JPH052630Y2 - - Google Patents
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- JPH052630Y2 JPH052630Y2 JP1986174149U JP17414986U JPH052630Y2 JP H052630 Y2 JPH052630 Y2 JP H052630Y2 JP 1986174149 U JP1986174149 U JP 1986174149U JP 17414986 U JP17414986 U JP 17414986U JP H052630 Y2 JPH052630 Y2 JP H052630Y2
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- Japan
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- connector
- shaft
- brake
- weaving density
- braking
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- 238000009941 weaving Methods 0.000 claims description 31
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 claims description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 12
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 244000089486 Phragmites australis subsp australis Species 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、織機における製織密度調整装置の駆
動装置に関するものである。
動装置に関するものである。
(従来の技術)
この種技術としては、特開昭59−53746号公報
に開示されたものが知られている。すなわちこれ
は、メインモータと製織密度調整装置との間に無
段変速機を介在させ、この無段変速機の入出力間
の回転比を緯入れ回数と同期して周期的に変化さ
せるものである。
に開示されたものが知られている。すなわちこれ
は、メインモータと製織密度調整装置との間に無
段変速機を介在させ、この無段変速機の入出力間
の回転比を緯入れ回数と同期して周期的に変化さ
せるものである。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら上述の装置にあつては、無段変速
機を用いているため、製織中に緯糸密度を変える
場合は急激に変速比を変えねばならない。特に、
所定の速度で織布を巻取つているときに、巻取速
度をゼロにする場合には、前記変速比の変化が大
きくなるから、所定の緯糸密度を得るには、変速
応答性の良い高価な無段変速機を使用しなければ
ならないという問題点がある。
機を用いているため、製織中に緯糸密度を変える
場合は急激に変速比を変えねばならない。特に、
所定の速度で織布を巻取つているときに、巻取速
度をゼロにする場合には、前記変速比の変化が大
きくなるから、所定の緯糸密度を得るには、変速
応答性の良い高価な無段変速機を使用しなければ
ならないという問題点がある。
このため本考案は安価な装置により製織密度を
変えることができるようにすることを目的とする
ものである。
変えることができるようにすることを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段)
上述の問題点を解決するため本考案において
は、織布の巻取速度を制御することにより織布の
緯糸密度を変更するようにした製織密度調整装置
の駆動装置において、主軸と製織密度調整装置と
の間の伝動系の主軸側に接続子を設け、前記接続
子と相対して電磁ブレーキの制動子を配設し、前
記接続子と制動子との間に製織密度調整装置側に
取付けられたスプリングにより常時前記接続子側
に付勢される接続子を配設し、この接続子と前記
接続子とで断続装置を構成し、前記制動子と対向
する接続子とで制動装置を構成してなり、前記断
続装置が断の場合に前記制動装置を制動状態に
し、前記断続装置が接続しているときに前記制動
装置を非制動状態にするようにして織機の製織密
度調整装置の駆動装置を構成する。
は、織布の巻取速度を制御することにより織布の
緯糸密度を変更するようにした製織密度調整装置
の駆動装置において、主軸と製織密度調整装置と
の間の伝動系の主軸側に接続子を設け、前記接続
子と相対して電磁ブレーキの制動子を配設し、前
記接続子と制動子との間に製織密度調整装置側に
取付けられたスプリングにより常時前記接続子側
に付勢される接続子を配設し、この接続子と前記
