JPH0525909A - 外装石材パネル施工法 - Google Patents

外装石材パネル施工法

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JPH0525909A
JPH0525909A JP20610191A JP20610191A JPH0525909A JP H0525909 A JPH0525909 A JP H0525909A JP 20610191 A JP20610191 A JP 20610191A JP 20610191 A JP20610191 A JP 20610191A JP H0525909 A JPH0525909 A JP H0525909A
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JP
Japan
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hook
panel
stone
stone panel
shaped
Prior art date
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Pending
Application number
JP20610191A
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English (en)
Inventor
Susumu Nakano
晉 中野
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IWAI KINZOKU KOGYO KK
Original Assignee
IWAI KINZOKU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剥落の虞がなく、且つ石材パネル相互の連結
を経済的且つ容易に行なうことのできるビルディング躯
体壁面への石材パネルの取付方法を提供する。 【構成】 躯体壁面1に、基板に鈎状凸条8を立設した
パネル取付レール6を所定間隔で平行して取り付け、石
材パネル上部の差込溝12を鈎状凸条に挿入してパネル
上側部の凸出部と鈎状凸条の水平面とで形成される段差
と、上段の石材パネルの下側部段差とを合決結合させ、
上下レール間に石材パネル9を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビルディング躯体壁面に
石材パネルを外装施工する施工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルディング躯体壁面に石材パネルを外
装し美観,荘重性等を付与することが行われるようにな
って来た。躯体壁面に石材パネルを取り付ける方法とし
ては、直貼による取付法,裏板使用による取付法が
あり、前者はビル躯体壁面に石材パネルを接着剤にて直
接貼付する方法で、長期に亘る使用で石材パネル落下の
危険性があり、また特殊な接着剤を使用するため、施工
費が高くなる。後者は石材補強を兼ねた金属製裏板を石
材パネルに嵌込んで、該裏板に取付金具を設けて躯体壁
面に取り付けるもので、工作費がかさみ経済的でない。
また、これらの方法は個々の石材パネルを独立した状態
で躯体壁面に取付けるものであり、石材パネル相互の連
結は行われなかったので、パネル間の連帯維持力もな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、剥落
の虞のない躯体への取付方法であって石材パネル相互の
連結を経済的に且つ容易に行なうことのできる取付方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、基板表
面に鈎状凸条を立設し裏面に躯体壁面への取付用突条を
設けた金属製のパネル取付レールを前記鈎状凸条を外側
下向きに躯体壁面に所定間隔で水平に平行して取り付
け、角形石材パネルの上下対向側面の上側面に表面側を
凸出させた段差を設け該段差境に差込溝を刻設し,下側
面を平面としたものを、前記差込溝を前記鈎状凸条に嵌
挿し、パネル下側面をパネル取付レールの鈎状部水平面
で支承することを特徴とする外装石材パネル施工法、及
び基板表面に鈎状凸条を立設し裏面に躯体壁面への取付
用突条を設けた金属製のパネル取付レールを前記鈎状凸
