JPH05263726A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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Publication number
JPH05263726A
JPH05263726A JP9221192A JP9221192A JPH05263726A JP H05263726 A JPH05263726 A JP H05263726A JP 9221192 A JP9221192 A JP 9221192A JP 9221192 A JP9221192 A JP 9221192A JP H05263726 A JPH05263726 A JP H05263726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
nozzle
fuel injection
tip
injector
Prior art date
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Pending
Application number
JP9221192A
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English (en)
Inventor
Noritaka Fukaya
則孝 深谷
Keiso Takeda
啓壮 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Aisan Industry Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisan Industry Co Ltd
Priority to JP9221192A priority Critical patent/JPH05263726A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルに変形を来すことなく、高精度の分配
噴射孔を得る。 【構成】 インジェクタ21の噴射した霧化燃料が通過
するノズル孔2Dをもつボデー本体2の先端部に、その
ノズル孔2Dの先端開口端を塞ぐリベット12が挿着さ
れる。またボデー本体2の先端部には、ノズル孔2Dと
連通する放射状に分配噴射孔2Gが前記リベット12の
挿着後に形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料を複数方向に噴射
する分配噴射孔を備える燃料噴射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の燃料噴射装置には、例え
ば特願平3−122778号がある。この先願に記載さ
れたものは、ロングノズルタイプのもので、インジェク
タの噴射した霧化燃料が通過するノズル孔をもつボデー
本体の先端ノズル部に、分配噴射孔を備える分配噴射器
(先端アダプタ)を圧入で取り付ける構成となってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置のよう
に、ボデー本体に分配噴射器を圧入で取り付ける構成で
は、圧入に伴う応力等によって、ノズルの変形を来すこ
とがある。
【0004】そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的はノズルに変形
を来すことなく、高精度の分配噴射孔を得ることのでき
る燃料噴射装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の燃料噴射装置は、インジェクタの噴射した霧化燃料
が通過するノズル孔をもつボデー本体の先端部にはその
本体を貫通するノズル孔の先端開口部を塞ぐリベットが
挿着され、また前記ボデー本体の先端部には前記ノズル
孔に送られてくる霧化燃料を放射状に噴射する分配噴射
孔が前記リベットの挿着後に形成されている。
【0006】
【作用】前記手段によれば、ボデー本体にリベットを挿
着した後に分配噴射孔が形成され、その分配噴射孔の形
成をもってノズルボデーの加工作業が終了するので、従
来の分配噴射器の圧入の場合のように分配噴射孔に無理
な応力がかかることがない。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面にしたがって説明す
る。本例では、加熱エアアシストインジェクタに適用し
た燃料噴射装置であり、その燃料噴射装置が図1に断面
図で示されている。図において、燃料噴射装置は、エン
ジン本体のインテークマニホルド部32に配置されるも
ので、インジェクタ21及び空気制御弁40を備えてい
る。このインジェクタ21は、周知のとおりソレノイド
コイルへの通電によって生じる磁力の作用によりバルブ
が開弁作動し、その先端から霧化燃料を噴射する。また
空気制御弁40は、エアポンプによって燃料噴射装置に
送給されるアシストエアの供給量を制御する。
【0008】前記インジェクタ21及び空気制御弁40
が設けられるケース体13は、断熱性に優れた注型成形
