JPH05261010A - 壁掛型収納ボックス - Google Patents

壁掛型収納ボックス

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JPH05261010A
JPH05261010A JP4091603A JP9160392A JPH05261010A JP H05261010 A JPH05261010 A JP H05261010A JP 4091603 A JP4091603 A JP 4091603A JP 9160392 A JP9160392 A JP 9160392A JP H05261010 A JPH05261010 A JP H05261010A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下側に設置される電気器具の電源コードを壁
掛型収納ボックス内に露出させることなく配線させ得る
とともに、壁体への取付けを容易に行い得るように構成
された壁掛型収納ボックスを提供する。 【構成】 この壁掛型収納ボックス1は、底板30の下
側に照明器具等の電気器具2が設置されて、流し台等の
上方に受桟6を介して設置されるもので、壁パネル4内
から引き出した電源コード3を配線する配線通し代60
と、電源コード3を底板30の下側に導く配線通し部7
0とを備えている。配線通し代60は、天板20、底板
30および側板40が背板10の上端支持桟13、下端
支持桟15および中間支持桟17よりも後方に同量突出
していることによってできていて、受桟6の収容部80
を兼ねている。配線通し部70は、底板30の突出部3
1を上下に貫通する貫通孔でできている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は台所の流し台などの上方
に設置される壁掛型収納ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、台所の流し台などの上方に設置さ
れ、その底板30の下側に照明器具等の電気器具2が取
り付けられる壁掛型収納ボックス1000においては、
壁体を構成する壁パネル4内に配線された電力供給用の
電源コード3を、極力露出させないように電気器具2に
導くためには、図5に示すように、壁パネル4に開口さ
せた配線通し孔140を介して壁パネル4内から引き出
し、壁掛型収納ボックス1000の背板10に開口させ
た配線通し孔1011を介して壁掛型収納ボックス10
00内に引き込むとともに、底板30に開口させた配線
通し孔1031および電気器具2の配線通し孔120を
介して電気器具2に導かざるを得なかった。また、壁パ
ネル4に壁掛型収納ボックス1000を取り付けるにあ
たっては、背板10の手前側、即ち壁掛型収納ボックス
1000の内側から、壁掛型収納ボックス1000に背
板10を固定するために壁掛型収納ボックス1000に
設けられた支持桟1012を貫通させて壁パネル4の横
芯材141に止着用ねじ7を螺入させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
に電源コード3を配線させると、壁掛型収納ボックス1
000内の物品の出し入れの際に壁掛型収納ボックス1
000内に露出した電源コート3が邪魔になったり物品
に引っかかったりするため、使い勝手が悪いだけでな
く、壁掛型収納ボックス1000の扉50を開けた時に
電源コード3が視認されるため、美観を損ない、意匠上
好ましくないという問題点があった。また、壁掛型収納
ボックス1000の壁パネル4への取付けにあたって
は、壁掛型収納ボックス1000を手で支えながら、取
付位置の位置決めを行うとともに、止着用ねじ7の螺入
操作を行わなければならないため、非常に施工性が悪い
という問題点もあった。
【0004】この発明は、上記問題点を解決するために
なされたもので、壁掛型収納ボックスの下側に設置され
る電気器具の電源コードを壁掛型収納ボックス内に露出
させることなく配線させ得るとともに、壁体への取付け
を容易に行い得るように構成された壁掛型収納ボックス
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る壁掛型収納ボックスにおいては、背板
と、該背板から後方に同量突出する天板および底板とを
備え、前記背板の後背部に、前記底板の下側に設置され
る電気器具の電源コードを配線させる配線通し代を設け
るとともに、前記底板の、前記背板の後方に突出する突
