JPH05258342A - 光学ヘッド - Google Patents
光学ヘッドInfo
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- JPH05258342A JPH05258342A JP4089700A JP8970092A JPH05258342A JP H05258342 A JPH05258342 A JP H05258342A JP 4089700 A JP4089700 A JP 4089700A JP 8970092 A JP8970092 A JP 8970092A JP H05258342 A JPH05258342 A JP H05258342A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magneto
- laser
- objective lens
- optical head
- photodetector
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光磁気ヘッドを小型化する。
【構成】 リードフレーム32に固定したレーザカプラ
33をパッケージ34内に収容し、パッケージ34をガ
ラスなどよりなるカバー35で被覆する。そして、この
カバー35に対物レンズ36を一体整形する。
33をパッケージ34内に収容し、パッケージ34をガ
ラスなどよりなるカバー35で被覆する。そして、この
カバー35に対物レンズ36を一体整形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光ディスク装
置、光磁気ディスク装置などに用いて好適な光学ヘッド
に関する。
置、光磁気ディスク装置などに用いて好適な光学ヘッド
に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、図9乃至図11に示すよう
な構造の光磁気ヘッドを、特開平3−351682号と
して先に提案した。この光磁気ヘッドには、レーザカプ
ラ11、ミラー12、偏光ビームスプリッタ13および
対物レンズ14が支持部材10により支持された構造と
なっている。そして、レーザカプラ11より出射された
レーザ光が、ミラー12、偏光ビームスプリッタ13で
それぞれ反射され、対物レンズ14を介して光磁気ディ
スク1上に集束、照射される。光磁気ディスク1により
反射されたレーザ光は、対物レンズ14を介して偏光ビ
ームスプリッタ13に入射される。偏光ビームスプリッ
タ13は、P波に対する透過率が100%に設定され、
S波に対する透過率が20%に設定されている。従っ
て、S波の一部は、偏光ビームスプリッタ13を透過し
てホトディテクタ15に入射される。
な構造の光磁気ヘッドを、特開平3−351682号と
して先に提案した。この光磁気ヘッドには、レーザカプ
ラ11、ミラー12、偏光ビームスプリッタ13および
対物レンズ14が支持部材10により支持された構造と
なっている。そして、レーザカプラ11より出射された
レーザ光が、ミラー12、偏光ビームスプリッタ13で
それぞれ反射され、対物レンズ14を介して光磁気ディ
スク1上に集束、照射される。光磁気ディスク1により
反射されたレーザ光は、対物レンズ14を介して偏光ビ
ームスプリッタ13に入射される。偏光ビームスプリッ
タ13は、P波に対する透過率が100%に設定され、
S波に対する透過率が20%に設定されている。従っ
て、S波の一部は、偏光ビームスプリッタ13を透過し
てホトディテクタ15に入射される。
【0003】ホトディテクタ15は、図10に示すよう
に、その受光面が4つの領域A乃至Dに分割されてお
り、その上に偏光面が斜め中心を向くように配置された
偏光板が配置されている。その結果、光磁気ディスク1
による反射光の偏波面が角度+θkから角度−θkの範囲
で変化すると、隣接する受光面間において、出力信号の
信号レベルが相補的に変化する。従って、領域Aと領域
Cの出力の和と、領域Bと領域Dの出力の和の差から、
光磁気ディスク1に記録されている信号に対応したRF
信号を得ることができる。
に、その受光面が4つの領域A乃至Dに分割されてお
り、その上に偏光面が斜め中心を向くように配置された
偏光板が配置されている。その結果、光磁気ディスク1
による反射光の偏波面が角度+θkから角度−θkの範囲
で変化すると、隣接する受光面間において、出力信号の
信号レベルが相補的に変化する。従って、領域Aと領域
Cの出力の和と、領域Bと領域Dの出力の和の差から、
光磁気ディスク1に記録されている信号に対応したRF
信号を得ることができる。
