JPH05263437A - ゴルフ場排水溝の堀溝装置及びその排水溝構造 - Google Patents

ゴルフ場排水溝の堀溝装置及びその排水溝構造

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JPH05263437A
JPH05263437A JP9179792A JP9179792A JPH05263437A JP H05263437 A JPH05263437 A JP H05263437A JP 9179792 A JP9179792 A JP 9179792A JP 9179792 A JP9179792 A JP 9179792A JP H05263437 A JPH05263437 A JP H05263437A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフ場の排水溝に対し、作業が簡単で効率
的な堀溝装置を開発し、且つ、給排水のバランスのとれ
た排水溝を提供する。 【構成】 本発明溝堀装置は、三点リンク機構3を有す
る牽引車に対し、該牽引車の後方に、腕杆12と首杆1
3を伸した主杆11を配し、当該主杆11から左右に支
持杆14aを伸し、その先に縦杆15を垂下させて剪断
刃16を軸着する。一方、主杆の一部に背杆を伸し、そ
こに堀溝刃25aを取着し、その先に堀溝体26aを付
設し、主杆の後方に軽石等の小石を搭載可能な充填ケ−
ス29を接続する。更に、上記左右の支持杆14の左右
端に渡架させて、回転軸18を軸着し、該回転軸18に
原動モ−タ−と連動する軸歯車19を取着し、該回転軸
18の左右端部に駆動歯車21を軸着し、一方、剪断刃
16の軸に延設させて従動歯車22を軸着し、上記駆動
歯車21と従動歯車22に伝導ベルト23を介着させて
剪断刃16を強制的に回転可能とする。この結果、簡単
に排水溝が形成できると共に、給水と排水のバランスの
とれた排水溝が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場の排水の悪い
地下面の排水性を改良する為の堀溝装置と、その排水溝
の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフ場のフェアウエイやラフ等におい
て、排水が不良な箇所では、水溜まりができてプレ−の
障害となり、又、水分の過剰で芝が根腐れ病を起こす等
の弊害を惹起する。そこで、例えば特開平2−1424
18号公報に示される如く、その排水の悪い箇所の地下
に、浸透した水を流出させるため暗渠の排水溝を造る手
段が実施されているが、この場合、一般に地下の30〜
50cmの所に排水管やパイプを埋設する方法が採られ
ている。しかし、新設のゴルフ場はともかく、既設のゴ
ルフ場では、排水管又はパイプで暗渠の排水溝を造るの
は、掘溝作業が大変で、芝面を掘返してグラウンドを荒
してしまう等の難点があり、又、一旦配管やパイプを埋
設すると、次に排水溝の位置を変更する際に、それが邪
魔となり、再度掘り起こして取り除いたする等の煩わし
い作業を伴う欠点がある。
【0003】一方、田畑を対象に、同じく排水を促す手
段として、例えば特公昭58−52051号公報や特公
昭59−28695号公報の如く、弾丸を地中に彫って
孔を刻み、そこに籾殻を投入する手段が開発されている
が、しかし、これは比較的柔らかで、且つ、後に耕作す
る田畑を対象とするものであるから、地面を切裂く力が
弱い。従って、これを固い土壌を含むゴルフ場に利用し
ようとしても、切断刃が浮き上がってしまい、所定の深
さより浅めの溝となって排水溝の傾斜がうまくとれず、
排水が巧くいかないという問題を生じる。又、切断刃を
単に引いて行くだけの方法では、切断刃がうまく回転せ
ず、地表面を引き摺るかたちとなるので、周囲の芝を痛
めると共に、牽引車に強い負荷を負わせることとなる。
更に、投入する充填物が籾殻では、途中で腐敗してしま
