JPH05263245A - インライン式イオンビーム処理システム - Google Patents

インライン式イオンビーム処理システム

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JPH05263245A
JPH05263245A JP6416892A JP6416892A JPH05263245A JP H05263245 A JPH05263245 A JP H05263245A JP 6416892 A JP6416892 A JP 6416892A JP 6416892 A JP6416892 A JP 6416892A JP H05263245 A JPH05263245 A JP H05263245A
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JP
Japan
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line
chamber
vacuum
substrate
ion
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JP6416892A
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Keiji Arimatsu
啓治 有松
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】イオン照射室を備えたインライン式処理装置で
ありながら、ライン当りのコストの低いインライン式処
理装置を提供する。 【構成】連結された複数の真空容器と、前記複数の真空
容器間に基板を搬送する搬送手段とを有するインライン
式真空処理装置を複数ライン有するインライン式真空処
理システムであって、前記複数のインライン式真空処理
装置の少なくとも一つは、真空容器の少なくとも一つに
イオン源を備えたイオン照射室を有し、前記イオン照射
室は、他のインライン式真空処理室に連結され、複数の
インライン式真空処理装置で共有されて用いられること
を特徴とするインライン式イオンビーム処理システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、イオンビームを用い
て、照射処理を行うイオンビーム処理装置に係り、特
に、量産装置として最適な、インライン式のイオンビー
ム処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスクや光ディスクを、連続して
量産するための設備として、仕込室、加熱室、マグネト
ロンスパッタ成膜処理室、バッファ室、取出し室、など
の真空容器を、ゲート弁を介して接続した、インライン
式処理装置が知られている。このような装置において、
基板は真空開放されることなく、各真空室を移動し、必
要な処理を行われる。
【0003】これらの処理の一工程として、トライボロ
ジー性能改善等のためイオン照射のプロセスが要求され
る場合があり、このような場合、イオン源をもつイオン
照射室をラインの途中に設けて対応する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】イオン照射室は、他の
成膜工程用真空室と比較して、極めて高価であることが
知られている。そのため、従来のように、インライン処
理装置にイオン照射室を設けた場合、インライン処理装
置の全体のコストが非常に高くなってしまうという問題
があった。
【0005】本発明は、イオン照射室を備えたインライ
ン式処理装置でありながら、ライン当りのコストの低い
インライン式処理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、連結された複数の真空容器と、前
記複数の真空容器間に基板を搬送する搬送手段とを有す
るインライン式真空処理装置を複数ライン有するインラ
イン式イオンビーム真空処理システムであって、前記複
数のインライン式真空処理装置の少なくとも一つは、真
空容器の少なくとも一つにイオン源を備えたイオン照射
室を有し、前記イオン照射室は、他のインライン式真空
処理室に連結され、複数のインライン式真空処理装置で
共有されて用いられることを特徴とするインライン式イ
オンビーム処理システムが提供される。
【0007】
【作用】本発明者らは、イオン照射室におけるイオン照
射の工程は、極端に時間が短かく、かつ、イオン源は成
膜と比較するときわめて高価であるということに着目し
て本発明を成すに至った。
【0008】すなわち、本発明において、複数のインラ
イン式真空処理装置は、少なくとも一つのイオン照射室
を備えている。このイオン照射室は、各インライン式真
空処理室に、連結されており、複数のインライン式真空
