JPH05260139A - 電話機用トーンリンガ - Google Patents
電話機用トーンリンガInfo
- Publication number
- JPH05260139A JPH05260139A JP5823992A JP5823992A JPH05260139A JP H05260139 A JPH05260139 A JP H05260139A JP 5823992 A JP5823992 A JP 5823992A JP 5823992 A JP5823992 A JP 5823992A JP H05260139 A JPH05260139 A JP H05260139A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- capacitor
- tone
- sound volume
- tone ringer
- incoming signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】電話機用トーンリンガの音量調整を鳴り始めは
小さくし、除々に大きく変化するようにすることにより
音量調整操作を省略する。 【構成】電話機用トーンリンガのトーンリンガ発信器1
の出力にトランジスタQ2とQ1をカスケードに接続し
てトランジスタQ2のコレクタ・エミッタ間の抵抗値を
変化させることにより音量調整する。トランジスタQ1
のベースにはコンデンサC3を接続して着信信号が到来
すると除々に充電される構成とし、コンデンサC3の充
電量に応じてトランジスタQ2の抵抗値が低下するため
の呼び出し音は除々に大きくなる。コンデンサC3の充
電が飽和した時点で呼び出し音は最大音量となる。着信
信号の到来が終了すると抵抗R3によりコンデンサC3
は放電して初期状態にもどる。
小さくし、除々に大きく変化するようにすることにより
音量調整操作を省略する。 【構成】電話機用トーンリンガのトーンリンガ発信器1
の出力にトランジスタQ2とQ1をカスケードに接続し
てトランジスタQ2のコレクタ・エミッタ間の抵抗値を
変化させることにより音量調整する。トランジスタQ1
のベースにはコンデンサC3を接続して着信信号が到来
すると除々に充電される構成とし、コンデンサC3の充
電量に応じてトランジスタQ2の抵抗値が低下するため
の呼び出し音は除々に大きくなる。コンデンサC3の充
電が飽和した時点で呼び出し音は最大音量となる。着信
信号の到来が終了すると抵抗R3によりコンデンサC3
は放電して初期状態にもどる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話機用トーンリンガ
に関し、特に呼び出し音量の調整に関する。
に関し、特に呼び出し音量の調整に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電話機用トーンリンガにおいて呼
び出し音量は、可変抵抗器や切替スイッチによって設定
され、設定後の音量は一定の大きさとなっていた。
び出し音量は、可変抵抗器や切替スイッチによって設定
され、設定後の音量は一定の大きさとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電話機用ト
ーンリンガでは、一定の音量しか得られないため、小さ
く設定したら小さな音量のまま鳴り続け、大きく設定し
たなら最初から大きな音量で鳴り続けるため、電話機の
使用者が離れた位置にいた場合は、小さな音量設定では
聞こえず、近くにいた場合は、大きな音量設定では騒が
しすぎるという欠点があった。
ーンリンガでは、一定の音量しか得られないため、小さ
く設定したら小さな音量のまま鳴り続け、大きく設定し
たなら最初から大きな音量で鳴り続けるため、電話機の
使用者が離れた位置にいた場合は、小さな音量設定では
聞こえず、近くにいた場合は、大きな音量設定では騒が
しすぎるという欠点があった。
【0004】このため、近くにいる場合は、音量設定を
小さくし、離れる場合は、音量設定を大きくするという
操作が必要となり、使用者を煩わすことになっていた。
小さくし、離れる場合は、音量設定を大きくするという
操作が必要となり、使用者を煩わすことになっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電話機用トーン
リンガは、トーンリンガ発信器の出力信号を、着信信号
が到来した時点から、除々に大きくしていく手段を設け
ることにより、鳴り始めは小さな音量で鳴り、だんだん
大きな音量で鳴る作用を有する。このため、使用者が近
くにいる場合は、小さな音量で電話の着信を知ることが
出来、離れた位置にいる場合は、大きな音量になった時
点で電話の着信を知ることが出来ることになり、呼び出
し音をいちいち設定し直す手間を省くことができ前述の
課題を解決している。
リンガは、トーンリンガ発信器の出力信号を、着信信号
が到来した時点から、除々に大きくしていく手段を設け
ることにより、鳴り始めは小さな音量で鳴り、だんだん
大きな音量で鳴る作用を有する。このため、使用者が近
くにいる場合は、小さな音量で電話の着信を知ることが
出来、離れた位置にいる場合は、大きな音量になった時
点で電話の着信を知ることが出来ることになり、呼び出
し音をいちいち設定し直す手間を省くことができ前述の
課題を解決している。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1は本発明の一実施例の回路図である。
【0008】図1のL1とL2は電話回線接続端子であ
