JPH0525985Y2 - - Google Patents

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JPH0525985Y2
JPH0525985Y2 JP1986028256U JP2825686U JPH0525985Y2 JP H0525985 Y2 JPH0525985 Y2 JP H0525985Y2 JP 1986028256 U JP1986028256 U JP 1986028256U JP 2825686 U JP2825686 U JP 2825686U JP H0525985 Y2 JPH0525985 Y2 JP H0525985Y2
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steering
wheel
switch
wheels
wheel steering
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  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、四輪転舵車両のステアリング装置
の改良に関する。
(従来の技術) 例えば、クレーン車などの大型特殊車両のステ
アリング装置として前輪のほかに、後輪にもパワ
ーシリンダを取り付け、前二輪転舵のほかに四輪
転舵及びいわゆるカニ足転舵を行えるようにした
ものが本出願人により提案されている(実開昭59
−167772号公報参照)。
第2図において、3と4は左右前輪5と6に取
り付けられた油圧シリンダ(パワーシリンダ)
で、油圧シリンダ3と4は基端がフロントアクス
ル10に、ピストンロツドの先端が前輪5と6の
ステアリングナツクル20と21の前端に各々結
合される。
油圧シリンダ3と4は運転室の操向ハンドル1
に連動して、図示しない油圧ポンプにより供給さ
れる圧油によつて伸縮し、前輪5と6の向きを一
体的に変える。
2は油圧ポンプからの圧油の流れを操向ハンド
ル1の回転方向と回転角に応じて制御するコント
ロールバルブで、コントロールバルブ2は例えば
操向ハンドル1を右回転すると図中実線のように
圧油が流れ、そのときの回転角に応じて右側の油
圧シリンダ3を伸側に、同じく左側の油圧シリン
ダ4を縮側に作動させる。
ところで、この場合には後輪22と23にも油
圧シリンダ(パワーシリンダ)24と25が取り
付けられ、四輪転舵及びカニ足転舵が行えるよう
になつている。なお、油圧シリンダ24と25は
前輪5と6の油圧シリンダ3と4と同様に基端が
リアアクスル26に、ピストンロツドの先端が後
輪22と23のステアリングナツクル27と28
の後端に各々回転自由にピン結合される。
ここで、11は四輪、カニ足転舵用の切換バル
ブで、切換バルブ11は中立位置で油圧シリンダ
24と25への圧油の供給を遮断する(つまり、
車両は前二輪転舵となる)と共に、カニ足転舵に
切換えると、前輪側と後輪側の油圧ラインをパラ
レルに接続し、後輪22と23が前輪5と6の動
きと同時に同一方向に向くように油圧シリンダ2
4と25を作動させる。
一方、切換バルブ11は四輪転舵に切り換える
と油圧ラインをクロス状態に接続し、今度は後輪
22と23が前輪5と6の動きと同時に反対方向
に向くように油圧シリンダ24と25を作動させ
る。
なお、切換バルブ11は電磁パイロツト操作式
で図示しない切換スイツチを操作することによ
り、所望のバルブポジシヨンに切換わるようにな
つている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このようなステアリング装置を備え
たクレーン車などでは通常、公道上は前二輪転舵
状態で走行する一方、工事現場などでは必要なと
きに四輪転舵、カニ足転舵に切り換えて走行する
のであるが、その際前輪が直進状態でないにも拘
わらず四輪、カニ足転舵用の切換バルブを切換操
作すると、前後輪の転舵角に差が出てしまい、正
常な走行が不可能になるという問題点があつた。
(問題点を解決するための手段) この考案はこのような問題点を解決するため、
前輪のほかに後輪にもパワーシリンダを取り付
け、これらのパワーシリンダの油圧ラインを前二
輪転舵、四輪転舵、カニ足転舵とで選択的に切り
換える電磁弁を備えた四輪転舵車両のステアリン
グ装置において、上記電磁弁の切換操作を行う切
換スイツチ回路に、前輪が直進状態のときに閉成
して前記電磁弁を介しての切換作動を許容する前
輪ステア検出スイツチを介装する。
(作用) 検出スイツチは前輪が直進状態のときにのみ、
四輪、カニ足転舵用切換バルブの切換スイツチ回
路を閉成して、四輪転舵及びカニ足転舵への切り
換えを可能とする。
(実施例) 第1図において、30は図外の四輪、カニ足転
舵用切換バルブの切換スイツチ、31はメインス
イツチ、32は前輪5と6が直進状態のときにの
み閉成する前輪ステア検出スイツチ、33は同じ
く後輪22と23が直進状態のときにのみ閉成す
る後輪ステア検出スイツチを示し、また34は例
えば車両が公道上を走行する時と工事現場を走行
する時とで、トランスミツシヨンのギヤ回転をハ
イとロウとに切り換えるトランスミツシヨン切換
スイツチ、35は切換スイツチ34をハイに切り
換えると作動するマグネツトスイツチ、36は切
り換えスイツチ34をロウに切り換えると作動す
るマグネツトスイツチを示す。
また、この場合には、車両が公道上などを前二
輪転舵状態で走行するときに後輪22と23を直
進状態に拘束するためのステアリングロツク装置
(機械的構成は図示せず)が設けられ、ステアリ
ングロツク装置はマグネツトスイツチ37の作動
時にステアリングロツクを解除する。38はロツ
ク解除用マグネツトスイツチ37を作動させるた
めの後輪ステアスイツチを示す。
39は四輪、カニ足転舵状態で、前後輪ステア