処理装置で共有される。高価なイオンビーム処理室を、
複数のインライン式真空処理室で共有することにより、
ライン当たりのコストを低くすることが可能である。
【0009】イオン照射室におけるイオン照射の工程
は、他の成膜等の工程と比較すると、極端に時間が短か
いので、イオンビーム照射室を共有しても、ライン全体
の処理効率を低下させることはない。また、他の成膜等
の工程の処理時間を考慮して、イオン照射の工程が短く
ない場合は、イオン源の容量を大きくすることで、対応
可能である。
【0010】イオン照射室内では、基板はラインの方向
と交差する方向に移動可能とする交差方向搬送手段を備
えて、イオン源と、基板との距離を調節し、かつ照射時
間を調節することにより、希望するイオン量を照射する
ことができる。また、イオン源のイオン電流密度を予め
計測しておいて、各基板への注入量が等しくなるよう、
注入時間を変化させて処理を行うこともできる。
【0011】
【実施例】以下、本実施例を図面を用いて説明する。
【0012】本実施例のインライン式イオンビーム処理
システムは、図1のように、ラインAとラインBの2つ
のインライン式イオンビーム処理装置から構成されてい
る。ラインAは、基板1aの搬送方向に順に、仕込み室
2aと、成膜室3aと、バッファ室4aと、イオン照射
室5と、バッファ室6aと、取り出し室7aとを連結し
て構成されている。成膜室3aには、成膜源9aが取り
付けられている。各室の間には、それぞれ、ゲート弁8
1a、82a、83a、84a、85aが配置され、各
室を開閉可能に隔絶している。仕込み室1aには、外部
から基板1aを搬入するためのゲート弁80aが、取り
出し室7aには、処理の終了した基板1aを外部へ取り
出すためのゲート弁86aが配置されている。また、搬
送機構20aが、矢印Cの方向に基板1aを搬送する。
【0013】ラインBも、ラインAと同じ構成を有して
おり、基板1bの搬送方向に順に、仕込み室2bと、成
膜室3bと、バッファ室4bと、イオン照射室5と、バ
ッファ室6bと、取り出し室7bとを連結して構成され
ている。成膜室3bには、成膜源9bが取り付けられて
いる。各室の間には、ゲート弁81b、82b、83
b、84b、85bが配置され、各室を開閉可能に隔絶
している。仕込み室1bには、外部から基板1bをセッ
トするためのゲート弁80bが、取り出し室7bには、
処理の終了した基板1bを外部に取り出すためのゲート
弁86bが配置されている。また、搬送機構20bは、
矢印Cの方向に基板1bを搬送する。
【0014】イオン照射室5は、ラインAおよびライン
Bで、共有されている。イオン照射室5中には、搬送機
構20a、20bと直交する方向に基板1a、1bを搬
送するための直交方向搬送機構21が配置されている。
イオン照射室5に取り付けられているバケット型のイオ
ン源10は、直交方向搬送機構21の搬送方向にイオン
ビーム11を照射する。イオン照射室5内で、基板1
a、1bは、直交方向搬送機構21によって、イオン源
10から任意の距離に配置される。基板1a、1bは、
直交方向搬送機構に搭載された状態で、イオンビーム1
1の照射を受ける。
【0015】搬送機構20a、20b、およびゲート弁
81a,82a,83a,84,85a,81b,82
b,83b,84b,85bは、制御装置32により制
御されている。制御手段32は、基板1a、1bの搬送
にともない、ゲート弁を開放させ、通過後に閉鎖させ
る。
【0016】また、バッファ室4a、4bとには、イオ
ン照射室5に搬入される基板1a、1bの通過を検出す
る搬入検出器30a、30bが、それぞれ配置されてい
る。また、バッファ室6a、6bには、イオン照射室5
から搬出された基板1a、1bの通過を検出する搬出検
出器31a、31bが、それぞれ配置されている。搬入
検出器30a、30b、31a、および搬出検出器31
bは、レーザ光を搬送機構20aまたは20bの方向に
照射し、その反射光を検出するもので、反射光の変化に
よって、基板1a、1bの通過を検出する。
【0017】搬入検出器30a、30b、および搬出検
出器31a、31bは、図2に示すように、制御装置3
2に接続されている。制御手段32は、ラインAの検出
器30aから出力信号、すなわち、ラインAの基板1a
がイオン照射室5に搬入されたことを受信した場合に
は、ラインBに、基板1bをイオン照射室5に搬入でき
ないことを知らせる信号を出力する。具体的には、ライ
ンBのバッファ室4bの搬送機構20bを停止させると
共に、ゲート弁83bをロックする信号を出力する。
【0018】この信号により、ラインBの基板1bを、
バッファ室4bに停滞させ、イオン照射室5に、2枚の
基板が一度に搬入されることを防止する。そして、この
後、ラインAの搬出検出器31aから、基板1aが搬出
された出力信号を受信した場合には、ラインBのバッフ
