JPH0525865U - ループ電流センサ - Google Patents

ループ電流センサ

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JPH0525865U
JPH0525865U JP7356291U JP7356291U JPH0525865U JP H0525865 U JPH0525865 U JP H0525865U JP 7356291 U JP7356291 U JP 7356291U JP 7356291 U JP7356291 U JP 7356291U JP H0525865 U JPH0525865 U JP H0525865U
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JP
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output
winding
iron core
detection
amplifier
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Application number
JP7356291U
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English (en)
Inventor
秀三 池田
Original Assignee
サンユー工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファクシミリの呼出し信号受信回路の構成を
簡単化できるとともに、受信回路のコストダウンを図れ
るループ電流センサを提供する。 【構成】 電話回線の一方の接続端子L1に一端が接続
され、他端が回線開閉用の電磁開閉器接点SW1を介し
てモデム接続用のトランス9の一次巻線9aに接続され
る第1の検出巻線1を鉄心に巻き付け、この第1の検出
巻線1の他端と電話回線の他方の接続端子L2の間に入
力インピーダンス整合用の抵抗10と直流阻止用のコン
デンサ11を介して接続される第2の検出巻線3を上記
鉄心に巻き付け、この鉄心に生じた磁束を磁電変換素子
で検出し、この磁電変換素子の検出出力を差動増幅器で
増幅したあとに、交流増幅器で増幅し、この第2の交流
増幅器のアナログ出力端子から1300Hzのファクシ
ミリ用呼出し信号を取り出し、差動増幅器の出力電圧と
基準電圧とを比較器で比較し、この比較器のディジタル
出力を通話監視用出力として用いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話回線から送られてくるファクシミリの呼出し信号の検出と通話 検出に用いられるループ電流センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
ファクシミリの呼出し信号には、16Hzの呼出し信号と1300Hzの呼出 し信号の2種類がある。
【0003】 図3に、この呼出し信号を検出するための従来の受信回路を示す。この図で、 電話回線に接続される一方の端子L1は、ループ電流センサの検出巻線20と電 磁開閉器接点SW1を介して入力インピーダンスが600Ωのトランス9の一次 巻線9aに接続され、この一次巻線9aの他端は電磁開閉器接点SW2を介して 他方の端子L2に接続される。トランス9の二次巻線9bはモデム側に接続され る。また検出回路21から延びる端子T1,T2が電話機に接続され、この検出 回路21の二次側から16Hzの検出出力が取り出される。
【0004】 ループ電流センサの検出巻線20と電磁開閉器接点SW1の接続点(接点)は 周波数が300Hz以上3400Hz以下にて入力インピーダンスが20kΩ以 上のトランス24の一次巻線24aにコンデンサ22を介して接続され、この一 次巻線24aの他端はコンデンサ23を介して電話回線の端子L2側に接点を介 して接続される。このトランス24の二次巻線24bから1300Hzの検出出 力が取り出される。
【0005】 この構成の受信回路では、16Hzの検出出力である呼出し信号または130 0Hzの検出出力である無鳴動着信信号によって電磁開閉器接点SW1,SW2 が切り換えられ、自動的にファクシミリ送受信部であるモデム側に回路が接続す るようになっている。回路が切り換えられ、回線を通じてループ電流センサの検 出巻線20に電流が流れている間は、このセンサ内の比較器のディジタル出力に より通話状態またはファクシミリの使用状態を監視することができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の呼出し信号受信回路では、1300Hzの呼出し信号の受信に トランス24を用いる必要があり、受信回路を構成する部品点数が増えるととも に、コストアップを招くという問題点があった。
【0007】 本考案は、このような従来の技術が有する課題を解決するために提案されたも のであり、ファクシミリの呼出し信号受信回路の構成を簡単化できるとともに、 受信回路のコストダウンを図れるループ電流センサを提供することを目的とする 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案によるループ電流センサは、電話回線の一方 の接続端子に一端が接続され、他端が回線開閉用の電磁開閉器接点を介してモデ ム接続用のトランスの一次巻線に接続される第1の検出巻線を鉄心に巻き付け、 この第1の検出巻線の他端と電話回線の他方の接続端子の間に入力インピーダン ス整合用の抵抗と直流阻止用のコンデンサを介して接続される第2の検出巻線を 上記鉄心に巻き付け、この鉄心に生じた磁束を磁電変換素子で検出し、この磁電 変換素子の検出出力を差動増幅器で増幅したあとに、交流増幅器で増幅し、この 交流増幅器のアナログ出力端子から電話回線とは電気的に絶縁された1300H zのファクシミリ用呼出し信号を取り出し、上記差動増幅器の出力電圧と基準電 圧とを比較器で比較して、この比較器のディジタル出力を回線の電流値、電流極 性の検出すなわち回線監視用として用いる構成となっている。
【0009】
【作用】
