JPH05261001A - アルペン・スキー靴の改良 - Google Patents

アルペン・スキー靴の改良

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JPH05261001A
JPH05261001A JP5003286A JP328693A JPH05261001A JP H05261001 A JPH05261001 A JP H05261001A JP 5003286 A JP5003286 A JP 5003286A JP 328693 A JP328693 A JP 328693A JP H05261001 A JPH05261001 A JP H05261001A
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shoe
hinged
ski boot
shell
ski
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JP5003286A
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Phillipe Billet
ビエ フィリップ
Jean Paris
パリ ジャン
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Salomon SAS
Original Assignee
Salomon SAS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43CFASTENINGS OR ATTACHMENTS OF FOOTWEAR; LACES IN GENERAL
    • A43C11/00Other fastenings specially adapted for shoes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0427Ski or like boots characterised by type or construction details
    • A43B5/0429Adjustment of the boot to calf or shin, i.e. fibula, tibia
    • A43B5/0433Adjustment of the boot to calf or shin, i.e. fibula, tibia to the width of calf or shin, i.e. fibula, tibia

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シェル低部にヒンジ連結された胴部が靴の容
易な着脱を可能にすると共に、スキー実施時に不意に生
ずる前方および後方への傾倒応力に対して脚低部を良好
に保持できるスキー靴を提供する。 【構成】 シェル低部と、このシェル低部上に取り付け
た靴胴部とから成り、該靴胴部は前部分と横断方向軸を
中心として該シェル低部にヒンジ連結された後部分とで
構成され、この靴胴部の後部分を後方へ枢動させて靴を
開くようにするスキー靴において、該靴胴部の後部分を
緊締兼閉鎖手段により前部分に接続し、該シェル低部に
は上方へ向けて延在する2の側方翼部を設け、また該翼
部にはそれらを前記靴胴部の後部分に接続する接続手段
を連結し、該靴胴部の後部分にはこの接続手段の引張部
材を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、スポーツ用の靴(とりわけ、ア
ルペンスキーを実施するために用いられる靴)に関する
ものである。更に詳しく述べると、本発明はシェル低部
にヒンジ連結された胴部の構造が靴の容易な着脱を可能
にすると同時に、スキー実施時に不意に生じる前方およ
び後方への傾倒応力に対して脚低部を良好に保持できる
ようにしなければならないようなスキー靴に関するもの
である。
【0002】上記の問題の解決を試みる様々な方法が検
討され、一般に市販されている様々な靴に適用された。
こうして、“LE TRAPPEUR”という商標を付
して生産された“Castor”と称する形式の靴、あ
るいはまた”DACHSTEIN”という商標を付して
