JPH05258308A - ディスク記録装置及び再生装置 - Google Patents

ディスク記録装置及び再生装置

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JPH05258308A
JPH05258308A JP4052320A JP5232092A JPH05258308A JP H05258308 A JPH05258308 A JP H05258308A JP 4052320 A JP4052320 A JP 4052320A JP 5232092 A JP5232092 A JP 5232092A JP H05258308 A JPH05258308 A JP H05258308A
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Takafumi Ueno
孝文 上野
Masataka Nikaido
正隆 二階堂
Tomoaki Izumi
智紹 泉
Tetsushi Kasahara
哲志 笠原
Hiroo Oikawa
浩生 及川
Hiroyuki Yonekura
浩行 米倉
Yoshinori Satou
善記 佐藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ディスク上の分散した空き領域にディジタ
ル情報を連続して記録または再生することを目的とす
る。 【構成】 記録時、記録アドレスが空き領域の終了アド
レスより小さいとき比較値122を出力し、比較値12
2が入力されるとき、書き込みアドレス104と読み出
しアドレス106との差が所定のしきい値以上の場合メ
モリ手段101からデイジタル情報102を読み出して
記録する。また、上記比較値122が入力されないとき
記録を停止し、光ヘッド4を別の空き領域へ移送及びト
ラックジャンプする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像,音声等のディジ
タル情報を光ディスク上に記録あるいは再生する記録再
生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、映像,音声を記録する媒体として
ディスクあるいはテープが用いられている。
【0003】音声を記録するディスクとしては例えば、
再生専用ディスクとしてコンパクトディスク(CD)が
よく知られている。また、最近では、追記型や書換え可
能型の光ディスクも開発されている。一方、映像をアナ
ログ方式で記録したディスクとしてはレーザディスクが
よく知られている。以下に、従来の光ディスク上に、デ
ィジタル音声情報を記録する場合を例として説明する。
ディジタル音声情報の信号レートは、サンプリング周波
数44.1kHz,量子化数16ビットの場合約1.4
1メガビット/秒となる。
【0004】図15は、従来の書換型光ディスクのトラ
ック構成を示す図、図16は従来の書換え可能型光ディ
スク上にディジタル情報を記録する装置の構成を示す図
である。図15において、1は光ディスクであり、情報
が記録されるスパイラル状のトラック2を有し、トラッ
ク2は均等に分割されセクタを構成している。また、セ
クタには内周から昇べきの順にアドレスが付加され、信
号は内周から順に連続して記録されるものとする。ディ
スクの回転制御は、線速度一定のCLV (Constant Li
near Veocity)とする。
【0005】以上のように構成された光ディスク1に、
ディジタル音声情報を記録する場合について、以下その
動作について説明する。
【0006】まず、図16において、1は光ディスク、
4は光ヘッド、5はスピンドル制御手段、6は光ヘッド
4を光ディスク1の内周から外周に移送する移送手段、
7はスピンドルであり、スピンドル制御手段5により回
転制御され光ディスク1を回転させる。11は入力ディ
ジタル音声情報、12は記録手段、13は記録信号、1
4は再生信号、15は再生手段、16は出力ディジタル
情報、17は制御手段、18はスピンドル制御信号、1
9は移送制御信号、20はトラッキング制御信号であ
る。図16において、入力ディジタル情報11は記録手
段12に加えられ、誤り訂正用のパリティを付加され、
さらに、ディスク上のスパイラルトラックにマークのパ
ターンを発生させる変調、例えば8ビットを14ビット
に変換するEFM変調を施し、同期信号を付加して記録
信号13を生成する。スピンドル制御手段5は光ディス
ク1を略一定の線速度で回転させる。また、光ヘッド1
は制御手段17から与えられるトラッキング制御信号2
0によりトラック2上にオントラックされる。
【0007】一方、再生系においては、光ヘッド4から
再生された再生信号14は再生手段15に入力され、復
調され、誤り訂正が施される。再生手段15から出力デ
ィジタル情報16が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、離散的な空き領域を有する光ディスクにデ
ィジタル音声あるいは映像情報を記録する場合に不都合
を生ずる。ここで空き領域とは、未記録領域及び記録済
み領域の内で不要となり記録できる領域を意味する。図
16に示す従来例では、複数個の離散的な空き領域があ
る場合でも入力ディジタル信号を連続的に記録するた
め、連続した空き領域がなくなると記録済み領域に重ね
書きして既記録情報を消去してしまうという問題点が生
ずる。また、複数の離散的な記録済み領域を再生するこ
とができないという問題点も生ずる。
【0009】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、光ディスクにディジタル情報を記録する場合にお
いて、光ディスク1の記録済み領域を可能な限り消去す
ることなく空き領域を最大限利用して効率的に記録する
ことを可能とするものである。また、光ディスク上に離
散的な記録済み領域のディジタル情報を連続的に再生す
ることを可能とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本願第1の発明のディスク記録装置は、スパイラル
または同心円状のトラックを分割したセクタを有する光
ディスクに光ヘッドを用いてディジタル情報を記録する
記録装置であって、入力ディジタル情報を記憶するメモ
リ手段と、上記メモリ手段の書き込みアドレスを生成す
る書き込みアドレス生成手段と、記録指令に従って上記
メモリ手段の読み出しアドレスを生成する読み出しアド
レス生成手段と、上記記録指令に従って上記メモリ手段
から読み出されるディジタル情報を上記光ディスクに記
録する記録手段と、上記光ディスクからN(≧1)個の
空き領域の開始アドレスと終了アドレスを抽出する空き
領域アドレス抽出手段と、記録時に上記光ディスクから
記録アドレスを抽出する記録アドレス抽出手段と、K番
目(1≦K≦N)の空き領域での上記記録アドレスが上
記K番目の空き領域の終了アドレスより小さいとき比較
値を出力するアドレス比較手段と、上記比較値が入力さ
れるとき上記書き込みアドレスと上記読み出しアドレス
との差を読み取りその値が所定のしきい値以上の場合上
記メモリ手段から上ディジタル情報を読み出して記録す
る上記記録指令を出力し、上記比較値が入力されないと
き記録を停止し上記光ヘッドを別の空き領域へ移送及び
トラックジャンプする上記記録指令を出力する記録指令
生成手段と、上記記録指令に従って光ヘッドを移送する
移送手段と、上記記録指令に従って上記光ヘッドを上記
トラックにオントラックさせるとともに上記光ヘッドを
トラックジャンプさせるトラッキング制御手段とを備え
たものである。
【0011】また、本願第2の発明のディスク記録装置
は、本願第1の発明に加えて、K番目の空き領域とK+
1番目の空き領域との継続を指示するK番目の継続ポイ
ンタを生成する継続ポインタ生成手段と、所定の大きさ
に分割された情報領域と上記情報領域の領域番号及び上
