JPH0744260U - オフフック検出回路 - Google Patents
オフフック検出回路Info
- Publication number
- JPH0744260U JPH0744260U JP8511492U JP8511492U JPH0744260U JP H0744260 U JPH0744260 U JP H0744260U JP 8511492 U JP8511492 U JP 8511492U JP 8511492 U JP8511492 U JP 8511492U JP H0744260 U JPH0744260 U JP H0744260U
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- JP
- Japan
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- handset
- circuit
- hook
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Abstract
(57)【要約】
【目的】インサーションロスやアースアンバランスをも
たらさないオフフック検出回路を提供することを目的と
する。 【構成】抵抗34および電圧検出回路32によってオフ
フックを検出している。これらは、通信回線とハンドセ
ット4との間には挿入されていないので、通信回路の特
性に影響を与えることはない。つまり、回路特性を考慮
する必要の無い安価な回路を採用することができる。
たらさないオフフック検出回路を提供することを目的と
する。 【構成】抵抗34および電圧検出回路32によってオフ
フックを検出している。これらは、通信回線とハンドセ
ット4との間には挿入されていないので、通信回路の特
性に影響を与えることはない。つまり、回路特性を考慮
する必要の無い安価な回路を採用することができる。
Description
【0001】
この考案は電話回線端末のオフフック検出回路に関するものである。
【0002】
図3に従来のオフフック検出回路を示す。通信回線からの着信があると、着信 検出回路2がこれを検出し、CPUに伝える。CPUはこれを受けて着信を知り 、 リレー8、10を電圧発生回路12側に切換える。これとともに、CPUは、電 圧発生回路12を制御してハンドセット4、6のオフフックの監視をする。
【0003】 その後、CPUは、ハンドセット4または6が取られたかどうかを判断する。 例えば、ハンドセット4を取ると、これと連動してスイッチ4aが閉じる。スイ ッチ4aが閉じると回路が閉成され、回路に挿入されたコイル14に磁束が発生 する。この磁束はホール素子16によって検出され、増幅器18によって増幅さ れて、CPUに与えられる。したがって、増幅器18からの出力を検出すること により、CPUは、ハンドセット4が取られたか否かを判断することができる。 ハンドセット4が取られたことを検出すると、つまりオフフックを検出すると 、CPUは、リレー8を通信回線側に切換えて、通話ができる状態にする。相手 先が電話であればそのまま通話を続け、相手先がFAXであればファクシミリ装 置への切換えを行う。
【0004】 なお、ハンドセット6が取られた場合には、ホール素子17によって検出され 、CPUがこれを知ることができる。CPUは、ハンドセット6が取られたこと を検出すると、リレー10を通信回路側に切換えて、通話ができる状態にする。 相手先が電話であればそのまま通話を続け、相手先がFAXであれば、操作者が ファクシミリ装置への切換えを行う。
【0005】 また、所定の時間内に、ハンドセット4、6の双方が取り上げられない場合に は、ファクシミリ装置へ自動的に切換えを行う。
【0006】 なお、上記の様なオフフックの判定は、発信時にも必要である。例えば、今、 ハンドセット4から発信する場合を考える。この場合には、まず、ハンドセット 4を取り上げる。この時、リレー8は通信回線側に切換えられている。ハンドセ ット4が取り上げられるとスイッチ4aが閉じて、通信回路から供給される電圧 により、コイル14に電流が流れる。したがって、増幅器18から出力が出てC PUはオフフックを検出することができる。つまり、ハンドセット4が発信しよ うとしていることを検出することができる。なお、ハンドセット6から発信する 場合も同じである。
【0007】
しかしながら、上記のような従来のオフフック検出回路では次のような問題点 があった。
【0008】 図3のオフフック検出回路においては、ハンドセット4、6への回路中に、コ イル14、15が挿入されている。このコイル14、15によって回路の特性が 変化し、回路規格を満足しない場合が生じる。つまり、コイル14、15挿入に よるインサーションロスやアースバランスの変化が問題となっていた。
【0009】 この考案は、上記のような問題点を解決して、回路特性に影響の少ないオフフ ック検出回路を提供することを目的とする。
【0010】
この考案に係るオフフック検出回路は、ハンドセットが通信回線に接続されて いる場合には通信回線両端の電圧を検出することによりオフフックを検出すると ともに、ハンドセットが内部電圧発生回路に接続されている場合には内部電圧発 生回路と切換手段との間の電流を検出することによりオフフックを検出すること を特徴としている。
【0011】
ハンドセットが通信回線に接続されている場合には、通信回線両端の電圧を検 出する。したがって、回路中にコイル等を挿入する必要がなく、回路定数に与え る影響が少ない。また、ハンドセットが内部電圧発生回路に接続されている場合 には、内部電圧発生回路と切換手段との間の電流を検出する。つまり、通信回線 とハンドセット間にはコイル等を挿入する必要がなく、回路定数に影響を与えな い。
【0012】
図1に、この考案の一実施例によるオフフック検出回路を用いた回線端末の回 路図を示す。通信回線からの着信があると、着信検出回路2がこれを検出し、C PUに伝える。CPUはこれを受けて着信を知り、リレー8、10を電圧発生回 路12側に切換える。これとともに、CPUは、電圧発生回路12を制御してハ ンドセット4、6のオフフックの監視をする。
【0013】 その後、CPUは、ハンドセット4または6が取られたかどうかを判断する。 例えば、ハンドセット4を取ると、これと連動してスイッチ4aが閉じ、回路に 電流が流れる。内部電圧発生回路12とリレー8との間には、抵抗34が挿入さ れ、その両端の電圧が電圧検出回路32によって検出されている。したがって、 ハンドセット4が取られている時に流れる電流を検出することができる。電圧検 出回路32の検出出力は、CPUに与えられており、CPUはこの検出結果に基 づいてハンドセット4が取られたか否かを判断する。