提供された”Concord−Taiga”と称する型
式の靴は、シェル低部を含み、該シェル低部の上方へ立
ち上がる側壁はそれに対してヒンジ連結され、かつスキ
ーヤーの脚低部を取り囲む胴部・カラーと共働するため
のものであった。スキーヤーによる前方傾倒の際にエネ
ルギーを発生し、かつ良好な後方支承を行うために、こ
の胴部・カラーは、シェル低部の側方翼部上に固定され
ており、これら側方翼部は前述の胴部・カラーに設けら
れた2の孔内にクリック嵌合される2の「ほぞ」を備え
ていた。この構造的配置構成の結果として、この場合、
該胴部・カラーは、シェル低部と共に、スキーの実施に
よって生じる付勢力を吸収することができる多少とも均
質な1の組立体を形成していた。実際、靴のこうした様
々な部分に使用される様々な材料の性状によって前述の
様々な部分の幾何形状とそれらの機械的性とを同時に変
えるようななんらかの「疲労」がこれらの材料に生じ
た。また、このような種類の靴は、当時は比較的長寿命
の保証となった均質な組立体を実現していたため、胴部
の初期前傾角とか、前方支承および/または後方支承の
ための剛性といったような靴の特性を変更可能にする調
節手段を備えていなかった。
【0003】本出願人がそのフランス特許第26437
95号明細書で説明している更に新しい別の種類の靴に
よれば、シェル低部を含む後方挿入式のスキー靴が示さ
れ、このシェル低部上には、該シェル低部に対する胴部
の枢軸を中心として該胴部がヒンジ連結されている。胴
部は2の側方延長部によって後方に伸び出ており、この
胴部上には、該胴部の一部分を構成する後部覆いがヒン
ジ連結される。この場合、靴は、シェル上に配設された
枢軸の両端部上で側方に固定されるケーブルのような伸
長不能な手段を含む。次に、この伸長不能な手段は異な
る高さで胴部の後部覆い上に配設した2の留め点を連結
し、この結果、該伸長不能な手段の行程は枢軸が頂点の
1つとなる変形不能な三角形状の連結システムを構成す
る。こうして、この構造によって、後方支承に対する抵
抗力が発生し、この後方傾倒は後部覆いの壁に対して垂
直でなければならないのに、その強度は主として靴の低
部へ向けて加わることが明らかになる。
【0004】本発明は、上記の種類の靴を決定的に改善
する構造を有するスキー靴を製作しようとするものであ
る。この目的のために、本発明は、シェル低部を有し、
このシェル低部上には胴部が乗っており、該胴部の少な
くとも一部分がシェル低部に対して横断方向軸上でヒン
ジ連結され、このヒンジ連結部分がシェル低部の後部区
域を確実に覆い、もう一方の前部分が足および/または
脚低部の前部区域を確実に覆うスキー靴を対象とするも
のであり、その特徴とするところは、このシェル低部が
ほぼ胴部の軸に沿って上方に延在する2の側方翼部を含
み、該胴部が少なくとも部分的にこれら側方翼部を覆う
こと、ならびに、ヒンジ連結部分のヒンジ連結軸がシェ
ル低部の踵上部に位置しており、その結果、靴を開く際
に胴部の前記部分を後方へ枢動可能にするのに対し、各
翼部の上端と踝の区域との間に位置する固定点において
シェル低部の側方翼部の各々に連結されている伸長不能
な連結手段が胴部の後部周囲に沿って靴底の面にほぼ平
行な行程を通り、次に、この行程の面内に位置する方向
転換部材により、ヒンジ連結された胴部の部分の後面に
配設された引張部材に連結された柔軟なループを形成
し、それにより、(とりわけ、連結手段と引張部材とで
構成される)ヒンジ連結部分の緊締・閉鎖手段とは別個
の緊締・閉鎖手段によって締め付けられる胴部の前部分
とは無関係に、靴を閉鎖するための所定の傾斜に応じて
前記胴部の前−後方向における運動を阻止することにあ
る。
【0005】本発明のもう1つの有益な特徴によると、
シェル低部の側方翼部が靴の長手方向軸を横断する方向
には変形可能であるが、該靴の長手方向軸と平行な方向
の変形には耐える。
【0006】更に、もう1つの特徴によると、本発明に
基づく靴胴部のヒンジ連結部分は、シェル低部の側方翼
部に対する靴の閉鎖位置を調節する手段を含み、この手
段は連結手段用の一連の固定点により構成される。
【0007】最後に、前方へ屈曲応力が加わる際に生じ
る可能性がある連結手段の予期せぬ緩みを防止するため
に、引張部材は胴部上の固定位置に該部材を保持するラ