ァ室4bの搬送機構20bを駆動させると共に、ゲート
弁83bのロックを解除する。これにより、ラインBの
バッファ室4bに、停滞させられていた基板1bは、イ
オン照射室5に搬入される。
【0019】また、同様に、制御手段32は、ラインB
の検出器30bから出力信号を受信した場合には、ライ
ンAのバッファ室4aの搬送機構20aを停止させると
共に、ゲート弁83aをロックする信号を出力する。こ
の動作により、ラインAの基板1aを、バッファ室4a
に停滞させる。この後、ラインBの搬出検出器31bか
ら、基板1bが搬出された出力信号を受信した場合に
は、ラインAのバッファ室4aの搬送機構20aを駆動
させると共に、ゲート弁83aのロックを解除する。
このように、制御装置32は、ラインAまたはラインB
のうち、イオン照射室5に先に搬入された方の基板の処
理を優先させることにより、イオン照射室5の共有を可
能にしている。イオン照射室5での処理の時間は、成膜
室3a、3bでの工程の処理時間に比較すると、極端に
短いので、ラインの効率を低下させることはない。
【0020】つぎに、基板1a、1bを保持する基板ホ
ルダと、直交方向搬送機構21ついて、図3を用いて、
説明する。
【0021】図3のように、基板1aまたは1bは、円
板形状をしている。基板ホルダ45は、一度に6枚の基
板1aまたは1bを保持し、成膜源9aまたは9bおよ
びイオン源10に対向させる。基板ホルダ45は、さら
に、搬送用基板ホルダ46に搭載され、ローラを用いた
通常の搬送機構20a、20bで搬送可能に保持され
る。
【0022】直交方向搬送機構21は、図3のように、
搬送用基板ホルダ45をさらに保持する直交方向搬送用
基板ホルダ47を備えている。直交方向用搬送基板ホル
ダ47は、両端部と中央部に貫通孔を有している。直交
方向搬送用基板ホルダ47の両端部を貫く貫通孔には、
ガイド用ロッド41a、bと、直交方向用基板ホルダ4
7の中央部の貫通孔を貫く駆動用ロッド42を備えてい
る。駆動用ロッド42は、その外周におねじを有してお
り、直交方向搬送用基板ホルダ47の貫通孔に形成され
ているめねじと噛み合う。駆動用ロッド42は、制御装
置32の指示によって、モータ(図示せず)の回転運動
を受けて回転駆動される。駆動用ロッド42の回転駆動
により、直交方向搬送用基板ホルダ47は搬送される。
ガイド用ロッド41a、41bは、搬送時のがたつきを
抑える。また、直交方向搬送用基板ホルダ47は、ロー
ラ40を備えている。このローラ40の回転させて、搬
送機構20a、20bと、搬送用基板ホルダ46の受け
取り、受渡しを行う。
【0023】つぎに、本実施例のインライン式イオンビ
ーム処理システムの動作について説明する。
【0024】基板1a、1bは、搬送機構20a、20
bにより、矢印Cの方向に移動する。仕込室2a、2b
にセットされた基板1a,1bは、真空引後、前処理を
施され、処理室3a,3bでマグネトロンスパッタによ
り、成膜源9から成膜処理される。つぎに、基板1a、
1bは、バッファ室4a、4bに送られて、そして、上
述のように、基板1a、1bのうち、先にイオン照射室
5に搬入された基板1bが先にイオンビーム11の照射
を受ける。この間、制御装置32の信号により、基板1
aは、バッファ室4aに停滞する。
【0025】イオン処理室5内では、直交方向搬送用基
板ホルダ47によって、搬送用基板ホルダ46が保持さ
れ、駆動用ロッド42の駆動で、イオン源10まで、予
め制御装置32にユーザによって設定された距離Xの位
置まで、近づけられる。この位置で制御装置32に設定
された一定の時間、イオンビーム11を受ける。イオン
処理後は、駆動ロッド42の駆動で、搬送機構20bの
位置まで移動し、バッファ室6bの搬送機構20bに受
け渡される。
【0026】つぎに上述の様に、制御装置32の指示
で、イオン照射室5に基板1aが搬入されて、同様に距
離Xの位置に配置され、イオンビーム11の照射を受け
る。すべての処理を終えた基板1a、1bは、バッファ
室6a、6bを通って、取出し室7に至り、真空リーク
後、ゲート弁86a、76bより取り出される。
【0027】ここで、各室での基板1a、1bの滞在時
間をみると、仕込室2では、真空引の時間が、必要な到
達真空度により、数分間から数10分間を要する。処理
室3は膜種、膜厚により大巾に異なるが、1分程度から
数10分のオーダになる。一方、イオン照射室5では、
これらと異なり、バケット型イオン源では、1mA/c
2以上のイオン電源の引出しは容易で、照射時間は、
数秒〜数10秒で十分である。従って、Aライン、Bラ
インに対して、1室のイオン照射室5で十分対応でき
る。
【0028】上述のように、本実施例のインライン式イ
オンビーム処理システムは、A,B2つのラインで、高
価なイオン照射室5を共有しており、ライン当たりの装