【0004】図11は、レーザカプラ11の構成を拡大
して示している。同図に示すように、レーザカプラ11
は、半導体レーザ21、プリズム22、ベース27上に
取付けられたホトディテクタ25,26とにより構成さ
れている。プリズム22の半導体レーザ21側には、4
5度に傾斜したハーフミラー23が設けられ、ホトディ
テクタ25,26と平行な面には全反射ミラー24が設
けられている。
して示している。同図に示すように、レーザカプラ11
は、半導体レーザ21、プリズム22、ベース27上に
取付けられたホトディテクタ25,26とにより構成さ
れている。プリズム22の半導体レーザ21側には、4
5度に傾斜したハーフミラー23が設けられ、ホトディ
テクタ25,26と平行な面には全反射ミラー24が設
けられている。
【0005】従って、半導体レーザ21より出射された
レーザ光は、ハーフミラー23においてその一部が反射
され、上述したミラー12、偏光ビームスプリッタ1
3、対物レンズ14を介して光磁気ディスク1に照射さ
れる。また、光磁気ディスク1により反射されたレーザ
光は、ハーフミラー23を透過して受光素子25上に照
射されるとともに、その一部はそこで反射されて全反射
ミラー24に指向される。全反射ミラー24は、入射さ
れたレーザ光を反射してホトディテクタ26上に照射さ
せる。
レーザ光は、ハーフミラー23においてその一部が反射
され、上述したミラー12、偏光ビームスプリッタ1
3、対物レンズ14を介して光磁気ディスク1に照射さ
れる。また、光磁気ディスク1により反射されたレーザ
光は、ハーフミラー23を透過して受光素子25上に照
射されるとともに、その一部はそこで反射されて全反射
ミラー24に指向される。全反射ミラー24は、入射さ
れたレーザ光を反射してホトディテクタ26上に照射さ
せる。
【0006】光磁気ディスク1により反射されたレーザ
光は、ホトディテクタ25と26の間において一旦集束
されるようになされている。即ち、ホトディテクタ25
と26は、前ピン位置と後ピン位置に配置されている。
従って、ホトディテクタ25と26の出力からフォーカ
スエラー信号を生成することができる。
光は、ホトディテクタ25と26の間において一旦集束
されるようになされている。即ち、ホトディテクタ25
と26は、前ピン位置と後ピン位置に配置されている。
従って、ホトディテクタ25と26の出力からフォーカ
スエラー信号を生成することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図9に示すように、光
磁気ディスク1においては、透明基板1b上に光磁気膜
1aが形成されている。光磁気膜1aにレーザ光を直接
(透明基板1bを介さずに)照射して、情報を記録、再
生しようとした場合、光磁気膜1a上にゴミ、ほこりな
どが付着していると、そこでレーザ光が散乱、回折さ
れ、正確な記録再生が困難になる。そこで、透明基板1
bを介して光磁気膜1aにレーザ光を照射するようにし
ている。このようにすると、透明基板1b上にゴミ、ほ
こりなどが付着していたとしても、比較的大きな径を有
するレーザ光の断面中に微小なほこり、あるいはゴミが
あるにすぎないので、ゴミやほこりなどに比較的影響さ
れずに情報を記録、再生することができる。
磁気ディスク1においては、透明基板1b上に光磁気膜
1aが形成されている。光磁気膜1aにレーザ光を直接
(透明基板1bを介さずに)照射して、情報を記録、再
生しようとした場合、光磁気膜1a上にゴミ、ほこりな
どが付着していると、そこでレーザ光が散乱、回折さ
れ、正確な記録再生が困難になる。そこで、透明基板1
bを介して光磁気膜1aにレーザ光を照射するようにし
ている。このようにすると、透明基板1b上にゴミ、ほ
こりなどが付着していたとしても、比較的大きな径を有
するレーザ光の断面中に微小なほこり、あるいはゴミが
あるにすぎないので、ゴミやほこりなどに比較的影響さ
れずに情報を記録、再生することができる。
【0008】透明基板1bは、このような観点から約
1.2mmの厚さに設定されている。このため、透明基
板1bを介して光磁気膜1a上にレーザ光を集束するに
は、透明基板1bと対物レンズ14の距離(ワーキング
ディスタンス)を約1mmにしなければならず、また、
対物レンズ14の有効径は約2mmとなる。
1.2mmの厚さに設定されている。このため、透明基
板1bを介して光磁気膜1a上にレーザ光を集束するに
は、透明基板1bと対物レンズ14の距離(ワーキング
ディスタンス)を約1mmにしなければならず、また、
対物レンズ14の有効径は約2mmとなる。
【0009】その結果、ヘッドが大きくなり、小型化が
困難になる課題があった。