チエット式固定用カムにヒンジ連結により取付けられ
る。
【0008】言うまでもなく、本発明による靴は、後部
覆いと前部スリーブから成る胴部、あるいはまた前部被
覆用フラップ付きのヒンジ連結されたカラー式胴部、更
にはシェル低部の前部区域を覆うための前部覆いと、ヒ
ンジ連結されたカラーとから成る胴部のような様々な変
形構造の胴部と共に製作することができるであろう。
【0009】本発明による靴の構造をもってすれば、所
定の前傾角に応じて、シェル低部に対する胴部の真の基
準位置を実現できることを付言しておく。この利点は、
スキーヤーが、このような靴と共に、胴後部の内面全体
に亘って完ぺきに配分された後方支承力を有し、これに
よって加えられる応力の合力が前記内面に対して垂直で
あるということによって更に著るしいものとなる。
【0010】最後に、この靴は、連結手段の固定点の位
置を利用するか、あるいは引張部材の箇所で調節を行う
ことにより該連結手段の有効長を利用するかして胴部の
前傾の調節を実現することもできる。更に、選択した胴
部構造によっては、靴の使用位置における胴部の後方支
承条件にそれほど影響を与えることなしに靴の着脱条件
を改善することもできる。
【0011】本発明の他の特徴および利点は、非限定的
な例としてのみ示す添付図を参照して行う以下の説明か
ら明らかとなろう。
【0012】図1および図2に示す靴は、どちらかとい
うと中央履装(センター・エントリー)式のものであ
る。この靴は硬質のシェル低部1を含み、このシェル低
部には胴部2の少なくとも一部分がヒンジ連結され、該
胴部はシェル低部上に位置してスキーヤーの脚低部を覆
うようになっている。この例において、胴部2は硬質の
シェル低部の前部区域を覆う前部覆い3を有し、この前
部区域は靴の長手方向軸に平行な靴装着用の開口部を備
えている。この開口部は、ほぼ足の中足骨区域から脚低
部の脛骨支承区域まで延びている。この結果、前部覆い
3の上部分は屈曲用舌状部の役割と、胴部の前部閉鎖用
舌状部の役割とを同時に果たす。
【0013】シェル低部の後部にヒンジ連結されたカラ
ー4が胴部2のもう1つの主要部分を構成し、それによ
りスキーヤーの脚低部を囲む鞘状部材を実現する。
【0014】このヒンジ連結されたカラー4は、とりわ
け、公知の手段によれば、ほぼシェル低部の踵区域に局
在するヒンジ連結軸5によってシェル低部に対して枢動
可能に取り付けられる。こうして、靴を脱ぐ必要から、
あるいはまた、所定のスキー実施のため、カラーになん
らかの前傾角を与えるべく、このカラーを後方へ傾動さ
せることができる。
【0015】その上、シェル低部1は、その各々の側
に、踝よりも高い位置まで、ほぼ脚低部の軸に沿って、
下方から上方へ延在する側方翼部6(または6’)を含
む。これら側方翼部6、6’は長手方向の屈曲に対する
剛性を有利に有するよう案出されており、この剛性はこ
れら側方翼部の横断方向の剛性よりも大きい。これら側
方翼部6、6’の各々の上部分には、連結装置8を引っ
掛けるための手段7が設けられる。
【0016】更に、前部覆い3とヒンジ連結された後部
カラー4の組立体は、互に別個の様々な緊締・閉鎖手段
によって、スキー板を使用するための閉鎖位置に保持さ
れる。したがって、ヒンジ連結された後部カラー4は、
胴部の後部分(すなわち、ヒンジ連結されたカラー4)
を前方に倒した位置に戻すための閉鎖システム9を備え
ており、この結果シェル低部の側方翼部6、6’と少な
くとも部分的に前部覆いの上部区域とを覆う役割を果た
す。この閉鎖システム9は、シェル低部の側方翼部6、
6’とヒンジ連結された後部カラー4との間で一体的連
結を保証するレバー14とケーブル8、8’、18’を
有する装置によって構成される。
【0017】この目的のために、連結用ケーブル8の一
端10を側方翼部6、6’の一方の上部11に配設した
複数個の固定点7のうちの1つに引っ掛け、次いで、前
述のヒンジ連結されたカラー4の壁に設けた案内用の孔
12を通って胴部の後方へ延びるようにする。該連結用
ケーブル8はこの案内用の孔12を通って靴から出て、
カラー4の後部まで外周の一部を走行し、靴の下方の引
張レバー14の方向へケーブルを向ける方向転換部材1
3に巻回される。この引張レバー14は胴部の垂直方向
に対して横断方向に設けられた軸15上にヒンジ連結さ