条を外側下向きに躯体壁面に所定間隔で水平に平行して
取り付け、角形石材パネルの上下対向側面の上方に表面
側を凸出させた段差を設け該段差境に差込溝を刻設し,
下方に裏面側を凸出させた段差を設けたものを、前記差
込溝を前記鈎状凸条に嵌挿し、表面側段差凸出部と前記
鈎状部水平面とで形成される段差と上段石材パネルの下
側面段差とを合決係着せしめることを特徴とする外装石
材パネル施工法が提供される。
【0005】即ち、石材パネルに見合った間隔で、パネ
ル取付レールを水平且つ平行に躯体壁面に取付け、この
上下レール間に石材パネルを嵌着させて連設し、石材パ
ネルによる外装壁面を形成するものである。
【0006】次に、本発明に係る第1の施工例を図面に
基づいて説明する。図1は石材パネルを取り付けた状態
における本発明実施例の縦断面図で、躯体壁面1に壁プ
レート2が固着し、この壁プレートにレール嵌着具3が
取り付けられている。レール嵌着具3のレール係着板4
にパネル取付レール6の係着突条7が嵌着し、レールは
前記レール嵌着具を介して躯体壁面に水平で、且つレー
ル基板面が垂直を保持して取り付けられ、石材パネルの
寸法に見合って所定間隔で水平且つ平行に、且つ基板面
が同一垂直平面に含まれるように躯体壁面に取り付けら
れている。上段のパネル取付レールの下向きにした鈎状
凸条8に、角形石材パネル9の上側面の表面側を凸出さ
せた段差10の段差境に刻設された差込溝12が嵌合
し、パネル下側面は下段パネルの鈎状部水平面13に当
接している。
【0007】施工手順を説明する。図2は壁プレート2
の斜視図で、取付用ビス孔を明けたプレートの中央に雄
ネジを切った軸が植立固設する。壁プレートをビル躯体
RC壁面に石材パネルの縦長さに合わせた上下間隔及び
左右所定間隔で、接着剤を併用してビスで固着する。固
着後、レール嵌着具3の回転板5を壁プレートに螺合さ
せる。レール嵌着具3は図3に示すように、両側にレー
ル係着部を立設し壁プレート2の軸に遊嵌した係着板4
と、前記壁プレートの軸に螺合し係着板に対し回転自在
に結合しネジに沿って回転する回転板5からなり、回転
板を回転させるにより、レール嵌着具を前後に移動させ
ることができる。また、左右レール係着部の上端縁は取
付レール基板裏面に当接するとともに両側の膨出した係
着部が取付レールの先端を鈎状として対向した係着突状
6に係着する。
【0008】パネル取付レール6は断面図を図4に示す
ように基板の裏側側縁部と中間部に先端を鈎状部とした
係着突条7が鈎状部を内対させて2条設けられ、表側に
は先端部を外向き直角に折曲し所定寸法とした鈎状凸条
8が立設されている。鈎状凸条の内表面及びこれに続く
基板の一部と基板の反対側表面の一部には接着剤の接着
を補強するためのVカットによる接着部が刻設されてい
る。なお、鈎状凸条の位置は基板の端部に限らず基板の
適宜位置に立設しても良い。レール嵌着具のレール係着
部をパネル取付レールの基板裏面に当接するように係着
突条6に係着結合させ、パネル取付レールを躯体壁面に
所定位置より躯体側に多少引き込んだ状態に仮付けす
る。
【0009】次に、上記のように仮付けされた各平行パ
ネル取付レールの鈎状凸条の外表面が同一垂直面に含ま
れるように調整する。例えば先ず最下段と最上段のパネ
ル取付レールの鈎状凸条の外表面が同一垂直面に含まれ
るように調整固定し、両者間に例えば溝形鋼材等を差し
渡し、この垂直溝形鋼面に中間の各レールの鈎状凸条の
外表面が接するようにレベル合わせをする。壁プレート
の回転軸に螺合させた回転盤5を回転し、レール嵌着
具、従ってこれに係着したパネル取付レールを軸に沿っ
て前進させ、前記溝形鋼面に接触させることによりレベ
ル合わせをすることができる。勿論、上記溝形鋼の他、
下げ振りを用いてレベル調整をしてもよい。上記実施例
では、壁プレート,レール嵌着具の組合わせを用いて石
材取付パネルを同一垂直面に固定したが、上記実施例に
限らず、基板に鈎状凸条を設けた石材取付レールを所定
間隔で水平且つ表面が同一垂直面に含まれるように適宜
の取付方法により施工してもよく、躯体もRC壁の他、
鉄骨構造のものにも同様に適用することができる。
【0010】次に、上下段の石材パネル取付レール間に
石材パネルの差込溝を上段レールの下向き鈎状凸条に嵌
挿後、降ろして下段レールの鈎状凸条の水平面に、上げ
下し方式(所謂けんどん蓋方式)により、パネル下側面
