JPH0525976Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0525976Y2 JPH0525976Y2 JP13150487U JP13150487U JPH0525976Y2 JP H0525976 Y2 JPH0525976 Y2 JP H0525976Y2 JP 13150487 U JP13150487 U JP 13150487U JP 13150487 U JP13150487 U JP 13150487U JP H0525976 Y2 JPH0525976 Y2 JP H0525976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector member
- mold
- wiper arm
- wiper
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は車両用ワイパ装置に関し、特にワイパ
アームの先端部がＵ字形に折返されて、ワイパブ
レードのプライマリレバーに回動可能にコネクタ
部材を介して連結される、所謂Ｕフツク形式のワ
イパ装置に関している。
アームの先端部がＵ字形に折返されて、ワイパブ
レードのプライマリレバーに回動可能にコネクタ
部材を介して連結される、所謂Ｕフツク形式のワ
イパ装置に関している。
従来の技術
この形式のワイパ装置のコネクタ部材の一例を
第３図に示すが、これはワイパアームのＵ字形先
端部の内面に係合する外面１と、ピボツトピンが
貫通する凹所２と、ワイパアームのＵ字形先端部
に設けた結合用孔に係合する図示しない突起とを
有し、さらに、金属製のワイパアームと金属製の
プライマリレバーとの直接接触を防止するための
フランジ３，３を有している。なお、コネクタ部
材は合成樹脂製となされる。
第３図に示すが、これはワイパアームのＵ字形先
端部の内面に係合する外面１と、ピボツトピンが
貫通する凹所２と、ワイパアームのＵ字形先端部
に設けた結合用孔に係合する図示しない突起とを
有し、さらに、金属製のワイパアームと金属製の
プライマリレバーとの直接接触を防止するための
フランジ３，３を有している。なお、コネクタ部
材は合成樹脂製となされる。
考案が解決しようとする問題点
上述したコネクタ部材は成形作業が困難でコス
トがかかる。
トがかかる。
本考案はこのような問題点を解決する車両用ワ
イパ装置を提供することを目的とする。
イパ装置を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本考案によれば、ワイパアームの先端部がＵ字
形に折返されて、ワイパブレードのプライマリレ
バーに回動可能に、ワイパアームのＵ字形先端部
内面にほぼ対応するＵ字形外面を有するコネクタ
部材を介して連結される形式の車両用ワイパ装置
において、Ｕ字形コネクタ部材の左右両側端に外
方に突出するフランジが設けられ、該フランジは
複数の切除部によつて間隔をおかれた複数の突出
部として形成され、各突出部がそれぞれ他方側の
切除部に対応する位置に設けられている車両用ワ
イパ装置が提供される。
形に折返されて、ワイパブレードのプライマリレ
バーに回動可能に、ワイパアームのＵ字形先端部
内面にほぼ対応するＵ字形外面を有するコネクタ
部材を介して連結される形式の車両用ワイパ装置
において、Ｕ字形コネクタ部材の左右両側端に外
方に突出するフランジが設けられ、該フランジは
複数の切除部によつて間隔をおかれた複数の突出
部として形成され、各突出部がそれぞれ他方側の
切除部に対応する位置に設けられている車両用ワ
イパ装置が提供される。
作 用
コネクタ部材のための成形金型の構造が著しく
簡単であり、多数個取りが容易であり、成形作業
時間を著しく短縮することができ、精度的安定性
を向上することができ、金型の製作コストを低下
し、メンテナンスも容易である。
簡単であり、多数個取りが容易であり、成形作業
時間を著しく短縮することができ、精度的安定性
を向上することができ、金型の製作コストを低下
し、メンテナンスも容易である。
実施例
第１図および第２図に示す本考案の実施例にお
いて、ワイパアーム４はＵ字形に折返された先端
部４ａを有し、プライマリレバー５にコネクタ部
材６とピボツトピン７とを介して連結される。コ
ネクタ部材６はワイパアーム４のＵ字形の先端部
４ａの内面にほぼ対応するＵ字形の外面６ａを有
するＵ字形部材であり、合成樹脂製である。コネ
クタ部材６にはピボツトピン７が挿通される凹所
６ａと、２つの脚部６ｂ，６ｃとが設けられ、脚
部６ｃの外面にはワイパアーム４のＵ字形の先端
部４ａに設けた開口４ｂに係合する突起６ｄ（第
２図）が設けられている。
いて、ワイパアーム４はＵ字形に折返された先端
部４ａを有し、プライマリレバー５にコネクタ部
材６とピボツトピン７とを介して連結される。コ
ネクタ部材６はワイパアーム４のＵ字形の先端部
４ａの内面にほぼ対応するＵ字形の外面６ａを有
するＵ字形部材であり、合成樹脂製である。コネ
クタ部材６にはピボツトピン７が挿通される凹所
６ａと、２つの脚部６ｂ，６ｃとが設けられ、脚
部６ｃの外面にはワイパアーム４のＵ字形の先端
部４ａに設けた開口４ｂに係合する突起６ｄ（第
２図）が設けられている。
コネクタ部材６の左右両側端には外方に突出す
るフランジとして、複数の突出部８，８、および
１０，１０が設けられ、隣接する突出部間には切
除部９，９および１１，１１が形成される。本考
案により、各突出部８，８、および１０，１０は
それぞれ他方側の切除部１１，１１および９，９
に対応する位置に設けられている、すなわち、第
２図の側面図において突出部は互いに重なり合う
ことがないようになされている。このように突出
部を配置すると成形金型をスライド方式、すなわ
ち上型と下型以外に上型と下型との間に配置され
て横方向に運動することによつて型の開放を可能
とする中間型、すなわちスライドを有する形式、