い、孔の充填作用を果さなくなるという欠点を有してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に基
づいてなされたもので、ゴルフ場のフェアウエイやラフ
等における排水の悪い箇所に対し、従来の管やパイプに
よる排水溝の使用を避け、田畑で行なわれていた暗渠排
水の手段を応用して作業の簡潔化を図り、且つ、それが
ゴルフ場の芝面を痛めず、又、排水溝に対し、一旦布設
したものが崩壊や詰り等を起こさず、常時安定して排水
機能を発揮するよう改良を試みたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明溝堀装置は、左右
にロアリンクを配し、中央にトップリンクを配した三点
リンク機構を有する牽引車に対し、該牽引車の後方に、
ロアリンクに連結する腕杆と、トップリンクに連結する
首杆を伸した主杆を配し、当該主杆から左右に支持杆を
伸し、その先に縦杆を垂下させて剪断刃を軸着し、一
方、主杆の一部に背杆を伸し、そこに切溝刃を上下移動
可能に取着し、その先に排水溝を形成する為の堀溝体を
付設し、主杆の後方に軽石等の小石を搭載可能な充填ケ
−スを接続し、上記堀溝体によって形成される排水溝の
上に投下口を臨ませる。更に、上記左右の支持杆の左右
端に渡架させて、回転軸を軸着し、該回転軸に原動モ−
タ−と連動する軸歯車を取着し、該回転軸の左右端部に
駆動歯車を軸着し、一方、剪断刃の軸に延設させて従動
歯車を軸着し、上記駆動歯車と従動歯車に伝導ベルトを
介着させて剪断刃を強制的に回転可能としたことを特徴
として構成される。そして、上記堀溝装置によって、地
下30〜50cm程度の深さに、横溝を形成し、その下
層に通水性と保水性を備える多孔質の軽石を充填し、そ
の上層に濾過作用を有する砂を充填してなる排水溝を形
成する。
【0006】
【作用】ゴルフ場の排水の悪い箇所に、牽引車を走ら
せ、先ず、三点リンク機構のシリンダ−を操作して、ロ
アリンク及びトップリンクを降下させて、堀溝装置の剪
断刃及び堀溝刃を土中に沈ませる。そして、原動モ−タ
−を始動させて回転軸を回動させ、これに軸着した駆動
歯車を連動させて、伝導ベルトを介して従動歯車を回転
させ、同軸の剪断刃を回動させると、剪断刃が地表面の
芝の根を切断すると共に進行方向に向う土塊を剪断力で
切断し、芝を傷つけず、且つ、牽引に伴う負荷を軽減さ
せるように働く。次いで、これに追随する堀溝刃及び堀
溝体が、土中一定深度に排水溝を形成し、更に、そこに
軽石等の小石とその上に砂を充填する。そこに雨水等が
浸透すると、小石の空隙を通って速やかに流水し、排水
機能が発揮され、且つ、小石の上部に砂層を形成する
と、泥水を含んだ浸透水を濾過し、小石内部に細孔を保
護する。従って、小石内部の細孔が保水性を発揮して、
乾燥時には給水性を発揮する。又、小石は一定の物理強
度を有するので、プレ−ヤ−が踏んでも溝が崩壊するこ
とがない。
【0007】
【実施例】1が牽引車として働くブルト−ザ−で、後部
に下方左右一対のロアリンク6a,6bを配し、上方に
トップリンク4を配した三点リンク機構3を有し、該三
点リンク機構に連結させて後述の堀溝装置10を牽引し
て走行する。該ブルト−ザ−1のキャタピラ−には、地
表面の芝を保護する為、横幅を広げると共にゴム等の弾
性体を一定厚みで貼着したプロテクタ−2を履着する。
【0008】10が該ブルト−ザ−1に牽引される堀溝
装置で、先ず、前記三点リンク機構との連結を図る為、
中央に主杆11を配し、その左右下方に、シリンダ−7
a,7bに連結した引上ア−ム8a,8b及びそれに連
設させた引上杆9a,9bに吊持されたロアリンク6
a,6bに回動自在に連結する為、二股の分岐片に軸棒
を渡し、そこに前記ロアリンク6a,6bの先端を枢着
させる腕杆12a,12bを延設する。又、主杆11の
中央に、油圧シリンダ−を有するトップリンク3と回動
自在に軸着する首杆13を延設する。即ち、ロアリンク
6a,6bのシリンダ−7a,7bの伸縮作用で主杆1
