JPH05259692A - 電子部品供給装置 - Google Patents
電子部品供給装置Info
- Publication number
- JPH05259692A JPH05259692A JP4051429A JP5142992A JPH05259692A JP H05259692 A JPH05259692 A JP H05259692A JP 4051429 A JP4051429 A JP 4051429A JP 5142992 A JP5142992 A JP 5142992A JP H05259692 A JPH05259692 A JP H05259692A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- electronic component
- reel
- tape feeding
- levers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本体を薄型化することなく部品配列ピッチを
小さくして部品実装の高速化に対応し、かつ信頼性の高
い安定した部品供給を可能とする。 【構成】 本体20を複数のフレーム25、26にて構
成し、電子部品集合テープ23を巻回したリール22を
保持するリールピン28をフレームと同数設け、各フレ
ーム25、26毎に、電子部品集合テープ23をテープ
押え64、65で挟持案内しテープ送り用ホイール5
8、59にてその電子部品を順次取り出し位置に供給す
るテープ送り機構と、電子部品集合テープ23の被覆テ
ープ24を被覆テープ巻取りリール30、31にて巻き
取る被覆テープ巻取り機構と、取り出し位置で電子部品
を突上げピン40、41にて下から突き上げる突上げ機
構とを設け、1つの本体20にて複数の電子部品を並行
して供給可能にし、本体を薄型にすることなく薄型化と
同じ効果を発揮するとともに十分な剛性、強度を確保
し、信頼性の高い部品供給を実現する。
小さくして部品実装の高速化に対応し、かつ信頼性の高
い安定した部品供給を可能とする。 【構成】 本体20を複数のフレーム25、26にて構
成し、電子部品集合テープ23を巻回したリール22を
保持するリールピン28をフレームと同数設け、各フレ
ーム25、26毎に、電子部品集合テープ23をテープ
押え64、65で挟持案内しテープ送り用ホイール5
8、59にてその電子部品を順次取り出し位置に供給す
るテープ送り機構と、電子部品集合テープ23の被覆テ
ープ24を被覆テープ巻取りリール30、31にて巻き
取る被覆テープ巻取り機構と、取り出し位置で電子部品
を突上げピン40、41にて下から突き上げる突上げ機
構とを設け、1つの本体20にて複数の電子部品を並行
して供給可能にし、本体を薄型にすることなく薄型化と
同じ効果を発揮するとともに十分な剛性、強度を確保
し、信頼性の高い部品供給を実現する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板に電子部品
を実装する電子部品実装機に用いる電子部品供給装置に
関するものである。
を実装する電子部品実装機に用いる電子部品供給装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子部品集合テープを巻回したリ
ールを保持するリール保持機構と、電子部品実装機の実
装動作と連動して、電子部品集合テープを一定ピッチで
送り出し電子部品を順次取出し位置に供給するテープ送
り機構と、電子部品集合テープの不用になった被覆テー
プを巻き取る被覆テープ巻取り機構と、取り出し位置で
電子部品を下から突き上げる突上げ機構とを有する電子
部品供給装置が、電子部品実装機における部品供給装置
の主流となっている。
ールを保持するリール保持機構と、電子部品実装機の実
装動作と連動して、電子部品集合テープを一定ピッチで
送り出し電子部品を順次取出し位置に供給するテープ送
り機構と、電子部品集合テープの不用になった被覆テー
プを巻き取る被覆テープ巻取り機構と、取り出し位置で
電子部品を下から突き上げる突上げ機構とを有する電子
部品供給装置が、電子部品実装機における部品供給装置
の主流となっている。
【0003】以下、図4を参照しながら上記従来の電子
部品供給装置の一例について説明する。
部品供給装置の一例について説明する。
【0004】図4において、電子部品集合テープ2をリ
ールに巻回して成る電子部品集合体1はリール保持板4
に保持されている。電子部品集合テープ2は、テープ押
え5により挟持・案内されており、ラチェットホイール
6により順次一定ピッチで送り出される。また、電子部