とする必要がなくなり、上型と下型とのみによつ
て型を構成してスライドを省略することが可能と
なり、従つて型構造が著しく簡単となり、多数個
取りおよび高速化が可能となり、部品単価を低減
することができ、加工精度も向上する。なお、こ
れら突出部は金属製のワイパアームとプライマリ
レバーとの直接接触を防止し、摩耗を防止すると
いう作用については第３図に示すフランジ３と同
様である。
るフランジとして、複数の突出部８，８、および
１０，１０が設けられ、隣接する突出部間には切
除部９，９および１１，１１が形成される。本考
案により、各突出部８，８、および１０，１０は
それぞれ他方側の切除部１１，１１および９，９
に対応する位置に設けられている、すなわち、第
２図の側面図において突出部は互いに重なり合う
ことがないようになされている。このように突出
部を配置すると成形金型をスライド方式、すなわ
ち上型と下型以外に上型と下型との間に配置され
て横方向に運動することによつて型の開放を可能
とする中間型、すなわちスライドを有する形式、
とする必要がなくなり、上型と下型とのみによつ
て型を構成してスライドを省略することが可能と
なり、従つて型構造が著しく簡単となり、多数個
取りおよび高速化が可能となり、部品単価を低減
することができ、加工精度も向上する。なお、こ
れら突出部は金属製のワイパアームとプライマリ
レバーとの直接接触を防止し、摩耗を防止すると
いう作用については第３図に示すフランジ３と同
様である。
考案の効果
本考案によれば、コネクタ部材の左右両側端に
外方に突出するフランジとして複数の切除部によ
つて間隔をおかれた複数の突出部が設けられ、各
突出部がそれぞれ他方側の切除部に対応する位置
に設けられているので、コネクタ部材のための成
形金型として従来は上型と下型以外に上型と下型
との間に配置されて横方向に運動することによつ
て型の開放を可能とする中間型、すなわちスライ
ドが必要であつたものに対比して、上型と下型と
のみによつて型を構成することが可能となり、従
つて成形金型の構造が著しく簡単となり、多数個
取りが容易であり、成形作業時間を著しく短縮す
ることができ、精度的安定性を向上することがで
き、部品単価を低減することができる。金型の製
作コストは低減し、メンテナンスも容易である。
外方に突出するフランジとして複数の切除部によ
つて間隔をおかれた複数の突出部が設けられ、各
突出部がそれぞれ他方側の切除部に対応する位置
に設けられているので、コネクタ部材のための成
形金型として従来は上型と下型以外に上型と下型
との間に配置されて横方向に運動することによつ
て型の開放を可能とする中間型、すなわちスライ
ドが必要であつたものに対比して、上型と下型と
のみによつて型を構成することが可能となり、従
つて成形金型の構造が著しく簡単となり、多数個
取りが容易であり、成形作業時間を著しく短縮す
ることができ、精度的安定性を向上することがで
き、部品単価を低減することができる。金型の製
作コストは低減し、メンテナンスも容易である。
第１図は本考案の車両用ワイパ装置の実施例を
しめす分解斜視図、第２図はコネクタ部材の側面
図、第３図は従来のコネクタ部材の一例を示す斜
視図である。 １，６……コネクタ部材、４……ワイパアー
ム、５……プライマリレバー、７……ピボツトピ
ン、８，８……突出部、９，９……切除部、１
０，１０……突出部、１１，１１……切除部。
しめす分解斜視図、第２図はコネクタ部材の側面
図、第３図は従来のコネクタ部材の一例を示す斜
視図である。 １，６……コネクタ部材、４……ワイパアー
ム、５……プライマリレバー、７……ピボツトピ
ン、８，８……突出部、９，９……切除部、１
０，１０……突出部、１１，１１……切除部。
Claims (1)
- ワイパアームの先端部がＵ字形に折返されて、
ワイパブレードのプライマリレバーに回動可能
に、ワイパアームのＵ字形先端部内面にほぼ対応
するＵ字形外面を有するコネクタ部材を介して連
結される形式の車両用ワイパ装置において、Ｕ字
形コネクタ部材の左右両側端に外方に突出するフ
ランジが設けられ、該フランジは複数の切除部に
よつて間隔をおかれた複数の突出部として形成さ
れ、各突出部がそれぞれ他方側の切除部に対応す
る位置に設けられている車両用ワイパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13150487U JPH0525976Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13150487U JPH0525976Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6436266U JPS6436266U (ja) | 1989-03-06 |
| JPH0525976Y2 true JPH0525976Y2 (ja) | 1993-06-30 |
Family
ID=31387636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13150487U Expired - Lifetime JPH0525976Y2 (ja) | 1987-08-31 | 1987-08-31 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0525976Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-08-31 JP JP13150487U patent/JPH0525976Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6436266U (ja) | 1989-03-06 |
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