1を上下運動させ、トップリンク4のシリンダ−5の伸
縮作用で主杆11を回動させ、堀溝装置全体を地中に挿
し込み、又、抜脱する起動力とする。
【0009】そして、該主杆11の左右端部で、ブルト
−ザ−1のキャタピラ−後方のほぼ中央となる位置に、
左右一対の支持杆14a,14bを配設し、更に地表に
向って、縦杆15a,15bを垂設する。該縦杆15
a,15bは、深さ調整を可能にする為、支持杆14
a,14bにボルト穴を開けて、段階的に上下方向に位
置変更を自在とする。そして、該縦杆15a,15bの
先に、芝面及び地表面を切り裂いて後方に路を付ける為
の剪断刃16a,16bを軸着させ、その剪断刃16
a,16bは、土壌の排出を促すよう周縁にウエ−ブを
形成するのが望ましい。
【0010】そして、上記剪断刃16a,16bの強制
的回転を促す為、先ず、該支持杆14a,14bに軸受
17a,17bを配し、その間に回転軸18を軸着す
る。このとき、軸受17a,17bは、上記剪断刃16
a,16bの上下移動に対応させる為、前、中、後の三
段階の位置に主杆11及び軸受17a,17bにボルト
穴を穿設し、軸受17a,17bを前後方向に移動可能
とする。そして、該回転軸18に歯車19を固着し、一
方、主杆7にステ−を延し、その先に、原動モ−タ−2
0を取着し、該原動モ−タ−20と歯車19とを歯合さ
せ、原動モ−タ−20の始動で回転軸18が回転動する
ようにする。このとき、上記原動モ−タ−20は、油圧
モ−タ−又は電動モ−タ−のいずれでも良いが、正逆に
回転方向を変換でき、剪断刃16a,16bの回転方向
を転換できるのが望ましい。
【0011】次いで、該主杆11に軸着した回転軸18
の左右端部で、支持杆14a,14bの側脇に駆動歯車
21a,21bを軸着し、一方、剪断刃16a,16b
と同軸に、上記駆動歯車21a,21bに対する従動歯
車22a,22bを軸着する。そして、該駆動歯車21
a,21bと従動歯車22a,22b間に伝導用のチェ
−ン23a,23b又はベルトを掛架し、回転軸18の
回転に従って、従動歯車22a,22bを回転させ、そ
れに軸着した剪断刃16a,16bを回転させ得るよう
にする。その際、剪断刃16a,16bを上下に移動さ
せた場合、チェ−ン23a,23bが追随できないの
で、例えば、剪断刃16a,16bを上、中、下に分け
た場合、前、中、後の三段階にボルト穴の位置を設定し
た軸受17a,17bを対応させて移動し、相互に調整
可能とする。
【0012】次いで、主杆11の後方に背杆24a,2
4bを延し、そこに土壌を分ける為の堀溝刃25a,2
5bを嵌入させ、その取付は、背杆24a,24bにボ
ルト穴を穿設し、更に堀溝刃25a,25bにも段階的
にボルト穴を穿設し、ボルトナットの螺着で上下に移動
可能とする。該堀溝刃25a,25bは、土壌を裂き易
いよう先鋭にし、その先端に形成すべき溝の形状、寸法
に合せ円、楕、六角型等の堀溝体26a,26bを連結
する。
【0013】又、主杆11の後方で、左右の背杆24
a,24bの中間に取付杆27a,27bを延し、その
下方に、主杆11及びそれに付属した装置全体10を地
表面から一定の高さに保つための車輪28a,28bを
延設する。即ち、地表面に接して回転する車輪28a,
28bが、主杆11を一定高さに保ち、その結果、装置
全体を地中に沈み過ぎないように保持する。
【0014】最後に、29が充填ケ−スで、一定容積の
容器体に少なくとも軽石等の小石を充填し、必要に応じ
て砂を、夫々区分けして別々に収納できるようにし、更
にその下端に、堀溝内に投下できるよう狭口とした投下
口30a,30b及び31a,31bを配設する。
【0015】本実施例の作用を説明すると、先ず、ゴル
フ場のフェアウエイ等の芝面に対し、湿地や乾燥の悪い
箇所を特定し、そこにブルト−ザ−1を移動させる。そ
して、該ブルト−ザ−1の三点リンク機構3のロアリン
ク6a,6bのシリンダ−7a,7bを伸して、引上杆
9a,9bに連結した腕杆12a,12bを降ろすと共