記情報領域の開始アドレスを記録するTOC領域とを有
する上記光ディスク上の上記TOC領域に、上記K番目
の継続ポインタをK番目の領域番号及びK番目の開始ア
ドレスと対応させて入力ディジタル情報とともに記録す
る記録手段とを備えたものである。
【0012】また、本願第3の発明のディスク記録装置
は、スパイラルまたは同心円状のトラックを分割したセ
クタを有する光ディスクに光ヘッドを用いてディジタル
情報を記録する記録装置であって、入力ディジタル情報
を記憶するメモリ手段と、上記メモリ手段の書き込みア
ドレスを生成する書き込みアドレス生成手段と、記録指
令に従って上記メモリ手段の読み出しアドレスを生成す
る読み出しアドレス生成手段と、上記記録指令に従って
上記メモリ手段から読み出されるディジタル情報を上記
光ディスクに記録する記録手段と、上記光ディスクから
N(≧1)個の空き領域の開始アドレスと終了アドレス
を抽出する空き領域アドレス抽出手段と、記録時に上記
光ディスクから記録アドレスを抽出する記録アドレス抽
出手段と、K番目(1≦K≦N)の空き領域での上記記
録アドレスが上記K番目の空き領域の終了アドレスより
小さいとき比較値を出力するアドレス比較手段と、上記
記録手段の記録タイミングと上記メモリ手段の読み出し
アドレスのタイミングとを決める基準クロックを生成す
る基準クロック生成手段と、上記記録指令により上記光
ディスクの回転周波数と上記基準クロックとを可変する
クロック可変手段と、上記比較値が入力されるとき上記
記録指令を出力し、上記比較値が入力されないとき記録
を停止し上記光ヘッドを別の空き領域へ移送及びトラッ
クジャンプさせてオントラックさせるとともに上記基準
クロックを変化させる上記記録指令を出力する記録指令
生成手段と、上記記録指令に従って光ヘッドを移送させ
る移送手段と、上記記録指令に従って光ヘッドを上記ト
ラックにオントラックさせるとともに上記光ヘッドをト
ラックジャンプさせるトラッキング制御手段とを備えた
ものである。
【0013】また、本願第4の発明のディスク再生装置
は、スパイラルまたは同心円状のトラックを分割したセ
クタを有する光ディスクから光ヘッドを用いてディジタ
ル情報を再生する再生装置であって、上記光ディスクか
らディジタル情報を再生する再生手段と、上記ディジタ
ル情報を記憶するメモリ手段と、上記再生指令に従って
上記メモリ手段の書き込みアドレスを生成する書き込み
アドレス生成手段と、上記メモリ手段の読み出しアドレ
スを生成する読み出しアドレス生成手段と、上記光ディ
スクからN(≧1)個の記録済み領域の開始アドレスと
終了アドレスを抽出する記録済み領域アドレス抽出手段
と、再生時上記光ディスクから再生アドレスを抽出する
再生アドレス抽出手段と、K番目(1≦K≦N)の記録
済み領域での上記再生アドレスが上記K番目の記録済み
領域の終了アドレスより小さいとき比較値を出力するア
ドレス比較手段と、上記比較値が入力されるとき上記書
き込みアドレスと上記読み出しアドレスとの差を読み取
りその値が所定のしきい値以下の場合上記ディジタル情
報を上記メモリ手段へ書き込む上記再生指令を出力し、
上記比較値が入力されないとき上記メモリ手段へのディ
ジタル情報の書き込みを停止するとともに上記光ヘッド
を別の記録済み領域へ移送及びトラックジャンプする上
記再生指令を出力する再生指令生成手段と、上記再生指
令に従って光ヘッドを移送させる移送手段と、上記再生
指令に従って光ヘッドを上記トラックにオントラックさ
せるとともに上記光ヘッドをトラックジャンプさせるト
ラッキング制御手段とを備えたものである。
【0014】また、本願第5の発明のディスク再生装置
は、本願第4の発明に加えて、入力ディジタル情報を記
録するために所定の大きさに分割された情報領域と上記
情報領域の領域番号及び上記情報領域の開始アドレスを
記録したTOC領域とを有する上記光ディスク上の上記
TOC領域からK番目の領域番号とK番目の開始アドレ
スと対応させて記録したK+1番目の記録済み領域との
継続を指示するK番目の継続ポインタを読み出す継続ポ
インタ抽出手段を備えたものである。
【0015】また、本願第6の発明のディスク再生装置
は、本願第5の発明に加えて、スパイラルまたは同心円
状のトラックを分割したセクタを有する光ディスクから
光ヘッドを用いてディジタル情報を再生する再生装置で
あって、上記光ディスクからディジタル情報を再生する
再生手段と、上記ディジタル情報を記憶するメモリ手段
と、再生指令に従って上記メモリ手段の書き込みアドレ
スを生成する書き込みアドレス生成手段と、上記メモリ
手段の読み出しアドレスを生成する読み出しアドレス生
成手段と、上記光ディスクからN(≧1)個の記録済み
領域の開始アドレスと終了アドレスを抽出する記録済み
領域アドレス抽出手段と、再生時上記光ディスクから再
生アドレスを抽出する再生アドレス抽出手段と、K番目
(1≦K≦N)の記録済み領域での上記再生アドレスが
上記K番目の記録済み領域の終了アドレスより小さいと
き比較値を出力するアドレス比較手段と、上記メモリ手
段の書き込みアドレスのタイミングを決める基準クロッ
クを生成する基準クロック生成手段と、上記再生指令に
より上記光ディスクの回転周波数と上記基準クロックを
可変するクロック可変手段と、上記比較値が入力される
とき上記再生指令を出力し、上記比較値が入力されない
とき上記メモリ手段へのディジタル情報の書き込みを停
止するとともに上記光ヘッドを別の記録済み領域へ移送
及びトラックジャンプさせてオントラックさせるととも
に上記基準クロックを変化させる上記再生指令を出力す
る再生指令生成手段と、上記再生指令に従って光ヘッド
を移送させる移送手段と、上記再生指令に従って光ヘッ
ドを上記トラックにオントラックさせるとともに上記光
ヘッドをトラックジャンプさせるトラッキング制御手段
とを備えたものである。
【0016】
【作用】本願第1の発明のディスク記録装置は、上記し
た構成により、記録時、K番目(1≦K≦N)の空き領
域での記録アドレスが上記K番目の空き領域の終了アド
レスより小さいとき比較値が出力され、上記比較値が入
力されるとき上記書き込みアドレスと上記読み出しアド
レスとの差を読み取り、その値が所定のしきい値以上の
場合記録指令に従って上記メモリ手段から上記ディジタ
ル情報を読み出し上記光ディスクに記録する。また、上
記比較値が入力されないとき上記記録指令に従い記録を
停止し上記光ヘッドを別の空き領域へ移送及びトラック
ジャンプすることができる。
【0017】本願第2の発明のディスク記録装置は、上
記した構成により、本願第1の発明の作用に加えて、継
続ポインタ生成手段により、K番目の空き領域とK+1
番目の空き領域との継続を指示するK番目の継続ポイン
タを生成し、上記TOC領域に、上記K番目の継続ポイ
ンタをK番目の領域番号とK番目の開始アドレスと対応
させて入力ディジタル情報とともに記録することができ
る。
【0018】本願第3の発明のディスク記録装置は、上
記した構成により、記録時、K番目(1≦K≦N)の空
き領域での記録アドレスが上記K番目の空き領域の終了
アドレスより小さいとき比較値を出力し、上記比較値が
入力されるとき、第1の基準クロックを生成して記録
し、上記比較値が入力されないとき記録を停止し上記光
ヘッドを別の空き領域へ移送及びトラックジャンプさせ
てオントラックさせるとともに上記基準クロックを変化
させることができる。
【0019】本願第4の発明のディスク再生装置は、上
記した構成により、再生時、K番目(1≦K≦N)の記
録済み領域での上記再生アドレスが上記K番目の記録済
み領域の終了アドレスより小さいとき比較値を出力し、
上記比較値が入力されるとき上記書き込みアドレスと上
記読み出しアドレスとの差を読み取りその値が所定のし
きい値以下の場合上記ディジタル情報を上記メモリ手段
へ書き込む。また、上記比較値が入力されないとき上記
メモリ手段へのディジタル情報の書き込みを停止すると