出部に、前記電源コードを底板の下側に導く配線通し部
を設けた構成とした。前記背板を、壁掛型収納ボックス
の背面を塞ぐ背板本体と、該背板本体の後背部側から支
持して背板本体の上端縁部を前記天板に固定する上端支
持桟と、背板本体の後背部側から支持して背板本体の下
端縁部を前記底板に固定する下端支持桟とを備えた構成
としてもよい。前記配線通し代が、前記壁掛型収納ボッ
クスを取り付ける壁体から突出させて前記天板の後端縁
部を受けさせる受桟の収容部を兼ねていてもよい。前記
受桟に前記上端支持桟を止着することによって壁掛型収
納ボックスを壁体に固定させるために、前記上端支持桟
が前記受桟を逃げて同受桟の手前側端面に当接され得る
位置で天板に止着されているようにしてもよい。また、
壁掛型収納ボックスの壁体への固定強度を増すために、
背板の中間部においても壁掛型収納ボックスと壁体とを
相互に止着することができるように、背板本体の中間部
を支持する中間支持桟を、前記壁体の横芯材の配設箇所
に対応した位置に少なくとも1つ設けるようにしてもよ
い。前記配線通し部を、前記底板を上下に貫通する貫通
孔で構成してもよいし、前記底板を切り欠いた切欠部で
構成してもよい。
【0006】
【作用】上記のように構成された壁掛型収納ボックスに
おいては、その背板の後背部に、底板の下側に設置され
る電気器具の電源コードを配線させる配線通し代が設け
られているとともに、その底板の、前記背板の後方に突
出する突出部に、電源コードを底板の下側に導く配線通
し部が設けられているため、壁体にこの壁掛型収納ボッ
クスを取り付ければ、壁体内から引き出した電源コード
を、配線通し代内に配線させ、配線通し部を介して底板
の下側に引き出し、電気器具に導くようにすることによ
って、壁掛型収納ボックス内に電源コードを引き込まず
に済む。前記配線通し代が、壁体から突出させて壁掛型
収納ボックスの天板の後端縁部を受けさせる受桟の収容
部を兼ねているため、この壁掛型収納ボックスを用いれ
ば、その取付けにあたって、予め壁体に取り付けた受桟
に壁掛型収納ボックスを支持させることができ、受桟を
取り付ける時にその取付位置を位置決めするだけで壁掛
型収納ボックスの取付位置の位置決めがなされる。
【0007】
【実施例】本発明に係る壁掛型収納ボックスの実施例を
図1乃至図3に示し、以下に説明する。それらのうち、
図1は壁体に取り付けられた壁掛型収納ボックスの縦断
面図、図2は壁掛型収納ボックスを後方から見た全体斜
視図、図3は壁体に取り付けられた壁掛型収納ボックス
を壁体の後方から見た断面斜視図である。
【0008】この壁掛型収納ボックス1は、図1乃至図
3に示すように、背板10と天板20と底板30と一対
の側板40,40とから作られた箱体の手前側に扉5
0,50が取り付けられてできていて、例えば台所の流
し台(図示省略)の上方に設置される。そして、底板3
0の下側には、例えば食器乾燥機や食器洗い機などの電
気器具2が取り付けられる。電気器具2の一例として、
流し台を照らして手元を明るくし、台所作業をし易くす
る照明器具を取り付けた場合が図1に示されている。な
お、図3には電気器具2の取付け前の状態が示されてい
る。そして、壁掛型収納ボックス1には、前記電気器具
2に電力を供給する電源コード3を配線する配線通し代
60と、電源コード3を底板30の下側に導く配線通し
部70が設けられている。配電盤(図示省略)から分岐
して壁体を構成する壁パネル4内に配線された電源コー
ド3は、壁パネル4に開口させた配線通し孔140から
壁パネル4の外部に引き出され、配線通し代60内に配
線され、配線通し部70および電気器具2の配線通し孔
120に通されて、電気器具2に導かれている。また、
この壁掛型収納ボックス1は、壁パネル4内に渡された
横芯材141の配設箇所に釘5等で止着されて壁パネル
4から突出させられた受桟6に、その天板20の後端縁
部21が乗せられた状態で、壁掛型収納ボックス1の内
側から螺入させた止着用ねじ7等で受桟6に止着されて
いる。
【0009】前記背板10は、壁掛型収納ボックス1の
背面を塞ぐ板状の背板本体11に、背板本体11の上端
縁部12を前記天板20に固定する上端支持桟13およ
び背板本体11の下端縁部14を前記底板30に固定す
る下端支持桟15が取り付けられてできている。上端支
持桟13および下端支持桟15は、ともに背板本体11
の後背部側に配設され、夫々天板20および底板30に
固定されているとともに、それらの両端部が両側の側板
