JPH05262206A - ワイパー装置 - Google Patents

ワイパー装置

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JPH05262206A
JPH05262206A JP4058571A JP5857192A JPH05262206A JP H05262206 A JPH05262206 A JP H05262206A JP 4058571 A JP4058571 A JP 4058571A JP 5857192 A JP5857192 A JP 5857192A JP H05262206 A JPH05262206 A JP H05262206A
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glass
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガラス面に付着した昆虫の体液や死骸の払拭
清掃効果の向上を図る。 【構成】 洗浄液噴射手段7は通常の洗浄液をウオッシ
ャタンク8から供給するウオッシャポンプ9と、虫とり
用の洗浄液をウオッシャタンク10から供給するウオッ
シャポンプ11とにそれぞれ連動して流路を切換える切
換弁12を備えて、噴射ノズル14から前記洗浄液を選
択的に噴射させる。洗浄液の通路13には熱線16を配
設して、虫とり洗浄液の使用時には該洗浄液を昆虫の主
成分の融点以上の温度に加熱するようにしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両に用いら
れるワイパー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイパー装置の中には、例えば
特開昭55−4238号公報に示されているように、ウ
オッシャ装置と協働して、該ウオッシャ装置によりガラ
ス面に洗浄液が噴射されると、ワイパーブレードを数回
往復揺動させてガラス面を払拭させるようにしたものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】洗浄液としては専ら低
濃度の界面活性剤水溶液(以下、通常の洗浄液と称す
る)が用いられているので、ガラス面に付着した埃や泥
の払拭には効果的であるが、走行中にガラス面に衝突し
た昆虫の体液や死骸の付着物に対しては完全な払拭効果
はそれ程期待することはできない。そこで、昆虫の主成
分であるミツロウを化学分解する専用の洗浄液(以下、
虫とり用の洗浄液と称する)を用いることも行われてい
るが、昆虫の体液や死骸がガラス面にこびりついている
と該虫とり用の洗浄液による、ミツロウの化学分解にも
限界があって、埃や泥を払拭した時と同等の払拭効果は
中々得られない。
【0004】そこで、本発明はガラス面に付着した昆虫
の体液や死骸を効果的に払拭することができるワイパー
装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ガラス面を払拭する揺動
自在なワイパーブレードを有するワイパー装置におい
て、通常の洗浄液と虫とり用の洗浄液とをガラス面に選
択的に噴射する洗浄液噴射手段と、虫とり用の洗浄液の
噴射時に、該虫とり用の洗浄液を所定温度に加熱する加
熱手段とを備えている。
【0006】請求項2のワイパー装置にあっては、前述
の請求項1のワイパー装置における加熱手段に替えて、
虫とり用の洗浄液の噴射時に、事前にガラス面を所定温
度に加熱する加熱手段を備えている。
【0007】また、請求項3のワイパー装置は、ワイパ
ーブレードのガラス面に対する押圧力を変化させる押圧
力可変手段と、通常の洗浄液と虫とり用の洗浄液とをガ
ラス面に選択的に噴射する洗浄液噴射手段と、虫とり用
の洗浄液の噴射時に、該虫とり用の洗浄液又はガラス面
のいずれかを所定温度に加熱する加熱手段と、加熱手段
の作動後に押圧力可変手段を所定時間作動してワイパー