困難になる課題があった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、より小型化を可能にするものである。
ものであり、より小型化を可能にするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の光学ヘッドは、
レーザ光を発生する半導体レーザ41と、半導体レーザ
41より発生され、光磁気ディスク61により反射され
たレーザ光を受光するホトディテクタ45,46と、半
導体レーザ41より発生されたレーザ光を光磁気ディス
ク61に向けて反射するとともに、光磁気ディスク61
により反射されたレーザ光をホトディテクタ45,46
に案内するプリズム42と、半導体レーザ41、ホトデ
ィテクタ45,46およびプリズム42を収容するパッ
ケージ34と、パッケージ34を被覆するカバー35と
を備える光学ヘッドにおいて、カバー35には、レーザ
光を光磁気ディスク61に集束、照射する対物レンズ3
6が一体整形されていることを特徴とする。
レーザ光を発生する半導体レーザ41と、半導体レーザ
41より発生され、光磁気ディスク61により反射され
たレーザ光を受光するホトディテクタ45,46と、半
導体レーザ41より発生されたレーザ光を光磁気ディス
ク61に向けて反射するとともに、光磁気ディスク61
により反射されたレーザ光をホトディテクタ45,46
に案内するプリズム42と、半導体レーザ41、ホトデ
ィテクタ45,46およびプリズム42を収容するパッ
ケージ34と、パッケージ34を被覆するカバー35と
を備える光学ヘッドにおいて、カバー35には、レーザ
光を光磁気ディスク61に集束、照射する対物レンズ3
6が一体整形されていることを特徴とする。
【0012】
【作用】上記構成の光学ヘッドにおいては、パッケージ
34を被覆するカバー35に対して、対物レンズ36が
一体整形されている。従って、小型化が可能になる。
34を被覆するカバー35に対して、対物レンズ36が
一体整形されている。従って、小型化が可能になる。
【0013】
【実施例】図1および図2は、本発明の光学ヘッドの構
成を示す側断面図と平面図である。同図に示すように、
本発明による光学ヘッド31は、レーザカプラ33が取
り付けられているリードフレーム32と、レーザカプラ
33を囲むようにリードフレーム32に取り付けられた
セラミックなどよりなるパッケージ34とにより構成さ
れている。そして、このパッケージ34は、例えばガラ
スなどよりなるカバー35により被覆され、このカバー
35には、対物レンズ36が一体整形されている。
成を示す側断面図と平面図である。同図に示すように、
本発明による光学ヘッド31は、レーザカプラ33が取
り付けられているリードフレーム32と、レーザカプラ
33を囲むようにリードフレーム32に取り付けられた
セラミックなどよりなるパッケージ34とにより構成さ
れている。そして、このパッケージ34は、例えばガラ
スなどよりなるカバー35により被覆され、このカバー
35には、対物レンズ36が一体整形されている。
【0014】図3は、レーザカプラ33のより詳細な構
成を示す斜視図である。PDIC51には、ホトディテ
クタ45,46が取付けられている他、各種のアンプや
その他の電気部品が内蔵されている。またLOPチップ
52には、半導体レーザ41が固定されるとともに、半
導体レーザ41を駆動するアンプなどが内蔵されてい
る。LOPチップ52は、PDIC51上に固着されて
いる。またPDIC51上には、ホトディテクタ45,
46を覆うように、プリズム42が固着されている。プ
リズム42は、半導体レーザ41に対向する面が45度
に傾斜する面とされ、この傾斜面には偏光ビームスプリ
ッタ43が形成されている。また、プリズム42の上面
には全反射ミラー44が形成されている。
成を示す斜視図である。PDIC51には、ホトディテ
クタ45,46が取付けられている他、各種のアンプや
その他の電気部品が内蔵されている。またLOPチップ
52には、半導体レーザ41が固定されるとともに、半
導体レーザ41を駆動するアンプなどが内蔵されてい
る。LOPチップ52は、PDIC51上に固着されて
いる。またPDIC51上には、ホトディテクタ45,
46を覆うように、プリズム42が固着されている。プ
リズム42は、半導体レーザ41に対向する面が45度
に傾斜する面とされ、この傾斜面には偏光ビームスプリ
ッタ43が形成されている。また、プリズム42の上面
には全反射ミラー44が形成されている。
【0015】図4は、光磁気ディスク装置における光学
ヘッド31と光磁気ディスク61との関係を示してい