置コストと、ライン当たりの装置の大きさを大幅に低減
させることができた。
【0029】また、イオン照射室の処理時間は、他の成
膜や仕込み処理の工程より極端に短いので、一方のライ
ンの基板が、他方のラインの基板のイオン処理を待って
バッファ室4a、4abに停滞させられても、処理効率
を低下させることはない。また、基板を搬送するタイミ
ングを、AラインとBラインとでずらすことにより、バ
ッファ室4a、4bでの停滞をなくすこともできる。
【0030】上述の実施例では、基板1a、1bをライ
ンの進行方向と垂直方向に移動させ、イオン源10と基
板1の距離Xを一定にして、一定時間イオンビームを照
射し、イオン照射量を等しくした。本実施例は、この方
法に限定されるものではなく、検出器30a、30bの
検出信号を用いて、イオン照射室5にどちらのラインか
ら基板が搬入されたかを検出し、ラインごとに、異なる
距離X1,X2まで移動させて照射を行うこともでき
る。このようにすることで、Aラインと、Bラインの基
板を、それぞれ異なるイオン照射量で処理することがで
きる。
【0031】また、イオン照射室5内に、ファラデーカ
ップなどイオン量を検出するセンサを配置することもで
きる。このセンサで、基板に入射するイオン量を計測し
て、Aライン、Bラインそれぞれに適した時間だけ、イ
オン照射することにより、品質を確保する。このよう
に、センサを配置した場合には、直交方向手段21は取
り除いても良い。
【0032】また、本実施例では一度に6枚の基板を保
持可能な基板ホルダ45を用いたが、タクトタイム短縮
のためには、さらに多数の基板1a、1bを仕込む基板
ホルダを用いる。また、仕込み室2a、2bの前に真空
予備室を設けて、真空排気時間を短縮すると、さらにタ
クトタイムを短縮することができる。また、成膜室3
a、3bには、複数の成膜源9を設けて、多層膜を形成
可能にすることもできる。
【0033】上述の実施例では、ラインAの搬送機構2
0aによって、イオン処理室5に搬入された基板1a
は、交差方向搬送手段21によって、ラインAのバッフ
ァ室6aの搬送機構20aに受け渡された。すなわち、
イオン照射室5の直交方向搬送手段21は、同一ライン
間の基板の搬送を行った。本発明はこれに限定されるも
のではなく、ラインAにより処理されてきた基板を、イ
オン処理後に、ラインBに搬出することも可能である。
【0034】また、さらには、図4に示すように、本実
施例のイオン処理室の直交方向搬送機構21を用いたラ
イン選択室65を備えたラインを構成することもでき
る。図4において、ラインLおよびラインMは、それぞ
れ異なる種類の蒸着源9a、9b、69a、69bを備
えた成膜室3a、3b、66a、66bを、ライン選択
手段65の前後に有している。ライン選択室65は、ラ
インC,Dを共通に連通する。ライン選択室65の直交
方向搬送機構21により、ラインLで処理されてきた基
板1aを、ライン選択室65を介して、ラインMに受け
渡すことができる。これにより、例えば、成膜源9a
と、成膜源69bとによる多層膜処理を行うことができ
る。このように、ラインの途中に直交方向搬送機構21
を有するライン選択室65を備えることにより、複数の
組み合わせの処理を行うことができる。
【0035】これにより、一つのイオン照射室を複数の
ラインで使用することが可能になる。したがって、イオ
ン照射室等の高価な装置を複数ラインで共有することが
できるので、ライン当たりのコストを低減することがで
きる。また、製造ラインシステムを用いて、製造時の処
理とは異なる処理を施す処理実験を行ったり、他品種の
製品の製造を、一つの製造ラインシステムで行うことが
可能となる。したがって、高価な各装置の使用の幅が広
がり、有効利用を図ることができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、一つのイオン照射室を
複数のラインで共有することにより、イオン照射室を備
えたインライン式処理装置でありながら、ライン当りの
コストの低いインライン式イオンビーム処理システムが
提供される。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のインライン式イオンビーム
処理システム構成を示す説明図。
【図2】図1に示した処理装置のイオン照射室5への基
板搬入の制御を示すブロック図。
【図3】図1のイオン照射室5に配置される直交方向手
段21の構成を示す斜視図。
【図4】ライン選択室65を備えた処理装置の構成を示
す説明図。
【符号の説明】
A,B…成膜ライン、C…基板の搬送方向、1a,1b
…基板、2a,2b…仕込室、3a,3b…成膜室、4
a,4b…バッファ室、5…イオン照射室、6a,6b
…バッファ室、7a,7b…取出し室、9a,9b…成
膜源、10…イオン源、11…イオンビーム、21…直