ブレードの押圧力を減少させると共に、ワイパー装置を
所定時間駆動させる制御手段とを備えている。
【0008】
【作用】請求項1のワイパー装置にあっては、洗浄液噴
射手段により虫とり用の洗浄液をガラス面に噴射する際
に、この虫とり用の洗浄液は加熱手段により例えば昆虫
の主成分であるミツロウの融点以上の温度に加熱される
ため、ガラス面に付着した昆虫の体液や死骸を完全に化
学分解してワイパーブレードにより容易に払拭すること
ができる。
【0009】請求項2のワイパー装置によれば、洗浄液
噴射手段により虫とり用の洗浄液をガラス面に噴射する
際に、事前にガラス面は加熱手段により前述と同様の所
定温度に加熱されて、虫とり用の洗浄液による昆虫の体
液や死骸の化学分解を促進させることができる。
【0010】また、請求項3のワイパー装置によれば、
虫とり用の洗浄液が噴射される際には、この虫とり用の
洗浄液を直接所定温度に加熱するか、又はガラス面を所
定温度に加熱することと併せて、ワイパーブレードの押
圧力を所定時間減少させて揺動させることにより昆虫の
体液や死骸をガラス面に薄く押し広げて化学分解をより
促進させることができ、ワイパーブレードによる自動的
な払拭が行われる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に詳述す
る。
【0012】図1,2において、1は車両のフロントウ
インドウガラス等のガラス6面を払拭するワイパー装置
で、ガラス6面に摺接するワイパーブレード2を有し、
このワイパーブレード2はワイパーモータ5を駆動源と
する駆動ユニット4により作動されるワイパーアーム3
端に連結されて、ガラス6面を略扇形状に払拭する。
【0013】7は洗浄液噴射手段としてのウオッシャ装
置で、通常の洗浄液を収容するウオッシャタンク8と、
虫とり用の洗浄液を収容するウオッシャタンク10とを
備えている。
【0014】各ウオッシャタンク8,10の下部にはウ
オッシャポンプ9,11を取付けてあり、これらウオッ
シャポンプ9,11の下流側は通路9a,11aと切換
弁12および通路13を介して噴射ノズル14に連通し
ている。切換弁12は通常の洗浄液と虫とり用の洗浄液
とを選択的に切換えるもので、ウオッシャポンプ9,1
1と連動して噴射ノズル14への洗浄液の供給経路を切
換えるようになっている。
【0015】そして、前記通路13の途中に加熱手段1
5を設けてある。この加熱手段15としては、例えば図
2に示すように通路13内に熱線16を配索して、ウオ
ッシャポンプ11を駆動して虫とり用の洗浄液を噴射ノ
ズル14からガラス6面に噴射させる際に、該熱線16
を通電して事前に虫とり用の洗浄液を所定温度に、具体
的には昆虫の主成分であるミツロウの融点である70℃
以上の温度に加熱するようにしてある。
【0016】図3に前述のワイパーモータ5,ウオッシ
ャポンプ9,11の制御回路を示す。17はメインスイ
ッチで、ワイパーモータ5を作動させるワイパースイッ
チ18と、ウオッシャポンプ9,11を作動するウオッ
シャスイッチ19,20とを備えている。ワイパースイ
ッチ18はワイパーモータ5を停止するOFF位置と、
ワイパーモータ5のアース側端子をL(ロー)側に接続
して低速回転(ワイパーアーム3の低速揺動)を間欠的
に行わせるINT位置と、ワイパーモータ5のアース側
端子をL側に接続して低速回転を行わせるLO位置と、
ワイパーモータ5のアース側端子をH(ハイ)側に接続
して高速回転(ワイパーアーム3の高速揺動)を行わせ
るHI位置とに切換えるようにしてある。21はワイパ
ースイッチ18をINT位置に切換えた時にワイパーモ
ータ5を間欠作動させる間欠ワイパーアンプで、タイマ
ー22とタイマー22により制御されて、接点を端子a
側から端子b側に切換えるリレー23とを備えている。
端子aはワイパーモータ5のオートストップスイッチ5
aに接続してあって、ワイパースイッチ18を前記IN
T位置,LO位置,HI位置のいずれの位置からでもO
FF位置に切換えると、ワイパーブレード2が一往復揺