ともに上記光ヘッドを別の記録済み領域へ移送及びトラ
ックジャンプすることができる。
【0020】本願第5の発明のディスク再生装置は、上
記した構成により、本願第4の作用に加えて、上記TO
C領域からK番目の領域番号とK番目の開始アドレスと
対応させて記録されたK+1番目の記録済み領域との継
続を指示するK番目の継続ポインタを読み出すことがで
きる。
【0021】本願第6の発明のディスク再生装置は、上
記した構成により、再生時、K番目(1≦K≦N)の記
録済み領域での上記再生アドレスが上記K番目の記録済
み領域の終了アドレスより小さいとき比較値を出力し、
上記比較値が入力されるとき第1の基準クロックを生成
して再生し、上記比較値が入力されないとき上記メモリ
手段へのディジタル情報の書き込みを停止するとともに
上記光ヘッドを別の記録済み領域へ移送及びトラックジ
ャンプさせてオントラックさせることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。本発明の第1の実施例は、ディジ
タル音声情報を記録する場合である。光ディスク1は、
図15と同一の構成である。また、記録に用いるセクタ
のアドレスは内周から昇べきの順に付加されており、記
録は上記セクタのアドレスに従って行われるものとす
る。
【0023】図1は本発明の第1の実施例におけるディ
スク記録装置の構成を示す図、図2は光ディスクのトラ
ックの構成を示す図、図3は本発明の第1の実施例にお
ける記録タイミングを示す図である。図1において、
1,4〜7,11,18は図16に示す従来例と同一で
ある。101はメモリ手段、102はメモリ手段101
から出力されるディジタル情報、103はメモリ手段1
01の書き込みアドレス104を生成する書き込みアド
レス生成手段、105はメモリ手段101の読み出しア
ドレス106を生成する読み出しアドレス生成手段、1
07は記録手段、108は記録信号、109は記録タイ
ミング及びメモリ手段101からディジタル情報102
を読み出す読み出しアドレス106の基準クロック11
0を生成する基準クロック生成手段、110は基準クロ
ック、111はトラッキング制御手段、112はトラッ
キング信号、113は記録指令生成手段、114は記録
指令、115は再生信号、116は再生信号115から
空き領域の開始アドレス及び終了アドレスを抽出する空
き領域アドレス抽出手段、117は空き領域アドレス情
報、119は再生信号115から記録時の位置制御の基
準となる記録アドレス情報120を抽出する記録アドレ
ス抽出手段、121は空き領域アドレス情報117と記
録時のアドレス120とを比較し、記録アドレス情報1
20が記録中の空き領域の終了アドレスより小さいとき
比較値122を出力するアドレス比較手段、123は光
ヘッド4を光ディスク1の内周から外周まで移動する移
送手段、124は移送制御信号である。また、記録信号
108中のディジタル情報の信号レートは入力ディジタ
ル情報11の信号レートより大とする。
【0024】図2は光ディスク1の空き領域が2箇所
(図2中、空き領域131,132)あるときの、空き
領域131,132への記録の様子を示す。また、空き
領域131の開始アドレス及び終了アドレスを各々13
3,134とし、空き領域132の開始アドレス及び終
了アドレスを各々135,136とする。137は空き
領域131を記録終了後、空き領域131から空き領域
132への光ヘッド4の移送及びトラックジャンプの軌
跡を示す。
【0025】図3はメモリ手段101内のデータ量の変
化を示している。図3は、入力ディジタル情報11、記
録指令114、比較値122、記録信号108、メモリ
手段101のデータ量が時間とともにどのように変化す
るかを示している。図3において、151は所定数(≧
1)のセクタを集めた記録単位でクラスタと呼び、各ク
ラスタにはセクタと同様に内周から昇べきの順でアドレ
スが付加されているものとする。図3では、各クラスタ
のアドレスをD0,D1,D2,・・・とする。また、
記録指令114は、”1”のとき記録、”0”のとき記
録停止とし、比較値122は記録アドレス情報120が
記録中の空き領域の終了アドレスより少なくとも所定量
すなわち本実施例では1クラスタ分だけ小さいとき”
1”、それ以外のとき”0”とする。152は記録開始
を示す第1のしきい値、153は記録停止を示す第2の
しきい値、154は空き領域132に対して記録を開始
するときのメモリ手段101のデータ量である。
【0026】以上のように構成された本実施例のディス
ク記録装置について、図1〜図3を用いて、以下にその
動作について説明する。図1において、最初に空き領域
アドレス抽出手段116により空き領域131,132
各々の開始アドレス及び終了アドレスを光ディスク1か
ら抽出し記憶しておく。入力ディジタル情報11は書き
込みアドレス生成手段103により入力ディジタル情報
11の信号レートに従って生成される書き込みアドレス
104によりメモリ手段101に書き込まれ、読み出し
アドレス生成手段105により生成される読み出しアド
レス106により読み出される。メモリ手段101から
出力されるディジタル情報102は記録手段107に入
力される。記録手段107はディジタル情報102に誤
り訂正用のパリティを付加し、さらに、光ディスク1上
のセクタにマークのパターンを発生させる変調例えばE
FM変調を施し、同期信号を付加し、基準クロック11
0のタイミングで記録信号108を出力し、光ヘッド4
を駆動する。移送手段123は光ヘッド4を光ディスク
1の内周から外周へ移送させ、トラッキング制御手段1
11は光ヘッド4を光ディスク1のトラック2上にオン
トラックさせ、またトラックジャンプさせる。スピンド
ル制御手段5は光ディスク1を線速度一定で回転させ
る。書き込みアドレス104及び読み出しアドレス10
6は記録指令生成手段113に入力される。記録指令生
成手段113は書き込みアドレス104と読み出しアド
レス106との差を求め、その差信号と所定のしきい値
とを比較し、その出力及び比較値122をもとに生成し
た記録指令114を読み出しアドレス生成手段105,
トラッキング制御手段111,移送手段123,記録手
段107に出力する。メモリ手段101からのディジタ
ル情報102を読み出す読み出し速度及び記録手段10
7の記録タイミングは基準クロック110をもとに決定
される。すなわち、基準クロック110のタイミングで
ディジタル情報102が読み出され、光ディスク1上に
記録されることになる。入力ディジタル情報11は入力
ディジタル情報11の信号レートに従って生成される書
き込みアドレス104によりメモリ手段101に書き込
まれ、読み出しアドレス106により読み出される。こ
のとき、記録信号108中のディジタル情報の信号レー
トは入力ディジタル情報11の信号レートより大きいか
ら、メモリ手段101からのディジタル情報102の読
み出し速度は書き込み速度より大きい。
【0027】最初に、空き領域131の残記録データ量
が十分ある場合について、空き領域131の記録動作を
説明する。すなわち、記録アドレス情報120は空き領
域131の終了アドレス134より十分小さく、比較値
122は”1”となる。このとき、書き込みアドレス1
04と読み出しアドレス106との差を求め、図3に示
すようにその差が第1のしきい値152以上となったと
き、記録指令114が”1”となり、記録指令114に
より読み出しアドレス生成手段105の動作を開始さ
せ、メモリ手段101からディジタル情報102を読み
出し、記録手段107から記録信号108を出力する。
その結果、メモリ手段101内のデータ容量は書き込み
速度と読み出し速度の差だけ減少する。一方、書き込み
アドレス104と読み出しアドレス106との差を求
め、その差が第2のしきい値153以下となったとき、
記録指令は”0”となり、記録指令114により読み出
しアドレス生成手段105の動作を停止させ、メモリ手