れ、かつ連結用ケーブル8の第二端部10’を該レバー
の軸15から遠ざけたり、あるいはこれに近づけたりす
ることができるように、該レバー14上を並進運動する
調節可能な留め手段16を備えている。この場合、第二
のケーブル8’が、靴の他側部に同様に設置されてお
り、この結果、図2に矢印17で示す、上方から下方へ
該引張レバー14が閉じられると、カラー4が胴部の前
方へ倒れる。
【0018】言うまでもなく、上記2本の連結用ケーブ
ル8、8’の代わりに1本のケーブル18のみを用いて
もよい。その場合、その両端19、19’の各々を該側
方翼部6、6’の各々の固定点7に固定する。これに対
し、該連結用ケーブル8、8’の両端10’が取り付け
られる箇所に、該引張レバー14の留め手段16と共働
するよう引掛用ループを形成する。ヒンジ連結されたカ
ラー4が前方に倒されると、胴部の前方周囲部に公知の
方法で設置されたバックル付きフック27のような緊締
・閉鎖手段によって胴部が閉じられ、使用者の脚前部に
対して前部覆いを押し付けることによってスキーヤーの
脛骨区域を確実に覆う。この場合、「前部覆いと側方翼
部」ならびに「ヒンジ連結されたカラーと側方翼部」の
組立体が、本発明による靴胴部の構造を決定する。
【0019】図1および図2に基づいて製作した靴の構
造に関しては、シェル低部の一部である側方翼部6、
6’の上部分11に位置する固定点7とヒンジ連結され
たカラー4の後部壁に位置する方向転換部材13との間
の連結用ケーブル18によって確保される伸長不能な連
結が、胴後部をシェルへヒンジ連結する軸5を頂点とす
る実質的に変形不能な三角システムを実現することがわ
かる。この場合、スキー実施時にシェル低部1に対して
後方支承力に抗する胴部2の顕著な抵抗力を与えるの
は、正に、この三角システムの形状であり、かつ、この
抵抗力は、該前部覆いの緊締・閉鎖手段がこの三角シス
テムに対して独立しているため、スキーヤーの足および
/または脚低部の前部区域へ該前部覆いの緊締力と閉鎖
力に関係なく確保される。
【0020】本発明によるこのような靴の興味深いもう
1つの利点によると、ケーブル18のような連結手段に
よって、一方では、カラー4の後方への開きを制限する
ことができ(このことは閉鎖の際に元に戻すのに有利で
ある(図2参照))、また他方では、カラーを閉じるた
めに用いられるケーブルの有効長によって胴部の前傾角
を調節することができる。
【0021】図3は、本発明による靴の他の実施態様を
示す。この靴において、シェル低部20は脛骨支承部の
上部まで一体成形部材として延在し、胴部の一部を形成
する。この胴部の側方は2の硬質の側面6、6’を介し
て伸び出ており、これら両側面上には、図1による靴の
様式について説明したと同様の固定点7が配置されてい
る。これら両側面6、6’の縁部は、一方では、踵区域
において該シェル低部にヒンジ連結されたカラー21に
よって覆われる後方開口を画定し、また他方では、互い
に重なり合ってスキーヤーの足と脚低部の前部区域を確
実に取り囲む2の横断方向フラップ部20’20”を画
定する。このヒンジ連結されたカラー21は正面被覆用
の2の舌状部材(フラップ)22を介して前方に伸び出
ており、該舌状部材の端部は、たとえばバックル式の閉
鎖手段(図を簡略化するためにこれは図示しない)を備
えている。ヒンジ連結されたカラー21の後部には、図
1の靴について説明したものと同様の閉鎖システム9が
配設され、カラーが後方に折り畳まれた開位置のとき
に、該カラーの前方へ確実に枢動を行い、次いで、閉鎖
位置において、ケーブル18に張力を掛けて固定するこ
とにより後方支承力に抗する抵抗力を確保し、シェルと
胴部の一体成形部材上の固定点7と、ヒンジ連結された
カラー21の後部上の方向転換部材13と、この方向転
換部材のシェル低部20へのヒンジ連結5とによって画
定される三角システムを構成する。
【0022】図4は、本発明による後部開口式の靴を示
す。この靴は足の低部を取り囲むための硬質シェル低部
22から成り、該シェル低部の側壁は、2の側方翼部2
3、23’となって上方へ延在する。これら2の側方翼
部はほぼスキーヤーの脚の軸に沿って配設され、かつ、
その上端24に、上記シェル低部の側方翼部23、2
3’をヒンジ連結した後部覆い25に連結するための伸