品集合テープ2の不用となった被覆テープ3は、被覆テ
ープ巻取りリール7により巻取られる。又、テープ押え
5上に設けられたシャッター8が開閉する動作と連動し
て突上げピン9が上下に動作する構造になっている。
ールに巻回して成る電子部品集合体1はリール保持板4
に保持されている。電子部品集合テープ2は、テープ押
え5により挟持・案内されており、ラチェットホイール
6により順次一定ピッチで送り出される。また、電子部
品集合テープ2の不用となった被覆テープ3は、被覆テ
ープ巻取りリール7により巻取られる。又、テープ押え
5上に設けられたシャッター8が開閉する動作と連動し
て突上げピン9が上下に動作する構造になっている。
【0005】以下、その動作について説明する。電子部
品実装機の動作に伴い、テープ送りレバー10が(a
1)方向に回動するとリンクレバー11等を介してテー
プ押え5上のシャッター8が(a2)方向に移動し、テ
ープ押え5に設けられた開口部(図示せず)が開口す
る。この時、この動作に連動して電子部品実装機の別動
作により突上げ用シャフト12が(a3)方向に押し下
げられ、レバー(図示せず)を介して突上げピン9が電
子部品(図示せず)を突き上げる。
品実装機の動作に伴い、テープ送りレバー10が(a
1)方向に回動するとリンクレバー11等を介してテー
プ押え5上のシャッター8が(a2)方向に移動し、テ
ープ押え5に設けられた開口部(図示せず)が開口す
る。この時、この動作に連動して電子部品実装機の別動
作により突上げ用シャフト12が(a3)方向に押し下
げられ、レバー(図示せず)を介して突上げピン9が電
子部品(図示せず)を突き上げる。
【0006】次に、テープ送りレバー10が押下力から
開放されるとバネ(図示せず)の引張力によりテープ送
りレバー10が元の状態(b1)方向に戻ろうとし、リ
ンクレバー11等を通じてラチェットホイール6が一定
ピッチ(b4)方向に回転し、電子部品集合テープ2が
一定長さ送り出される。この時、シャッター8は(b
2)方向に戻り、開口部(図示せず)を塞いで次に送ら
れてきた電子部品(図示せず)の飛び跳ねを防ぐ。さら
に、テープ送りレバー10が元に戻ろうとする時、ラチ
ェット機構により被覆テープ巻取りリール7が(b5)
方向に回転し、被覆テープ3を一定長さ巻取る。他方、
この動作に並行して突上げ用シャフト12は押下力から
開放されてバネ13により(b3)方向に上昇し、突上
げピン9は下降する。
開放されるとバネ(図示せず)の引張力によりテープ送
りレバー10が元の状態(b1)方向に戻ろうとし、リ
ンクレバー11等を通じてラチェットホイール6が一定
ピッチ(b4)方向に回転し、電子部品集合テープ2が
一定長さ送り出される。この時、シャッター8は(b
2)方向に戻り、開口部(図示せず)を塞いで次に送ら
れてきた電子部品(図示せず)の飛び跳ねを防ぐ。さら
に、テープ送りレバー10が元に戻ろうとする時、ラチ
ェット機構により被覆テープ巻取りリール7が(b5)
方向に回転し、被覆テープ3を一定長さ巻取る。他方、
この動作に並行して突上げ用シャフト12は押下力から
開放されてバネ13により(b3)方向に上昇し、突上
げピン9は下降する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年は電子
部品実装機の高速化に伴って電子部品供給装置に関して
は薄型化が求められている。しかしながら、電子部品供
給装置の薄型化に対しては装置そのものの剛性、強度面
から限界があり、一定以上薄型化を進めると信頼性の高
い安定した部品供給が出来なくなるという問題があっ
た。
部品実装機の高速化に伴って電子部品供給装置に関して
は薄型化が求められている。しかしながら、電子部品供
給装置の薄型化に対しては装置そのものの剛性、強度面
から限界があり、一定以上薄型化を進めると信頼性の高
い安定した部品供給が出来なくなるという問題があっ
た。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、本体を
薄型化することなく部品実装の高速化に対応でき、かつ
信頼性の高い安定した部品供給が可能な電子部品供給装
置を提供することを目的とする。
薄型化することなく部品実装の高速化に対応でき、かつ
信頼性の高い安定した部品供給が可能な電子部品供給装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品供給装
置は、複数のフレームから構成された本体と、電子部品
集合テープを巻回したリールを保持するフレームと同数
のリール保持機構と、各フレーム毎に設けられた電子部