動して格納位置に戻った時点でモータ駆動回路を開成す
るようになっている。
【0017】この実施例では前述のウオッシャスイッチ
19,20の投入によるウオッシャポンプ9,11の起
動信号を間欠ワイパーアンプ21のタイマー22に入力
させて、ウオッシャポンプ9,11が駆動すると適宜の
時間遅れをもってワイパーモータ5を所定時間低速回転
させ、洗浄液の噴射後、ワイパーブレード2の払拭動作
を自動的に行わせるようにしているが、ウオッシャポン
プ9,11の作動と、ワイパーモータ5の作動とを単独
に行わせるようにしてもよいことは勿論である。
【0018】そして、前述の加熱手段15としての熱線
16は、ウオッシャポンプ11と直列に接続してある。
【0019】以上の実施例装置によれば、ウオッシャス
イッチ20をオンすると、ウオッシャポンプ11が駆動
してウオッシャタンク10内の虫とり用の洗浄液を切換
弁12を介して通路13へ導入し、噴射ノズル14から
ガラス6面に噴射させる。この時、ウオッシャポンプ1
1の駆動と同時に熱線16が通電されるため、通路13
内で虫とり用の洗浄液は噴射ノズル14へ供給される以
前に70℃以上に加熱される。従って、ガラス6面に付
着した昆虫の体液や死骸は、噴射ノズル14から噴射さ
れる高温の虫とり用の洗浄液によって化学分解が著しく
促進されると共に、適宜の時間遅れをもって往復揺動す
るワイパーブレード2によってきれいに払拭される。
【0020】前記実施例にあっては、虫とり用の洗浄液
自体を加熱して、昆虫の体液や死骸の化学分解を促進さ
せるようにしているが、虫とり用の洗浄液が噴射される
ガラス6面を予めミツロウの融点以上の温度に加熱して
おいて、このガラス6面に虫とり用の洗浄液を噴射させ
ても同等の効果を得ることができる。
【0021】そこで、図4,5に示す実施例はガラス6
に、その表面を所定温度、例えば70℃以上に加熱する
加熱手段15を設けてある。この実施例ではガラス6を
インナガラス6aとアウタガラス6bとからなる合わせ
ガラスとして、これらインナガラス6aとアウタガラス
6b間に、加熱手段15としての熱線16を適宜のパタ
ーンに配索してある。この熱線16はウオッシャポンプ
11の駆動による虫とり用の洗浄液の噴射前に通電さ
れ、予めガラス6を昆虫の体液や死骸が十分に柔らかく
なるまで前記温度で所定時間、例えば1分間位加熱す
る。そして、ウオッシャポンプ11は所定時間経過後に
駆動され、虫とり用の洗浄液を噴射ノズル14から噴射
してガラス6の加熱により十分に柔らかくされた昆虫の
体液や死骸を湿潤し、その化学分解が促進される。
【0022】図6に前述のワイパーモータ5、ウォッシ
ャポンプ9,11の制御回路を示す。図3と同一部分に
は同一符号を付し、異なる箇所のみ説明すると、この実
施例では、加熱手段15としての熱線16に通電した後
に、ウォッシャポンプ11を駆動させると共にワイパー
ブレード2を駆動させるアンプ21′を備えている。ア
ンプ21′はタイマー22′とタイマー22′により制
御されて、端子c側と端子d側を閉成し、所定時間の後
に端子c側と端子d側を開放するリレー23′及び、端
子c側と端子d側を開放後に端子e側と端子f側を閉成
し、所定時間の後に端子e側と端子f側を開放するリレ
ー23″とを備えている。端子dは熱線16に接続して
あり、端子fはウォッシャポンプ11に接続してある。
【0023】ウォッシャスイッチ20をオンすると、ア
ンプ21′のリレー23′により端子c側と端子d側を
閉成し熱線16が加熱される。所定時間後、端子c側と
端子d側が開放され、リレー23′′により端子e側と
端子f側を閉成し、ウォッシャポンプ11が通電、作動
される。これと同時にアンプ21のタイマー22に通電
され、リレー23により接点は端子a側から端子b側に
切換えられることによりウォッシャポンプ9が駆動さ
れ、適宜の時間遅れをもってワイパーモータ5を所定時
間低速回転させる。
【0024】また、この実施例にあっても、ウオッシャ