長不能な連結用ケーブル18の固定点7を含む。この後
部覆い25は、それ自体公知の方法でシェル低部の踵区
域において軸5にヒンジ連結される。この連結用ケーブ
ル18は、図1に示した靴について既に説明したものと
同様の引張レバー14と共働する。最後に、前部覆い2
6が靴の前部区域を確実に閉じ、それにより上記前部覆
いの上部分が、前胴部の役割を果たす。この前部覆い2
6は、その上部区域に、後方へ伸び出る2の延長部2
6、26”を含み、これら延長部は側方翼部23、2
3’と後部覆い25の前方外側縁とを同時に覆う。バッ
クルとケーブルを備えたそれ自体公知の閉鎖システム2
7が、靴による脚低部の良好な被覆を完全なものにする
ため、胴部の上部を確実に閉鎖する。
【0023】本発明はスキー靴や、胴部の内部側方翼部
上にある固定点の調節手段や、更にはまた、引張レバー
の箇所に配設したケーブルの長さの調節装置のような他
の公知の部材のあらゆる変形実施態様、ならびに、あら
ゆる同等の技術、およびそれらの組み合わせを包含す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】靴を覆いて閉鎖した状態にある本発明の第一実
施態様を示す側面図で、靴胴部は、シェル低部の後部に
ヒンジ連結された胴部カラーの柔軟な翼部によって部分
的に覆われた前部覆いから成る。
【図2】図1と同じ本発明の実施態様を示す側面図で、
靴を履くために胴部カラーを後方へ傾動させて開放状態
にしたものである。
【図3】本発明の第二実施態様を示す側面図で、靴胴部
は、シェル低部の後部にヒンジ連結され、かつ互いに重
なり合っていわゆる「札入れ」型の継ぎ目を形成する2
のフラップ部によって、脚低部の脛骨区域に沿って立ち
上がっている、該シェル低部の前部を囲む閉鎖用舌状部
材を含む胴部カラーから成る。
【図4】本発明による靴の第三実施態様を示す側面図
で、靴胴部は、シェル低部から出た垂直側方翼部上で靴
の両側で互いに重なり合う前部覆いと後部覆いとから成
る。
【符号の説明】
1、20 シェル(靴本体)低部 2 靴胴部 3、26 前部覆い 4、21、25 ヒンジ連結されたカラー 5 ヒンジ連結軸 6、6’、23、23’ 側方翼部 7 固定手段 8、8’、18 連結部材(ケーブル) 12 案内孔 13 方向転換部 14 引張部材(レバー) 20” 横断方向フラップ 22 小舌状部 26” 延長部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェル低部(1、20、22)と、前記
    シェル低部上に取り付けた靴胴部とから成り、前記靴胴
    部は前部分(3、20、20”、26)と横断方向軸
    (5)を中心として前記シェル低部にヒンジ連結された
    後部分(4、21、25)とで構成され、前記靴胴部の
    後部分を後方へ枢動させて靴を開くようにするスキー靴
    において、 前記靴胴部の後部分(4、21、25)は緊締兼閉鎖手
    段(27)により前部分(3、20、20”、26”)
    に接続されるのに対して、前記シェル低部(1、20、
    22)は上方へ向けて延在する2の側方翼部(6、
    6’;23、23’)を含み、前記翼部にはそれらを前
    記靴胴部の後部分(4、21、25)に接続する接続手
    段(8、8’;18)が連結され、前記靴胴部の後部分
    には前記接続手段(8、8’;18)の引張部材(1
    4)が配設されることを特徴とするスキー靴。
  2. 【請求項2】 前記側方翼部(6、6’;23、2
    3’)がほぼ靴胴部(2)の軸に沿って上方へ延在する
    ことを特徴とする請求項1によるスキー靴。
  3. 【請求項3】 前記靴胴部の後部分(4、21、25)
    が前記側方翼部(6、6’;23、23’)を少なくと
    も部分的に覆うことを特徴とする請求項2によるスキー
    靴。
  4. 【請求項4】 前記接続手段(8、8’;18)が、前
    記側方翼部(6、6’;23、23’)上で、その各々
    の上端と踝部に対応するシェル低部の区域との間に位置
    する少なくとも1の固定点(7)に連結されることを特
    徴とする請求項1、2または3によるスキー靴。
  5. 【請求項5】 前記接続手段(8、8’;18)が靴胴