を当接させる。レールの接着部14には接着剤を塗布し
石材パネルを固着させる。以下同様にパネルを連設し、
順次上段のレール間に及び、外装を完成する。
【0011】次に、第2の実施例について説明する。石
材パネル形状は第1の実施例と異なる。図5は第2の実
施例の取付後の構造を示す縦断面図で、パネル取付レー
ルの下向きにした鈎状凸条8に、角形石材パネル9の上
側面の表面側を凸出させた段差10の段差境に刻設され
た差込溝12が嵌合し、下側の裏面側を凸出させた段差
11が、下段パネル表面側段差凸出部と前記鈎状部水平
面13とで形成される段差に合決係着している。レール
取付方法は第1の実施例と全く同様であり、石材パネル
の差込溝を上段レールの下向き鈎状凸条に挿入後、降ろ
し、下段のレール・石材パネルで形成される段差部に上
げ下し方式(所謂けんどん蓋方式)により、合決結合さ
せる。レールの接着部14には接着剤を塗布し石材パネ
ルを固定させる。以下同様にパネルをレール間に連設
し、順次上段のレール間に及び、外装を完成する。
【0012】
【発明の効果】本発明方法によれば、石材パネルに裏板
取付け等特別の工作を必要とせず、パネル取付レールを
準備するだけで躯体への取付けを乾式方法により容易に
行うことができる。また、石材パネルは差込溝でレール
と結合し、または差込溝と合決決合により下段石材パネ
ルと結合しているので、レールから離脱する虞がなく、
石材パネル重量は各段のパネル取付レールにより支承さ
れ、無理な力が加わらず、長期使用においても脱落等の
心配は皆無である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における石材パネルの躯
体壁面への取付状態を示す縦断面図である。
【図2】壁プレートの斜視図である。
【図3】レール嵌着具の斜視図である。
【図4】パネル取付レールの横断面図である。
【図5】本発明の第2の実施例における石材パネルの躯
体壁面への取付状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 躯体壁面 2 壁プレート 3 レール嵌着具 4 レール係着板 5 回転板 6 パネル取付レール 7 係着突条 8 鈎状凸条 9 石材パネル 12 差込溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板表面に鈎状凸条を立設し裏面に躯体
    壁面への取付用突条を設けた金属製のパネル取付レール
    を前記鈎状凸条を外側下向きに躯体壁面に所定間隔で水
    平に平行して取り付け、角形石材パネルの上下対向側面
    の上側面に表面側を凸出させた段差を設け,該段差境に
    差込溝を刻設し,下側面を平面としたものを、前記差込
    溝を前記鈎状凸条に嵌挿し、パネル下側面をパネル取付
    レールの鈎状部水平面で支承することを特徴とする外装
    石材パネル施工法。
  2. 【請求項2】 基板表面に鈎状凸条を立設し裏面に躯体
    壁面への取付用突条を設けた金属製のパネル取付レール
    を前記鈎状凸条を外側下向きに躯体壁面に所定間隔で水
    平に平行して取り付け、角形石材パネルの上下対向側面
    の上方に表面側を凸出させた段差を設け該段差境に差込
    溝を刻設し,下方に裏面側を凸出させた段差を設けたも
    のを、前記差込溝を前記鈎状凸条に嵌挿し、表面側段差
    凸出部と前記鈎状部水平面とで形成される段差に上段石
    材パネルの下側面段差を合決係着せしめることを特徴と
    する外装石材パネル施工法。
JP20610191A 1991-07-24 1991-07-24 外装石材パネル施工法 Pending JPH0525909A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102296770A (zh) * 2011-06-07 2011-12-28 广州市致盛建筑材料有限公司 建筑装饰用三维人造石板的制造方法
CN102518280A (zh) * 2011-11-10 2012-06-27 王钦旭 一种建筑用安装扣件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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