステップ10
6で主電磁弁(開閉電磁弁)23を開き、比例電磁弁2
4を緩点火に最適の開度とし、点火装置27を作動させ
て点火栓26に生じる火花によりメインバーナ20から
のガスに点火する。この第1緩点火時間T1は、メインバ
ーナ20が冷えているときに点火栓26からメインバー
ナ20に着火し全面に火移りして燃焼が安定するのに要
する時間(例えば1秒)である。説明は省略したが、C
PUは点火に最適の通風量が得られるようにファン25
の回転速度も制御する。
【0014】次いでCPUはメインバーナ20に点火さ
れたか否かを炎センサ35により検出し、もし所定時間
が経過しても炎が検出されなければ制御動作をステップ
108に進め、主電磁弁23及び比例電磁弁24を閉じ
て瞬間湯沸器の作動を停止させ、炎が検出されれば直ち
にステップ110に制御動作を進める。CPUはステッ
プ110で緩点火タイマ(CPU内蔵のクロックパルス
発生器により構成)をスタートさせ、それから第1緩点
火時間T1が経過すればステップ111からステップ11
2に進んで点火装置27を停止させ、かつ比例電磁弁2
4の緩点火制御を停止してステップ113の通常燃焼に
移行する。この通常燃焼では、CPUは湯温センサ38
により検出される温度を操作器31より入力された出湯
設定温度と比較し、給湯栓18からの出湯温度が設定温
度となるように比例電磁弁24の開度を制御してガス量
を調節し、またこのガス量に応じた通風量となるように
ファン25の回転速度を制御する。ステップ112から
ステップ113に移行する時点では、点火栓26により
メインバーナ20からのガスに点火されて生じた炎はメ
インバーナ20の全面に火移りして安定した燃焼状態と
なっているので、通常燃焼への移行は確実に行われ消え
たりする恐れはない。
【0015】給湯栓18が開かれていればこの通常燃焼
が続行されるが、給湯栓18が閉じられて水流センサ3
7による検出流量が所定の最少量以下となれば、CPU
は制御動作をステップ115に進め、主電磁弁23と比
例電磁弁24を閉じて湯沸器の作動を停止させ、判定タ
イマ3とアフタパージタイマ(何れもCPU内蔵のクロ
ックパルス発生器により構成)をスタートさせてステッ
プ116及びステップ117に制御動作を進める。判定
タイマ3の判定時間は例えば1分であり、アフタパージ
タイマの設定時間もこれとほゞ同じである。
【0016】アフタパージタイマ及び判定タイマ3のタ
イムアップ前、すなわちメインバーナ20がまだ暖かい
うちに再び給湯栓18を開けば、水流センサ37が水流
を検出するのでCPUは制御動作をステップ116から
ステップ101に戻し、ステップ101〜103でプリ
パージを行い、更にステップ105に進めてRAMに記
憶される緩点火時間を第2緩点火時間T2にセットした
後、前述と同様ステップ106〜112を通ってステッ
プ113の通常燃焼に移る。第2緩点火時間T2は、メイ
ンバーナ20が温まっている(例えば80℃以上)とき
に点火栓26からメインバーナ20に着火し全面に火移
りして燃焼が安定するのに要する時間(例えば 0.5秒)
である。この第2緩点火時間T2は第1緩点火時間T1より
も短いので、緩点火時間が第1緩点火時間T1である場合
に比して給湯栓18を開いてから設定温度の出湯がなさ
れるまでの時間が短縮され、これによりその間における
出湯温度の低下または上昇も少なくなる。従ってシャワ
ーを間欠的に使用する場合などには一時的に出湯温度が
低下または上昇する時間が短縮されると共に出湯温度の
低下または上昇も減少し、使用の快適性を高めることが
できる。メインバーナ20は温まったままであるので、
第2緩点火時間T2は第1緩点火時間T1より短くてもメイ
ンバーナ20に確実に着火して通常燃焼に移行させるこ
とができる。
【0017】アフタパージタイマのタイムアップ前で判
定タイマ3のタイムアップ後、すなわちメインバーナ2
0がある程度冷えてから給湯栓18を開いた場合は、C
PUは制御動作はステップ116からステップ101に
制御動作を戻した後プリパージを行い、ステップ104
でRAMに記憶される緩点火時間を第1緩点火時間T1に
セットした後、前述と同様ステップ106〜112を通
ってステップ113の通常燃焼に移る。この場合は前述
のプリパージ終了後と同様の作動が行われ、メインバー