    部の後部周囲に沿って靴底の面にほぼ平行な行程を走行
    し、かつ方向転換部材(13)により引張部材(14)
    に接続されることを特徴とする請求項4によるスキー
    靴。
  6. 【請求項6】 前記シェル低部の側方翼部(6、6’;
    23、23’)が靴の長手方向軸を横断する方向に変形
    可能であるのに対して、前記靴の長手方向に平行な方向
    においては、変形に対する抵抗力を有することを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれか1によるスキー靴。
  7. 【請求項7】 前記側方翼部(6、6’;23、2
    3’)が靴底の面にほぼ平行な方向に沿って、該側方翼
    部の上部分に配設された一連の固定点(7)を含むこと
    を特徴とする請求項6によるスキー靴。
  8. 【請求項8】 前記ヒンジ連結された胴部分(4、2
    1、25)が、その両側に、ケーブルのような接続手段
    (8、8’;18)を靴の外側へ向けて通過させるため
    の案内孔(12)を含むことを特徴とする請求項1ない
    し7のいずれか1によるスキー靴。
  9. 【請求項9】 前記案内孔(12)が、前記ヒンジ連結
    された胴部分の上部区域において、前記胴部分の後方に
    位置する前記接続手段(8、8’;18)の方向転換部
    材(13)とほぼ同一面内に在ること、および前記一連
    の固定点(7)が前記シェル低部の側方翼部(6、
    6’;23、23’)上に位置することを特徴とする請
    求項1ないし8のいずれか1によるスキー靴。
  10. 【請求項10】 前記引張部材(14)が前記ヒンジ連
    結された胴部分(4;21、25)の後方にヒンジ連結
    された引張用レバーで構成され、前記胴部を閉鎖する
    際、上方から下方へ枢動するように動作することを特徴
    とする請求項1ないし9のいずれか1によるスキー靴。
  11. 【請求項11】 前記ヒンジ連結された胴部分が、脛部
    支承区域において弾性変形可能な前部覆いの前面を覆う
    ための側方フラップ(22)を有するカラー(21)で
    あることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1
    によるスキー靴。
  12. 【請求項12】 前面被覆用のフラップ(22)をバッ
    クル式閉鎖手段に設けることを特徴とする請求項11に
    よるスキー靴。
  13. 【請求項13】 前記ヒンジ連結された胴部分が、前記
    シェル低部から出ている側方翼部(23、23’)を部
    分的に覆うようになる後部覆い(25)であり、これに
    対して前部覆い(26)が側方翼部(23、23’)の
    各々と前記後部覆い(25)の側壁の縁取り部分とを同
    時に覆い、他方、前記バックル式閉鎖手段(27)がこ
    のように形成された胴部を確実に閉鎖することを特徴と
    する請求項1ないし10のいずれか1によるスキー靴。
  14. 【請求項14】 前記靴胴部(2)のヒンジ連結部分
    (4、21、25)のヒンジ連結用横断方向軸(5)が
    シェル低部の踵の上部区域に位置することを特徴とする
    請求項1ないし13のいずれか1によるスキー靴。
  15. 【請求項15】 前記引張部材(14)が前記接続手段
    (8、8’:18)用の取付手段(16)を含み、前記
    取付手段(16)は調節可能であることを特徴とする請
    求項14によるスキー靴。
JP5003286A 1992-01-16 1993-01-12 アルペン・スキー靴の改良 Withdrawn JPH05261001A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9200563 1992-01-16
FR9200563A FR2686231B1 (fr) 1992-01-16 1992-01-16 Perfectionnement aux chaussures de ski alpin.

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