に、シリンダ−5を伸してトップリンク4に連結した首
杆13を降下させ、堀溝装置10を下降させる。次い
で、その下降と同時にブルト−ザ−1をゆっくり走らせ
る。同時に、原動モ−タ−20を始動させて、軸歯車1
9を回転させ、回転軸18の回転を経て、これに軸着し
た駆動歯車21a,21bを駆動させる。そして、チェ
−ン23a,23bの伝動を介して従動歯車22a,2
2bを回転させ、これに従って剪断刃16a,16bを
回転させ、地面に押し当てると共に、前方に向って進行
させる。すると、強制的に回転する剪断刃16a,16
bが根の張った芝面を切断すると共に、地中約30〜5
0cm程度まで地面を確実に切裂くことができ、従っ
て、地中の所定の深さまで剪断刃16a,16bを入
れ、閉じた地膚の一部を開放させることができる。この
とき、剪断刃16a,16bは、地表面の芝の根を回転
して切るので、引き摺ることがなく、芝の根を傷ませな
い。又、土塊に対し、回転刃による剪断力が働くので、
牽引車1が剪断刃を無理に引き摺って土塊と衝突させる
ことがなく、牽引車への負荷を大幅に軽減できる。
【0016】又このとき、通常の土壌の場合は剪断刃1
6a,16bの回転方向は、前方に向けて正方向に回転
させるが、心土と呼ばれる硬い層にぶつかった場合に
は、逆回転させて切断した土を上方に吐き出させるのが
良い。即ち、ゴルフ場は、傾斜設定のため窪地を埋めた
り、傾斜面を切崩したりしているが、その切崩された傾
斜面には心土と呼ばれる硬い土の層が顔を出している場
合が多く、その硬い土を排除して切断し易いくするた
め、剪断刃16a,16bを正回転させるのでなく逆回
転させる。
【0017】次いで、剪断刃16a,16bの後に配し
た堀溝刃25a,25bが追随し、剪断刃16a,16
bが切開いた地面に対し、堀溝体26a,26bが土を
排除し溝を穿設する。この溝は、排水に適した形状及び
断面積とし、円形、楕円形等で水の溜まりやすい場所に
は比較的大きな断面積とし、通常は約5〜10cmφ程
度とする。
【0018】次いで、上記排水溝aの形成された溝に、
充填ケ−ス29の投入30a,30bを開放して、そこ
から直径3〜7mmφ程度で軽石等の連通性の多孔質の
小石bを投下する。この多孔質の小石bは、内部に連通
状の多数の空隙孔を有し、該空隙孔が通水性を有すると
共に、乾燥時には保水性を発揮するものとする。更に、
該多孔質の小石bを投入後、充填ケ−ス29の投入口3
1a,31bを開いて、そこから砂を投下し、該小石b
の上に砂cを被せてそれで排水溝aの上部を覆うか、或
いは、地表の天端面まで顔を出させる。この結果、ゴル
フ場に降水があると、その水が窪み面に集積し、近傍に
排水溝aを穿設しておくと、そこから地下に水が浸透
し、又は、天端面に顔を出した砂を通して浸透する。そ
して、その浸透水が排水溝aに入ったら、先ず、小石b
の間隙を通して、又、小石b内の間隙孔が連通状の孔で
あるため、ここを通して水が流れ、傾斜に沿って流下
し、排水桝に向って排水される。このとき、砂cを上部
又は垂直路に充填させておくと、小石bを充填した排水
溝aに入る前に濾過作用を受け、泥やゴミ等が排除さ
れ、混じり物のない水が排水溝に流入される。従って、
通水性を発揮する小石bが、途中で、泥や小さなゴミに
よって孔が塞がれ通水性等を失うことを防止する。よっ
て、何時まで経っても良好な排水性を保持することがで
きる。又、この小石bは、夏の乾燥時には、その間隙孔
に水が蓄えられて、保水性を発揮する。即ち、小石bの
間隙孔は、満水時には通水性を保持するが、乾燥時にな
るとそこが空隙内に水を捉えているので、給水源となり
水分不足の周囲の土壌や芝の根に水を付与し、枯れて黄
ばむ等の問題を解消する。
【0019】そして、所定の位置に溝堀を終ったら、ブ
ルト−ザ−1を後退させて、堀溝した所を、プロテクタ
−2を履着させたキャタピラ−で踏圧して、切開いた地
面を戻す方向に押圧する。
【0020】
【発明の効果】以上の構成及び作用に係わる本発明作業