接続子とで断続装置を構成し、前記制動子と対向
する接続子とで制動装置を構成してなり、前記断
続装置が断の場合に前記制動装置を制動状態に
し、前記断続装置が接続しているときに前記制動
装置を非制動状態にするようにして織機の製織密
度調整装置の駆動装置を構成する。
(作用)
上述のように本考案においては、主軸と製織密
度調整装置との間の伝動系の主軸側に断続装置を
設け、製織密度調整装置側に制動装置を設けて、
断続装置が断のときは、制動装置を制動状態に
し、断続装置が接続しているときは制動装置を非
制動状態にするようにしたから、この装置によれ
ば、断続装置を断にしたときには、制動装置が作
動して製織密度調整装置が即座に停止するから、
織布の巻き取りも停止して緯糸の密度を即座に高
めることができる。また断続装置を接続したとき
は制動装置が不作動状態になつて製織密度調整装
置が主軸によつて駆動されるため、所定の速度で
織布が巻き取られる結果、正確に所定の緯糸密度
にすることができる。
度調整装置との間の伝動系の主軸側に断続装置を
設け、製織密度調整装置側に制動装置を設けて、
断続装置が断のときは、制動装置を制動状態に
し、断続装置が接続しているときは制動装置を非
制動状態にするようにしたから、この装置によれ
ば、断続装置を断にしたときには、制動装置が作
動して製織密度調整装置が即座に停止するから、
織布の巻き取りも停止して緯糸の密度を即座に高
めることができる。また断続装置を接続したとき
は制動装置が不作動状態になつて製織密度調整装
置が主軸によつて駆動されるため、所定の速度で
織布が巻き取られる結果、正確に所定の緯糸密度
にすることができる。
このように本考案は、断続装置と制動装置およ
びそれらを制御する制御装置よりなる簡単な構造
であるから安価にできる。
びそれらを制御する制御装置よりなる簡単な構造
であるから安価にできる。
(実施例)
以下、図面について本考案の実施例を説明す
る。第1図において、1はワープビーム、2は緯
糸、3はバツクローラ、4は綜絖、5は筬、6は
織前、7は織布、8は製織密度調整装置、8aは
サーフエースローラ、9はクロスローラ、10は
メインモータ、11は主軸である。主軸11はメ
インモータ10からベルト12を介して回転駆動
される。ワープビーム1、綜絖4、筬5、製織密
度調整装置8、クロスローラ9は前記主軸11に
よつて所定の速度で回転される。つぎに製織密度
調整装置8と主軸11との間の伝動系13を説明
する。主軸11と一体に回転される軸14には、
断続装置である電磁クラツチ15の一方の接続子
15Aが取り付けられており、従動軸16の一端
には、電磁クラツク15の他方の接続子15Bが
取り付けられている。従動軸16の他端には、制
動装置としての電磁ブレーキ17の回転子17A
が固定されている。この回転子17Aは電磁ブレ
ーキ17の制動子17Bに相対している。従動軸
16には歯車18が固定されており、減速機19
を介して製織密度調整装置8に連結してある。
る。第1図において、1はワープビーム、2は緯
糸、3はバツクローラ、4は綜絖、5は筬、6は
織前、7は織布、8は製織密度調整装置、8aは
サーフエースローラ、9はクロスローラ、10は
メインモータ、11は主軸である。主軸11はメ
インモータ10からベルト12を介して回転駆動
される。ワープビーム1、綜絖4、筬5、製織密
度調整装置8、クロスローラ9は前記主軸11に
よつて所定の速度で回転される。つぎに製織密度
調整装置8と主軸11との間の伝動系13を説明
する。主軸11と一体に回転される軸14には、
断続装置である電磁クラツチ15の一方の接続子
15Aが取り付けられており、従動軸16の一端
には、電磁クラツク15の他方の接続子15Bが
取り付けられている。従動軸16の他端には、制
動装置としての電磁ブレーキ17の回転子17A
が固定されている。この回転子17Aは電磁ブレ
ーキ17の制動子17Bに相対している。従動軸
16には歯車18が固定されており、減速機19
を介して製織密度調整装置8に連結してある。
したがつて、この伝動系13の主軸11側に
は、断続装置である電磁クラツチ15が配設さ
れ、製織密度調整装置8側には、制動装置である
電磁ブレーキ17が配設されている。20は制御
回路であり、前記電磁クラツチ15と電磁ブレー
キ17を制御する。すなわち、21は近接スイツ
チであり、軸11に固定した作用片22と相対す
る毎にパルス信号を発信する。23は、パターン
プリセツタであり、主軸11の所定回転数の間、
製織密度調整装置8を回転させない信号ON(第
2図参照)を出力すると共に、その信号ONを出
力する間隔を維持するための信号IN(第2図参
照)を出力するように設定されている。
は、断続装置である電磁クラツチ15が配設さ
れ、製織密度調整装置8側には、制動装置である
電磁ブレーキ17が配設されている。20は制御
回路であり、前記電磁クラツチ15と電磁ブレー
キ17を制御する。すなわち、21は近接スイツ
チであり、軸11に固定した作用片22と相対す