る。着信時、L1から直流切断用コンデンサC1を通じ
て着信信号が取り出され、整流ブリッジダイオードD
1,D2,D3,D4と平滑コンデンサC2により直流
に変換され、その直流電圧によりトーンリンガ発信器1
(例えば東芝製IC:TA31002)を駆動する。ト
ーンリンガ発信器1の出力はマッチング用のトランスT
を通じてスピーカSPを鳴らす。トーンリンガ発信器1
の出力はトランスTと直列にトランジスタQ2のコレク
タからエミッタそして回路アースへ接続されている。ト
ランジスタQ2のコレクタとエミッタには、逆電圧保護
用のダイオードD6が並列に接続されている。トランジ
スタQ2のベースにはトランジスタQ1のエミッタが接
続され、トランジスタQ1のベースには抵抗R4が、ま
た抵抗R4の他端には、抵抗R3と抵抗R2とコンデン
サC3が接続される。
る。着信時、L1から直流切断用コンデンサC1を通じ
て着信信号が取り出され、整流ブリッジダイオードD
1,D2,D3,D4と平滑コンデンサC2により直流
に変換され、その直流電圧によりトーンリンガ発信器1
(例えば東芝製IC:TA31002)を駆動する。ト
ーンリンガ発信器1の出力はマッチング用のトランスT
を通じてスピーカSPを鳴らす。トーンリンガ発信器1
の出力はトランスTと直列にトランジスタQ2のコレク
タからエミッタそして回路アースへ接続されている。ト
ランジスタQ2のコレクタとエミッタには、逆電圧保護
用のダイオードD6が並列に接続されている。トランジ
スタQ2のベースにはトランジスタQ1のエミッタが接
続され、トランジスタQ1のベースには抵抗R4が、ま
た抵抗R4の他端には、抵抗R3と抵抗R2とコンデン
サC3が接続される。
【0009】抵抗R3の他端とコンデンサC3の他端は
回路アースに接続される。抵抗R2の他端はダイオード
D5のカソードに接続されダイオードD5のアノードは
抵抗R1と平滑コンデンサC2の陽極に接続される。抵
抗R1の他端はトランジスタQ1のコレクターに接続さ
れる。平滑コンデンサC2の陽極はトーンリンガ発信器
1の電源に接続される。平滑コンデンサC2の陰極は回
路アースに接続される。
回路アースに接続される。抵抗R2の他端はダイオード
D5のカソードに接続されダイオードD5のアノードは
抵抗R1と平滑コンデンサC2の陽極に接続される。抵
抗R1の他端はトランジスタQ1のコレクターに接続さ
れる。平滑コンデンサC2の陽極はトーンリンガ発信器
1の電源に接続される。平滑コンデンサC2の陰極は回
路アースに接続される。
【0010】次に着信信号がL1としてL2間に到来し
た時の動作を説明する。着信信号はコンデンサC1とダ
イオードD1〜D4と平滑コンデンサC2により直流の
電源となる。トーンリンガ発信器1は直流電源を得て発
信動作を開始して可聴周波数の信号を出力する。一方、
コンデンサC2からの直流電源は、ダイオードD5,抵
抗R2を通じてコンデンサC3を充電する。コンデンサ
C3に蓄えられた電荷の量が除々に高くなっていくとト
ランジスタQ1とQ2のベースに電流が流れ始める。ト
ランジスタQ2のベースに電流が除々に増えていくとト
ランジスタQ2のコレクタとエミッタ間の抵抗値が除々
に低くなっていく。トーンリンガ発信器1の出力信号は
トランスTの1次側とトランジスタQ2のコレクタとエ
ミッタとにより分圧されているので、トランジスタQ2
のベース電流が小さい時は、トランジスタQ2のコレク
タとエミッタ間の抵抗が大きいためスピーカSPへの出
力は小さいものとなり呼び出し音は小さく鳴る。トラン
ジスタQ2のベース電流が除々に大きくなると、トラン
ジスタQ2のコレクタとエミッタ間の抵抗も除々に小さ
くなるため、スピーカSPへの出力が大きくなり呼び出
し音は大きく鳴る。
た時の動作を説明する。着信信号はコンデンサC1とダ
イオードD1〜D4と平滑コンデンサC2により直流の
電源となる。トーンリンガ発信器1は直流電源を得て発
信動作を開始して可聴周波数の信号を出力する。一方、
コンデンサC2からの直流電源は、ダイオードD5,抵
抗R2を通じてコンデンサC3を充電する。コンデンサ
C3に蓄えられた電荷の量が除々に高くなっていくとト
ランジスタQ1とQ2のベースに電流が流れ始める。ト
ランジスタQ2のベースに電流が除々に増えていくとト
ランジスタQ2のコレクタとエミッタ間の抵抗値が除々
に低くなっていく。トーンリンガ発信器1の出力信号は
トランスTの1次側とトランジスタQ2のコレクタとエ
ミッタとにより分圧されているので、トランジスタQ2
のベース電流が小さい時は、トランジスタQ2のコレク
タとエミッタ間の抵抗が大きいためスピーカSPへの出
力は小さいものとなり呼び出し音は小さく鳴る。トラン
ジスタQ2のベース電流が除々に大きくなると、トラン
ジスタQ2のコレクタとエミッタ間の抵抗も除々に小さ
くなるため、スピーカSPへの出力が大きくなり呼び出
し音は大きく鳴る。
【0011】呼び出し音が小さい時から大きな音になる
までの時間は例えば12秒程度にすることで、使用者は
近くにいても離れた位置にいても短時間で呼び出し音を
聞くことができる。着信信号が断続している場合は呼び
出し音は段階的に大きくなる。抵抗R3は着信信号が終
了した時点でコンデンサC3の充電を放電する役めをし
ている。次の着信信号が来た時に小さな音から鳴るよう
にするためである。C3とR3による放電時間は、着信
信号が断続しても放電しないよう例えば30秒程度に設
定する。
までの時間は例えば12秒程度にすることで、使用者は
近くにいても離れた位置にいても短時間で呼び出し音を
聞くことができる。着信信号が断続している場合は呼び
