JPH05263998A - Lng冷熱の蓄冷および有効利用方法とその装置 - Google Patents
Lng冷熱の蓄冷および有効利用方法とその装置Info
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- JPH05263998A JPH05263998A JP4064774A JP6477492A JPH05263998A JP H05263998 A JPH05263998 A JP H05263998A JP 4064774 A JP4064774 A JP 4064774A JP 6477492 A JP6477492 A JP 6477492A JP H05263998 A JPH05263998 A JP H05263998A
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Landscapes
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Abstract
利用可能とするシステムを提供することを主な目的とす
る。 【構成】 高温と低温の蓄冷剤槽を利用して、LNGか
ら得られる−120℃以下の冷熱を有効に利用する。
Description
び有効利用方法ならびにそのための装置に関する。
を中心にして幅広く行なわれている。しかるに、都市ガ
ス原料或いは火力発電燃料として使用されているLNG
に関しては、昼夜間の大きなLNG負荷格差を生ずるこ
とは避けられない。そのため、一定の冷熱量を利用する
ことを前提とする冷熱利用装置では、夜間の最低LNG
負荷によってその最大冷熱利用量が制約されざるを得な
い。このことが、LNG全取扱い量に比して、冷熱利用
率が頭打ちとなっている原因の一つである。一般に、冷
熱利用においては、その冷熱利用温度が低い程、利用効
率が高くなり、同時に経済効率も高くなる。
の冷熱利用が可能となるならば、中圧(10kg/cm
2 ・G未満)の天然ガスを直接液化することができる
が、この様な低温で冷熱を利用し得るシステムは、未だ
実用化されていない。これは、この様な条件下で使用さ
れる適当な蓄冷剤が見出されていないからである。即
ち、凝固点、共晶点などが知られている物質であって
も、凝固点以下の温度までそのまま冷却すると、アモル
ファスとなって、潜熱が得られない場合が多い。また、
蓄冷剤としては、熱的特性だけではなく、毒性および安
全性の観点から問題がないこと、価格が安く、供給が安
定していることなどが必要である。
NG冷熱の最大利用率を高めるとともに、LNGから得
られる−120℃以下の冷熱の利用を可能とするシステ
ムを提供することを主な目的とする。
技術の現状に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、蓄冷剤とし
てメタノール−エタノールの様な混合物を使用する場合
には、LNG冷熱の最大利用率を高めることができ、且
つLNGから得られる−120℃以下の冷熱の利用が可
能となることを見出した。
提供するものである: 1. LNGの冷熱を蓄冷し、有効に利用する方法であ
って、 (1)昼間においては、(a)LNG貯槽から発生する
ボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出
されて来るボイルオフガスを液化させるに十分な量のL
NGに混合してLNG単層流を形成させ、(b)液状の
蓄冷剤をそれぞれ収容する異なる温度に維持された2つ
の蓄冷剤槽の高温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤と上記で形成
されたLNG単層流とを熱交換させて蓄冷剤を共晶点以
上且つアモルファスを形成しない温度まで冷却し、次い
で冷却された蓄冷剤を低温側蓄冷剤槽に返送し、(c)
次いで、LNG単層流をポンプで送出圧力まで昇圧し、
LNG気化器に送って気化させ、 (2)夜間においては、(a)LNG貯槽から発生する
ボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出
されて来るボイルオフガスを液化させるには不十分な量
のLNGと混合してLNGとボイルオフガスからなる気
液二層流を形成させ、(b)形成された気液二層流と低
温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤とを熱交換させて蓄冷剤から
の顕熱によりボイルオフガスを液化させ、次いで加熱さ
れた蓄冷剤を高温側蓄冷剤槽に返送し、(c)熱交換後
のLNG単層流をLNG貯槽に戻すか、或いはポンプに
より送出圧力にまで昇圧させた後、LNG気化器に送っ
て気化させることを特徴とするLNG冷熱の蓄冷および