る毎にパルス信号を発信する。23は、パターン
プリセツタであり、主軸11の所定回転数の間、
製織密度調整装置8を回転させない信号ON(第
2図参照)を出力すると共に、その信号ONを出
力する間隔を維持するための信号IN(第2図参
照)を出力するように設定されている。
なお電磁クラツチ15の接続時における緯糸密
度は、減速機19の減速比を調整することによつ
て設定する。
度は、減速機19の減速比を調整することによつ
て設定する。
つぎに第1図の実施例の作用を第2図も参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
本実施例のパターンプリセツタ23は、第2図
に示すようにINの信号を10パルス間出力してか
ら、引き続き3パルスの間ONの信号を出力し、
このパターンを繰り返し行うように設定されてい
る。
に示すようにINの信号を10パルス間出力してか
ら、引き続き3パルスの間ONの信号を出力し、
このパターンを繰り返し行うように設定されてい
る。
そしてパターンプリセツタ23がINの信号を
出している間は、電磁クラツチ15が接続すると
共に、電磁ブレーキ17は非制動状態になつてい
る。またパターンプリセツタ23が、ONの信号
を出力している間は、電磁クラツチ15が断にな
ると共に、電磁ブレーキ17は制動状態になつて
いる。このときは電磁ブレーキ17はサーフエー
スローラ8aが織布の張力により逆転するのを確
実に防止する。
出している間は、電磁クラツチ15が接続すると
共に、電磁ブレーキ17は非制動状態になつてい
る。またパターンプリセツタ23が、ONの信号
を出力している間は、電磁クラツチ15が断にな
ると共に、電磁ブレーキ17は制動状態になつて
いる。このときは電磁ブレーキ17はサーフエー
スローラ8aが織布の張力により逆転するのを確
実に防止する。
したがつてINの信号出力中は、製織密度調整
装置8が主軸11の回転によつて軸14、電磁ク
ラツチ15、軸16、歯車18、減速機19を介
して駆動されることにより所定の速度で織布7を
牽引する。制御回路20は近接スイツチ21から
のパルス信号をカウントし、それが10になると、
すなわち次はON期間であるから電磁クラツチ1
5を断にすると共に、制動装置17を作動させ
る。これによつて製織密度調整装置8が停止する
ため織布7は牽引されなくなる。そして、前記の
切換え時から主軸11が3回転すると、電磁クラ
ツチ15が接続すると共に、制動装置17は非制
動状態になる。
装置8が主軸11の回転によつて軸14、電磁ク
ラツチ15、軸16、歯車18、減速機19を介
して駆動されることにより所定の速度で織布7を
牽引する。制御回路20は近接スイツチ21から
のパルス信号をカウントし、それが10になると、
すなわち次はON期間であるから電磁クラツチ1
5を断にすると共に、制動装置17を作動させ
る。これによつて製織密度調整装置8が停止する
ため織布7は牽引されなくなる。そして、前記の
切換え時から主軸11が3回転すると、電磁クラ
ツチ15が接続すると共に、制動装置17は非制
動状態になる。
この切換えまでの間、製織密度調整装置8は織
布7を牽引しないので、緯糸の密度は前記所定の
速度で織布を牽引しているときに比べて高くな
る。
布7を牽引しないので、緯糸の密度は前記所定の
速度で織布を牽引しているときに比べて高くな
る。
第3図は、この電磁クラツチ15と電磁ブレー
キ17とを一体化した例を示すものであつて、以
下その構成を説明する。
キ17とを一体化した例を示すものであつて、以
下その構成を説明する。
25は織機のフレーム(図示せず)に固定した
軸筒で、この軸筒25にはそれぞれ中空円筒形状
に形成したケース26,27,28が順に接続し
てある。軸筒25とケース26,27内には前記
した軸16が軸受29を介して回転自在に支持さ
れており、この軸16の端部には軸30がテーパ
ーボルト31を介して接続されている。32はそ
のナツト、33は軸30をケース28に支持する
軸受である。
軸筒で、この軸筒25にはそれぞれ中空円筒形状
に形成したケース26,27,28が順に接続し
てある。軸筒25とケース26,27内には前記
した軸16が軸受29を介して回転自在に支持さ
れており、この軸16の端部には軸30がテーパ
ーボルト31を介して接続されている。32はそ
のナツト、33は軸30をケース28に支持する
軸受である。
またケース26,27内の軸16,30には前
記した軸14に相当する中空円筒形状の軸34が
軸受35,36を介して回転自在に嵌装されてお
り、ケース26内の軸34には、前記主軸11か
ら回転駆動される歯車37がボルト38により固
定されている。39は軸34の外周をケース27
に支持するための軸受である。
記した軸14に相当する中空円筒形状の軸34が
軸受35,36を介して回転自在に嵌装されてお
り、ケース26内の軸34には、前記主軸11か
ら回転駆動される歯車37がボルト38により固
定されている。39は軸34の外周をケース27
に支持するための軸受である。
