JPH0526132Y2 - - Google Patents

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JPH0526132Y2
JPH0526132Y2 JP15355087U JP15355087U JPH0526132Y2 JP H0526132 Y2 JPH0526132 Y2 JP H0526132Y2 JP 15355087 U JP15355087 U JP 15355087U JP 15355087 U JP15355087 U JP 15355087U JP H0526132 Y2 JPH0526132 Y2 JP H0526132Y2
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JP
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engine
hydraulic pump
operating cabin
hose
engine room
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はバツクホウに関し、詳しくは、防音壁
を介して運転キヤビンに隣接するエンジンルーム
内のエンジンに、それによつて駆動される油圧ポ
ンプを取付け、その油圧ポンプと前記運転キヤビ
ンのステツプ下方に配置したコントロールバルブ
とを、前記油圧ポンプから延設したホースと前記
コントロールバルブからの硬質管とにより管路接
続し、もつて、エンジン側から伝わる振動をホー
ス部分で吸収させて、運転キヤビンのステツプ下
方への油圧配管を介しての振動の伝播を防止し、
それによつて、運転キヤビン内での振動騒音を抑
制するようにしたバツクホウの油圧配管構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来、上記の如きバツクホウの油圧配管構造に
おいては、油圧ポンプからのホースとコントロー
ルバルブからの硬質管との連結部を、コントロー
ルバルブの配置箇所である運転キヤビンのステツ
プ下方に配置していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、エンジン側からの振動伝播はホース部
分によつて防止されているはずであるものの、ス
テツプ下方に油圧配管が騒音源となつた運転キヤ
ビン内での騒音が未だ大きく、その点、改善の余
地があつた。
本考案の目的は、極めて簡単な配置変更によ
り、運転キヤビン内での騒音を効果的に低下させ
る点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるバツクホウの油圧配管構造の特徴
構成は、防音壁を介して運転キヤビンに隣接する
エンジンルーム内のエンジンに、それによつて駆
動される油圧ポンプを取付け、その油圧ポンプと
前記運転キヤビンのステツプ下方に配置したコン
トロールバルブとを、前記油圧ポンプから延設し
たホースと前記コントロールバルブからの硬質管
とにより管路接続する構成において、前記ホース
と前記硬質管との連結部を前記エンジンルーム内
に配置したことにあり、その作用・効果は次の通
りである。
〔作用〕
つまり、ステツプ下方の油圧配管から発生する
騒音の原因を追究した結果、ホースと硬質管の連
結部では圧油の流れに乱れが生じ、その乱れに起
因して連結部で騒音が発生することが判明した。
そこで、上述の如く、エンジンに取付けた油圧
ポンプからのホースとステツプ下方のコントロー
ルバルブからの硬質管との連結部をエンジンルー
ム内に配置すれば、連結部での圧油流れの乱れに
起因した騒音は、エンジンルーム内で発生するこ
ととなり、そして、その発生騒音はエンジンルー
ムと運転キヤビンとの間に本来配備された防音壁
により遮音されて運転キヤビン内への伝播が防止
される。
〔考案の効果〕
その結果、ホースと硬質管との連結部を配置変
更するだけの極めて簡単な改良であつて改良のた
めのコストアツプを回避できながら、ステツプ下
方の油圧配管が騒音源となつた騒音を効果的に低
下できて、運転キヤビン内での騒音を従前に比し
て大巾に低減し得るに至つた。
〔実施例〕
次に実施例を説明する。
第2図はバツクホウを示し、クローラ式走行装
置1に旋回台2及びドーザ装置3を取付け、旋回
台2に、掘削装置4、運転キヤビン5、及び、原
動部6を設けてある。
原動部6においては、第1図に示すように、旋
回台2に固定したケース7と開閉操作自在なボン
