JPH05257056A - カメラの自動焦点調節装置 - Google Patents

カメラの自動焦点調節装置

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Publication number
JPH05257056A
JPH05257056A JP5812392A JP5812392A JPH05257056A JP H05257056 A JPH05257056 A JP H05257056A JP 5812392 A JP5812392 A JP 5812392A JP 5812392 A JP5812392 A JP 5812392A JP H05257056 A JPH05257056 A JP H05257056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
camera
camera body
taking lens
detaching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5812392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Shida
大 志田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP5812392A priority Critical patent/JPH05257056A/ja
Publication of JPH05257056A publication Critical patent/JPH05257056A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影レンズをカメラ本体から取り外す操作を
行なうと撮影レンズを長さが最小となる繰り込み端まで
自動的に移動するカメラの自動焦点調節装置を提供す
る。 【構成】 カメラの自動焦点調節装置に、着脱手段10
1の取り外し操作を検出する検出手段103と、この検
出手段103で撮影レンズ100の取り外し操作が検出
されると、駆動手段102により撮影レンズ100をそ
の長さが最小となる繰り込み端まで移動させる制御手段
104とを備え、レンズ交換時は撮影レンズ100を繰
り込み端まで移動してから取り外し可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラの自動焦点調節装
置に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】距離環を駆動装置により駆動
して撮影レンズの焦点調節を行なう一眼レフカメラの自
動焦点調節(以下、AFと呼ぶ)装置が知られている。
このAF装置には、駆動装置をカメラ本体に内蔵したも
のとAFレンズ鏡筒に内蔵したものとがあり、いずれも
カメラ本体のバッテリーから電源を供給して駆動装置を
作動させ、繰り出し端から繰り込み端までAFレンズを
移動する。しかし、従来の自動焦点調節装置はAFレン
ズをカメラ本体に装着した状態でしか作動せず、手動操
作が可能な距離環を持たないAFンズでは、一旦カメラ
本体から取り外すとAFレンズ単体では焦点調節ができ
ない。このため、レンズ交換時にAFレンズが繰り出し
た状態でカメラ本体から取り外されることがあり、専用
のレンズケースに収納できなかったり、持ち運び時に不
便であるという問題がある。
【0003】本発明の目的は、撮影レンズをカメラ本体
から取り外す操作を行なうと撮影レンズを繰り込み端ま
で自動的に移動するカメラの自動焦点調節装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、撮影レンズ100と、この撮影レンズ100をカメ
ラ本体に着脱するための着脱手段101と、撮影レンズ
100を駆動する駆動手段102とを備えたカメラの自
動焦点調節装置に適用される。そして、着脱手段101
の取り外し操作を検出する検出手段103と、この検出
手段103で撮影レンズ100の取り外し操作が検出さ
れると、駆動手段102により撮影レンズ100をその
長さが最小となる繰り込み端まで移動させる制御手段1
04とを備え、これにより、上記目的を達成する。請求
項2の発明は、撮影レンズ100のカメラ本体からの取
り外しを禁止する禁止手段105を備え、制御手段10
4Aは、撮影レンズ100の取り外し操作時に撮影レン
ズ100が繰り込み端に達するまで禁止手段105によ
り撮影レンズ100の取り外しを禁止させる。
【0005】
【作用】請求項1では、検出手段103により撮影レン
ズ100の取り外し操作が検出されると、制御手段10
4により長さが最小となる繰り込み端まで撮影レンズ1
00が移動される。これにより、撮影レンズ100は繰
り込まれた状態、すなわち最小長さの状態でカメラ本体
から取り外される。請求項2では、制御手段104Aに