また軸34の端部にはフランジ部34aが形成
されており、このフランジ部34aの端面に前記
電磁クラツチ15の接続子15Aに相当する接続
子40Aが固定されており、この接続子40Aと
対向する接続子40Bが板ばね41およびボルト
42を介して軸30に取り付けられている。43
は軸30に嵌め込んだり止めリングであり、44
はこの止めリング43と接続子40Bとの間に介
挿したコイルばねで、これら接続子40A,40
Bによつて電磁クラツチ40を構成している。
されており、このフランジ部34aの端面に前記
電磁クラツチ15の接続子15Aに相当する接続
子40Aが固定されており、この接続子40Aと
対向する接続子40Bが板ばね41およびボルト
42を介して軸30に取り付けられている。43
は軸30に嵌め込んだり止めリングであり、44
はこの止めリング43と接続子40Bとの間に介
挿したコイルばねで、これら接続子40A,40
Bによつて電磁クラツチ40を構成している。
また接続子40Bの背面に対向して前記電磁ブ
レーキ17の制動子17Bに相当する制動子45
を設け、この制動子45の背面のケース28内に
電磁石用のコイル46を設け、これらコイル46
と制動子45と電磁クラツチ40の接続子40B
の背面部とによつて電磁ブレーキ47を構成す
る。
レーキ17の制動子17Bに相当する制動子45
を設け、この制動子45の背面のケース28内に
電磁石用のコイル46を設け、これらコイル46
と制動子45と電磁クラツチ40の接続子40B
の背面部とによつて電磁ブレーキ47を構成す
る。
この第3図の装置では、前記第2図の信号IN
が発せられている期間中は電磁コイル46が消磁
しているため、コイルばね44の作用によつて接
続子40Bが接続子40Aと圧接することによつ
て電磁クラツチ40が接続している。したがつて
主軸11(第1図参照)からの動力が歯車37、
軸34、接続子40A,40B、板ばね41、軸
30を介して従動軸16に伝えられる。
が発せられている期間中は電磁コイル46が消磁
しているため、コイルばね44の作用によつて接
続子40Bが接続子40Aと圧接することによつ
て電磁クラツチ40が接続している。したがつて
主軸11(第1図参照)からの動力が歯車37、
軸34、接続子40A,40B、板ばね41、軸
30を介して従動軸16に伝えられる。
また第2図の信号ONを発している期間中は、
電磁コイル46が励磁されて、接続子40Bが制
動子45に吸着されるため、従動軸16が制動さ
れて停止状態に保持される。
電磁コイル46が励磁されて、接続子40Bが制
動子45に吸着されるため、従動軸16が制動さ
れて停止状態に保持される。
また第4図は本考案の他の実施例を示すもの
で、図中第1図の符号と同一の符号は同等のもの
を示している。
で、図中第1図の符号と同一の符号は同等のもの
を示している。
この実施例は、主軸11に固定した歯車48
に、互に歯数の異なる歯車49,50を噛合さ
せ、歯車49の軸141に電磁クラツチ151の接
続子15A1を接続すると共に、接続子15B1に
従動軸161を接続し、歯車50の軸142に電磁
クラツチ152の接続子15A2を接続すると共
に、接続子15B2に従動軸162を接続し、さら
に軸161に固着した歯車51と、軸162に固着
した歯車52をそれぞれ軸16に固着した歯車5
3に噛合させたものであり、その他の構成は第1
図のものと同様である。
に、互に歯数の異なる歯車49,50を噛合さ
せ、歯車49の軸141に電磁クラツチ151の接
続子15A1を接続すると共に、接続子15B1に
従動軸161を接続し、歯車50の軸142に電磁
クラツチ152の接続子15A2を接続すると共
に、接続子15B2に従動軸162を接続し、さら
に軸161に固着した歯車51と、軸162に固着
した歯車52をそれぞれ軸16に固着した歯車5
3に噛合させたものであり、その他の構成は第1
図のものと同様である。
この実施例では電磁クラツチ151と152側の
伝動比が異なるため、制御回路20によつてその
いずれかを選択するこことによつて緯糸密度の調
整をさらに細分化することができる。
伝動比が異なるため、制御回路20によつてその
いずれかを選択するこことによつて緯糸密度の調
整をさらに細分化することができる。
(考案の効果)
上述のように本考案においては、主軸11と、
製織密度調整装置8との間の伝動系の主軸側に断
続装置15を設け、製織密度調整装置8側に制動
装置17を設けて断続装置15が断のときは制動
装置17を制動状態にし、断続装置15が接続し
ているときは制動装置17を非制動状態にするよ
うにしたから、この装置によれば、断続装置15
を断にしたときには制動装置17が作動して製織
密度調整装置8が即座に停止するから、織布7の
緯糸密度を即座に高めることができる。また断続
装置15を接続したときは制動装置17が不作動
状態になつて製織密度調整装置8が主軸11によ
つて即座に駆動されるため、所定の速度で織布7
が巻き取られる結果、確実に所定の緯糸密度にす