品を順次取り出し位置に供給するテープ送り機構、電子
部品集合テープの被覆テープを巻き取る被覆テープ巻取
り機構、及び取り出し位置で電子部品を下から突き上げ
る突上げ機構とを備えたことを特徴とする。
置は、複数のフレームから構成された本体と、電子部品
集合テープを巻回したリールを保持するフレームと同数
のリール保持機構と、各フレーム毎に設けられた電子部
品を順次取り出し位置に供給するテープ送り機構、電子
部品集合テープの被覆テープを巻き取る被覆テープ巻取
り機構、及び取り出し位置で電子部品を下から突き上げ
る突上げ機構とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、1つの本体に
複数のリール保持機構とテープ送り機構と被覆テープ巻
取り機構と突き上げ機構を有しているので、複数の部品
を並行して供給することができ、従って本体を薄型にす
ることなく、薄型化と同じ効果を発揮して部品実装の高
速化を実現でき、かつ本体は十分な剛性・強度を有する
ので信頼性の高い安定した電子部品の供給が可能とな
る。
複数のリール保持機構とテープ送り機構と被覆テープ巻
取り機構と突き上げ機構を有しているので、複数の部品
を並行して供給することができ、従って本体を薄型にす
ることなく、薄型化と同じ効果を発揮して部品実装の高
速化を実現でき、かつ本体は十分な剛性・強度を有する
ので信頼性の高い安定した電子部品の供給が可能とな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例の電子部品供給装置
について図1、図2を参照しながら説明する。
について図1、図2を参照しながら説明する。
【0012】この実施例の電子部品供給装置は、電子部
品集合テープを巻回した2つのリールを保持するように
したものである。
品集合テープを巻回した2つのリールを保持するように
したものである。
【0013】図1、図2において、本体20は主フレー
ム25と副フレーム26(斜線部)から成っている。主
フレーム25の中間部付近にはこの電子部品供給装置を
電子部品実装機の部品供給部(図示せず)に固定するた
めのトグルクランプ21とその固定位置を決めるための
位置決めピン21aが設けられている。
ム25と副フレーム26(斜線部)から成っている。主
フレーム25の中間部付近にはこの電子部品供給装置を
電子部品実装機の部品供給部(図示せず)に固定するた
めのトグルクランプ21とその固定位置を決めるための
位置決めピン21aが設けられている。
【0014】主フレーム25には電子部品集合テープ2
3を巻回したリール22を2つ保持できるリール保持板
27が取付けられている。このリール保持板27には、
リール22を取付けるリールピン28とリール22の外
周を保持するリールガイド29がそれぞれ2つ取付けら
れている。
3を巻回したリール22を2つ保持できるリール保持板
27が取付けられている。このリール保持板27には、
リール22を取付けるリールピン28とリール22の外
周を保持するリールガイド29がそれぞれ2つ取付けら
れている。
【0015】また、主フレーム25の中間上部には2つ
の被覆テープ巻取りリール30、31が設けられてお
り、この被覆テープ巻取りリール30、31の内側の円
盤の外周は歯車状の巻取りリール用ラチェット32、3
3になっている。
の被覆テープ巻取りリール30、31が設けられてお
り、この被覆テープ巻取りリール30、31の内側の円
盤の外周は歯車状の巻取りリール用ラチェット32、3
3になっている。
【0016】さらに、主フレーム25の中間上部には支
点軸35が設けられ、この支点軸35には2つのテープ
送りレバー36、37と、2つの巻取りリール用ラチェ
ットレバー42、43が取付けられている。テープ送り
レバー36、37は引張バネ46、47で主フレーム2
5と連結されており、巻取りリール用ラチェットレバー
42、43には巻取りリール用ラチェット32、33と
係合するように取付けられた巻取りリール用ラチェット
クロー44、45が設けられるとともに引張バネ48、
49によりテープ送りレバー36、37に連結されてい
る。
点軸35が設けられ、この支点軸35には2つのテープ
送りレバー36、37と、2つの巻取りリール用ラチェ
ットレバー42、43が取付けられている。テープ送り
レバー36、37は引張バネ46、47で主フレーム2
5と連結されており、巻取りリール用ラチェットレバー
42、43には巻取りリール用ラチェット32、33と
係合するように取付けられた巻取りリール用ラチェット
クロー44、45が設けられるとともに引張バネ48、
49によりテープ送りレバー36、37に連結されてい