る。この実施例においては、光磁気ディスク61と光学
ヘッド31が筐体62の内部に収容されるようになされ
ている。そして、この筐体62は密閉構造とされ、その
内部にゴミ、ほこりなどが侵入しないようになされてい
る。即ち、この実施例においては、光磁気デイスク61
は、磁気デイスクにおけるハードディスクと同様に固定
タイプのものとされ、比較的容易には交換できないよう
になされている。
ヘッド31と光磁気ディスク61との関係を示してい
る。この実施例においては、光磁気ディスク61と光学
ヘッド31が筐体62の内部に収容されるようになされ
ている。そして、この筐体62は密閉構造とされ、その
内部にゴミ、ほこりなどが侵入しないようになされてい
る。即ち、この実施例においては、光磁気デイスク61
は、磁気デイスクにおけるハードディスクと同様に固定
タイプのものとされ、比較的容易には交換できないよう
になされている。
【0016】筐体62の内部にゴミ、ほこりなどが侵入
しないように配慮されているため、光磁気ディスク61
は基板61b上に形成された光磁気膜61aが対物レン
ズ36に対向するように配置されている。このように光
磁気膜61aに対して基板61bを介さずにレーザ光を
照射するようにすると、対物レンズ36と光磁気膜61
aとのワーキングディスタンスは0.1mm程度でよく
なり、その結果、対物レンズ36の径も0.1mm程度
でよくなる。
しないように配慮されているため、光磁気ディスク61
は基板61b上に形成された光磁気膜61aが対物レン
ズ36に対向するように配置されている。このように光
磁気膜61aに対して基板61bを介さずにレーザ光を
照射するようにすると、対物レンズ36と光磁気膜61
aとのワーキングディスタンスは0.1mm程度でよく
なり、その結果、対物レンズ36の径も0.1mm程度
でよくなる。
【0017】逆に、対物レンズ36がこのように従来の
場合に較べ、極端に小さくなると(従来の場合の1/2
0になる)、半導体レーザ41より出射されたレーザ光
の光軸を、対物レンズ36の光軸と一致させるように調
整することが極めて困難となる。そこで本実施例におい
ては、カバー35上に対物レンズ36を一体整形し、光
軸調整を不要にするものである。即ち、レーザカプラ3
3は、リードフレーム32とパッケージ34を介してカ
バー35と固定されているため、その組立時における精
度を向上させれば、組立後の調整は不要となる。
場合に較べ、極端に小さくなると(従来の場合の1/2
0になる)、半導体レーザ41より出射されたレーザ光
の光軸を、対物レンズ36の光軸と一致させるように調
整することが極めて困難となる。そこで本実施例におい
ては、カバー35上に対物レンズ36を一体整形し、光
軸調整を不要にするものである。即ち、レーザカプラ3
3は、リードフレーム32とパッケージ34を介してカ
バー35と固定されているため、その組立時における精
度を向上させれば、組立後の調整は不要となる。
【0018】半導体レーザ41より出射されたレーザ光
は、例えばS波により構成されている。偏光ビームスプ
リッタ43は、このS波を反射し、P波を透過するよう
に形成されている。従って、S波は偏光ビームスプリッ
タ43で反射され、対物レンズ36に入射される。対物
レンズ36は、このS波を集束して光磁気デイスク61
の光磁気膜61a上に照射させる。
は、例えばS波により構成されている。偏光ビームスプ
リッタ43は、このS波を反射し、P波を透過するよう
に形成されている。従って、S波は偏光ビームスプリッ
タ43で反射され、対物レンズ36に入射される。対物
レンズ36は、このS波を集束して光磁気デイスク61
の光磁気膜61a上に照射させる。
【0019】光磁気膜61aにおいて反射されたレーザ
光の偏光面には、光磁気膜61a上に記録されているデ
ータに対応して、角度+θk乃至角度−θkの範囲のカー
効果が発生し、これにより、このカー効果に対応するP
波成分が発生する。光磁気ディスク61により反射され
たレーザ光は、対物レンズ36を介して偏光ビームスプ
リッタ43に入射されるが、そのうちのP波成分は、こ
の偏光ビームスプリッタ43を透過する。その結果、こ
のP波成分が半透過反射膜47を介してホトディテクタ
45に入射される。
光の偏光面には、光磁気膜61a上に記録されているデ
ータに対応して、角度+θk乃至角度−θkの範囲のカー
効果が発生し、これにより、このカー効果に対応するP
波成分が発生する。光磁気ディスク61により反射され
たレーザ光は、対物レンズ36を介して偏光ビームスプ
リッタ43に入射されるが、そのうちのP波成分は、こ
の偏光ビームスプリッタ43を透過する。その結果、こ
のP波成分が半透過反射膜47を介してホトディテクタ