40,40に止着されていることによって、壁掛型収納
ボックス1の変形を防ぐ補強部を兼ねている。また、背
板本体11の中間部16には、その両端部が両側の側板
40,40に止着され、背板本体11の中間部16にた
わみが生じるのを防ぐ中間支持桟17が、特にその数を
限定しないが、例えば1つ設けられている。この中間支
持桟17の配設位置は、壁パネル4に壁掛型収納ボック
ス1が取り付けられた際に、壁パネル4の横芯材141
の配設箇所に丁度対応し得る位置である。そして、図1
のように、中間支持桟17を、例えば壁パネル4に釘5
等で取り付けた取付桟8に壁掛型収納ボックス1の内側
から止着用ねじ7等で止着してもよい。
【0010】前記配線通し代60は、天板20、底板3
0および側板40,40が背板10の上端支持桟13、
下端支持桟15および中間支持桟17よりも後方に同量
突出していることによってできていて、壁パネル4に取
り付けられた状態の壁掛型収納ボックス1の背板10の
後背部で壁パネル4との間に前記電源コード3を通し得
る隙間が形成されるようになっている。また、配線通し
代60は、壁パネル4に壁掛型収納ボックス1が取り付
けられた際に、上端支持桟13が前記受桟6の手前側面
に丁度当接し得る位置に配設されていることによって、
受桟6の収容部80を兼ねている。即ち、上端支持桟1
3と壁パネル4との間に受桟6が丁度納まるようになっ
ている。
【0011】前記配線通し部70は、前記底板30を上
下に貫通する貫通孔でできていて、底板30の、前記下
端支持桟15から後方に突出する突出部31に設けられ
ている。好ましくは電気器具2によって隠蔽され得る位
置がよい。壁パネル4に壁掛型収納ボックス1を取り付
ける際に突出部31にドリル等で配線通し部70を穿設
してもよいが、例えば工場などで予め突出部31に配線
通し部70を設けておくとなおよい。
【0012】以上のように構成された壁掛型収納ボック
ス1の設置手順を以下に説明する。先ず、壁パネル4に
ドリル等で配線通し孔140をあけ、壁パネル4内に配
線された電源コード3の先端部を壁パネル4内から引き
出す。この際、配線通し孔140が、後工程で壁パネル
4に壁掛型収納ボックス1を取り付けた際に、下端支持
桟15と中間支持桟17との間に位置するように注意す
る。次に、壁パネル4の横芯材141に受桟6を釘5で
止着する。また、横芯材141に必要に応じて適当数の
取付桟8も釘5で止着する。この際、受桟6に付いて
は、受桟6が水平になるように注意し、取付桟8に付い
ては、その手前側面が中間支持桟17の後側面に丁度当
接し得るように注意して、夫々位置決めを行う。そし
て、受桟6に天板20の後端縁部21を乗せると同時
に、配線通し部70に電源コード3の前記先端部を通
し、電源コード3を底板30の下側に引き出す。なお、
予め配線通し部70が底板30を貫通して設けられてい
ない場合には、受桟6に後端縁部21を乗せる前にドリ
ル等で配線通し部70をあけておく。受桟6と上端支持
桟13との間、および取付桟8と中間支持桟17との間
に隙間が生じていないか夫々確認し、隙間がある場合に
はスペーサー等を介装させる。しかる後、壁掛型収納ボ
ックス1の内側から上端支持桟13を貫通して受桟6に
達するように、止着用ねじ7を螺入させて、壁パネル4
に壁掛型収納ボックス1を固定する。また、取付桟8を
設けた場合には、壁掛型収納ボックス1の内側から止着
用ねじ7を螺入させて、取付桟8に中間支持桟17を止
着する。この際、壁パネル4に対する壁掛型収納ボック
ス1の固定強度を高めるために、好ましくは止着用ねじ
7が壁パネル4の横芯材141に螺入されているとよ
い。ここまでの状態が図3に示されている。最後に、底
板30の下側に電気器具2を取り付ける。この際、電気
器具2に電源コード3を通す配線通し孔120を設け
て、その配線通し孔120を介して電気器具2内に電源
コード3を引き込むと、電源コード3が全く露出せず、
意匠上好ましい。
【0013】上記実施例によれば、壁掛型収納ボックス
1には、配線通し代60および配線通し部70が設けら
れているため、壁パネル4内から引き出した電源コード
3を、配線通し代60および配線通し部70を介して電
気器具2に導くようにすることによって、壁掛型収納ボ
ックス1内に電源コード3を引き込まずに済むので、電
源コード3が視認されて美観が損なわれたり、物品の出
し入れの際に電源コード3が邪魔になったりせず、使い
勝手が良い。背板本体11が、上端支持桟13および下