る。
【0017】主フレーム25の中間部には、被覆テープ
24を案内するローラ50、51が設けられており、主
フレーム25の後方下部の片側には電子部品集合テープ
23を案内するガイドブロック34が取付けられてい
る。
24を案内するローラ50、51が設けられており、主
フレーム25の後方下部の片側には電子部品集合テープ
23を案内するガイドブロック34が取付けられてい
る。
【0018】又、2つのテープ送りレバー36、37
は、それぞれリンクレバー68、69を介してシャッタ
ー開閉レバー54、55に連結されている。本体25の
前部に設けられた支点軸53にはシャッター開閉レバー
54、55のほか、テープ送り用ホイール58、59と
それに固定連結されたテープ送り用ラチェット56、5
7が回転可能に設けられている。このテープ送り用ラチ
ェット56、57はシャッター開閉レバー54、55に
取付けられたテープ送り用ラチェットクロー70、71
と係合しており、さらに反転防止レバー60、61とも
係合している。62、63は反転防止レバー60、61
を付勢するバネである。
は、それぞれリンクレバー68、69を介してシャッタ
ー開閉レバー54、55に連結されている。本体25の
前部に設けられた支点軸53にはシャッター開閉レバー
54、55のほか、テープ送り用ホイール58、59と
それに固定連結されたテープ送り用ラチェット56、5
7が回転可能に設けられている。このテープ送り用ラチ
ェット56、57はシャッター開閉レバー54、55に
取付けられたテープ送り用ラチェットクロー70、71
と係合しており、さらに反転防止レバー60、61とも
係合している。62、63は反転防止レバー60、61
を付勢するバネである。
【0019】本体20の前部上面には、電子部品集合テ
ープ23を挟持・案内するテープ押え64、65が設け
られている。このテープ押え64、65は、引張バネ7
6、77と板バネ74、75によりフック72、73を
用いて本体上面に引き付けられている。また、テープ押
え64、65上面には、被覆テープ24が引き出される
スリット52と電子部品(図示せず)が取り出される開
口部(図示せず)、及び電子部品(図示せず)の飛び跳
ねを防ぐシャッター66、67が設けられている。この
シャッター66、67には、側面に係合切欠が設けら
れ、シャッター開閉レバー54、55の一端と係合して
いる。
ープ23を挟持・案内するテープ押え64、65が設け
られている。このテープ押え64、65は、引張バネ7
6、77と板バネ74、75によりフック72、73を
用いて本体上面に引き付けられている。また、テープ押
え64、65上面には、被覆テープ24が引き出される
スリット52と電子部品(図示せず)が取り出される開
口部(図示せず)、及び電子部品(図示せず)の飛び跳
ねを防ぐシャッター66、67が設けられている。この
シャッター66、67には、側面に係合切欠が設けら
れ、シャッター開閉レバー54、55の一端と係合して
いる。
【0020】さらに、主フレーム25と副フレーム26
の間にある隙間にはL字型の板状の突上げ用レバー3
8、39が2個設けられている。この突上げ用レバー3
8、39の支点80、81はL字型の短い方の中央付近
にあり、L字型の短い方の先端部には突上げピン40、
41と引張バネ82、83が設けられている。鋭角な先
端を持つ突上げピン40、41はテープ押え64、65
上の円形開口部(図示せず)の中心真下に位置する。ま
た、突上げ用レバー38、39のL字型の長い方の先端
にはローラ78、79が設けられている。
の間にある隙間にはL字型の板状の突上げ用レバー3
8、39が2個設けられている。この突上げ用レバー3
8、39の支点80、81はL字型の短い方の中央付近
にあり、L字型の短い方の先端部には突上げピン40、
41と引張バネ82、83が設けられている。鋭角な先
端を持つ突上げピン40、41はテープ押え64、65
上の円形開口部(図示せず)の中心真下に位置する。ま
た、突上げ用レバー38、39のL字型の長い方の先端
にはローラ78、79が設けられている。
【0021】以上のように構成された電子部品供給装置
について、以下にその動作を説明する。
について、以下にその動作を説明する。
【0022】まず、電子部品集合テープ23を巻回した
2つのリール22をリール保持板27に設けられたリー
ルピン28にそれぞれ装着する。この時、電子部品集合
テープ23ができるだけ蛇行せずにテープ押え64、6
5に案内されるように、前後のリール22は左右にずれ
て保持されている。そこから引き出された電子部品集合
テープ23はテープ押え64、65で挟持・案内される