有効利用方法。
G送出装置において、 (イ)LNG貯槽の下流側に、LNG貯槽からのボイル
オフガスを圧縮機により昇圧してLNG流通ラインに戻
すためのライン、(ロ)LNGと液化したボイルオフガ
スとの混合物から冷熱を回収するために、液状の蓄冷剤
をそれぞれ収容する異なる温度に維持された2つの蓄冷
剤槽を使用する蓄冷装置、および(ハ)上記(イ)と
(ロ)との間に設けられており、蓄冷剤とLNGとボイ
ルオフガスとの混合物との間で熱交換を行なわせて、蓄
冷剤の冷却または混合物の予冷を行なうための熱交換器
を備えたことを特徴とするLNG冷熱の蓄熱および有効
利用を行なうための装置。
する方法であって、 (1)昼間においては、(a)LNG貯槽から発生する
ボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出
されて来るボイルオフガスを液化させるに十分な量のL
NGに混合してLNG単層流を形成させ、(b)液状の
蓄冷剤をそれぞれ収容する異なる温度に維持された2つ
の蓄冷剤槽の高温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤と上記で形成
されたLNG単層流とを熱交換させて蓄冷剤を共晶点以
上且つアモルファスを形成しない温度まで冷却し、次い
で冷却された蓄冷剤を低温側蓄冷剤槽に返送し、(c)
次いで、LNG単層流をポンプで送出圧力まで昇圧し、
LNG気化器に送って気化させ、 (2)夜間においては、(a)LNG貯槽から発生する
ボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出
されて来るボイルオフガスを液化させるには不十分な量
のLNGと混合してLNGとボイルオフガスからなる気
液二層流を形成させ、(b)形成された気液二層流と低
温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤とを熱交換させて蓄冷剤から
の顕熱の一部によりボイルオフガスを液化させ、次いで
加熱された蓄冷剤を高温側蓄冷剤槽に返送し、(c)上
記(b)で得られた蓄冷剤からの顕熱の一部を冷熱利用
装置で利用し、(d)熱交換後のLNG単層流をLNG
貯槽に戻すか、或いはポンプにより送出圧力にまで昇圧
させた後、LNG気化器に送って気化させることを特徴
とするLNG冷熱の蓄冷および有効利用方法。
G送出装置において、 (イ)LNG貯槽の下流側に、LNG貯槽からのボイル
オフガスを圧縮機により昇圧してLNG流通ラインに戻
すためのライン、(ロ)LNGと液化したボイルオフガ
スとの混合物から冷熱を回収するために、液状の蓄冷剤
をそれぞれ収容する異なる温度に維持された2つの蓄冷
剤槽を使用する蓄冷装置、(ハ)上記(イ)のラインと
(ロ)の蓄冷装置との間に設けられており、蓄冷装置か
らの蓄冷剤とLNG−ボイルオフガス混合物との間で熱
交換を行なわせて、蓄冷剤の冷却または混合物の予冷を
行なうための熱交換器、および(ニ)上記(ロ)の蓄冷
装置に接続されていて、蓄冷装置からの蓄冷剤を冷熱源
とする冷熱利用装置を備えたことを特徴とするLNG冷
熱の蓄熱および有効利用を行なうための装置。
明する。
びこれに使用する装置の概要を示すフロー−チャートで
ある。
下単に昼間という)における本発明装置の作動状況を示
す。LNG貯槽から常時発生するボイルオフガス(以下
BOGという)は、BOG圧縮機により中圧(7.0〜
9.9kg/cm2 ・G程度)に昇圧された後、貯槽か
ら送り出されてくる超低温(例えば、−150℃)のL
NGと混合される。昼間には、大きな需要に応じて多量
のLNGが送り出されてくるので、相対的に量の少ない
BOGは、多量のLNGとの混合により、液化される。
従って、混合物は、LNGのみからなる単層流となる。
次いで、このLNG単層流は、蓄冷装置から送られてく
る蓄冷剤、例えばメタノール42%とエタノール58%
との混合液(共晶点−143℃)からなる蓄冷剤との熱
交換に供せられて、蓄冷剤を冷却する。熱交換器を出た
LNG単層流は、ポンプで高圧まで昇圧された後、LN
G気化器に送られ、気化天然ガスとして、都市ガス原
料、火力発電所燃料などの所定の目的に使用される。蓄
冷装置は、蓄冷剤をそれぞれ収容する異なる温度に維持
された2つの蓄冷剤槽を備えている。図示の蓄冷装置に
おいては、高温側(通常−110〜−125℃程度)の
蓄冷剤槽が、低温側(通常−125〜−140℃程度)
の蓄冷剤槽中に浮かんだ構造となっている。蓄冷処置
は、高温側の蓄冷剤槽と低温側の蓄冷剤槽とが分離され
ていれば、その構造は特に限定されない。蓄冷装置にお
いては、昼間には、高温側の蓄冷剤槽からの蓄冷剤が熱
交換器に送られて、上記の様に、LNG単層流との熱交