段101からのディジタル情報102の読み出しを停止
し、記録手段107からの記録信号108の供給を停止
させる。その結果、メモリ手段101内のデータ容量は
入力ディジタル情報11の信号レートで増加する。ま
た、それとともに、記録指令114をトラッキング制御
手段111に送り、光ヘッド4を1トラック前にトラッ
クジャンプさせる。トラックジャンプ後のディスク回転
の間に、メモリ手段101内のデータ容量は回復し、第
1のしきい値152以上になれば記録動作を開始する。
以上のように、トラックジャンプを併用してトラック上
連続的な記録パターンとなるように記録動作が行われ
る。
【0028】次に、空き領域131の残記録データ量が
減少してきた場合について、空き領域131の記録動作
を説明する。すなわち、記録アドレス情報120と空き
領域131の終了アドレス134との差は1クラスタよ
り小さくなり、比較値122は”0”となる。これによ
り、記録指令114は”0”となり、記録指令114に
より読み出しアドレス生成手段105の動作を停止さ
せ、メモリ手段101からのディジタル情報102の読
み出しを停止し、記録手段107からの記録信号108
の供給を停止させる。その結果、メモリ手段101内の
データ量は入力ディジタル情報11の信号レートで増加
する。また、それとともに、記録指令114を移送手段
123,トラッキング制御手段111に送り、光ヘッド
4を空き領域132の開始アドレス135まで移送しオ
ントラックさせる。オントラック後、比較値122は”
1”となる。その後、書き込みアドレス104と読み出
しアドレス106との差を求め、その差が第1のしきい
値152以上となっていれば記録指令114が”1”と
なり、記録指令114により読み出しアドレス生成手段
105の動作を開始させ、メモリ手段101からディジ
タル情報102を読み出し、記録手段107から記録信
号108を出力し、クラスタD5〜D10が連続して光
ディスク1に記録される。以降の動作は、空き領域13
1の残記録データ量が十分ある場合と同様である。
【0029】以上のように、本発明の第1の実施例によ
れば、光ディスク1に空き領域がある場合において、入
力ディジタル情報11を、複数の空き領域にわたって入
力ディジタル情報が欠落することなく連続的に記録する
ことが可能である。
【0030】なお、本発明の第1の実施例においては空
き領域が2箇所ある場合を説明したが、3箇所以上ある
場合においても同様である。
【0031】図4に本発明の第2の実施例を示す。本発
明の第2の実施例は、本発明の第1の実施例に加えて、
空き領域あるいは記録済み領域の継続情報をTOCに記
録する場合である。
【0032】図4は本発明の第2の実施例におけるディ
スク記録装置の構成を示す図、図5は継続ポインタ生成
手段のフローチャートを示す図である。
【0033】図4において、1,4〜7,11,18は
図15に示す従来例と同一である。ディスク上のトラッ
ク構成は図2に示す第1の実施例と同様である。また、
101〜106,108〜117,119〜124は図
1に示す第1の実施例と同一である。また、201は記
録済み領域の領域番号,開始アドレス,終了アドレス等
を再生信号115から抽出する記録済み領域抽出手段、
202は記録済み領域情報、203は継続ポインタ生成
手段、204は継続ポインタ情報、205は継続ポイン
タ情報204をTOC情報の1部としてディジタル情報
102とともに光ディスク1に記録する記録手段であ
る。第2の実施例は基本的には第1の実施例と同様な動
作をするが、記録済み領域及び空き領域の管理をTOC
により行い、かつ各々の記録済み領域及び空き領域の継
続状態をTOCに記録している点が異なる。すなわち、
図4において、継続ポインタ生成手段203は空き領域
アドレス情報117,記録アドレス情報120,記録済
み領域情報202及び記録指令114をもとに(表
1),(表3)に示す記録済み領域管理表、(表2),
(表4)〜(表5)に示す空き領域管理表を作成及び更
新して記録手段205により記録する。
【0034】以上のように構成された第2の実施例のデ
ィスク記録装置について、図4〜図5及び表1〜表5を
用いて、以下にその動作について説明する。最初に記録
前の記録済み領域管理表及び空き領域管理表について説
明する。
【0035】(表1)には記録済み領域の領域番号,開
始アドレス,終了アドレスが記録され、(表2)には空
き領域の領域番号,開始アドレス,終了アドレスが記録
されている。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】図5は第2の実施例のフローチャートの例
であり、ここではK=131とする。図5のステップ1
で記録済み領域の領域番号,開始アドレス,終了アドレ
スを読み込み、ステップ2で空き領域の領域番号,開始
アドレス,終了アドレスを読み込む。この状態で入力デ
ィジタル情報11を加えて空き領域131に記録する
が、第2の実施例では入力ディジタル情報はアドレス換
算で2000の情報量があり、かつ(表2)に示す空き
領域131と空き領域132に記録するものとすると、
第1の実施例と同様な動作で記録することができる。図
5のステップ3では空き領域131での記録アドレスが
空き領域131の終了アドレス(2000)−1クラス
タに等しくなったときステップ4に進み、小なるときス
テップ5に進む。ステップ4では、空き領域131に引
き続き空き領域132にも記録するため、その継続情報
を付加する。すなわち、空き領域131は記録済み領域
131として登録され記録済み領域131に継続して記
録されるTOCのアドレス110のオフセットアドレス
10が付加される。ステップ5では、記録終了でない場
合再度ステップ3へ進む。以上のようにして作成された
記録済み領域管理表を(表3)に示す。(表3)では、
TOCアドレス100に領域番号131,開始アドレス
1001,終了アドレス2000に加えて継続ポインタ
として記録済み領域132が記録されているTOCのオ
フセットアドレス10が付加され、記録済み領域131
は記録済み領域132へ続くことがわかる。また、(表
1)に示す空き領域管理表は更新され、(表4)のよう
になる。すなわち、空き領域131は消去されている。
なお、継続ポインタは(表3)に示すTOCのオフセッ
トアドレスのみでなく記録済み領域132のTOCアド
レスや記録済み領域132の開始アドレスを記録しても
よい。
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】また、空き領域管理表においては、もとの
空き領域132の残領域(開始アドレス5001,終了
アドレス6000)と空き領域133とを継続して使用
できるように、(表5)に示すように空き領域に継続ポ
インタとして空き領域133のTOCのオフセットアド
レスを記録すればよい。なお、継続ポインタは(表5)
に示すTOCのオフセットアドレスのみでなく空き領域
103のTOCアドレスや空き領域133の開始アドレ
スを記録してもよい。
【0042】
【表5】
【0043】以上のように、本発明の第2の実施例によ
れば、光ディスク上に空き領域がある場合において、入
力ディジタル情報を、2箇所の空き領域にわたって連続
的に記録し、かつ、TOCに上記分散して記録された記
録済み領域の継続情報を記録することが可能である。
【0044】図6〜図7に本発明の第3の実施例を示
す。本発明の第3の実施例は、本発明の第1,2の実施
例と異なり、記録信号108中のディジタル情報の信号
レートが入力ディジタル情報11の信号レートと同一の
場合である。
【0045】図6は本発明の第3の実施例における記録
装置の構成を示す図、図7は本発明の第3の実施例にお
ける記録タイミングを示す図である。図6において、
1,4〜7,11は図16に示す従来例と同様である。
また、101〜117,119〜124は図1に示す第
1の実施例と同一である。301はクロック可変手段、