ポンプ11の作動後、ワイパーブレード2を単独に作動
させるようにしてもよい。
【0025】また、場合によって虫とり用の洗浄液の噴
射によるガラス6面の温度低下を考慮して、ガラス6面
を加熱することと併せて、虫とり用の洗浄液を若干加熱
するようにしてもよい。
【0026】図7,8にガラス6面を加熱する場合の他
の実施例を示す。加熱手段15は前記実施例の場合と同
様にガラス6に熱線16を適宜のパターンに配索し、通
電によりガラス6面を昆虫の主成分であるミツロウの融
点70℃以上に加熱するようになっている。
【0027】洗浄液噴射手段7も、前記各実施例の場合
と同様で、ウオッシャポンプ9,11と連動する切換弁
12によって、通常の洗浄液と虫とり用の洗浄液とを選
択的に噴射ノズル14よりガラス6面に噴射させる。
【0028】ワイパー装置1のワイパーアーム3には、
ワイパーブレード2をガラス6面に押圧させる図外のス
プリングによる押圧力を変化させる押圧力可変手段24
を設けてある。この押圧力可変手段24としては、例え
ば特開昭62−59151号公報に示されているよう
な、スプリングと押圧可変モータの組み合わせからなる
従来公知の機構を用いることができる。
【0029】制御手段26は前述の加熱手段15,洗浄
液噴射手段7,ワイパー装置1を作動制御するもので、
CPU27の入力側には通常の洗浄液噴出用のスイッチ
19と、虫とり用の洗浄液噴出用のスイッチ20が接続
され、出力側には加熱手段15を通電するための駆動回
路28と、ウオッシャポンプ9を駆動するための駆動回
路29と、ウオッシャポンプ11を駆動するための駆動
回路30と、ワイパーモータ5を駆動するための駆動回
路31と、押圧力可変手段24の押圧可変モータ25を
駆動するための駆動回路32とが接続されている。
【0030】この制御手段26は、ウオッシャスイッチ
19がオンにされると、直ちにウオッシャポンプ9を駆
動して通常の洗浄液を噴射させ、続いて若干の時間遅れ
をもってワイパーモータ5を駆動して数回の払拭動作を
行わせるが、ウオッシャスイッチ20をオンにした場合
には、加熱手段28を作動した後に、ワイパー装置1の
押圧可変モータ25,ワイパーモータ5を駆動すると共
に、ウオッシャポンプ11を駆動するようになってい
る。
【0031】この実施例装置の動作を図9,10のタイ
ムチャート図と共に説明する。
【0032】図9は通常の洗浄液によるガラス6面の払
拭清掃動作を示すもので、ウオッシャスイッチ19をオ
ンにすると、CPU27にメモリされたプログラムに従
って、駆動回路29がオン状態となり、ウオッシャポン
プ9が駆動して噴射ノズル14よりガラス6面に通常の
洗浄液が噴射される。このウオッシャポンプ9の駆動に
若干遅れて駆動回路31がオン状態となり、ワイパーモ
ータ5が駆動してワイパーブレード2を数回往復揺動
し、ガラス6面を払拭する。
【0033】図10は虫とり用の洗浄液によるガラス6
面の払拭清掃動作を示す。
【0034】ウオッシャスイッチ20をオンにすると、
CPU27の制御プログラムに沿って初めに駆動回路2
8がオン状態となり、熱線16に所定時間、例えば1分
間位通電してガラス6面を70℃以上に加熱し、ガラス
6面に付着した昆虫の体液や死骸を加熱して十分に柔ら
かくする。
【0035】駆動回路28がオフとなると同時に駆動回
路32,31が共にオン状態となり、押圧可変モータ2
5を駆動してワイパーブレード2の押圧力を減少させる
と共に、ワイパーモータ5を駆動してワイパーブレード
2を1回往復揺動させる。これにより、ガラス面6に付
着した昆虫の体液や死骸は薄く押し広げられて表面積が
拡大される。このワイパーブレード2の一往復動が終了
すると、駆動回路32,31がオフ状態となり、ワイパ
ーブレード2の押圧力が元に戻される。これと同時に駆
動回路30がオン状態となってウオッシャポンプ11が
駆動し、噴射ノズル14より虫とり用の洗浄液をガラス
6面に噴射する。
【0036】洗浄液の噴射が終わると、駆動回路31が