が、この時電子部品集合テープ23の搬送用穴(図示せ
ず)とテープ送り用ホイール58、59は係合してい
る。
2つのリール22をリール保持板27に設けられたリー
ルピン28にそれぞれ装着する。この時、電子部品集合
テープ23ができるだけ蛇行せずにテープ押え64、6
5に案内されるように、前後のリール22は左右にずれ
て保持されている。そこから引き出された電子部品集合
テープ23はテープ押え64、65で挟持・案内される
が、この時電子部品集合テープ23の搬送用穴(図示せ
ず)とテープ送り用ホイール58、59は係合してい
る。
【0023】ここで、テープ送りレバー36、37をA
1方向に回動すると、リンクレバー68、69を介して
シャッター開閉レバー54、55が回転し、それに連動
してシャッター66、67がA2方向に移動し、テープ
押え64、65の円形の開口部(図示せず)が開口す
る。この時、シャッター開閉レバー54、55に取付け
られたテープ送り用ラチェットクロー70、71はテー
プ送り方向に対し逆方向に1ピッチ送られる。また、こ
の時テープ送りレバー36、37に取付けられた巻取り
リール用ラチェットレバー42、43が揺動し、このレ
バーに取付けられた巻取りリール用ラチェットクロー4
4、45はテープ巻取り方向に対し逆方向に数ピッチ送
られる。
1方向に回動すると、リンクレバー68、69を介して
シャッター開閉レバー54、55が回転し、それに連動
してシャッター66、67がA2方向に移動し、テープ
押え64、65の円形の開口部(図示せず)が開口す
る。この時、シャッター開閉レバー54、55に取付け
られたテープ送り用ラチェットクロー70、71はテー
プ送り方向に対し逆方向に1ピッチ送られる。また、こ
の時テープ送りレバー36、37に取付けられた巻取り
リール用ラチェットレバー42、43が揺動し、このレ
バーに取付けられた巻取りリール用ラチェットクロー4
4、45はテープ巻取り方向に対し逆方向に数ピッチ送
られる。
【0024】テープ送りレバー36、37が回動する間
に、電子部品実装機の別動作により、突上げ用ブロック
84はA3方向に下降し、突上げ用レバー38、39を
A4方向に動作させる。その結果、突上げピン40、4
1が上昇してテープ押え64、65上の開口部(図示せ
ず)において、シャッター66、67の開口時に電子部
品(図示せず)を下方より突き上げる。
に、電子部品実装機の別動作により、突上げ用ブロック
84はA3方向に下降し、突上げ用レバー38、39を
A4方向に動作させる。その結果、突上げピン40、4
1が上昇してテープ押え64、65上の開口部(図示せ
ず)において、シャッター66、67の開口時に電子部
品(図示せず)を下方より突き上げる。
【0025】次に、電子部品(図示せず)が電子部品実
装機により取り出された後、テープ送りレバー36、3
7が押下力より開放されて、引張バネ46、47により
B1方向に回動し、元の状態に復帰する。この動作に伴
いリンクレバー68、69、及びシャッター開閉レバー
54、55と連動してシャッター66、67はB2方向
に移動し、テープ押え64、65上の開口部は閉じられ
る。
装機により取り出された後、テープ送りレバー36、3
7が押下力より開放されて、引張バネ46、47により
B1方向に回動し、元の状態に復帰する。この動作に伴
いリンクレバー68、69、及びシャッター開閉レバー
54、55と連動してシャッター66、67はB2方向
に移動し、テープ押え64、65上の開口部は閉じられ
る。
【0026】この時、シャッター開閉レバー54、55
に取付けられたテープ送り用ラチェットクロー70、7
1によりテープ送り用ラチェット56、57及びテープ
送り用ホイール58、59は1ピッチ回転し、電子部品
集合テープ23が1ピッチ送られる。
に取付けられたテープ送り用ラチェットクロー70、7
1によりテープ送り用ラチェット56、57及びテープ
送り用ホイール58、59は1ピッチ回転し、電子部品
集合テープ23が1ピッチ送られる。
【0027】また、同時に巻取りリール用ラチェットク
ロー44、45により巻取りリール30、31はB5方
向に回転し、被覆テープ24を一定長さ巻取る。
ロー44、45により巻取りリール30、31はB5方
向に回転し、被覆テープ24を一定長さ巻取る。
【0028】上記動作と連動して電子部品実装機の突上
げ用ブロック84がB3方向に上昇すると、突上げ用レ
バー38、39がB4方向に回動し、突上げピン40、
41は下降する。
げ用ブロック84がB3方向に上昇すると、突上げ用レ
バー38、39がB4方向に回動し、突上げピン40、
41は下降する。
【0029】なお、従来この突上げ用レバー38、39