302は基準クロック可変信号、303は可変回転制御
信号である。
【0046】以上のように構成された第3の実施例のデ
ィスク記録装置について、図6及び図7を用いて、以下
にその動作について説明する。図6において、最初に空
き領域アドレス抽出手段116により空き領域131,
132各々の開始アドレス及び終了アドレスを光ディス
クから読み取り記憶しておく。
【0047】最初に、空き領域131の残領域が十分あ
る場合について、空き領域131の記録動作を説明す
る。すなわち、図7中の通常速度記録区間において、記
録アドレス情報120は空き領域131の終了アドレス
134より十分小さく、比較値122は”1”となり、
記録指令114は”1”となり、メモリ手段101のデ
ータ量は一定値331であり、クラスタD0〜D4が連
続して記録される。次に、空き領域131の残領域が減
少してきた場合について、空き領域131の記録動作を
説明する。すなわち、記録アドレス情報120と空き領
域131の終了アドレスとの差は1クラスタ以下とな
り、比較値122は”0”となる。これにより、記録指
令114は”0”となり、記録指令114により読み出
しアドレス生成手段105の動作を停止させ、メモリ手
段101からのディジタル情報102の読み出しを停止
し、記録手段107からの記録信号108の供給を停止
させる。それと同時に、図7のクロック変化区間1にお
いて、クロック可変手段301は基準クロック可変信号
302を基準クロック生成手段109に供給して基準ク
ロックを2倍とし、スピンドル制御手段5に可変回転制
御信号303を供給しスピンドルモータの回転周波数を
2倍とする。また、それとともに、記録指令114を移
送手段123,トラッキング制御手段111に送り、光
ヘッド4を空き領域132の開始アドレス135まで移
送しオントラックさせる。このときメモリ手段101の
データ量は図6の333で示す値まで増加する。その
後、比較値122は”1”となり、図6の倍速記録区間
において、記録を開始し、クラスタD5〜D11を記録
する。その後、書き込みアドレス104と読み出しアド
レス106との差を求め、その差がしきい値332以下
となれば、記録指令114は”0”となり、読み出しア
ドレス生成手段105の動作を停止させ、メモリ手段1
01からのディジタル情報102の読み出しを停止し、
記録手段107からの記録信号108の供給を停止させ
る。それと同時に、図7のクロック変化区間2におい
て、クロック可変手段301は基準クロック可変信号3
02をクロック生成手段109に供給して基準クロック
110をもとにもどし、スピンドル制御手段5に可変回
転制御信号303を供給し回転周波数をもとにもどす。
基準クロック110及び回転周波数が十分安定した後、
記録指令114を”1”とし再び記録を開始する。以降
の動作は第3の実施例の最初に述べた通りである。
【0048】なお、本発明の第3の実施例においては基
準クロックの変化を2倍としたが、2倍以外、例えば3
倍でもよい。
【0049】以上のように、本発明の第3の実施例によ
れば、光ディスク上に空き領域があり、記録信号中のデ
ィジタル情報の信号レートが入力ディジタル情報の信号
レートと同一の場合、入力ディジタル情報を、2箇所の
空き領域にわたって連続的に記録することが可能であ
る。
【0050】図8〜図10に本発明の第4の実施例を示
す。本発明の第4の実施例は、光ディスク上の分散した
記録済み領域を連続して再生する場合である。光ディス
ク1の構成は図15と同様であるとし、各セクタにはア
ドレスが内周から昇べきの順に付加されているものとす
る。
【0051】図8は本発明の第4の実施例におけるディ
スク再生装置の構成を示す図、図9はディスクのトラッ
クの構成を示す図、図10は本発明の第4の実施例にお
ける再生タイミングを示す図である。図8において,
1,4〜7,18は図16に示す従来例と同様である。
また、101,103〜106,109〜112,12
1〜124は図1に示す第1の実施例と同一である。4
01は光ヘッドからの再生信号、402は再生手段、4
03は再生手段402から出力される再生ディジタル情
報、404はメモリ手段101から出力される出力ディ
ジタル情報、405は再生信号401から再生手段40
2を経由して記録済み領域のアドレスを抽出する記録済
み領域アドレス抽出手段、406は記録済み領域アドレ
ス情報、408は再生信号401から再生手段402を
経由して再生中のアドレスを抽出する再生アドレス抽出
手段、409は再生アドレス情報、411は再生指令生
成手段、412は再生指令である。
【0052】以上のように構成された本実施例のディス
ク再生装置の動作を、図8〜図10を用いて、以下にそ
の動作について説明する。この場合、再生信号401中
のディジタル情報の信号レートは出力ディジタル情報4
04の信号レートより大であるとする。図8において、
再生信号401は再生手段402に入力され、復調さ
れ、誤り訂正され、再生ディジタル情報403として出
力される。再生ディジタル情報403はメモリ手段10
1に書き込みアドレス104により書き込まれ、出力デ
ィジタル情報404の信号レートに従って生成される読
み出しアドレス106により読み出される。書き込みア
ドレス104及び読み出しアドレス106は再生指令生
成手段411に入力される。再生指令生成手段411は
書き込みアドレス104と読み出しアドレス106との
差を求め、その差信号と所定のしきい値とを比較し、そ
の出力を再生指令412として書き込みアドレス生成手
段103,トラッキング制御手段111,再生手段40
2,移送手段123に出力する。メモリ手段101への
再生ディジタル情報403の書き込み速度は基準クロッ
ク110を基に決定される。
【0053】図9は光ディスク1の記録済み領域が2箇
所(図8中、記録済み領域451,452)あるとき記
録済み領域451,452からの再生の様子を示す。ま
た、記録済み領域451の開始アドレス及び終了アドレ
スを各々453,454とし、記録済み領域452の開
始アドレス及び終了アドレスを各々455,456とす
る。457は記録済み領域451を再生後、記録済み領
域451から記録済み領域452への光ヘッド4の移送
及びトラックジャンプの軌跡を示す。
【0054】図10はメモリ手段101内のデータ量の
変化を示している。図10は、再生ディジタル情報40
3,再生指令412,比較値122,出力ディジタル情
報404,メモリ手段101のデータ量が時間とともに
どのように変化するかを示している。図10において、
432は再生開始を示す第3のしきい値、431は再生
停止を示す第4のしきい値である。再生ディジタル情報
403は基準クロック110に従って生成される書き込
みアドレス104によりメモリ手段101に書き込ま
れ、出力ディジタル情報404のタイミングで生成され
る読み出しアドレス106により読み出される。再生
中、再生信号401中のディジタル情報のレートは出力
ディジタル情報404の信号レートより大であるから、
メモリ手段101へのディジタル情報の書き込み速度は
読み出し速度より大きいので、メモリ手段101内のデ
ータ容量は書き込み速度と読み出し速度の差だけ増加す
ることになる。再生アドレス情報409が記録済み領域
の終了アドレス454より例えば1クラスタ以上小さい
とき比較値122が”1”であるとし、それ以外のと
き”0”とする。
【0055】以上のように構成された本実施例のディス
ク再生装置について、図8〜図10を用いて、以下にそ
の動作について説明する。図8において、まず、記録済
みアドレス抽出手段405により記録済み領域451,
452各々の開始アドレス及び終了アドレスを光ディス
ク1から読み取り記憶しておく。
【0056】最初に、記録済み領域451の領域が十分
ある場合の再生動作を説明する。すなわち、再生アドレ
ス情報409は記録済み領域451の終了アドレス45
4より十分小さく、比較値122は”1”となる。この