オン状態となり、ワイパーモータ5を駆動してワイパー
ブレード2を数回往復揺動させ、ガラス6面から昆虫の
体液や死骸の洗い落としが行われる。このワイパーブレ
ード2の払拭作動途中で、駆動回路29がオン状態とな
り、ウオッシャポンプ9を駆動して噴射ノズル14より
通常の洗浄液を噴射し、ガラス6面から虫とり用の洗浄
液をきれいに洗い流すと共に、ワイパーブレード2によ
るガラス6面のから拭きが行われて動作を終了する。
【0037】なお、この実施例ではウォッシャポンプ1
1が駆動しているときにワイパーモータ5の駆動を行わ
ないようにしているが、このときもワイパーモータ5を
駆動してワイパーブレード2を揺動させるようにしても
よい。また虫とり動作では、予めガラス6面を加熱する
ようにしているが、虫とり用の洗浄液を所定温度に加熱
し、その噴射後、押圧力可変手段24を作動してガラス
6面の付着昆虫類を薄く押し広げて十分に湿潤させ、そ
の後、付着昆虫類の洗い落とし、虫とり用洗浄液の洗い
流し、から拭き動作を行わせるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、虫とり用
の洗浄液もしくはガラス面を所定温度に加熱することに
よって、ガラス面に付着した昆虫の体液や死骸を十分に
柔らかくさせて、虫とり用の洗浄液による化学分解を促
進させることができるので、ガラス面にこびりついた昆
虫の体液や死骸を容易に払拭することができて、ガラス
面を清浄にすることができるという実用上多大な効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す略示的説明図。
【図2】同実施例の加熱手段の概略説明図。
【図3】同実施例の制御回路図。
【図4】本発明の第2実施例を示す略示的説明図。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図。
【図6】同実施例の制御回路図。
【図7】本発明の第3実施例を示す略示的説明図。
【図8】同実施例の制御手段の回路図。
【図9】同実施例の作動タイムチャート図。
【図10】同実施例の作動タイムチャート図。
【符号の説明】
1…ワイパー装置、2…ワイパーブレード、6…ガラ
ス、7…洗浄液噴射手段、15…加熱手段、24…押圧
力可変手段、26…制御手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス面を払拭する揺動自在なワイパー
    ブレードを有するワイパー装置において、通常の洗浄液
    と虫とり用の洗浄液とをガラス面に選択的に噴射する洗
    浄液噴射手段と、虫とり用の洗浄液の噴射時に、該虫と
    り用の洗浄液を所定温度に加熱する加熱手段とを備えた
    ことを特徴とするワイパー装置。
  2. 【請求項2】 ガラス面を払拭する揺動自在なワイパー
    ブレードを有するワイパー装置において、通常の洗浄液
    と虫とり用の洗浄液とをガラス面に選択的に噴射する洗
    浄液噴射手段と、虫とり用の洗浄液の噴射時に、事前に
    ガラス面を所定温度に加熱する加熱手段とを備えたこと
    を特徴とするワイパー装置。
  3. 【請求項3】 ガラス面を払拭する揺動自在なワイパー
    ブレードを有するワイパー装置において、ワイパーブレ
    ードのガラス面に対する押圧力を変化させる押圧力可変
    手段と、通常の洗浄液と虫とり用の洗浄液とをガラス面
    に選択的に噴射する洗浄液噴射手段と、虫とり用の洗浄
    液の噴射時に、該虫とり用の洗浄液又はガラス面のいず
    れかを所定温度に加熱する加熱手段と、加熱手段の作動
    後に押圧力可変手段を所定時間作動してワイパーブレー
    ドの押圧力を減少させると共に、ワイパー装置を所定時
    間駆動させる制御手段とを備えたことを特徴とするワイ
    パー装置。
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