【0014】 なお、抵抗34および電圧検出回路32は、通信回線とハンドセット4との間 には挿入されていないので、通信回路の特性に影響を与えることはない。つまり 、回路特性を考慮する必要の無い安価な回路を採用することができる。また、抵 抗34に代えて、発光ダイオードを用いて電流検出を行ってもよい。
【0015】 上記のようにして、ハンドセット4が取られたことを検出すると、つまりオフ フックを検出すると、CPUはリレー8を通信回線側に切換えて、通話ができる 状態にする。相手先が電話であればそのまま通話を続け、相手先がFAXであれ ばファクシミリ装置への切換えを行う。
【0016】 なお、ハンドセット6に着信があった場合も上記と同様である。つまり、ハン ドセット6についても同様に抵抗34および電圧検出回路32が設けられており 、これらによりオフフックの検出を行うことができる。
【0017】 なお、上記の様なオフフックの判定は、発信時にも必要である。例えば、今、 ハンドセット4から発信する場合を考える。この場合には、まず、ハンドセット 4を取り上げる。この時、リレー8は通信回線側に切換えられている。ハンドセ ット4が取り上げられるとスイッチ4aが閉じる。スイッチ4aが閉じると回路 が閉成され、通信回線両端a,bの電圧が低下する。電圧検出回路30は、この 両端の電圧を検出して、CPUへ送る。CPUは電圧検出回路30からの検出電 圧の変化を検出し、ハンドセット4が取られたか否かを判断する。
【0018】 この実施例において用いた電圧検出回路30の詳細を、図2に示す。端子a, bが測定入力端子であり、端子cが出力端子である。ハンドセット4が取られて おらずスイッチ4aが開いている場合には、端子a,b両端の電圧は大きい。し たがって、ツェナーダイオード50にツェナー電圧Vz以上の電圧が印加され、 発光ダイオード52が発光する。ただし、ツェナー電圧Vzを、スイッチ4aが 開いている場合の端子a,b両端の電圧より僅かに小さい程度に選定してあるの で、この際に流れる電流は僅かである。したがって、通信回線に与える影響は、 ほとんどない。発光ダイオード52の光は、フォトトランジスタ54をオンにし 、端子cの出力を「L」にする。CPUは、これを受けて、ハンドセット4が取 られていないことを知る。
【0019】 次に、ハンドセット4が取られスイッチ4aが閉じると、端子a,b両端の電 圧は小さくなる。したがって、ツェナーダイオード50には、ツェナー電圧Vz を下回る電圧しか与えられず、発光ダイオード52は点灯しない。この場合には 、電圧検出回路30には電流は流れず、通信回線に与える影響はない。発光ダイ オード52が点灯すると、フォトトランジスタ54がオフとなり、端子cの出力 が「H」となる。CPUは、これを受けて、ハンドセット4が取られたことを知 る。
【0020】 上記のようにして、ハンドセット4が取られたことを検出すると、つまりオフ フックを検出すると、CPUは、通話ができる状態にする。
【0021】 なお、ハンドセット6から発信する場合も上記と同様である。つまり、ハンド セット6から発信する場合であっても、同じ電圧検出回路30を用いてオフフッ クの検出を行うことができる。
【0022】 なお、上記実施例においては、ハンドセットが2つの場合について説明したが 3つ以上の場合にも同様に適用できる。
【0023】
この考案に係るオフフック検出回路は、ハンドセットが通信回線に接続されて いる場合には通信回線両端の電圧を検出し、ハンドセットが内部電圧発生回路に 接続されている場合には内部電圧発生回路と切換手段との間の電流を検出するよ うにしている。したがって、通信回線の回路定数に与える影響を少なくすること ができる。
【図1】この考案の一実施例によるオフフック検出回路
の回路図である。
の回路図である。
【図2】図1の電圧検出回路30の詳細を示す図であ
る。
る。
【図3】従来のオフフック検出回路の回路図である。
4,6・・・ハンドセット 8,10・・・リレー 12・・・電圧発生回路 30・・・電圧検出回路 32・・・電圧検出回路 34・・・抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】ハンドセットを通信回線に接続するか内部
電圧発生回路に接続するかを切換える切換手段を備えて
おり、ハンドセットが通信回線に接続されている場合に
は通信回線両端の電圧を検出することによりオフフック
を検出し、一方着信後ハンドセットが内部電圧発生回路
に接続されている場合には内部電圧発生回路と切換手段
との間の電流を検出することによりオフフックを検出す
るオフフック検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8511492U JPH0744260U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | オフフック検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8511492U JPH0744260U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | オフフック検出回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0744260U true JPH0744260U (ja) | 1995-11-07 |
Family
ID=13849607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8511492U Pending JPH0744260U (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | オフフック検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0744260U (ja) |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP8511492U patent/JPH0744260U/ja active Pending
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