とき、書き込みアドレス104と読み出しアドレス10
6との差を求め、その差が第3のしきい値432以下と
なったとき、再生指令412が”1”となり、書き込み
アドレス生成手段103の動作を開始させ、メモリ手段
101へディジタル情報403を書き込む。その結果、
メモリ手段101内のデータ容量は書き込み速度と読み
出し速度の差だけ増加する。一方、書き込みアドレス1
04と読み出しアドレス106との差を求め、その差が
第4のしきい値431以上となったとき、再生指令は”
0”となり、再生指令412により書き込みアドレス生
成手段103の動作を停止させ、メモリ手段101への
ディジタル情報403の書き込みを停止する。また、そ
れとともに、再生指令412をトラッキング制御手段1
11に送り、光ヘッド4を1トラック前にトラックジャ
ンプさせる。トラックジャンプ後のディスク回転の間
に、メモリ手段101内のデータ容量は減少し、第3の
しきい値432以下になれば再生動作を開始する。以上
のように、トラックジャンプを併用して連続的な再生動
作が行われる。
【0057】次に、記録済み領域451の残領域が減少
してきた場合について、記録済み領域451の再生動作
を説明する。すなわち、再生アドレス情報409と記録
済み領域451の終了アドレス456との差は1クラス
タ以下となり、比較値122は”0”となる。このと
き、再生指令412は”0”となり、再生指令412に
より書き込みアドレス生成手段105の動作を停止さ
せ、メモリ手段101へのディジタル情報403の書き
込みを停止させる。その結果、メモリ手段101内のデ
ータ容量は出力ディジタル情報404の信号レートで減
少する。また、それとともに、再生指令412を移送手
段123,トラッキング制御手段111に送り光ヘッド
4を記録済み領域452の開始アドレス455まで移送
しオントラックさせる。これにより、比較値122は”
1”となる。その後、再生指令412が”1”となり、
再生指令412により書き込みアドレス生成手段103
の動作を開始させ、クラスタD5〜D10を連続して光
ディスク1から再生しメモリ手段101へ書き込む。以
降の動作は記録済み領域451の場合と同様である。
【0058】以上のように、本発明の第4の実施例によ
れば、光ディスク上に記録済み領域がある場合におい
て、再生ディジタル情報を、2箇所の記録済み領域にわ
たって連続的に記録することが可能である。
【0059】図11に本発明の第5の実施例を示す。本
発明の第5の実施例は本発明の第4の実施例において、
複数の記録済み領域の継続ポインタをTOCに記録して
いる場合である。
【0060】図11は本発明の第5の実施例におけるデ
ィスク再生装置の構成を示す図である。
【0061】図11において、1,4〜7,18は図1
6に示す従来例と同一である。また、101,103〜
106,109〜112,121〜124は図1に示す
第1の実施例と同一であり、401,403〜406,
408〜409,412は図8に示す第4の実施例と同
一である。また、500はディジタル情報を再生すると
ともに継続ポインタをTOC情報とともに抽出する再生
手段、501は継続ポインタ抽出手段、502は継続ポ
インタ情報である。再生指令生成手段511は基本的に
は第4の実施例に示す再生指令生成手段411と同様の
動作をするが、更にそれに加えて継続ポインタ502に
基づいて別の記録済み領域を連続して再生する再生指令
を生成する。第5の実施例は基本的には第4の実施例と
同様な動作をするが、記録済み領域の管理をTOCによ
り行い、かつ各々の記録済み領域の継続状態をTOCに
記録している点が異なる。
【0062】以上のように構成された第5の実施例のデ
ィスク再生装置について、図11及び(表6)を用い
て、以下にその動作について説明する。
【0063】
【表6】
【0064】(表6)において、領域番号451の記録
済み領域は開始アドレス10001、終了アドレス11
000となっている。この状態で、また、領域番号45
1と領域番号452とは継続ポインタとして与えられる
オフセットアドレス10により継続していることが示さ
れている。以降の動作は、本発明の第4の実施例と同様
である。
【0065】以上のように、本発明の第5の実施例によ
れば、光ディスク上に記録済み領域が分散している場合
において、複数の空き領域にわたって連続的に再生し、
かつ、TOCに上記分散して記録された記録済み領域の
連結情報をもとに再生することが可能である。
【0066】図12,図13に本発明の第6の実施例を
示す。本発明の第6の実施例は、第4,第5の実施例と
異なり、再生信号401中のディジタル情報の信号レー
トが出力ディジタル情報404の信号レートと同一の場
合である。
【0067】図12は本発明の第6の実施例におけるデ
ィスク再生装置の構成を示す図、図13は本発明の第6
の実施例における再生タイミングを示す図である。図6
において、1,4〜7は図15に示す従来例と同一であ
る。また、101,103〜106,109〜112,
121〜124は図1に示す第1の実施例と同一であ
り、301〜303は図6に示す第3の実施例と同一で
あり、401〜406,408〜409,411,41
2は図8に示す第4の実施例と同一である。また、光デ
ィスク1のトラック構成は図9に示す第4の実施例と同
様である。
【0068】以上のように構成された本実施例のディス
ク再生装置について、図12及び図13を用いて、以下
にその動作について説明する。図12において、最初に
記録済み領域アドレス抽出手段405により記録済み領
域451,452各々の開始アドレス及び終了アドレス
を光ディスク1から読み取り記憶しておく。
【0069】最初に、記録済み領域451の残領域が十
分ある場合について、記録済み領域451の記録動作説
明する。すなわち、図13の通常速度記録区間におい
て、再生アドレス409は記録済み領域451の終了ア
ドレス454より十分小さく、比較値122は”1”と
なり、再生指令412は”1”となり、メモリ手段10
1のデータ量は一定値631であり、クラスタD0〜D
4が連続して再生される。次に、記録済み領域451の
領域が減少してきた場合について、記録済み領域451
の再生動作を説明する。すなわち、再生アドレス409
と記録済み領域451の終了アドレス454との差は1
クラスタ以下となったとき、比較値122は”0”とな
る。このとき、再生指令412は”0”となり、書き込
みアドレス生成手段103の動作を停止させ、メモリ手
段101へのディジタル情報403の書き込みを停止す
る。それと同時に、図13のクロック変化区間1におい
て、クロック可変手段301は基準クロック可変信号3
02を基準クロック生成手段109に供給して基準クロ
ックを2倍とし、スピンドル制御手段5に可変回転制御
信号303を供給し回転周波数を2倍とする。また、そ
れとともに、再生指令114を移送手段123,トラッ
キング制御手段111に送り、光ヘッド4を記録済み領
域452の開始アドレス455まで移送しオントラック
させる。このときメモリ手段101のデータ量は図13
の633で示す値まで減少する。その後、比較値122
が”1”となれば、図13の倍速再生区間において再生
を開始し、クラスタD5〜D11を再生する。その後、
書き込みアドレス104と読み出しアドレス106との
差を求め、その差がしきい値632以上となれば、比較
値122は”0”となる。このとき、再生指令は”0”
となり、再生指令412により書き込みアドレス生成手
段103の動作を停止させ、メモリ手段101へのディ
ジタル情報403の書き込みを停止する。それと同時
に、図13のクロック変化区間2において、クロック可
変手段301は基準クロック可変信号302を基準クロ
ック生成手段109に供給して基準クロックをもとにも
どし、スピンドル制御手段5に可変回転制御信号303
を供給し回転周波数をもとにもどす。基準クロック11