出し音は段階的に大きくなる。抵抗R3は着信信号が終
了した時点でコンデンサC3の充電を放電する役めをし
ている。次の着信信号が来た時に小さな音から鳴るよう
にするためである。C3とR3による放電時間は、着信
信号が断続しても放電しないよう例えば30秒程度に設
定する。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、電話機用
トーンリンガの呼び出し音を除々に大きくすることによ
り、使用者が電話機の近くにいても騒がしくなく、離れ
た位置でも呼び出し音を聞くことができ、使用者が呼び
出し音の音量をいちいち操作する煩しさがなくなる効果
がある。
トーンリンガの呼び出し音を除々に大きくすることによ
り、使用者が電話機の近くにいても騒がしくなく、離れ
た位置でも呼び出し音を聞くことができ、使用者が呼び
出し音の音量をいちいち操作する煩しさがなくなる効果
がある。
【図1】本発明の一実施例の回路図。
L1,L2 電話回線接続端子 D1,D2,D3,D4,D5,D6 ダイオード C1,C2,C3 コンデンサ R1,R2,R3,R4 抵抗 Q1,Q2 トランジスタ T トランス SP スピーカ E 回路アース 1 トーンリンガ発信器
Claims (1)
- 【請求項1】 電話機用トーンリンガにおいて、着信信
号を受け始めてから呼び出し音を時間とともに無音状態
から最大出力まで直線的または段階的に音量を大きくし
ていく手段を有し、該着信信号が継続している間は呼び
出し音が最大出力で鳴り続け、着信信号が終了すると無
音状態にもどることを特徴とする電話機用トーンリン
ガ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5823992A JPH05260139A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電話機用トーンリンガ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5823992A JPH05260139A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電話機用トーンリンガ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05260139A true JPH05260139A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13078556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5823992A Pending JPH05260139A (ja) | 1992-03-16 | 1992-03-16 | 電話機用トーンリンガ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05260139A (ja) |
-
1992
- 1992-03-16 JP JP5823992A patent/JPH05260139A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4315109A (en) | Electronic ring sounder for a speaker telephone | |
JPS61224548A (ja) | 電話機 | |
GB1372754A (en) | Tone ringer circuits | |
JPH05260139A (ja) | 電話機用トーンリンガ | |
JP4459305B2 (ja) | 有線通信用端末 | |
US3919493A (en) | Telephone ringing circuit | |
US5442695A (en) | Ringer circuit | |
US3849606A (en) | Tone ringer | |
JPS62203448A (ja) | 呼出回路 | |
KR860002226Y1 (ko) | 홈 키폰(Home Key Phone)의 링거음 출력 안정화회로 | |
US4163873A (en) | Telephone solid state ringer | |
JPH0553097B2 (ja) | ||
SU1589423A1 (ru) | Разговорно-вызывное устройство коммутатора диспетчерской св зи | |
KR0151413B1 (ko) | 무선전화기 휴대장치의 온-후크상태 출력장치 | |
JP2555646B2 (ja) | 電話保留音送出装置 | |
JPH0583183A (ja) | 無線電話機 | |
JPH036056Y2 (ja) | ||
JPS61219248A (ja) | 電話呼出音発生装置 | |
JPH026699Y2 (ja) | ||
KR790001918Y1 (ko) | 톤 다이얼(Tone Dial) 발생장치 | |
JPS6338593Y2 (ja) | ||
JPS62108649A (ja) | 呼出回路 | |
CN2161028Y (zh) | 振铃音量自动阶梯递增式电话机 | |
JPH0580055U (ja) | 着信回路 | |
CN2153913Y (zh) | 振铃音量自动递增式电话机 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980922 |