45に入射される。
【0020】半透過反射膜47は、その一部の光を透過
してホトディテクタ45に入射させるとともに、その一
部の光を反射する。この反射した光は、全反射ミラー4
4に入射され、そこで反射されてホトディテクタ46に
入射される。光磁気ディスク61により反射されたレー
ザ光は、ホトディテクタ45と46の光路の途中におい
て、一旦集束するようになされている。従って、ホトデ
ィテクタ45は前ピン位置に、ホトディテクタ46は後
ピン位置に、それぞれ配置されていることになる。
してホトディテクタ45に入射させるとともに、その一
部の光を反射する。この反射した光は、全反射ミラー4
4に入射され、そこで反射されてホトディテクタ46に
入射される。光磁気ディスク61により反射されたレー
ザ光は、ホトディテクタ45と46の光路の途中におい
て、一旦集束するようになされている。従って、ホトデ
ィテクタ45は前ピン位置に、ホトディテクタ46は後
ピン位置に、それぞれ配置されていることになる。
【0021】尚、このホトディテクタ45,46として
は、PINホトダイオードを用いることができるが、こ
れよりもより感度の高いアバランシュホトダイオードを
用いることもできる。
は、PINホトダイオードを用いることができるが、こ
れよりもより感度の高いアバランシュホトダイオードを
用いることもできる。
【0022】次に、図5および図6を参照して、フォー
カスエラー信号とRF信号を生成する原理について説明
する。図6に示すように、ホトディテクタ45は、A
1,B1,C1の3つの領域に区分されており、ホトデ
ィテクタ46は、A2,B2,C2の3つの領域に区分
されている。そして領域C1が領域A1,B1の間に配
置され、領域C2が領域A2とB2の間に配置されるよ
うになされている。
カスエラー信号とRF信号を生成する原理について説明
する。図6に示すように、ホトディテクタ45は、A
1,B1,C1の3つの領域に区分されており、ホトデ
ィテクタ46は、A2,B2,C2の3つの領域に区分
されている。そして領域C1が領域A1,B1の間に配
置され、領域C2が領域A2とB2の間に配置されるよ
うになされている。
【0023】領域A1とB1の出力は、加算器81によ
り加算され、利得調整アンプ82により所定の利得に調
整された後、減算器84に供給されている。また、領域
C1の出力は、利得調整アンプ83により所定の利得に
調整された後、減算器84に供給されている。減算器8
4は、利得調整アンプ82と83の出力の差を演算す
る。
り加算され、利得調整アンプ82により所定の利得に調
整された後、減算器84に供給されている。また、領域
C1の出力は、利得調整アンプ83により所定の利得に
調整された後、減算器84に供給されている。減算器8
4は、利得調整アンプ82と83の出力の差を演算す
る。
【0024】図5に示すように、光磁気デイスク61に
より反射されたレーザ光が、ホトディテクタ45と46
の頂度中間の位置f1において焦点を結ぶ状態にあると
き、ホトディテクタ45上におけるレーザ光のスポット
径はD11となる。このとき、領域A1とB1の出力の和
が領域C1の出力と等しくなるように、利得調整アンプ
82と83が調整されている。その結果、この場合にお
ける減算器84の出力は0となる。
より反射されたレーザ光が、ホトディテクタ45と46
の頂度中間の位置f1において焦点を結ぶ状態にあると
き、ホトディテクタ45上におけるレーザ光のスポット
径はD11となる。このとき、領域A1とB1の出力の和
が領域C1の出力と等しくなるように、利得調整アンプ
82と83が調整されている。その結果、この場合にお
ける減算器84の出力は0となる。
【0025】これに対して、反射レーザ光の集束点がf
1よりホトディテクタ45に近い位置f3になると、ホト
ディテクタ45上におけるスポット径はD13(D13<D
11)になる。また、f1より遠いf2の位置になると、ス
ポット径はD12(D12>D11)になる。その結果、減算
器84の出力は、例えばスポット径がD13になったと
き、正となり、D12になったとき、負となる。この位置
f1乃至f3の位置は、対物レンズ36の光磁気ディスク
61に対する合焦状態に対応して変化する。従って、減
算器84の出力よりフォーカスエラー信号を得ることが
できる。
1よりホトディテクタ45に近い位置f3になると、ホト
ディテクタ45上におけるスポット径はD13(D13<D
11)になる。また、f1より遠いf2の位置になると、ス
ポット径はD12(D12>D11)になる。その結果、減算
器84の出力は、例えばスポット径がD13になったと