ナ20は冷えているが緩点火時間は長くなるので確実に
点火されて通常燃焼に移行する。またアフタパージタイ
マのタイムアップ後はCPUはステップ118でファン
25を停止して制御動作をステップ100に戻し、水流
センサ37により水流が検出されれば最初に述べた通り
の作動がなされる。
【0018】上述のように、本実施例によれば、メイン
バーナ20が冷えていて燃焼が安定するまでの時間が長
いときは緩点火時間を長い第1緩点火時間T1に設定し、
メインバーナ20が温まっていて燃焼が安定するまでの
時間が短いときは短い第2緩点火時間T2に設定している
ので、メインバーナが温まっているときは冷えていると
きよりも短い時間で、出湯設定温度及び出湯量に応じた
ガス量及び通風量で給湯器を作動させる通常燃焼状態と
することができる。従ってシャワーを間欠的に使用する
場合などには、点火の確実性を犠牲にすることなく、一
時的に出湯温度が低下または上昇する時間が短縮される
と共に出湯温度の低下または上昇も減少し、使用の快適
性を高めることができる。
【0019】次に図3に示す変形実施例の説明をする。
この変形実施例では二点鎖線で示すように、メインバー
ナ20の一部に取り付けられた温度センサ36が電子制
御装置30に接続されている。この変形実施例では、前
述の実施例の判定タイマ3の代わりに温度センサ36に
よりメインバーナ20の温度を直接検出するものであ
り、図5はその作動を示すフローチャートである。この
フローチャートは、ステップ103A及びステップ11
5Aを除き図4と同じである。なお温度センサ36は、
メインバーナ20に直接取り付ける代わりに、その付近
に取り付けてメインバーナ20付近の温度を検出するよ
うにしてもよい。
【0020】運転スイッチの入力からステップ102ま
での作動は前述の実施例と同じである。次いでCPUは
ステップ103Aで温度センサ36によりメインバーナ
20の温度が予め定められた判定温度(例えば80℃以
上)よりも低いか否かを判断する。運転スイッチの入力
直後には温度センサ36の検出温度はこの所定温度より
も低いので、CPUはステップ104でRAMに記憶さ
れる緩点火時間を第1緩点火時間T1にセットし、前述の
実施例と同様ステップ106〜112で主電磁弁23を
開き、比例電磁弁24を緩点火に最適の開度とし、点火
栓26によりメインバーナ20からのガスに点火し、前
述と同様第1緩点火時間T1の経過後は点火装置27を停
止してステップ113の通常燃焼に移行する。給湯栓1
8を閉じて水流センサ37による検出流量が所定の最少
量以下となれば、CPUは制御動作をステップ115A
に進め、主電磁弁23と比例電磁弁24を閉じて湯沸器
の作動を停止させ、アフタパージタイマをスタートさせ
てステップ116及び117に制御動作を進める。
【0021】再び給湯栓18を開けば、水流センサ37
が水流を検出するのでCPUは制御動作をステップ11
6からステップ101に戻し、温度センサ36により検
出されるメインバーナ20の温度が前述の判定温度より
も低ければステップ104でRAMに記憶される緩点火
時間を第1緩点火時間T1にセットし、判定温度よりも高
ければ第2緩点火時間T2にセットして、ステップ106
〜112を経てステップ113の通常燃焼に移る。この
場合において温度センサ36の検出温度が判定温度より
高ければ第1緩点火時間T1よりも短い第2緩点火時間T2
にセットされるので、給湯栓18を開いてから設定温度
の出湯がなされるまでの時間が短縮され、またその間に
おける出湯温度の低下または上昇も少なくなる。従って
この変形実施例でも、シャワーを間欠的に使用する場合
などには、点火の確実性を犠牲にすることなく、一時的
に出湯温度が低下または上昇する時間が短縮されると共
に出湯温度の低下または上昇も減少し、使用の快適性を
高めることができる。
【0022】なお上記各実施例では第2緩点火時間T2を
第1緩点火時間T1より短い一定時間としたが、判定時間
が予め定められた時間より短いときはその時間が短いほ
ど第2緩点火時間T2を短くし、また判定温度が予め定め
られた温度より高いときはその温度が高いほど第2緩点
火時間T2を短くするようにしてもよい。また、上記各実
施例はメインバーナ20として単一のバーナを使用した
場合の例につき説明したが、本発明は加熱量の範囲を広