より撮影レンズ100が繰り込み端に達するまでその取
り外しが禁止される。
【0006】
【実施例】次に、図2〜7により本発明の一実施例を説
明する。図2はカメラの側面図である。カメラ本体1に
はAFレンズ2が装着されており、レンズ着脱ボタン3
を押しながらAFレンズ2を回転させると、AFレンズ
2がカメラ本体1から外れる。
【0007】図3はカメラ本体1の断面図である。レン
ズ着脱ボタン3を押すと、同ボタン3の突起3aが板ば
ね4を押し込み、板ばね4と接点5とが接触する。これ
ら板ばね4および接点5は、レンズ取り外し操作開始の
信号を発生するスイッチSWを構成している。着脱ピン
6はカメラ本体1に固定されたピンガイド9によって前
後に移動可能に保持され、ねじりコイルばね10がばね
つば6bとピンガイド9との間に取り付けられるととも
に、着脱ピン6の終端にEリング6cが設けられてピン
6がピンガイド9から抜け落ちないように保持される。
また着脱ピン6は、ねじりコイルばね10に付勢されて
カメラ側のバヨネット7のピン穴7aからピン先端部6
aが突出した状態で保持される。ソレノイド12は励磁
コイルに通電すると可動鉄心を引き込む形式のもので、
可動鉄心には連結板11が取り付けられており、ソレノ
イド12を励磁すると可動鉄心に駆動されて連結板11
がカメラの後方に移動する。これによって、着脱ピン6
もカメラの後方に駆動され、ピン6の先端部6aがカメ
ラ側バヨネット7のレンズ装着面より後退する。すなわ
ち、着脱ピン6の先端部6aがレンズ側バヨネット8に
設けられているレンズ固定ピン穴8aから抜けた状態に
なり、AFレンズ2は回転可能になる。つまり、AFレ
ンズ2を回転させるとAFレンズ2をカメラ本体1から
取り外すことができる。
【0008】図4は一実施例の構成を示すブロック図で
ある。AFレンズ2をカメラ本体1から取り外すために
レンズ着脱ボタン3を押圧すると、スイッチSWが閉路
し、レンズ取り外し操作開始の信号がマイクロコンピュ
−タ−(以下、μCと呼ぶ)13へ入力される。μC1
3は、後述する制御プログラムを実行して上述したソレ
ノイド12およびAF駆動装置14を制御する。なお、
AF駆動装置14は不図示のレンズ駆動用モータ,ギア
などから構成され、カメラ本体1に内蔵される。
【0009】図5は、μC13で実行される制御プログ
ラムを示すフローチャートである。このフローチャート
により、AFレンズ2の取り外し時の処理を説明する。
μC13は、上述したスイッチSWが閉路してレンズ取
り外し操作開始の信号が入力されると、この制御プログ
ラムの実行を開始する。実行開始後のステップS1でカ
メラ本体1にレンズが装着されているか否かを判別し、
装着されていればステップS2へ進み、そうでなければ
プログラムの実行を終了する。ステップS2においてカ
メラ本体1に装着されているレンズはAFレンズ2であ
るか否かを判別し、AFレンズ2が装着されていればス
テップS3へ進み、そうでなければステップS5へ進
む。ステップS3ではAF駆動装置14を制御してAF
レンズ2を繰り込み方向に移動させ、続くステップS4
でAFレンズ2が繰り込み端まで移動したか否かを判別
する。繰り込み端まで移動していればステップS5へ進
み、そうでなければステップS3へ戻ってレンズ駆動を
継続する。ステップS5ではソレノイド12を励磁して
着脱ピン6の先端部6aをレンズ装着面より後退させ、
AFレンズ2をカメラ本体1から取り外せるようにす
る。
【0010】図6は、レンズ着脱ボタン3が押されてA
Fレンズ2が繰り込み方向に移動している状態を示す。
この状態では、着脱ピン6の先端部6aはレンズ側ピン
穴8aに挿入されていて、AFレンズ2が固定されてい
る。図7はAFレンズ2の繰り込み完了状態を示す。す
なわち、AFレンズ2が繰り込み端まで移動し、ソレノ
イド12が励磁されて着脱ピン6が後退した状態であ
る。この状態では、AFレンズ2を回転させてカメラ本
体1からAFレンズ2を取り外すことができ、AFレン
ズ2がカメラ本体1から取り外されてスイッチSWがふ
たたび開路すると、ソレノイド12がオフしてねじりコ
イルばね10により着脱ピン6が元に戻され、先端部6
aがレンズ装着面から突出する。AFレンズ2をカメラ
本体1へ取り付けるときは、レンズ側バヨネット8の面
で着脱ピン6の先端部6aを押し込みながらAFレンズ
2を回転させ、ピン穴8aが先端部6aの位置に来ると
先端部6aがピン穴8aに挿入され、AFレンズ2がカ
メラ本体1に固定される。
【0011】このように、AFレンズをカメラ本体から
取り外す操作が行なわれると、AFレンズをその長さが
最小となる繰り込み端まで移動させるとともに、繰り込
み端に達するまでAFレンズをカメラ本体から取り外し
できないようにしたので、AFレンズは繰り込み端まで
繰り込まれた状態でカメラ本体から取り外され、取り外
したAFレンズを専用のレンズケースに収納でき、持ち
運びやすくなる。