0及び回転周波数が十分安定した後、再生指令412
を”1”とし再び再生を開始する。以降の動作は本発明
の第4の実施例に述べた通りである。
【0070】なお、本発明の第6の実施例においては基
準クロックの変化を2倍としたが、2倍以外、例えば3
倍でもよい。
【0071】以上のように、本発明の第6の実施例によ
れば、光ディスク上に記録済み領域があり、再生信号中
のディジタル情報の信号レートが出力ディジタル情報の
信号レートと同一の場合、複数の記録済み領域にわたっ
て連続的に記録することが可能である。
【0072】なお、本発明の第1〜第3の実施例におい
ては光変調を例として説明したが、光磁気効果を用いて
記録する場合も同様のことが成立する。この場合には、
記録時、記録信号は図14に示すように光ヘッド4では
なく磁気ヘッド701に加えられる点が異なる。図14
において、701は磁気ヘッド、702は磁気ヘッド駆
動手段、703は磁気ヘッド駆動信号である。記録信号
108は光ヘッド4ではなく磁気ヘッド701に加えら
れる。トラッキング制御手段111は光ヘッド4ととも
に磁気ヘッド701をトラック2にオントラックし、ま
たトラックジャンプを行う。その他は本発明の第1〜第
3の実施例と同様である。一方、再生時、光ディスク1
からは光ヘッド4により光磁気効果を利用して再生信号
が読み取られる。その後の動作は、本発明の第4〜第6
の実施例と同様である。
【0073】また、本発明の第1〜第6の実施例におい
ては、アドレスが内周から昇べきの順に付加され、内周
から記録されている場合について説明したが、外周から
記録する場合においても同様である。この場合、メモリ
手段101の書き込みアドレス104と読み出しアドレ
ス106とのアドレス差としきい値との関係を逆とすれ
ば、それ以外は本発明と同様である。
【0074】また、本発明の第4〜第6の実施例に示す
ディスク再生装置は、ディジタル情報をピット形式で記
憶した光ディスクにおいても同様に成立する。
【0075】また、本発明の第1〜第6の実施例におい
てはディジタル音声情報を記録再生する場合について説
明したが、ディジタル映像情報を記録再生する場合につ
いても同様に成立することはいうまでもない。
【0076】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の第1の実施例によれば、光ディスク上に空き領域が
ある場合において、記録信号中のディジタル情報の信号
レートが入力ディジタル情報の信号レートより大なる場
合、入力ディジタル情報を、複数の空き領域にわたって
連続的に記録することが可能である。
【0077】また、本発明の第2の実施例によれば、光
ディスク上に空き領域がある場合において、入力ディジ
タル情報を、複数の空き領域にわたって連続的に記録
し、かつ、TOCに上記分散して記録された記録済み領
域の連結情報を継続ポインタとして記録することが可能
である。
【0078】また、本発明の第3の実施例によれば、光
ディスク上に空き領域があり、記録信号中のディジタル
情報の信号レートが入力ディジタル情報の信号レートと
同一の場合、入力ディジタル情報を、複数の空き領域に
わたって連続的に記録することが可能である。
【0079】また、本発明の第4の実施例によれば、光
ディスク上に記録済み領域がある場合において、再生信
号中のディジタル情報の信号レートが出力ディジタル情
報の信号レートより大なる場合、再生ディジタル情報
を、複数の記録済み領域にわたって連続的に再生するこ
とが可能である。
【0080】また、本発明の第5の実施例によれば、光
ディスク上に記録済み領域が分散している場合におい
て、複数の空き領域にわたって連続的に再生し、かつ、
TOCに上記分散して記録された記録済み領域の継続ポ
インタをもとに再生することが可能である。
【0081】また、本発明の第6の実施例によれば、光
ディスク上に記録済み領域があり、再生信号中のディジ
タル情報の信号レートが出力ディジタル情報の信号レー
トと同一の場合、2箇所の記録済み領域にわたって連続
的に再生することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるディスク記録装
置の構成を示すブロック図
【図2】同第1の実施例におけるディスクのトラックの
構成を示す模式図
【図3】同第1の実施例における記録タイミングを示す
タイミング図
【図4】本発明の第2の実施例におけるディスク記録装
置の構成を示すブロック図
【図5】同第2の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート
【図6】本発明の第3の実施例におけるディスク記録装
置の構成を示すブロック図
【図7】同第3の実施例における記録タイミングを示す
タイミング図
【図8】本発明の第4の実施例におけるディスク再生装
置の構成を示すブロック図
【図9】同第4の実施例におけるディスクのトラックの
構成を示す模式図
【図10】同第4の実施例における再生タイミングを示
すタイミング図
【図11】本発明の第5の実施例におけるディスク再生
装置の構成を示すブロック図
【図12】本発明の第6の実施例におけるディスク再生
装置の構成を示すブロック図
【図13】同第6の実施例における再生タイミングを示
すタイミング図
【図14】本発明の第1〜第3の実施例における別の構
成のヘッドを示すブロック図
【図15】従来のディスク上のトラック構成を示す模式
【図16】従来例のディスク記録再生装置の構成を示す
ブロック図
【符号の説明】
101 メモリ手段 103 書き込みアドレス生成手段 105 読み出しアドレス生成手段 107 記録手段 116 空き領域アドレス抽出手段 119 記録アドレス抽出手段 121 アドレス比較手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/10 A 8224−5D (72)発明者 笠原 哲志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 及川 浩生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 米倉 浩行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 佐藤 善記 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スパイラルまたは同心円状のトラックを分
    割したセクタを有する光ディスクに光ヘッドを用いてデ
    ィジタル情報を記録する記録装置であって、 入力ディジタル情報を記憶するメモリ手段と、 上記メモリ手段の書き込みアドレスを生成する書き込み
    アドレス生成手段と、 記録指令に従って上記メモリ手段の読み出しアドレスを
    生成する読み出しアドレス生成手段と、 上記記録指令に従って上記メモリ手段から読み出される
    ディジタル情報を上記光ディスクに記録する記録手段
    と、 上記光ディスクからN(≧1)個の空き領域の開始アド
    レスと終了アドレスを抽出する空き領域アドレス抽出手
    段と、 記録時に上記光ディスクから記録アドレスを抽出する記
    録アドレス抽出手段と、 K番目(1≦K≦N)の空き領域での上記記録アドレス
    が上記K番目の空き領域の終了アドレスより小さいとき
    比較値を出力するアドレス比較手段と、 上記比較値が入力されるとき上記書き込みアドレスと上
    記読み出しアドレスとの差を読み取りその値が所定のし
    きい値以上の場合上記メモリ手段から上ディジタル情報
    を読み出して記録する上記記録指令を出力し、上記比較
    値が入力されないとき記録を停止し上記光ヘッドを別の
    空き領域へ移送及びトラックジャンプする上記記録指令
    を出力する記録指令生成手段と、 上記記録指令に従って光ヘッドを移送する移送手段と、 上記記録指令に従って上記光ヘッドを上記トラックにオ