に相当するものは丸棒のピン形状であったのに対し、電
子部品供給装置の幅方向の制約により薄型の板状となっ
ている。また、電子部品実装機の突上げ用ブロック84
の下面は、曲面部と平面部より構成され、上記突上げ用
レバー38、39と従来の突上げピン(図示せず)が併
用可能となっている。
に相当するものは丸棒のピン形状であったのに対し、電
子部品供給装置の幅方向の制約により薄型の板状となっ
ている。また、電子部品実装機の突上げ用ブロック84
の下面は、曲面部と平面部より構成され、上記突上げ用
レバー38、39と従来の突上げピン(図示せず)が併
用可能となっている。
【0030】次に、本発明の第2の実施例の電子部品供
給装置について図3を参照しながら説明する。図3の
(a)が本実施例で、(b)は比較のために示した上記
第1の実施例である。
給装置について図3を参照しながら説明する。図3の
(a)が本実施例で、(b)は比較のために示した上記
第1の実施例である。
【0031】本実施例においては、第1の実施例の場合
突上げ用レバー38、39及びリンクレバー68、69
がいずれも電子部品供給装置の内側に位置しているが、
本実施例においては突上げ用レバー85、86及びリン
クレバー87、88がそれぞれフレームの同一片側に位
置する構成となっている。
突上げ用レバー38、39及びリンクレバー68、69
がいずれも電子部品供給装置の内側に位置しているが、
本実施例においては突上げ用レバー85、86及びリン
クレバー87、88がそれぞれフレームの同一片側に位
置する構成となっている。
【0032】以上の実施例では、電子部品集合テープを
巻回したリールを2つ保持する場合について説明した
が、フレーム等を並列に3つ以上配置することにより3
つ以上の電子部品集合テープを巻回したリールを3つ以
上保持する場合にも対応可能である。
巻回したリールを2つ保持する場合について説明した
が、フレーム等を並列に3つ以上配置することにより3
つ以上の電子部品集合テープを巻回したリールを3つ以
上保持する場合にも対応可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、以上のように1つの本
体に複数のリール保持機構とテープ送り機構と被覆テー
プ巻取り機構と突き上げ機構を有しているので、複数の
部品を並行して供給することができ、従って本体を薄型
にすることなく、薄型化と同じ効果を発揮して部品実装
の高速化を実現できる。また、本体の剛性、強度が十分
に確保されるので、電子部品実装機の高速化に対し、安
定した確実な電子部品供給が可能となる。
体に複数のリール保持機構とテープ送り機構と被覆テー
プ巻取り機構と突き上げ機構を有しているので、複数の
部品を並行して供給することができ、従って本体を薄型
にすることなく、薄型化と同じ効果を発揮して部品実装
の高速化を実現できる。また、本体の剛性、強度が十分
に確保されるので、電子部品実装機の高速化に対し、安
定した確実な電子部品供給が可能となる。
【図1】本発明の第1の実施例における電子部品供給装
置を示し、(a)は平面図、(b)は平面図である。
置を示し、(a)は平面図、(b)は平面図である。
【図2】同実施例の電子部品供給装置の前部の詳細構成
を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はフ
レーム間から見た背面図である。
を示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はフ
レーム間から見た背面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示し、(a)は要部の
平面図、(b)は比較のために示した第1の実施例の要
部の平面図である。
平面図、(b)は比較のために示した第1の実施例の要
部の平面図である。
【図4】従来例の電子部品供給装置斜視図である。
20 本体 22 リール 23 電子部品集合テープ 24 被覆テープ 25 主フレーム 26 副フレーム 28 リールピン 30、31 被覆テープ巻取りリール 36、37 テープ送りレバー 38、39 突上げ用レバー 40、41 突上げピン 58、59 テープ送り用ホイール 64、65 テープ押え 85、86 突上げ用レバー
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のフレームから構成された本体と、
電子部品集合テープを巻回したリールを保持するフレー
ムと同数のリール保持機構と、各フレーム毎に設けられ
た電子部品を順次取り出し位置に供給するテープ送り機
構、電子部品集合テープの被覆テープを巻き取る被覆テ
ープ巻取り機構、及び取り出し位置で電子部品を下から
突き上げる突上げ機構とを備えたことを特徴とする電子
部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4051429A JPH05259692A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 電子部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4051429A JPH05259692A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 電子部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05259692A true JPH05259692A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=12886689
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4051429A Pending JPH05259692A (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 電子部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05259692A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3602545B2 (ja) * | 1997-01-20 | 2004-12-15 | 松下電器産業株式会社 | 部品供給方法及び装置 |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP4051429A patent/JPH05259692A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3602545B2 (ja) * | 1997-01-20 | 2004-12-15 | 松下電器産業株式会社 | 部品供給方法及び装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH04237194A (ja) | チップ形電子部品の供給装置 | |
EP0456284B1 (en) | Tape printer with a supply mechanism | |
US7131478B2 (en) | Component supply system | |
JPS63177593A (ja) | 部品供給装置 | |
JP3302670B2 (ja) | 印刷機器の給紙装置 | |
EP0279635A2 (en) | Paper feeding device for a printer | |
JPH0730291A (ja) | 電子部品装着装置 | |
JPH05259692A (ja) | 電子部品供給装置 | |
JP2002241005A (ja) | プリンタ装置、斜行補正装置及び切断装置 | |
JPH11191695A (ja) | テーピング部材用キャリアテープ押え装置 | |
JPH02165696A (ja) | 電子部品供給装置および該装置用リールホルダセッティング方法 | |
EP0422670B1 (en) | Tape loading device of a video tape recorder | |
JP3402769B2 (ja) | テープフィーダー | |
JP3765867B2 (ja) | 給紙カセット付ラベル印字装置 | |
JPS647875B2 (ja) | ||
JPH01110460A (ja) | 被覆テープ巻取り装置 | |
JPH06140797A (ja) | 電子部品供給装置 | |
JP2001284883A (ja) | 電子部品供給装置 | |
JPH0851294A (ja) | 部品供給装置 | |
JP3550218B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH0529790A (ja) | 電子部品供給装置 | |
JPH0247872B2 (ja) | ||
JPS63177596A (ja) | 部品供給装置 | |
JPS61264788A (ja) | チツプ部品装着機 | |
JPS6056745A (ja) | 自動給紙装置 |