き、正となり、D12になったとき、負となる。この位置
f1乃至f3の位置は、対物レンズ36の光磁気ディスク
61に対する合焦状態に対応して変化する。従って、減
算器84の出力よりフォーカスエラー信号を得ることが
できる。
【0026】同様に、ホトディテクタ46において領域
A2とB2の出力が加算器87により加算され、利得調
整アンプ88により所定の利得に調整された後、減算器
90に供給されている。また、領域C2の出力が利得調
整アンプ89により所定の利得に調整された後、減算器
90に供給されている。上述した場合と同様にして、減
算器90よりフォーカスエラー信号が得られる。減算器
84と90より出力されるフォーカスエラー信号の極性
は、それぞれ反対になっている。そこで、減算器84と
90の出力の差を減算器92により演算することによ
り、より利得の大きいフォーカスエラー信号が得られ
る。このエラー信号に対応して、図1に示した光学ヘッ
ド31がフォーカス方向に図示せぬアクチュエータなど
により駆動制御されることになる。
A2とB2の出力が加算器87により加算され、利得調
整アンプ88により所定の利得に調整された後、減算器
90に供給されている。また、領域C2の出力が利得調
整アンプ89により所定の利得に調整された後、減算器
90に供給されている。上述した場合と同様にして、減
算器90よりフォーカスエラー信号が得られる。減算器
84と90より出力されるフォーカスエラー信号の極性
は、それぞれ反対になっている。そこで、減算器84と
90の出力の差を減算器92により演算することによ
り、より利得の大きいフォーカスエラー信号が得られ
る。このエラー信号に対応して、図1に示した光学ヘッ
ド31がフォーカス方向に図示せぬアクチュエータなど
により駆動制御されることになる。
【0027】一方、上述したように、ホトディテクタ4
5と46は、光磁気ディスク61の光磁気膜61aによ
り発生したP波成分を受光する。このP波成分のレベル
は記録情報に対応して変化するので、ホトディテクタ4
5,46の出力からRF信号を得ることができる。この
ため、ホトディテクタ45の領域A1乃至C1の出力の
和が、加算器81と85により演算され、加算器86に
供給される。また、ホトディテクタ46の領域A2乃至
C2の出力の和が、加算器87と91により演算され、
加算器86に供給される。加算器86は、加算器85と
91の出力の和を演算する。従って、この加算器86の
出力からRF信号を得ることができる。
5と46は、光磁気ディスク61の光磁気膜61aによ
り発生したP波成分を受光する。このP波成分のレベル
は記録情報に対応して変化するので、ホトディテクタ4
5,46の出力からRF信号を得ることができる。この
ため、ホトディテクタ45の領域A1乃至C1の出力の
和が、加算器81と85により演算され、加算器86に
供給される。また、ホトディテクタ46の領域A2乃至
C2の出力の和が、加算器87と91により演算され、
加算器86に供給される。加算器86は、加算器85と
91の出力の和を演算する。従って、この加算器86の
出力からRF信号を得ることができる。
【0028】図7および図8は、本発明の光学ヘッドの
他の実施例を示している。この実施例においては、図7
に示すように、カバー35上に例えばフェライトなどよ
りなる磁性体71が接着されるとともに、そこにコイル
72が図8に示すように螺旋状に展開されている。即
ち、この実施例においては光磁気ヘッドが構成されてい
る。このコイル72に所定の方向の電流を流すことによ
り、光磁気膜61aに対してN極またはS極の磁界を印
加することができる。
他の実施例を示している。この実施例においては、図7
に示すように、カバー35上に例えばフェライトなどよ
りなる磁性体71が接着されるとともに、そこにコイル
72が図8に示すように螺旋状に展開されている。即
ち、この実施例においては光磁気ヘッドが構成されてい
る。このコイル72に所定の方向の電流を流すことによ
り、光磁気膜61aに対してN極またはS極の磁界を印
加することができる。
【0029】
【発明の効果】以上の如く本発明の光学ヘッドによれ
ば、対物レンズをカバーに一体整形するようにしたた
め、小型化が可能になる。
ば、対物レンズをカバーに一体整形するようにしたた
め、小型化が可能になる。
【図1】本発明の光学ヘッドの構成を示す側断面図であ
る。
る。
【図2】本発明の光学ヘッドの構成を示す平面図であ
る。
る。
【図3】図1に示すレーザカプラ33の構成を示す斜視
図である。
図である。
【図4】図1および図2に示した光学ヘッドを光磁気デ
ィスク装置に用いた場合の構成を示す図である。
ィスク装置に用いた場合の構成を示す図である。