樹脂によって形成されている。このケース体13は、前
記インテークマニホルド部32の取付孔33にシールリ
ング24を介して嵌着される円筒状の筒状部131と、
この筒状部131と同一軸線をなすようにインジェクタ
21の先端部がOリング22を介して嵌着されるインジ
ェクタ取付部132と、空気制御弁40の先端部がイン
ジェクタ21と並列をなすようにシールリング42を介
して嵌着される空気制御弁取付部133と、その取付部
133の下側に連設され後述するターミナル4,6と電
気的に接続される電源コネクタを嵌合するコネクタ嵌合
部134とを有している。前記インジェクタ取付部13
2と空気制御弁取付部133とは連通孔13Bによって
連通されている。なおケース体13は、マイナス電極側
部材(後述するボデー本体2及びマイナス電極ターミナ
ル4)と、プラス電極側部材(後述するカラー9及びプ
ラス電極ターミナル6)との水分等の付着による短絡を
防止する。
【0009】前記筒状部131には略円筒状をしたボデ
ー本体2が挿通されている。ボデー本体2は、アルミニ
ウム合金等の熱伝導性に優れた材料によって形成されて
おり、その中空孔をノズル孔2Dとしている。このボデ
ー本体2の基端部(図示上端部)は、前記インジェクタ
取付部132内にOリング26を介して嵌合されてい
る。またボデー本体2には、前記筒状部131の先端面
に締着されるリング28がOリング27を介してねじ付
けられている。
【0010】前記インジェクタ21はその先端に円筒形
アダプタ25を有している。このアダプタ25は、前記
ボデー本体2の上端部に断熱性に優れるゴム製アダプタ
シール23を介して接続されている。またアダプタ25
は、その中空孔を前記ノズル孔2Dに連通する燃料噴射
孔25Bとし、かつアダプタ外周に形成されるエアギャ
ラリ15に開口するとともに前記燃料噴射孔25Bの先
端部に向けて傾斜状に合流する適数個のエアアシスト孔
25Aを有している。
【0011】図1及びそのB−B線断面図が示された図
2において、前記ボデー本体2の基端部外周とその下側
に対向するケース体13の段付部分との間には、マイナ
ス電極ターミナル4とプラス電極ターミナル6との相互
の環状部分がその間に絶縁用スナップ18を介して嵌着
されている。マイナス電極ターミナル4は、ボデー本体
2に接触しボデーアース化されている。またこれらター
ミナル4,6の各接続端部は前記ケース体13のコネク
タ嵌合部134内に突出されている。
【0012】前記ボデー本体2の中央部は二面幅に形成
され、平面形をした一対のPTC接着面2Cが形成され
ている。各PTC接着面2Cには、帯板状のPTC発熱
体7が導電性接着剤により接着されている。PTC発熱
体7は、PTCサーミスタあるいは面状発熱体と呼ばれ
ているもので、周知のとおり即熱性があり短時間で設定
温度に上昇しまた自己制御性により一定温度で安定する
特性を有している。このPTC発熱体7が本発明の通電
発熱体に該当するものである。前記PTC発熱体7は、
導電性材料からなる板バネ8によってクランプされてい
る。また前記PTC発熱体7の相互間のボデー本体2の
外側円弧面には、上下にフランジをもつ絶縁サポート5
が取り付けられている。
【0013】前記ボデー本体2には、前記PTC発熱体
7及び板バネ8等を取り囲みかつそれらと導通する導電
性材料からなるカラー9が嵌装されている。このカラー
9とPTC発熱体7との間には空間部16が形成されて
いる。またカラー9は前記ケース体13の筒状部131
に嵌装されているとともに、その上端のフランジが前記
プラス電極ターミナル6の環状部分とそれに対応するケ
ース体13部分との間に介在され、そのターミナル6と
導通されている。なおカラー9は、絶縁サポート5及び
絶縁用スナップ18によってマイナス電極側との短絡が
防止された状態で組付けられている。
【0014】前記ボデー本体2を貫通するノズル孔2D
の先端部には、その開口端を塞ぐリベット12が挿着さ
れている。そして、前記ボデー本体2の先端部には、前
記ノズル孔2Dと連通する複数(例えば2〜4本)の分
配噴射孔2Gが放射状に形成されている。しかし前記ノ
ズル孔2D及び分配噴射孔2Gは、次のような加工工程
を経て形成されている。図3にその加工工程が示されて
いるように、図(a)の素材2Aに対しその軸心を貫通
するノズル孔2Dが図(b)に示されるように孔明け加
工され、次にそのノズル孔2Dの先端に図(c)に示さ
れるようにノズル孔2Dの開口端を塞ぐリベット12が
圧入されるとともにボデー本体2の先端部2aがカシメ
られてリベット12が固定され、さらに図(c)に示さ
れるように前記ノズル孔2Dに連通する分配噴射孔2G
が放射状に孔明け加工される。
【0015】前記燃料噴射装置において、燃料噴射装置
に電気が印加されると、電気はプラス電極であるターミ
ナル6、カラー9、板バネ8を流れ、PTC発熱体7を
通って、マイナス電極であるボデー本体2、ターミナル
4を流れる電気回路を形成する。そして、PTC発熱体
7は電気エネルギを熱エネルギに変換することで、急速
に発熱し、そのキュリ温度付近まで温度上昇してボデー
本体2を高温に加熱し、一定温度に保持する。一方、空