端支持桟15を介して天板20および底板30に取り付
けられているため、背板本体11の厚さを薄くすること
ができ、材料費のコストダウンを図れるとともに、背板
本体11と天板20および底板30との取付強度が増
す。配線通し代60が受桟6の収容部80を兼ねている
ため、受桟6を用いて壁掛型収納ボックス1を取り付け
ることができるので、受桟6を取り付ける時にその取付
位置を位置決めするだけで壁掛型収納ボックス1の取付
位置の位置決めがなされ、壁掛型収納ボックス1の壁パ
ネル4への取付けの施工性が向上する。受桟6に天板2
0の後端縁部21を乗せると、受桟6に上端支持桟13
が丁度当接するため、壁掛型収納ボックス1の内側から
止着用ねじ7を螺入させて、受桟6に上端支持桟13を
止着するだけで、壁パネル4に壁掛型収納ボックス1を
固定することができるので、壁掛型収納ボックス1の壁
パネル4への取付けの施工性がさらに向上する。壁パネ
ル4に止着した取付桟8に中間支持桟17を、壁掛型収
納ボックス1の内側から止着用ねじ7を螺入させて止着
することによって、より一層強固に壁パネル4に壁掛型
収納ボックス1を固定させることができる。
【0014】なお、上記実施例においては、背板10
は、背板本体11に上端支持桟13および下端支持桟1
5が取り付けられてできているとしたが、これに限定さ
れるものではなく、背板10自体の強度が高いとともに
天板20および底板30に強固に固定されていれば、図
4に示すように、上端支持桟13および下端支持桟15
が取り付けられていなくてもよいのはいうまでもない。
【0015】また、上記実施例においては、背板本体1
1には中間支持桟17が設けられているとしたが、設け
られていなくてもよいのはいうまでもない。
【0016】さらに、上記実施例においては、配線通し
代60は受桟6の収容部80を兼ねているとしたが、こ
れに限定されるものではなく、壁掛型収納ボックス1の
取付けに受桟6を用いなければ、収容部80を兼ねる必
要はない。この場合、上端支持桟13が受桟6の手前側
面に丁度当接し得る位置に配設されている必要はない。
【0017】さらにまた、上記実施例においては、配線
通し部70は貫通孔でできているとしたが、これに限定
されるものではなく、底板30の一部を切り欠いた切欠
部でできていてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明に係る壁掛型収納ボックスによれ
ば、その背板の後背部に、底板の下側に設置される電気
器具の電源コードを配線させる配線通し代が設けられて
いるとともに、その底板の、前記背板の後方に突出する
突出部に、電源コードを底板の下側に導く配線通し部が
設けられているため、壁体にこの壁掛型収納ボックスを
取り付ければ、壁体内から引き出した電源コードを、配
線通し代内に配線させ、配線通し部を介して底板の下側
に引き出し、電気器具に導くようにすることによって、
壁掛型収納ボックス内に電源コードを引き込まずに済む
ので、電源コードが視認されて美観が損なわれたり、壁
掛型収納ボックス内に物品を収納する際に電源コードが
邪魔になったり、壁掛型収納ボックス内から物品を取り
出す際に物品に電源コートが引っかかったりするなどの
不都合を回避することができる。前記背板が、壁掛型収
納ボックスの背面を塞ぐ背板本体と、該背板本体の後背
部側から支持して背板本体の上端縁部および下端縁部を
夫々前記天板および前記底板に固定する上端支持桟およ
び下端支持桟とを備えているため、背板本体の厚さを薄
くすることができ、材料費のコストダウンを図れるとと
もに、背板本体と天板および底板との取付強度が増す。
前記配線通し代が、壁体から突出させて壁掛型収納ボッ
クスの天板の後端縁部を受けさせる受桟の収容部を兼ね
ているため、この壁掛型収納ボックスを用いれば、その
取付けにあたって、予め壁体に取り付けた受桟に壁掛型
収納ボックスを支持させることができ、受桟を取り付け
る時にその取付位置を位置決めするだけで壁掛型収納ボ
ックスの取付位置の位置決めがなされるので、壁掛型収
納ボックスの取付位置を容易に位置決めすることがで
き、壁掛型収納ボックスの壁体への取付けの施工性が向
上する。前記上端支持桟が前記受桟を逃げて同受桟の手
前側端面に当接され得る位置で天板に止着されているた
め、この壁掛型収納ボックスを用いれば、受桟に天板の
後端縁部を受けさせると、受桟に上端支持桟が丁度当接
するので、壁掛型収納ボックスの内側から上端支持桟に