    ントラックさせるとともに上記光ヘッドをトラックジャ
    ンプさせるトラッキング制御手段と、を備えたディスク
    記録装置。
  2. 【請求項2】K番目の空き領域とK+1番目の空き領域
    との継続を指示するK番目の継続ポインタを生成する継
    続ポインタ生成手段と、 所定の大きさに分割された情報領域と上記情報領域の領
    域番号及び上記情報領域の開始アドレスを記録するTO
    C領域とを有する上記光ディスク上の上記TOC領域
    に、上記K番目の継続ポインタをK番目の領域番号及び
    K番目の開始アドレスと対応させて入力ディジタル情報
    とともに記録する記録手段と、を備えた請項1記載のデ
    ィスク記録装置。
  3. 【請求項3】スパイラルまたは同心円状のトラックを分
    割したセクタを有する光ディスクに光ヘッドを用いてデ
    ィジタル情報を記録する記録装置であって、 入力ディジタル情報を記憶するメモリ手段と、 上記メモリ手段の書き込みアドレスを生成する書き込み
    アドレス生成手段と、 記録指令に従って上記メモリ手段の読み出しアドレスを
    生成する読み出しアドレス生成手段と、 上記記録指令に従って上記メモリ手段から読み出される
    ディジタル情報を上記光ディスクに記録する記録手段
    と、 上記光ディスクからN(≧1)個の空き領域の開始アド
    レスと終了アドレスを抽出する空き領域アドレス抽出手
    段と、 記録時に上記光ディスクから記録アドレスを抽出する記
    録アドレス抽出手段と、 K番目(1≦K≦N)の空き領域での上記記録アドレス
    が上記K番目の空き領域の終了アドレスより小さいとき
    比較値を出力するアドレス比較手段と、 上記記録手段の記録タイミングと上記メモリ手段の読み
    出しアドレスのタイミングとを決める基準クロックを生
    成する基準クロック生成手段と、 上記記録指令により上記光ディスクの回転周波数と上記
    基準クロックとを可変するクロック可変手段と、 上記比較値が入力されるとき上記記録指令を出力し、上
    記比較値が入力されないとき記録を停止し上記光ヘッド
    を別の空き領域へ移送及びトラックジャンプさせてオン
    トラックさせるとともに上記基準クロックを変化させる
    上記記録指令を出力する記録指令生成手段と、 上記記録指令に従って光ヘッドを移送させる移送手段
    と、 上記記録指令に従って光ヘッドを上記トラックにオント
    ラックさせるとともに上記光ヘッドをトラックジャンプ
    させるトラッキング制御手段と、を備えたディスク記録
    装置。
  4. 【請求項4】スパイラルまたは同心円状のトラックを分
    割したセクタを有する光ディスクから光ヘッドを用いて
    ディジタル情報を再生する再生装置であって、 上記光ディスクからディジタル情報を再生する再生手段
    と、 上記ディジタル情報を記憶するメモリ手段と、 上記再生指令に従って上記メモリ手段の書き込みアドレ
    スを生成する書き込みアドレス生成手段と、 上記メモリ手段の読み出しアドレスを生成する読み出し
    アドレス生成手段と、 上記光ディスクからN(≧1)個の記録済み領域の開始
    アドレスと終了アドレスを抽出する記録済み領域アドレ
    ス抽出手段と、 再生時上記光ディスクから再生アドレスを抽出する再生
    アドレス抽出手段と、 K番目(1≦K≦N)の記録済み領域での上記再生アド
    レスが上記K番目の記録済み領域の終了アドレスより小
    さいとき比較値を出力するアドレス比較手段と、 上記比較値が入力されるとき上記書き込みアドレスと上
    記読み出しアドレスとの差を読み取りその値が所定のし
    きい値以下の場合上記ディジタル情報を上記メモリ手段
    へ書き込む上記再生指令を出力し、上記比較値が入力さ
    れないとき上記メモリ手段へのディジタル情報の書き込
    みを停止するとともに上記光ヘッドを別の記録済み領域
    へ移送及びトラックジャンプする上記再生指令を出力す
    る再生指令生成手段と、 上記再生指令に従って光ヘッドを移送させる移送手段
    と、 上記再生指令に従って光ヘッドを上記トラックにオント
    ラックさせるとともに上記光ヘッドをトラックジャンプ
    させるトラッキング制御手段と、を備えたディスク再生
    装置。
  5. 【請求項5】入力ディジタル情報を記録するために所定
    の大きさに分割された情報領域と上記情報領域の領域番
    号及び上記情報領域の開始アドレスを記録したTOC領
    域とを有する上記光ディスク上の上記TOC領域からK
    番目の領域番号と、K番目の開始アドレスと対応させて
    記録したK+1番目の記録済み領域との継続を指示する
    K番目の継続ポインタを読み出す継続ポインタ抽出手段
    を備えた請求項4記載のディスク再生装置。
  6. 【請求項6】スパイラルまたは同心円状のトラックを分
    割したセクタを有する光ディスクから光ヘッドを用いて
    ディジタル情報を再生する再生装置であって、 上記光ディスクからディジタル情報を再生する再生手段
    と、 上記ディジタル情報を記憶するメモリ手段と、 再生指令に従って上記メモリ手段の書き込みアドレスを
    生成する書き込みアドレス生成手段と、 上記メモリ手段の読み出しアドレスを生成する読み出し
    アドレス生成手段と、 上記光ディスクからN(≧1)個の記録済み領域の開始
    アドレスと終了アドレスを抽出する記録済み領域アドレ
    ス抽出手段と、 再生時上記光ディスクから再生アドレスを抽出する再生
    アドレス抽出手段と、 K番目(1≦K≦N)の記録済み領域での上記再生アド
    レスが上記K番目の記録済み領域の終了アドレスより小
    さいとき比較値を出力するアドレス比較手段と、 上記メモリ手段の書き込みアドレスのタイミングを決め
    る基準クロックを生成する基準クロック生成手段と、 上記再生指令により上記光ディスクの回転周波数と上記
    基準クロックを可変するクロック可変手段と、 上記比較値が入力されるとき上記再生指令を出力し、上
    記比較値が入力されないとき上記メモリ手段へのディジ
    タル情報の書き込みを停止するとともに上記光ヘッドを
    別の記録済み領域へ移送及びトラックジャンプさせてオ
    ントラックさせるとともに上記基準クロックを変化させ
    る上記再生指令を出力する再生指令生成手段と、 上記再生指令に従って光ヘッドを移送させる移送手段
    と、 上記再生指令に従って光ヘッドを上記トラックにオント
    ラックさせるとともに上記光ヘッドをトラックジャンプ
    させるトラッキング制御手段と、を備えたディスク再生
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100484332B1 (ko) * 1995-12-08 2005-08-17 소니 가부시끼 가이샤 정보데이터기록·재생장치
JP2008505431A (ja) * 2004-07-05 2008-02-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 追記型記録キャリアに情報を記録する装置及び方法

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JP2008505431A (ja) * 2004-07-05 2008-02-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 追記型記録キャリアに情報を記録する装置及び方法

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