JPH0525828Y2 - - Google Patents

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JPH0525828Y2
JPH0525828Y2 JP7775587U JP7775587U JPH0525828Y2 JP H0525828 Y2 JPH0525828 Y2 JP H0525828Y2 JP 7775587 U JP7775587 U JP 7775587U JP 7775587 U JP7775587 U JP 7775587U JP H0525828 Y2 JPH0525828 Y2 JP H0525828Y2
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JP
Japan
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gear
spindle
gear shaft
shaft
shift rod
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JP7775587U
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JPS63186580U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は電動工具の用途切り換え機構に関す
る。
〔考案の背景〕
第5図に従来技術の一実施例を示す。同図のよ
うに、従来の用途切り換え機構は、クラツチリン
グ5を回すことによつてスピンドル4を軸方向に
摺動移動させ、噛合したラチエツト19、ラチエ
ツト20の離脱を制御することによつて行われて
いた。
しかしその際、作業者がクラツチリングとギヤ
カバ2の間に指を挟んだり、回転中に用途の切り
換えを行うには、回転するドリルチヤツク1に手
を近づけなければならないので危険を伴うなどの
欠点があつた。また、本実施例ではスピンドルの
軸方向の荷重を受けるために、スラストベアリン
グ13等の高価な軸受けを使用する必要があつ
た。
〔従来の目的〕
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、停止中あるいは回転中においても、作業者
がより安全かつ容易に切り換えを行え、より安価
な用途切り換え機構を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、用途の切り換えがシフトロツドでギ
ヤシヤフトを軸方向に摺動させて、スピンドル及
びフアイナルギヤ上に刻設されたラチエツトの噛
合、離脱を制御することによつても為し得ること
に着目し、ドリルとして使用する際には常にラチ
エツトを噛合した状態にさせ、ドライバとして使
用する際にはスピンドルを摺動可能とすることで
用途の切り換えを行うと共に、工具押付力による
スラスト荷重をスチールボールを介してシフトロ
ツドで受けるように、スピンドル、フアイナルギ
ヤ、ギヤシヤフト及びシフトロツドの関係を工夫
したものである。
〔考案の実施例〕
本考案の実施例を第1図、第2図、第3図、第
4図に示す。ギヤシヤフト11はスピンドル4に
摺動可能に嵌挿されており、嵌挿部内に埋設され
たスプリング8によつて、スピンドルは前方に、
ギヤシヤフトは後方に付勢されている。スピンド
ルはワツシヤ17を介してギヤカバ2に圧入され
たメタル7に当接している。ギヤシヤフトはイン
ナカバ3に圧入されたメタル18に摺動可能に嵌
挿され、スチールボール21及びシフトロツド2
2を介してインナカバに当接している。
第1図の状態においては、ギヤシヤフトはシフ
トロツドによつてスチールボール21を介して前
方に押圧されており、ラチエツト19およびラチ
エツト20は噛合しているので、モータの動力は
アマチユアピニオン15、ギヤ10、スピンドル
4、ドリルチヤツク1へと伝達される。この時、
スピンドル及びギヤシヤフトは相対的に摺動移動
することは不可能であるから、ラチエツトは離脱
することはなく、ドリルとして使用できる。
第2図の状態においては、ギヤシヤフトはシフ
トロツドによつて前方に押圧されてはいない。こ
の状態で、電動工具を工作物に圧接すると、スピ
ンドルは後方に摺動移動し、ラチエツトが噛合し
て第3図の状態となり、第1図の場合と同様な動
力伝達経路が形成される。この状態で先端工具に
大きなトルクが加わると、ラチエツトの噛合部に
電動工具の押圧力に抗する反力が生じて、スピン
ドルに対して電動工具本体が相対的に後方に摺動
移動し、第2図の状態となつて動力伝達経路が遮
断されドライバとして使用できる。
また、従来例ではギヤシヤフトの軸方向の荷重
を受けるためにスラストベアリング13が必要で
あつたが、本実施例ではスラストベアリングの機
能をスチールボールb一つで果たし得る。
従つて、本実施例の用途切り換え機構によれ
ば、運転中の状態においても安全かつ容易な切り
換え操作ができ、かつ安価な電動工具の用途切り
換え機構が得られる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、運転中、停止中の両状態にお
いて安全かつ容易な用途切り換えが可能となり、
スチールボールにスラストベアリングの機能を持
たせることができたので、より高い操作性、安全
性を持ち、より安価な電動工具を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の実施例で、第1図
がシフトロツドがドリル側にある状態の縦断側面
図、第2図はドライバ側で動力伝達経路が形成さ
れていない状態の縦断側面図、第3図はドライバ
側で動力伝達経路が形成された状態の縦断側面
図、第4図はシフトロツドでaはその正面図、b
はA−A断面図、第5図は従来例の用途切り換え
機構の縦断側面図である。 図において、2はギヤカバ、3はインナカバ、
4はスピンドル、5はクラツチリング、8はスプ
リング、10はギヤ、11はギヤシヤフト、13
はスラストベアリング、19はラチエツトa、2
0はラチエツトb、21はスチールボールb、2
2はシフトロツドである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 モータの動力を歯車機構を通じて先端工具へ
    伝達する電動工具において、前記歯車機構はア
    マチユア軸に刻設されたアマチユアピニオン
    と、該アマチユアピニオンと噛合するフアイナ
    ルギヤ、及び該フアイナルギヤが固着されたギ
    ヤシヤフト、及び該ギヤシヤフトが遊嵌された
    スピンドルによつて構成され、前記フアイナル
    ギヤ側面及び前記スピンドル端面にラチエツト
    を突設させてクラツチ機構を設け、前記ギヤシ
    ヤフトは前記スピンドルに摺動可能に嵌挿さ
    れ、該嵌挿部内には前記スピンドルを前方へ付
    勢するための反発部材を埋設し、前記ギヤシヤ
    フト端部にはシフトロツドを当接させ、前記ギ
    ヤシヤフトを軸方向に摺動させる装置から成る
    電動工具の用途切り換え機構。 2 前記シフトロツド及び前記ギヤシヤフト間に
    工具押付力を受けるスラスト軸受部材を具備し
    て成る実用新案登録請求範囲第1項記載の用途
    切り換え機構。
JP7775587U 1987-05-22 1987-05-22 Expired - Lifetime JPH0525828Y2 (ja)

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JP7775587U JPH0525828Y2 (ja) 1987-05-22 1987-05-22

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63186580U JPS63186580U (ja) 1988-11-30
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