換を行なって、共晶点以上でアモルファスを形成しない
温度まで冷却された後、低温側の蓄冷剤槽に返送され
る。なお、図1および後述の図2において、各バルブに
付された“S”および“O”なる符号は、それぞれ
“閉”および“開”を意味する。
下単に夜間という)における本発明装置の作動状況を示
す。LNG貯槽から発生するBOGは、やはりBOG圧
縮機により中圧に昇圧された後、貯槽から送り出されて
くる超低温(例えば、−150℃)のLNGと混合され
る。夜間には、小さい需要に対応して少量のLNGが送
り出されてくるのみなので、相対的に量の多いBOG
は、LNGとの混合によっても、液化されない。従っ
て、混合物は、気体と液体とからなる二層流となる。次
いで、この気液二層流は、蓄冷装置から送られてくる蓄
冷剤、例えば、メタノール42%とエタノール58%と
の混合液からなる低温の蓄冷剤との熱交換に供せられ、
蓄冷剤から顕熱を得て、液化される。かくして得られた
LNGは、ポンプで高圧まで昇圧された後、LNG気化
器に送られて気化されるか、或いはLNG貯槽に返送さ
れる。夜間には、低温側の蓄冷剤槽からの蓄冷剤が熱交
換器に送られて、上記の様に、LNG二層流との熱交換
を行なって、加熱された後、高温側の蓄冷剤槽に返送さ
れる。
した操作が繰り返し行なわれる。
置の一例を示す。この場合、低温側蓄冷剤槽からの蓄冷
剤の一部は、熱交換器に送られ、冷熱利用装置にLNG
の冷熱の一部を与えた後、高温側蓄冷剤槽に返送され
る。冷熱利用の形態としては、大別して、空気分離によ
る液化窒素、液化酸素、液化アルゴンの生産;炭酸ガス
の液化および固化などがある。この様にして得られた液
体窒素は、例えば、低温微粉砕による各種廃棄物(廃タ
イヤ、金属廃棄物など)のリサイクルシステムの稼働、
冷凍食品の製造、凍結乾燥による食品、医薬品などの製
造などに利用される。また、液化酸素は、例えば、酸素
活性汚泥水処理システム、高濃度オゾン利用水処理シス
テムなどに利用される。
BOGを都市ガスとして利用するために、高圧のコンプ
レッサーで送出していた。この場合、送出圧力が高くな
ると、コンプレッサーの動力費用が著しく大きくなると
いう問題点がある。一方、LNGの冷熱は、通常気化器
における海水などの熱源物質との熱交換により、捨てら
れており、利用率が低かった。
の多い昼間にLNGの冷熱を蓄熱剤に蓄えておき、都市
ガス需要の少ない夜間に蓄冷剤に蓄えられた冷熱によ
り、BOGを液化することができるので、液化後昇圧さ
せるために必要な動力は、大幅に低減される。1例とし
て、払いだし圧力45kg/cm2 ・Gで15ton/hrの
BOGが発生した場合、従来法(BOGの圧縮機による
昇圧送出)では、必要動力が32.3×106 KWH/
年であるのに対し、本発明方法によれば、必要動力は、
16.7×106 KWH/年にほぼ半減される。
用蓄冷剤槽との二重槽となっているので、個々の槽を設
置する場合に比して、設置面積が1/2となる。
ころをより一層明らかにする。
により45℃、9.0kg/cm2 ・Gに昇圧した後、LN
G貯槽から送られてくる−150℃、9.0kg/cm2 ・
GのLNG135t /hrと混合して、−148.9℃の
LNG単層流を形成させた。このLNG単層流を熱交換
器に送り、蓄冷装置の高温側の蓄冷剤貯槽から送られて
くる−125.8℃の蓄冷剤(メタノール42%とエタ
ノール58%との混合液;共晶点−143℃)と熱交換
を行なわせて、−143.7℃のLNGを得た後、LN
G気化器に送り、都市ガス原料或いは火力発電燃料とな
る天然ガスを得た。
冷剤(−135℃)は、蓄冷装置の低温側の蓄冷剤貯槽
に返送した。
により45℃、9.0kg/cm2 ・Gに昇圧した後、LN
G貯槽から送られてくる−150℃、9.0kg/cm2 ・
GのLNG10t /hrと混合して、LNGとBOGとか
らなるLNG二層流(−122.8℃)を形成させた。
このLNG二層流を熱交換器に送り、蓄冷装置の低温側
の蓄冷剤貯槽から送られてくる−135℃の蓄冷剤と熱
交換を行なわせて、−126.5℃、8.6kg/cm2 ・
GのLNGを得た後、LNG気化器に送り、都市ガス原
料或いは火力発電燃料となる天然ガスを得た。
冷剤(−125.8℃)は、蓄冷装置の高温側の蓄冷剤
貯槽に返送した。
置の作動状況の一例を示すフローチャートである。
置の作動状況の一例を示すフローチャートである。
置の作動状況他の一例を示すフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 LNGの冷熱を蓄冷し、有効に利用する
方法であって、 (1)昼間においては、(a)LNG貯槽から発生する
ボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出