交方向搬送手段、30a,30b…搬入検出手段、31
a,31b…搬出検出手段、32…制御装置、40…ロ
ーラ、41a,41b…ガイド用ロッド、42…駆動用
ロッド、45…基板ホルダ、66a、66b…成膜室、
69a、69b…成膜源、46…搬送用基板ホルダ、4
7…直交方向搬送用基板ホルダ、65…ライン選択室、
80a,80b,81a,81bb,82a,82b,
83a,83b,84a,84b,85a,85b,8
6a,86b…ゲート弁。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結された複数の真空容器と、前記複数の
    真空容器間に基板を搬送する搬送手段とを有するインラ
    イン式真空処理装置を複数ライン有するインライン式真
    空処理システムであって、 前記複数のインライン式真空処理装置の少なくとも一つ
    は、真空容器の少なくとも一つにイオン源を備えたイオ
    ン照射室を有し、前記イオン照射室は、他のインライン
    式真空処理室に連結され、複数のインライン式真空処理
    装置で共有されて用いられることを特徴とするインライ
    ン式イオンビーム処理システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記イオン照射室は、
    前記搬送手段の搬送方向と、交わる方向に前記基板を搬
    送するための交差方向搬送手段を有することを特徴とす
    るインライン式イオンビーム処理システム。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記交差方向搬送手段
    は、前記基板を前記イオン源に近づけたり遠ざけたりす
    る方向に搬送することを特徴とするインライン式イオン
    ビーム処理システム
  4. 【請求項4】請求項2において、前記交差方向搬送手段
    は、前記搬送手段と直交する方向に基板を搬送すること
    を特徴とするインライン式イオンビーム処理システム。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記複数のインライン
    式真空処理装置のうち、一つのインライン式イオン処理
    装置の搬送手段が、前記イオン照射室に搬入された前記
    基板が、前記イオン照射室から搬出されたかどうかを検
    出する検出手段と、前記検出手段が搬出を検出した場
    合、他のインライン式イオン処理装置の搬送手段に基板
    の搬入の可否を知らせる信号を出力する制御手段とを有
    することを特徴とするインライン式イオンビーム処理シ
    ステム。
  6. 【請求項6】請求項2において、前記交差方向搬送手段
    は、前記基板を前記イオン源から予め定められた位置ま
    で搬送することを特徴とするインライン式イオンビーム
    処理システム。
  7. 【請求項7】イオン源を備えたイオン照射室と、前記イ
    オン処理室に連結された搬入用真空室と、前記イオン処
    理室に連結された搬出用真空室と、前記搬入用真空室か
    らイオン照射室に基板を搬入する搬入手段と、前記イオ
    ン照射室から搬出用真空室に基板を搬出する搬出手段を
    備えたインライン式イオンビーム処理装置において、 前記イオン照射室には、複数の前記搬入用真空室と、複
    数の前記搬出用真空室が連結されたていることを特徴と
    するインライン式イオンビーム処理システム。
  8. 【請求項8】連結された複数の真空容器と、前記複数の
    真空容器間に基板を搬送する搬送手段とを有するインラ
    イン式真空処理装置を複数ライン有するインライン式真
    空処理システムであって、 複数ラインについて共通に連通する少なくとも1つの共
    通真空容器と、前記共通真空容器に配置された、前記搬
    送手段の搬送方向と、交わる方向に前記基板を搬送する
    ための交差方向搬送手段とを有し、前記交差方向搬送手
    段は、前記基板の同一ライン間の搬送と、他のラインへ
    の搬送とを指示に応じて行うことを特徴とするインライ
    ン式真空処理システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109957752A (zh) * 2017-12-26 2019-07-02 佳能特机株式会社 基板处理装置及其控制方法、成膜装置、电子零件的制造方法
JP2019173066A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 キヤノントッキ株式会社 基板処理装置及びその制御方法、成膜装置、電子部品の製造方法

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