気制御弁40を通じて送給されるアシストエアは、ケー
ス体13の連通孔13Bを通ってエアギャラリ15に入
り、インジェクタ21のアダプタ25のエアアシスト孔
25Aから燃料噴射孔25Bへと流れる。
【0016】インジェクタ21から噴射された霧化燃料
は、アダプタ25の燃料噴射孔25Bとエアアシスト孔
25Aとの合流部分において前記アシストエアにより微
粒化された後、前記高温に加熱されたボデー本体2のノ
ズル孔2Dの壁面に衝突して加熱されることで、さらに
微粒化されるとともに、その燃料中の一部の成分(低沸
点成分等)は気体化され、先端の分配噴射孔2Gからエ
ンジン本体のインテークマニホルド部32内へと噴射さ
れてエンジン気筒内に供給される。その結果、エンジン
の燃焼が改善されることにより、有害な排気物質を低減
するとともに燃費の向上をもたらすことができる。
【0017】前記燃料噴射装置によると、ボデー本体2
にリベット12を挿着した後に分配噴射孔2Gが形成さ
れ、その分配噴射孔2Gの形成をもってノズルボデーの
加工作業が終了するので、従来の分配噴射器の圧入の場
合のように分配噴射孔2Gに無理な応力がかかることが
ない。したがって、ノズルに変形を来すことなく、高精
度の分配噴射孔が得られ、ひいては霧化燃料の噴射形態
を安定化することができる。なお本発明は、実施例の加
熱エアアシストインジェクタ以外のものにも適用するこ
とが可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明の燃料噴射装置によれば、ボデー
本体に対する分配噴射孔の形成をもってノズルボデーの
加工作業が終了するので、従来の分配噴射器の圧入の場
合のように分配噴射孔に無理な応力がかかることがな
く、従ってノズルの変形が起こりえず、高精度の分配噴
射孔が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射装置の断面図である。
【図2】図1のB−B線断面図である。
【図3】ノズル孔及び分配噴射孔の加工工程を示す説明
図である。
【符号の説明】
2 ボデー本体 12 リベット 21 インジェクタ 2D ノズル孔 2G 分配噴射孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インジェクタの噴射した霧化燃料が通過
    するノズル孔をもつボデー本体の先端部にはその本体を
    貫通するノズル孔の先端開口部を塞ぐリベットが挿着さ
    れ、また前記ボデー本体の先端部には前記ノズル孔に送
    られてくる霧化燃料を放射状に噴射する分配噴射孔が前
    記リベットの挿着後に形成されている燃料噴射装置。
JP9221192A 1992-03-17 1992-03-17 燃料噴射装置 Pending JPH05263726A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9221192A JPH05263726A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9221192A JPH05263726A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 燃料噴射装置

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Publication Number Publication Date
JPH05263726A true JPH05263726A (ja) 1993-10-12

Family

ID=14048115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9221192A Pending JPH05263726A (ja) 1992-03-17 1992-03-17 燃料噴射装置

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JP (1) JPH05263726A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522898A (ja) * 2003-04-10 2006-10-05 フィリップ・モリス・ユーエスエイ・インコーポレイテッド 始動中に燃料噴射装置から燃料をパージするためのシステム及び方法
US8502064B2 (en) 2003-12-11 2013-08-06 Philip Morris Usa Inc. Hybrid system for generating power

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006522898A (ja) * 2003-04-10 2006-10-05 フィリップ・モリス・ユーエスエイ・インコーポレイテッド 始動中に燃料噴射装置から燃料をパージするためのシステム及び方法
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