【図5】図4のホトディテクタ45,46に対するビー
ムスポット径の変化を説明する図である。
ムスポット径の変化を説明する図である。
【図6】図4のホトディテクタ45,46の出力からフ
ォーカスエラー信号とRF信号を生成するための回路構
成を説明するブロック図である。
ォーカスエラー信号とRF信号を生成するための回路構
成を説明するブロック図である。
【図7】本発明の光学ヘッドの第2の実施例の構成を示
す側面図である。
す側面図である。
【図8】図7の実施例における光学ヘッド31の平面図
である。
である。
【図9】従来の光学ヘッドの構成を示す側断面図であ
る。
る。
【図10】図9のホトディテクタ15の構成を示す平面
図である。
図である。
【図11】図9のレーザカプラ11の構成を示す側断面
図である。
図である。
1 光磁気ディスク 1a 光磁気膜 1b 透明基板 2 光磁気ヘッド 11 レーザカプラ 14 対物レンズ 31 ヘッド 32 リードフレーム 33 レーザカプラ 34 パッケージ 35 カバー 36 対物レンズ 41 半導体レーザ 42 プリズム 43 偏光ビームスプリッタ 44 全反射ミラー 45,46 ホトディテクタ 61 光磁気ディスク 61a 光磁気膜 61b 基板
Claims (1)
- 【請求項1】 レーザ光を発生するレーザと、 前記レーザより発生され、記録媒体により反射されたレ
ーザ光を受光するホトディテクタと、 前記レーザより発生されたレーザ光を前記記録媒体に向
けて反射するとともに、前記記録媒体により反射された
レーザ光を前記ホトディテクタに案内するプリズムと、 前記レーザ、ホトディテクタおよびプリズムを収容する
パッケージと、 前記パッケージを被覆するカバーとを備える光学ヘッド
において、 前記カバーには、前記レーザ光を前記記録媒体に集束、
照射する対物レンズが一体整形されていることを特徴と
する光学ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089700A JPH05258342A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 光学ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089700A JPH05258342A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 光学ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05258342A true JPH05258342A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13978053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4089700A Withdrawn JPH05258342A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 光学ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05258342A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6290134B1 (en) | 1994-07-19 | 2001-09-18 | Psc Scanning, Inc. | Compact scanner module mountable to pointing instrument |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4089700A patent/JPH05258342A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6290134B1 (en) | 1994-07-19 | 2001-09-18 | Psc Scanning, Inc. | Compact scanner module mountable to pointing instrument |
US6572019B1 (en) | 1994-07-19 | 2003-06-03 | Psc Scanning, Inc. | Compact scanner module mountable to pointing instrument |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |