JPH05259662A - 電子回路パッケージ用挿抜機構 - Google Patents

電子回路パッケージ用挿抜機構

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JPH05259662A
JPH05259662A JP4058047A JP5804792A JPH05259662A JP H05259662 A JPH05259662 A JP H05259662A JP 4058047 A JP4058047 A JP 4058047A JP 5804792 A JP5804792 A JP 5804792A JP H05259662 A JPH05259662 A JP H05259662A
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JP
Japan
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card lever
latch
slider
electronic circuit
package
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JP4058047A
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Manabu Miyamoto
学 宮本
Sadayuki Tetsu
定之 鉄
Hideki Sonobe
秀樹 薗部
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パッケージの挿抜機構にロック機能を持た
せ、カードレバーの操作のみで電子回路パッケージを安
全・確実にシェルフ内に保持する。 【構成】 電子回路パッケージの前縁の上/下隅に固定
され、先端にアーチ状ラッチ16を具えたホルダ8と、
それに対して回動可能に軸支されたカードレバー10
と、その内部空間に一定の距離だけ摺動可能に取り付け
たスライダ11とで構成され、前記ラッチ16に係止可
能なフック15とこの係止を解除する操作タブ11bを
具え、それがカードレバー10の外に突出するように弾
発的に付勢され、回動によってフック15がラッチ16
に当接するとカードレバー10の位置がロックされ、こ
の状態で操作タブ11bを押し込むとロックが解除され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の電子回路パッケ
ージをシェルフ内に収容して構成された電子機器におけ
るパッケージの挿抜機構の新規な構造に関する。
【0002】
【従来の技術】多重無線装置等の電子機器においては、
シェルフ内に搭載される電子回路パッケージは、その前
縁の上下端に軸支されたカードレバーの操作によってバ
ックボード上のコネクタに対して係合し、且つパッケー
ジ前面に装着されている表板の上端/下端を貫通してね
じ等の手段によってシェルフ本体に固定されるのが一般
的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このねじによ
る固定は取付け/取り外し作業が面倒で多くの工数を要
する欠点がある。しかも、最近はEMI対策のため、パ
ッケージ全体を金属ケース内に収容することが多いが、
こうした場合にはねじそのものの設置が困難となり、パ
ッケージの保持はコネクタ接続の嵌合摩擦力のみに頼ら
ざるを得ず、耐震性,耐衝撃性の点で問題があった。
【0004】本発明はこうした従来技術の問題点を解決
し、前述のカードレバーによる挿抜機構を改善し、これ
にロック機能を持たせることによって、カードレバーの
操作のみで電子回路パッケージを安全・確実にシェルフ
内に保持し得るようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は、電子回路パ
ッケージの前縁の上/下隅に固定され、先端にアーチ状
ラッチを具えたホルダと、該ホルダに対して回動可能に
軸支されたカードレバーと、該カードレバーの内部空間
にその長さ方向に一定の距離だけ摺動可能に収容された
スライダとで構成され、該スライダは前記ラッチに係止
可能なフックとこの係止を解除する操作タブを具え、該
スライダは前記操作タブがカードレバーの外に突出する
ように弾発的に付勢され、カードレバーの回動によって
フックがラッチに当接すると両者が係合してカードレバ
ーの位置がロックされ、この状態でカードレバーから突
出している操作タブを押し込むとロックが解除されるこ
とを特徴とする電子回路パッケージ用挿抜機構によって
達成される。
【0006】
【作用】パッケージをシェルフ内に挿入する際には、シ
ェルフ内に押し込まれたパッケージがバックボード側の
コネクタに突き当たった時、水平位置にあるカードレバ
ーを垂直位置に回動させ、通常通りコネクタ嵌合を行わ
せる。すると、これと同時にスライダのフックが前記ホ
ルダのラッチに当接し、両者間のカム作用によって弾発
的付勢力に抗してスライダが摺動してフックが自動的に
前記ラッチに係合する。その後でスライダは弾発力によ
って再び元の位置に復帰する。これによってカードレバ
ー全体がロックされてその位置に安定に拘束される。
【0007】逆にパッケージをシェルフから抜去するに
は、突出している前記操作タブを押し込んでフックとホ
ルダとを開離させ、ロックを解除する。、次にカードレ
バーを水平位置まで回動してコネクタ嵌合を緩め、引き
続いてパッケージを引き出せばよい。以下、図面に示す
好適実施例に基づいて、本発明を更に詳細に説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の挿抜機構をシールドケース付
きの電子回路パッケージに対して装着した例を示す。箱
型をなすシールドケース1の内部にはプリント配線板2
が収容され、更にこれに表板3が装着されて電子回路パ
ッケージが構成される。そして、各ケース1の上下面に
設けられているレール4をシェルフ側のレール溝に係合
させてシェルフ内に導入し、プリント配線板2の後縁に
実装されたコネクタ5をシェルフの背面側に設置された
バックボードのコネクタに嵌合・固定して電子機器が構
成される。
【0009】本発明のパッケージ挿抜機構Aは、各パッ
ケージの上下のレール4の前隅部に装着される。図2に
示すように、この挿抜機構は、前記レール4にリベット
7によってかしめ固定されたホルダ8と、該ホルダ8に
ピン9によって回動可能に軸支されたカードレバー10
と、該カードレバー10内をスライド可能なスライダ1
1の三者で構成されている。図2には下部の挿抜機構の
みが示されているが、上部のものもこれと同じ構成であ
る。
【0010】この三者は図4aに示すように組み立てら
れる。即ち、スライダ11はその胴部を貫通する長孔1
2を介してピン13によってカードレバー10の両側壁
に止着され、該両側壁の間の内部空間に遊合して、長孔
12の範囲でカードレバー10内を双頭矢印方向にスラ
イド可能になっている。この内部空間の後壁には所定深
さの孔13が形成され、これにコイルばね14が装着さ
れ、スライダ11の後部突起11aに嵌まり込んでい
る。このため、スライダ11はカードレバー10に対し
て常に矢印X方向に付勢され、その先端の操作タブ11
bがカードレバー10の前端から突出するようになって
いる。
【0011】また、スライダ11はフック15を具え、
ホルダ8はこのフック14に係合可能なアーチ状のラッ
チ16を具えている。更にカードレバー10の後端部は
従来のカードレバーと同じく、コネクタ嵌合/解除操作
のための顎17を具えている。次にこの挿抜機構による
パッケージの挿入操作について図に基づいて説明する。
【0012】図3a〜cは指によるカードレバーの操作
を、図4a〜dはこれに対応する挿抜機構の内部の各要
素の動きを示す。パッケージをシェルフ内に挿入する際
には、図3a及び図4aに示すようにカードレバー10
が水平姿勢になるように手前に回動させた状態でシェル
フに押し込む。
【0013】そして、コネクタ同士が突き当たった時点
で、図3b,図4bに示すように通常通りにカードレバ
ー10をピン9を中心に矢印方向に回動させる。すると
顎17がシェルフの前縁の溝18に係合して梃の作用で
図4cに示すようにパッケージを更に押し込む。この
時、スライダ11のフック15がホルダ8のラッチ16
に当接し、両者の接触面同士のカム作用によってコイル
ばね14の付勢力に抗してスライダ11が矢印方向に移
動し、フック15はラッチ16の内側に入り込む。この
状態を図3cと図4dに示す。同時に、コイルばね14
の付勢力によってスライダ11は再び元の位置に復帰
し、カードレバー10は自動的にロックされる。この
時、フックとラッチとの弾発的接触によってカチンと言
う音を発し、コネクタ嵌合が完了したことを作業者に知
らせる。
【0014】この位置からパッケージを抜去する操作を
同様に図5a〜c及び図6a,bに基づいて説明する。
図5a及び図6aに示すように、垂直姿勢にあるカード
レバー10の先端から突出している操作タブ11bを押
して中に引っ込める。すると、スライダ11のフック1
5がラッチ16から離れて両者のロックが解除されるの
で、カードレバー10は回動可能となる。この状態で、
図5b及び図6bに示すように、カードレバー10を水
平になるように回動させると、顎17がシェルフの前縁
の溝18に係合して前と逆方向の梃の作用によってコネ
クタ嵌合が緩められる。こうして水平姿勢となったカー
ドレバー10を把持してパッケージを手前に引き出せば
よい(図5c)。
【0015】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
カードレバーの挿抜操作によって自動的にカードレバー
をロック位置と解除位置に置くことができ、従来のよう
にねじによる固定が不要となる。また、パッケージの挿
入が完了し、カードレバーがロックされると、フックと
ラッチとの弾発的接触によってカチンと音がして、作業
者に操作の完了を知らせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の挿抜機構を具えたパッケージの全体構
造を示す斜視図である。
【図2】本発明の挿抜機構の分解斜視図である。
【図3】本発明の挿抜機構によるパッケージの挿入手順
を示す斜視図である。
【図4】同じくパッケージの挿入時の挿抜機構の動きを
示す拡大断面図である。
【図5】本発明の挿抜機構にらるパッケージの抜去手順
を示す斜視図である。
【図6】同じくパッケージの抜去時の挿抜機構の動きを
示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1…シールドケース 2…プリント配線板 3…表板 4…レール 7…リベット 8…ホルダ 9…ピン 10…カードレバー 11…スライダ 11a…突起 11b…操作タブ 12…長孔 13…丸孔 14…コイルばね 15…フック 16…ラッチ 17…顎 18…シェルフの溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路パッケージの前縁の上/下隅に
    固定され、先端にアーチ状ラッチ(16)を具えたホル
    ダ(8)と、該ホルダ(8)に対して回動可能に軸支さ
    れたカードレバー(10)と、該カードレバー(10)
    の内部空間にその長さ方向に一定の距離だけ摺動可能に
    収容されたスライダ(11)とで構成され、該スライダ
    (11)は前記ラッチ(16)に係止可能なフック(1
    5)とこの係止を解除する操作タブ(11b)を具え、
    該スライダ(11)は前記操作タブ(11b)がカード
    レバー(10)の外に突出するように弾発的に付勢さ
    れ、カードレバー(10)の回動によってフック(1
    5)がラッチ(16)に当接すると両者が係合してカー
    ドレバー(10)の位置がロックされ、この状態でカー
    ドレバー(10)から突出している操作タブ(11b)
    を押し込むとロックが解除されることを特徴とする電子
    回路パッケージ用挿抜機構。
JP4058047A 1992-03-16 1992-03-16 電子回路パッケージ用挿抜機構 Expired - Fee Related JP2663958B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62140793U (ja) * 1986-02-28 1987-09-05
JPH01127292U (ja) * 1988-02-22 1989-08-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62140793U (ja) * 1986-02-28 1987-09-05
JPH01127292U (ja) * 1988-02-22 1989-08-31

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