検出スイツチ32,33が開成した場合にもステ
アリングロツク装置をロツク解除状態(マグネツ
トスイツチ37作動状態)に保つための自己保持
機能を備えたマグネツトスイツチ、40はダイオ
ード、41は前輪5と6の直進状態を、42は後
輪の直進状態をそれぞれ表示するランプである。
前二輪転舵から四輪転舵及びカニ足転舵に切り
換えるときには、まず運転者はトランスミツシヨ
ン切換スイツチ34をロウに切り換えて、メイン
スイツチ31からの電流によりロウ側のマグネツ
トスイツチ36を作動させる。
そして、前輪ステア検出スイツチ32が前輪5
と6の直進状態を検出して閉成すると、前輪側の
表示ランプ41が点灯すると共に、自己保持マグ
ネツトスイツチ39が作動して、後輪ステアスイ
ツチ38へと通電する。
ここで、運転者は前輪側表示ランプ41の点灯
を確認し、ついで後輪ステアスイツチ38をロツ
ク解除側に入れる。これにより、ロツク解除用マ
グネツトスイツチ37が作動して、後輪22と2
3のステアリングロツクを解除する一方、このと
き後輪22と23が直進状態、つまり後輪ステア
検出スイツチ33は閉成のため、後輪側の表示ラ
ンプ42も点灯する。
この状態で、運転者は四輪、カニ足転舵切換用
電磁弁の切換スイツチ30を中立位置から四輪転
舵側もしくはカニ足転舵側に切り換えれば良く、
四輪転舵もしくはカニ足転舵状態では、メインス
イツチ31、トランスミツシヨン切換スイツチ3
4及び後輪ステアスイツチ38を切換操作しない
限り、仮に前後輪ステア検出スイツチ32と33
が前後車輪5,6及び22,23の転舵に伴つて
開成した場合でも、自己保持マグネツトスイツチ
39の作動によりロツク解除用マグネツトスイツ
チ37は通電状態、つまりロツク解除状態に保た
れる。
なお、四輪転舵及びカニ足転舵状態から前二輪
転舵状態に切り換えるときには、前後表示ランプ
41,42の点灯、すなわち前後車輪5,6及び
22,23の直進状態を確認した上で、まず、四
輪、カニ足転舵用切換スイツチ30を中立位置に
戻し、ついで後輪ステアスイツチ38を切つて後
輪22と23をステアリングロツクする。このと
き、後輪側表示ランプ42は後輪ステアスイツチ
38の開成により消灯する。
この状態で、前二輪転舵状態となるが、さらに
公道上を走行するときには、トランスミツシヨン
切換スイツチ34を切り換えて、ハイ側のマグネ
ツトスイツチ35を作動させる。この場合、前輪
ステア検出スイツチ32への通電も遮断され、自
己保持マグネツトスイツチ39が開成すると共に
前輪側表示ランプ41は前輪5と6が直進状態
(検出スイツチ32は閉成)のときにも消灯する。
ところで、この実施例によれば四輪、カニ足転
舵用切換スイツチ30の回路に、既述のように前
輪5と6が直進状態のときにのみ閉成する前輪ス
テア検出スイツチ32を介装したので、前二輪転
舵から四輪転舵もしくはカニ足転舵状態に切り換
える際に、前輪5と6が直進状態でないと転舵状
態の切換は不能となるため、従来の場合のように
前輪5,6と後輪22,23との間に転舵角差が
生じるというようなことは回避される。
(考案の効果) 以上要するにこの考案によれば、前輪が直進状
態のときにのみ前二輪転舵から四輪転舵及びカニ
足転舵状態への切換を可能としたので、前輪と後
輪との間に転舵角差が生じることがなく、常に正
常な走行状態が確保できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す回路図、第2
図は従来技術を示す概略構成図である。 5,6……前輪、22,23……後輪、30…
…四輪、カニ足転舵用切換スイツチ、32……前
転ステア検出スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前輪のほかに後輪にもパワーシリンダを取り付
    け、これらのパワーシリンダの油圧ラインを前二
    輪転舵、四輪転舵、カニ足転舵とで選択的に切り
    換える電磁弁を備えた四輪転舵車両のステアリン
    グ装置において、上記電磁弁の切換操作を行う切
    換スイツチ回路に、前輪が直進状態のときに閉成
    して前記電磁弁を介しての切換作動を許容する前
    輪ステア検出スイツチを介装したことを特徴とす
    る四輪転舵車両のステアリング装置。
JP1986028256U 1986-02-28 1986-02-28 Expired - Lifetime JPH0525985Y2 (ja)

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JP1986028256U JPH0525985Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JP1986028256U JPH0525985Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPS62139881U JPS62139881U (ja) 1987-09-03
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4931447A (ja) * 1972-04-07 1974-03-20
JPS4918227B2 (ja) * 1971-08-16 1974-05-08

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JPS4918227U (ja) * 1972-05-22 1974-02-15

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JPS4918227B2 (ja) * 1971-08-16 1974-05-08
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