されて来るボイルオフガスを液化させるに十分な量のL
NGに混合してLNG単層流を形成させ、(b)液状の
蓄冷剤をそれぞれ収容する異なる温度に維持された2つ
の蓄冷剤槽の高温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤と上記で形成
されたLNG単層流とを熱交換させて蓄冷剤を共晶点以
上且つアモルファスを形成しない温度まで冷却し、次い
で冷却された蓄冷剤を低温側蓄冷剤槽に返送し、(c)
次いで、LNG単層流をポンプで送出圧力まで昇圧し、
LNG気化器に送って気化させ、 (2)夜間においては、(a)LNG貯槽から発生する
ボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出
されて来るボイルオフガスを液化させるには不十分な量
のLNGと混合してLNGとボイルオフガスからなる気
液二層流を形成させ、(b)形成された気液二層流と低
温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤とを熱交換させて蓄冷剤から
の顕熱によりボイルオフガスを液化させ、次いで加熱さ
れた蓄冷剤を高温側蓄冷剤槽に返送し、(c)熱交換後
のLNG単層流をLNG貯槽に戻すか、或いはポンプに
より送出圧力にまで昇圧させた後、LNG気化器に送っ
て気化させることを特徴とするLNG冷熱の蓄冷および
有効利用方法。 - 【請求項2】 LNG貯槽とポンプとを備えたLNG送
出装置において、(イ)LNG貯槽の下流側に、LNG
貯槽からのボイルオフガスを圧縮機により昇圧してLN
G流通ラインに戻すためのライン、(ロ)LNGと液化
したボイルオフガスとの混合物から冷熱を回収するため
に、液状の蓄冷剤をそれぞれ収容する異なる温度に維持
された2つの蓄冷剤槽を使用する蓄冷装置、および
(ハ)上記(イ)と(ロ)との間に設けられており、蓄
冷剤とLNGとボイルオフガスとの混合物との間で熱交
換を行なわせて、蓄冷剤の冷却または混合物の予冷を行
なうための熱交換器を備えたことを特徴とするLNG冷
熱の蓄熱および有効利用を行なうための装置。 - 【請求項3】 LNGの冷熱を蓄冷し、有効に利用する
方法であって、 (1)昼間においては、(a)LNG貯槽から発生する
ボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出
されて来るボイルオフガスを液化させるに十分な量のL
NGに混合してLNG単層流を形成させ、(b)液状の
蓄冷剤をそれぞれ収容する異なる温度に維持された2つ
の蓄冷剤槽の高温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤と上記で形成
されたLNG単層流とを熱交換させて蓄冷剤を共晶点以
上且つアモルファスを形成しない温度まで冷却し、次い
で冷却された蓄冷剤を低温側蓄冷剤槽に返送し、(c)
次いで、LNG単層流をポンプで送出圧力まで昇圧し、
LNG気化器に送って気化させ、 (2)夜間においては、(a)LNG貯槽から発生する
ボイルオフガスを昇圧させた後、LNG貯槽から送り出
されて来るボイルオフガスを液化させるには不十分な量
のLNGと混合してLNGとボイルオフガスからなる気
液二層流を形成させ、(b)形成された気液二層流と低
温側蓄冷剤槽からの蓄冷剤とを熱交換させて蓄冷剤から
の顕熱の一部によりボイルオフガスを液化させ、次いで
加熱された蓄冷剤を高温側蓄冷剤槽に返送し、(c)上
記(b)で得られた蓄冷剤からの顕熱の一部を冷熱利用
装置で利用し、(d)熱交換後のLNG単層流をLNG
貯槽に戻すか、或いはポンプにより送出圧力にまで昇圧
させた後、LNG気化器に送って気化させることを特徴
とするLNG冷熱の蓄冷および有効利用方法。 - 【請求項4】 LNG貯槽とポンプとを備えたLNG送
出装置において、(イ)LNG貯槽の下流側に、LNG
貯槽からのボイルオフガスを圧縮機により昇圧してLN
G流通ラインに戻すためのライン、(ロ)LNGと液化
したボイルオフガスとの混合物から冷熱を回収するため
に、液状の蓄冷剤をそれぞれ収容する異なる温度に維持
された2つの蓄冷剤槽を使用する蓄冷装置、(ハ)上記
(イ)のラインと(ロ)の蓄冷装置との間に設けられて
おり、蓄冷装置からの蓄冷剤とLNG−ボイルオフガス
混合物との間で熱交換を行なわせて、蓄冷剤の冷却また
は混合物の予冷を行なうための熱交換器、および(ニ)
上記(ロ)の蓄冷装置に接続されていて、蓄冷装置から
の蓄冷剤を冷熱源とする冷熱利用装置を備えたことを特
徴とするLNG冷熱の蓄熱および有効利用を行なうため
の装置。
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