【0012】上記実施例では、カメラ本体にレンズ駆動
装置を内蔵したカメラを例に上げて説明したが、撮影レ
ンズ鏡筒にレンズ駆動装置を内蔵したカメラにも本発明
を応用することができる。
【0013】以上の実施例の構成において、AFレンズ
2が撮影レンズを、レンズ着脱ボタン3が着脱手段を、
AF駆動装置14が駆動手段を、スイッチSWが検出手
段を、マイクロコンピュータ13が制御手段を、着脱ピ
ン6が禁止手段をそれぞれ構成する。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、撮
影レンズをカメラ本体から取り外す操作が検出される
と、撮影レンズの長さが最小となる繰り込み端まで移動
させるようにしたので、撮影レンズは繰り込み端まで繰
り込まれた状態、すなわち最小長さの状態でカメラ本体
から取り外され、取り外した撮影レンズを専用のレンズ
ケースに収納でき、持ち運びやすくなる。また、撮影レ
ンズの取り外し操作時に撮影レンズが繰り込み端に達す
るまでカメラ本体から取り外すことができないようにし
たので、レンズ交換時に撮影レンズを繰り込み端まで確
実に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】カメラの側面図。
【図3】カメラ本体の断面図。
【図4】一実施例の構成を示すブロック図。
【図5】レンズ取り外し制御プログラムを示すフローチ
ャート。
【図6】AFレンズを繰り込み方向に移動している状態
を示す図。
【図7】AFレンズの繰り込み完了状態を示す図。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 AFレンズ 3 着脱ボタン 3a 突起 4 板ばね 5 接点 6 着脱ピン 6a 先端部 6b ばねつば 6c Eリング 7 カメラ側バヨネット 7a ピン穴 8 レンズ側バヨネット 8a レンズ固定ピン穴 9 ピンガイド 10 ねじりコイルばね 11 連結板 12 ソレノイド 13 マイクロコンピュータ(μC) 14 AF駆動装置 SW スイッチ 100 撮影レンズ 101 着脱手段 102 駆動手段 103 検出手段 104 制御手段 105 禁止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズと、 この撮影レンズをカメラ本体に着脱するための着脱手段
    と、 前記撮影レンズを駆動する駆動手段とを備えたカメラの
    自動焦点調節装置において、 前記着脱手段の取り外し操作を検出する検出手段と、 この検出手段で前記撮影レンズの取り外し操作が検出さ
    れると、前記駆動手段により前記撮影レンズをその長さ
    が最小となる繰り込み端まで移動させる制御手段とを備
    えることを特徴とするカメラの自動焦点調節装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカメラの自動焦点調節
    装置において、 前記撮影レンズの前記カメラ本体からの取り外しを禁止
    する禁止手段を備え、 前記制御手段は、前記撮影レンズの取り外し操作時に前
    記撮影レンズが前記繰り込み端に達するまで、前記禁止
    手段により前記撮影レンズの取り外しを禁止させること
    を特徴とするカメラの自動焦点調節装置。
JP5812392A 1992-03-16 1992-03-16 カメラの自動焦点調節装置 Pending JPH05257056A (ja)

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JP5812392A JPH05257056A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 カメラの自動焦点調節装置

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JP5812392A JPH05257056A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 カメラの自動焦点調節装置

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JPH05257056A true JPH05257056A (ja) 1993-10-08

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ID=13075206

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JP5812392A Pending JPH05257056A (ja) 1992-03-16 1992-03-16 カメラの自動焦点調節装置

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