JPH0526268U - 電動インパクトレンチ - Google Patents
電動インパクトレンチInfo
- Publication number
- JPH0526268U JPH0526268U JP8320291U JP8320291U JPH0526268U JP H0526268 U JPH0526268 U JP H0526268U JP 8320291 U JP8320291 U JP 8320291U JP 8320291 U JP8320291 U JP 8320291U JP H0526268 U JPH0526268 U JP H0526268U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- electric impact
- impact wrench
- circuit
- timer circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 誰でも最正な締付作業を行うことができる電
動インパクトレンチを提供する。 【構成】 所定のタイムアップ時間を経過すると、内蔵
したタイマ回路３から信号が出力して電流遮断回路４が
作動し、回路の一部が開いてＤＣモータ６への給電が自
動的に停止する。
動インパクトレンチを提供する。 【構成】 所定のタイムアップ時間を経過すると、内蔵
したタイマ回路３から信号が出力して電流遮断回路４が
作動し、回路の一部が開いてＤＣモータ６への給電が自
動的に停止する。
Description
【０００１】
この考案は、ハンマ機構や油圧機構でボルトやナットを締付ける電動インパク トレンチに関するものである。
【０００２】
油圧パルス式のものを含む電動インパクトレンチは、スイッチをオンしてモー タを駆動させると、駆動開始からモータが立上がるまでの時間は締付トルクが十 分ではない。従って、締付不足によるボルトやナットの緩み等を防止し、適正な 締付作業を行なおうとすると、所要の締付トルクが発生しはじめるところから締 付作業を開始して特定時間締付作業を行うことが必要となる。
【０００３】
しかしながら、このような電動インパクトレンチでは、締付時間は作業者の勘 や経験に頼っており、時間的なばらつきがあり、常時均一な締付作業を行うこと が困難であった。 特に作業に不慣れな者等にとってはそのばらつきが大きく、製品不良の発生原 因ともなっている。 そこで、この考案は、上記した従来の欠点に鑑み、誰でも適正な締付作業を行 うことが可能な電動インパクトレンチを提供することを目的とするものである。
【０００４】
即ち、この考案の電動インパクトレンチは、締付作業が所定時間経過すると、 その時間を検出して締付作業を終了するタイマ回路を内蔵したものである。
【０００５】
この考案の電動インパクトレンチは、内蔵したタイマ回路によって締付作業時 間を正確に制御する。
【０００６】
以下この考案の一実施例について添付図面を参照しながら説明する。 図１はこの考案に係る電動インパクトレンチを示すものであり、この電動イン パクトレンチは、トリガスイッチ１と、定電圧回路２と、タイマ回路３と、電流 遮断回路４と、整流回路５と、ＤＣモータ６とから構成されている。 なお、図中符号７は１００Ｖの交流電源を示す。 トリガスイッチ１は、一作業毎に毎回作業者がオンすることによってＤＣモー タ６を駆動させるものであり、タイマ回路３の動作により切れたＤＣモータ６を 再駆動させるリセットスイッチとして機能するようになっている。 定電圧回路２は、ＡＣ１００Ｖを２０Ｖ以下の所定電圧に降圧させるものであ り、公知のものが使用されている。 タイマ回路３は、所定時間経過後にＤＣモータ６への給電を停止させるための ものであり、この実施例では単安定マルチバイブレータが使用されており、所定 時間経過すると停止信号を出力して電流遮断回路４を作動させるようになってい る。そして、このタイマ回路３には、タイムアップ時間Ｔｗ（＝２．４８・Ｒ・ Ｃ）（但し、Ｒ：抵抗値，Ｃ：コンデンサ値）を決定する可変抵抗器（ボリュウ ム）９及びコンデンサ８が外付けされている。 電流遮断回路４は、タイマ回路から出力する停止信号を入力すると作動して回 路の一部を遮断させるものであり、電磁リレーと接点とで構成されている。
【０００７】 次に、この実施例の動作について説明する。 トリガスイッチ１をオンすると、図２に示すようにタイマ回路３がタイムアッ プ時間をカウント開始すると共に、ＤＣモータ６が駆動を開始する。 そして、図３に示す如く一定のトルク力下に達するまでのモータ６の立上り時 間、つまりタイムアップ時間（Ｔ0 ）内で適正なトルクでの締付作業を完了する 。 そして、タイマ回路３で予め設定されたタイムアップ時間（Ｔ0 ）を経過する と、そのタイマ回路３から停止信号が電流遮断回路４へ出力される。 従って、その信号を入力した電流遮断回路４が作動し、回路の一部、つまり接 点が開く。 これにより、ＤＣモータ６への給電が停止し、締付作業が自動的に終了する。 最後にトリガスイッチをオフする。 従って、この実施例において可変抵抗器９の抵抗値を調整し、これによって決 定されるタイムアップ時間（Ｔw ）を予め締付作業に最適な時間と対応させてお けば、誰でもその締付作業を最適な時間だけ行うことができる。
【０００８】
以上説明してきたように、この考案に係る電動インパクトレンチによれば、内 蔵したタイマ回路によって締付作業時間を正確に制御できるので、勘や経験に頼 らずに誰でも最適な締付作業を行うことができ、延いては高品質の電気機器等が 製造できる。
【図１】この考案に係る電動インパクトレンチの電気的
接続を示す構成ブロック図である。
接続を示す構成ブロック図である。
【図２】図１の電動インパクトレンチに取付けたタイマ
回路等のタイムチャートである。
回路等のタイムチャートである。
【図３】図１に示す電動インパクトレンチの締付トルク
力と時間との関係を示すグラフである。
力と時間との関係を示すグラフである。
３ タイマ回路
Claims (1)
- 【請求項１】 締付作業が所定時間経過すると、その時
間を検出して締付作業を終了するタイマ回路を内蔵した
ことを特徴とする電動インパクトレンチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8320291U JPH0526268U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電動インパクトレンチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8320291U JPH0526268U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電動インパクトレンチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0526268U true JPH0526268U (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=13795744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8320291U Pending JPH0526268U (ja) | 1991-09-17 | 1991-09-17 | 電動インパクトレンチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0526268U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019208103A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 工機ホールディングス株式会社 | 打込機 |
-
1991
- 1991-09-17 JP JP8320291U patent/JPH0526268U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019208103A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 工機ホールディングス株式会社 | 打込機 |
| JPWO2019208103A1 (ja) * | 2018-04-26 | 2021-05-13 | 工機ホールディングス株式会社 | 打込機 |
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