ることができ、高い品質の織布を得ることができ
る。
製織密度調整装置8との間の伝動系の主軸側に断
続装置15を設け、製織密度調整装置8側に制動
装置17を設けて断続装置15が断のときは制動
装置17を制動状態にし、断続装置15が接続し
ているときは制動装置17を非制動状態にするよ
うにしたから、この装置によれば、断続装置15
を断にしたときには制動装置17が作動して製織
密度調整装置8が即座に停止するから、織布7の
緯糸密度を即座に高めることができる。また断続
装置15を接続したときは制動装置17が不作動
状態になつて製織密度調整装置8が主軸11によ
つて即座に駆動されるため、所定の速度で織布7
が巻き取られる結果、確実に所定の緯糸密度にす
ることができ、高い品質の織布を得ることができ
る。
このように、本考案は、断続装置15と制動装
置17およびそれらを制御する制御装置よりなる
簡単な構造であるから安価にできる。
置17およびそれらを制御する制御装置よりなる
簡単な構造であるから安価にできる。
第1図は本考案装置の説明図、第2図はその制
御説明図、第3図は第1図の要部の変形例を示す
部分断面図、第4図は本考案の他の実施例を示す
説明図である。 1……ワープビーム、2……経糸、5……筬、
7……織布、8……製織密度調整装置、9……ク
ロスローラ、10……メインモータ、11……主
軸、13……伝動系、14……駆動軸、15……
電磁クラツチ(断続装置)、16……従動軸、1
7……電磁ブレーキ(制動装置)、19……減速
機、20……制御回路、21……近接スイツチ、
23……パターンプリセツタ。
御説明図、第3図は第1図の要部の変形例を示す
部分断面図、第4図は本考案の他の実施例を示す
説明図である。 1……ワープビーム、2……経糸、5……筬、
7……織布、8……製織密度調整装置、9……ク
ロスローラ、10……メインモータ、11……主
軸、13……伝動系、14……駆動軸、15……
電磁クラツチ(断続装置)、16……従動軸、1
7……電磁ブレーキ(制動装置)、19……減速
機、20……制御回路、21……近接スイツチ、
23……パターンプリセツタ。
Claims (1)
- 織布の巻取速度を制御することにより織布の緯
糸密度を変更するようにした製織密度調整装置の
駆動装置において、主軸と製織密度調整装置との
間の伝動系の主軸側に接続子40Aを設け、前記
接続子40Aと相対して電磁ブレーキの制動子4
5を配設し、前記接続子40Aと制動子45との
間に製織密度調整装置側に取付けられたスプリン
グにより常時前記接続子40A側に付勢される接
続子40Bを配設し、前記接続子40Aと接続子
40Bとで断続装置を構成し、前記制動子45と
接続子40Bとで制動装置を構成してなり、前記
断続装置が断の場合に前記制動装置を制動状態に
し、前記断続装置が接続しているときに前記制動
装置を非制動状態にするようにした織機の製織密
度調整装置の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986174149U JPH052630Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986174149U JPH052630Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6381874U JPS6381874U (ja) | 1988-05-30 |
JPH052630Y2 true JPH052630Y2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=31112273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986174149U Expired - Lifetime JPH052630Y2 (ja) | 1986-11-14 | 1986-11-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052630Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2561625Y2 (ja) * | 1991-12-26 | 1998-02-04 | 豊和工業株式会社 | 織機のサーフェスローラ逆回転防止装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0339497Y2 (ja) * | 1986-05-21 | 1991-08-20 |
-
1986
- 1986-11-14 JP JP1986174149U patent/JPH052630Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6381874U (ja) | 1988-05-30 |
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