ネツト8とによりエンジンルーム9を形成し、ケ
ース7の内面、ボンネツト8の内面、及び、運転
キヤビン5とエンジンルーム9とを仕切る隔壁1
0の夫々には吸音材11を貼設してある。
又、ケース7とボンネツト8との間の隙間Sか
らの漏音を防止するために、隙間Sに対向位置さ
せて断面形状L字状のフレーム12をボンネツト
8の全巾にわたつて取付け、隙間Sからの漏音を
阻止する吸音材13を、L字状フレーム12の内
側2面への接着によりL字状フレーム12の全長
にわたつて付設してある。
図中14はボンネツト8を上下開閉自在にケー
ス7に連結するヒンジであり、ボンネツト巾方向
において2ケ所設けてある。
エンジンルーム9内に搭載したエンジンEに
は、それによつて駆動される油圧ポンプPを取付
けてあり、一方、クローラ式走行装置1の油圧モ
ータM1、旋回用モータM2、並びに、ドーザ装置
3や掘削装置4における油圧シリンダC1〜C4
夫々に対する油圧ポンプPからの圧油供給をコン
トロールするバルブV群は、運転キヤビン5にお
けるステツプ15の下方に集合配置して運転キヤ
ビン5内の操作具類16と連係させてある。
エンジンEに取付けた油圧ポンプPとステツプ
15の下方に配設したコントロールバルブVと
は、油圧ポンプP側から延設したゴムホース17
とコントロールバルブVから延設した金属管18
とをジヨイント19により連結して管路接続して
あり、エンジンEから伝わる振動をホース17部
分で吸収させることで、エンジンE側からの振動
が油圧配管を介して運転キヤビン5側に伝わるの
を防止するようにしてある。
又、上述油圧配管において、圧油の流れに局所
的な乱れが生じてその乱れに起因した騒音が生じ
るジヨイント19部分はエンジンルーム9内に配
置してあり、それによつて、運転キヤビン5にお
けるステツプ15の下方の油圧配管が騒音源とな
ることを回避すると共に、ジヨイント19部分で
発生した騒音は、吸音材11の貼設により防音壁
とした運転キヤビン5とエンジンルーム9との間
の隔壁10でエンジン音と共に遮音し、もつて、
運転キヤビン5での騒音を軽減するようにしてあ
る。
図中20はコントロールバルブVからの金属管
18を固定するステーであり、21はエンジンE
に対する防振架台である。
〔別実施例〕
次に別実施例を説明する。
(イ) コントロールバルブから延設する硬質管、及
び、油圧ポンプから延設するホース夫々の材質
は適当に選定すれば良い。
(ロ) それらホースと硬質管との具体的連結構造は
種々の変更・改良が可能である。
(ハ) 運転キヤビンとエンジンルームとの間の防音
壁の具体的防音構造は種々の改良が可能であ
る。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、第
1図は要部の一部破断拡大側面図、第2図はバツ
クホウの全体断面図である。 5……運転キヤビン、9……エンジンルーム、
10……防音壁、15……ステツプ、17……ホ
ース、18……硬質管、19……連結部、E……
エンジン、P……油圧ポンプ、V……バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 防音壁10を介して運転キヤビン5に隣接する
    エンジンルーム9内のエンジンEに、それによつ
    て駆動される油圧ポンプPを取付け、その油圧ポ
    ンプPと前記運転キヤビン5のステツプ15下方
    に配置したコントロールバルブVとを、前記油圧
    ポンプPから延設したホース17と前記コントロ
    ールバルブVからの硬質管18とにより管路接続
    したバツクホウの油圧配管構造であつて、前記ホ
    ース17と前記硬質管18との連結部19を前記
    エンジンルーム9内に配置したバツクホウの油圧
    配管構造。
JP15355087U 1987-10-07 1987-10-07 Expired - Lifetime JPH0526132Y2 (ja)

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JP2505662Y2 (ja) * 1990-05-24 1996-07-31 日立建機株式会社 油圧機械における油圧ホ―スのクランプ装置

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JPH0161250U (ja) 1989-04-19

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