上述した構成によれば、電話回線からの1300Hzの呼出し信号を第1の検 出巻線と第2の検出巻線で検出し、この検出出力を磁電変換素子で取り出し、磁 電変換素子の出力信号を差動増幅器で増幅したあとに、交流増幅器で増幅するこ とにより、この交流増幅器のアナログ出力端子から1300Hzの無鳴動着信信 号を取り出すことができる。1300Hzのファクシミリ呼出し信号が検出され たあとは、回線開閉用の電磁開閉器接点が切り換えられることで、回線に電流が 流れ、比較器からディジタル出力が取り出されて、回線の状態を監視できる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案によるループ電流センサの具体的な実施例を図面に基づき詳細に 説明する。図1のブロック図に、このループ電流センサの一実施例を示す。
【0011】 端子P1,P2に接続される第1の検出巻線1が鉄心(コア)2に巻かれ、端 子P3,P4に接続される第2の検出巻線3が鉄心2に巻かれている。この鉄心 2に生じた磁束はたとえばホール素子などの磁電変換素子4によって検出され、 この磁電変換素子4の検出出力が差動増幅器5で増幅されたあと、交流増幅器6 と比較器7,8に供給される。交流増幅器6のアナログ出力端子6aからは13 00Hzの呼出し信号の検出出力が取り出される。比較器7,8では、基準電圧 と差動増幅器5の出力電圧が比較され、比較器7,8の出力端子7a,8aから 着信時に出力される何れかのディジタル出力信号によって通話状態またはファク シミリが使用状態あることの検出を行なえる。
【0012】 図2に、このように構成されるループ電流センサを用いた呼出し信号受信回路 を示す。電話回線に接続される一方の端子L1は第1の検出巻線1の端子P1に 接続され、この巻線1の他端側の端子P2が回線開閉用の電磁開閉器接点SW1 を介してトランス9の一次巻線9aに接続される。この一次巻線9aの他端は回 線開閉用の電磁開閉器接点SW2を介して他方の端子L2に接続される。第1の 検出巻線1と電磁開閉器接点SW1の接続点(接点)は、電話機接続用の一方の 端子T1に接続されるとともに、入力インピーダンス整合用の20kΩの抵抗1 0と直流阻止用のコンデンサ11を介して第2の検出巻線3の端子P3に接続さ れる。また電話回線側の他方の端子L2と電磁開閉器接点SW2の接続点(接点 )は、電話機接続用の他方の端子T2に接続されるとともに、第2の検出巻線3 の他端側の端子P4に接続される。
【0013】 この構成の受信回路では、電話回線から呼出しがあると、呼出し信号が検出巻 線1,3に流れ、鉄心2を介して結合する磁電変換素子4によって検出される。 磁電変換素子4の出力は、差動増幅器5で増幅されたあと、さらに交流増幅器6 で増幅され、アナログ出力端子6aに1300Hzの検出出力が取り出される。 この1300Hzの検出出力が電話回線と電気的に絶縁された呼出し信号として 用いられ、電磁開閉器接点SW1,SW2が切り換えられる。電磁開閉器接点S W1,SW2が切り換えられると、第1の検出巻線1とトランス9の一次巻線9 aを通じて回線に電流が流れるので、検出巻線1に流れる電流が増大し、磁電変 換素子4の出力を増幅して取り出す差動増幅器5の出力電圧が上昇する。これに より比較器7,8のディジタル出力が変化し、これら比較器7または8の何れか 一方のディジタル出力をファクシミリの使用状態の監視などに用いることができ る。
【0014】 このようにこのループ電流センサでは、鉄心2に第1の検出巻線1とは別に第 2の検出巻線3を巻き付け、磁電変換素子4の増幅出力を交流増幅器6でさらに 増幅しているので、微弱な1300Hzの呼出し信号を良好に検出することがで きる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、従来用いていた1300Hzの検出用の トランスが不要となり、ループ電流センサを用いてこの1300Hzの呼出し信 号を検出できるため、受信回路の構成を簡単化できるとともに、回路のコストダ ウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるループ電流センサの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】このループ電流センサを用いた呼出し信号受信
回路を示す回路図である。
【図3】従来の呼出し信号受信回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 第1の検出巻線 2 鉄心 3 第2の検出巻線 4 磁電変換素子 5 差動増幅器 6 交流増幅器 7,8 比較器 9 モデム接続側のトランス 10 入力インピーダンス整合用の抵抗 11 直流阻止用のコンデンサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線の一方の接続端子に一端が接続
    され、他端が回線開閉用の電磁開閉器接点を介してモデ
    ム接続用のトランスの一次巻線に接続される第1の検出
    巻線を鉄心に巻き付け、この第1の検出巻線の他端と電
    話回線の他方の接続端子の間に入力インピーダンス整合
    用の抵抗と直流阻止用のコンデンサを介して接続される
    第2の検出巻線を上記鉄心に巻き付け、この鉄心に生じ
    た磁束を磁電変換素子で検出し、この磁電変換素子の検
    出出力を差動増幅器で増幅したあとに、交流増幅器で増
    幅し、この交流増幅器のアナログ出力端子からファクシ
    ミリ用呼出し信号を取り出し、上記差動増幅器の出力電
    圧と基準電圧とを比較器で比較し、この比較器の比較デ
    ィジタル出力を通話監視用として用いることを特徴とす
    るループ電流センサ。
JP7356291U 1991-09-12 1991-09-12 ループ電流センサ Pending JPH0525865U (ja)

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JPH0525865U true JPH0525865U (ja) 1993-04-02

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