機は、ゴルフ場の所定の位置に配管等を要さず、地面の
切裂きと堀溝により排水溝が構築できるので、大幅な作
業の簡略化が図れるという秀れた効果を奏する。その
際、剪断刃の強制的回転により、芝の根を傷めることな
く土塊を剪断でき、且つ、牽引に伴う負荷の発生を軽減
させ得、更に、切り土の硬い土層があった場合にも、正
確な傾斜度で溝が形成できるので、排水を効率が良く行
うことができる。又、排水溝に通水性と保水性を備えた
小石を充填させれば、先ず、石の持つ強度で排水溝の形
が保持され、プレ−ヤ−等に踏まれても潰壊する虞がな
く、且つ、満水時に排水し、乾燥時には給水作用を発揮
するというバランスのとれた給排水が行なえ芝の成育を
促すと共に病虫害から守ることができる極めて有利な発
明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置と牽引車とを連結した状態の全体側
面図である。
【図2】本発明堀溝装置の側面図である。
【図3】本発明堀溝装置の平面図である。
【図4】本発明剪断刃の部分を示す要部側面図である。
【図5】本発明剪断刃を上下移動させた場合の要部側面
図である。
【図6】本発明排水溝の模式的縦断側面図で、(A)が
溝が地中にある場合、(B)が砂が地表に出た場合を示
す。
【符号の説明】 1 牽引車 2 プロテクタ− 3 三点リンク機構 10 堀溝装置 11 主杆 14 支持杆 15 縦杆 16 剪断刃 17 軸受 18 回転軸 19 軸歯車 20 原動モ−タ− 21 駆動歯車 22 従動歯車 23 チェ−ン 25 堀溝刃 26 堀溝体 28 車輪 29 充填ケ−ス 30,31 投入口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 ゴルフ場排水溝の堀溝装置及びその排
水溝構造

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右にロアリンクを配し、中央にトップ
    リンクを配した三点リンク機構を有する牽引車に対し、 該牽引車の後方に、ロアリンクに連結する腕杆と、トッ
    プリンクに連結する首杆を伸した主杆を配し、当該主杆
    から左右に支持杆を伸し、その先に縦杆を垂下させて剪
    断刃を軸着し、一方、主杆の一部に背杆を伸し、そこに
    切溝刃を上下移動可能に取着し、その先に排水溝を形成
    する為の堀溝体を付設し、 主杆の後方に軽石等の小石を搭載可能な充填ケ−スを接
    続し、上記堀溝体によって形成される排水溝の上に投下
    口を臨ませ、 上記左右の支持杆の左右端に渡架させて、回転軸を軸着
    し、該回転軸に原動モ−タ−と連動する軸歯車を取着
    し、該回転軸の左右端部に駆動歯車を軸着し、一方、剪
    断刃の軸に延設させて従動歯車を軸着し、上記駆動歯車
    と従動歯車に伝導ベルトを介着させて剪断刃を強制的に
    回転可能としたことを特徴とする溝堀装置。
  2. 【請求項2】 充填ケ−スに小石と砂の二種類の充填材
    を搭載させ、且つ、夫々に対応した二つの投下口を臨ま
    せた請求項1記載の堀溝装置。
  3. 【請求項3】 地下30〜50cm程度の深さに、横溝
    を形成し、その下層に通水性と保水性を備える多孔質の
    軽石を充填し、その上層に濾過作用を有する砂を充填し
    てなるゴルフ場の排水溝の構造。
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JPS5220765A (en) * 1975-08-11 1977-02-16 Fujitsu Ltd Three-way semi-conductor surface treatment
JPS592186U (ja) * 1982-06-29 1984-01-09 株式会社リコー 電気機器内の配線体
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