止着用ねじを螺入させて、受桟に上端支持桟を止着する
だけで、壁体に壁掛型収納ボックスを固定することがで
き、壁掛型収納ボックスの壁体への取付けの施工性がさ
らに向上する。前記背板には、壁掛型収納ボックスの一
対の側板間に渡されて前記背板本体の中間部を支持する
中間支持桟が少なくとも1つ設けられているため、壁掛
型収納ボックスに背板本体がより一層強固に取り付けら
れるので、背板本体の中間部がたわむのが防止されるだ
けでなく、中間支持桟が前記壁体の横芯材の配設箇所に
対応した位置に設けられているため、この壁掛型収納ボ
ックスを用いれば、中間支持桟と壁体との間に介装され
てそれらの間のスペーサーとなる取付桟を壁体の横芯材
に止着し、その取付桟に中間支持桟を壁掛型収納ボック
スの内側から止着用ねじで止着することによって、より
一層強固に壁体に壁掛型収納ボックスを固定させること
ができる。前記配線通し部が、前記底板を上下に貫通す
る貫通孔や前記底板を切り欠いた切欠部で構成されてい
るため、配線通し部を容易に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例における壁掛型収納ボックスが壁体に
取り付けられた状態の縦断面図である。
【図2】壁掛型収納ボックスを後方から見た全体斜視図
である。
【図3】壁体に取り付けられた壁掛型収納ボックスを壁
体の後方から見た断面斜視図である。
【図4】本実施例の変形例における壁掛型収納ボックス
が壁体に取り付けられた状態の縦断面図である。
【図5】従来の壁掛型収納ボックスが壁体に取り付けら
れた状態の縦断面図である。
【符号の説明】
1 壁掛型収納ボックス 2 電気器具 3 電源コード 4 壁パネル(壁体) 6 受桟 10 背板 11 背板本体 12 上端縁部 13 上端支持桟 14 下端縁部 15 下端支持桟 16 中間部 17 中間支持桟 20 天板 21 後端縁部 30 底板 31 突出部 40 側板 60 配線通し代 70 配線通し部 80 収容部 141 横芯材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背板と、該背板から後方に同量突出する
    天板および底板とを備え、前記背板の後背部に、前記底
    板の下側に設置される電気器具に電力を供給する電源コ
    ードを配線させる配線通し代が設けられているととも
    に、前記底板の、前記背板の後方に突出する突出部に、
    前記配線通し代内に配線される電源コードを同底板の下
    側に導く配線通し部が設けられていることを特徴とする
    壁掛型収納ボックス。
  2. 【請求項2】 前記背板が、壁掛型収納ボックスの背面
    を塞ぐ背板本体と、該背板本体の後背部側から支持して
    背板本体の上端縁部を前記天板に固定する上端支持桟
    と、背板本体の後背部側から支持して背板本体の下端縁
    部を前記底板に固定する下端支持桟とを備えていること
    を特徴とする請求項1記載の壁掛型収納ボックス。
  3. 【請求項3】 前記配線通し代が、前記壁掛型収納ボッ
    クスを取り付ける壁体から突出させて前記天板の後端縁
    部を受けさせる受桟の収容部を兼ねていることを特徴と
    する請求項1または2記載の壁掛型収納ボックス。
  4. 【請求項4】 前記上端支持桟が前記受桟を逃げて同受
    桟の手前側端面に当接され得る位置で天板に止着されて
    いることを特徴とする請求項3記載の壁掛型収納ボック
    ス。
  5. 【請求項5】 前記背板には、壁掛型収納ボックスの一
    対の側板間に渡されて前記背板本体の中間部を支持する
    中間支持桟が、前記壁体の横芯材の配設箇所に対応した
    位置に少なくとも1つ設けられていることを特徴とする
    請求項4記載の壁掛型収納ボックス。
  6. 【請求項6】 前記配線通し部が前記底板を上下に貫通
    する貫通孔で構成されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4または5記載の壁掛型収納ボックス。
  7. 【請求項7】 前記配線通し部が前記底板を切り欠いた
    切欠部で構成されていることを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5記載の壁掛型収納ボックス。
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