げるために複数のバーナを一部と全部に切り換えて使用
する場合にも適用することができ、この場合には一部の
バーナを使用するときと全部のバーナを使用するときと
では、前者のときの第1及び第2緩点火時間を後者のと
きの時間よりも短くするようにすることが好ましい。
【0023】また上記各実施例ではアフタパージタイマ
の作動中に流量検出があれば常にステップ116からス
テップ101に制御動作を戻すようにしたが、アフタパ
ージタイマタイマの経過時間がプリパージ時間に達する
までは上述のようにステップ116からステップ101
に制御動作を戻し、それ以後はステップ116からステ
ップ103(または103A)戻すようにしてもよい。
あるいは、ステップ115でプリパージタイマもスター
トさせると共にステップ116からステップ102に制
御動作を戻して、アフタパージタイマタイマの作動中に
流量検出があった場合には、プリパージ時間終了前はそ
の終了を待って、またプリパージ時間終了後は直ちにス
テップ103(または103A)に制御動作を進めるよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の発明による強制通風式給湯器
の燃焼制御装置の構成を示す図である。
【図2】 本発明の第2の発明による強制通風式給湯器
の燃焼制御装置の構成を示す図である。
【図3】 本発明による強制通風式給湯器の燃焼制御装
置の実施例の構造を示す図である。
【図4】 本発明による強制通風式給湯器の燃焼制御装
置の実施例のフローチャートを示す図である。
【図5】 本発明による強制通風式給湯器の燃焼制御装
置の変形実施例のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1…制御手段、2…緩点火時間切換手段、3…判定タイ
マ、15…熱交換器、20…メインバーナ、21…ガス
供給管、23…開閉電磁弁(主電磁弁)、24…比例電
磁弁、26…点火栓、36…温度センサ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換器を通る給水を加熱するメインバ
    ーナへのガス供給管に設けた比例電磁弁及び開閉電磁弁
    と、前記メインバーナからのガスに点火する点火栓と、
    前記メインバーナへの点火時には前記開閉電磁弁を開き
    かつ給湯量や出湯設定温度などとは無関係に前記比例電
    磁弁の開度を所定の値として所定の緩点火時間だけ点火
    に最適な量のガスを前記メインバーナに供給すると共に
    前記点火栓を作動させる制御手段を備えた強制通風式給
    湯器の燃焼制御装置において、前記開閉電磁弁が閉じる
    と同時に作動を開始する判定タイマと、この判定タイマ
    が予め定められた判定時間を経過した後には前記緩点火
    時間を所定の第1緩点火時間に設定すると共にそれ以前
    には同緩点火時間を前記第1緩点火時間よりも短い所定
    の第2緩点火時間に設定する緩点火時間切換手段を備え
    たことを特徴とする強制通風式給湯器の燃焼制御装置。
  2. 【請求項2】 熱交換器を通る給水を加熱するメインバ
    ーナへのガス供給管に設けた比例電磁弁及び開閉電磁弁
    と、前記メインバーナからのガスに点火する点火栓と、
    前記メインバーナへの点火時には前記開閉電磁弁を開き
    かつ給湯量や出湯設定温度などとは無関係に前記比例電
    磁弁の開度を所定の値として所定の緩点火時間だけ点火
    に最適な量のガスを前記メインバーナに供給すると共に
    前記点火栓を作動させる制御手段を備えた強制通風式給
    湯器の燃焼制御装置において、前記メインバーナまたは
    その付近の温度を検出する温度センサと、この温度セン
    サの検出温度が予め定められた判定温度よりも低い場合
    には前記緩点火時間を所定の第1緩点火時間に設定する
    と共に同判定温度よりも高い場合には前記緩点火時間を
    前記第1緩点火時間よりも短い所定の第2緩点火時間に
    設定する緩点火時間切換手段を備えたことを特徴とする
    強制通風式給湯器の燃焼制御装置。
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